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2024第8節京都(ホーム)戦 [リーグ]

やっと勝った。スコア的には1-0で辛勝だが惜しいシーンも多数あったし、勝ちに値する内容だった。クソンユンと宮本が良すぎた。チャブリッチのシュートとかほぼ決まりだろうに。

久々に見応えのある内容で全員が走れていた。やはりあの人を入れない方が勝つのでは・・。

MyMVPは濃野。正直、チャブリッチとのコンビネーションは合っていないと思うし、左にチャブリッチを置いた方が攻めに厚みが出ると思うのだがどうなのだろう。

濃野はバー直撃のシュートもあったし、積極性もあった。これからもこういう気持ちを見せていって貰いたい。

鈴木も珍しく走って身体も張れていたし、藤井もさぼらず守備に戻ったし、ボランチの回収率も良かった。

あと色々書きたいが時間がないのと、現在リフォーム中でネット環境がすこぶる悪いのでここまで。当分はこんな感じになると思われます。

ナイス勝利!

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2024第7節FC東京(アウェー)戦 [リーグ]

しょうもない。惜しいシーンすらなく、1ドキドキも1ワクワクもなかった。とにかく攻めが遅いし、シュートの意識も低い。打っても枠外。失点してからようやく攻めるようになったが、それでもまたペースダウンして回しているだけ。

パスを受けて、自分の蹴りやすい方向に持ち代えて、それから味方を探して蹴る、が基本パターン。これで素早い攻撃が出来るわけもなく、どこを狙って崩すのかもまったく伝わって来ない。

鈴木の動きが悪いし、早々に見切って下げて欲しかったが、結局ポポヴィッチも鈴木を下げないまま使い、練習では評判がいい土居を起用する。セットプレーを土居に蹴らせてはダメだろう。途中からパレジに代わったけども。

前節に引き続き良かった選手が一人もおらず、ここ3戦で得た得点はラッキーで貰った磐田戦のPKのみ。守備でも踏ん張れないし、早くもドロ沼に片足を突っ込みつつある。

一応首位とは勝ち点差6の10位でまだまだ挽回可能な位置ではあるが、降格圏の札幌、鳥栖との勝ち点差も6。内容も悪いし結果も悪い。早いうちに立て直さないとまた監督交代とかなってグダグダになってしまう。各自がもっと勝ちに対する意識を見せて欲しい。

まずシュート。鈴木が相手のミスで高い位置のこぼれ球を拾ったシーンがあったが、あれをシュートで終われないのはストライカーとしてどうなのか。原川の思い切りの良さを見習って欲しい。

先制点となった松木のクロスからの仲川のヘッドは、まさにあのくらいのスピードで攻めて欲しいと思っていた攻撃そのものだったが、ピンポイントのクロスにドンピシャのヘッドとコースだったので仕方ないとは言える。

ただ、クロスを上げる選手への寄せが甘かったのと、早川の位置が中途半端だったかな。寄せについては濃野が終始変なポジションにいてバランスが崩れているように見えたが、何かしらの指示だったのだろうか。

チャブリッチはコンディションが上がるどころか疲れが見え始めているし、鈴木の足も止まってきている。知念、佐野のボランチも伸びしろはここまで?というくらいにバタッと止まってきているし、打開策が思いつかない。

ダメ出しですらもう書くことがないくらいに、本当に何もない試合だった。つまらん。

国立の芝が前よりもマシになっているなあという感想と、オリンピック世代の松木のギラギラ感が印象に残った。スタンドで観ていた荒木はどっち側の心情だったんだろうな。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第7節 4/7(日)】(国立競技場17:03KickOff FC東京/52,772人/晴)
【スコア】FC東京 2-0 鹿島 (前0-0 後2-0) (S 10-10)
【主審】(主審)清水勇人、武部陽介、塩津祐介、(VAR)岡部拓人、聳城巧
【得点】
(東)後10分 松木↑仲川 1H
(東)後45+7分 松木→原川 1左
【警告】
(鹿)なし
(東)小泉2(前39分)、白井1(後21分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念→80土居 佐野→85ギリェルメ・パレジ 樋口→80松村 仲間→61藤井
FW 鈴木 チャヴリッチ→ミロサヴリェヴィッチ
【サブ】山田 須貝 藤井 松村 ミロサヴリェヴィッチ ギリェルメ・パレジ 土居
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第6節福岡(アウェー)戦 [リーグ]

相手に負けたというよりも完全に自滅。濡れたピッチに対応出来なかったのか、移動プラス連戦疲れか。誰一人としていいと思う選手がいなかった。

ガツガツ来る相手にファウルを流す傾向の主審は相性が良すぎて、前半はまったく何も出来ず、後半もほとんど向こうのペース。どの監督も土居の評価が高いのだが、守備に回る時間が長くなると何も出来なくなるのは変わらず。

疲労の溜まっている時の鈴木のミスの多さと動きのなさも顕著で、前線でタメも作れないし相手に制限もかけられない。ゴールキーパーに迫ってもうちょっとというのが2回あったが、シュートチャンス(?)はあれだけだったか。

おまけに頼みの綱のチャブリッチまでボロボロで、安西も上がるに上がれず。濃野と名古の連携も良くなかったし、土居もすぐに潰されて収まらずで攻める場所がなかった。

全員が全員、パスの意図が合わなかったりズレたり、相手に当ててひっくり返ったり、短くて繋がらなかったり、何をやりたいのかも伝わってこなかった。

このコンディションならいっそ割り切ってロングボールで相手の裏を狙った方がチャンスも作れただろうに、裏を取ってからのチャンスは後半鈴木が右ナナメに抜けて中で名古が合わなかったのだけ。(ちなみにダゾーンはこのプレーだけリプレーを流さず。意図的?)。

いつもはポポヴィッチの采配に不満を抱くことは少ないのだが、塩塩の前半を見てハーフタイムに交代がなく、打つ手も遅くて効果的ではなかったのは残念。知念と佐野も良くなかったし、仲間を入れて前からの圧力を上げつつ動けない鈴木のフォローをさせて欲しかった。

