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2020年ACLプレーオフ、メルボルン・ビクトリー戦(結果のみの感想) [ACL]

(注:スカパー契約を見送ったので結果のみの感想)

まけてしまうとはなにごとだ・・。

用事があってライブでは観られないという一番の理由でスカパー契約を見送ったものの、早めに片付いてキックオフには間に合った。ただ、そこから契約してもなあ、という思いでテキストライブと掲示板の情報を追いかけてチェック。

キャンプでいいアピールをしていたと聞いていた荒木や小泉を使わず、結局、蓋を開けてみれば普通にベテランがスタメン。この時点でザーゴの思い切りの良さという点を評価出来なくなったし、不安な気持ちで試合を追いかけていた。

レオシルバも合流して間もなく、いつもゆるやかにコンディションを上げていくだけに大丈夫か?と思っていたが、掲示板やテキストライブの感じでは、昨年と変わらず制限を受けずに自由にやっている様子。そしてミスを多発している様子。

確か「ボランチが後ろ向きで持ったら仕掛けない」とか、そういうようなことをザーゴは言っていたような気がするが・・。

レオシルバはあくまでサブとしてチームを支えるという感じで使っていかないと、昨年からチームとして何も変わらないと思っていたが、結果的にやはりこうなったかという感じ。

FWの駒不足も懸念していた通りで、やっぱり1点が取れず。先制されてからは相手がベタ引きになったのかシュート数が激増したが、競っている試合でもっと仕掛けていかないといけないのでは。

交代で入った伊藤もどうだったのかわからないが、テキストでは「コースをわずかしか変えられず」とか「呼吸が合わず」とか相変わらず存在感ないんだろうなあという雰囲気。

サイドからは積極的にクロスが入っていたようで、エヴェラウドもポストプレーが出来ていた感じなのと、アラーノの動きも良さそうというのは良かった点だろうか。(実際は不明)。

クォンスンテもいいセーブをしていたようだが、失点は奈良に当たってコースが変わったとか。掲示板では失点の流れはレオシルバからとか言われていたが・・。

あとは審判に対する苦情が多かったようだが、これも変わらずなのか、負けているからそういうコメントが多いのか。

相手キーパーのトーマスがバカ当たりしていたようで、おそらくMVP級の活躍をしたのだろうと思われる。

鹿島の交代は最初からカードは足りていないとは前の記事にも書いていたが、まさか交代枠を残して負けてしまうとは。

チームのバタバタ具合からして仕方ないことなのかもしれないが、新人を使わなかったり枠を余すところから、少なくともザーゴからは「勝負師」という楽しみを感じられなかった。残念。0-1で負けるのも0-2で負けるのも一緒なのだから、何か手を打てなかったのだろうか。

プレーオフで負けてしまい、日本クラブでは史上初のACLプレーオフ敗退? 不名誉なことだ。ルヴァンカップ回りになって、川崎とは同じ組になっているがボコボコにされないだろうか。

個人的には今年は国内に専念するのもアリだと思っているので、ショックというほどではないのだが、「ACLには出場する」という気概が伝わって来なかったのが情けない。

半分は新加入の選手なのでこのプレーオフ自体は彼らが勝ち得た権利ではなかったのだが、「勝って本大会に出場し、自分たちの権利にする」という強い気持ちがあったのかどうか。

ともかくこれで天皇杯準優勝からの、オフが短くなったうえでのACLプレーオフ敗退という考えられる中では最悪の結果になり、アンチからしたらウハウハが止まらない結果となった。

コンディションどころかメンタル的にもやられることになったが、開幕に合わせて立て直していけるかどうか。

スカパーは契約しなかったおかげで少しだけ代金が浮いたが、ルヴァンカップ回りになるとジータスどころではない月額料金になるので、オサイフ的にも痛い負けだなあ・・。

2月になってからスカパーのサッカーセットを契約して、プレシーズンマッチの水戸戦を観ることにしようかね。

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(以下、個人的まとめ)
【2020プレーオフ 1/28(火)】(カシマスタジマム19:00KickOff鹿島/4,257人/雨)
【スコア】鹿島 0-1 メルボルン・ビクトリー (前0-0 後0-1) (S 17-6)
【主審】ムード・ボンヤディファルド(主審:イラン)、アリネザディアン・サイード、アリ・ミルザベイキ
【得点】
(メ)後09分 アティウ→アンドリュー・ナバウド 左
【警告】
(鹿)エヴェラウド1(後14分)、レオシルバ1(後19分)
(メ)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬 奈良 犬飼 永戸
MF レオシルバ→77伊藤 三竿 ファン・アラーノ 和泉→72白崎
FW エヴェラウド 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 関川 永木 小泉 白崎 伊藤
【監督】ザーゴ
【MyMVP】-
【スカパー】(契約せず)

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2019ACL準々決勝第2レグ、広州広大(ホーム)戦 [ACL]

かなりショック。勝てた試合だったし、勝たないといけない試合だった。

セルジーニョのバー直撃、レオシルバの最後のシュートがGKを抜くも必死のブロッキングに遭ってノーゴール。ボール半分、勝利に届かなかった。ラストシュートが決まっていたらこれほど劇的なゴールもなかったのだが・・。

レオシルバは今年一番といってもいいほど良かった。時々、最終ラインで切り返す怖い部分はあったが、攻守にバランスが良く、あっという間に3列目から前線に顔を出して間で受けたり、神出鬼没。

同点ゴールもセルジーニョに当たったとはいえ、コースを狙った結果見事なゴール。それだけにラストプレーでPA内に入って行った時は「入る!」と思ったのだが。股抜きではなく脇を狙うんだな。

勝敗を分けたのはボール半分と書いたが、厳しく言うなら交代組が機能しなかったこと。相馬はある程度仕掛けていたがキレがなく、ピンポイントで入るクロスもなかったし、シュートにもほとんどいけていない。

