親善試合ブライトン&ホーブ・アルビオン・ジャパンツアー2024(鹿島戦) [試合]
アマゾンプライムビデオを契約して視聴。
前半、相手がフィットしていない時に鹿島の時間帯があった。しかし、悪い癖というかゴール付近に行ってもボールを回すだけで誰もシュートを打たない。これ本当にイライラする。
そうやってチャンスタイムを消費しているうちに向こうに押し返されて行き、ロングボール一発で裏を取られ、関川が手のひら(足の裏?)で転がされてあっさり失点。そこからはずっと相手ペース。
前半はそれでも0-1で耐えていたのだが、相手メンバーもガラッと変わり、攻勢をかけてきたところを受け切れずに次々と失点。キーパーだけの問題ではないが、枠に飛んだシュートはほぼ入る。
駆け引きもあるだろうが触ることさえ出来ず。DFも身体を投げ出しては軽々とかわされて余裕でシュートを打たれている。
もはや3点差がついた時点で勝敗は関係なく、思い切ってガムシャラに攻めてくれれば観ている方としては楽しみもあるのだが、結局、後ろでちまちまと回すだけでシュートにまで辿り着かず。
5失点したところで、手を抜いたわけではないだろうがやっと隙が出来て、鈴木の浮かしたパスから徳田が抜け出してワントラップから右足を振り抜いてゴール。
VARが入っていれば多分オフサイドだったと思われるタイミングだったが、決められたし記録的にもゴールになったので徳田が自信をつけてくれれば。正直、これだけが唯一の見どころだったかと。あとは怪我人が出なくて良かった。
攻撃は前線で名古、右サイドから濃野がいないことがモロに出ていたし、中盤では知念の不在が響いていた。柴崎がうまくフォローしていたのだが、後半に下がったことであっという間にバランスが崩れてしまった感じ。
鈴木もパスミスが多かったし、ここぞというところでギアが上がらなかった。後ろからのボールも悪かった。時々いいボールが入るのだが、植田の縦パスが失敗してカウンターを受けて失点してからは、あまりチャレンジもしなくなった。
藤井は裏に抜け出していいところまで持って行けるのだが、最後でパスを選択してしまうところをなんとか出来ないかな。貼りついているDFを剥がしてニア上ズドンだよ。
早川もリーグ戦で不安定になってきているとはいえ、ここまでとは。勿論相手のシュート精度もあるが、打たれた瞬間に入るという絶望感はシュガーさん(佐藤氏)以来。1本くらいはいいところを観たかった。逆に世界に注目されずに良かったかな? DF陣も頭が回ってない感じだったし。
前半の戦いを維持出来ていればやって良かったと思える親善試合だったが、ここまで惨敗してしまうといくら勝敗は関係ないとはいえ、さすがに思うところはある。
なかなか難しいかもしれないが綺麗さっぱり切り替えて、しばしの休息を取ってリーグに備えよう。出場機会のない選手が試合に出れたのは良かったね。いつの間にかミロサヴリェヴィッチも復帰していた。
鹿島の方針なのか本人の希望なのか、怪我の期間を公表しないことになったみたいで、チャヴリッチが離脱したがいつ帰って来るのか不明。今日の試合を観ると明らかに攻撃の選手が足りないと誰もが思っただろうが。師岡と徳田に期待かな。
さて、アマゾンプライムビデオを契約したが、ブライトン戦だけでは元を取れたと言えない塩試合だったので、10本くらいは観よう。たまにレンタル作品が混ざっているのが厄介なのだが、まずは「次元大介」「ゴジラ-1.0」「シン仮面ライダー」あたりかな。
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(以下、個人的まとめ)(アシストは視聴しながらなので正確ではないかもしれません)
【親善試合ブライトン&ホーブ・アルビオン・ジャパンツアー2024 7/24(水)】(国立競技場19:03KickOffブライトン/25,172人/晴)
【スコア】ブライトン 5-1 鹿島 (前1-0 後4-1) (S 17-8)
【主審】(主審)清水勇人、岩崎創一、長谷川雅
【得点】
(ブ)前15分 ↑ヤンクバミンテ 1左
(ブ)後06分 ジョエル・フェルトマン→ジェレミー・サルミエント 1右
(ブ)後09分 シモン・アディングラ→ヤシンアヤリ 1右
(ブ)後18分 ファクンド・ブオナノッテ→アマリオコジア・デュペリー 1左
(ブ)後29分 ヤシンアヤリ↑アマリオコジア・デュペリー 2左
(鹿)後39分 鈴木↑徳田 1右
【警告】
(鹿)なし
(ブ)イマリハインズ・サミュエルズ(前27分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝 植田c→85津久井 関川 安西→69ギリェルメ・パレジ
MF 三竿→69ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ c柴崎→46樋口 土居→46徳田 仲間→46藤井
FW 鈴木→85舩橋 師岡→82須藤
【サブ】山田 パク・ウィジョン 津久井 ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ 樋口 藤井 須藤 名古 舩橋 ギリェルメ・パレジ 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【Amazon Prime Video】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
前半、相手がフィットしていない時に鹿島の時間帯があった。しかし、悪い癖というかゴール付近に行ってもボールを回すだけで誰もシュートを打たない。これ本当にイライラする。
そうやってチャンスタイムを消費しているうちに向こうに押し返されて行き、ロングボール一発で裏を取られ、関川が手のひら(足の裏?)で転がされてあっさり失点。そこからはずっと相手ペース。
前半はそれでも0-1で耐えていたのだが、相手メンバーもガラッと変わり、攻勢をかけてきたところを受け切れずに次々と失点。キーパーだけの問題ではないが、枠に飛んだシュートはほぼ入る。
駆け引きもあるだろうが触ることさえ出来ず。DFも身体を投げ出しては軽々とかわされて余裕でシュートを打たれている。
もはや3点差がついた時点で勝敗は関係なく、思い切ってガムシャラに攻めてくれれば観ている方としては楽しみもあるのだが、結局、後ろでちまちまと回すだけでシュートにまで辿り着かず。
5失点したところで、手を抜いたわけではないだろうがやっと隙が出来て、鈴木の浮かしたパスから徳田が抜け出してワントラップから右足を振り抜いてゴール。
VARが入っていれば多分オフサイドだったと思われるタイミングだったが、決められたし記録的にもゴールになったので徳田が自信をつけてくれれば。正直、これだけが唯一の見どころだったかと。あとは怪我人が出なくて良かった。
攻撃は前線で名古、右サイドから濃野がいないことがモロに出ていたし、中盤では知念の不在が響いていた。柴崎がうまくフォローしていたのだが、後半に下がったことであっという間にバランスが崩れてしまった感じ。
鈴木もパスミスが多かったし、ここぞというところでギアが上がらなかった。後ろからのボールも悪かった。時々いいボールが入るのだが、植田の縦パスが失敗してカウンターを受けて失点してからは、あまりチャレンジもしなくなった。
藤井は裏に抜け出していいところまで持って行けるのだが、最後でパスを選択してしまうところをなんとか出来ないかな。貼りついているDFを剥がしてニア上ズドンだよ。
早川もリーグ戦で不安定になってきているとはいえ、ここまでとは。勿論相手のシュート精度もあるが、打たれた瞬間に入るという絶望感はシュガーさん(佐藤氏)以来。1本くらいはいいところを観たかった。逆に世界に注目されずに良かったかな? DF陣も頭が回ってない感じだったし。
前半の戦いを維持出来ていればやって良かったと思える親善試合だったが、ここまで惨敗してしまうといくら勝敗は関係ないとはいえ、さすがに思うところはある。
なかなか難しいかもしれないが綺麗さっぱり切り替えて、しばしの休息を取ってリーグに備えよう。出場機会のない選手が試合に出れたのは良かったね。いつの間にかミロサヴリェヴィッチも復帰していた。
鹿島の方針なのか本人の希望なのか、怪我の期間を公表しないことになったみたいで、チャヴリッチが離脱したがいつ帰って来るのか不明。今日の試合を観ると明らかに攻撃の選手が足りないと誰もが思っただろうが。師岡と徳田に期待かな。
さて、アマゾンプライムビデオを契約したが、ブライトン戦だけでは元を取れたと言えない塩試合だったので、10本くらいは観よう。たまにレンタル作品が混ざっているのが厄介なのだが、まずは「次元大介」「ゴジラ-1.0」「シン仮面ライダー」あたりかな。
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【親善試合ブライトン&ホーブ・アルビオン・ジャパンツアー2024 7/24(水)】(国立競技場19:03KickOffブライトン/25,172人/晴)
【スコア】ブライトン 5-1 鹿島 (前1-0 後4-1) (S 17-8)
【主審】(主審)清水勇人、岩崎創一、長谷川雅
【得点】
(ブ)前15分 ↑ヤンクバミンテ 1左
(ブ)後06分 ジョエル・フェルトマン→ジェレミー・サルミエント 1右
(ブ)後09分 シモン・アディングラ→ヤシンアヤリ 1右
(ブ)後18分 ファクンド・ブオナノッテ→アマリオコジア・デュペリー 1左
(ブ)後29分 ヤシンアヤリ↑アマリオコジア・デュペリー 2左
(鹿)後39分 鈴木↑徳田 1右
【警告】
(鹿)なし
(ブ)イマリハインズ・サミュエルズ(前27分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝 植田c→85津久井 関川 安西→69ギリェルメ・パレジ
MF 三竿→69ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ c柴崎→46樋口 土居→46徳田 仲間→46藤井
FW 鈴木→85舩橋 師岡→82須藤
【サブ】山田 パク・ウィジョン 津久井 ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ 樋口 藤井 須藤 名古 舩橋 ギリェルメ・パレジ 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【Amazon Prime Video】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
2024プレシーズンマッチ水戸戦 [試合]
スカパーのサービスで16日間無料というのを貰ったので、ダメ元で使ってみたところスカチャン5の水戸戦も視聴出来た。有難い。
2年連敗しているので勝たなくてはいけない一戦で、そういう意味では勝てて良かった。内容を見てみれば、連携が取れていない水戸の大ミスを突いて取った1点を、後半ヘロヘロになりながら守り切っての勝利となるが、自分は勝ちが全てに優先すると思っているのでよし・・かなあ。
スタメンとサブの差がこれほどくっきりあるとは。救いは試合後のコメントでポポヴィッチが、交代でうまくいかなかったので原因を考える、としっかり言及してくれていたこと。
チャブリッチは起用そうな感じで、色々と前でのタスクをこなしてくれそうなところが収穫。下がってくる鈴木を前に置いてチャブリッチに周りを任せれば、鈴木は得点に専念出来そうで相性は良さそう。まあ、鈴木がボールに触りたくて降りてきそうな気もするが。
コンディションが整っていない分の上積みと、研究されるであろうマイナス、水戸とJ1上位との違いの分をコミにすればどのくらいお釣りがくるかはわからないが、鈴木一人に負担をかけずに済むくらいの好印象は受けた。
濃野も収穫。抑えてやっていたのかわからないが、攻守にこれといって目立ったプレーはなかったものの、破綻もしていなかった。後半に出て来た須貝が酷過ぎたので比較の分もあるとは思うが、怪我がなければ右サイドはなんとかなりそう。
切り返しで何回か裏を取られそうなシーンがあったのは、スピードタイプの外国人に対して不安もあるが、経験を積めばクリア出来るかもしれない。むしろ須貝がここまで悪かったか?という方が心配。どうした?
