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2019第17節広島(ホーム)戦 [リーグ]

アディショナル残り2分、一番集中しなくちゃいけない場面でスローインからヘッド、ヘッドでつながれて最後潰せずドフリーの選手に流れてズドンと決められ同点。勝ち点1を失った鳥栖戦よりも、勝ち点2失った今回の方がもっと痛い。

あそこは誰もケアしてなかったのか。リプレイで確認してみたが、最初から人数が足りていない。本来なら守り切る時間帯で、サイドハーフのレアンドロが戻っていなければいけなかったのでは。

その足りない状況で、左サイドバックの町田が中に絞ってボールを取りに行って奪えず、柏をフリーにしてしまっていた。とはいえ行かないと野津田がシュートを打てていただろうし、詰めてなおかつ中には通させない、あるいはコースを変えて欲しかった。

あとは防げれるとすれば、スローインからのボールをもっと厳しく確実に潰すべきだった。

対する鹿島はスローインやゴールキックなどはまったくノーチャンスどころか、追い込まれているというのにね。

試合内容自体はいつものごとく良くなかったが、幸先だけは良かった。

開始早々に山口のロングクロスをレアンドロが競ってレオシルバが折り返し、再びレアンドロがシュートを打ち、相手DFに当たってコースが変わってのラッキーゴール。ただ、これはシュートを打つ意識があったこそのゴールとも言える。

これで慌てたのは広島の方で、鹿島はパスミスを高い位置から奪って何回かチャンスを作れていた。しかし、消極的というか特に山口だがバックパスばかりで、しかも相手に奪われるなどシュートにも至らず徐々に相手ペース。

この時間帯に押し込めなかったのが響いたのではと思う。山口だけではなく全員の意識が後ろ向きだったし、コースを切られるとすぐに下げ、キーパーがロングボールを蹴って失うというパターンばかりだった。ビルドアップもまともに出来なかった。

シュートを打って相手を下げさせておけば、もっと楽に試合を運べたのではないだろうか。7本は寂しい。

ドウグラス・ヴィエイラのラフプレーで三竿にもカードが出たりと不穏な空気が漂うなか、ずっと気になっていた左サイド空き過ぎ問題。完全にガラ空きになった左サイドでハイネルが受け、鋭いグラウンダーのクロスを中に飛び込んで来た柏が合わせて同点。

小池がサイドを空け過ぎなのが気になっていたが、中をケアするという指示だったのか、どっちにしろ山口のポジションも中途半端で攻めるでもなく守るでもなくだった。

1-1で折り返して後半。右寄り高い位置で得たFKを遠藤が蹴り、跳ね返ったボールを小池が拾って遠めからミドル。抑えの効いたいいシュートが枠の右に突き刺さって再勝ち越し。

広島はこの得点にも猛抗議。避けただけの町田が関与したと(結局町田の得点)、束になって審判に詰め寄っていたが、リプレイで観てもそもそオフサイドでもない。荒いプレーでのイエローカード続出など、勝って黙らせたいと強く思った・・のだが、選手にその想いは伝わらなかったようだ。

高さ対策でブエノを入れてパトリックを封じ込めにかかる作戦はアリだったが、町田の左サイドバックの位置取りが中途半端で、レアンドロの守備意識も低かった。疲れもあって土居を下げたのだろうが、手堅くいくならレアンドロの方を下げるべきだったのでは。

内容はともかく勝ち点3を取れるゲーム運びで、ゴール目前まで進めていけたが、その前からの緩い空気が気にはなっていた。嫌な予感は外れてくれずに、最後を締められずに引き分けてしまうとはまさにくたびれ損。

個別に言うと、山口はせっかくのチャンスで先制点に絡んだのだからもっと自分を出して攻めて欲しかった。気持ちが残念。小池は前回よりも良かったし、シュートも見事だったが、ポジションニングが指示なのか天然なのかスペースを空け過ぎなところが気になった。

レオシルバを含むDF陣、犬飼、町田、三竿らは最後だけ集中を欠いた勿体ない試合。伊藤は悪かった。決定機を決められないのもあるが、運動量も足りずにサボっている場面が多かった。体調が万全ではないのかもしれないが、このデキだと厳しい。

前がボールを引き出してくれないから後ろもしんどいし、仕掛ける選手もいないから攻撃の手段もない。よく2点取ったなという気もするが、だからこそレアンドロは下げられなかったのだろうか。2-1で勝ち切るつもりなら、土居を残すべきだったかなやっぱり。

リーグ前半戦のうちに首位に詰め寄るという野望は早速挫かれ、暫定5位に転落。次節磐田だが、気前良く川崎に3失点で負けているが、大岩鹿島には意地でも勝ちを譲らない構えなのだろうか。