失点シーンは鹿島の右サイドで余裕を持ってボールをキープされ、土居が一人で二人を応対する形になってから、何度かパス交換された後に素早く上げれれたクロスに、中でサハディがうまさを見せて関川の前に入って首だけで逆サイドに持って行って決めたもの。

サイドで2対1の形になっているのに誰のフォローもないし、土居もコーチングでどっちかを任すとかもなく上げさせたことが失策。次に関川が簡単にサハディに外されてシュートを打たれたこが致命傷。相変わらず頼りにならない。

サハディはだいぶ持ち上げられていたが、ゴールシーン以外は特に脅威に感じるプレーもなかった。まあ、チャブリッチも今日のプレーだけを切り取れば「たいしたことないんじゃね?」と思われてそうだが。

あとは岩崎と北島に好き放題させ過ぎ。あれだけ前線で走り回ってプレスをかけられていたが、福岡の守備を見ているとこの二人が詰めていき、同時にパスを出すだろう相手に詰めて来ていた。どっちかというとパスを出させてインターセプトを狙っているように感じた。

もっとショートパスをつないで無駄走りをさせて二人の体力とやる気を削るとか、パスの受け手がワンタッチで剥がすとか、その裏を狙うとか。何かしらやりようがあると思えたが、ミスして奪われるか、焦って大きく蹴って取られるかの繰り返し。

修正力に一目置いていたポポヴィッチの何もない交代策及びスタメン選出にため息だけしか出なかった試合。前節終了後、鈴木の「誰一人納得している選手はいなかった」という発言はなんだったのか。局面を打開してやろうとういう気概を感じた選手は一人としていなかった。

鈴木は勇ましいことを言うものの、結局、すぐに手のひら返しされるような結果にしかなっていないんだよね・・。

相手が攻め疲れてようやくマイボールになってほっとしてるようでは点が入るわけがない。小笠原だったら絶対喝を入れてくれたはず。味方のプレーにがっくりしたり不満を表したりする前に、キーパーに全力で迫ったようなプレーを繰り返して、皆を引っ張って欲しい。

それからいい加減に、勝っている時はともかく、負けている時にのんびり後ろでパスを回したり、カウンターになりかけたところでバックパスを選択するのはやめてくれ。

攻め続けてこそ相手にもミスが生まれるし、やり切ってこそチームの底力も上がるというもの。手抜きで勝ちはもぎ取れない。

福岡にはどうにも勝てない。特定のチームにというよりも、長谷部監督になってからか。鬼木にも随分と負けっぱなしだったし、鹿島に有効な対策を持っている監督は常に鹿島に対しては強いということかな。

苦手意識が根付いてしまう前に、次こそは立ち上がりからがっぷりと噛み合って力で打ち倒して貰いたい。先に失点したら困るなあ、ではダメ。後半オープンな展開になって少しチャンスも生まれ始めたが(向こうが勝っていたのもある)、今度はしっかりと対策して戦って欲しい。

あっさりと負けてさぞかし順位を落としたのだろうかと思っていたら、上位陣で勝ったのが広島だけで、首位とは勝ち点差3で留まっている。グダグダではあるが、勝ち点で引き離されないうちに修正をして貰いたいものである。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第6節 4/3(水)】(ベスト電器スタジアム19:03KickOff鹿島/5,472人/雨)
【スコア】福岡 1-0 鹿島 (前0-0 後1-0) (S 5-6)
【主審】(主審)福島孝一郎、渡辺康太、赤阪修、(VAR)吉田哲朗、野村修
【得点】
(福)後07分 宮↑シャハブ・ザヘディ 2H
【警告】
(鹿)濃野2(後5分)
(福)松岡1(前23分)、ドウグラス・グローリ1(後40分)、湯澤1(後43分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→84垣田 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 名古→65樋口 土居→55松村
FW 鈴木 チャヴリッチ→65ギリェルメ・パレジ
【サブ】山田 須貝 樋口 松村 仲間 ギリェルメ・パレジ 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第5節磐田(ホーム)戦 [リーグ]

お互いに攻め合って決定機も数多く作り、見応えのある試合だったが結果的には鈴木がインタビューで言っていたようにショッパイ結果になった。

前半のチャブリッチのシュートが正面に行って止められたのと、絶好のパスをまごついた藤井、土居ループ→鈴木ダイレクトボレー、後半の仲間の2本。どれか決まっていたらと思うが、磐田の方にも挙げ切れないくらいにチャンスがあった。

磐田の決定力に助けられたのか、守備陣が粘り強く守ったのかどっちとも言える内容だったが、完封したので守備陣の頑張りとしよう。正面のシュートが多かったとはいえ、しっかりとこぼさずにセーブした早川がMyMVP。

決勝点はCKのファーへのボールを関川が折り返しところ、相手DFが上げた手に当たってハンド、PKと判定されたもの。今のサッカーはあれが全部PKに取られるので順当な判定だったとはいえ、反対の立場だったらやっぱりモヤッとするだろう。

キッカーはまさかの鈴木。PK戦でキーパーより後に蹴ったくらいに苦手と言っていたのにポポヴィッチが指名したのだろうか。チャブリッチの方が確実に決めてくれそうだし、知念も自信あると言っていたのでそっちに任せても良かったように思うが。

不安一杯だったが真ん中に蹴り込み、低い弾道だったので逆に残した足にセーブされそうだったがなんとか決まって先制点。久々の先制になった。

お互いの攻め合いを見る限り1-0で終わるような試合展開ではなかったが、前述したように双方決め切れずに鹿島の逃げ切り勝利。内容には満足していないと言っていたのが救いだが、改善するとすればコミュニケーションの部分だろうか。

ジャッジは正直、かなり鹿島寄りだったように思う。鹿島側にイエローがあと何枚か出てもおかしくなかったと感じている。

スタメンは佐野が怪我ということでボランチに土居。「本職の選手がいない」と言っていたが、樋口はカウントされていないのか・・。間に合わせの土居よりも序列が下になるとは、樋口の心中はいかばかりだろうか。

土居は攻めの部分では縦パスも鋭かったし、変なミスもなかったし良かったが、守備の強度がやはりどうしても低く見える。セカンドボールも効率的に拾えているとも思えないので、今後は間に合わせ以外ではボランチ起用して欲しくないなあとは個人的な感想。