津久井も水戸相手には充分やれていた。J1クラスとやってどうなるかは未知数だが、CBこそ経験なのでメンタルを強く持ってレギュラーを取るつもりでやって欲しい。植田は前半良かったが、終盤になるにつれ日和っているのが画面超しに伝わるようで・・。しっかりしてくれ。
樋口は個人的にずっと2列目は合っていないと感じているが、今日の試合を観てやっぱりそう思った。ボランチから前に出てゴールまで絡むのは得意としているが、2列目だと知らない間に消えてしまっていて可もなく不可もなくになる。ボランチに専念させた方がいいと思うが。
知念のボランチはオプションとしてはありかと。本人が楽しそうにやっていたし(解説と同意見)、リズムを作りながら前に行けるのが合っている。ただ、守備に関してはいいとは言えないので、現時点ではあくまでオプション止まりの感触。
師岡の右サイドはハマるとは思えなかった。ボールを受けて前に進んでいく推進力が持ち味で、それを活かすためにサイドに回したのかもしれないが、攻守に冴えず右サイドがボロボロになっていた。本人も戸惑っている感じだったし、須貝と組んでからは崩壊していた。
パレジはクレバーな選手なのかな。時間帯もあってかボールを持っても落ち着くように指示したり、コーナーでボールを確保するのかを監督に指示を仰いだり。スピードはあんまりなさそうだったが、今日は本気を出すシチュエーションじゃなかったのかもしれない。
経験値が高そうなのは今の鹿島には助かるが、個で突破してなんとかしてくれる選手も求めているので、どっちがいいかと言われると一人でなんとか出来る選手の方が欲しい。特に終盤の閉塞感を思うと余計にそう感じる。
仲間は昨年よりも動きが制限されていたのかプレーエリア狭め。藤井は序盤いい仕掛けがあったが、段々消極的になって消えてしまうのは何故だろう。もっと自信持って仕掛ければいいのに。土居は物足りない部分はあるが、バランサーとしては優秀。前線をうまくまとめていた。
残念だったのは垣田。あきらかなオフサイドに何回も引っかかるのはFWとしては致命的だし、こぼれ球に対する反応や予測といった点でもプラス材料はなし。今は師岡を含めると4番手くらいの評価だろうし、徳田より下なのかもしれない。ちょっと頑張れ。
名古も使われていない理由がわかった。もっとやれる選手なはずだが、早くも旬を過ぎてしまったのだろうか。個人的にはサイドアタッカーだと思っているのだが、今日の起用法を見るとボランチになるのかな。
あとは全体的にシュートの意識が低いように感じた。打ってもいい場面でパスを選択している。パス回しも前半は良かったが、後半は勝ちを意識したのか単純に出場している選手たちの問題か、後ろに下げることが多くなって得点の気配どころかシュートすらなくなっていた。
守るにせよ、シュートを打って攻撃の意思は見せ続けておかないと一方的に守ることになるので耐え切れない。そのへんを改善して欲しいと思う。ここ数年ずっと思っていることなんだけどね。
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(以下、個人的まとめ)
【2024プレシーズンマッチ水戸戦 2/10(土)】(カシマスタジアム14:03KickOff水戸/11,106人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 水戸 (前1-0 後0-0) (S 8-3)
【主審】(主審)上村篤史、岩崎創一、長谷川雅
【得点】
(鹿)前21分 藤井↑樋口 1右
【警告】
(鹿)知念1(前42分)、名古1(後40分)
(水)沖田1(後8分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→71須貝 c植田 津久井 安西
MF 知念→77名古 樋口 藤井→46師岡 仲間→71ギリェルメ・パレジ
FW アレクサンダル・チャブリッチ→46佐野 土居→71垣田
【サブ】山田 須貝 佐野 松村 名古 舩橋 ギリェルメ・パレジ 師岡 垣田
【監督】ランコ・ポポヴィッチ
【MyMVP】樋口(1)
【スカパー】-
2年連敗しているので勝たなくてはいけない一戦で、そういう意味では勝てて良かった。内容を見てみれば、連携が取れていない水戸の大ミスを突いて取った1点を、後半ヘロヘロになりながら守り切っての勝利となるが、自分は勝ちが全てに優先すると思っているのでよし・・かなあ。
スタメンとサブの差がこれほどくっきりあるとは。救いは試合後のコメントでポポヴィッチが、交代でうまくいかなかったので原因を考える、としっかり言及してくれていたこと。
チャブリッチは起用そうな感じで、色々と前でのタスクをこなしてくれそうなところが収穫。下がってくる鈴木を前に置いてチャブリッチに周りを任せれば、鈴木は得点に専念出来そうで相性は良さそう。まあ、鈴木がボールに触りたくて降りてきそうな気もするが。
コンディションが整っていない分の上積みと、研究されるであろうマイナス、水戸とJ1上位との違いの分をコミにすればどのくらいお釣りがくるかはわからないが、鈴木一人に負担をかけずに済むくらいの好印象は受けた。
濃野も収穫。抑えてやっていたのかわからないが、攻守にこれといって目立ったプレーはなかったものの、破綻もしていなかった。後半に出て来た須貝が酷過ぎたので比較の分もあるとは思うが、怪我がなければ右サイドはなんとかなりそう。
切り返しで何回か裏を取られそうなシーンがあったのは、スピードタイプの外国人に対して不安もあるが、経験を積めばクリア出来るかもしれない。むしろ須貝がここまで悪かったか?という方が心配。どうした?
津久井も水戸相手には充分やれていた。J1クラスとやってどうなるかは未知数だが、CBこそ経験なのでメンタルを強く持ってレギュラーを取るつもりでやって欲しい。植田は前半良かったが、終盤になるにつれ日和っているのが画面超しに伝わるようで・・。しっかりしてくれ。
樋口は個人的にずっと2列目は合っていないと感じているが、今日の試合を観てやっぱりそう思った。ボランチから前に出てゴールまで絡むのは得意としているが、2列目だと知らない間に消えてしまっていて可もなく不可もなくになる。ボランチに専念させた方がいいと思うが。
知念のボランチはオプションとしてはありかと。本人が楽しそうにやっていたし(解説と同意見)、リズムを作りながら前に行けるのが合っている。ただ、守備に関してはいいとは言えないので、現時点ではあくまでオプション止まりの感触。
師岡の右サイドはハマるとは思えなかった。ボールを受けて前に進んでいく推進力が持ち味で、それを活かすためにサイドに回したのかもしれないが、攻守に冴えず右サイドがボロボロになっていた。本人も戸惑っている感じだったし、須貝と組んでからは崩壊していた。
パレジはクレバーな選手なのかな。時間帯もあってかボールを持っても落ち着くように指示したり、コーナーでボールを確保するのかを監督に指示を仰いだり。スピードはあんまりなさそうだったが、今日は本気を出すシチュエーションじゃなかったのかもしれない。
経験値が高そうなのは今の鹿島には助かるが、個で突破してなんとかしてくれる選手も求めているので、どっちがいいかと言われると一人でなんとか出来る選手の方が欲しい。特に終盤の閉塞感を思うと余計にそう感じる。
仲間は昨年よりも動きが制限されていたのかプレーエリア狭め。藤井は序盤いい仕掛けがあったが、段々消極的になって消えてしまうのは何故だろう。もっと自信持って仕掛ければいいのに。土居は物足りない部分はあるが、バランサーとしては優秀。前線をうまくまとめていた。
残念だったのは垣田。あきらかなオフサイドに何回も引っかかるのはFWとしては致命的だし、こぼれ球に対する反応や予測といった点でもプラス材料はなし。今は師岡を含めると4番手くらいの評価だろうし、徳田より下なのかもしれない。ちょっと頑張れ。
名古も使われていない理由がわかった。もっとやれる選手なはずだが、早くも旬を過ぎてしまったのだろうか。個人的にはサイドアタッカーだと思っているのだが、今日の起用法を見るとボランチになるのかな。
あとは全体的にシュートの意識が低いように感じた。打ってもいい場面でパスを選択している。パス回しも前半は良かったが、後半は勝ちを意識したのか単純に出場している選手たちの問題か、後ろに下げることが多くなって得点の気配どころかシュートすらなくなっていた。
守るにせよ、シュートを打って攻撃の意思は見せ続けておかないと一方的に守ることになるので耐え切れない。そのへんを改善して欲しいと思う。ここ数年ずっと思っていることなんだけどね。
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【2024プレシーズンマッチ水戸戦 2/10(土)】(カシマスタジアム14:03KickOff水戸/11,106人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 水戸 (前1-0 後0-0) (S 8-3)
【主審】(主審)上村篤史、岩崎創一、長谷川雅
【得点】
(鹿)前21分 藤井↑樋口 1右
【警告】
(鹿)知念1(前42分)、名古1(後40分)
(水)沖田1(後8分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→71須貝 c植田 津久井 安西
MF 知念→77名古 樋口 藤井→46師岡 仲間→71ギリェルメ・パレジ
FW アレクサンダル・チャブリッチ→46佐野 土居→71垣田
【サブ】山田 須貝 佐野 松村 名古 舩橋 ギリェルメ・パレジ 師岡 垣田
【監督】ランコ・ポポヴィッチ
【MyMVP】樋口(1)
【スカパー】-
2022プレシーズンマッチ水戸戦 [試合]
プレシーズンマッチなので勝敗はシーズンに関係ないとはいえ、これまでの長い歴史でいばらきサッカーフェスティバル初黒星。気持ちのいい船出にはならなかった。
勝敗を分けたのは鈴木のPK失敗。樋口が取ったPKを、水を飲む時までボールを抱えてアピールする姿に鈴木らしさを感じて頼もしかったが、キックは置きに行ってコースも甘かった。
鈴木自身のプレーとしては全体的に悪くもなかったし、ポストもうまくてサイドから入って来てのヘッドなど随所に鈴木節が現れていたが、チームを勝たせるまでは至らなかった。
このメンバーがそのままシーズンレギュラーではないだろうが、新旧を融合させる楽しみのあるスタメン。水戸もハイラインで攻めて来て開始から面白い展開で、鹿島はポジションも流動的でボールも良く動いて、シュートに至るまでの過程が昨シーズンより増えて楽しくはあった。
ただ、フィニッシュの精度が悪くて得点を挙げられないうちに失点し、終盤に近づくにつれて焦りもあったのかバラバラ。交代もうまくいっていなかったし、最後は何をやりたいのはわからなくなっていた。
完成度という点で遠い位置にいることを感じた試合。いい部分もあったのでそこを伸ばしてまとめていければ戦えそうではあるが、その形になるまでどのくらい勝ち点を落としてしまうかが問題。優勝争い戦線に残っていればいいのだが。
可能性を感じた部分はボランチの樋口。攻めがピトゥカ一辺倒ではなくなって出処が増え、前への運びが良くなった。しかし、今はまだ連携が合っていないのでピトゥカが下がり過ぎて消えてしまったり、荒木まで落ちて来て良さが消えたりとバランスが悪い。
守備面では三竿の安定感がなく、失点以外にも結構危なく思えるシーンが散見。鋭い攻撃力を持つチーム相手に耐えられるのだろうかという不安はあった。CBの連携もまだまだだし、関川も突っ込んで行ってかわされる悪癖が戻って来て心配。
キーパーも後半から沖を入れたが代えた途端にピンチの場面が増え、ヘッド一発で沈められてしまうという・・。あの失点はDF陣全体の責任でもあるが、ポジショニングが良ければ触れたようにも思う。
それと昨年からの最大の課題であるハイボールに飛び出して触れない問題。コーナーからのボールに触れなかったし、これはもう永遠に解決されないのでは。
荒木は前半のシステムに慣れないのかおとなしめ。後半前がかりになってやっと長所が現れたが、ボレーでのポスト直撃は決めたかった。同じく途中交代の染野も、ビッグチャンスで合わせるだけのボールを相手DFに当てて得点ならず。序列を変えられるプレーだったのに。
エヴェラウドは一時期の絶不調は抜けたようには見えるが、上向く気配はない。前線で孤立しているし、ボールに絡んだ時も迷いがあってプレーにキレがなく正直怖さがない。ゴールも決まらないし、イライラしてラフプレーが増えて試合の流れをぶった斬る係になってしまっている。
上田欠場の理由がわからないが、現状では鈴木、上田に次ぐ3番手を染野と争う形になるだろう。
ピトゥカもパスの精度にバラつきがあって本調子ではなさそうだったし、後半はストレスMAXだったようで不満を全身で発していた。鈴木からキャプテンマークを引き継いでいたので、もう少し闘志を別の方法で昇華して欲しい。