期待しては裏切られるパターンが続いているが、もうちょっと気持ちの部分で何とかなりそうなところは、乗り切って欲しいなと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第17節 6/30(日)】(カシマスタジアム18:33KickOff鹿島/13,502人/雨)
【スコア】鹿島 2-2 広島 (前1-1 後1-1) (S 7-11)
【主審】東城穰(主審)、西尾英朗、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前01分 レオシルバ→レアンドロ 2左
(広)前27分 ハイネル→柏 4右
(鹿)後29分 小池→町田 1胸
(広)後45+4分 野津田→柏 5右
【警告】
(鹿)三竿1(前45分)
(広)ドウグラス・ヴィエイラ2(前45分)、佐々木2(後17分)、ハイネル1(後31分)、パトリック2(後38分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF c永木 犬飼 町田 小池→77ブエノ
MF レオシルバ 三竿 レアンドロ 山口→56遠藤
FW 土居→85セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 小田 ブエノ 遠藤 名古 金森 セルジーニョ
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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リーグ広島(ホーム)戦、展望 [雑感]

対広島3連戦の締めくくり。勝敗的には1勝1敗だが、この前の試合が荒れてしまったので、変な空気にならないよう平常心で臨んで欲しい。

広島はリベンジに向けて間違いなくモチベーションが高いだろうし、しっかり跳ね返したい。主審も誰になるかはわからないが、どちらかに偏ることなく冷静に捌いて貰いたい。ホームでやれるのは助かるかな。

鹿島は安部とレアンドロが戻り、広島は大迫と稲垣が戻るが、南米選手権組はコンディション的に出場出来るかどうか。時差ボケ次第だろうか。鹿島はまず怪我人の状況を把握してからだが・・。

チョンスンヒョンが離脱、安西はオフィシャルで発表されていないので状況不明。伊東と内田はまだまだ無理という噂だし、山本や鈴木が復帰するという話も聞かない。大岩お気に入りの中村もベンチ入りしていなかったのでまた怪我なのか。

白崎と伊藤は試合には出れるが万全ではないらしく、もはや戦術よりも体調で選手を選ぶしかないのがキツい。

無事なのはクォンスンテ、永木、土居、犬飼で、セルジーニョとレオシルバもちょっとだけ休みがあった以外はずっと出ている。三竿もこのところは続けて出場出来ているが、いつ再発してもおかしくない。

名古は足がつるし(故障?)、町田も後半からまともに動けてなかった。平戸は第1レグでベンチ入りしていたので出場可能とみていいのか。

0-0で入るつもりでと言っていた第2レグは、いきなりのアクシデントで完全に引いた状態になってしまった。前半のポゼッション率が25パーセント程度、後半もそのくらい押し込まれていて、10人になった後も変わらなかった。

特殊な状況だったので次もああなるとは限らないが、引いてばかりだと同じような目に遭う可能性も高い。今度は攻める意識を持ちながら、今いる選手のなかでやれるだけの対策を練って欲しい。

そもそも第1レグの時も何故最初からパトリックを使ってこなかったのか不思議で、調子が良くないとのことらしいが、とてもそうは見えなかった。ずっと昔から怖い選手だと思っているし、ドウグラス・ヴィエイラと並べられたら90分守り切れる気がしない。

もしかしたら今度は最初からその形で来るかもしれないし、柏のクロスは最重要警戒ポイント。左サイドバックとサイドハーフがカギになりそうなのでそこのところの連携を強化して欲しい。

スタメンは悩む。左サイドバックは町田にすると高さはあるがスピードがないし、意外に体力もないので走り負けてしまう。CBに関川を使うのはありだが、パトリックにはやられていたので現時点で通用するとは思えない。

となるとDFラインはクォンスンテ、永木、犬飼、町田と並べて、左サイドバックを小田、小池のどっちかにするしかないだろうか。

小池の守備力が把握出来ないが、小田は結構やらかしてしまうイメージがあり、スピードだけなら小池の方がいいようにも思える。いずれにせよどっちかを使うか、町田と関川を同時に使うかの2パターンしかないのが辛い。

ボランチは三竿、レオシルバにいって貰うとして、2列目はレアンドロと安部になるだろうか。守備のバランスを考えると安部ではなく遠藤が上かとも思うが。

トップは土居とセルジーニョで、伊藤、白崎、安部が途中交代。こうしてみると前はまだ人数が足りている。

広島のフォーメーションにもよるが、第1レグの時の3バックにはうまく対応出来ていたが、第2レグのパトリックが入ってからの形にはやられっぱなしだった。どっちできてもいいように、充分な対策を練っておいて欲しい。この試合を勝つか負けるかに、首位を伺えるかどうかがかかっているのでその気持ちを忘れないように。

日曜の試合後には天皇杯が中2日で組まれていて、本当に面倒な日程なのだがここはとりあえず考えず、控えメンバーに頑張って貰うつもりで目の前の戦いに集中。まあ、控えメンバーですら怪我人多数なのだが・・。

その後は土曜に名波磐田との対戦。これだけ低迷している名波磐田に大岩は全然勝てないのだが、そろそろ引導を渡して貰いたく、広島、北陸大学、磐田と3連勝を決めて、怪我人の復帰を待ちたい。

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ACLは鹿島と浦和が勝ち上がり、ルヴァンカップ、チョンスンヒョンが怪我 [雑感]

ACLラウンド16は鹿島が広島に2戦合計3-3のアウェーゴール差で準々決勝勝ち上がりを決め、翌日、浦和が蔚山に逆転勝ちで準々決勝に駒を進めた。

東地区からの勝ち上がりは鹿島、浦和、広州恒大、上海上港の日本2、中国2になった。準々決勝の組み合わせは再び抽選が行われるのだが、その抽選日が調べてもわからなかった。検索能力が低くてすいません。(噂だと7月2日とか?)。

日程は準々決勝第1レグが8月26日~28日、第2レグが9月16日~18日で、さすがにその頃にはベストメンバーが揃ってるんだろうね?