ただ、今まで使った土居ボランチのなかでは一番やれていたように見えたので、なにかしら制約なり約束事があったのだろうか。名古はキレキレだった前節よりちょっとパワーダウン。序盤にカード貰ったのも影響したのか。

チャブリッチはスロバキア代表招集を断って鹿島のために残ってくれた。コンディションも徐々に上がって来たし、ドリブルもパスも効いている。シュートは決めて欲しかったが、安西とのコンビネーションが抜群で、ヒールパスからの安西の突破は痺れた。

その流れで鈴木から右でフリーの藤井に渡り、あとはシュートを打つだけ!というところでトラップしてからまごまごして結局打てず。藤井が一皮剥けないのはそういうところ。トラップミスも多かったし、前半で交代は納得。

ところが、交代で入った松村が不調だった。迷いがあるのが目に見えて伝わるし、突破からシュートを選択してファーで待っていた鈴木が激怒していた。あれは周りが委縮するからやめよう。ミスしたわけではないんだし。

それでもひとつ強く進言したいのは。PA内での守備の仕方。ごちゃっとした流れで上から落ちて来るボールを安易に足を上げてクリアしに行ったが、ギリギリ相手の足に触れずに問題なしの場面があった。

あれは軽く相手に接触するだけでも今はVARでPKと判断されるプレーだし、特に注意して欲しい。誰かしっかり言い聞かせて貰いたい。昨年もPA内で不用意なチャージで相手の足を削ってPKを与えていた。もうちょっと賢くやらないと。もっと伸び伸びやれる環境の方が向いているのかな。

植田、関川はロングフィードの精度も良かったし、失点級のミスもなかった。決定機を作られ続けたのと、ハイボールでほぼ完敗に感じたのを除けば充分にやれていたかと。まあ、高さで完敗しているの微妙ではあるが・・。

安西は良く走る。パス、クロスも良かったし気持ち良くプレーしている。チャブリッチを信頼しているのか上がる時の思い切りの良さが出ていて、突破力が光っている。怪我した時の代えがいないという不安も大きいくらい。濃野も頑張っている。

知念はまた足をつったみたいでコンディションが常に心配だが、柴崎は本当にどうした? ずっと怪我。半端に復帰して貰っても困るが、いい加減稼働して貰いたい。

鈴木はいいプレーも数多くある反面、自分の感覚に合わないプレーで味方に怒鳴ったり不満を表したりとあまり良くない態度もある。もうちょっと足を運んで欲しいところでもボールを待って相手に狙われたりと、相手の狙いどころにもなっている気がするので今後に注意かと。

なんにせよ貴重な勝ち点3。上位陣がほとんど勝ったので上には上がれなかったが、逆に言えば離されずに済んだ。修正して次につなげて欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第5節 3/30(土)】(カシマスタジアム15:03KickOff鹿島/21,069人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 磐田 (前1-0 後0-0) (S 10-14)
【主審】(主審)小屋幸栄、聳城巧、西尾英朗、(VAR)西村雄一、田尻智計
【得点】
(鹿)前33分 PK鈴木 2右
【警告】
(鹿)名古1(前17分)
(磐)上原1(前23分)、レオゴメス1(前41分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念→89須貝 土居→78樋口 名古→73ギリェルメ・パレジ 藤井→46松村
FW 鈴木 チャヴリッチ→78仲間
【サブ】山田 須貝 樋口 松村 仲間 ギリェルメ・パレジ 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】早川(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第4節川崎(ホーム)戦 [リーグ]

やっと勝った。長年の病気が快方したかのような晴れやかな気持ち。

リーグ戦では2015年8月以来、8年半ぶりの勝利となるらしい。途中、ルヴァンカップや天皇杯で勝ったことはあったものの、リーグ戦でこれほどまでに負けっぱなしは誤審も含まれていたとはいえ、とてつもなく悔しい思いをしていた。

昨年も疑惑の荒木のハンド判定で無理やり負けに持ち込まれたし、天敵という他なかったが、今日は審判がちゃんとしていて、マルシーニョのヒジ打ちを見逃さず2枚目のカードをちゃんと出してくれた。

PKについては基準が人によって違うが、チャブリッチが腕固めされてもつれて倒れたやつと、松村が吹っ飛ばされた件はどうなんだろう。松村のは相手はまったくボールに関与していなかったし、肩でもなく腕・肘で突き飛ばしているように見えるが。コロ流の人らだとうまく転ぶのだろうか。

スタメンは名古を起用。仲間の離脱によっての苦肉の策だったのかもしれないが、鈴木をトップに据えてあまり降りてこないようにして、名古がそのサポートで繋ぎからフィニッシュまで。

チャブリッチは左サイドに回ったことでボールに絡むことも多くてリズムを作れていた。家長、脇坂が上がって来るのでスペースも広く、安西のケタ違いの運動量によって崩しも連携も良く、サイドを押し込むことも出来ていた。

右サイドからは藤井がスペースを狙った動きで持ち味を活かし、知念が復帰したボランチは強度も高く、前にもボールを繋げていてバランスも良かった。あとはラストパス、フィニッシュの精度だけ・・というもどかしい展開のなか、あろうことかまたもや先に失点。

川崎の自陣からのゆっくりしたつなぎからロングパスで安西の裏を狙われ、家長が独走からシュート。早川がファインセーブを見せたが、こぼれたところに抜け目なく詰めたマルシーニョがミドルを叩き込んだ。またか・・。3戦連続先に失点している。

というか関川はこの時どこにいたの? 安西のカバーに入るでもなく、こぼれ球を拾える位置にいるわけでもなく。これ以外にもいくつも怪しい場面があり、安西がカバーに入って救われたことも多々あった。いい加減成長して欲しい。

同点に追いつかれるとしたら関川のミスからだろうと悲観しながら観ていた。悲劇は訪れることなくそこは安堵したが、これくらいのデキでオッケーなら津久井を育てた方が良くないだろうか。