上田は経験不足なのが出たのか、無駄なファウルを繰り返して相手に時間を使わせてしまったし、ボールを収めることも出来なかった。

山口は論外。期待していた選手だが、あれほど臆病な選手になってしまっているとは。エリア内で持っても周りを探して結局パスを選択するし、もっと貪欲にゴールを狙って欲しかった。シュートは打ったのか? あれでは使って貰えないのも納得。

主審のジャッジも前半と後半でガラリと変わってしまって戸惑った。前半は鹿島寄りで相手にすぐイエローカードが出たが、後半は鹿島の選手がファウルを受けても流され、特にゴール前で名古がドリブルで入って行って倒されたのはファウルだと思う。

チーム全体で言えば、後半早々に得点を挙げて同点になった後の押せ押せの時間帯に攻め切れなかったことが響いた。もっとシュートを打つ意識、雨でピッチも濡れていただけに、グラウンダーのシュートを遠目からでも打って欲しかった。

失点シーンはマークについていた町田のミスだろう。完全に振り切られていたし、わざわざ左サイドバックで起用して高さ対策を練ったのに、肝心のセットプレーではがされてしまうとは。クロスも得点になりそうだったのはグラウンダーで入れた1本だけ。

伊藤は珍しく運動量があったが、チャンス自体が巡って来なかった。フリーの町田にパスした場面はいつもだったら打っていたと思うが、せっかく出したのに町田のクロスがキーパーへの優しいパスでガッカリも甚だしい。

小泉も攻めに参加出来ていたが、得点になりそうなクロスなし。運動量は凄かったが、内田はやっぱり出れないのか。3枚目のカードで出て来てチームを勝利に導いてくれるかと思っていたのだが。チョンスンヒョンはゴール前での力強さなし。得点取れそうなチャンスはあった。

セルジーニョはACLでは輝いている。ポストプレーも出来ていたし、惜しいシュートもあった。前半のバイシクルと後半のバー直撃。どっちか入っていれば。

試合は1-1の引き分けとなり、アウェーゴールでの敗退。やはりアウェーでの無失点が敗着。よく戦ったとは言えばそうだが、敗退してしまったら意味がない。

終わってしまったのは取り返しようがないが、前を向いていくしかない。幸い次の試合は1週間後なので、連続でタイトルを失うなんてことのないよう調整して貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL準々決勝第2レグ 9/18(水)】(カシマスタジマム19:00KickOff鹿島/13,835人/雨)
【スコア】鹿島 1-1 広州広大 (前0-1 後1-0) (S 13-5)
【主審】アハメド・アルカフ(主審:オマーン)、アブバカル・サリム、ラシド・アルゲイシ、(追加審判)モハンマド・トゥマ・アハドメフ(ヨルダン)、アハメド・ファイサル・アラリ(ヨルダン)
【得点】
(広)前40分 CKフアン・ポーウェン↑タリスカ H
(鹿)後06分 永木→レオシルバ 1右
【警告】
(鹿)永木1(後1分)、上田1(後41分)
(広)フアン・ポーウェン1(前9分)、ジョン・ジー1(前31分)、アンデルソン・タリスカ1(後34分)、ヤン・リーユー1(前42分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小泉 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバc c永木→81山口 セルジーニョ 名古→69相馬
FW 伊藤→72上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 小池 関川 山口 相馬 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【スカパー】選手のアップし過ぎ、バックスタンド側の選手のアップとか意味がわからない

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2019ACL準々決勝第1レグ、広州広大(アウェー)戦 [ACL]

まず最初にビビったのはオフィシャルが試合終了後に1-0での勝利となっていたこと。個人がやっているブログじゃないんだから有り得ない。88分にオウンゴールて。23:07分頃に見た時にはさすがに修正されていたが、どういう作業を行ったらああなる。

と、オフィシャルの大ボケは無視するとして、アウェーで0-0の引き分けは負けないという最低限の仕事はしたと言えるが、アウェーゴールを取れなかったのが痛い。第2レグの相手の1点の重みが大きくなった。

次を勝ち切るしかなくなったが、2年前から勝たないといけない試合を引き分けることが多いのでどれだけ成長しているか。リーグ戦でも「ここぞ」の試合を勝てていないので、腰の引けた試合よりも打ち合う覚悟で攻めて欲しい。

スタメンは内田を使わず永木もサブスタート。大岩の中で永木の評価がどうなっているのかわからないが、サイドバックから解放されたのは良かった。まあ、結局はサイドバックで交代出場だったが。

小泉は前節の反省を活かして無闇に飛び込まず、ボールだけを刈り取れていた。攻撃にも参加出来るようになってきている。交代は体力的に厳しくなってきたところだったので、いいタイミングだったかと。

スコアレスドローになったのは、クォンスンテが3つほどビッグセーブで救ってくれたおかげ。1対1でも止めてくれたし、枠を捉える鋭いシュートも止めた。FKで一人が転んで注意を引きつつ、もう一人が枠を抉って来るというトリックプレー(?)にも対応した。

守備全体としては粘り強く守れていたし、思っていたよりレオシルバが復調していた。フラフラと自由なポジション取りは相変わらずだが、要所で相手を抑えていたし、切り返しも決まって攻撃にも絡めていた。

ミドルは2本?打ったと思うがどちらも枠に飛ばず。打って行くのはアリだが、枠を脅かして欲しい。自分の形で打てていただけに惜しまれる。

鹿島のシュートは鋭く行って枠を外すか、ヒョロっとキーパーの前に転がるかのどっちかだったので、得点が入らなかったのは必然。白崎はいくつかあった決定機を決めて欲しかった。

全体で言えば攻撃に入った時のスピード感がなく、手数をかけ過ぎていたように思う。もっとシンプルに攻めてもいいのではと思うシーンが何回もあった。カウンターをシュートで終われずに逆カウンターになって危ない場面を作ってしまうなど、やり切る意識を持ちたい。

あとは主審が冷静に裁いてくれたこと。終了間際のパウリーニョ?がチョンスンヒョンともつれてPA付近で転んだ場面は、劇場型Jリーグ主審団なら「キタコレー!」とばかりに笛を吹いて一目散にペナルティスポットに駆け寄っていただろう。