和泉は上積みなくそのまま。バランスを取るには良かったとは言えるが決め手に欠ける。土居と同じような感触のままなので、どっちかを使って行くというふうになるだろう。昨年までのように同時投入はないと思いたい。
広瀬のクロスはエヴェラウドに合うと思うので、そこはセットでありかなとは思う。
ピッチの幅を意識した大きなサイドチェンジも多く、攻め手を増やしてゴールに迫ろうという姿勢があったし、樋口の加入で中盤にも厚みが出た。広瀬と安西の両サイドの攻めも良かったし、中にも仕掛けられる選手がいる。
どう見てもエヴェラウドが足かせだったので、ここを入れ替えればもうちょっといいようになるかもしれない。セットプレーはまったく得点気配を感じなくなってしまっていたので、ゼロから作り直して欲しい。
チームが完成しているかどうかに関わりなくシーズンの幕開けは今週末。次からは「内容は良かったから」と言い訳出来ない試合になるので、そこらへんは勝ち点にこだわった試合を見せて貰いたい。
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さっかりん
(以下、個人的まとめ)
【2022プレシーズンマッチ水戸戦 2/13(日)】(カシマスタジアム 14:03KickOff水戸/6,374人/雨)
【スコア】鹿島 0-1 水戸 (前0-0 後0-1) (S 17-11)
【主審】(主審)井上知大、浅田武士、船橋昭火
【得点】
(水)後08分 椿↑木下 1H
【警告】
(鹿)なし
(水)なし
【出場】
GK クォンスンテ→46沖
DF 広瀬→58常本 関川→64林 キムミンテ 安西
MF ディエゴピトゥカc 樋口 和泉→58三竿 荒木
FW エヴェラウド→75染野 鈴木c→75仲間
【サブ】沖 林 常本 三竿 中村 仲間 染野
【監督】相馬直樹
【MyMVP】-
【スカパー】-
勝敗を分けたのは鈴木のPK失敗。樋口が取ったPKを、水を飲む時までボールを抱えてアピールする姿に鈴木らしさを感じて頼もしかったが、キックは置きに行ってコースも甘かった。
鈴木自身のプレーとしては全体的に悪くもなかったし、ポストもうまくてサイドから入って来てのヘッドなど随所に鈴木節が現れていたが、チームを勝たせるまでは至らなかった。
このメンバーがそのままシーズンレギュラーではないだろうが、新旧を融合させる楽しみのあるスタメン。水戸もハイラインで攻めて来て開始から面白い展開で、鹿島はポジションも流動的でボールも良く動いて、シュートに至るまでの過程が昨シーズンより増えて楽しくはあった。
ただ、フィニッシュの精度が悪くて得点を挙げられないうちに失点し、終盤に近づくにつれて焦りもあったのかバラバラ。交代もうまくいっていなかったし、最後は何をやりたいのはわからなくなっていた。
完成度という点で遠い位置にいることを感じた試合。いい部分もあったのでそこを伸ばしてまとめていければ戦えそうではあるが、その形になるまでどのくらい勝ち点を落としてしまうかが問題。優勝争い戦線に残っていればいいのだが。
可能性を感じた部分はボランチの樋口。攻めがピトゥカ一辺倒ではなくなって出処が増え、前への運びが良くなった。しかし、今はまだ連携が合っていないのでピトゥカが下がり過ぎて消えてしまったり、荒木まで落ちて来て良さが消えたりとバランスが悪い。
守備面では三竿の安定感がなく、失点以外にも結構危なく思えるシーンが散見。鋭い攻撃力を持つチーム相手に耐えられるのだろうかという不安はあった。CBの連携もまだまだだし、関川も突っ込んで行ってかわされる悪癖が戻って来て心配。
キーパーも後半から沖を入れたが代えた途端にピンチの場面が増え、ヘッド一発で沈められてしまうという・・。あの失点はDF陣全体の責任でもあるが、ポジショニングが良ければ触れたようにも思う。
それと昨年からの最大の課題であるハイボールに飛び出して触れない問題。コーナーからのボールに触れなかったし、これはもう永遠に解決されないのでは。
荒木は前半のシステムに慣れないのかおとなしめ。後半前がかりになってやっと長所が現れたが、ボレーでのポスト直撃は決めたかった。同じく途中交代の染野も、ビッグチャンスで合わせるだけのボールを相手DFに当てて得点ならず。序列を変えられるプレーだったのに。
エヴェラウドは一時期の絶不調は抜けたようには見えるが、上向く気配はない。前線で孤立しているし、ボールに絡んだ時も迷いがあってプレーにキレがなく正直怖さがない。ゴールも決まらないし、イライラしてラフプレーが増えて試合の流れをぶった斬る係になってしまっている。
上田欠場の理由がわからないが、現状では鈴木、上田に次ぐ3番手を染野と争う形になるだろう。
ピトゥカもパスの精度にバラつきがあって本調子ではなさそうだったし、後半はストレスMAXだったようで不満を全身で発していた。鈴木からキャプテンマークを引き継いでいたので、もう少し闘志を別の方法で昇華して欲しい。
和泉は上積みなくそのまま。バランスを取るには良かったとは言えるが決め手に欠ける。土居と同じような感触のままなので、どっちかを使って行くというふうになるだろう。昨年までのように同時投入はないと思いたい。
広瀬のクロスはエヴェラウドに合うと思うので、そこはセットでありかなとは思う。
ピッチの幅を意識した大きなサイドチェンジも多く、攻め手を増やしてゴールに迫ろうという姿勢があったし、樋口の加入で中盤にも厚みが出た。広瀬と安西の両サイドの攻めも良かったし、中にも仕掛けられる選手がいる。
どう見てもエヴェラウドが足かせだったので、ここを入れ替えればもうちょっといいようになるかもしれない。セットプレーはまったく得点気配を感じなくなってしまっていたので、ゼロから作り直して欲しい。
チームが完成しているかどうかに関わりなくシーズンの幕開けは今週末。次からは「内容は良かったから」と言い訳出来ない試合になるので、そこらへんは勝ち点にこだわった試合を見せて貰いたい。
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【2022プレシーズンマッチ水戸戦 2/13(日)】(カシマスタジアム 14:03KickOff水戸/6,374人/雨)
【スコア】鹿島 0-1 水戸 (前0-0 後0-1) (S 17-11)
【主審】(主審)井上知大、浅田武士、船橋昭火
【得点】
(水)後08分 椿↑木下 1H
【警告】
(鹿)なし
(水)なし
【出場】
GK クォンスンテ→46沖
DF 広瀬→58常本 関川→64林 キムミンテ 安西
MF ディエゴピトゥカc 樋口 和泉→58三竿 荒木
FW エヴェラウド→75染野 鈴木c→75仲間
【サブ】沖 林 常本 三竿 中村 仲間 染野
【監督】相馬直樹
【MyMVP】-
【スカパー】-
2020年プレシーズンマッチ水戸戦 [試合]
テストマッチとザーゴ監督は位置付けていたようだが、1-0での勝利。完勝だっとも言えるし、下カテゴリー相手に辛勝とも言える。
感触としてはスタメン組の戦い方は良かった。スピード感もあったし、縦への意識も強かった。内容的にも押していたし、実際前半は1-0でスコア的にも勝っている。
伊藤のプレスから高い位置でボールを奪い、白崎が素早く前線にスルーパス。反応した荒木がフィジカルの強さを見せて、DFと競り合いながら左足を振り抜いて左上隅にゴール。これが決勝点になった。
勿論、MyMVPだが、ゴール以外にも動きは良かったし、2列目として充分計算出来るように見えた。ACLプレーオフの試合を観ていないのではっきりとは言えないが、荒木と小泉を普通にスタメンで使った方がいい結果になったのでは?
ストライカー不足解消のため(?)に白崎をトップで起用。伊藤を前にして少し下がり気味な感じの位置取りだったが、役割的には土居と似たようなもの。シュート精度が昨年終盤から落ちている点は気になるが、土居と同じ役割で使うなら白崎の方が出応えがあった。
CBは早く縦に入れるように言われているのか、もたもたとボールを持たず、ストレスのない前へのボール供給。関川の縦パスはうまく足元に入っていたが、町田はところどころイージーミスがあり、この辺りはずっと解消していない。
守備に関しては水戸の攻撃陣の連携もあるし、前からのプレスが効いていたのでそこまで危ない場面はなし。ただ、後半になって選手が入れ替わるとピンチの場面も増えた。
これはあくまで個人的な感想かもしれないが、レオシルバは厳しい。単なるコンディションの問題ならいいが、このスタイルのサッカーに合っていないし、フラフラと中途半端なポジショニングで中盤がスカスカになって周りに負担がかかっている。
「読み」が当たってボールを奪えた時はいいが、それ以外でのルーズな展開や、ちょっとしたパスのズレとかテンポとか。やはり2年契約は長かったのでは?と思わせるデキだったが、ザーゴはちゃんとフラットな目線で判断してくれるのだろうか。
アラーノもいまひとつで、土居もボールが収まらず、杉岡も見せ場なし。交代組で目を引いたのは松村。積極性もあるし、シュートも枠を捉えた。何よりスピードが魅力。スタメンは厳しいかもしれないが、相手が疲れた後半に切り札として使えるのではないだろうか。
チャンスの場面では周囲に気を遣ったのか迷う場面があり、あそこを強気で攻められるようになれば期待大。伊藤は松村のミドルのこぼれ球を決めて欲しかった。サイドに流れて起点になる動きは良かったが、肝心のゴール前のプレー精度が味方の呼吸とかも含めてダメ。
あと、やっぱり今年もゴール裏は伊藤推しで、気がつけばだいたい伊藤のチャントをやっている。若干イラッとするのは自分だけだろうか。チームを応援しようよ。
内田は動けている間は仕掛けとか連携面とか、チャンスの演出とか、「今年はやれる?」と思わせたが、後半になってしばらくすると存在感が消え、結局自ら申し出て交代。大事を取っただけだと思うが、1ヶ月に1試合程度は出れるのだろうかと先行き不安になる。
沖はピンチでも落ち着いてセーブ出来たし、フィードも正確。いきなりリーグ戦で起用するのは勇気がいるから無理だろうが、ルヴァンカップは曽ヶ端ではなく沖でいって育てて欲しい。多分、今の曽ヶ端だとそこまで大差ないかと。
ボランチの永木と小泉のコンビは息が合っていた。前にボールを出す意識もあったし、潰しも強度があった。このコンディションならやっぱりACLプレーオフは小泉で良かったような。ただ、永木のプレースキックは一度もチャンスにならなかったので改善が必要。
セットプレーの守備ではゾーンを採用。個人的にはゾーンの守備は好きではないが、このスタイルでいくのだろう。水戸戦では危ないところはなかったが、キッカーが優秀だとやられてしまう気もする。どこまで約束事を作って、それを忠実に実行出来るかがカギ。
追加点を取って2-0、3-0で勝てていたら文句なしだったが、まずは勝てたことで気持ちを切り替えられる。他の新戦力も観てみたかったが、まあこれは仕方ない。荒木のインタビューでの受け応えがしっかりしているうえに、男前だったのが印象的。
ザーゴのは通訳を介してのコメントなのだが、一気にしゃべり過ぎて長い。アレ、通訳が翻訳しながら全部内容を覚えているのだろうが、あの長さだと日本語で言われても正しく伝言ゲーム出来る自信はない。通訳の人は優秀だな。
交代組のデキにやや不安は残ったが、荒木や松村、和泉が新戦力としてカウント出来そうな感じなのが良かった。ルヴァンカップ予選まで少し間が空くが、ザーゴのサッカーを浸透させ、馴染めない選手は思い切って外すくらいの改革をやって貰いたいと願う。
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(以下、個人的まとめ)
【2020プレシーズンマッチ 2/1(土)】(ケーズデンキスタジアム水戸14:03KickOff水戸/9,387人/晴)
【スコア】水戸 0-1 鹿島 (前0-1 後0-0) (S 6-7)
【主審】山岡良介(主審)、竹田明弘、藤澤達也
【得点】
(鹿)前38分 白崎→荒木 1左
【警告】
(鹿)関川1(前45分)
(水)乾1(後12分)
【出場】
GK 曽ヶ端→45沖
DF c内田→68杉岡 関川 町田 山本
MF 永木→64レオシルバ 小泉 荒木→63松村 和泉→63ファン・アラーノ
FW 白崎→63土居c 伊藤
【サブ】沖 杉岡 佐々木 レオシルバ ファン・アラーノ 土居 松村
【監督】ザーゴ
【MyMVP】荒木(1)
【スカパー】画質綺麗
感触としてはスタメン組の戦い方は良かった。スピード感もあったし、縦への意識も強かった。内容的にも押していたし、実際前半は1-0でスコア的にも勝っている。
伊藤のプレスから高い位置でボールを奪い、白崎が素早く前線にスルーパス。反応した荒木がフィジカルの強さを見せて、DFと競り合いながら左足を振り抜いて左上隅にゴール。これが決勝点になった。
勿論、MyMVPだが、ゴール以外にも動きは良かったし、2列目として充分計算出来るように見えた。ACLプレーオフの試合を観ていないのではっきりとは言えないが、荒木と小泉を普通にスタメンで使った方がいい結果になったのでは?