前半終了間際、名古のヘッドは枠を捉えることなく0-1のまま前半終了。同点に追いつきさえしていれば・・とこの時は思ったが、むしろ0-1で折り返したことが相手の油断に繋がったのか、後半開始早々に植田のロングフィードを2列から抜けたチャブリッチがドリブル。

キーパーのニアを抜いて同点弾。前にいた名古は映像ではわからなかったがオフサイドの位置にいたようにも見えたが、関与していないとされたのか。ここも変な審判だったら無理やり関与ということにしてゴールを取り消されていたかもしれない。

勢いづいた鹿島は左サイドからチャブリッチと名古で崩し、名古が折り返したボールがクロスバーに当たってこぼれ落ちる幸運もあったが、鈴木がしっかり詰めて逆転ゴール。得点の取れる位置に鈴木がいたことで生まれたゴール。

この後は一進一退となり、名古が自らギブアップするまで起用されるスパルタ的なポポヴィッチ采配を見せつつ、左肩を痛めたかもしれないチャブリッチもギリギリまで引っ張った。交代は3人しか使わずに終えたが、DAZNで観ていても下手に代えない方がいいと感じていた。

垣田は昨年のやらかしがあるし、土居も微妙。パレジは相変わらず目立ったプレーはないが、ソツなくつないでくれるし、視野も広くていいところに出すから致命的なミスがない。勝利へのこだわりもあって時間稼ぎやプロフェッショナルファウルも厭わない。

ラストプレーでカードを貰ったが、味方を鼓舞して怒鳴っていた。土居を下げたいわけではないが、あれが土居だったら多分、後ろから追いかけるだけに何もしていないと思う。

松村は安西からの絶好のパスは決めて欲しかった。ゴールを取れるかどうかで今後起用されるかどうかも変わってくるだろうし、大きな1本だったかと。勝敗には影響しなくて助かったが、今年は混戦になって得失点も貴重になりそうなので決めるところは決めないと。

いずれにせよ絶不調の川崎に退場者が出たうえで勝った。文句をつける人もいるだろうが勝ちは勝ち。これで呪縛が解かれて欲しい。町田に負けてすぐにポポヴィッチを批判していた人もいたが、もうちょっと気持ちを長く持とう。まずは川崎に勝ったわけだし。

ホーホキョキョの補強勢も、もう諦めて現有戦力で少なくとも夏までは戦うことを想定した方がいい。皆、頑張っている。チャルシッチがいたらどうなっていたかは見たかったが、夏に戻って来る可能性もあるしそこは気長に。

気分よくプチ中断を挟めるので、英気を養って次節以降も戦って貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第4節 3/17(日)】(カシマスタジアム15:03KickOff川崎/24,947人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 川崎 (前0-1 後2-0) (S 11-8)
【主審】(主審)中村太、西橋勲、八木あかね、(VAR)上原直人、平間亮
【得点】
(川)前36分 マルシーニョ 2右
(鹿)後02分 植田↑チャブリッチ 2右
(鹿)後05分 安西↑鈴木 1左
【警告】
(鹿)ギリェルメ・パレジ1(後45+7分)
(川)ジェジェウ1(前34分)、マルシーニョ(後9分、後30分)
【退場】
(川)マルシーニョ(後30分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 名古→70樋口 藤井→84松村
FW 鈴木 チャヴリッチ→89ギリェルメ・パレジ
【サブ】山田 須貝 樋口 松村 ギリェルメ・パレジ 土居 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】チャブリッチ(1)
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2024第3節町田(アウェー)戦 [リーグ]

完敗。先制した方が勝つだろうなと思いながら観始めたが、立ち上がりから相手の気迫に押し負けて、何も出来ず。

佐野が古巣だからと気負ったのか、低い位置でむちゃな切り返しをしたところを奪われてショートカウンター。あっさり決められて失点。これが致命傷になった。

試合後のコメントで佐野は、失点に絡んだので良くないが上に行くためのチャレンジと言っていた。確かにそうなんだが、惜しいとかいうレベルではなく完璧に取られてた・・。このプレーだけではなく全体を通してキレもなかったし、樋口と共にボランチがまったく機能していなかった。

スタメンは代えてきた。前節が不甲斐ないデキだったので関川をベンチからも外したのかと思ったが、単なる体調不良の模様。

起用された津久井は失点に絡んだと反省しているようだが、佐野があの位置で不用意にボールを失えば、多分関川だったとしても同じようにやられていた。監督も評価していたし、次はまたあるだろう。経験値として欲しい。

鈴木もスタメンに復帰。ゲームが始まって早々にフェイスガードを外す闘志を見せ、つなぎのプレーで大きく貢献してくれたが、周りが連動せず。鈴木がゲームの組み立てに加わるとゴール前に人がいなくなる欠点は解消されておらず、結果的に枠を脅かすシーンもほぼなかった。

サブには師岡を入れて来た。サイドでの起用を考えつつトップもいけるという判断だろうか。にしても松村は何がダメなのか。知念もベンチから外れていたが、フィジカル的なことらしい。ちょっと怪我体質が過ぎるんだが。

ちなみに主審は三木谷会長に「先進国でない」と批判されたエルファス・イスマイル(と副審も同セット)。PA内のチャージに寛容と感じた以外は特に問題なかったかと。浦和や川崎だとあのくらいのチャージでもVARが入ってPKになるんだろうけども。

樋口はボランチの方が適正だと思っていたが、佐野とのコンビはまるでいいところなしで、高さで勿論勝てないし、セカンドボールも二人して回収出来ず。攻撃のつなぎにも加われなかったし、3列目からの飛び出しもなし。

地上戦でうまく戦えなかったのはこの部分が大きかったと、個人的には敗因に感じている。佐野が奪われて失点してからはチーム全体が日和ってしまい、相手の勢いをかわすためだけに後ろで回して形だけのポゼッション率を上げていた。

誰もチャレンジしないし、ボールを持っても下げるだけで、これだと昨年と全然変わらない。セットプレーでも弱気だったのか作戦なのか、トリックプレーもなく単純に蹴るだけで脅威にもならなかった。