他の接触プレーやオフサイド判定も安定していたし、このくらいのジャッジをしてくれれば納得もいく。

町田の左サイドバック起用も当たっていた。高さで負けなかったのがメリットだった。攻撃面では単調で鋭さもなかったが、決定的なクロスを上げられることもなく集中してやれていた。

セルジーニョは最初から頭にテーピングしての出場とか珍しかったが、悪い意味でメリハリがあったと言うか、ポストプレーでしっかりつないでくれたと思えば、凡ミスでボールを失ったりと不安定。白崎と共に疲れがあるように感じる。

伊藤は機能していたのかどうか・・。何回か裏を取ろうと動いていたように見えたが、味方がロングボールを蹴らないのでそのうちに走るのをやめてしまった感じ。ボールを引き出す動きも少なく物足りない。時々戻ってプレスをかける守備はやれていた。

ターンオーバーを考えずに全力で臨んだ試合を0-0で引き分け、若干苦しくなった感は否めないが、次に勝てば救われる。

日曜の清水戦、来週のルヴァンカップのアウェー、ホームと過密日程が続くが、疲労の少ない選手から使ってダイナミックな試合で勝っていって欲しいと思う。監督の采配に注目。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL準々決勝第1レグ 8/28(水)】(広州天河体育中心体育場21:00[現地21:00]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】広州広大 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 11-14)
【主審】アブドゥルラフマン・アルジャシム(主審:カタール)、タレブ・アルマッリ、サウードアフメド・アルマカーレハ
【得点】
なし
【警告】
(鹿)チョンスンヒョン1(後18分)
(広)シュ・シン1(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小泉→72永木 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 セルジーニョ 白崎→90名古
FW 伊藤→66上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 小池 関川 名古 永木 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-

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2019ACLラウンド16第2レグ広島(アウェー)戦 [ACL]

遺恨の残る試合になってしまった。

正直、これが逆の立場だったら数年レベルで怒りが収まらないジャッジだったろうが、鹿島は1点取って2戦合計2-0(アウェーゴール1)になった後から引き過ぎた。というか最初から引き過ぎだったが。

荒れる前に引き分けで終わらせないといけなかったし、相手に退場者が出た後に2-2に追いついたのなら尚更。

荒れる要素となったジャッジは土居が中林に倒された一発レッド、パトリックが関川と交錯して倒れた場面のノーファウル、柏のシュミレーションを取ってノーゴール(笛が鳴ったからボールを見送ったようには見えなかった)辺りと、佐々木のゴールになった場面での最初の町田のタックルが流されたことか。

一発レッドはリプレイで観ると土居がうまくファウルを貰ったなという感じだが、流れの中では完全に決定機阻止に見えるので取られてもおかしくない。

パトリックと関川の交錯した場面は肩でいってるので、あれくらいでは取らないという判断もわかる。ラストプレーでまたもや関川と競り合い、抱え込むようにして倒れ込んでこれはPKになったが、あれもファウルを貰いにきているプレーだし、結果、五分五分。

問題なのは柏のシュミレーションになったシーン。パスを出してから倒れたのか、ファウルを貰おうとしながらパスを出したのか・・。

いずれにせよ倒れ方がアピール色が強くて審判の心証が良くなかったのだろうか。当然、逆の立場だったら許さないレベルだということは付け加えておく。VARがあったらPKだったかもしれない。

あそこもゴールに押し込まれていたが、入ってから笛が鳴ったように見えたので(リプレイでも)、DF陣の対応としてはやられている。あの時点で2-3になっていたら広島の勢いからいって、逆転されていたかもしれない。

佐々木のゴールシーンでの最初の町田のはPAの外でファウル、イエローが妥当と思うが、主審はアドバンテージの仕草もしていなかったし、普通にノーファウルの判定だったのだろうか。

試合は負けたがアウェーゴールの差で勝ち上がり。内容もジャッジに助けられてのことで、広島側に祝福されるとは思えないな・・。

試合を振り返ると、開始2分でCBのチョンスンヒョンが怪我で交代とか、どんな練習をしているのか。怪我人が復帰するどころかどんどん増えて、やっぱり安西も故障者リスト入り。

緊急に小田ではなく関川を使った時には大岩もついに覚悟を見せたかと喜んだが、プレーを見ると今まで使わなかったのは納得のレベルで残念が過ぎる。パトリックを相手にするにはまだ荷が重かった。

左サイドバックに入った町田も同様、後半はばったりと足が止まっていて、2失点目のゴールにつながった場面、柏のシュミレーションになったシーン、いずれもついていけていない。1失点目も名古と二人で対応していて両者はがされてクロスを上げられている。

名古も攻撃を活かせる2列目に入れて貰い、先制点に絡んだがゲーム体力がなく、1失点目は柏に寄せ切れず、しかもそこで足をつって交代。サブの選手がこれではいつまで経っても下剋上はない。

犬飼も頑張ってはいたが1失点目は自身に跳ね返ってゴールになったし、ツキもない選手。あくまでも実力としては中堅、足を引っ張ることはないにせよ、周りを支えられるほどでもない。

レオシルバと三竿でなんとか支えていたが、変な失い方をするし、土居とセルジーニョも孤立してボールも収められないことが多かった。遠藤はそれでもうまく攻守に立ち回っていたが(謎のMOM)、名古が消えていたのでキツかった。

途中出場の白崎と小田は雰囲気に呑まれて何も出来なかった印象。土居は2ゴールを決めてくれてMyMVP。2点目はゴールからの角度のリプレイで観ると、サイドスピンがかかってアウトから綺麗に巻いてゴールに入ってきた。あの瞬間、勝った(引き分け以上)と思ったんだけどな。

怪我人多数でまともなスタメンを組めないなか、勝ち上がったことだけは素晴らしいこと。しかし、収まらないのは広島側だろうし、続けてリーグ戦で当たるのはかなり嫌な雰囲気。

