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2024第28節東京ヴェルディ(アウェー)戦 [リーグ]

絶望的な内容と結果。既にこの体制の限界が見えていたなかでも優勝争いに辛うじて残っていたのだが、勝ち点さえも拾えずチームも瓦解。テコ入れをしないとダメなのだが、まったく何も出来ていないというのが現状。

前半の勢いのあるうちにシュートまで持ち込まないといけないのに、相変わらずポゼッションだけしてボールを回すだけで決定機もなし。相手にバー直撃や枠内強襲のシュートはあれど、こちらはチャンスすらなし。

頼みのセットプレーも何か変化を加えようとしていたのはわかるが、かえって逆効果でチャンスどころか味方がボールに触ることさえほぼなし。甲府戦の勢いに乗ってシンプルに高さ勝負でも良かったのに。

前線は明らかにヘバっていた。師岡、仲間、名古の運動力が足りてなく、そこにまったく動かずロストしてばかりの鈴木だとどうにもならない。神出鬼没と言えば聞こえはいいが、うまくいってないとただプレッシャーのキツいところから逃げているだけに見える。

相手に吠え散らかすのもいいが、まずは結果を出してくれ。PKキッカー専用では話にならない。もっとゴール前で脅威になる選手であって欲しい。

正直、ボールを持ってシュートの期待感と得点になりそうな気配を持っているのは濃野と、今日の藤井だけだった。濃野はヘッドからの左足シュートは惜しかった。もう一人詰めてたら。

藤井は相手ハンドを誘ってPK獲得。明らかに腕を出しに行ってのハンドだし、PKになったのは勿論のことだが、カードが出なかったことに不満。2年前の川崎戦で荒木が胸でクリアしたのをハンドにされたどころか一発退場だったのに、ルールが変わったのか?

その後も怪しいハンドのクリアもあったが、続けて2本のハンドは進言出来ないのか。まあ、今はこうやってPK貰うくらいしか得点出来なさそうなのが一番残念なんだが。

それにしても芝の状態なのかあえてなのか、重そうなピッチだった。ボールが全然転がらないし、パスサッカーをやるには不向きなコンディションに見えたが、実際選手たちはどう感じていたのだろう。柴崎のキラーパスがひとつもなかったのはこれもある気がする。

失点は全員の不注意だが、綱島に持ち出されたのは藤井のところから。あのへんの守備はやはり弱点。攻撃で貢献出来たから仕方ないことではあるが、知念がいたら潰してくれただろうか。

2失点目はまたしても早川のクリアミス。ミスとまでは言えないかもしれないが、「アシスト」と言っても差し支えないくらいドンピシャで相手足元にお膳立てした。触らずとも枠を外れていたようにも見えるが、指先で弾いてコーナーに逃げるとかの技術はないもんかな。

ベンチの控えは徳田がアウトでミロサヴリェヴィッチがイン。ポポヴィッチの優遇枠が確定してしまった。何の役にも立たない外国籍選手を来年以降も抱えることに気持ちも重い。まさかとは思うが、知念が復帰したら樋口がアウトなのだろうか。そうなったら来年は移籍するだろうな。

ターレスはちゃんとした展開ではなかったので良し悪しわからず。田川は今のところいいところなし。初出場の時に一瞬スピードでいいものを見せたのだが、味方が使い切れていないだけかこんなものか。

いずれにせよ、2列目の充電がマックスの時しかまともに戦えないことが明白になった。鈴木をワントップで自由にやらせる戦略は頭打ちであり、最初から田川を入れて2トップにするか、降りて来ないようにゴール前で勝負させるかしないと、ただのボールロストマンになってしまう。

せっかく町田が引き分けたというのに詰めるどころか離され、得失点差もあるので実質7以上。広島にも離されて4差、神戸にも抜かれて1差。もう1敗も出来ないと個人的に思っていた磐田戦から2敗1分。PKの2点しか取れていない。

もう素直に諦めるべきなのか、まだ6差と気合を入れ直すべきなのか。当然後者なのだが、試合内容が酷過ぎてね。

次週は京都戦を現地で観戦予定。更新は遅くなると思われます。降格するかもしれないから今年行かないと!と奮起しての参戦を決めたが、新瀬力獲得で別物にチームに生まれ変わった京都は、もはや鹿島より状態がいい。ボコられるのは勘弁して欲しい・・。

こうなったら練習などせずに完全に休養させて体力を回復させるか、今のやり方を変えて選手を入れ替えるのか。残り試合数を考えると今から作り直すのは現実的ではないので、体力回復しかないように思うが、だったらせめてシュート意識だけは高めてくれ。

審判次第だろうが、シュートを浴びせ続ければそのうちPKも取れるだろうし、得点も入るかもよ。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第28節 8/25(日)】(味の素スタジアム18:03KickOff東京ヴェルディ/24,814人/晴)
【スコア】東京ヴェルディ 2-1 鹿島 (前0-0 後2-1) (S 11-12)
【主審】(主審)笠原寛貴、堀越雅弘、平間亮、(VAR)荒木友輔、淺田武士
【得点】
(東)後18分 綱島→山見 5右
(東)後30分 山見 6左
(鹿)後45分 PK鈴木 12右
【警告】
(鹿)植田2(後9分)
(東)谷口4(前分44)、宮原2(後20分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田c→90+1樋口 関川 安西
MF 三竿 c柴崎→90+1ミロサヴリェヴィッチ 仲間→59藤井 名古→90+1ターレス・ブレーネル
FW 鈴木c 師岡→66田川
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ターレス・ブレーネル ミロサヴリェヴィッチ 田川
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)
【BS松竹東急】-

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2024第27節浦和(ホーム)戦 [リーグ]

引き分け沼から抜け出せず。浦和は枠に2本、早川のファインセーブ2本。鹿島は鈴木の決定機2本と、仲間の疑惑のオフサイドゴール。ラインを引いた映像が出されるのだが、手前の相手選手残ってない?

