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2024第36節名古屋(ホーム)戦 [リーグ]

常にキレ散らかしている鈴木はいつか退場を喰らうだろうと思っていたが、実際こうなるまで誰も指導してこなかったことのツケが出た。

ジャッジに関しては後半攻勢に出始めた名古屋のプレーが荒くなり、個人的には特に稲垣が繰り返しのファウルで早々にカードが出てもいいと感じていたが、主審はカードを出さずにコントロールしたいと思ったのかノーカード。

荒れた雰囲気になっていたなかでのプレーだっただけに鈴木の気持ちはわかるが、放っておいても完全にカードの対象だったのでまさに余計なことだった。高い授業料を払ったが、これで次回から自重するか、出来ないようなら監督・コーチがちゃんと言い聞かせないと。

鈴木は累積で一度出場停止になっているので、今回のレッドが報復行為でプラス何試合かだったら今季は終了。チャヴリッチも契約終了予定か怪我なのか出て来る気配もないし、田川もフェードアウトしている。残り3試合をどう戦っていくのか。

名古屋は疲れもあり、ルヴァンも獲得した緩みもあってかそこまでの脅威はなかった。コメントを読むと監督は勝ち点1でも良かったような雰囲気。

そのためか10人になってからも耐え切れたし、鹿島に何回かチャンスはあった。名古がこぼれ球をボレーしたが枠に飛ばず。最近はセットプレー以外に活躍していないので、ああいうところで決めてくれないと。

引き分けは最低限、3位を狙える位置に残せたので不幸中の幸いとも言えるが、ホームで無敗といえど5試合連続ドロー。うちスコアレスが4回。

5試合で勝ち点5は2勝3敗よりも悪い数字で、負けないことも大事だが、勝てないと上にはいけない。最終節は町田戦なのでホントになんとかしないと。

ゲーム全体で言えばシュート精度がアマチュアレベル。枠に飛んだのは鈴木がDFに当てたやつだけ? 惜しいで済ますのではなく、もっと流し込む感じで前節の三竿のようなシュートを打って欲しかった。まあ、そもそもシュートチャンスもほとんどなかったが。

攻撃では三竿のところがやはりネック。仕方がないとはいえ、ここに濃野がいたら、と思うことが何度あったことか。せっかく作って右に展開しても三竿で詰まるのでやり直しが多くてリズムに乗れなかったし、他に選択肢はないのだろうか。須貝はついに移籍なのか。

仲間は気の利く守備や攻撃のつなぎは助かるのだが、ゴール前での仕事が弱い。お互いの意思疎通が出来ていないのは、ここまで固定メンバーでやっていて「それはないだろ」というガッカリ感がある。鈴木から師岡の縦パスとか、師岡?から仲間への浮き球とか。

安西は10人になってから逆に燃えていたのか、鈴木のためにと良く走っていた。津久井をサイドバックに入れて前に上げる選択はなかなか良かったが、最後の2枚を含めて決断が遅い。バランスを崩したくないという気持ちは凄くわかるのだが・・。

徳田は高さでは優位性があったが、収めて展開するまでは至らず。師岡の方が無理が効いて前にボールを進められていた。

ただ、師岡はここまでこれだけ出場していて1ゴールという結果が示す通り、FWでこの成績は物足りない。徳田と同得点だしね。まずシュートを打たないと怖さもないので、枠に鋭いシュートを打てるようになって貰いたい。次は鈴木もいないので好きに打てるよ。

柴崎はコンディションが上がって来たのか急所を突くパスが随所にあったし、カバーリングも良かった。名古屋との相性が良かっただけの可能性もあるが、前線で決める力のある選手がいれば得点につながりそうではあった。

知念は前節、膝を痛めて心配していたが無事にフル出場。柴崎との息も合っていた。後半、人数が少なくなったためか前に出て行けなくなったが、真ん中で効いていたように見える。舩橋も与えられたタスクをこなせるし、残り試合はやりくり出来そう。