リーグもリーグで負けられないし、負ければ「ジャッジのおかげで勝てただけ」と言われてしまう。今度は引き過ぎて疲れ果ててしまわないように、攻める気持ちを持ち、勝ってすっきりと3連戦を終わらせて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLラウンド16第2レグ 6/25(火)】(広島広域公園陸上競技場19:00KickOff広島/4,279人/晴)
【スコア】広島 3-2 鹿島 (前3-0 後1-1) (S 10-4)
【主審】アリ・サバ・アルカイシ(主審:イラク)、ヘイダー・アブドゥルハサン・ウバイディー、アミール・ダーウード・アルウィンダウィ
【得点】
(鹿)前33分 土居 1右
(広)後21分 柏↑パトリック H
(広)後27分 佐々木 左
(鹿)後35分 レオシルバ→土居 2左
(広)後45+6分 PKパトリック 右
【警告】
(鹿)三竿1(前27分)、名古1(前35分)
(広)荒木(後9分)、佐々木(後20分)、ドウグラス・ヴィエイラ(後35分)、柏(後37分)
【退場】
(広)中林(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c チョンスンヒョン→4関川 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 名古→68白崎 c遠藤→88小田
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 小田 関川 白崎 金森 伊藤 小田
【監督】大岩剛
【MyMVP】土居(1)

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2019ACLラウンド16第1レグ広島(ホーム)戦 [ACL]

怪我人が復帰せず、セレッソ戦から登録外のレアンドロを遠藤に代えただけの布陣。

体力的にもつかどうかが心配だったが、広島の対策を練っていたのかしっかりと守れていた。非公開練習の成果があったのか、初めて相手に合わせた守り方が出来ていると感じた。前半は隙を見せず、危ない場面もほとんどなしと言ってもいい。

ただ、広島もミスが多かったし、2点目を恐れていたのか無闇に攻めてはこなかった。1-0というスコアもあって膠着した試合になったように思われる。

無失点1点差勝ちは順番から言って上から3番目のデキだが、アドバンテージは握れた。欲を言えばキリがないが、もうちょっとカウンターの精度が高ければ追加点は取れたはずだが・・。

堅く守って入った鹿島は、広島にポゼッションを握られながらもシュートを打たせず。クォンスンテのパントキックを前線でセルジーニョが落とし、拾った土居がセンターライン付近からドリブルでライン際まで抉ってクロス。DFに当たって浮いたボールをセルジーニョが頭で押し込んで先制点。

DFの後ろからの入り方もうまかったし、気持ちのこもったヘディングだった。セルジーニョはトップでボールも収まっていたし、ACLだと何故か輝く初号機仕様。MyMVP。

土居は先制点のアシストは良かったが、厳しく言えば見せ場はそこだけ。その前のシュートを打てそうな場面も切り返してブロックされたし、カウンターになってもフリーの選手を使えずまごまごして完結出来ない。土居はカウンターは本当に下手。

後半アディショナルタイム残り少しという場面で相手ゴール前、キープせずに攻めに行った姿勢はまだいい。得失点差もあるから。しかし、攻めるなら相手に当ててカウンターを受けるとか一番やってはいけないことをしてはいけない。

カウンターに関してはレオシルバや白崎にしても同様で、フリーの選手を使わずに自分で打って、しかもヘロヘロのシュートでキーパーへのサービスボール。もっとシンプルにフリーを使うとか決めないと、いつまでもあんな感じになるのでは。

レオシルバはミスも少なかったしいつもより慎重にプレー出来ていて、頼もしい存在だった。三竿もセレッソ戦のような不安定なところもなく、ガッチリ潰しに行けていた。永木は時々ミスがあって不安だが、疲れが出ているのだろうか。

ずっと酷使されている安西も途中交代で、やや左(?)足を引きずるような仕草を見せていて心配。大事なければいいが。

遠藤は久々の出場だったがらしさは出せていて、守備もしっかりやれていたし、裏を狙うパスや自身の裏抜け、シュートも枠に鋭く飛んだ。来週も任せていいだろう。

カウンターの精度が酷かったりだとか、相変わらずセットプレーとスローインに工夫がないとか不満はあるが、ホームアンドアウェーの第1レグホームという状況の中ではうまくやれた試合だと思う。

後半15分過ぎあたりから疲れからか集中力が切れたからか、変なボールの失い方を連発して危ない時間帯があったが、そこは修正点だろう。

ジャッジは鹿島側から言えばコーナーを2つくらい逆の判定をされたりファウルの判定もブレていたりと微妙な感じもするが、広島のオフサイド(シュートは枠を外れた)もギリオンサイドに見えたし、基本的にどっちと言うより単に下手だったという印象。

第1レグの1-0勝利でまずは先手を取った鹿島だが、次はアウェー。広島も手をこまねいてはいないだろうし、こっちがリードしている状況だともっとリスクを賭けて攻めてくる。

今回、守備をうまくやれたからと言って次もそのままということはないだろうし、相手の思惑のもうひとつ上を行く対策で勝ち進めて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLラウンド16第1レグ 6/18(火)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/13,179人/曇のち晴)
【スコア】鹿島 1-0 広島 (前1-0 後0-0) (S 8-10)
【主審】アシズ・アシモフ(主審:ウズベキスタン)、ルスラン・セラジディノフ、アリシェル・ウスマノフ
【得点】
(鹿)前24分 土居↑セルジーニョ 3H
【警告】
(鹿)なし
(広)稲垣(後37分、後41分)
【退場】
(広)稲垣(後41分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c チョンスンヒョン 犬飼 安西→73町田
MF レオシルバ 三竿 白崎→90山口 c遠藤→81伊藤
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 平戸 町田 名古 金森 伊藤 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(2)

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2019ACL予選(6)山東魯能泰山(ホーム)戦 [ACL]

先制されて前半0-1で終わった時には「やっぱりか」と早くも諦めムードになったが、山本、伊藤の投入が功を奏し、3分で2点取って逆転。追いつかれることなく2-1で勝ち切り、無事に予選突破を決めた。