負けなくて良かったとは思いたくないが、負けてもおかしくないシーンはいくつもあり、勿論、鹿島が勝ってもおかしくないシーンもあった。しかし、引き分けで充分な浦和と、勝たないといけない鹿島ではダメージが違う。

前節鹿島相手に逆転勝ちを収めた磐田が町田に0-4と惨敗し、勝ち点差を広げたうえに得失点差で追いつけそうない差に広げられてしまった。

納車された田川は起用されて特徴を見せたが、2枚目の樋口の投入が90+5分。夏場の試合で5人の交代枠があってほぼスタメンだけで戦うスタイルはキツい。

樋口を始め、サブメンバーは「やってやろう」という気持ちよりも移籍したいという気持ちになっても仕方ない。杉岡、永戸だったら秒で決断だろう。

試合展開はしっかりと対策を練ってきた浦和が主導権を握り、前半はポイントで言えば浦和の完勝。後半、鹿島にもチャンスが生まれて得点になりそうな気配はあったが決め切れず。

エリア内でボール受けたら迷わず足を振ってくれ。名古、仲間、師岡、コネコネと持ち替えてる間に詰められてシュートを打つどころかカウンターを喰らうことも多い。そして、打ったら打ったでことごとく弱弱のキーパーへのパスとかため息しか出ない。

鈴木は珍しくゴールに向かう姿勢を見せて中央からカウンターでドリブルから1対1のシュートと、サイドから切り込んでダブルタッチで剥がしてからのミスショット。2つめの方は中で田川が構えていたので、いつものパス優先の鈴木だったら通ったかも。

鈴木が降りて来て攻撃を組み立てる形はもう既に相手に知れ渡っていて、結局、ゴール前に誰もいないのでシュートまでいけずに終わることの方が多い。もうちょっと逃げずにゴール前で鈴木には頑張って貰いたいのだが、そうなると消されてしまうのだろうか。

師岡、仲間、名古のゴール前への侵入回数も少ないし、サイドからの攻撃ももっとシンプルに上げて欲しいこともいくつもあって、ゴールの気配があるのはやっぱり濃野が持った時だけというのはどんなもんか。

順位的にも後ろに喰われてズルズルと落ちそうな勢い。月末に京都の試合を観に行くのだが、新戦力が爆発しているようで不安しかない。

打つ手がない、という状況に見えるが試合後の監督インタビューでは強気の発言。気になる。

ところで知念は怪我なのだろうか。いつもの強度が出せなくて前半スカスカで怖かった。後半は修正してきたのでひと安心だったが、サブをまったく信用していない・・というか信頼出来ないのか、誰も投入出来ないとすればこの先も厳しい。

まあ、あの緊迫した状況でミロサヴリェヴィッチなんて入れたら崩壊するし、藤井、須貝は守備が弱いので一気にやられる可能性もあって交代出来なかった気持ちはわかるが。

磐田戦での負けに続いてタイトル争いから大きく後退する引き分け。前回対戦の武田にFK決められたところからずっとうまくいってない感じだっただけに、浦和に勝ってモヤモヤを切って欲しかったんだけどな。残念。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第27節 8/17(土)】(カシマスタジアム18:03KickOff浦和/33,295人/曇)
【スコア】鹿島 0-0 浦和 (前0-0 後0-0) (S 13-8)
【主審】(主審)御厨貴文、西橋勲、村井良輔、(VAR)川俣秀、熊谷幸剛
【得点】
なし
【警告】
(鹿)三竿1(後45+3分)
(浦)マリウス・ホイブラーテン3(後40分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田 関川 安西
MF 三竿 c柴崎 仲間→90+5樋口 名古
FW 鈴木 師岡→70田川
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ミロサヴリェヴィッチ 田川 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】早川(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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2024第26節磐田(アウェー)戦 [リーグ]

疲れたうえに勝ち点も取れず、何の収穫もない最低な試合だった。サブメンバー、特に外国籍選手の質の低さで負けたようなものだが、采配も悪かった。

と、思うが、結局は控えに信頼出来る選手がいないからあそこまで引っ張らざるを得なかったのか。1-0でリードしている展開だったが、磐田は押せ押せのムードだったし、捨て身の攻撃を繰り出して来ていたので受けるか、いなすかとはっきりさせないといけなかった。

投入された直後に、警戒していて当然のクルークスの左足をフリーにさせた藤井は、守備の何を学んでいるのだろう。あそこだけはやらせてはいけなかったのに。仲間がいればと思ったが、疲労のためなのかベンチ外だった。

決めた山田はスーパーゴールだったので早川にはどうしようもなかったと思うが、2失点目は早川を含め、スローインからの不注意な失点だった。その前にも逆サイドから簡単にゴールに迫られていて危なかったのに、完全に勢いの呑まれてしまっていたのか。

VARは味方だったり敵だったり。鹿島のPKになった場面は、取らない審判もいるだろう。そういう意味ではラッキーだった。鈴木が真ん中に蹴って危うく止められそうになったが、貰った1点と個人的には認識していた。

関川のハンドでPKと言われ、訂正されてナシになった場面は、腰の辺りに当たっているのでセーフ。腕も畳んでいるし当たった場所も下。あれでPKとかになったら、もうサッカーはセンタリングではなくて相手の腕を狙って蹴る方が得点につながる競技になる。