こうなるとやはり問題は右サイドバックの攻撃力と、前線で得点を取れる選手の存在。名古がもう消えかかっているし、樋口のプレースキックも解説は褒めていたが個人的な印象としては微妙。中の問題なのかな。1つめのFKをトリックプレー失敗に終わったのとか残念。

順位はガンバに抜かれてここ数年の定位置5位になった。未消化の京都戦を勝てば抜き返せるし、3連勝すれば町田の成績関係なしに3位以上が確定するので、逆にシンプルになったと言えばそうだが、広島まで抜くのは難しくなった。だったら広島の優勝を応援するかな。

来週の京都戦はまだ観戦に行くかどうかを迷っていてチケットは取っていない。前売りは4日前迄とか書いてあるので水曜まで買えるのか、そこが締め切りで火曜までなのかがわかりづらいが、チケット受取(紙なので)を含めて月曜には判断しないといけない。

雨も降りそうなのと、京都の残留が確定したこと、本気で残り全部を勝ちに行くという気概がチームから感じられないことなどが躊躇っているところ。いっそ明日のエリザベス女王杯で3点勝負して当たればチケットを買うとかにする?

なんにせよ、次の試合までは1週間あるのでストライカーを誰にするかとか、対京都の分析とかをきっちりやっておいて貰いたい。

鈴木には猛省して貰い、二度とキレ散らかさないよう心に誓って欲しいと思う。

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さっかりん


(以下、個人的まとめ)
【2024第36節 11/9(土)】(カシマスタジアム 14:03KickOff鹿島/22,945人/晴)
【スコア】鹿島 0-0 名古屋 (前0-0 後0-0) (S 7-6)
【主審】(主審)上田益也、野村修、眞鍋久大、(VAR)山本雄大、梅田智起
【得点】
なし
【警告】
(鹿)中後監督1(後17分)
(名)森島1(後7分)、椎橋1(後12分)
【退場】
(鹿)鈴木(後13分)
【出場】
GK 早川
DF 三竿 植田c 関川 安西
MF 知念 c柴崎→90+2舩橋 仲間→72名古 樋口→85津久井
FW 鈴木 師岡→90+2徳田
【サブ】山田 津久井 ターレス・ブレーネル 須藤 名古 舩橋 徳田
【監督】中後雅喜
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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2024第35節川崎(アウェー)戦 [リーグ]

やっと等々力の呪いから解放された。2015年以来、9年ぶりのアウェー勝利で、シーズンダブルを喰らわせた。鬼木が監督をしている間に達成出来たことも良かった。

スローインから相手の虚を突いて、柴崎のセンタリングから知念のヘッドで先制。知念のゴールは報われないイメージが強いが、今日はちゃんと勝てた。途中、足を痛めて交代してしまったが、チームに勢いをつけたということでMyMVP。

1点取っても緩むことなく攻撃を仕掛け、安西の崩しからセンタリングの軌道が変わったが、後ろから突っ込んで来た樋口がダイレクトで叩き込んで2点目。樋口があそこまで入って来たのを久々に見た気がする。シュートもうまかった。

2点で終わらず、右サイドに流れたボールを、距離は遠かったが三竿が丁寧に左足でゴールに運んで3点目。チョンソンリョンはだいぶ反応が遅くなっているように見える。昔だったら正面の2本も止めていたかもしれない。

この前半の3得点がモノを言って、後半一方的に攻め立てられたが逃げ切り成功。鬼木は3点差でも勝てる気でいたみたいだが、確かに川崎は誰も諦めていなかった。

三浦のミドルとか、山田の決定機2本外しとか、ちょっとのところだが、全盛期の川崎のエグみは薄らいでいたのかもしれない。

町田と最後に3位争いで得失点差が響いてきそうなので、点差も重要だった。だからこそ勿体ない失点だったが、そもそもミロサヴリェヴィッチの余計なファウルで与えたFK。ヘディング強い、しか取柄のないこの選手を何故使うのか。今日ので見切って欲しい。

