SSブログ

VARの設置条件とゴールラインテクノロジーの設置・運営費用 [雑感]

誤審続きで早くVARを導入して欲しいと願っているのだが、導入するにはFIFAおよびIFABからの事前認可取得が必要になるらしい。各国が勝手にやるわけにはいかないとは知らなかった。

なんでも、ひとつの技術をテクノロジーに頼ってしまうと審判の立場がどうとかそういうようなことも言っていた。

「VARに頼り過ぎると今後、日本人の名審判は生まれない。何かあればVARに頼る、では情けない」とかいうような元審判の声もあるが、それで被害を被るチーム・選手は我慢しろというのだろうか。

明らかな誤審を金銭的とか勝ち点で補償してくれるならともかく、だったら誤審がなくなる方がいいに決まっている。機械を導入しても向上心を忘れなければ技術も向上するんじゃない?

まあ、普通に研修も必要だからすぐってわけにはいかないのはわかるが、もっと前向きに考えないと話は前に進まない。

資金的には年間の運営費用がセリアAでは2億5000万円とか言われていて、他の記事を調べてみても設備投資に1億円とか書いてあり、全体でいくらとかがよくわからない。

ただ、三木谷社長も導入に賛成しているようなので、いざとなったらポケットマネーでなんとかしてくれるんじゃ・・?

クラウドファンディングという手もあるし、DAZNの賞金からたとえば2~3年、1位を1億削り、2位と3位で数千万削るとすれば3~4億くらいは用意出来る。

他にも「VAR設置特別デー」とかいう日を年に2~3試合作り、もちろん周知して、チケット代金に50~100円上乗せして集めればかなりの金額になる。

やり方次第でお金の問題は何とかなると思う。協会がどれだけ本気で導入する気持ちがあるかどうかだけだろう。精神論的なことを言っていないで、本気で取り組んで欲しい。

まずはゴールラインテクノロジーから、という話もあるそうだが、こっちは調べてみると会場ひとつの設置費用が1600万から2500万円くらいで、1試合の運営費用も40万かかるそうだ。思っていたより高い。

25会場(もっと多いかも)×2500万円(最大費用)で計算すれば6億2500万円。運営費用40万×9試合×34節で1億2240万円。

だったらVARを導入してしまった方がトータル的に見てお安くなるように思うが、FIFAの承認が難しいのならまずゴールラインテクノロジーからでも悪くない。

運用費用だけに限れば、先にも書いた入場料に2~30円程度の上乗せにするか、なんだったらDAZNの月間料金を+10円くらいにしてもあっさり集まりそうなのだが。難しいのかな。

誤審があると勝っても負けてももやもやは残る。奇跡の大逆転になった浦和対湘南戦でも、浦和の方がやりにくそうにしていた。むしろすっきりと「いや、入っていたので湘南の得点で」と言ってしまえれば気持ち的にイーブンに戦えただろうが、審判の立場も考えればなかなか出来ない。

テニスではチャレンジ制度があり、錦織の試合だったと思うが、相手選手が錦織のプレーでアウトのコールの時、「今のは入っていたと思うからチャレンジしてみたら?」と向こうから言ってきて判定が覆った(錦織の得点)こともあった。

フェアプレー精神と言うのなら、微妙ならともかくとして、あれくらいはっきりと誤審ならば選手からの進言があってもいいかもしれない。

・・と言うのは簡単だが、一回それをやってしまうと、次から言わなかったヤツが叩かれまくることになるから、あの時の西川の立場からすれば仕方ない。

テクノロジーの導入は、審判の負担を減らす、とポジティブに考えて貰えないだろうか。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん



共通テーマ:スポーツ