一度はPKと言った判定をちゃんと覆してくれたのは良かったが、今度は柴崎から濃野→名古がうまい切り返しでゴールを奪ったシーンで濃野のハンドを取られてノーゴール。

当たってはいる。攻撃側は当たれば即ハンドだそうで致し方ないが、名古はその前に同じような形で決められなかったので、そっちが取り消しだったら良かったのにと恨み言を言いたくもなる。

全体として言えば、前半はパスもつないでポゼッションも高く、相手にボールを触らせずに貰った1点を使ってうまく試合を作れてはいた。

しかし、リードしている展開で攻めもせず時間を消費するようなサッカーをやっていては、勝利をつかむことは難しい。もしも名古の得点が取り消されなかったらそのまま逃げ切れたかもしれないが、攻撃でほぼ決定機を作れていない以上、相手はイケイケで来る。

同点にされた時点で、引き分けで終わればマシだと思っていたが、案の定引っ繰り返されてしまった。複数得点から追いつかれたり、先制したのに逆転負けしたりと今季何回目だろうか。優勝に向けてもう1敗も出来ないと思っていたのはこっち側だけか?

これまでの反省を踏まえ、追加得点を奪ってトドメを差しに行くという考えはなかったのだろうか。省エネと言えば聞こえがいいが、手を抜いて追いつかれているように見える。終わってみればPKコミのシュート6本とは情けない。

パレジはゲームの締めに使うのはありと控えめな評価をしていたが、今日の試合で個人的には見限った。無駄なファウルをするだけで存在感なし。田川インでパレジアウト確定。

ミロサヴリェヴィッチもナシ。元々、どこがいいのかわからない選手だったが、ポポヴィッチの推薦でなければ使われもしないだろう。何を評価しているのだろうか。

負けている時間のない状況で無駄なファウルを与え、何か決定的な仕事をするわけでもない。ドリブルもなく、ミドルもなく、パスの精度もない。守備でも強度があるわけでもなし、これだったら誰が出ても一緒で、多分舩橋とか須藤でも変わらない。

鈴木も酷かった。せっかくチャンスになりかけたところで潰されて止められることが多く、もっと簡単に捌いて欲しいシーンがいくつもあった。そして、捌いてミスするシーンもいくつもあった。濃野からのマイナスのクロスは定番の宇宙開発。

あきらかにバテているのに交代出来る選手がいないのがキツい。田川の即ベンチはなく、納車されてもガソリンは入っていなかった模様。

町田が負けたおかげで勝ち点は離されずに済んだが、こういう時に追いつかないとずっと追い越せない。後ろからも突き上げられて、本当に後がない。

ここから先は涼しくなっていくし、連戦もなくなるのでこんな酷い試合とはオサラバ出来ると信じたいが、どうなんだろうね。次はここ数年引き分け続きの浦和。向こうも大量に選手がアウトしていて、ここを勝てないようでは絶望的。奮起して貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第26節 8/11(日)】(エコパスタジアム19:03KickOff磐田/32,995人/曇)
【スコア】磐田 2-1 鹿島 (前0-1 後2-0) (S 6-6)
【主審】(主審)上村篤史、三原純、西村幹也、(VAR)清水勇人、中井敏博
【得点】
(鹿)前38分 PK 鈴木11右
(磐)後32分 ジョルディ・クルークス↑山田 3左
(磐)後44分 植村→古川 2左
【警告】
(鹿)ミロサヴリェヴィッチ1(後45+10分)
(磐)なし
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田c 関川 安西
MF 知念→82ミロサヴリェヴィッチ c柴崎→76三竿 樋口→76藤井 名古→90+1ギリェルメ・パレジ
FW 鈴木 師岡→90+1徳田
【サブ】山田 須貝 藤井 三竿 ギリェルメ・パレジ ミロサヴリェヴィッチ 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大2秒、フリーズ2回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(1)

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2024第25節鳥栖(ホーム)戦 [リーグ]

攻守がガッチリ噛み合って鳥栖に3-0完封勝ち。前回対戦では逆転負けし、過去にも打ち合いになって悔しい想いをしてきた相手だけにゼロ封で勝ち切れたのは気持ちがいい。

補強なしの夏ウインドーは不安しかないが、三竿が戻って来ていなかったらと思うと背筋が凍る。立ち上がりこそ足がついていない感じがあったものの、時間が経つにつれて強度も増し、柴崎との息も合ってきた。

課題と言われていた攻撃でも2点目にも絡んだし、チームを引き締めてくれた。

MyMVPは濃野。今のチームの中で多分一番シュート精度と思い切りがいいと思っているが、今季7点目。チャヴリッチに並んだ。後半にはもう1点追加出来そうなチャンスもあったが、惜しくも相手に上回られた。ドリブラーの横山も抑え込んだし、守備面でも良かった。

関川も対角へのフィードが冴えていた。カバーリングも良かったし、ミスもほとんどなかった。CKからのヘッドは決めたかったところ。植田はパスがいまいちだったが、ゼロに抑えたので仕事は果たした。

早川も相手に流れが行きそうなところでのビッグセーブ2本。いつもは弾いたボールが相手の前に転がって失点するのだが、コーナーに逃げることが出来た。意識的にやれているのなら、このまま技術を磨いていって欲しい。

柴崎もコンディションが上がって来た。随所にキレのあるパスがあったし、守備でも破綻せずバランスも良かった。怪我せず今季を完走してくれれば。

仲間にも得点が生まれ、師岡、名古も身体を張れていた。交代で入った藤井はスピードを活かしてトドメの3点目のアシストをつけた。欲を言えばその後の攻撃で、やはりシュートではなく縦に切り込んでクロスを選択するのが弱気。

安西にも今季初ゴール。試合後のインタビューで「監督が行けってうるさいんで」ととぼけると、ポポヴィッチは「今までゴールを待たされたことにペナルティを与えないと」とアンサー。いい関係性と言える。