1位通過が確定していた山東はチャーター機プラス主力を出して鹿島を潰しに来ていたが、ピッチにいる助っ人外国人は同点になった時点でモチベーションがなくなっていた。それも味方したが、付き合って気持ちを切らさずにやれたことは良かった。町田も足をつるまで走れた。

スタメンは出場停止の安西以外はいつものレギュラーメンバー。CKであっさり失点した時には主力を出してこれでは・・と思っものだったが、なんとかなった。

しかし、引いて守る相手にブロックの外で回すだけという何の策もない「ボール回しの練習」は観ている側の気持ちも下がるし、得点も入らないので改善して欲しい。

アタックに行って失うならまだしも、パスを回しているうちに無駄に失うとか、我慢出来なくなったレオシルバがまったく可能性のないミスパスで失うとか。ミドルを打って崩すことも手なのだが、打つというより打たされるという枠外ミドルではテンポも上がらない。

転機は永木を下げて山本を投入してから。慣れない右サイドバックとはいえ、さすがは本職。叩き2戦目で攻撃もスムーズになり、中にボールが入るようになって得点気配も近づいてきた。

同点弾はCKから。レオシルバのキックは手前の壁を超えないのでやめて欲しいと思っていたのだが、山本がニアに鋭く入ってバックヘッドですらし、相手がクリア(ハンド?)にもたついたボールを交代で入っていた伊藤が反転しながらゴールに蹴り込んだ。

それまでまともに枠に飛ばないシュートばかりだったが、ストライカーらしい反応だった。ずっと調子を落としていた伊藤の久々のゴールで雰囲気も良くなった。

一転して攻めに出た山東の逆を突いて自陣からのロングカウンター。中央で受けたレオシルバがドリブルで運んでから、左に上がって来た伊藤にギリギリのところでパス。難しいボールだったが伊藤が右足アウトサイドで、滑り込んで来たキーパーの頭を抜くループで逆転。

この得点は決めた伊藤が凄かったと思う。オフサイドギリギリだったし、右にもフリーで選手が走っていたのにレオシルバは伊藤を選択した。利き足と逆になってセルジーニョともカブっていたのに、よく決めた。

レオシルバは前半終了間際にもカウンターのビッグチャンスでパスを出さずに相手を引き付けて、結局倒されてシュートにまで至らなかった。伊藤のアシストもオフサイドになりかけていたし、もうちょっとシンプルにやれないものだろうか。

相変わらず凡ミスでピンチを招くこともあるし、PAすぐ外の絶好のFKでも枠外に吹っ飛ばすし。前線まで上がって攻撃に絡む運動量や、結果的に2点に絡んだので「プロは結果」という言葉に従えばいい選手であることは間違いないのだろうが。

山本は復帰戦が慎重過ぎて大丈夫かと思っていたが、今回はギアを上げて来た。上下運動も良かったし、クロスの質も高かった。セットプレーでひと工夫出来るようになったのも大きい。何よりこれで永木が不遇な待遇から解放される。鳥栖戦ではひと休みして、ボランチで復帰して貰いたい。

中村はオフザボールがうまくないというか土居と比較するとチームへの貢献度が低い。クロスを左足から持ち替えて右足シュートなんかは技術は高いのだが、枠に飛ばない。あれが決まればスペシャルな選手なのだが。もっとドリブルでブチ抜いてくれないと戦力としては足りない。

土居はつなぎ役としては最高だが、シュートがまったく枠に飛ばなくなっている。相手から逃げるプレーも多くて、攻め込めない原因のひとつでもある。いてくれて助かる部分も大きいので、そのへんは良し悪しだが。

山東は捨てゲームにはしないが勝てば幸いくらいの感じだったのだろうか。チャーター機で3時間で到着とか恐ろしいな金の力。

ペッレは空中戦に競らずに倒れたり、ちょっと顔に当たるだけで痛がってファウルを主張したり気持ちのいい選手ではない。次はもっとぶっ飛ばすくらいの迫力でやってもいい。

その点、チョンスンヒョンはガッツリ行けていたが、審判との相性が悪くてたいていファウルになっていた。不運。

先制された場面はゴールラインを割ったか際どいところだったが、普通にゴールインと判定されていた。しっかり見えていたのだろうか。

とにかく、勝って予選を通過出来たことは2年前のリーグ戦とは違う。あっさり先制されたりとか、ボール回しの時間が多いことなど改善されない部分はあるにせよ、結果は出せたと思う。

緩めることなく、この流れをリーグ戦につなげていきたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(6) 5/22(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/8,836人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 山東魯能泰山(中国) (前0-1 後2-0) (S 12-4)
【主審】ハミス・モハメド・アルクワリ(主審:カタール)、ユースフ・アレフ・アルシャマリ、ザヒー・スナイド・アルシャマリ
【得点】
(山)前11分 ジウ↑フェライニ H
(鹿)後23分 伊藤 3右
(鹿)後35分 レオシルバ→伊藤 4右
【警告】
(鹿)なし
(山)テー・ティエンユ1(前16分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF c永木→55山本 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿c 白崎→85安部 中村→63伊藤
FW セルジーニョ 土居
【サブ】曽ヶ端 山本 関川 遠藤 安部 金森 伊藤
【監督】大岩剛
【MyMVP】伊藤(2)

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2019ACL予選(5)ジョホール・ダルル・タクジム(アウェー)戦 [ACL]

酷い試合だった。

こういう書き始めで書く試合記事が何試合めになるだろうか。

スタメンの選定、交代カードの切り方、どこでギアを上げてどう攻めるのか。まったく感じられないのはいつものことで、選手任せであることをこの頃は公言しているくらいなのだから、結局は運任せの勝敗になる。これもいつも書いているが。

「ACLを捨てにかかっている広島」と言っていたことはすいません。あっさりと1位通過を決めてしまったし、リーチをかけながら引き分けさえ取りに行けない監督とは大違い。2年前のリーグ戦終盤もこんな感じだった。チームが進歩していない。