浦和とは準々決勝で当たっておいた方が移動の点などで都合がいいのか、分かれたうえで両者が勝ち上がってその上で対戦した方がいいのか。いぜれにせよ勝っていくしかないわけだが。

以降の日程は準決勝第1レグが10月1日~2日、第2レグが10月22日~23日、決勝第1レグが11月9日、第2レグが11月24日。放送はどこでやるかわからない。とりあえず7月には試合がないので、ケチくさくて申し訳ないがスカパーの日テレnews24の契約は解除しておいた。

あと、どこで放送するかのアナウンスは出来るだけ早く、もっと探しやすいところに提示してくれないかなあ。自分の検索能力のせいかもしれないが、オフィシャルはギリギリまで発表してくれないし。

中継はやってくれるだけで有難いとは思っているが、相変わらずゲーム以外の場所、ベンチや控え選手、サポーターなどをちょこまかとカメラで切り替えるし、無駄にアップにするしで集中しづらい。画質がいいのとリプレイでのコマ送りが簡単とDAZNより優れた部分はあるが、あのカメラワークはいつまで経っても好きになれない。解説もなんだかだったし。

ルヴァンカップの決勝トーナメト進出クラブも決定。第1レグで優位を取ったチームがそのまま勝ち進み、札幌、ガンバ大阪、FC東京、名古屋が進出。ここにACLでシードされた鹿島、広島、川崎、浦和が加わった8クラブで組み合わせ抽選を行う。

抽選日は7月28日(日)。これは調べられた。

決勝トーナメトの日程は準々決勝第1レグが9月4日(水)、第2レグが9月8日(日)、準決勝第1レグが10月9日(水)、第2レグが10月13日(日)、決勝が一発勝負の10月26日(土)埼玉スタジアム2002。

ACLのシード権を持っているのはいつも助かっている。このアドバンテージを活かしてタイトルを獲りたいのだが、なかなか勝っていけないんだよね。過密日程のせいもあるが、選手も揃わないし監督の采配も微妙だし。今年は奮起して欲しい。

来週には天皇杯も開幕。2回戦から参加させられるようになって随分経つが、4回戦からに戻す議論は全然されていない。せめてACL出場クラブや、前年度ベスト4とかには3回戦か4回戦のシードを与えてもいいと思うが。

放送はスカパーでやってくれるが、1試合だけ観るのにこの料金は高いと感じてしまう。決勝戦とかならわかるが2回戦では・・。というわけでNHKで放送されるまではスコアのみの感想になる。控えメンバーで勝ち上がって欲しいのだが。

ちなみに2回戦のNHKの放送は川崎VS明治大学。キリング至上主義の協会の思惑に乗るような失態を川崎がするとも思えないので、別のところの中継にした方が良かったんじゃないだろうか。

天皇杯のせいでちょっと日程が詰まるが、鹿島も無事に勝って貰いたいと思う。

それからチョンスンヒョンの怪我がオフィシャルで発表された。左ハムストリング筋損傷で全治5週間とか。結構重症じゃないか・・。

というか鹿島がこういった怪我を発表するのは最近では珍しく、なんなら山本や内田も長期離脱しているので詳細を発表して欲しいくらいだが、それを踏まえてみるとかなりの重症だと判断されたのだろう。

全治だし治ってからのリハビリも含めると2~3ヶ月、鹿島クオリティなら半年くらい? 鈴木みたいなことだと、今季中の復帰も厳しいくらいに思っておいた方がいいのかもしれない。なんとかならないものかね。ACLの登録もどうしたものだろうか。

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南米選手権、エクアドル戦 [日本代表]

遅ればせながらの南米選手権。

惜しかったのひとことに尽きる。

チャンスの数で言えば日本の方が上、決定機をどこかで決めてさえいれば・・という試合だった。終盤の前田が抜け出しての1対1や、中島のPA内からのシュート。どっちか決めて欲しかった。

上田は途中出場でチャンスを演出したが、肝心のシュートが枠に飛ばず。「シュートを打てるところまで持っていけている」と取るか「ゴールが決められない」と取るかは人によるだろうが、個人的には枠にも飛ばないのは心細い。

いわゆる「いい選手」で終わってしまう可能性があり、極論すれば「89分消えていても勝負を決める得点を取れる」奴の方が必要とされるわけで、ストライカーならゴールを奪ってナンボという話。

