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背番号発表や水戸とのプレシーズンマッチ、と明るくない報道 [雑感]

まずは背番号発表から。

鹿島は誰と契約更新したとかいう話が全然伝わって来ないので、年俸や契約年数を含めて全部噂でしか知り得ない。なので背番号が発表になっている選手は一応契約はされていると見ていいのかもしれないが、セルジーニョの移籍話がちらほらと聞こえてくるなど良くわからない。

新背番号の印象としては、新加入選手をそのまま主力で使うという現れかと受け取った。

奈良が3、杉岡が5、永戸が14、広瀬が22、ファン・アラーノが7、和泉が11、エヴェラウドが9。新人も染野が19で、荒木26、松村27、山田が38。

特にDFラインは奈良を中心に組み立てて行くつもりなのかと思われるが、ただ、杉岡はこの前のU23代表での浮かないプレーぶりならばかなり物足りない。代表とクラブではやり方も違うので真価を発揮してくれることを願っている。

決して少なくない移籍金も払ったようだし、それに見合った活躍を求めてしまう。

一方で上田は36のままで、背番号10と13も空き番のままになっている。10番はここ数年すぐに移籍してしまっているので慎重に見極めた方がいいのは確かで、今年はこれでもいいかなと思う。上田は「エース」と胸を張って言えるようになってから、13に変更でも遅くない。

発表では合計33人の登録になっていて人数的にはこれで終了っぽいが、FWがいかにも薄い。エヴェラウドが失敗したらまた伊藤が軸になってしまう。伊藤をFW5番手くらいに置けるようにならないと、今年も得点に苦しむのは明白なのだが・・。

毎年恒例の水戸とのプレシーズンマッチもかなり強行日程になるが、2月1日(土)に行うと発表されている。ACLプレーオフもあるのでガチでやりに行く余裕はない。連携確認の練習試合の意味合いの濃い試合になるだろうか。

とはいえそれで負けるとか意地もあるので、結局、勝ちにこだわるだろう。怪我人が出なければいいのだが。大昔のことだが野沢が破壊された件は今も記憶に新しい。

あとは暗い話題の方。ネットニュースで出ただけで新聞などでも扱っていないが、こちら→「金髪」「国に帰れ」J1鹿島の育成チームでいじめか、外国人兄弟が提訴(Yohooニュース)

この記事によるとおそよ3年前の2017年4月に「鹿島アントラーズつくば校」のジュニアチームでいじめ行為があり、監督がほとんど対策を講じなかった他、中学生の兄も理由を明かさずに公式戦に出場させないなど差別的扱いを受けたと主張し、300万円の損害請求を求めているとか。

「指導内容に問題はなかったと考えている」と訴えられた鹿島側の「鹿島アントラーズ・エフ・シー」は答えているとのこと。

何かとハラスメントと騒がれる「ハラスメント・ハラスメント」の時代であるがゆえ、真相が良くわからないし、いじめで提訴されるとか世の流れだなと思いつつも、昨今の風紀の緩んだ鹿島のクラブ体質からして、あながち相手との認識の違いでは?と断定出来ないところが怖い。

兄の方の公式戦に出場させない、というのは実力的なものもあるだろうし何とも言えないが、弟の方はどうなのだろう。もしそうなら当時、騒がれていなかったのはどうしてなのか、とか。

3年前とか何故、今になって?という部分も引っかかっていて、どっちが正しいか当事者ではないのではっきりわからないが、ひとつ言えるのはしっかり対応して内容を公表しないといけない案件だということ。

どういうふうに調査して、こういう結果が出ました、とか、第三者を入れて詳しく調査しましたとか、そういうところをちゃんとやらないと、湘南のパワハラ事件のように行くところまで行ってから、取り返しのつかないことになる可能性もある。

スキャンダルを起こした柳沢を早期復帰させる懐の甘さや、もう言わないでおこうと思っていたが天皇杯の関川ガム噛みスルーの件など、最近、ちょっとそれはどうなの?という事案が増えていて、クラブのウヤムヤ体質にこのままではヤバいんじゃないのかという危惧をずっと抱えている。

ザーゴも前クラブと訴訟があるとかないとか不穏な話もあるし、この際だから悪いところがあるなら全部糺し、ダメなところが見つかったらダメだったのでこういうふうに改善しましたすいません、と素直に受け止め、やましいことは何もありませんという態度を見せて貰いたい。

あまり放ったらかしにしておくと、いざとなった時に誰からもフォローして貰えなくなる。「問題なかった」だけではなく、訴訟なので公に出来ない部分もあるかもしれないが、安心・納得出来るような説明は欲しいと思う。