攻撃では伊藤が第一に悪かった。マンオブザワースト。前半の遠藤からの絶好のパスをドフリーで外したのを始め、体が重くて一歩めが出てこない。その後も幾度となく決定機がありながら、全て決められず。開幕当時のキレ者だった面影は今や見る影もない。

しかし、こうなることはここ数試合の動きを見ていればわかることで、もっと動ける選手を選んで欲しかった。

レオシルバは悪い時の方で、パスも全然合わないし、決定機も決められなかった。相手の運動量が落ちた時間帯でも無双出来なかったし、一人の選手のコンディションで勝敗が決まるやり方にはずっと反対している。

安西は終始守備に追われて何も出来なかったし、あれなら町田を左サイドバックで張りつけて安西を前に使った方が余程マシだったと思える。

とはいえ町田も冴えないプレーが多く、すぐにバックパスで逃げるし、あわや失点に直結しそうなプレーもあった。ビルドアップに何ひとつ貢献出来ていないし、絶対に守ってやるという気迫を感じない。セットプレーでも高さで勝てていない。

そして犬飼。今季無失点試合が1回しかないのが納得出来るワンプレー。失点シーンは普通に対応すれば防げた。無理に取りに行ってかわされ、そのままシュートを打たれるとかどれだけ危機意識が低いのか。代わりがいないから仕方ないとはいえ、これだけ失点が減らないなら関川でもいいと思える。

平戸が三竿ほどの強度がないために中盤でボールを拾えなかったのも苦しい展開になった要因のひとつだが、全体的に運動量が足りていない。脚がつるほど走っている選手はいるのだろうか。

体力温存を考えた消極的なプレーばかりで、ポゼッションが最終的にどのくらいになった知らないが、およそ格上のチームの戦い方ではない。

安部は守備に追われると持ち味がまったく出ないし、伊藤が前でキープ出来ないから押し上げも出来ない。遠藤はすぐに下げるし、良かったのは伊藤に出したグラウンダーのクロスくらい。

交代も意味不明。土居のボランチはまったくプラスになっていなかったし、スンヒョンを入れて犬飼をサイドに出して永木をボランチに戻すとか、もっとやり方はなかったのだろうか。

金森は相変わらずキープすら出来ないし、元気があって得点の気配を感じさせたのは山口だけ。ゴール前にボールを持っていこうという意志が感じられた。あとの選手はとにかくボールを下げ過ぎ。

レオシルバのように見当違いのパスを出して攻撃を潰すのも腹立たしいが、下げてばかりなのはもっと腹立たしい。後ろでボールを回しても点は取れない。

ジャッジも向こう寄りで、ジョホールが倒れたらだいたいファウルになり、それをわかってコロコロ転がっていた。終盤のプレーでPKを取られなかったのは帳尻合わせだっただろうか。

思い返せば予選の今までの試合も運頼みのような試合ばかりだった。判定に助けられた試合もあったし、実力で圧倒して勝ったという試合があまり記憶にない。予選通過を決めて後は消化試合、なんて楽観的なことを言っていたのが、最終節に全力でやらないといけなくなってしまった。

伊藤の数々の決定機潰しと犬飼のチョンボで負けたと言えるが、起用したのは監督。ACLを敗退すれば今度こそ更迭になるのだろうか。

それが確定していないと、観るのも辛い試合がずっと続いている。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(5) 5/8(水)】(タン スリ ダドー ハジハッサン ユヌススタジアム21:45[現地20:45]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) 1-0 鹿島 (前0-0 後1-0) (S 15-12)
【主審】サライ(主審:イラク)、アルサワディ、アルグブリ
【得点】
(慶)後24分 ナズミ→アハマド 右
【警告】
(鹿)安西2(後42分)
(ジ)バクリ(後42分)、ラシド(後45+3分)、カブレラ(後45+5分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 永木c 犬飼 町田 安西
MF レオシルバ 平戸→71土居 c遠藤→75金森 安部→83山口
FW セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 チョンスンヒョン 中村 白崎 土居 金森 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-

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2019ACL予選(4)慶南(ホーム)戦 [ACL]

惜しいと思えるシーンがほぼなかった無気力な試合。

唯一、白崎からのグラウンダーを遠藤がフリーで打ってスタンド直インの見慣れた光景のやつだけがチャンスと言えた。遠藤はもうシュートが枠を捉えることないんじゃない?と思う。

本職のCBが新人の関川しかいない状況で、三竿と組んでの関川初出場試合だったが、序盤の小田の不親切なバックパスの処理をもたついてピンチになりかけた以外、守備面では無難にやれていた。犬飼ではなく指示を出せる三竿と組めたことが逆に良かったかもしれない。

課題はフィードだろうが、それよりも問題だったのは中盤より前のメンツと小田。

正直、金輪際小田の右サイドバックは見たくない。対人で弱いし、足元に入ったボールにまごついてロストする場面が何回あったか。後半アディショナルタイムの、相手の足元ピタリの横パスには呆れ果てる。

攻撃で何回かシザースを入れて切り込んだドリブルは良かったが、クロスの精度はからきし。中に人を集めて右サイドフリーで小田に渡って・・というところからの楽しみが何ひとつない。

失点シーンはライブで観ている時はいいクロスを上げられたから仕方ないと思ったが、リプレーを観ると小田はボールを見送る構えで両手を広げており、邦本にまったく気づいていない。

体をつけていれば守れたかもしれない失点で、これ以外にも右サイドでポジション取りが曖昧で相手にボールを渡すシーンが多数あり。

まあ、失点シーンに限ってはクォンスンテには触って貰いたかったが。

不安定な小田に加えて、ボランチに入った名古も酷かった。パスがつながらないし、セカンドボールも拾えない。イージーミスが多くて攻撃にリズムが作れず、ずっと慶南ペースになった要因のひとつ。

ピッチも水をまき過ぎなんじゃない?

