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2019第11節神戸(アウェー)戦 [リーグ]

勝ったことは良かった。攻めて行く気持ちが伝わったのも良かった。

しかし、18本もシュートを打って1点。無失点も相手に助けられた感があり、お互いにミスの応酬、鹿島が勝ったというよりも、より調子の悪い神戸が自滅したという表現が正しい。

永木と安西の酷使、獲得したが使わない小池、金森より序列の低い山口、凡ミスしても起用され続ける犬飼。大岩もある意味ブレない。

改善されたのは前に運ぶ意識が見えたのと、攻撃がシュートで終わる回数が増えたこと、走れていたこと。

ただ、それに比例してミスが多く、先制してからのレオシルバの怠慢に見えるプレーには、永木が何か意見をしていたようだ。スローインになるプレーでわざわざ押し倒してファウルを与えたり、パスがズレて攻撃の芽を摘んだり。

ゴール前に入って行っても転ぶことを優先してシュートが打てない。FKも緩いボールでキーパー直とかやめて欲しい。

レアンドロは自由に動いてボールカットも多く、攻撃も効いていたが、誰を狙ったのかわからない相手に直接渡るミスパスが目立ち、なかなかリズムに乗り切れなかった。あのへんがしっかりつながるようになれば頼もしいのだが、神戸相手でなければレオシルバ共々もっと付け込まれていた。

白崎は早くも2アシスト目。移籍して怪我で出れない選手は活躍したことがないという自説を持っていたが、覆してくれるのだろうか。安西との息が合っているようで、左サイドから久々に安西も攻撃に参加出来ていた。

土居は守備に関してはほぼ満点。前からも追うし、よく動いてボールも引き出せた。しかし、攻撃では正直100点中10点程度。カウンターで相変わらずもたもたしているし、フリーでのシュートも決められない。スルーパスも通せない。

守備要員としてならオッケーだが、それにしても今日の神戸のデキならゴールを奪えないと。

セルジーニョの先制点は見事だったが、それ以降のチャンスを決められなかったのは痛い。セットプレーをゾーンで守る神戸だったが強度が低く、永木もいいボールを入れていていくつか決めないといけない場面があった。犬飼も押し込めない。

CBコンビは無失点に抑えたが、神戸が悪過ぎてこれを良しとすると気持ちが緩んでしまう気がする。失点するよりは全然いいので、これをプラスにしていければいいのだが。

中盤は三竿が入ると締まる。ガツンと当たりに行けるし、ボールも奪える。名古と平戸に足りないのはこの迫力と読み。運動量もあった。古傷だけが心配なので様子を見ながら起用したい。

交代組はどうだっただろう。中村は何か仕事したのかというくらいだったが、長期休養明けと考えればこんなものか。

安部はよく足を滑らせているが、ホームでも滑らせているし、スパイクを見直した方がいいのでは。解説も言っていたが、カウンターの場面でもう少し前にボールを運べたのにファウルで止められたり、途中出場なら相手を翻弄するくらいの働きが欲しい。

金森は・・大岩に好かれているなという印象だけ。攻めるか時間を使うかの選択も曖昧だし、何故起用されているのかが自分には謎。

上位陣ではFC東京、名古屋、大分、川崎が強い。FC東京以外とは差が詰まってきたが、だからこそ得失点差が重要になってくる。

少なくとも3点は取れたゲームで、そのへんも重視して戦って欲しいが、今の鹿島では勝てたことだけでも救いか。

勝っても不満が解消されず、負けたら勿論不満爆発で、どうすりゃいいんだと言われそうだが、無理やりポジティブに考えるなら、最初に書いた攻める意識があったことだろう。次はミスを減らして、決定機では得点を奪えるようになって欲しい。

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さっかりん




(以下、個人的まとめ)
【2019第11節 5/12(日)】(ノエビアスタジアム14:03KickOff鹿島/20,119人/晴)
【スコア】神戸 0-1 鹿島 (前0-1 後0-0) (S 1-18)
【主審】西村雄一(主審)、大塚晴弘、熊谷幸剛
【得点】
(鹿)前17分 白崎↑セルジーニョ 1右
【警告】
(鹿)なし
(神)山口1(後41分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF c永木 チョンスンヒョン 犬飼 安西
MF レオシルバ 三竿 レアンドロ→80中村 白崎→68安部
FW 土居→87金森 セルジーニョ
【サブ】曽ヶ端 町田 遠藤 安部 中村 金森 伊藤
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(1)
【DAZN】4クルクル、最大2秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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