メモリアル1000ゴールだそうで、おめでとう。

鈴木は正直に言えば微妙。ミスも多くて背負ってからのロストも多発、パスミス多数、動きも少なく省エネモードなのか。少しパスがズレただけでつながらなくなるのは厳しい。シュートも枠に行かず。とはいえ終わってみれば走行距離とスプリントは上位に入っているので考えてのことなのか。

樋口はいいボールも蹴れていたし、集中も出来ていた。適正ポジションはボランチだと思うが・・。鳥栖からオファーがあったとか噂もあったし、いつ出て行ってもおかしくない起用のされ方だが、踏ん張って化けて欲しい。

パレジとミロサヴリェヴィッチはよくわからない。これといったプレーもなかったがミスもなかったというような。人数的にもう足りないので、こうなったら力になって貰うしかない。強力助っ人とまではいかないが、せめてサブとして使えるくらいには仕上げて貰いたい。

上位陣がうまい具合に勝ち点を落としてくれたので、再度上昇。これが最後のチャンスかと思われる。離されないように勝ち点を積み上げていきたい。

ただまあ、怪我人が2人出た時点で終了という感じで、まさに薄氷の上だけども。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第25節 8/7(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff鳥栖/14,106人/曇一時雨)
【スコア】鹿島 3-0 鳥栖 (前1-0 後2-0) (S 13-9)
【主審】(主審)木村博之、聳城巧、赤阪修、(VAR)長峯滉希、野村修
【得点】
(鹿)前18分 柴崎→濃野 7右
(鹿)後08分 鈴木↑仲間 4H
(鹿)後34分 藤井→安西 1右
【警告】
(鹿)師岡3(後02分)
(鳥)中原1(前38分)、福田2(前42分)、河原1(後4分)、富樫4(後17分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→90須貝 植田 関川 安西
MF 三竿 c柴崎→78樋口 仲間→78藤井 名古→87ミロサヴリェヴィッチ
FW 鈴木c 師岡→87ギリェルメ・パレジ
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ギリェルメ・パレジ ミロサヴリェヴィッチ 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】濃野(3)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し?(3)

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2024第24節FC東京(ホーム)戦 [リーグ]

久しぶりに勝った感覚。実際は札幌戦で勝っているのだが、先制から追いつかれての再勝ち越し、逃げ切りという粘り切れた試合で、内容云々よりも勝って中断に入ることが大事だったので良かったという他ない。

1試合だけで言い切るのは早いと思うが、三竿が加入したことは守備に不安を抱える鹿島としてはメンタル面でも大きい。柴崎を早めに見切って下げることも出来るし、CBのバックアップにも心強い。

勿論、本人はサブに甘んじるつもりはないだろうし、競争意識が生まれるのもいい。ポポヴィッチいわく、新車を納入したら使うでしょとのこと。ガソリンも満タンだったしね。

MyMVPは関川。先制点の起点になったのは相手の決定機を防いだところからのカウンター。いつものポカミスもなく、しっかりカバーにも入れていたし、何度かチームを救った。樋口のCKからのヘッドを決めてくれれば満点だったのだが、このくらい集中してやってくれれば。

先制点の名古はこぼれ球を拾ってからうまく前に持ち出して、角度のないところからのシュートで1ゴール。追いつかれてからの後半開始早々、濃野の得点も名古が胸で触って落としているのでアシストもついたか?

試合後のインタビューは決勝点の濃野が受けていたが、本人が反省していたように失点は遠藤に振り切られたこと。足を踏まれているのでファウルと言えばファウルだと思うのだが、重箱の隅をつつくVARもスルーだった。遠藤のトラップが激ウマ。

にしてもこういうロングボール一発でやられることもたびたびあるし(神戸戦とか)、時間帯にしてもマリノス戦に続いてだし、なんとかならないのかな。何点差があってもずっとヒヤヒヤしていて心臓に悪い。

攻撃は2点取れたので合格ではあるのだが、どっちもこぼれ球から。打たないと始まらないことの証明なのだが、とにかくゴール前で丁寧につなごうとする。

藤井も左45度の絶好の角度でボール持っても、味方を探して最後は中途半端なクロス。打ったら怒られるのかな。後半アディショナルタイムの相手CKで、キーパーまで上がって来ていてカウンターになったシーンがあった。

左サイドライン際だったのでかなり難しかったとは思うが、ゴールは無人。枠にさえ飛ばせば入るのだから、たとえばボールを大きく蹴り出して助走距離を稼いでから、スピードで回り込んで右で蹴れるように入って打つ、とか。無理かなあ。

藤井に限らずなのだが、エリア内でボール持ったらまず第一にシュートを選択肢に入れて欲しい。打たないと勢いも出ないし、段々と相手が盛り返して来る。受けてばかりだときつい。

鈴木はマイナスのグラウンダーで入って来るクロスをダイレクトで打つのは、枠には飛ばして欲しい。今年はあの形で右からも左からも枠に飛んだ記憶がない。あと、長友とは仲が悪いのか、何かをずっと言い合っていた。

チャヴリッチは久々にスタメンだったがパスカットを試みて芝に足を巻き込まれ、捻挫か靭帯をやったのかバツマークで負傷交代。痛がり方からして長期離脱の雰囲気はあるが、途中出場時よりも出場時間が短くなってしまった。

中断期間中に復帰出来る感じではなさそうで心配だが、仲間が緊急事態を立て直してくれて助かった。本当に頼りになるベテラン。シュート精度さえもう少し高ければ・・。

藤井にはまだそこまでのゲームコントロールは出来ないし、樋口も頑張ってはいるのだがミスも多くてまだ怖い。三竿の加入で焦りはあるかもしれないが、必ず必要な戦力なのだから今が頑張りどころだと思う。