ホームの鹿島の方がミス続出で、パスが長くてつながらず。かといってロングボールを蹴っても跳ね返されるし、自らコンディションを悪くした感じがする。

遠藤もシュートをふかした以外は何も出来ず、キャプテンマークは必要ないのでは。

相手が引いてしまうとブロックの外でボールを回すしかないのが大岩鹿島で、いつになったら勝負のボールを出すんだと思っていたが、結局出せずじまい。何とか出たとしても金森に得点気配が皆無で、ターンオーバー要員としてしか見れない。

勝ち点を取りに行くとしたら名古を代えてレオシルバを入れて王様プレーをやって貰うしかないと思っていたが、使わなかったのは次の試合を見据えてのことだろうか。にしては伊藤を入れたり安西を使い潰したり、どういう方向性だったのかが見えない。

安部は仙台戦での踏み潰し事件から即復帰出来たのは助かるが、どこにいたのかわからないくらい存在感なし。

どうせ点は取れるだろ?みたいな緩い空気を感じていたが、出場機会を貰った選手たちの必死さが伝わらない残念な試合だった。光明は関川がいけそうというくらいか。

勝てば予選残り2試合をほぼ消化試合に出来た試合だったが、一転して混戦。残りも全力で戦わないといけなくなり、リーグ戦にも影響を及ぼす敗戦となった。

とにかくまずはチームを締められる内田か、喝を入れられる鈴木の復帰待ちかと。リーグ戦で巻き返せることを願っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(4) 4/24(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff慶南/人/曇雨曇)
【スコア】鹿島 0-1 慶南(韓国) (前0-0 後0-1) (S 7-9)
【主審】アリ・サバ・アルカイシ(主審:イラク)、ヘイダー・アブドゥルハサン・アリ・ウバイディー、アミール・ダーウード・アルウィンダウィ
【得点】
(慶)後18分 ジョードン・マッチ↑邦本 1左
【警告】
(鹿)安西1(後7分)
(慶)ジョードン・マッチ2(前25分)、コ・ギョンミン1(前42分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小田 関川 三竿 安西
MF 名古→79伊藤 永木c c遠藤→72山口 白崎→63安部
FW セルジーニョ 金森
【サブ】曽ヶ端 平戸 レオシルバ 土居 安部 伊藤 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-

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2019ACL予選(3)慶南(アウェー)戦 [ACL]

どういう評価を下していいかよくわからない試合になったが、一人少ない状況からアディショナルタイムに2発で逆転勝ち、貴重な勝ち点3をもぎ取った。正直、勝てるとは思わなかった。試合後の順位表を作るスタッフも鹿島の負けを想定していたみたいだし。

先の戦いも見据えて中盤を思い切ってターンオーバーし、腹を括ったスタメンは良かった。しかし、起用された選手が期待に応えられない。

ピッチコンディションもあったろうがイージーミスが目立ち、どちらかと言えば守備的な相手に主導権を渡し、徐々にペースを握られていった。

平戸を使っていくことには賛成だがミスの方が目立つ。全体も見えていないし、ゲーム体力もないし後半は観ていられない有様だった。小田が復帰すればサイドバックは本職がやることになるだろうが、本来のポジションに戻った時にどれだけやれるかが問われるところ。

前半はそれでも0-0で終われたら問題なかったが、ラストプレーでクォンスンテが荒いプレーを繰り返すイグァンジンに左足を全体重で踏みつけられて負傷退場。相当痛がっていたし、下手したら骨折しているかもしれない。こんな試合でクォンスンテまで離脱とか・・。

観た感じとても短期間で復帰出来るように見えず、先が不安になる。故意ではないという判断だったのだろうが、イグァンジンはずっと荒いプレーだったしカードは出して欲しかった。反対に犬飼にはさくっと2枚で退場。相変わらず状況を把握出来ていないというか、落ち着きが足りない。

1失点目は8割方、名古の責任。鹿島のCKからの流れだったが、跳ね返されたボールを中央からグラウンダーで真ん中を通そうとしてカットされカウンター。あの混み合った状況でリスクの高い選択をすることがまず失策。

そして、カウンターを受けた場面はカードを貰ってでも潰さないといけないのにズルズルとラインを下げ、あろうことか邦本の左足を切らずに距離も詰めずにクロスを上げられて失点につながった。中で完璧なダイビングヘッドを決める犬飼もアレだが、ボランチとは思えない守備意識の緩さだった。

2失点目は曽ヶ端のビッグセーブ直後のCKから、代わって入ったばかりの小田がジョーダンのマークを外してボレーを叩き込まれたもの。完全に小田の責任。

0-2になり、頑張っても同点が精一杯と諦めたが、そこから粘って逆転。鹿島がギアを上げたというよりは相手が気を抜いたようにも見えたし、3点目は小田のところがオフサイドに見えたが・・。

まったく形を作れなかった攻撃だったが、安西が左サイドから入れたクロスがオウンゴールを誘って1点を返すと、なんとなく流れが向いて同点の気配も見えてきた。

スタメンの金森はホントに点が入る気がしなかったし、カウンターからの逆カウンターでゴール前、絶好のロングパスが来たのに収められずシュートさえ打てなかったり、足元ピタリのパスにも反応出来なかったり。伊藤だったらと思うことが幾度もあった。

そんな金森が同点弾。またも安西の左サイドからのクロスを、同じくここまでミスばかりだった安部が右サイドで折り返し、中央で金森がボレー。これもかなりオフサイドラインギリギリだった。

クォンスンテの負傷、犬飼の退場とミスばかりの試合内容、ターンオーバーを行えたことを思えば勝ち点1でも上出来と思った直後に決定的ピンチを迎え、ヒヤリとした後に今度は鹿島の逆転弾。

立て続けの左サイドから(山口?安西?)のクロスを逆サイドで小田がヘッドで折り返し、受けたセルジーニョが若干トラップをミスりながらも右足一閃、ニアを抜いた。さすがACL仕様の初号機セルジーニョ。

ほとんどの選手がピッチコンディションに苦しむなか、安定したボール捌きをしていた。解説の城は良くないデキと言っていたが、個人的には周りのフォローがないだけに見えた。遠藤が下がってから逆転することだったり、組み合わせもある気がする。安部もロストが多かったし、ボランチからのパスも不親切だった。

