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名古と小池は戦力となりえるのか [雑感]

セレッソ戦で出場した名古と小池を掘り下げてみる。

まず名古。三竿と組んでボランチでスタメン出場となったが、三竿の調子もあまり良くなくて、かなり不安定な中盤になってしまった。

三竿も変な失い方をするし、名古も収まらない。パスの精度も悪くて前につけられず、2列目の白崎とレアンドロはほとんどボールを触れていなかった。そのうえにレアンドロも簡単にボールロストするので、前半は一方的と言っていい内容だった。

個人的にはレオシルバは好みではない選手で評価低めで書くことが多いのだが、後半、交代で出て来たレオシルバとは雲泥の差。思わずアム○がビグ○ムを見た時のように「圧倒的じゃないか・・」と呟いてしまったほど。

ドリブルで局面を打開出来るプラス面はあるとはいえ、そこに関してもレオシルバとは比べものにならなかったし、大卒で入った選手なのでもうちょっと期待出来る仕上がりでないと苦しい。前半のうちにセレッソに得点が生まれていれば恐らく負けていた試合で、そうなれば戦犯になったのは間違いない。

とはいえ、使えないレベルかと言えばそこまでではなかったので、これを経験にして次につなげて貰いたい。鹿島のボランチは守備的な選手が多いので、期待される役割としては中盤の底から得点につながるパスを出せるというところだろう。急所を抉るパスを出せるような選手になって欲しいし、そうならないと使いどころがない。

次に小池。ようやく出場となり、てっきり夏でレンタル解除になるのではないかと思っていたほど。

本職は左サイドバックと聞いていたが、左サイドハーフでの出場。トレーニングマッチでもそのポジションでやっていたと大岩が言っていたので、最初からそこで使う予定だったのだろう。

ただ、試合記事にも書いたが評価は保留。厳しく言うならアウトなのだが、デビュー戦ということを考慮したうえでの甘めの採点。

まず、84分くらいの絶好のカウンター機のクロスが何の見どころもなかった点。才能を感じる選手はああいう場面でピタリと合わせてくる。どこを狙ったのかすらわからなかったし、続いてのコーナーキックも壁を超えず、というか低めの弾道で壁に当たったのでフォローのしようがない。

秋田氏でさえ「デビュー戦だから」と言葉を濁していたほど。ちなみにこの日の秋田氏のトレンドワードの「もったいない」すら頂けなかった。

サイドからのビルドアップでも収まらない場面もあり、最後は安西もあまりボールを預けなくなったようにも見えた。唯一、光る点があったのはスピードでDFを振り切って抜け出した場面。

しかし、これにしても相手が疲れていたということを考えると、どこまで通用するのかは未知数。本当にいい選手なら、あそこから更にブッちぎってシュートを枠に飛ばすまである。

そもそも左サイドハーフで使うということは、「左SB町田・左SH安西」「左SB山本・左SH安西」「左SB安西・左SH山口」「左SB安西・左SH中村」「左SB安西・左SH遠藤」etc。という数々のオプションより効果がないと使う意味がない。

担って欲しい役割としては安西を休ませつつ、試合に勝てるレベルの左サイドバックというもので、小田と比べて上か下かということになる。

個人的な手応えとしては小池も小田も微妙という感じなのだが、これだと新戦力を使わない大岩采配を否定出来ない。

使わないなら何のために補強したのだということになるし、使って戦力にならなかったら使う意味もないし、外で観ているぶんには言いたい放題である。

少なくとももう1試合くらいは観てからの判断になるが、クロスの精度が鍵になるかと思われる。出場するならそこを重点的に見ていきたい。

リーグ15節の他の試合はほぼ理想の形になって、鹿島は3位になっててびっくりだよ。

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さっかりん



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