ストライカー不足解消のため(?)に白崎をトップで起用。伊藤を前にして少し下がり気味な感じの位置取りだったが、役割的には土居と似たようなもの。シュート精度が昨年終盤から落ちている点は気になるが、土居と同じ役割で使うなら白崎の方が出応えがあった。
CBは早く縦に入れるように言われているのか、もたもたとボールを持たず、ストレスのない前へのボール供給。関川の縦パスはうまく足元に入っていたが、町田はところどころイージーミスがあり、この辺りはずっと解消していない。
守備に関しては水戸の攻撃陣の連携もあるし、前からのプレスが効いていたのでそこまで危ない場面はなし。ただ、後半になって選手が入れ替わるとピンチの場面も増えた。
これはあくまで個人的な感想かもしれないが、レオシルバは厳しい。単なるコンディションの問題ならいいが、このスタイルのサッカーに合っていないし、フラフラと中途半端なポジショニングで中盤がスカスカになって周りに負担がかかっている。
「読み」が当たってボールを奪えた時はいいが、それ以外でのルーズな展開や、ちょっとしたパスのズレとかテンポとか。やはり2年契約は長かったのでは?と思わせるデキだったが、ザーゴはちゃんとフラットな目線で判断してくれるのだろうか。
アラーノもいまひとつで、土居もボールが収まらず、杉岡も見せ場なし。交代組で目を引いたのは松村。積極性もあるし、シュートも枠を捉えた。何よりスピードが魅力。スタメンは厳しいかもしれないが、相手が疲れた後半に切り札として使えるのではないだろうか。
チャンスの場面では周囲に気を遣ったのか迷う場面があり、あそこを強気で攻められるようになれば期待大。伊藤は松村のミドルのこぼれ球を決めて欲しかった。サイドに流れて起点になる動きは良かったが、肝心のゴール前のプレー精度が味方の呼吸とかも含めてダメ。
あと、やっぱり今年もゴール裏は伊藤推しで、気がつけばだいたい伊藤のチャントをやっている。若干イラッとするのは自分だけだろうか。チームを応援しようよ。
内田は動けている間は仕掛けとか連携面とか、チャンスの演出とか、「今年はやれる?」と思わせたが、後半になってしばらくすると存在感が消え、結局自ら申し出て交代。大事を取っただけだと思うが、1ヶ月に1試合程度は出れるのだろうかと先行き不安になる。
沖はピンチでも落ち着いてセーブ出来たし、フィードも正確。いきなりリーグ戦で起用するのは勇気がいるから無理だろうが、ルヴァンカップは曽ヶ端ではなく沖でいって育てて欲しい。多分、今の曽ヶ端だとそこまで大差ないかと。
ボランチの永木と小泉のコンビは息が合っていた。前にボールを出す意識もあったし、潰しも強度があった。このコンディションならやっぱりACLプレーオフは小泉で良かったような。ただ、永木のプレースキックは一度もチャンスにならなかったので改善が必要。
セットプレーの守備ではゾーンを採用。個人的にはゾーンの守備は好きではないが、このスタイルでいくのだろう。水戸戦では危ないところはなかったが、キッカーが優秀だとやられてしまう気もする。どこまで約束事を作って、それを忠実に実行出来るかがカギ。
追加点を取って2-0、3-0で勝てていたら文句なしだったが、まずは勝てたことで気持ちを切り替えられる。他の新戦力も観てみたかったが、まあこれは仕方ない。荒木のインタビューでの受け応えがしっかりしているうえに、男前だったのが印象的。
ザーゴのは通訳を介してのコメントなのだが、一気にしゃべり過ぎて長い。アレ、通訳が翻訳しながら全部内容を覚えているのだろうが、あの長さだと日本語で言われても正しく伝言ゲーム出来る自信はない。通訳の人は優秀だな。
交代組のデキにやや不安は残ったが、荒木や松村、和泉が新戦力としてカウント出来そうな感じなのが良かった。ルヴァンカップ予選まで少し間が空くが、ザーゴのサッカーを浸透させ、馴染めない選手は思い切って外すくらいの改革をやって貰いたいと願う。
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【2020プレシーズンマッチ 2/1(土)】(ケーズデンキスタジアム水戸14:03KickOff水戸/9,387人/晴)
【スコア】水戸 0-1 鹿島 (前0-1 後0-0) (S 6-7)
【主審】山岡良介(主審)、竹田明弘、藤澤達也
【得点】
(鹿)前38分 白崎→荒木 1左
【警告】
(鹿)関川1(前45分)
(水)乾1(後12分)
【出場】
GK 曽ヶ端→45沖
DF c内田→68杉岡 関川 町田 山本
MF 永木→64レオシルバ 小泉 荒木→63松村 和泉→63ファン・アラーノ
FW 白崎→63土居c 伊藤
【サブ】沖 杉岡 佐々木 レオシルバ ファン・アラーノ 土居 松村
【監督】ザーゴ
【MyMVP】荒木(1)
【スカパー】画質綺麗
Jリーグワールドチャレンジ2017鹿島VSセビージャ [試合]
強化試合といえど勝ちにいく鹿島イズム。どこかの議員に暴言吐かれちゃたまらんからね!
立ち上がり、鹿島が押し込んでいたがあっさり主導権を奪い返され、前半はセビージャのゲーム。
圧力はそれほど感じなかったが、どの選手もトラップがうまくて取りどころがなく、セカンドボールも拾われて防戦一方。たまにカウンターになるがレアンドロで失うパターンが多く、シュートで終われない嫌な時間帯が続いた。守備には戻れていたが、ダメな時のレアンドロだった。
試合を通して危ない場面が何度もあり、セビージャの決定力不足と、曽ヶ端の2~3本のファインセーブに救われた。
MyMVPは安部と迷ったが曽ヶ端にする。失点していたら一気に持っていかれた可能性もあったし、流れを渡さない意味でも大きなセーブだった。
2番手評価の安部は、途中出場ながら存在感があった。小柄だが意外とフィジカルも強く、ドリブルにもキレがあって前線で起点を作れていた。90分観てみたい選手。
先制点はほぼ安部のゴールと言っても良いが、鈴木もあそこに走り込んで、DFに当てずに蹴り込めたのはさすがストライカー。ちなみにその後ろに中村もいたのだが、おいしいところをかっさらわれるあたり、なんというか中村らしい。
活躍度で言えば中村よりも安部の方が上な気がするが、大岩の中ではランキング変わらずなのだろうか。
鈴木もそのゴールだけに留まらず、アディショナルタイムに遠藤のCKからトドメの一撃となる肩でのゴールを決めるあたり勝負強さを持っている。大岩体制になってから不遇な扱いになっているが、こうやって得点を挙げることで返り咲いて貰いたい。
右サイドの伊東は何度も失点につながりそうな抜かれ方をしていたが、要所では上がっていけるなど攻撃性を失わなかったのが好印象。ただ、もう少しクロスの精度やアイデアは欲しい。削られて痛めた左足は大丈夫だろうか。
ボランチは永木と小笠原を使わなかったのは何か意味があったのだろうか。三竿健(弟)が期待されているというのは凄く伝わってくるし、それだけのポテンシャルは秘めていると思ってはいるが、まだ役割をこなすのが精一杯で、自分らしさは出せていないように見える。使って貰っている間に化けたい。
こちらのコンディションの良さと、相手方の調整不足もあったろうが、2点差つけて無失点で勝てば言い訳無用。素晴らしい勝利だったと思う。
結果を出せなかった選手もいたが、おおむね悪くないデキであり、大岩体制はうまく機能しているという手応えがある。まだ負けなしでもあるし。
サマーブレイク再開後も、このまま勝ち進んで行って貰いたい。
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(以下、個人的まとめ)
【Jリーグワールドチャレンジ2017 7/22(土)】(カシマスタジアム18:04KickOff鹿島/28,308人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 セビージャ (前0-0 後2-0) (S 0-0)
【主審】東城穰(主審)、名木利幸、前之園晴廣
【得点】
(鹿)後27分 安部→鈴木 1左
(鹿)後45+1分 CK遠藤↑鈴木 2H(肩)
【警告】
(鹿)なし
(セ)エベル・バネガ(前43分)、マトス・ガルシア(後26分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田 c昌子→46ブエノ 西→46山本
MF レオシルバ→62安部 三竿健(弟) 中村→77金森 レアンドロ→46遠藤c
FW ペドロ・ジュニオール→62土居 金崎→61鈴木
【サブ】川俣 三竿雄(兄) 山本 ブエノ 小田 土居 遠藤 久保田 梅鉢 田中 小笠原 鈴木 金森 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】曽ヶ端、(安部)
【DAZN】1クルクル、最大2秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
立ち上がり、鹿島が押し込んでいたがあっさり主導権を奪い返され、前半はセビージャのゲーム。
圧力はそれほど感じなかったが、どの選手もトラップがうまくて取りどころがなく、セカンドボールも拾われて防戦一方。たまにカウンターになるがレアンドロで失うパターンが多く、シュートで終われない嫌な時間帯が続いた。守備には戻れていたが、ダメな時のレアンドロだった。
試合を通して危ない場面が何度もあり、セビージャの決定力不足と、曽ヶ端の2~3本のファインセーブに救われた。
MyMVPは安部と迷ったが曽ヶ端にする。失点していたら一気に持っていかれた可能性もあったし、流れを渡さない意味でも大きなセーブだった。
2番手評価の安部は、途中出場ながら存在感があった。小柄だが意外とフィジカルも強く、ドリブルにもキレがあって前線で起点を作れていた。90分観てみたい選手。
先制点はほぼ安部のゴールと言っても良いが、鈴木もあそこに走り込んで、DFに当てずに蹴り込めたのはさすがストライカー。ちなみにその後ろに中村もいたのだが、おいしいところをかっさらわれるあたり、なんというか中村らしい。
活躍度で言えば中村よりも安部の方が上な気がするが、大岩の中ではランキング変わらずなのだろうか。
鈴木もそのゴールだけに留まらず、アディショナルタイムに遠藤のCKからトドメの一撃となる肩でのゴールを決めるあたり勝負強さを持っている。大岩体制になってから不遇な扱いになっているが、こうやって得点を挙げることで返り咲いて貰いたい。
右サイドの伊東は何度も失点につながりそうな抜かれ方をしていたが、要所では上がっていけるなど攻撃性を失わなかったのが好印象。ただ、もう少しクロスの精度やアイデアは欲しい。削られて痛めた左足は大丈夫だろうか。
ボランチは永木と小笠原を使わなかったのは何か意味があったのだろうか。三竿健(弟)が期待されているというのは凄く伝わってくるし、それだけのポテンシャルは秘めていると思ってはいるが、まだ役割をこなすのが精一杯で、自分らしさは出せていないように見える。使って貰っている間に化けたい。
こちらのコンディションの良さと、相手方の調整不足もあったろうが、2点差つけて無失点で勝てば言い訳無用。素晴らしい勝利だったと思う。
結果を出せなかった選手もいたが、おおむね悪くないデキであり、大岩体制はうまく機能しているという手応えがある。まだ負けなしでもあるし。
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【Jリーグワールドチャレンジ2017 7/22(土)】(カシマスタジアム18:04KickOff鹿島/28,308人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 セビージャ (前0-0 後2-0) (S 0-0)
【主審】東城穰(主審)、名木利幸、前之園晴廣
【得点】
(鹿)後27分 安部→鈴木 1左
(鹿)後45+1分 CK遠藤↑鈴木 2H(肩)
【警告】
(鹿)なし
(セ)エベル・バネガ(前43分)、マトス・ガルシア(後26分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田 c昌子→46ブエノ 西→46山本
MF レオシルバ→62安部 三竿健(弟) 中村→77金森 レアンドロ→46遠藤c
FW ペドロ・ジュニオール→62土居 金崎→61鈴木
【サブ】川俣 三竿雄(兄) 山本 ブエノ 小田 土居 遠藤 久保田 梅鉢 田中 小笠原 鈴木 金森 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】曽ヶ端、(安部)
【DAZN】1クルクル、最大2秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
2017FUJIゼロックス浦和戦 [試合]
お互い中2日でACL予選を控えて位置づけが難しい試合。
アウェー戦を控える浦和がメンバーを落としてB寄りのチーム、ホーム戦になる鹿島は主力を中心にほぼAチームで戦い、最後はその差のぶんだけ鹿島が上回った。メンバー落ちの枚数を思うと2点差はつけて勝ちたかったが、PK戦まで持ち込まれなくて良かった。
試合展開は浦和が押し込み鹿島が受けるという形から始まり、徐々に鹿島が押し返してペースを握る。ゴール正面やや右寄りで貰ったFKを、レオシルバが蹴ると見せかけての遠藤キックで、キーパー一歩も動けずゴール右に刺さって先制。
それまでに金崎、小笠原のシュートを西川のファインセーブで止められていただけに価値ある得点だった。ちなみに小笠原のは西川は触っていたように見えたがゴールキックの判定。ホントに?