というか終盤のパワープレー要員としてなら切り札になるかもというくらい。来季はベンチ入りの人数が増えるみたいなので、そのくらいしか使いようがないと思うが。

左サイドバックも本職の須貝ではなく三竿。鹿島の6番は右サイドバックをやらされる運命にあるのか、お世辞にも良かったとは言えないデキだったが、どうにかこうにか勝ち切れたことが経験になれば。最後は三竿の得点が安心材料になったわけだし、プラマイで言えばプラス。

須貝は怪我なのかわからないが、練習を見て外されたのだとしたら、三竿よりも使えない状態だったということで、そこまで悪い印象はなかったのだが来季の構想から外れたのだろうか。移籍するかもしれない。

ミロサヴリェヴィッチを使うくらいなのだから、守備の人数が足りていないのだろうか。溝口が復帰したという噂を耳にしたが、他に守れる選手がいないのか。今シーズン残り4試合、知念は怪我なくやり通せるだろうか。

師岡は運動量、スプリントも良く、身体も張れていたが、肝心のゴールが決まらない。前半、柴崎からの絶好のパスでゴール前まで持ち込んだがシュートも打てず。

PKスレスレの相手クリアだったが、軽くフェイントでいなしてシュートを打つくらいのレベルに達して欲しい。もしくはコロロキ流のように相手のタックルを足に引っかけさせてPK+イエローカードを奪うとか。他にも何本か打てたシーンがあった。

あと、試合終了間際の瀬川のヒジ打ちはよくイエローで済んだなという印象。ヒジを故意に顔に当てにいったらアウトだと思うが。

鈴木は珍しくハイボールにも競って、ボールも追いかけ回して泥臭く貢献していたが、70分過ぎに自ら交代を要求して退いた。全力でやればこうなるのか・・という納得もあったが、セーブして90分やるよりかはこのスタイルでやって、控えが頑張ればいい。徳田にはチャンス。

スタメンで名古を外したのは正解。このところ全然良くなかったし、今日も途中交代だったが、まったくぱっとせず。オフザボールで見えない力になっていたら申し訳ないが、画面超しで観る限りはほとんどボールに触ってなかったような。蓄積疲労なのか開幕の頃の輝きがない。

船橋は前節良かったが、さすがに川崎の圧力を受け切るにはまだ早かったか。津久井もいいところを見せたが、コーナーでキープ出来ないのは課題。もうちょっとしっかり時間を稼いで貰いたい。

反省点の多い試合ではあったが、前半に畳みかけての3点、後半は集中力を切らすことなく猛攻に耐えて1失点に抑えての勝利。まだ上位を諦めていない姿勢は良かったし、前半のような攻撃を継続させられれば楽しみも増える。

中後も初勝利。出来れば右サイドから3本くらい決定機を作られる前に手を打って欲しかった。鈴木の交代要求がなければまだ引っ張っていたと思われるので、その場合、失点せずに済んだかどうか、かなり危なかったと思う。津久井をマルシーニョに当てた采配は見事だった。

金曜に開催されたのもかえって良かった。明日だったら大雨の心配があったので、無事に試合を消化出来て何より。これ以上、飛び飛びになったらモチベーションが保てない。

残り4試合のうち、京都とセレッソがあってその気になれば両方観に行けるし、優勝争いをしていたら無理してでも行こうかと画策していたのだが、神戸が勝ったことで優勝は限りなくゼロに近くなった。京都戦どうしようか迷うが、名古屋戦を観てから考えよう。

現地に観に行きたくなるような、そういう試合を続けていって欲しいと願う。

にしてもシュート数は終わってみれば8本で同数。前半7本だったと思うので、後半は本当に耐えるだけの試合だったんだな・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第35節 11/1(金)】(Uvanceとどろきスタジアム 19:03KickOff川崎/20,834人/雨のち曇)
【スコア】川崎 1-3 鹿島 (前0-3 後1-0) (S 8-8)
【主審】(主審)谷本涼、武部陽介、坊薗真琴、(VAR)荒木友輔、渡辺康太
【得点】
(鹿)前10分 柴崎↑知念 3H
(鹿)前18分 安西→樋口 3右
(鹿)前28分 三竿 1左
(川)後45+2分 FK山本 1右
【警告】
(鹿)三竿2(後30分)、ミロサヴリェヴィッチ2(後45+1分)
(川)瀬川3(後45+5分)
【出場】
GK 早川
DF 三竿 植田c 関川 安西
MF 知念→59舩橋 c柴崎→76ミロサヴリェヴィッチ 仲間→56名古 樋口→76津久井
FW 鈴木→76徳田 師岡
【サブ】山田 津久井 ターレス・ブレーネル 名古 舩橋 ミロサヴリェヴィッチ 徳田
【監督】中後雅喜
【MyMVP】知念(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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2024第34節福岡(ホーム)戦 [リーグ]