まあ、上田はまだプロではないのでこれから良くなると思いたいが、決めると決めないでは本人の経験としても違っただろう。試合後のインタビューでは「決めないと」と言っていた。

一方、得点を挙げた中島。岡崎がうまく潰れてこぼれたボールをしっかり枠内に収めたもので、半分は岡崎の貢献によるが、あそこを決められるのはさすが。

ただ、ロストも多くてリズムが悪くなるデメリットもあり、エクアドル戦で言えばトントン。最後のを決めれば勿論ヒーロー。前2試合に比べたらパスの比率も増えていたが、明らかに無理そうなところも勝負にいっていた。

勿論、全員がパスを回すだけだと崩せないので中島みたいなタイプは必要だが、もっと久保や上田を信頼してやってくれればという場面もあった。

ボランチは板倉が一戦やって落ち着いたのか、読みも良かったしパスも散らせていた。おかげで柴崎が自由にプレー出来て、多くの決定機を演出。攻守に存在感を発揮し、東京五輪のオーバーエイジでそのまま溶け込めそうだ。中島とともに当確かな。

キーパーの川島は自作自演のファインセーブが2本ほどあったが、普通にファインセーブもあった。しかし、失点シーンでは反応出来たがこぼれたところを押し込まれ、これは最近の川島のよく見るパターン。

一度は止めたところを褒めるべきなのか、あれを敵のいないところに弾けるのが名キーパーなのか・・。まあ、あれを止めろというのは無理があるので、その前のロングボールを放り込まれた対応がマズかったということだろう。もったいない失点だった。

植田と富安では富安の方が安定していた。後ろでボールを回すのは怖いからやめて欲しいが、相手を一枚はがしてから攻撃に移れるメリットもあって、あの形を採用しているのだろう。

サイドバックでは岩田がサイズもあってなかなか良かったが、杉岡は疲れ切っている感じだった。

久保は抜群の存在感。柴崎と並び立って際立って見えた。シュートの振りも速いし、見えているところもセンスがある。通らない場面もあったが、柴崎同様決定機を演出出来た。

安部は途中出場であまり試合に絡めず。三好のデキが良かったので仕方ない。三好は引いて間で受ける動きが抜群で、あれは鹿島では土居が得意とする形だが、三次の方がキレがあった。

何故そう感じたのか考えてみれば、もらってから次のプレーの選択が早かったという点だろう。周りの動き出しとかそういうのも関係あるのかもしれないが、土居は持ってから考えている感じで流れが止まってしまうことが多々ある。是非、参考にして欲しい。

(注:これはACLの前に書いた記事で、参考どころか2点も取ったので申し訳ない。判断早かったね!)

南米選手権は「せっかく招待したのに五輪メンバーで挑むとは大会軽視だ」という声もあり、意地でも決勝トーナメントに進んで鼻を明かしてやりたかったが、3位抜けならず。チリ戦で2失点に収めていても敗退だったので、ウルグアイかエクアドルのどっちかに勝たなければならなかった。

これを代表としての財産に出来るかどうかはわからないが、五輪世代の強化という点ではプラスにはなっただろう。残念だったのは大迫が一番キツいチリ戦で起用されて4失点し、その後に出場機会を失ってしまったこと。

結果論だが、トゥーロン国際に出ていた方が良かったかなとも思える。鹿島的に広島には頑張って欲しくはないが、大迫には日本代表キーパーとして成長して貰いたい。

あとは柴崎にいいオファーがあれば。全体を通して世界で通用するだけのパフォーマンスは見せられたはずなので、いい移籍先に恵まれるといいなと思っている。

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2019ACLラウンド16第2レグ広島(アウェー)戦 [ACL]

遺恨の残る試合になってしまった。

正直、これが逆の立場だったら数年レベルで怒りが収まらないジャッジだったろうが、鹿島は1点取って2戦合計2-0(アウェーゴール1)になった後から引き過ぎた。というか最初から引き過ぎだったが。

荒れる前に引き分けで終わらせないといけなかったし、相手に退場者が出た後に2-2に追いついたのなら尚更。

荒れる要素となったジャッジは土居が中林に倒された一発レッド、パトリックが関川と交錯して倒れた場面のノーファウル、柏のシュミレーションを取ってノーゴール(笛が鳴ったからボールを見送ったようには見えなかった)辺りと、佐々木のゴールになった場面での最初の町田のタックルが流されたことか。

一発レッドはリプレイで観ると土居がうまくファウルを貰ったなという感じだが、流れの中では完全に決定機阻止に見えるので取られてもおかしくない。

パトリックと関川の交錯した場面は肩でいってるので、あれくらいでは取らないという判断もわかる。ラストプレーでまたもや関川と競り合い、抱え込むようにして倒れ込んでこれはPKになったが、あれもファウルを貰いにきているプレーだし、結果、五分五分。

問題なのは柏のシュミレーションになったシーン。パスを出してから倒れたのか、ファウルを貰おうとしながらパスを出したのか・・。

いずれにせよ倒れ方がアピール色が強くて審判の心証が良くなかったのだろうか。当然、逆の立場だったら許さないレベルだということは付け加えておく。VARがあったらPKだったかもしれない。