徳田は大器の片りんは見せたが、最初の決定機は決めたかった。枠に飛ばせるだけ期待値は高いが、このへんは経験だろうか。チャヴリッチが離脱になるなら出場機会も増えるだろうし、今年中にはゴールを決めてくれ。

名古も負傷で交代になったが、歩けてはいたので中断期間には戻れるだろうか。知念も次節出場停止だが、三竿が加入したタイミングなのでなんとかなりそう。関川の累積もうまく消化出来そうだが、濃野の代わりがいないので、そこのところがポイントになるかもしれない。

8ポイント差まで離されてちょっと心が挫けかけていたが町田が破れ、ガンバも負け、神戸引き分けと鹿島にとってはとてもいい結果になった。一気に追いつかないとまた勝ち負けを繰り返していきそうなので、三竿を含めた連携を磨いて中断明けから進撃を開始して欲しい。

ブライトン戦は怪我人さえ出なかったらそれだけでいいかなあ。

(追記)放送は「Amazon Prime Video(プライムビデオ」で視聴出来るらしい。今は月額600円に上がっているみたいだが、追加料金なしでいけるとのことなので、当日のメンバー発表されてから契約しようかなと考え中。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第24節 7/20(土)】(カシマスタジアム18:03KickOff鹿島/24,304人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 FC東京 (前1-1 後1-0) (S 8-6)
【主審】(主審)山本雄大、渡辺康太、岩田浩義、(VAR)田中玲匡、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前30分 名古 5右
(東)前41分 徳元↑遠藤 4右
(鹿)後02分 名古→濃野 6左
【警告】
(鹿)ランコポポヴィッチ1(前24分)、知念4(後27分)
(東)安斎3(前37分)、岡2(後33分)、仲川1(後40分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田c 関川 安西
MF 知念 c柴崎→73三竿 師岡→73樋口 名古→82徳田
FW 鈴木 チャヴリッチ→11仲間→82藤井
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 仲間 三竿 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】関川(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第23節横浜FM(アウェー)戦 [リーグ]

前半終了間際の早川のしょうもないキャッチミスから失点し、これが全てだった。

早川は失点の前からボール回しでバタバタしていたり危ない感じはしていたが、立て直せなかった。ファインセーブもなかったし、キーパーが当たっていないとこうなるよねという試合だった。

意気消沈していたマリノスは息を吹き返し、後半にもパワーも持って入って来て、コーナーキックから狙ったわけではないフリックがポストをかすめてゴール。これで逆転されて立場がガラッと変わった。

攻め手を欠き、ゴール前での消極的なプレーと、枠を捉えられない決定力のなさ。一方、マリノスはエウベルが一発で枠に飛ばしてゴール。1-3になってジエンド。

絶不調で監督のクビがかかっている状況のマリノスに逆転負け。首位町田が普通に勝ったため、またしても差が開いて勝ち点差8。最悪だ。

判定に関しては前半のエリア内での後ろからのエドゥアルドのタックルにPKなしと、後半、鈴木への足を上げてのタックルの危険行為へのカードが出なかったことが不満。

夏場の試合にもかかわらず、相変わらずポポヴィッチは3人しか交代せず。アディショナルタイムに追加点まで決められて得失点差でも大きく後退。

せっかく知念の初ゴールで勢いがつくかと思ったのに、終わってみればボロボロ。次の試合が終わればしばらく日程が空くので、補強を含めた再調整がないとここから上位で戦っていくのは厳しいだろう。

後半戦、1勝1敗2分。チャヴリッチが起用法に不満があって移籍したいと漏らしているという報道もあったりと、良くない雰囲気になってるね。

他に語るべきところが何もない試合だった。お疲れ様。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第23節 7/14(月)】(日産スタジアム19:33KickOffマリノス/31,463人/晴)
【スコア】横浜FM 4-1 鹿島 (前1-1 後3-0) (S 16-14)
【主審】(主審)川俣秀、西橋勲、平間亮、(VAR)上村篤史、淺田武士
【得点】
(鹿)前29分 関川↑知念 1H
(横)前45+3分 天野 2左
(横)後07分 CK天野↑エドゥアルド 1H
(横)後26分 ヤンマテウス→エウベル 1右
(横)後45+6分 松原→植中 3左
【警告】
(鹿)なし
(横)エドゥアルド1(前43分)、西村1(後14分)、ヤンマテウス3(後28分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 植田c 関川 安西
MF 知念 c柴崎→85樋口 仲間→71藤井 名古
FW 鈴木 師岡→55チャヴリッチ
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ギリェルメ・パレジ 土居 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第22節札幌(ホーム)戦 [リーグ]

5試合ぶりに勝てて良かった。スコアは2-0になったが内容的には薄氷の勝利。とはいえ、今の悪い流れを断ち切るためには絶対に勝ちが必要だったので、今はこれでよし。勝ち点3を積み上げつつ、内容は修正していければいい。

ゲームは波乱の幕開け。開始数秒で札幌陣地後方からのロングボールを、関川と早川の油断だったのか小林に突っ込まれ、衝突したうえにボールは転々と鹿島ゴールに・・。

一時は得点と判定され、いきなりビハインドスタートかと気落ちしていたらVARが入り、小林のハンドを見逃さずにオンフィールドレビューの結果ノーゴール。ちゃんと見てくれて良かった。

しかし、鹿島は決定機を活かせず、攻守にいまひとつハマらないまま時間は過ぎ、どちらかと言えば札幌ペースで前半終了。

鹿島は後半から樋口に代えてチャヴリッチ。いくつかのチャンスをチャヴリッチが潰し、嫌なムードが漂う雰囲気のなか、知念から鋭いパスがポストの鈴木の足元に収まり、ライン上で駆け引きしていた師岡にパスが通り、ワンタッチで振り抜いたシュートが突き刺さり先制点。