新体制で残り6試合全勝、3位以内に入ることが現実的な目標ながら、初戦、面白かったのは開始15分だけだった。

鈴木を左サイドハーフに置き、中央に師岡、右に藤井を配置。三竿をベンチスタートさせる布陣で、鈴木を起点にしたり藤井の突破に託したりとゴールに迫る雰囲気はあった。

しかし、福岡が冷静に対処し、鹿島側にイージーミスが増え始めてからは五分五分。決定機は作れずじまいで、セットプレーから知念のヘッドが相手キーパー正面を突いたのが唯一の得点機会だっただろうか。

尻すぼみの内容で、終わってみればシュートわずか5本の塩試合。何を目指していたのかわからない内容で、連携もバラバラ、ミスも多くて自滅気味。いつになったらワクワクする試合を見せてくれるのだろうか。

師岡は成長しているとはいえトップを張れるほどの能力はなく、プレーに精度を欠いていたしシュートが決まらないのもいつも通り。名古はどういう役割を与えられていたのかわからないままで、ほとんどボールに絡んでいるシーンを見なかった。

藤井もところどころいいプレーがあるのだが継続性がない。クロスがもうちょっとどうにか出来る範囲だったら。今のところは突撃小僧の範囲を出ない。

柴崎は守備が不安なうえ、攻撃でもミスが多くて不安定。とはいえ交代して下がってからはまったく攻撃出来なくなったので、我慢して使うしかないと思われる。樋口も悪くなかったのだが、周りとの連携でうまくいっていなかった。

徳田も受けるまでの動きはいいが、そこからの展開が雑でロストすること多々。現状ではトップに張って貰ってシュートに専念するしかない感じがする。だったらレンタル中の荒木と同じ使い方ということになるが・・。

鈴木は前半サイドに張っていい展開を見せていたが、中央に戻ってからはいつも通りな感じ。ちょうど体力も切れてきたからだろうが、ファウルを貰うプレーくらいしか出来なくなってくる。まあ、福岡のプレーも荒いので充分ファウルを貰えるのではあるが。

ちなみにドウグラス・グローリは毎回カードが出ているなと思ってちょっとだけ調べてみたら、今年と去年の4試合連続でカード出てる。鹿島戦を出場停止にしてくれ。

試合を通して安定していたのは知念くらい。三竿も守備はともかく攻撃では全然通用していなくて、慣れない右サイドバック起用で仕方ない面はあるが、これだったらCBのどっちかを休ます目的で起用した方がいいような気も。

船橋は良かった。球離れが良く、相手につかまらない立ち回りが出来ていたし、ミスも少なかった。ターレスも同様で、このへんを軸にしてもいいようにも思うが、スタメンで使うとまた違う結果になるのだろうなあとはうっすら思う。

結局、劇的に変わるきっかけのようなものもなく、多分、今年はもうこんな感じなのかなという諦めムード。せめて最終戦で町田との直接対決で勝てば3位というシュチュエーションを作れればと思うが、今のままだと「〇点差をつけて勝たないとダメ」みたいな縛りがつくことになる。

広島と神戸が負けて町田が引き分けという展開で、勢いのつく勝ち方が出来ればアンチャンあるかも!という期待を妄想するくらいは出来たのだが、それさえもさせてくれないとは。