ボールが回って来ないと仲間の良さも出せず、パレジより先に交代。どっちが良かったわけでもなかったが、パレジはプレー自体は丁寧だし正確で狙いも悪くなくて良い部分もあった。ただ、いかんせん運動量が足りていないのでは。

攻守においてゲームに絡んでいる時間が少なくて、ミスした記憶もないが、目立った活躍もないという。土居も同じようなタイプだし、使うならどっちかにして、控えはもっと尖った武器のあるタイプを選んだ方がいいのではないだろうか。

名古も何も出来なかったし、垣田もさっぱり。師岡も何回ボールに絡んだかというくらい。土居はCKのこぼれをスタンドに向かって大きくクリアするシュートを打つし、垣田はラストプレーでハイボールを収めることも出来ず味方陣地に跳ね返していたし。

スタメンに主力を出した以上、前半は最低限引き分けで終わらないとこうなる。ポポヴィッチはライン間を突いていけ、前に運べと指示を出しているのに後ろからボールが供給されないのでは、指導が悪いのか選手の質が悪いのかという話になる。

セレッソ戦の前半の悪い部分をまったく修正出来ておらず、90分通じて面白くもなんともない負け試合を観ただけだった。

頼みのチャブリッチも急遽仕上げてきたツケが出て来たのか、身体も重そうだったしキレもなくなっていた。ボールも来なかったし、もうちょっと休ませながら使わないと怪我しそうに見える。あと、身長の割にはハイボールが無敵というわけでもない。

町田に完敗してしまい、首位と喜んでいたところから一気に転げ落ちて中位の団体。名古屋が弱かっただけと言われても仕方ない(名古屋は3連敗)内容で、次は天敵の川崎。向こうも相当調子を落としているが、鹿島相手だと急に息を吹き返してくるんだろうなあ。

とにかく川崎戦はどんな泥試合でもいいから勝ち点を取らないと、空気も悪くなるし、「やっぱり変わらないのか」と早くから諦めムードになってしまう。

ワンタッチ、ツータッチでプレスをはがせる練習と、強いメンタル、チームメイトのミスをフォローし合える連携を1週間叩き込んで貰いたい。何がなんでも勝つという闘志を見せて欲しいものだ。

それから、神戸の試合では「主審批判」が早速功を奏したのか、前半5分でリフレクションで腕に当たったものをPKと判断されていた。リフレクトしたやつはノーカウントじゃなかったんかいね。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第3節 3/9(土)】(町田GIONスタジアム14:03KickOff町田/11,901人/晴)
【スコア】町田 1-0 鹿島 (前1-0 後0-0) (S 9-7)
【主審】(主審)エルファス・イスマイル、パーカー・コーリー・マイケル、アンキンス・カイル・トーマス、(VAR)上村篤史、淺田武士
【得点】
(町)前13分 藤尾→平河 1左
【警告】
(鹿)濃野1(後15分)
(町)バスケ・スパイロン1(前22分)、柴戸2(前27分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 津久井→69名古 安西
MF 佐野 樋口→88師岡 仲間→46藤井 ギリェルメ・パレジ→81垣田
FW 鈴木 チャヴリッチ→88土居
【サブ】山田 須貝 藤井 名古 土居 師岡 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
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2024第2節セレッソ大阪(ホーム)戦 [リーグ]

前半圧倒的に押し込まれ、後半やっと巡って来たチャンスを仲間が決められず、その後にカウンターで失点という完全に敗北の流れを思えばよく盛り返して同点にしたと言える。

しかし、ゴール後の勢いからして逆転出来そうな雰囲気もあったし、ホーム開幕戦、しかも昨年上位チームが軒並み勝ち点を落とすなかで勝ちたかったのも本音。

終盤、左サイドからのクロスに3人くらい入って行ってチャブリッチの頭をかすり、ファーの濃野が触れずというシーンがラストチャンスだったかな。チャブリッチは90分プレーしたが、最後はヘトヘトになっていて、もし前半の体力あるうちだったら頭で合わせられていたかも。

相手の外国籍選手が迫力満点の攻めを見せたのちに2人怪我でアウトしたことを思えば、まだ全力で行って怪我するよりかはほどほどに仕上げて行って欲しいという気持ちもある。勝ち越して交代させられたら一番だったが。

ゲーム内容としては、セレッソのサイド攻撃対策で最初から藤井を投入したが残念ながらまったく機能せず。一方的に押し込まれる展開になり、早川のビッグセーブがなければ前半で試合が決まっていたかもしれない。

鹿島の前半のチャンスは先にも書いた仲間のボレーが枠外だったやつだけ。正直、早川を含めて関川、植田のフィードの精度の低さと、視野の狭さ、チャンレンジする精神(もしかしたら蹴るなと言われていたかもだが)の欠如が心配になるレベル。

前線の選手が何回か裏抜けしようとしていたがまったく出しもしなかったし、追い込まれてから苦し紛れに蹴ってセカンドを拾われてという繰り返しだった。

サイドからワンタッチで中にルーズに放り込んでいい場面もあったが、ボールを失いたくないのか蹴らずに下げることも多々。仕掛けもしないので攻めが停滞していた。

失点シーンは右サイドであっさり抜かれた守備も拙かったが、レオセアラと並走して戻って来た関川は何故ボールばっかり見ててレオセアラをフリーにしていたのだろうか。ボール方向には植田もいたし、中で相手選手をケアすべきだと思うのだが。集中力が足りない。

その後にイエローを貰って交代になり、代役は本職ではない佐野が回された。CBとしては屈辱に感じるだろうが、佐野の安定したボール運びや奪取能力、カバーリングを見ると致し方なし。唯一勝っているのが高さだけとなるとこの先が怖い。今日も1本引っかけてひっくり返されていたし。

植田も同じくらいだが、セットプレーから見事な弾丸ヘッドを決めて同点にしたのでチャラ。しかし、もうちょっと後ろは安定して守りつつ、前線へとボールを供給して欲しい。安西が持っても仕掛けずに戻してばっかりだったが、後ろのカバーが関川一人だけとなると怖いのは確か。