あそこもゴールに押し込まれていたが、入ってから笛が鳴ったように見えたので(リプレイでも)、DF陣の対応としてはやられている。あの時点で2-3になっていたら広島の勢いからいって、逆転されていたかもしれない。

佐々木のゴールシーンでの最初の町田のはPAの外でファウル、イエローが妥当と思うが、主審はアドバンテージの仕草もしていなかったし、普通にノーファウルの判定だったのだろうか。

試合は負けたがアウェーゴールの差で勝ち上がり。内容もジャッジに助けられてのことで、広島側に祝福されるとは思えないな・・。

試合を振り返ると、開始2分でCBのチョンスンヒョンが怪我で交代とか、どんな練習をしているのか。怪我人が復帰するどころかどんどん増えて、やっぱり安西も故障者リスト入り。

緊急に小田ではなく関川を使った時には大岩もついに覚悟を見せたかと喜んだが、プレーを見ると今まで使わなかったのは納得のレベルで残念が過ぎる。パトリックを相手にするにはまだ荷が重かった。

左サイドバックに入った町田も同様、後半はばったりと足が止まっていて、2失点目のゴールにつながった場面、柏のシュミレーションになったシーン、いずれもついていけていない。1失点目も名古と二人で対応していて両者はがされてクロスを上げられている。

名古も攻撃を活かせる2列目に入れて貰い、先制点に絡んだがゲーム体力がなく、1失点目は柏に寄せ切れず、しかもそこで足をつって交代。サブの選手がこれではいつまで経っても下剋上はない。

犬飼も頑張ってはいたが1失点目は自身に跳ね返ってゴールになったし、ツキもない選手。あくまでも実力としては中堅、足を引っ張ることはないにせよ、周りを支えられるほどでもない。

レオシルバと三竿でなんとか支えていたが、変な失い方をするし、土居とセルジーニョも孤立してボールも収められないことが多かった。遠藤はそれでもうまく攻守に立ち回っていたが(謎のMOM)、名古が消えていたのでキツかった。

途中出場の白崎と小田は雰囲気に呑まれて何も出来なかった印象。土居は2ゴールを決めてくれてMyMVP。2点目はゴールからの角度のリプレイで観ると、サイドスピンがかかってアウトから綺麗に巻いてゴールに入ってきた。あの瞬間、勝った(引き分け以上)と思ったんだけどな。

怪我人多数でまともなスタメンを組めないなか、勝ち上がったことだけは素晴らしいこと。しかし、収まらないのは広島側だろうし、続けてリーグ戦で当たるのはかなり嫌な雰囲気。

リーグもリーグで負けられないし、負ければ「ジャッジのおかげで勝てただけ」と言われてしまう。今度は引き過ぎて疲れ果ててしまわないように、攻める気持ちを持ち、勝ってすっきりと3連戦を終わらせて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLラウンド16第2レグ 6/25(火)】(広島広域公園陸上競技場19:00KickOff広島/4,279人/晴)
【スコア】広島 3-2 鹿島 (前3-0 後1-1) (S 10-4)
【主審】アリ・サバ・アルカイシ(主審:イラク)、ヘイダー・アブドゥルハサン・ウバイディー、アミール・ダーウード・アルウィンダウィ
【得点】
(鹿)前33分 土居 1右
(広)後21分 柏↑パトリック H
(広)後27分 佐々木 左
(鹿)後35分 レオシルバ→土居 2左
(広)後45+6分 PKパトリック 右
【警告】
(鹿)三竿1(前27分)、名古1(前35分)
(広)荒木(後9分)、佐々木(後20分)、ドウグラス・ヴィエイラ(後35分)、柏(後37分)
【退場】
(広)中林(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c チョンスンヒョン→4関川 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 名古→68白崎 c遠藤→88小田
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 小田 関川 白崎 金森 伊藤 小田
【監督】大岩剛
【MyMVP】土居(1)

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他力がちょっと通じた週末とゴールキーパーのこと [雑感]

上位陣では札幌とマリノスが勝ち、暫定でマリノスには抜かれてしまったが、大分が引き分け、名古屋とFC東京が負けた。

他力で申し訳ないがこれは嬉しい。

鹿島は延期になった浦和戦に勝てば首位とは勝ち点差が3になる。あれだけ離されていて届かないと思ったが、もしかしたら前半戦のうちに追いつける可能性も出て来た。まあ、こういうチャンスをずっと取りこぼしてきたからこんな感じなのだが・・。

今はACLに全力注入なのでリーグ戦は一旦横に置いておくべきだが、気持ちが楽になったのは自分だけだろうか。

仙台戦はライブで観ていたが、久保不在が響いていたのかFC東京はディエゴと永井頼みの攻めに見えた。南米選手権に主力選手を派遣してくれたクラブの男気には感謝だが、久保の海外移籍は本決まりそうで、この先も取りこぼしていってくれるだろうか。