また次の試合まで期間が空くので、しっかりと調整して今度こそ勝って欲しいと願っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第34節 10/19(土)】(カシマスタジアム 14:03KickOff/鹿島/18,939人/曇)
【スコア】鹿島 0-0 福岡 (前0-0 後0-0) (S 5-7)
【主審】(主審)飯田淳平、西尾英朗、岩崎創一、(VAR)高崎航也、大川直也
【得点】
なし
【警告】
(鹿)柴崎1(後13分)
(福)ウェリントン4(前18分)、ドウグラス・グローリ3(前39分)、前2(後26分)、松岡4(後34分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝→61三竿 植田c 関川 安西
MF 知念 c柴崎→61徳田 藤井→46樋口 名古→76舩橋
FW 鈴木 師岡→76ターレス・ブレーネル
【サブ】山田 樋口 ターレス・ブレーネル 仲間 舩橋 三竿 徳田
【監督】中後雅喜(監督交代初戦)
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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中後コーチが監督に就任、中田がFDに就任、本山と羽田がトップチームコーチに就任 [契約関係]

中後雅喜コーチが監督に就任。こちらオフィシャル

ポポヴィッチ監督の退任を受け、後任に中後コーチが昇格して就任。とりあえず6試合に全力を傾けるとあるが、このまま来年もということになったら岩政の二の舞になってしまうので、今から来季の監督を確保しつつ、中後にはうまく橋渡しをして貰いたい。

この非常事態を収めてくれるだけでも助かるので、まずは空中分解しないように選手も一丸となって乗り切って欲しい。

ネットニュースではポポヴィッチ監督が簡単なトラップを指導したところ、聞いているのか聞いてないのかわからないような態度でスルーした選手がいる、というようなことが書かれていて、本当かどうかは知らないが、そんなことになっていたとしたら大問題。

監督の起用法にも問題があるが、もしそういう選手がいたのだとしたら、それも問題。むしろ自分の立場を悪くするだけでなんのメリットもない行為だし、プロとしてやるなら聞くフリくらいはしないと。

まあ、でも今の世の中ではそれもなんらかのハラスメントになってしまうのか。

中後がどういった指導法を取るか、スタメンや戦い方をどうしてくるのかはまったく未知数。4バックのままいくのか、3バックでいくのか。鈴木のワントップは継続するのか。ミロサヴリェヴィッチを起用するのかなど。

フットボールダイレクターには中田浩二プログループマネージャーが就任。こちらオフィシャル。本山雅志アカデミースカウト、羽田憲司がトップコーチに就任。こちらオフィシャル

まさにガチガチに身内で固めたのがいい方に出るのか悪い方に出るのか。向かう方向は同じに揃えられそうだが、甘さは払拭出来ないような気はしている。

とはいえ、ここ数年は外国人監督に強く指導して貰って結果が出ず、選手たちから不満が出てバラバラになって解雇というパターンが続いているだけに、まとまる方向にだけは向かいそうではある。

ただ、それはブレーキをかける存在がなくなったことも意味していて、転がり落ちる時はノンストップなリスクも抱えていると思われる。登りつめるだけのエネルギーがあればいいのだが。

来年の編成にも注意を向けないといけないとなれば、起用法も柔軟に出場機会のない選手もうまく使わないといけない。

残り6試合全勝して3位を確保するのがまずは第一目標になるが、広島と神戸が3敗くらいして自滅した時にワンチャンスを捉えられるだけの気概も持っていて貰いたい。むしろそのくらいでないと全勝では終えられないだろうと思うが。

今のスタメンと共に、樋口と須貝、藤井の引き留めと津久井の起用、徳田の育成。このへんが勝敗以外では重要になってくる。手をつけるとしたらCBの変更と、鈴木のワントップ→2トップ変更や途中交代などあたりからだろうか。

残り6試合。来季に向けていい形で締めくくって貰いたい。個人的には京都戦はもう行かないつもりだったのだが、残留濃厚と思われた京都があっさり足を止めて若干怪しくなってきたのもあり、新生鹿島のサッカーが面白そうだったら参戦も検討している。

面白くなかったらDAZNの契約がラスト2試合前くらいで切れるので、そこで終了かもしれない。シーズンパスを売るつもりなら、魅力のあるサッカーを展開して貰えるようお願いする。