樋口は序盤にイエロー貰ったのと、押し込まれまくっていたせいでいいところなしだった。カードを貰っていたこともあってか途中交代。このへんはポポヴィッチもナイス判断で、強度が高くない須貝や土居を投入しなかったことも正解だったと思う。

キッカーに名古がいることもあってか樋口も下げやすかったのかもしれない。相手陣内で得たFKを名古が蹴り、お手本のような綺麗な形で抜け出た植田が豪快にヘッドで叩き込んでの得点は爽快だった。セットプレーが強力な武器になっていて頼もしい。

垣田は高さ勝負のために入れていたのか、そのあたりの序列に関してはポポヴィッチの胸のうちがわからない。松村がベンチ外なのが解せないのだが、キッカーの代役という点を踏まえると名古もありで、そうなると垣田か土居を超えないとダメということになる。

せめて入れ替えでいってくれないかなと思うのだが、守備強度が足りないのだろうか。ちなみにパレジは今日も実力不明なまま。複雑なプレーをせずにシンプルにやってくれるのでストレスもないが、怖さもない。今のところ土居と同じように見える。

ゴール前でごちゃついた時に、知念が無理やりシュートを打ってブロックされたシーンがあった。勿論打つのはいいのだが、後ろでパレジがフリーで余っていたのであそこで預けてみて、どういうシュートを打つのかは見てみたかった。もしかしたら超絶技巧で左上に決めたかもだし。

爆速スタートで抜け出して首位独走が理想だったが、他もつまずいたおかげで首位キープ。名古屋が弱かっただけと言われてはいるが、セレッソはかなり強かった。それでもまた怪我人が出ただけと言われそうだが、先制されたのを追いつけたことをプラスに捉えたい。

CB不足問題は佐野で凌ぐ模様。便利屋扱いはしないで欲しいと思うが、水準以上にこなせてしまうので使いたくなるのもわかる。それに、夏に移籍してしまうだろうことを考えると、今更佐野への好感度を稼いでも残ってくれないだろうしなあという諦めもある。

あと余談だが、川崎劇場は相変わらずのようで、アディショナル9分提示からリプレー検証があったとはいえ17分は異常な長さ。鹿島は7分きっかりで終わって定刻。マリノスのキーパーも飛び蹴りクリアで足裏を相手の腹に蹴り込んでも、故意じゃないとかでノーファウルだったしなあ。

今のところ不満が爆発する判定には鹿島自体は遭遇していないが、今年も審判によってゲームが左右されることが多そうで、影響されないくらい早めに勝ち点を稼いでおきたい。ただそうなるとまた標的にされて、いつぞやのことのようになるやもだが・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第2節 3/2(土)】(カシマスタジアム15:03KickOffセレッソ大阪/24,664人/曇)
【スコア】鹿島 1-1 セレッソ大阪 (前0-0 後1-1) (S 5-10)
【主審】(主審)清水勇人、浜本祐介、岡部将茂、(VAR)上原直人、渡辺康太
【得点】
(セ)後13分 為田↑レオセアラ 1左
(鹿)後40分 FK名古↑植田 1H
【警告】
(鹿)樋口1(前14分)、鈴木1(後17分)、関川1(後19分)
(セ)香川1(後42分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川→67ギリュリメ・パレジ 安西
MF 知念 佐野 仲間→82垣田 藤井→46鈴木
FW 樋口→67名古 チャヴリッチ
【サブ】梶川 須貝 名古 ギリェルメ・パレジ 土居 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】佐野(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第1節名古屋(アウェー)戦 [リーグ]

開幕爆速スタート成功。監督が変わるとここまで変わるのかという、昨年までの閉塞感を打ち破る快勝だった。後半になるにつれ悪くなっていく悪癖も水戸戦後のコメント通りにちゃんと修正されていて、後半はまさに完封。

立ち上がりは名古屋が押し込みつつも、お互いに緊張感のある展開。打開したのは鹿島の右CKから。一旦はクリアされたボールを植田が競り勝ち、ただ一人信じて動き出していた仲間が周りを置き去りにして抜け出し、右足ダイレクトで先制弾。ファーストシュートだったと思う。

そこからは鹿島が優位を握り、相手CKから直接叩き込まれたと思われたシーンを、しっかりパトリックのキーパーチャージを取ってくれたのが良かった。酷い審判だとあれを流したままゴールが認められ、気持ちの切り替えが出来ないままズルズルいっていたからね。川崎とか神戸とか。

前半は細かいミスもありつつも1-0で乗り切ると、ポポヴィッチはハーフタイムですかさず動いて土居を下げ、押し込まれていた右サイドハーフに藤井を投入して攻撃で山中を押し下げる作戦。

これが的中してラインを高く上げられたうえに、後半立ち上がりで右サイドから崩したボールを仲間が拾って左から安西。ピンポイントのクロスをチャヴリッチがDF二人に競り勝ってのヘディングゴール。

若干相手のクリアがちょうどいい具合に当たった感はあるが、ポジションの取り直しが見事だった。まだ本調子ではないなかで1G1Aと結果も出せたし、身体の強さも見せて相手を弾き飛ばしてもいた。いいスタートを切れた。このまま鈴木とうまく共存可能ならFW問題も解決出来そう。

ここからは鹿島が完全にゲームを支配し、集中力を切らすこともなく攻守に隙を見せず。自陣のスローインからチャヴリッチがポストで樋口のワンツーで抜け出して右サイドから駆け上がり、最後は相手DFをはがしてから柔らかいクロス。

ドフリーの仲間が丁寧に頭で決めてトドメの3点目。100試合出場の記念試合かつ、奥さんの誕生日に2ゴールというドラマチックなゴールを演出した仲間が文句なしのMYMVP。よく鹿島に残ってくれたよ。

交代で入った藤井も良かった。仕掛ける意識と、シュートやクロスで終わるプレーが戻って来たのがいいところ。臆病さが消えて守備にも走れていたし、ポポヴィッチの指導がハマるかな。松村といい競争をしてくれれば。

佐野は目立ったプレーはなかったが黒子に徹して中盤を掌握。知念のボランチも問題なくやれていて、ミドルで一発狙える武器があるのがいい。最後は足がつっただけだといいが、今後の成長に期待が持てる内容。