師岡のプロ初ゴール。再三惜しいシュートを放っていたが、ようやく決めてくれたという感じ。あのポジションで打てたシュートだったが、やはり本質はフォワードなのだろう。サイドハーフでも左の方がやり易いと言っていたし、むしろ不得手な右サイドハーフでよく頑張っている。

この得点と同時に藤井と交代になったが、MyMVP。他にも2アシストの鈴木を筆頭に候補は多数いるが、苦しい展開を切り開いてくれたということと、初ゴールを記念して。

この得点で一気に鹿島のムードになり、札幌が攻めに出始めてバランスが崩れたところを、鈴木が右サイド深い位置から逆サイドまで大きくセンタリング。キーパーの頭を超えたボールを、藤井がジャンピングボレーで左足を合わせて追加点。

鈴木のボールも見事だったし、藤井もよく合わせて決めた。その後も積極的にシュートを打てていたし、これで乗ってくれれば。

この2得点を見てわかることだが、ゴール前でこねくり回していた前半の師岡や、タッチ数の多い名古、絶不調だったチャヴリッチには得点が生まれなかった。やはり素早い判断で、出来ればダイレクトでオンターゲットのシュートを打たないとなかなか点は生まれない。

それにしてもチャヴリッチは大丈夫なのだろうか。得点もぼちぼち取れているし貴重な戦力だと思っているが、コンディションが整わないのか身体のキレもなさそうだし、絶好機も決められない。判断も悪くてドフリーの鈴木にパスを送らずに激怒されていたりと噛み合ってもいない。

ここから先も戦力になって貰わないと困るのでメンタルの問題ならちゃんとケアしてクリアし、コンディションの問題なら出場時間を制限するなどして調整して貰いたい。くれぐれも気持ちが切れてしまわないようにだけ頼む。

交代選手は藤井は結果を出したものの、久々出場のパレジはほとんど試合に絡めず。土居、須貝は時間も短かったので評価なしだが、パレジはもうちょっと何か爪痕を残して欲しかった。仲間は温存したのだろうか。

前半で交代になった樋口は悪くなかったと思うが、細かいミスがいくつかあって、特にカウンターで同数になった攻撃での、明後日の方向に飛ばしたセンタリングが印象悪かったのだろうか。佐野の移籍で気合が入っているように感じたし、名古が決めてさえいればアシストもついたのだが。

柴崎が90分やれたことは収穫。予想通りに守備面ではプレスがかからなかったりセカンドが拾えなかったりと苦しい場面も多かったが、攻撃では得点に直結しそうな縦パスも入っていて期待感もあった。

早川はいきなりの判断ミスで大怪我しそうだったり、パンチングが相手に渡ってゴールを決められそうになったり(植田が防いだ)、FKから至近距離で打たれたヘディングをセーブしたのを関川が防いだりと、大忙し。

武蔵の足が顔に入ったのは危なかったが、その後もプレー出来ていたので無事だと思いたい。天皇杯は山田に任せて次の試合に備えて欲しい。

1点取られたらあっという間に追いつかれそうな危うさはずっと漂っていたが、早川を中心に関川、植田もギリギリのところを防いでいたし、チーム一丸となっての勝利。ひとつ勝っても次に負ければ意味がないので、これを継続していって貰いたい。

町田は思っていた以上にしぶといなあ・・。もうちょっと引き分けで取りこぼすことが多いと踏んでいたのだが、そう簡単にはいかなさそう。最終節で直接対決があるので最低限2差以内に詰めておかないと得失点の勝負になってしまう。

まあ、そこまでに逆転してくれるのが一番いいのだが。後ろに飲み込まれないように上を狙っていきたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第22節 7/6(土)】(カシマスタジアム18:03KickOff札幌/16,461人/雨)
【スコア】鹿島 2-0 札幌 (前0-0 後2-0) (S 16-10)
【主審】(主審)笠原寛貴、野村修、塚田智宏、(VAR)吉田哲朗、唐紙学志
【得点】
(鹿)後16分 鈴木→師岡 1右
(鹿)後21分 鈴木↑藤井 2左
【警告】
(鹿)なし
(札)駒井4(後6分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→89須貝 植田 関川 安西
MF 知念 c柴崎 樋口→46チャヴリッチ 名古→89土居
FW 鈴木→82ギリュルメ・パレジ 師岡→62藤井
【サブ】山田 須貝 藤井 仲間 ギリェルメ・パレジ 土居 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】師岡(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第21節神戸(アウェー)戦 [リーグ]

浦和、ガンバ、神戸と続くこの3連戦を「正念場の3連戦」と勇ましいことを言った結果、2点を追いつかれての引き分け、チャンスを決め切れずのスコアレスドロー、先制してからの3発喰らっての逆転負け。2分1敗とは情けない。

鈴木が出場停止でなければどうなっていたかは定かではないが、あれだけシュートが枠に飛ばないのなら頑張っても引き分けくらいだったかと。

1本目のCKでチャヴリッチのヘッドが決まって、さあこれからというところで再びチャヴリッチにチャンスが来るが枠の外。このへんから早くも嫌な感じがしていたのだが、チャヴリッチは見るからにヘトヘトになってた。

神戸もこちらが後半にバテるのをわかっていたのか、前半は探るようなボール回しをしていたためにお互いにチャンスもない状況。

からの一転、深い位置から扇原の鹿島の左サイドを狙ったロングボール一発で武藤が安西を置き去りにし、きっちりとゴールを決めて早々に同点。安西のミス。

他はラインを上げていたのでオフサイドを取るか、無理ならあんなに食いつかなくても一度相手に預けてから対峙するとか色々あっただろうに、落下地点を見誤って背走したあげくに裏を取られるとは。ずっと調子良かったのに髪の色を変えてから調子悪いよ。