次節、FC東京とマリノスが直接対決なので、鹿島は前半戦の残りの広島、浦和を連勝すればかなりウキウキな展開になる。あとは勝手に自滅しないようにするだけ。

仙台はDFのシマオ・マテが体の強さを見せていたので、次に対戦する時には対策を練っておかないといけないと感じた。

と、話題はこのくらいなのだが、尺が足りないのでゴールキーパー問題を少し。

最近では外国籍のキーパーが増え、マリノスまで韓国人キーパーにしていて驚いた。(この選手だけカタカナじゃなくて韓国名表記なのは何か意味があるのだろうか)。

鹿島もクォンスンテに任せていてよそのことは言えないが、現在J1クラブのキーパーはこんな感じ。

FC東京 林
マリノス パク・イルギュ(朴一圭と表記)
川崎 チョン・ソンリョン
鹿島 クォン・スンテ
札幌 ク・ソンヨン
大分 高木
名古屋 ランゲリック(オーストラリア)
広島 大迫
セレッソ キム・ジンヒョン
浦和 西川
仙台 シュミットダニエル
清水 西部
神戸 キム・スンギュ
ガンバ 東口
湘南 秋元
松本 守田
磐田 カミンスキー(ポーランド)
鳥栖 高岳


韓国6、ポーランド1、オーストラリア1。18クラブ中、約半分が外国籍選手にキーパーを任せている状況になっている。クラブとしては戦力になっていてくれて頼もしいのだが、日本代表で考えればさすがにマズいんじゃないかという気もしてくる。

川島が未だに代表に召集されて起用されている理由がこれなのかもしれない。

川島は長く日本に貢献してくれた質の高いキーパーであることは認めるものの、このままでは未来がないことも確か。

ルヴァンカップではU21枠を取り入れて若手育成に取り組んでいるが、「日本人キーパー枠」を導入して日本のキーパーを育てるのもアリなのでは?とも思うが、それはそれで国際問題とか差別とか騒がれそうなので導入は無理かもしれない。何かいい方法がないだろうか。

せめて鹿島もクォンスンテがいる間に若いキーパーを育て(具体的には沖だが)、クォンスンテの休養コミで試合を任せられるくらいになって欲しいと願っている。

曽ヶ端が悪いわけじゃ全然ないが、どう考えてもクォンスンテが衰える頃には曽ヶ端の方がもっと衰えているだろうし(年齢+出場機会の減少)、そろそろ将来を見つめる時期にきているんじゃないだろうか。

とはいえ実際のプレーがどうであれ、ベンチに曽ヶ端がいる安心感はわかるし、外す決断が下せないのは理解出来るだけに難しい問題かな・・。今にして思えば連続出場を途切れさせてシュガーさんを出場させたのは、かなりの勇気だったんだなあ。失敗だったが。

日本のゴールマウスを守れるくらいのビッグキーパーが鹿島から出ることを期待しつつ、今はクォンに頼っておこうと、ブログの趣旨がよくわからない感じで散らかってしまいました。まる。

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ACLラウンド16第2レグ・アウェー広島戦、展望 [雑感]

第1レグホームを1-0での勝利。鹿島がアドバンテージを握った。

ホームの試合では鹿島は広島対策を練って守備をしっかりやり、先制点を取ってうまく時間を使うことが出来た。追加点の絶好機が2~3度あったので、得点を上乗せ出来ていたらもっと楽だったのだが。

広島はなんとなくホームアンドアウェーの戦い方に慣れていない感じで、2点目を失うことを怖がっていた感じもあったので、そのへんも鹿島優位に働いただろう。

しかし、今度は第2レグで広島にも後がない。リードも許していることだし、座して負けを待つということはあり得ず、全然別のチームになっていると思った方がいい。

ボランチの稲垣が退場になって出場停止なのもある。戦い方自体も変えてくる可能性があるので、そのへんの対策も練っておいて貰いたい。

第1レグでは守備が的確にハマったが当然向こうもその対策をしてくるし、更にその上を行く戦術や、別パターンでの戦い方になってきた時の対応など幅広くシュミレーションをし、ピッチの選手が柔軟に応じていきたい。

そのうえで戦う気持ち、勝つという気持ちを持ち、守りに入らずにいきたい。引き分けでも勝利だが、それは結果的にそうなるというだけで、やはり勝ちを目指して戦うべき。1点取りさえすれば相手は3点取らないといけないわけだし、その得点が大事になる。

そして、1点を取れたとしても安心せず、むしろそこから相手が吹っ切れる可能性も考慮し、追加点で心を折るような気持ちを持ちたい。

スタメンは中1週になったことだし、前節と変わらずいくだろう。足を痛めた安西が心配だが、本人は問題ないと言っているので信用するしかない。ダメだった時は無理せず交代、町田は最初から自分が出るつもりで準備しておこう。

鈴木や山本、内田、伊東らの怪我人は今のところアテにするわけにはいかないので、次のリーグ戦に戻って来てくれたらいいくらいに考えている。

前年王者のプライドを持って勝ち進みたい。勝利を待ち望んでいる。

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他力本願な週末 [雑感]