その後、土居のバー直撃もありつつ流れに乗った鹿島が攻め立て、レオシルバのボール奪取から左に開いた金崎のシュート。またもポストに弾かれたが、フリーで余っていた遠藤が右足で押し込んで追加点。
遠藤は調子も上がってきたようで、本来の得点力も見せた。一度は追いつかれてしまったが、MyMVP。
後半、興梠を入れて本腰を入れてきた浦和。うまく受けていた鹿島だったが、エリア内で反転した興梠を小笠原が倒したとしてPK。
これを決められて1点差となるが、興梠のPKはいつ見ても納得いかない。ああいう態勢になって反転して自分から転んだら、たいてい相手のどこかには接触するのではない?それも技術のうちというのならそうかもしれないが、昨年のチャンピオンシップの時といいなんだかなあな感じだ。
1点返して勢いづいた浦和は右サイドから関根が突破してクロス。フリーのズラタンがヘディングしたボールがポストに当たり、跳ね返りを武藤に押し込まれた。
三竿雄(兄)はこの少し前くらいからついていけなくなっていたし、中でズラタンのマークも甘かった。植田だろうか。跳ね返りは武藤の引きが強かったが、キーパーが曽ヶ端だったら最初のシュートに棒立ちだっただろうから、むしろ武藤のシュートを防げたかも?
とはいえ全体的にスンテのパフォーマンスは悪くはなく、メインはこちらで使っていくのだろう。曽ヶ端にも試合勘をなくさせないように、うまく二人を使っていって欲しい。
同点になってPK戦もちらついた試合終盤、途中交代で入った山本のロングパスを、浦和の遠藤がキーパーにバックパス。これをこちらも途中出場の鈴木が狙っていて、絶妙のタイミングで左足を出して西川の脇を抜いてゴール。
本人はサブではなくスタメンで出たいという希望を持っているが、この短い時間で結果を出してくれるところを見るとスーパーサブで置いておきたくもなる。浦和のバックパスについては常々崩して欲しいと思っていたので、個人的にはそこも良かった。
ゴール後のパフォーマンスはあまりやり過ぎると他のサポから反感を買うのでほどほどに。
結果3-2で勝ち、怪我人もなく、退場者もなく、山本、永木も実戦復帰出来た。金崎に得点が生まれていれば満点だったが、期待の持てる内容だったし良しとすべきだろう。
ユニフォームは両チームともアウェーユニという初の試みだったそうだが、ホーム扱いの鹿島がピンク、浦和がイエロー。スタンドはお互いに赤。Jリーグに興味のない人が観たら理解出来ない風景かもしれない。
どちらも女子ウケしそうな色使いだとは感じたが、鹿島のピンクはやっぱり似合わないと思う。まあ、最初に勝ったことで嫌な思い出にならなかったことが幸い。何回か観てると慣れるかな。
長くなったので続きは明日。
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(以下、個人的まとめ)
【2017FUJI XEROX SUPER CUP 2/18(土)】(日産スタジアム13:35KickOff鹿島/48,250人/曇)
【スコア】鹿島 3-2 浦和 (前2-1 後0-2) (S 12-11)
【主審】木村博之(主審)、名木利幸、唐紙学志
【得点】
(鹿)前39分 FK遠藤 1左
(鹿)前43分 遠藤 2右
(浦)後29分 PK 興梠 1右
(浦)後30分 武藤 1左
(鹿)後38分 鈴木 1左
【警告】
(鹿)レオシルバ1(前40分)、小笠原1(後11分)、鈴木1(後45+4分)
(浦)青木1(前24分)、ズラタン1(後45+2分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 西 植田 昌子 三竿雄(兄)→82山本
MF c小笠原 レオシルバ→69永木 遠藤 土居
FW 金崎→65鈴木 ペドロ・ジュニオール
【サブ】曽ヶ端 山本 町田 レアンドロ 永木 金森 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】遠藤
アウェー戦を控える浦和がメンバーを落としてB寄りのチーム、ホーム戦になる鹿島は主力を中心にほぼAチームで戦い、最後はその差のぶんだけ鹿島が上回った。メンバー落ちの枚数を思うと2点差はつけて勝ちたかったが、PK戦まで持ち込まれなくて良かった。
試合展開は浦和が押し込み鹿島が受けるという形から始まり、徐々に鹿島が押し返してペースを握る。ゴール正面やや右寄りで貰ったFKを、レオシルバが蹴ると見せかけての遠藤キックで、キーパー一歩も動けずゴール右に刺さって先制。
それまでに金崎、小笠原のシュートを西川のファインセーブで止められていただけに価値ある得点だった。ちなみに小笠原のは西川は触っていたように見えたがゴールキックの判定。ホントに?
その後、土居のバー直撃もありつつ流れに乗った鹿島が攻め立て、レオシルバのボール奪取から左に開いた金崎のシュート。またもポストに弾かれたが、フリーで余っていた遠藤が右足で押し込んで追加点。
遠藤は調子も上がってきたようで、本来の得点力も見せた。一度は追いつかれてしまったが、MyMVP。
後半、興梠を入れて本腰を入れてきた浦和。うまく受けていた鹿島だったが、エリア内で反転した興梠を小笠原が倒したとしてPK。
これを決められて1点差となるが、興梠のPKはいつ見ても納得いかない。ああいう態勢になって反転して自分から転んだら、たいてい相手のどこかには接触するのではない?それも技術のうちというのならそうかもしれないが、昨年のチャンピオンシップの時といいなんだかなあな感じだ。
1点返して勢いづいた浦和は右サイドから関根が突破してクロス。フリーのズラタンがヘディングしたボールがポストに当たり、跳ね返りを武藤に押し込まれた。
三竿雄(兄)はこの少し前くらいからついていけなくなっていたし、中でズラタンのマークも甘かった。植田だろうか。跳ね返りは武藤の引きが強かったが、キーパーが曽ヶ端だったら最初のシュートに棒立ちだっただろうから、むしろ武藤のシュートを防げたかも?