同点に追いつかれただけでなく、ここから高いラインを保てなくなり、全体的に憶病になったうえに「また失点か」という空気になって、一気にチームのムードが悪くなった。何回か前線で引っかけてチャンスにはなったものの、打ち切れず。

せめて前半は同点で終わってくれと思っていたが、ニアに低いボールで入れられたCKのこぼれ球を処理出来ず、ドフリーでトゥーレルに叩き込まれて逆転。この時点でもう勝ちの目がなくなった感じだった。

後半から藤井を投入するが、裏抜けを狙っても後ろからボールも出ないし、簡単なミスで自滅するしでだらっとした時間が続いた。

左サイドで知念がかわされてエリア近くに侵入され、関川がまたしても簡単に中へと入れられて大迫に決められた。関川はあそこをよく通されて失点するが、もうちょっと堅い守りは出来ないものかね。

一旦はオフサイドの判定になり、神戸も受け入れていた空気だったが、VARの結果判定が覆ってゴール。ラインを引いた映像がDAZNで出ていたが、つまさきが出ているようにも見えるが・・。

まあ、ゴールだろうがノーゴールだろうが、今日の鹿島が逆転することはなかったと思うが。影響があるとすれば最終的に勝ち点で並んだ時の得失点差とかかな。

この後、柴崎と師岡を投入して少しだけ盛り返したような時間帯もあったが、シュートが枠に飛ばないのだからどうしようもない。濃野がダイレクトで打ったやつとかが決まっていれば盛り上がって同点まであったかもしれないが。

他会場で町田が勝ち点を落としていればそんなにダメージもなかったが、首位とは再び5点差に開いてしまった。順位は一応2位をキープ・・だが勝ち点5差以内で9位転落まであるので、首位を追うのと転落するのと同じ間隔しかないということになる。

それにしても、関川が下がって佐野がCBに入った方がチームの強度が上がったように感じるのは、CBの本職として関川はどう捉えているだろう。垣田と土居も久々の出場になったが、虫干しのようにちょっと外に出してみました、くらいの結果しか残せなかった。

こんな状況で佐野の移籍が濃厚となっていて、立て直せるのだろうかね。鈴木が戻ってチームが締まって立て直せたらいいのだが、それはそれで一人の選手のデキ次第のチームになるので怖さもある。

ホキョーホキョーと声が大きくなるが、よっぽどポポヴィッチにドンピシャの選手じゃないと使われないから難しいと思うが。

まだまだこれからだという状況ではあるが、ここ数戦の内容的には全然良くない。しんどいね。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第20節 6/30(日)】(ノエビアスタジアム神戸19:03KickOff鹿島/21,963人/曇)
【スコア】神戸 3-1 鹿島 (前2-1 後1-0) (S 12-8)
【主審】(主審)御厨貴文、聳城巧、道山悟至、(VAR)先立圭吾、三原純
【得点】
(鹿)前08分 CK名古↑チャヴリッチ 7H
(神)前18分 扇原↑武藤 7
(神)前38分 マテウス・トゥーレル 1右
(神)後17分 大迫 5左
【警告】
(鹿)なし
(神)前川1(後33分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川→65柴崎 安西
MF 知念 佐野 仲間→46藤井 樋口→65師岡
FW チャヴリッチ→76垣田 名古→89土居
【サブ】山田 須貝 柴崎 藤井 土居 師岡 垣田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
【サンテレビ】-

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2024第20節ガンバ大阪(ホーム)戦 [リーグ]

スコアは0-0だが反省点というか修正出来なかったのは浦和戦と同じく、前半に数え切れないくらいにあった決定機をひとつもモノに出来なかったこと。

そして、交代で入った選手が機能せず、ズルズルとチーム力が落ちてしまったこと。スーパーチャヴリッチの面影はなく、柴崎もまるで見せ場なし。藤井は疲れている相手ならもうちょっと無双して欲しい。

メンバー固定のツケというか、連戦でも信頼を得られないサブ選手のモチベーションも心配だし、チームとしての力も底上げされずにこの先が心配。せめて勝っていれば、それらのことはこの先のこととして割り切れるのだが。

引き分け3連発は勝ち点で言えば1勝2敗と同等。町田VS神戸が引き分け、その下の広島も引き分けたので順位的に傷は浅いが、こういうところで勝って勝ち点を積んでいかないとトップには立てない。

鈴木のイエローも余計だった。プレーでのことなら仕方ないが、異議で貰うとかちょっと考えて欲しい。次節、大切な神戸戦で出場停止となり、そんなことでは困る。

前半の連動して動けている時は、鹿島の目指す完成形というかシュートに至るまでの過程は出来上がりつつある。誰かが決めていれば問題ない試合になったのだが、決定力不足はどうやって解決したらいいのだろう。

枠には飛んでいるシュートも多かったし改善は見られるのだが、キーパー正面とか。

鈴木のチャージから相手の足が一瞬止まったところでの至近距離から濃野のシュート。あそこはいつもの思い切りを発揮して振り抜いていればブチ破れただろうに。チャンス過ぎて丁寧にと思っちゃったのかな。

仲間は相変わらず決められないし、師岡も初ゴールが遠い。鈴木はチャンスメイクには徹しているが、ゴールを狙わないので怖さがない。

後半戦が始まったのにつまづいたままだが、不幸中の幸いで首位と差が開かずに済んだ。次の神戸戦こそギアを上げていかないといけないが、また暑さにやられるのか。ナイターであることが救いだが、チャヴリッチがスタメン(多分)で鬱憤を晴らすか。