常に過密日程の鹿島が中1週は不思議な気分だが、ACLが国外クラブとの対戦だと遠征が大変なので間隔が空いている感じはしない。結果がどうなるかはまだわからないが、国内クラブ同士の対戦になったのは日程のうえではありがたい。

鹿島が英気を養っている間にルヴァンカップも行われ、今日はリーグ第16節が開催。鹿島としてはのきなみ上位陣が勝ち点を削られる前節の歓喜よもう一度!という他力本願な週末になる。

具体的にはFC東京、マリノス、名古屋、大分、札幌が削れてくれると助かるのだが、この記事を書いている時点で札幌は鳥栖に2点リードで早くも「パーフェクト」を逃している。(注:あくまで鹿島目線の話です)。

にしても鳥栖は鹿島に勝って以降ペースダウンして上位陣に勝ち点を献上しまくっており、なんであそこで取りこぼしたなか~と今でも悔しい。と思っているうちに追いつかないなかと儚く期待してみる。

鳥栖はトーレスの引退が発表されたし、金崎も今季無得点。さすがに金崎の鹿島復帰はないと思うが(お互いに)、来季はどこかに移籍するだろうか。

そういえばガンバは宇佐美の復帰がほぼ確定らしく、井手口にもオファー出したとか。トゥーロン国際で活躍した高もいるし、宮本ブーストで浮上してくるかもしれない。

鹿島も柴崎が復帰してくれると相当助かるのだが、まだ海外でやるだろう。今が一番旬な時期だけに、出場出来るクラブに移籍出来ればいいなとは思っている。レオシルバが年齢的にダウンした頃にレベルアップして帰って来て貰うのが理想的か。

まあ、大岩体制では怪我人のでいもあるが永木の扱いが酷いので、いつ移籍してしまってもおかしくないくらいなので、せめて金銭面では手厚く報いて欲しい。

五輪世代は南米選手権やトゥーロン国際で経験も積めたし、充実してきている。鹿島では沖、町田、関川、安部、上田が該当選手になる(一応、平戸や小田も)が、沖はU19世代代表だったのにクラブでサブにも入れていないので無理だろう。

大迫敬介もトゥーロン国際を回避して南米選手権に呼ばれたのに、川島にポジションを奪われてしまったら立つ瀬がないなあと思うが、チリ戦の4失点目が印象悪かったかな。

ゴールキーパーの問題と五輪世代の話は、またまとめられたら記事にしようかと思っている。

安部、上田、町田、関川とたくさん候補がいるのだから、大岩はチームの戦力としては勿論、育成という面でも彼らを大きく飛躍させて欲しいと願っている。

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南米選手権ウルグアイ戦、他 [日本代表]

南米選手権予選2戦目、ウルグアイ戦。中2日ということもあって少し布陣を変更した日本は常にリードしながら試合を進めるものの、PKとCKのセットプレーから2度追いつかれて2-2。勝利まであと1歩だっただけに惜しかった。

チリ戦で4失点しなければ3位抜けの可能性もあったのだが、次節勝って更に相手待ちだから予選突破は厳しい(というかほぼ無理?)かと思われる。勝ちたかったね。

三好が絶好調だった。ドリブルから中を囮に使ってニアのブチ抜き先制点と、岡崎が潰れたボールをダイレクトで沈めた2点目。もう1本、いい形で受けた場面もあったのだが切り替えそうとしてブロックされた。あそこはダイレクトで隅を狙って欲しかった。

安部もスタメン出場していたのだが、残念ながら爪痕は残せず。上田も途中出場でいい動きもあったが流れを変えるには至らず。

柴崎は調子が上がってきたのかいいパフォーマンスを見せていたと思う。板倉が若干バタついていたので手を焼いたとは思うが。

植田はVARで判定覆ってPK判定。相手が大袈裟に痛がりまくったおかげとホーム判定でPKになったが、その前に岡崎が倒されたのは検証すらなかったし、痛がり方か? ちょっと不運な感じがした。

キーパーは大迫から川島になっていたが、PKは止められず。昔はもっとバンバン止めていたイメージがあったが・・。カウンターで果敢に飛び出した時は「やらかした!」と思ったが、ビッグセーブで1点を防いだので、2失点は良かったり悪かったりというところだろうか。

富安(だと思うが)はCKでつききれなかったのが残念。

世界も驚く引き分けと言われているが、個人的にはチリ戦もそんなに悪くないと思っていただけにこの結果は不思議ではない。いい経験を積んでいると言えば言える。ウルグアイの本気も引き出せたし。アカデミー賞なみの痛がりっぷりだったしね。

最終戦になってしまうかもしれないが、引き続き思いっきりやって貰いたい。安部の出番は次はないかなあ。上田か安部か貴重な経験を積んで欲しい。

日本ではルヴァンカップのプレーオフが行われていた。

アウェーで札幌とガンバが磐田と長崎に勝ち、ホームで名古屋とFC東京が仙台とセレッソに勝ち。ホームの勝利はそれぞれ無失点勝利なので、順当に今回勝った4チームが勝ち上がりそうな気がする。