とはいえ全体的にスンテのパフォーマンスは悪くはなく、メインはこちらで使っていくのだろう。曽ヶ端にも試合勘をなくさせないように、うまく二人を使っていって欲しい。
同点になってPK戦もちらついた試合終盤、途中交代で入った山本のロングパスを、浦和の遠藤がキーパーにバックパス。これをこちらも途中出場の鈴木が狙っていて、絶妙のタイミングで左足を出して西川の脇を抜いてゴール。
本人はサブではなくスタメンで出たいという希望を持っているが、この短い時間で結果を出してくれるところを見るとスーパーサブで置いておきたくもなる。浦和のバックパスについては常々崩して欲しいと思っていたので、個人的にはそこも良かった。
ゴール後のパフォーマンスはあまりやり過ぎると他のサポから反感を買うのでほどほどに。
結果3-2で勝ち、怪我人もなく、退場者もなく、山本、永木も実戦復帰出来た。金崎に得点が生まれていれば満点だったが、期待の持てる内容だったし良しとすべきだろう。
ユニフォームは両チームともアウェーユニという初の試みだったそうだが、ホーム扱いの鹿島がピンク、浦和がイエロー。スタンドはお互いに赤。Jリーグに興味のない人が観たら理解出来ない風景かもしれない。
どちらも女子ウケしそうな色使いだとは感じたが、鹿島のピンクはやっぱり似合わないと思う。まあ、最初に勝ったことで嫌な思い出にならなかったことが幸い。何回か観てると慣れるかな。
長くなったので続きは明日。
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【2017FUJI XEROX SUPER CUP 2/18(土)】(日産スタジアム13:35KickOff鹿島/48,250人/曇)
【スコア】鹿島 3-2 浦和 (前2-1 後0-2) (S 12-11)
【主審】木村博之(主審)、名木利幸、唐紙学志
【得点】
(鹿)前39分 FK遠藤 1左
(鹿)前43分 遠藤 2右
(浦)後29分 PK 興梠 1右
(浦)後30分 武藤 1左
(鹿)後38分 鈴木 1左
【警告】
(鹿)レオシルバ1(前40分)、小笠原1(後11分)、鈴木1(後45+4分)
(浦)青木1(前24分)、ズラタン1(後45+2分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 西 植田 昌子 三竿雄(兄)→82山本
MF c小笠原 レオシルバ→69永木 遠藤 土居
FW 金崎→65鈴木 ペドロ・ジュニオール
【サブ】曽ヶ端 山本 町田 レアンドロ 永木 金森 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】遠藤
2017JリーグDAZNニューイヤーカップ、福岡戦 [試合]
全てのタイトルを獲ると口にしたわりに、あっさりと最初でつまづいた。タイトルの大小は関係なく、言ったからにはその姿勢を見せて欲しかった(特に横浜FC戦)。
今日の試合も昨年までJ1だったとはいえ福岡相手に1-0の辛勝、最後は植田のハンドを見逃して貰っての勝利だけに、結果は納得のいくものではない。
かといって内容が良かったといえばそうでもなく、ゼロックスまで残る実戦はあとひとつ。J1トップクラスの相手とまともに戦えるまでに仕上がるのか。
とにかく90分通して攻撃の形が作れず、単発で仕掛けがうまくいくこともあるが、シュートで完結しないことが多い。メンバーが入れ替わりでやっているので仕方ない部分はあるとはいえ、迫力が感じられない。7本は合格点とは言えない。
唯一の得点はCKから。三竿雄(兄)が蹴り、中で鈴木が体勢を崩しながらも左足でミートして押し込んだ。前半、レアンドロからの決定的なパスを外していただけに、ストライカーとして価値ある得点だった。
三竿雄(兄)のCKは前半、山なりのボールしか蹴っておらず、それしか蹴れないものと思っていたが、軌道を変えたボールが相手の隙を作ったということは作戦だったのか。しかし、オーバーラップしてのクロスの質が非常に悪く、まともに上がったのは一本もなかった。
厳しいボールに追いついているのかもしれないが中に上がってこそで、勝負になるセンタリングがひとつもなかったというのは不安点。
もうひとつ気になったのはハイボールの競り合いで空中戦を避けるかのように一旦ボールを落としてからという選択が多かったところ。トップレベルの選手が相手だとあれは致命傷にならないか。
クォンスンテは鋭いミドルシュートを弾くでもなくキャッチした点に高評価だが、FKのボールを同じようにキャッチしようとしてこぼし、あわや失点という場面もあって評価はイーブン。出来るのならばキャッチした方がそこで相手の攻撃も途切れるし、カウンターの起点にもなる。
状況判断は慎重にやらないといけないが、キャッチ出来る、というポイントは大きい。DFとの連携ミスで無人ゴールを開設した点はまだ仕方ない部分。後半交代の曽ヶ端は1本ビッグセーブで川俣との格の違いを見せた。声もよく通っていた。
そして、今季、鹿島の命運を左右するであろう選手がレオシルバであることがわかった。攻守に絶え間なく動き続け、最初だけ良かったレアンドロの4倍(当ブログ比)は働いていた。
前半、相手選手と重なって膝を変な形に曲げて倒れた時には血の気が引いた。柴崎が抜けた今、レオシルバを失うことは戦力半減くらいのダメージがある。
幸い90分出場し、無事で済んだようだったが、レオシルバが無双してくれている間に、三竿健(弟)は安心出来るレベルまで成長して貰いたい。永木も負傷中のようで、激戦区と思っていたボランチが少し脆くなっている気がする。
気がかりなのは2列目も同じく。鹿島は万能型の選手が多く、金崎、鈴木、土居、金森、ペドロ・ジュニオールとFWもMFもこなせるタイプは揃っているが、純粋な2列目というか、ボールを持ってゲームを作れるタイプが遠藤くらいしかいない。
レアンドロがそれを担ってくれれば助かるのだが、裏に抜ける動きで何本かいいものを見せたものの、ボールを持って攻撃を組み立てるという点に関しては、さっぱりと言ってもいいデキ。ロストする回数と成功してシュートまでつながる回数を比較すれば、しっかりと計算はしていないが、かなりロスト率が高いのではないだろうか。
中村が一人立ちすればとも思うがゲームに出られないコンディションでは話にならず、田中、安部ではまだ難しい。
守備陣では植田もなんだかピリッとせず、昌子が抜けた時が怖い。今のままでは守備は昌子とレオシルバに頑張って貰うしかなく、負担が半端ではない。
せめて守備の不安を一掃出来るくらいに攻撃が華やかであれば問題ないのだが、そこもしょぼっとしていて、どちらも反省の多い試合内容だった。
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(以下、個人的まとめ)
【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(3) 2/6(月)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:04KickOff鹿島/2,271人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 福岡 (0-0 後1-0) (S 7-6)
【主審】中村太(主審)、越智新次、森川浩次
【得点】
(鹿)後04分 CK三竿雄(兄)↑鈴木 2左
【警告】
(鹿)西1(前23分)
(福)山瀬(前26分)、ダニルソン(後45+4分)
【出場】
GK クォンスンテ→46曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 三竿雄(兄)→63小田
MF c小笠原→59三竿健(弟) レオシルバc レアンドロ→63遠藤 鈴木→78赤崎
FW 金崎→77安部 土居→86金森
【サブ】曽ヶ端 小田 伊東 町田 三竿健(弟) 遠藤 安部 金森 赤崎
【監督】石井正忠
【MyMVP】鈴木
今日の試合も昨年までJ1だったとはいえ福岡相手に1-0の辛勝、最後は植田のハンドを見逃して貰っての勝利だけに、結果は納得のいくものではない。
かといって内容が良かったといえばそうでもなく、ゼロックスまで残る実戦はあとひとつ。J1トップクラスの相手とまともに戦えるまでに仕上がるのか。
とにかく90分通して攻撃の形が作れず、単発で仕掛けがうまくいくこともあるが、シュートで完結しないことが多い。メンバーが入れ替わりでやっているので仕方ない部分はあるとはいえ、迫力が感じられない。7本は合格点とは言えない。
唯一の得点はCKから。三竿雄(兄)が蹴り、中で鈴木が体勢を崩しながらも左足でミートして押し込んだ。前半、レアンドロからの決定的なパスを外していただけに、ストライカーとして価値ある得点だった。
三竿雄(兄)のCKは前半、山なりのボールしか蹴っておらず、それしか蹴れないものと思っていたが、軌道を変えたボールが相手の隙を作ったということは作戦だったのか。しかし、オーバーラップしてのクロスの質が非常に悪く、まともに上がったのは一本もなかった。
厳しいボールに追いついているのかもしれないが中に上がってこそで、勝負になるセンタリングがひとつもなかったというのは不安点。
もうひとつ気になったのはハイボールの競り合いで空中戦を避けるかのように一旦ボールを落としてからという選択が多かったところ。トップレベルの選手が相手だとあれは致命傷にならないか。
クォンスンテは鋭いミドルシュートを弾くでもなくキャッチした点に高評価だが、FKのボールを同じようにキャッチしようとしてこぼし、あわや失点という場面もあって評価はイーブン。出来るのならばキャッチした方がそこで相手の攻撃も途切れるし、カウンターの起点にもなる。
状況判断は慎重にやらないといけないが、キャッチ出来る、というポイントは大きい。DFとの連携ミスで無人ゴールを開設した点はまだ仕方ない部分。後半交代の曽ヶ端は1本ビッグセーブで川俣との格の違いを見せた。声もよく通っていた。
そして、今季、鹿島の命運を左右するであろう選手がレオシルバであることがわかった。攻守に絶え間なく動き続け、最初だけ良かったレアンドロの4倍(当ブログ比)は働いていた。
前半、相手選手と重なって膝を変な形に曲げて倒れた時には血の気が引いた。柴崎が抜けた今、レオシルバを失うことは戦力半減くらいのダメージがある。
幸い90分出場し、無事で済んだようだったが、レオシルバが無双してくれている間に、三竿健(弟)は安心出来るレベルまで成長して貰いたい。永木も負傷中のようで、激戦区と思っていたボランチが少し脆くなっている気がする。
気がかりなのは2列目も同じく。鹿島は万能型の選手が多く、金崎、鈴木、土居、金森、ペドロ・ジュニオールとFWもMFもこなせるタイプは揃っているが、純粋な2列目というか、ボールを持ってゲームを作れるタイプが遠藤くらいしかいない。
レアンドロがそれを担ってくれれば助かるのだが、裏に抜ける動きで何本かいいものを見せたものの、ボールを持って攻撃を組み立てるという点に関しては、さっぱりと言ってもいいデキ。ロストする回数と成功してシュートまでつながる回数を比較すれば、しっかりと計算はしていないが、かなりロスト率が高いのではないだろうか。
中村が一人立ちすればとも思うがゲームに出られないコンディションでは話にならず、田中、安部ではまだ難しい。
守備陣では植田もなんだかピリッとせず、昌子が抜けた時が怖い。今のままでは守備は昌子とレオシルバに頑張って貰うしかなく、負担が半端ではない。
せめて守備の不安を一掃出来るくらいに攻撃が華やかであれば問題ないのだが、そこもしょぼっとしていて、どちらも反省の多い試合内容だった。
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【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(3) 2/6(月)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:04KickOff鹿島/2,271人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 福岡 (0-0 後1-0) (S 7-6)
【主審】中村太(主審)、越智新次、森川浩次
【得点】
(鹿)後04分 CK三竿雄(兄)↑鈴木 2左
【警告】
(鹿)西1(前23分)
(福)山瀬(前26分)、ダニルソン(後45+4分)
【出場】
GK クォンスンテ→46曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 三竿雄(兄)→63小田
MF c小笠原→59三竿健(弟) レオシルバc レアンドロ→63遠藤 鈴木→78赤崎
FW 金崎→77安部 土居→86金森
【サブ】曽ヶ端 小田 伊東 町田 三竿健(弟) 遠藤 安部 金森 赤崎
【監督】石井正忠
【MyMVP】鈴木
2017JリーグDAZNニューイヤーカップ、横浜FC戦 [試合]
また負けてしまうとは。
いくら勝敗にこだわらない時期とはいえ、こうまで簡単に負けてしまっていいものか。「本気出せばいつでも勝てる」はただの慢心。
ゲームに関しては相手の出方を最初から読み間違えていた感じ。前半、横浜FCが引き気味で断然鹿島ペースだったが、後半、打って変わって前に出て来た横浜FCの圧力を受けられずあっさり失点。結局この1点を引きずったまま、後半は見せ場もなく終了。あっけないにも程がある。