樋口は2列目よりボランチの方がいいと個人的には思っているが、知念がハマるなら今のままがいいかもしれない。名古が入った時はポジション入れ替えていたし、ポポヴィッチも色々と考えている模様。

CBはサブに津久井の名前がなく、実戦に足りないと判断したのか普通に体調・怪我なのか。緊急時には誰にフォローさせるつもりだったのだろう。関川は前半いくつかのパスミスがあってフラフラしていたが、チーム全体が立ち直った後はなんとかなった。

ただ、植田と共にロングフィードの精度が微妙で、特に前半はまったく前と合っていなかったのでしっかりして欲しい。ほとんど二人しかいないものだから。

濃野は守備が堅くて安心して観ていられるが、まだ90分フルはキツそうに見える。須貝がそのぶん頑張って欲しいのだが、倍井が良過ぎたのか須貝のせいなのか、ずっと振り回されっぱなしだった。ちょっと怖い。安西を右に回す選択肢も今後は出てくるだろうか。

土居はいつも以上に守備をやってくれていたが、ハーフタイムでの交代はポポヴィッチが正解だと思う。悪くはなかったんだけど。早川は守備機会はあまりなかったが、綺麗なパンチングを1本披露していて、無失点にも抑えたしいい開幕になったと思う。

右頬骨骨折で離脱していた鈴木はフェイスガードを着けてバッドマンスタイルで登場。パンツをまくりあげるスタイルと相まって、見た目はちょっとというかだいぶアレだったけど・・。

足元の視界が悪くなると解説が言っていた通りだったのか、相手DFから奪ってドフリーでのシュートを大きく枠の上。この短い時間帯でも審判に苦情を言いつけるのは相変わらずで、もうちょっと自制心を、と味方ながらに思う。印象も悪い。

あと、今年も「ゴール優磨」は継続なんだな。登場と同時に満を持してコールしていたが、いまだにこのコールには慣れず、「ゴール鹿島」に戻して欲しいと切に願っている。鈴木用のチャントは別に作ろうよ。

と、なんやかんや言いつつも、結果も内容も大満足の開幕勝利。ポポヴィッチで大丈夫なのかという不安もあったが、今日に限って言えば満点以上。セットプレーが豊富なのにもワクワクした。さすがに素人とプロの監督はここまで違うのかと感心しきり。

あとは相手に対策されたうえで、どこまで継続出来るかと、怪我人が出た時か。思えばCBにはチャルシッチが加入していた予定で、これが機能してさえいれば充分に戦える体制だったのではないだろうか。まずは目に見えているこの問題をどうクリアするかかな。

それからパレジは今日もおとなしいまま。窮地に陥っている時には覚醒して助けてくれる頼もしいキャラなのだろうか。ちょっと楽しみにしているところもある。

開幕ダッシュで大きく他を引き離してくれ!

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(以下、個人的まとめ)
【2024第1節 2/23(金祝)】(豊田スタジアム18:03KickOff鹿島/36,933人/曇)
【スコア】名古屋 0-3 鹿島 (前0-1 後0-2) (S 5-14)
【主審】(主審)荒木友輔、三原純、坊薗真琴、(VAR)上村篤史、山下良美
【得点】
(鹿)前19分 植田↑仲間 1右
(鹿)後02分 安西↑チャヴリッチ 1H
(鹿)後17分 チャヴリッチ↑仲間 2H
【警告】
(鹿)なし
(名)なし
【出場】
GK 早川
DF 濃野→69須貝 c植田 関川 安西
MF 知念→88名古 佐野 仲間→85ギリェルメパレジ 樋口
FW 土居→46藤井 チャヴリッチ→69鈴木
【サブ】山田 須貝 藤井 名古 ギリェルメ・パレジ 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】仲間(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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ランコ・ポポヴィッチが監督に就任、トップコーチにはミラン・ミリッチと中後 [リーグ]

新監督にランコ・ポポヴィッチが就任。こちらオフィシャル

併せてトップコーチにミラン・ミリッチと、クラブОBの中後が就任。こちらオフィシャル

噂通りポポヴィッチに決まった。かなり出遅れていたので引き受けてくれる監督がいただけでも助かったところではあるが、さて、実力の方はどうだろうか。

水面下では鬼木にアプローチしていたが、川崎がACLで決勝トーナメントに進んだために断られたとかあったが、フロントは鬼木もしくは岩政で決め打ちだったのだろうか。少なくともマリノスに負けた時点で動いていれば、もっとやりようもあったと思うが。

現在監督をしているヴォイボディナ・ノヴィサド(セルビア)との契約解除に違約金がかかるとかいう噂もあって、年俸も吹っ掛けられたという話も噂レベルであり。ちゃんと費用対効果も考えられてのことだろうか。ここ数年、鹿島の商売下手に拍車がかかっている気がする。

メルカリが支援してくれているとはいえ、無駄使いばかりしていたらいずれ破綻してしまう。もうちょっと先を見据えた経営を願う。確か去年赤字だった記憶があるが、3期連続で赤字だとライセンスも取り消されてしまうので気をつけて欲しい。

ただ、コロナ関連もあって2022までくらいは特例措置があったような気もするので、一応対策は練られているのであろうか。不安だ。

肝心のポポヴィッチの監督成績だが、セルビアで優勝、4位と成績を残した後に2009年8月に来日。J1大分を率いたものの17位で降格。2011年にJFLで町田を3位に導きJ2に昇格。結果的に日本ではこれが最高成績。というかこの一発だけで過大評価されているような・・。

2012~2013にFC東京で10位、8位。2014年にはセレッソで6月に13位の時点で解任され、クラブは最終的に17位になって降格。

一旦日本を離れてスペインやタイ、インド、オーストリアで監督を務め、2020年にJ2町田に復帰。しかし、19位、5位、15位と振るわず。町田が翌年に監督が代わって圧倒的強さを見せてJ1昇格を果たしたことを見れば、指導力はどうだったのか。

長くクラブを率いたことがないところも懸念点だし、降格に二度かかわっているところも怖い。海外での成績まで調べられていないが、日本での成績を見ればほぼ下の方の成績だし、カップ戦にも強いわけでもない。