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ランコ・ポポヴィッチ監督が解任、吉岡宗重FDも退任 [契約関係]

ランコ・ポポヴィッチ監督が解任。こちらオフィシャル

順位こそ4位で踏み止まっているものの、さすがにこの内容では解任やむなしだが、湘南戦での逆転負け後も音沙汰なしだったのでてっきり今季はそのままいくのかと思っていた。このタイミングでの解任は優勝がなくなったと覚悟したからだろうか。

なんだかやることがずっとズレているような気がしないでもないが・・。天皇杯を落とした段階でも良かったように思うが、とはいえどのみち今季限りで解任するのなら、来季に向けて対外的にもアピールするために監督交代はあり。

前から書いているように、今のガチガチメンバー固定を続けていると、来年の編成にも響く。誰もサブが確定しているのに移籍してこようとは思わないし、解任には賛成。ただ、次の監督を暫定にするのか来季を見据えたものにするのか。

来季も任せるつもりだとするなら身内人事になるだろうが、それで変わるのかは微妙なところ。中途半端に受け継いで来年も、ということになればまた途中で解任ということにもなりかねない。ちゃんと経験豊富な監督にお願いしたいが。

小笠原とかにやって貰いたい気持ちはあるが、ボロボロになった時に選手と監督で分けて考える自信もないし、嫌いになりたくないのでまさに最後の一手。柳沢にはそこまで思い入れがないので、監督として結果を出してくれるのなら別にありだが、鈴木に言うことを聞かせられるかなあ。

まずは今季だけということで引き受けて貰い、来年は来年で新しい体制でやれたらそれがいいのだが、そうなると残り数試合のモチベーションがゼロになる。難しい。3位と明確な目標を掲げてそこに向かっていくのが現実的ではあるが。

ミロサヴリェヴィッチはポポヴィッチが次に就任したところに引き取って貰うしかない。エレケと同じで不要な置き土産。ミロサヴリェヴィッチを使うくらいなら若手を使った方がいいもので。

それにしてもどうしてこうなったかな・・。前半戦は2位につけて、リーグ優勝と天皇杯優勝も視野に入っていたはずなのに、急失速がハンパない。芯があるのはいいことだが、柔軟に対応出来ずに悪い状態を脱することが出来なかったのが主原因かと。

ブレずにやるのは大切だが、経歴を見てもずっと同じことで解任になっているので、まあ、そこは承知で監督を依頼したのだからしょうがないのかな。

怪我人が多数出て、ようやくフロントも決断したということだろうか。それともまた選手たちの反乱でもあったか?

天皇杯さえ勝ち上がっていれば少なくとも今季はまっとう出来ただろうに、サブメンバーの神戸に負け、湘南戦で逆転負けプラス濃野の怪我でトドメだったか。

個人的には前半戦まではポポヴィッチ称賛、後半戦でくるりと手のひら返しの解任賛成派という節操のない層に入る。しょうがないよね、未来のないサッカーだったのだから・・。

次に就任する監督は、何をおいても鈴木を悪い時に下げられる、外せる、ちゃんと動くように指導出来る力を持った人になって貰いたい。まずはそこのところ。フロントも鈴木擁護とかはやめて、審判に無暗に食ってかかるような態度から改めるように改善して欲しい。

近々時期監督発表はあるだろうが、代表ウィークで小休止が入るタイミングも見据えてのことかもしれない。来年に向け、主要選手に残留して貰えるような魅力のあるチームに生まれ変わって欲しい。

一緒に、吉岡宗重フットボールダイレクターも退任。オフィシャル

当人の人となりを知らないのでなんとも言えないのだが、ここ数年の低迷の責任は少なくともあるだろうから、当然の人事とも言える。しかし、後任を引き継いでくれる人がいるのだろうか。今の鹿島はそこそこ燃え盛っている栗だし。拾う者はいるかな?

いずれにせよ、明るい未来に向けて仕切り直して出発して貰いたい。中断明けの試合に期待する。

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