先を思えばクォンスンテの(恐らく)離脱、両CBの出場停止、形の見えない攻撃、数々の不安はあれども勝ったことでプラスにつなげたい。リーグ戦も連勝出来れば大きな推進力になるのだが、次の試合は重要な一戦になるだろう。温存した選手たちの気持ちを見せて貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(3) 4/9(火)】(昌原サッカーセンター 現地18:30[日本時間18:30]KickOff鹿島/人/雨)
【スコア】慶南(韓国) 2-3 鹿島 (前0-0 後2-3) (S 8-11)
【主審】アフムド・アルカフ(主審:オマーン)、アブバカル・アルアムリ、ラシド・アルガイディ
【得点】
(慶)後05分 オウンゴール(犬飼H)
(慶)後26分 CK邦本↑ジョードン 1右
(鹿)後30分 安西↑オウンゴール(ソンジュフンH)
(鹿)後45+1分 安部→金森 1右
(鹿)後45+3分 小田→セルジーニョ 1右 
【警告】
(鹿)犬飼(前40分、後39分)、町田2(後35分)
(慶)チェジェス1(後5分)、ジョードン1(後17分)
【退場】
(鹿)犬飼(後39分)
【出場】
GK クォンスンテ→45+5曽ヶ端
DF 平戸→75山口 犬飼c 町田 安西
MF 名古 三竿c c遠藤→71小田 安部
FW セルジーニョ 金森
【サブ】曽ヶ端 小田 関川 レオシルバ 白崎 永木 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(1)

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2019ACL予選(2)山東魯能泰山(アウェー)戦 [ACL]

幸先良く2点取った時は久々に完勝かと思ったが、楽観が過ぎた。

三竿のハンドでPKを与えて失点してからはほとんど防戦一方。終盤にいくつかチャンスは作ったものの決め切れず。勝ち点1を取れたことは最低限良かったと思いたいが、勝てる試合でもあった。

伊藤のゴールはどちらも素晴らしかった。1点目は一度は相手と接触して倒されかけたがプレーを切らさず前に進み、レオシルバのスルーパスを一発で決めた。

2点目は平戸の縦パスに、DFラインを横に動いてから縦に抜け出すお手本のような受け方から、キーパーの脇を浮かせてのゴール。この2点で勝ちたかった。

スタメンのチャンスを貰った山口は迷いがあるのか受けてからが遅い。サブで出た時の方ががむしゃらにやれていたように思う。左サイドではもっと縦に深く抉って欲しい。すぐにスピードダウンして味方を待っているようでは怖さがない。守備も弱いし、1失点目の戻りも一歩遅れていた。

復帰した三竿も酷かった。ポジション取りもそうだが、パスミスも多く、ロストも多い。とんでもないパスミスも含め、ラストの失い方は敗戦に直結してもおかしくなかった。PKも問答無用でハンド。実戦から遠のいているのが原因だろうが、しばらくは時間限定の方がいいかもしれない。

チョンスンヒョンと犬飼のコンビは昨年よりレベルダウンしている。チョンスンヒョンがあまりにも喰いつき過ぎて中央に人が足りない。ボランチかサイドバックがカバーリングすればいいのだが、レオシルバはそこに力を割かずサボりがちだし、サイドバックは二人とも不慣れでは厳しい。

犬飼は最後のプレーは良く戻ったが、2失点目のところも競り負けて後ろをガラ空きにしているし、何回か見送って後ろの相手選手に渡りそうな場面もあった。早いうちに関川を育てないと痛い目に遭いそう。

レオシルバは先制のアシストは良かったし、いくつかいい形で攻撃に絡めていたが、セルジーニョから足元にピタリと入った場面では、山口へのパスではなく反転からのシュートでゴールが欲しかった。得点気配はあるが何か足りない印象。

なんというかキレ? ここに入れば得点につながる、という期待感がない。セルジーニョのように堅実にプレーしてくれれば味方も動きやすいのだが、手数をかけ過ぎているように思える。

遠藤は流れの中ではバランスは取れていたが、プレースキック、センタリングが手前の壁に当たりまくっていてキック力が衰えているように見える。ゲームの流れが悪くバタバタしている時間帯でもチーム全体を立て直せず、キャプテンマークを巻いている意味を感じない。

安部もあの時間帯から入ったならドリブルで無双して欲しいのだが、引っかかることの方が多くて、まだまだスランプの真っ只中という感じ。

途中交代では土居がバランス良くやれていたが、使う気ならもう少し早く投入した方が良かったのではないだろうか。平戸は今のところ良くやれている方だと思う。

守備の形だけは整っていたいくつかの試合から、また振り出しに戻ってバタバタ。攻撃も伊藤しか得点出来る感じがしないし、いつまで経ってもこんな感じなのかなというのが感想。

あとはスローインからのリスタートを改善して貰いたい。チャンスどころかむしろピンチになる場面もあるくらいだから。

収穫としては永木と、安西を少しだけ休ませられたこととアウェーで勝ち点1を取れたこと。悪くはなかった、というところだろうか。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL予選(2) 3/12(火)】(済南奥林匹克体育中心 現地15:30[日本時間16:30]KickOff鹿島/12,185人/晴)
【スコア】山東魯能泰山(中国) 2-2 鹿島 (前2-2 後0-0) (S 10-11)
【主審】ムード・ボニーアディファード(主審:イラン)、モハマド・レザ・アボルファズリ、サイド・アリネザアディアン
【得点】
(鹿)前10分 レオシルバ→伊藤 1右
(鹿)前14分 平戸→伊藤 2右
(山)前20分 PKペッレ 3右 
(山)前41分 ペッレ 4左
【警告】
(鹿)町田1(後44分)
(山)ペッレ1(前24分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 平戸→86土居 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバc 三竿 c遠藤→79安西 山口→61安部
FW セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 内田 安西 関川 永木 土居 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】伊藤(1)

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