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怪我人が復帰しないどころか増えている [雑感]

5月下旬には伊東、鈴木が復帰するという話はなんだったのだろう。

山本は何とか試合に出れるようになったがレオシルバと伊藤が離脱してしまい、相変わらず戦力が整わない。

ターンオーバーという考えはない、と言っている大岩采配のツケが回ってきているせいだが、そもそもを振り返れば、昨年のCWCで鈴木は試合に出せる状況ではなかった。あそこで無理したためにこんなに長く離脱してしまい、苦しい状況になっている。

伊東とブエノの離脱は練習中のものだが、伊東に関してはもう1年くらい? ちょっと酷過ぎる。

安西と永木が壊れていないのが奇跡的なことで、ようやく代表期間で休めてほっとしている。二人には相当手厚く報いないとダメだろう。

伊藤が抜けてしまったことにしても、明らかに調子を落としているのが画面越しに目に見えてわかるくらいだったのに使い続け、パフォーマンスも落ちて挙句に怪我。やっぱり大岩の運用に問題がある。

平戸、小田、名古は本人たちが結果を出せなかったので仕方ない面はあるが、関川、町田はもうちょっと使ってもいいし、山口はベンチにも入れないくらいに悪いのか?と言われればそこまで悪くはないように感じている。

確かに90分通してやれば守備のアラが目立ったりはしたが、交代で出てきて何も残せない金森や、微妙な貢献しかしない中村と比べて大きく劣るとは思えない。

関川にしても、セットプレーでマークを外すのが犬飼や町田よりも断然うまいように見えたし、いつまで経っても失点し続ける犬飼を軸で使っていくよりは、一旦序列を見直して均等にして、そこから競争させ直した方がいいのでは。犬飼は現時点でもうレベルカンストしているように見える。

セルジーニョは個人的には好きな選手だが、個で局面を打開出来る選手ではないし、周りがそれなりに動いてくれないと活きない。

ガンバ戦で山本を交代で下げて町田を左に入れ、安西を右に回したのは戦術的なことよりも単に山本の限界での交代だったと思うが、解説は「安西を右に回した大岩監督の手腕」と褒めていた。それにしたとしても安西が良く見えたのは山本が酷かったというぶんもある。

山本はやっと復帰してくれて右サイドバックを埋めてくれて助かってはいるが、どうしても迫力が足りず、安西があれだけ右から攻められたのなら、別に安西を左サイドバックに固定しなくても、普通に山本を左、安西を右にした方が、途中交代で山本が下がった時も修正するところが少ないように思う。

怪我人が多くて万全に戦えない状態ではあるが、もっとやりようもあるのではないかと思うのも事実。

もっとも、優勝を諦めてしまえば3位以内を目指すには絶好の位置ではあるし、もっと素直にゲームを楽しめるのだろうか・・と無理やり考えてもみたが、ブロックの外でボールを回すだけ、セットプレーはただ蹴っているだけ、シュートを打っても枠に飛ばない、では楽しみようもない。

辛うじて勝っているから気持ちもつながっているが、負けが込み出すと何の見どころもないクラブになってしまう。

選手コメントも相変わらず生温いし、下位相手2試合で勝ち点1しか取れなかったのに手応えを感じているような雰囲気は「常勝鹿島」とはかけ離れてしまっているように感じるのは自分だけか。

プチブレイク期間中に、少なくとも相手よりは走り勝てるような戦い方と、セットプレーの工夫、シュート練習はみっちりやり込んでおいて貰いたいと願っている。

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さっかりん



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