せめてクォンスンテが前半と後半、逆だったらどのくらい動けるか確認出来たのだが。川俣はあのドフリーのシュートを止めろというのは酷だが、出るたびに失点し、チーム内外からの信頼は下がる一方。
赤崎が伊東からの絶好のクロスをヘッドで決められず、あそこで決めていれば展開も違っただろうに。
攻撃はこのあたりまでがピーク。相手に慣れられてからは何も出来ないのは長崎戦と変わらず、選手の組み合わせの問題なのか、認識の問題なのか。とにかくシュートで終われないのはいつになったら解消されるのか。
三竿雄(兄)は懸念していた通り、攻撃面での弱さが気になる。失点シーンのサイドを破られたのもマイナス。町田も安定しない。縦パスの精度も低く、課題が多い。成長してくれなければ困るので今は我慢だが。
田中はいくつかいいものがあったがそこまで。中村がベンチにも入っていないが体調不良とか。必死にアピールしなければいけないところなのだが・・。梅鉢もベンチ外。
安部、小田はそれぞれ高卒新人としては動けているし素質も感じるが、囲まれたら抜け出せず、まだ通用しない。久保田も周りが見えていない。
遠藤、小笠原は少し状態が上がった気配だが今はこのくらいか。ペドロ・ジュニオールは後半から消えてしまい、フィジカル面なのかメンタル面なのか。
三竿健(弟)は期待しているが攻守に存在感を示せず。無難ではあったが、レギュラーを取るにはもうひとつもふたつも上乗せしなければいけない。
なんにせよ、両サイドからのクロスの質が低く、赤崎が外したやつくらいしかこれといったものがなく、西、山本の不在時が不安。
ゼロックスまでそれほど時間もなく、こんな調子で本番に間に合うのだろうか。ターンオーバーはおろか、1チームですら完成には遠いかと。
ゲームとは関係ないが、ハーフターム中、レオシルバとレアンドロが嬉しそうにカズに話しかけていた。あれだけブラジル人に好かれているのなら、監督になったとしてもやっていけるのではないだろうか。
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【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(2) 2/4(土)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:03KickOff鹿島/6,523人/曇)
【スコア】鹿島 0-1 横浜FC (前0-0 後0-1) (S 8-13)
【主審】池内明彦(主審)、竹田明弘、三原純
【得点】
(横)後02分 ジョン・チュングン↑イバ 右
【警告】
(鹿)昌子1(前43分)
(横)渡邉(後43分)
【出場】
GK クォンスンテ→46川俣
DF 伊東 c昌子 町田 三竿雄(兄)→69小田
MF 小笠原→79久保田 三竿健(弟)→82 遠藤→69レアンドロ 田中→62安部
FW 赤崎→62金森 ペドロ・ジュニオール→79土居
【サブ】川俣 植田 小田 レオシルバ 久保田 レアンドロ 安部 土居 金森
【監督】石井正忠
【MyMVP】-
いくら勝敗にこだわらない時期とはいえ、こうまで簡単に負けてしまっていいものか。「本気出せばいつでも勝てる」はただの慢心。
ゲームに関しては相手の出方を最初から読み間違えていた感じ。前半、横浜FCが引き気味で断然鹿島ペースだったが、後半、打って変わって前に出て来た横浜FCの圧力を受けられずあっさり失点。結局この1点を引きずったまま、後半は見せ場もなく終了。あっけないにも程がある。
せめてクォンスンテが前半と後半、逆だったらどのくらい動けるか確認出来たのだが。川俣はあのドフリーのシュートを止めろというのは酷だが、出るたびに失点し、チーム内外からの信頼は下がる一方。
赤崎が伊東からの絶好のクロスをヘッドで決められず、あそこで決めていれば展開も違っただろうに。
攻撃はこのあたりまでがピーク。相手に慣れられてからは何も出来ないのは長崎戦と変わらず、選手の組み合わせの問題なのか、認識の問題なのか。とにかくシュートで終われないのはいつになったら解消されるのか。
三竿雄(兄)は懸念していた通り、攻撃面での弱さが気になる。失点シーンのサイドを破られたのもマイナス。町田も安定しない。縦パスの精度も低く、課題が多い。成長してくれなければ困るので今は我慢だが。
田中はいくつかいいものがあったがそこまで。中村がベンチにも入っていないが体調不良とか。必死にアピールしなければいけないところなのだが・・。梅鉢もベンチ外。
安部、小田はそれぞれ高卒新人としては動けているし素質も感じるが、囲まれたら抜け出せず、まだ通用しない。久保田も周りが見えていない。
遠藤、小笠原は少し状態が上がった気配だが今はこのくらいか。ペドロ・ジュニオールは後半から消えてしまい、フィジカル面なのかメンタル面なのか。
三竿健(弟)は期待しているが攻守に存在感を示せず。無難ではあったが、レギュラーを取るにはもうひとつもふたつも上乗せしなければいけない。
なんにせよ、両サイドからのクロスの質が低く、赤崎が外したやつくらいしかこれといったものがなく、西、山本の不在時が不安。
ゼロックスまでそれほど時間もなく、こんな調子で本番に間に合うのだろうか。ターンオーバーはおろか、1チームですら完成には遠いかと。
ゲームとは関係ないが、ハーフターム中、レオシルバとレアンドロが嬉しそうにカズに話しかけていた。あれだけブラジル人に好かれているのなら、監督になったとしてもやっていけるのではないだろうか。
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(以下、個人的まとめ)
【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(2) 2/4(土)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:03KickOff鹿島/6,523人/曇)
【スコア】鹿島 0-1 横浜FC (前0-0 後0-1) (S 8-13)
【主審】池内明彦(主審)、竹田明弘、三原純
【得点】
(横)後02分 ジョン・チュングン↑イバ 右
【警告】
(鹿)昌子1(前43分)
(横)渡邉(後43分)
【出場】
GK クォンスンテ→46川俣
DF 伊東 c昌子 町田 三竿雄(兄)→69小田
MF 小笠原→79久保田 三竿健(弟)→82 遠藤→69レアンドロ 田中→62安部
FW 赤崎→62金森 ペドロ・ジュニオール→79土居
【サブ】川俣 植田 小田 レオシルバ 久保田 レアンドロ 安部 土居 金森
【監督】石井正忠
【MyMVP】-
2017JリーグDAZNニューイヤーカップ、長崎戦 [試合]
スコア的には2-0とまとまったようにも見えるが、内容的にはまだまだスタートの段階。
立ち上がりこそ連動性のある速いパス回しで小気味良く長崎を翻弄し、町田の大胆なオーバラップから金崎が絡んで、最後は鈴木がレベルの高い右足アウトサイドキックで流れるような得点を決めた。
しかし、気が緩んだのかテンポも遅くなり、永木が怪我の影響で大事を取って下がった辺りから全体的に緩んでペースに慣れられた。
練習段階なのであえてこの調整なのかもしれないが、そこからは長崎優位の試合運びをされ、いくつかの決定機を作られた。
コーチングの部分やポジショニングで川俣と曽ヶ端に違いはあるだろうが、相手にタイで決められまくったデラトーレやモスコヴィッチがいたら無失点では済んでいなかったように思う。
植田が永木からキャプテンマークを受け、監督・サポーターの寄せる期待も大きいのだが、まだリーダーシップを発揮してラインを統率というふうにはいかない。
昌子がいれば大丈夫なのだが、出られない時もあるし、植田も代表に呼ばれる選手なのだから、足りないところは教えて貰うなり改善していって欲しい。新加入のクォンスンテとの連携もすぐにはいかないだろうし、そこらへんも課題がたくさんありそう。
得点を決めた鈴木はこのまま育てば代表でエースの座を狙える器だと感じさせる、精度の高いシュートだった。攻撃の組み立てやボールの受け方もレベルが上がったように見え、怪我をしないかは心配だが、期待の持てる内容だった。
金崎もアシストと、ゲームを決める得点も決めた。赤崎からのパスは外したものの、次のレオシルバからのパーフェクトなパスでのGKとの1対1はしっかりと決めた。順調な仕上がり具合。
赤崎は相変わらず微妙な評価のまま。金森はいくつかチャンスは作ったものの決め切れず、ああいう少ないチャンスをモノにしていかないと使って貰えない。
レアンドロについてはどう見るべきか一旦保留。守備はちゃんとするし、攻撃の意図もわかるが、足元のテクニックがいまいちなのか今は実力を出せていないだけか、ボールの失い方が悪い。スピードならペドロ・ジュニオールの方が上だし、何かしら際立つものが欲しい。もっとも、ここから上げていくのかもしれないが。
三竿健(弟)は個人的には頑張って欲しいと思っている選手。柴崎の移籍が確定した今季、必ず出場機会は増える。臆することなく、自分らしさを出してレギュラーポジションを狙いたい。
レオシルバは相変わらずポジションが高いのが気になるところでもあるが、攻守に働くのが持ち味だし、金崎へのアシストも見事だった。周りがプレースタイルを把握すれば、うまくフォロー出来るかと思う。プレースキックも合うようになっていた。
田中はJ2相手ならやれるのかな、という印象を受けた。本人の成長を思えば今のうちにレンタルに出した方がいい気もするが、そうなると人数的にも足りなくなってくるかもしれない。三竿雄(兄)は手堅いプレーで安定しているが、決定的なクロスが見られず、攻撃の部分でも何かひとつ光るものが見たい。
西はわりと長い時間プレーし、コンディション調整はうまくいっている様子。小笠原は調整中。土居もまだかな。町田はあのオーバーラップが偶発的なものだったのか、本来ああいうことが出来る選手なのかわからないが、後者だとしたら攻撃でも楽しみになってくる。
まずは怪我なくが第一だが、ゆくゆくは序盤に見せたような連動性のある攻撃を完成させて貰いたい。
DAZNの画質はなんだか今回暗かったように思うが、こちらの環境のせいだろうか。追っかけ再生でまたしてもフリーズし、一度サインアウトしてからやり直した。すっきりとはいかない。
新ユニの第一印象は良くない。後ろ姿が画質のせいもあってか黒っぽく、鹿島らしくない。審判の色と似ている。鹿島はアントラーズレッドであって欲しい。ニューイヤーカップ中にはピンクユニも披露されるのだろうか。こっちもなんだか嫌な予感しかしない。
あと、前の記事の追記。スカパーにはサッカーセットという2980円もプランもあるようで、そちらでも水戸戦など視聴可能のようだが、やっぱり1試合でその値段は高く、自分は見送る方向。
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【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(1) 2/2(木)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:03KickOff鹿島/1,370人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 長崎 (前1-0 後1-0) (S 7-5)
【主審】東城穰(主審)、鈴木規志、佐藤貴之
【得点】
(鹿)前14分 金崎→鈴木 1右
(鹿)後21分 レオシルバ→金崎 1右
【警告】
(鹿)金崎1(後8分)
(長)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西→83伊東 植田c 町田 三竿雄(兄)→76昌子
MF c永木→36レオシルバ 三竿健(弟)→76小笠原 レアンドロ→71田中 鈴木→71土居
FW 金崎→63金森 赤埼→68ペドロ・ジュニオール
【サブ】小泉 伊東 昌子 土居 田中 レオシルバ 小笠原 ペドロ・ジュニオール 金森
【監督】石井正忠
【MyMVP】鈴木
立ち上がりこそ連動性のある速いパス回しで小気味良く長崎を翻弄し、町田の大胆なオーバラップから金崎が絡んで、最後は鈴木がレベルの高い右足アウトサイドキックで流れるような得点を決めた。
しかし、気が緩んだのかテンポも遅くなり、永木が怪我の影響で大事を取って下がった辺りから全体的に緩んでペースに慣れられた。
練習段階なのであえてこの調整なのかもしれないが、そこからは長崎優位の試合運びをされ、いくつかの決定機を作られた。
コーチングの部分やポジショニングで川俣と曽ヶ端に違いはあるだろうが、相手にタイで決められまくったデラトーレやモスコヴィッチがいたら無失点では済んでいなかったように思う。
植田が永木からキャプテンマークを受け、監督・サポーターの寄せる期待も大きいのだが、まだリーダーシップを発揮してラインを統率というふうにはいかない。
昌子がいれば大丈夫なのだが、出られない時もあるし、植田も代表に呼ばれる選手なのだから、足りないところは教えて貰うなり改善していって欲しい。新加入のクォンスンテとの連携もすぐにはいかないだろうし、そこらへんも課題がたくさんありそう。
得点を決めた鈴木はこのまま育てば代表でエースの座を狙える器だと感じさせる、精度の高いシュートだった。攻撃の組み立てやボールの受け方もレベルが上がったように見え、怪我をしないかは心配だが、期待の持てる内容だった。
金崎もアシストと、ゲームを決める得点も決めた。赤崎からのパスは外したものの、次のレオシルバからのパーフェクトなパスでのGKとの1対1はしっかりと決めた。順調な仕上がり具合。