佐野の海外移籍も現実味を帯びてきたし、濃野のオリンピック逆転招集もありかもだし、スタメン以外の力がないと厳しい。まずは柴崎が存在感を示してくれ。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第20節 6/26(水)】(カシマスタジアム19:03KickOffガンバ大阪/11,848人/曇)
【スコア】鹿島 0-0 ガンバ大阪 (前0-0 後0-0) (S 12-5)
【主審】(主審)ダレン・イングランド、武部陽介、長谷川雅、(VAR)山本雄大、五十嵐泰之
【得点】
なし
【警告】
(鹿)鈴木4(前39分)
(ガ)坂本1(前19分)、宇佐美3(前39分)、半田2(後34分)、山下1(後37分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 仲間→76藤井 名古→76柴崎
FW 鈴木 師岡→60チャヴリッチ
【サブ】山田 須貝 柴崎 樋口 藤井 土居 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第19節浦和(アウェー)戦 [リーグ]

前半で勝負を決めてしまわないといけない試合だった。2-0で折り返したものの、前半だけであと2~3点は取るチャンスはあった。

後半になって浦和は後ろのことを考えずに攻めまくって来て、鹿島は新潟戦の再来のように何も出来ずひたすら耐える時間。何かしら手を打って欲しいと思っていたが、ベンチに入っている選手がそもそも攻撃の選手ばかりで、ただ中の選手に任せるだけ。

それでも失点せずに我慢しつつ追加点を奪えたら逃げ切れたのだろうが、しつこく左サイドの裏を狙われ続け、関川の寄せが甘くなったところを戻されて、中で入ったばかりの武田が左足を振り抜いて失点。

2-1になったところで守るか攻めるかはっきりすれば良かったのだが、浦和の攻撃に合わせてやるだけで策なし。たまの攻撃もシュートまで持って行けず。

今までは必勝パターンだった後半チャヴリッチ投入だが、やる気を失っているのか、夏場でバテているのか運動量も少なく、ボールにもほとんど絡めず。こうなると守備強度が低くなるデメリットが上回る。

柴崎、樋口もゲームを締められない。柴崎はボランチの方が力を発揮出来るのか存在感がなく、浦和の攻勢を止められなかった。これだと柴崎をボランチにして佐野を右サイドバック、濃野を一列上げた方が強度が上がるのでは。

鈴木が足をつって交代になり、同じタイミングで名古の疲労度も考えてか藤井を投入したが、守備が求められる場面で藤井は厳しい。樋口も迷走しているのか、本来の良さが全然出せずに戦力になっていない。

アディショナルタイムに入り、それでもなんとか逃げ切ってくれと願っていたが、相手のFKをセットしたのは武田。やけに壁が薄いのが気になっていたが、意表を突いた左から巻いてくるキックでポストをかすめながらのゴール。

相手のシュート精度が高かったのは確かだが、早川も迂闊だった。決定機を何度も救っていてくれただけに、早川がいなかったらもっと早いうちに追いつかれていたかもしれないが、あそこを止められるのが一流のキーパーで、チームを勝たせられる選手。

結局2-2で試合終了となり、前半の楽勝ムードは吹っ飛び、むしろヘロヘロで引き分けに持ち込んだというていたらく。NHKでの放送はヴェルディ戦に続き、複数点リードから追いつかれてのドロー。そういう視聴者を楽しませる要素は要らないんだよ・・。

鈴木もベンチで激怒していたが、そりゃそうなる。更に今後を思えば交代したい時に交代を躊躇してしまうというマイナスも生まれた。負けはしなかったが、新潟戦の引き分けとは違い失った方が大きい引き分け。

川崎、広島、神戸、マリノスと次々に撃破してくれたのはいいが、浦和の引き分けの呪いは解呪出来なかった。取りこぼしが多い。

先に試合があった町田がせっかく引き分けてくれて、前半終了時にはあと2点取ったら得点差で逆転首位浮上とほくそ笑んでいたが、2点取るどころか追いつかれ、町田には追いつくどころか後ろからガンバに並ばれてしまった。

浦和、ガンバ、神戸と続く勝負の3連戦の初戦。勝って勢い良く抜け出そうと思っていたところでのフルブレーキング。ヴェルディ戦の反省を活かしつつあると思っていただけに、残念なここ2戦。

前半戦終了で首位通過が達成出来なくなったばかりか、雰囲気も良くない。連戦となって立て直す時間もないが、ガンバ、神戸との試合をどう乗り切るか。

まさに追い込まれた。2位につけてはいるものの、連敗すれば一気に崩れてしまう。サブ組の奮起と、スタメン組は試合を決められる時にしっかり決めてくれ。具体的に仲間。ちょっと外し過ぎ。頑張ってくれ。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第19節 6/22(土)】(埼玉スタジアム2002 19:03KickOff浦和/48,638人/曇)
【スコア】浦和 2-2 鹿島 (前0-2 後2-0) (S 14-9)
【主審】(主審)飯田淳平、渡辺康太、田中利幸、(VAR)谷本涼、松本大
【得点】
(鹿)前03分 鈴木 9左
(鹿)前24分 安西→鈴木 10右
(浦)後32分 伊藤→武田 1左
(浦)後05分 FK武田 2左
【警告】
(鹿)知念3(後14分)
(浦)マリウス・ホイブラーテン2(前13分)、サレクサンダー・ショルツ1(後12分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 仲間→71チャヴリッチ 名古→88樋口
FW 鈴木→88藤井 師岡→81師岡
【サブ】山田 須貝 柴崎 樋口 藤井 松村 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【NHK-BS】-

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