あと、どうでもいいかもしれないが、川崎の守田が運転免許失効中に車を運転し、運転中の携帯電話使用で摘発されたとか。クラブは1試合の出場停止を科したそうだ。

今回はよそごとだったが、鹿島の選手も規律はしっかり守って欲しい。不倫で規律を乱してもすぐに復帰出来るとか甘々なイメージがついてしまったので、身を引き締めて貰いたいところである。

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代表戦、U22日本代表トゥーロン国際大会決勝ブラジル戦、南米選手権など [日本代表]

代表戦が多数行われている。少し前になるがU22代表トゥーロン国際大会で初の決勝進出から。

無失点、複数得点で圧倒して勝ち進んできたブラジルと対戦。この世代には鹿島の選手が選ばれていないのでほぼ観ていなかったのだが、決勝まで進んだならと思ってライブ観戦。

知っている選手は高、小川、岩崎、船木、相馬くらいで、オビは名前だけ知っているという感じ。

ブラジル相手に臆することなく全体でプレスに行き、守備では体を張って守っていたが、一瞬の隙を突かれて中央突破から失点。マテウスは赤ちゃんパフォーマンスをするためにボールを奪っていたが、ちょっとナメられているなという印象だった。

それでも2点目を許さず粘っていると、ブラジルのDFのクリアミスを見逃さなかったFW小川が、上から落ちてくるボールをダイレクトボレーで合わせ、ゴール右隅に決めて同点。この得点が大きかった。

後半、日本は自信を持ってプレーし、ブラジルとも互角に戦えていたが、決定機らしい決定機は作れず。それでもゴールを割らせることなく1-1で終了し、試合終了時の表情を見れば明らかにブラジルの方がショックを受けていた。

延長戦なしのPK戦になり、ブラジルの先行。オビは最初の2本を(自分から見て)右に飛び、予測は2本とも当たったがセーブ出来ず。その後、読みを左に変えたが続けて右に2本決められ、5本目を右に張ったところ冷静に逆を突かれた。

最初の読みが当たった2本のうちどっちかを止めていればブラジルは焦ったかもしれないが、惜しかった。

日本も4本続けて枠に飛んで決まっていたが、ちょっとずつキーパーにタイミングを合わされていたしシュートも置きにいくようなものになっていった。4-5で迎えた日本の5本目のキッカーは旗手。

蹴る前に祈るような仕草を見せていて、顔つきも悲壮感が漂っていたからヤバいなと感じていたが、キッカーから見て左寄りの、コースの甘くなったシュートをガッチリキャッチされて終了。やはりPKはメンタルが大事。

惜しくも優勝はなからなかったが、ブラジル相手に90分で1-1の準優勝なら良くやったと言える。本人たちは悔しさしかないだろうが、主力が南米選手権に取られて危機感を持ちながらの快進撃で、東京オリンピックも期待出来る結果となった。

くれぐれもオーバーエイジでマスコミ向けに本田圭佑や香川を入れて現場を混乱させることのないようにお願いしたい。

目についたのはDFの岡崎。いい選手だと思ったらFC東京の選手だった。やっぱりいい選手を抱えている。

女子ワールドカップもちょっと観た。スコットランド戦、2-0から1点返されてちょっと慌てた感があったが、無事に逃げ切り。シュートがうまいという印象。鹿島が枠を外しまくっているので余計そう思うのかもしれないが。

前大会準優勝、前々大会優勝の日本女子。メンバーが変わったとはいえ、前2大会に続く成績を収めて欲しい。無事に決勝トーナメント進出が決まったらしい。

南米選手権も始まり、DAZNで録画観戦。スタメンは大迫、原、植田、富安、杉岡、柴崎、中山、久保、中島、上田、前田。

王者チリを相手にボールを持たれながらも我慢強く戦えていて悪い形ではなかったが、CKから高い打点のヘディングを決められて失点。痛い失点だったが、まだ0-1の間はなんとか出来そうな雰囲気があった。

しかし、トップに入った上田が都合4回、柴崎からのスルーパスとクロス、安部からのクロス、三好の縦パスとどこかで1本決めていれば流れは変わったかもしれないが、全て決められず。

受けるまでは抜群だが、トラップが流れたり、ダイレクトで合わせたのが枠に飛ばなかったり、一歩及ばなかったり。あそこを決められるかどうかがストライカーとしては重要で、チームを勝たせられるかの分かれ目。

0-2からも粘れてはいたが、3失点目を喰らうと意気消沈。4失点目はCBとの連携ミスだが、GK大迫の飛び出しの判断が悪かった。終わってみれば0-4の大敗で、チリもふわっとプレーする時間があってチャンスがないわけではなかっただけに、上田が決めてくれていればなと思った試合だった。

久保、中島は守備の時間が多く持ち味を封印されていた。4失点したことで3位抜けの可能性はほぼなくなった。予選通過は相当厳しくなっただろう。

ただ、内容はそこまで悪いとも思わなかったし、やれる部分もあったので、下を向くことなく残りの試合をチャレンジシして戦って欲しい。

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