赤崎は相変わらず微妙な評価のまま。金森はいくつかチャンスは作ったものの決め切れず、ああいう少ないチャンスをモノにしていかないと使って貰えない。
レアンドロについてはどう見るべきか一旦保留。守備はちゃんとするし、攻撃の意図もわかるが、足元のテクニックがいまいちなのか今は実力を出せていないだけか、ボールの失い方が悪い。スピードならペドロ・ジュニオールの方が上だし、何かしら際立つものが欲しい。もっとも、ここから上げていくのかもしれないが。
三竿健(弟)は個人的には頑張って欲しいと思っている選手。柴崎の移籍が確定した今季、必ず出場機会は増える。臆することなく、自分らしさを出してレギュラーポジションを狙いたい。
レオシルバは相変わらずポジションが高いのが気になるところでもあるが、攻守に働くのが持ち味だし、金崎へのアシストも見事だった。周りがプレースタイルを把握すれば、うまくフォロー出来るかと思う。プレースキックも合うようになっていた。
田中はJ2相手ならやれるのかな、という印象を受けた。本人の成長を思えば今のうちにレンタルに出した方がいい気もするが、そうなると人数的にも足りなくなってくるかもしれない。三竿雄(兄)は手堅いプレーで安定しているが、決定的なクロスが見られず、攻撃の部分でも何かひとつ光るものが見たい。
西はわりと長い時間プレーし、コンディション調整はうまくいっている様子。小笠原は調整中。土居もまだかな。町田はあのオーバーラップが偶発的なものだったのか、本来ああいうことが出来る選手なのかわからないが、後者だとしたら攻撃でも楽しみになってくる。
まずは怪我なくが第一だが、ゆくゆくは序盤に見せたような連動性のある攻撃を完成させて貰いたい。
DAZNの画質はなんだか今回暗かったように思うが、こちらの環境のせいだろうか。追っかけ再生でまたしてもフリーズし、一度サインアウトしてからやり直した。すっきりとはいかない。
新ユニの第一印象は良くない。後ろ姿が画質のせいもあってか黒っぽく、鹿島らしくない。審判の色と似ている。鹿島はアントラーズレッドであって欲しい。ニューイヤーカップ中にはピンクユニも披露されるのだろうか。こっちもなんだか嫌な予感しかしない。
あと、前の記事の追記。スカパーにはサッカーセットという2980円もプランもあるようで、そちらでも水戸戦など視聴可能のようだが、やっぱり1試合でその値段は高く、自分は見送る方向。
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【2017JリーグDAZNニューイヤーカップ宮崎ラウンド(1) 2/2(木)】(KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場14:03KickOff鹿島/1,370人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 長崎 (前1-0 後1-0) (S 7-5)
【主審】東城穰(主審)、鈴木規志、佐藤貴之
【得点】
(鹿)前14分 金崎→鈴木 1右
(鹿)後21分 レオシルバ→金崎 1右
【警告】
(鹿)金崎1(後8分)
(長)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西→83伊東 植田c 町田 三竿雄(兄)→76昌子
MF c永木→36レオシルバ 三竿健(弟)→76小笠原 レアンドロ→71田中 鈴木→71土居
FW 金崎→63金森 赤埼→68ペドロ・ジュニオール
【サブ】小泉 伊東 昌子 土居 田中 レオシルバ 小笠原 ペドロ・ジュニオール 金森
【監督】石井正忠
【MyMVP】鈴木
2017タイインターリーグカップ、鹿島VSバンコク・ユナイテッド [試合]
まさかこんなに早く負けてしまうとは。いくら連携がバラバラといえども守備面に関してはお粗末としか言いようがない。
ブエノがスタメン、右サイドバックに梅鉢、左サイドバックに小田と不慣れなメンバーであったとはいえ、植田が引っ張っていって欲しい。統率力の片鱗も見せられず、ズタボロにやられてしまった。
川俣はPKは仕方ないにしても、他はあっさりとやられ過ぎ。補強がない以上使って鍛えるしかないが、リーグで使えるレベルに到達するにはどのくらいの捨てゲームが必要になるか。
右サイドバックを試して欲しかった梅鉢は、最初ならあのくらいのものと個人的には甘めに及第点をつける。裏を取られたり、ポジション取りでもたついたりと初心者マークをつけてのプレーだったが、鹿島で出場機会があるとすればここくらいしかなく、勉強していくしかない。
小田は高卒にしてはやれていたがこれといったクロスはなし。思い切りの良さというか、全力を出すという姿勢が伝わる点は好感が持てる。
伊東は持ち味の縦への速さと、スピードのあるクロスが供給出来ていた。ブエノは試合勘によるものなのか、まったく良さが出ていなかった。もともと対応に隙が多いが、輪をかけてルーズだった。
このDF陣を支えなければいけないボランチの小笠原とレオシルバは、むしろ失点に加担した側。小笠原はトレーニングが始まったばかりという感じで、ここで無理される方が困るが、あれでは後ろの負担もきつかっただろう。
レオシルバも攻撃に意識が行き過ぎてFWかと思うくらいの位置でプレーすることもしばしば、一発を狙ってミスからリズムを失うプレーも多く、中盤でボールをうまく支配出来なかった。だからといって下げるばかりも問題なので、今はチャレンジ精神を買うべきところか。
プレースキックは最後に1本見事な直接ゴールが決まったが、それ以外は味方に合うものがほとんどなく、擦り合わせて向上するのか、もともとの質なのかはまだ判断がつかない。
遠藤と土居の動きは重く、小笠原同様、まだ始まったばかりというところ。金崎も決めて欲しい場面がいくつかあったが、持ち前のプレースタイルを今から発揮されても体が壊れてしまうので、このくらいがいいかもしれない。
不満が残ったのが中村。レアンドロへのパス?は流れ的にも良かったが、他にも2~3本はシュートで終わって、どれか1本は決めて欲しかった。ファーストトラップの質が悪く、解説も指摘していたが、これは仕上げの途中とかそういう類のものではなく、常日頃こなして貰いたいレベル。
中村に限らず、攻撃の形を作ってはシュートで終われない場面が何度かあり、これは昨年もずっとそうだったが、積極性も課題かと思う。
レアンドロは得点も決め、2本ほど惜しいシュートがあり、後の方のはストライカーなら決めて欲しかったが、評価は若干アップ。ただ、プレーエリアがどこなのかはっきりせず、MF、FWどちらもこなせるというのはわかるが、ボールに絡まない時間帯が長く、こういう起用方法なのか修正点なのかよくわからない。
全体的には高いレベルで試合をするには時期尚早、というのが妥当なところで、元日まで試合をやっていたのだからこの点については仕方がない。
まあ、そんな条件でもタイリーグ相手にはしっかり勝って欲しかったが。
永木や赤崎、ペドロ・ジュニオールが出て来ないなと観ていたら早速怪我で別メニューという話で、試合に負けてもこれ以上の怪我人が出なくて良かったなと思う方がいいのだろうか。
浮かれるのは1試合では早かったようだ。
ところで背番号は今の番号で本決まりなのだろうか。40番台ばかりというのは前も書いたがちょっとねぇ・・。
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【2017タイインターリーグカップ 1/26(木)】(ラジャマンガラ スタジアム16:00[日本18:00]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】鹿島 3-4 バンコク・ユナイテッド (前1-4 後2-0) (S 15-10)
【主審】KIM HEE GON(主審)、PARK SANG JIN、SONG BONG KEUN
【得点】
(バ)前10分 PKモスコヴィッチ 右
(バ)前27分 →モスコヴィッチ 右
(バ)前35分 オウンゴール(梅鉢)
(バ)前37分 アナン→モスコヴィッチ 右
(鹿)前42分 PK金崎 1右
(鹿)後03分 中村→レアンドロ 1右
(鹿)後45分 FKレオシルバ 1右
【警告】
(鹿)ブエノ1(前10分)
(バ)ジュビロスキー1(前40分)、プーテァオチュアク(前41分)
【出場】
GK 川俣
DF 梅鉢→46伊東 植田c ブエノ 小田→61三竿雄(兄)
MF レオシルバ c小笠原→46三竿健(弟) 中村→61安部 遠藤→46レアンドロ
FW 土居→84金森 金埼→61鈴木
【サブ】小泉 伊東 三竿健(弟) 三竿雄(兄) 久保田 レアンドロ 鈴木 金森 安部
【監督】石井正忠
【MyMVP】-
ブエノがスタメン、右サイドバックに梅鉢、左サイドバックに小田と不慣れなメンバーであったとはいえ、植田が引っ張っていって欲しい。統率力の片鱗も見せられず、ズタボロにやられてしまった。
川俣はPKは仕方ないにしても、他はあっさりとやられ過ぎ。補強がない以上使って鍛えるしかないが、リーグで使えるレベルに到達するにはどのくらいの捨てゲームが必要になるか。
右サイドバックを試して欲しかった梅鉢は、最初ならあのくらいのものと個人的には甘めに及第点をつける。裏を取られたり、ポジション取りでもたついたりと初心者マークをつけてのプレーだったが、鹿島で出場機会があるとすればここくらいしかなく、勉強していくしかない。
小田は高卒にしてはやれていたがこれといったクロスはなし。思い切りの良さというか、全力を出すという姿勢が伝わる点は好感が持てる。
伊東は持ち味の縦への速さと、スピードのあるクロスが供給出来ていた。ブエノは試合勘によるものなのか、まったく良さが出ていなかった。もともと対応に隙が多いが、輪をかけてルーズだった。
このDF陣を支えなければいけないボランチの小笠原とレオシルバは、むしろ失点に加担した側。小笠原はトレーニングが始まったばかりという感じで、ここで無理される方が困るが、あれでは後ろの負担もきつかっただろう。
レオシルバも攻撃に意識が行き過ぎてFWかと思うくらいの位置でプレーすることもしばしば、一発を狙ってミスからリズムを失うプレーも多く、中盤でボールをうまく支配出来なかった。だからといって下げるばかりも問題なので、今はチャレンジ精神を買うべきところか。
プレースキックは最後に1本見事な直接ゴールが決まったが、それ以外は味方に合うものがほとんどなく、擦り合わせて向上するのか、もともとの質なのかはまだ判断がつかない。
遠藤と土居の動きは重く、小笠原同様、まだ始まったばかりというところ。金崎も決めて欲しい場面がいくつかあったが、持ち前のプレースタイルを今から発揮されても体が壊れてしまうので、このくらいがいいかもしれない。
不満が残ったのが中村。レアンドロへのパス?は流れ的にも良かったが、他にも2~3本はシュートで終わって、どれか1本は決めて欲しかった。ファーストトラップの質が悪く、解説も指摘していたが、これは仕上げの途中とかそういう類のものではなく、常日頃こなして貰いたいレベル。
中村に限らず、攻撃の形を作ってはシュートで終われない場面が何度かあり、これは昨年もずっとそうだったが、積極性も課題かと思う。
レアンドロは得点も決め、2本ほど惜しいシュートがあり、後の方のはストライカーなら決めて欲しかったが、評価は若干アップ。ただ、プレーエリアがどこなのかはっきりせず、MF、FWどちらもこなせるというのはわかるが、ボールに絡まない時間帯が長く、こういう起用方法なのか修正点なのかよくわからない。
全体的には高いレベルで試合をするには時期尚早、というのが妥当なところで、元日まで試合をやっていたのだからこの点については仕方がない。
まあ、そんな条件でもタイリーグ相手にはしっかり勝って欲しかったが。
永木や赤崎、ペドロ・ジュニオールが出て来ないなと観ていたら早速怪我で別メニューという話で、試合に負けてもこれ以上の怪我人が出なくて良かったなと思う方がいいのだろうか。
浮かれるのは1試合では早かったようだ。
ところで背番号は今の番号で本決まりなのだろうか。40番台ばかりというのは前も書いたがちょっとねぇ・・。
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(以下、個人的まとめ)
【2017タイインターリーグカップ 1/26(木)】(ラジャマンガラ スタジアム16:00[日本18:00]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】鹿島 3-4 バンコク・ユナイテッド (前1-4 後2-0) (S 15-10)
【主審】KIM HEE GON(主審)、PARK SANG JIN、SONG BONG KEUN
【得点】
(バ)前10分 PKモスコヴィッチ 右
(バ)前27分 →モスコヴィッチ 右
(バ)前35分 オウンゴール(梅鉢)
(バ)前37分 アナン→モスコヴィッチ 右
(鹿)前42分 PK金崎 1右
(鹿)後03分 中村→レアンドロ 1右
(鹿)後45分 FKレオシルバ 1右
【警告】
(鹿)ブエノ1(前10分)
(バ)ジュビロスキー1(前40分)、プーテァオチュアク(前41分)
【出場】
GK 川俣
DF 梅鉢→46伊東 植田c ブエノ 小田→61三竿雄(兄)
MF レオシルバ c小笠原→46三竿健(弟) 中村→61安部 遠藤→46レアンドロ
FW 土居→84金森 金埼→61鈴木
【サブ】小泉 伊東 三竿健(弟) 三竿雄(兄) 久保田 レアンドロ 鈴木 金森 安部
【監督】石井正忠
【MyMVP】-