正直、噂にあった時から微妙な気はしていたのだが、先にも書いたように出遅れているために、もう他にいないというのが現実だろうか。良い監督だったらどこも手放さないだろうしね。

タイトル争いに絡み、タイトルを獲得するのが最終目的ではあるが、最低限チームとしての形を整えることが先決。また監督交代とかごちゃごちゃと要らぬ苦労が増えないことを願う。

熱血指導と言われており、ここのところの緩んだ練習風景を見ても喝を入れてくれることには期待大だが、鈴木を筆頭に揉めそうな選手がいるので、チームの雰囲気が悪くなってまたクーデターまがいのことで監督を追い出すというようなことはなしにして貰いたい。

まあ、成績や内容が酷ければ解任もやむなしではあるが・・。

あとは今在籍している選手がポポヴィッチでいいと判断するのか、だったら出て行くと決断するのか。年内に監督が決まったことで、新体制までには選手の方もなんとか整理がつきそうだが、出て行く方が多いのは覚悟しておかないといけないかもしれない。

まずは試合内容を見てから。せめてマリノスに在籍しているクラスの外国人を連れて来られれば誤魔化しも効くだろうが。トレーニンッグマッチだから負けても問題ないとか言い出したら終わりだと思っているので、たとえ練習試合でも全勝するくらいのメンタリティを植えつけて貰いたい。

ところでピトゥカがサントスFCと揉めているとか。クラブが2部に降格して年俸が払えないらしいが、ネット情報では60万レアル(約1700万円)とか。かなり安い金額に思えるが、それでも払えないって。鹿島では1億とか言われてたんだが。

まさかこの流れで戻って来るとなっても困惑するだけなのでうまく収まって欲しいが、万一戻るなら年俸もサントスに倣って3000万円くらいまでで抑え、レギュラー確約ではない扱いでやって貰いたい。そこはシビアに。

佐野が夏で移籍すると仮定しても樋口と柴崎がボランチにいるので、ピトゥカ復帰でレギュラー確約とかになると、また樋口が割を喰ってしまうし2列目の編成にも影響を及ぼす。

それから、甲府の新人の左サイドバック三浦が、代表に選ばれたうえに川崎に移籍とか。須貝が抜けたポジションを埋めた選手が代表入りって・・鹿島ではベンチ入りすら怪しい状態だというのに。中村もレンタル復帰でACLに出場出来たし、甲府から鹿島のルートはもうなくなるのでは。

獲得した選手を活用するためにも、そもそもオファーする時点でしっかりと編成や監督との相性を考えて欲しいなと思う。

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2023第34節横浜FC(ホーム)戦 [リーグ]

視聴出来なかったがどうやら勝ったようだ。およそ2ヶ月ぶりの勝利。最後は勝って終われたのはいいことだが、終盤の失速具合は半端なかった。

スンテの引退発表の後だったのでスタメン起用するかと思ったが、試合前に岩政は「決定権は俺にある」とかいうようなことを言ったとか言わないとか。

鈴木の相方に師岡を起用して松村もスタメン。それが当たったのか相手の問題なのか、鹿島が押し込んでいた時間帯に佐野のカットから師岡に渡り、ループシュートのこぼれ球を鈴木が押し込んだ模様。(そのまま入ってた感じ?)。序盤20分で先制出来たことが勝敗を分けたのかなという気もする。

前半終盤に鈴木のパスを師岡が受け、ファーの松村に合わせて追加点。速報テキストだけだと師岡がハマっていたような印象を受ける。裏抜けも出来るし単体でパワーもあるし、このところの垣田や知念よりも頑張ったといいうことだろうか。MyMVPにしておく。

師岡に松村。もっと早くに起用出来ていたら・・と思わずにはいられないが。

後半も鹿島が押し込み、鈴木のシュートのこぼれをピトゥカが叩き込んだが、鈴木のオフサイドで得点取消。その後、植田のパスミスが失点に直結して2-1。

植田はここ数試合ずっとイージーなパスミスがあった。いつかやらかすとは思っていたがやっぱりこうなった。今に始まったことではないので、どこかで注意することは出来なかったのだろうか。

試合はこのまま2-1で終了。スンテをピッチに送り出すこともなく、お決まりの土居を投入。なにげに早川は全試合フル出場だったのか? だとすればそれも記録だし代えづらいかもしれないが。唯一と言ってもいい岩政采配での収穫だろうしね。

他会場で上位がコケてくれたおかげで、最終順位は5位でフィニッシュ。これだけチームを崩壊させて尚この順位に留まるとは・・。結果だけ見ればそれなりの成果を残したと言ってもいいだけに微妙なところ。

一応、順位によって強化金が貰えるので5位だと1億2000万くらいだったような。6位とは3000万くらい違ったと思うので(詳細は各自確認よろしくです)、少しでも上の順位は助かる。川崎の後塵を拝さなくても済んだし。

試合後のセレモニーとか岩政のコメントとかはわからいので、これから掲示板とか他のブロガーさんたちの情報を集めるとして、明日からはある意味楽しみな来季の編成。

まず大きな障害を取り除かないといけないことは誰もが承知だと思うが、吉報を待ってます。

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↓コレ面白かったです。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第34節 12/3(日)】(カシマスタジアム14:03KickOff鹿島/20,336人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 横浜FC (前2-0 後0-1) (S 18-12)
【主審】(主審)西村雄一、熊谷幸剛、塚田聡宏、(VAR)吉田哲朗、榎本一慶
【得点】
(鹿)前34分 鈴木 14右
(鹿)前18分 師岡→松村 2右
(横)後39分 三田→カプリーニ 2左
【警告】
(鹿)ディエゴ・ピトゥカ3(後6分)、佐野4(後11分)
(横)カプリーニ1(前44分)、三田3(後18分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝 植田 関川 安西→76広瀬
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野→85昌子 松村→76仲間 樋口
FW c鈴木→83荒木 師岡→76土居c
【サブ】クォンスンテ 広瀬 昌子 荒木 藤井 仲間 土居
【監督】岩政大樹
【MyMVP】師岡(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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