外野のゴタゴタに巻き込まれず、新シーズンを戦って行きたいと考えているだけに、後顧の憂いはきっちりと断っておいて欲しい。

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AFC U23選手権GLサウジアラビア戦 [日本代表]

オリンピック出場権もかかっている(日本は開催国枠で無条件)U23代表の本大会に、鹿島からは上田、杉岡、町田が参戦中。

杉岡がスタメン出場し、上田も残り数分で投入されたが、上田はボールに触れず相手キーパーに肘打ちしただけに終わった。

上田は鹿島でプロ契約する前はこの世代の絶対的エース扱いだったのだが、心配になるほど迷走していて、正直、プロ契約しないまま大学で伸び伸びやっていた方が良かったのではと思わなくもない。

森保の起用方法というか戦術もなきに等しく、どういう指示があってピッチに出されたのかもわからなかったが、上田自身もどこに向かっているのかわからなくなっている。

たまに召集される海外組のように好き勝手に「自分アピール」に専念出来ればもうちょっと良さを出せるかもしれないが、それだとチームとしては上積みはないからね・・。

今大会、唯一の海外組の食野はどういう評価をされたのだろう。1点取ったし(杉岡のアシスト?)、ボールに触る回数も多かったが、個人的には一人だけででサッカーをやっているように見えた。

周りにフリーの選手がいても使わずにドリブルで突っかけて失い、変なタイミングでパスを出して誰にも合わなかったり。パス自体の精度も悪くて、決定機を作れた回数に比べてロストして方が圧倒的に多い印象。

「オリンピックメンバーに選ばれたい」という我欲だけを振りまいた90分に映ったが、指揮官はどう判断したのか。残り2戦は食野抜きでやってみて、それでもうまくいかないのなら食野のせいではないが、かえってバランスを崩しているように見えた。

これは食野に限った話ではなく、堂安や久保を招集した時も同じことが起こった。まるで「海外組のやりたいようにやらせて周りはそれをサポートしろ」という指示が出ているようにさえ思える。

左サイドハーフでのスタメンとなった杉岡がまさにそんな感じで、食野が暴れ回る後ろについてずっとフォローするようなプレーぶりだった。なかなかボールも出して貰えないし、受けても仕掛けるでもなく、クロスを入れるでもなく食野の動きを伺っているように感じた。

得点シーンも杉岡からのボールだったが、左足で強烈なミドルを打ったように、もっと仕掛けていかないと、3バックのこのシステムではしんどいのではないだろうか。相馬の投入のタイミングもかなり遅かった。

試合自体はずっと後ろが不安定で、危ないパス回しをしているなと思っていたが、1-1で試合も終わろうかという場面でのバックパスを奪われてPKになって勝ち越し点を与えてしまうとか、ベンチの作戦はどういうものだったろうか。

カードも1枚しか切っていなかったし、攻めるという意志も伝わって来なかった。勝ちに行くならあんなところでペースダウンして後ろに下げるとか有り得ないし、大岩の個人に任せ切りの戦い方に似て良くなる要素が見当たらない・・。

本番までもう時間がないのに、今に至っても誰を主力にしてどういうプランで戦って行くのか見えて来ないし、これが外国人監督だったらクビになってもおかしくない内容。

報道では18人の本戦メンバーのうち、8人の海外組はほぼ内定みたいなことも言われているが、海外を経験しているからチームが強くなるというわけでもあるまい。

OAは3人使うようで、GKを2人に絞ったとしても海外組以外では5人になる。トゥーロン国際でやっていた頃はまとまりもあって強い雰囲気もあったが、最近はバラバラに映る。ここからしっかりとまとめあげて来れるのだろうか。

ちなみに旗手の発音だが、自分の中では「は」にアクセントを置く「トマト」のイントネーションだったのだが、今回のアナウンサーは「ホタテ」の「テ」に重心がかかるイントネーション。なんか気になったのだが、こっちが正式な呼び方なのだろうか。

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2020年、チーム始動 [雑感]

ようやく移籍情報をアップし終えたので通常投稿に戻れる・・。後は追加で発表されるぶんだけなのだが、背番号発表でだいたいメンバーはわかるだろうか。

1月8日に新チームが始動したが、「シーズン終了後に連続して2週間以上の休暇を取ること」という規約があるそうなので、天皇杯まで戦ったメンバーはもう1週間後に合流するとか。

むしろ新メンバーだけでACLプレーオフを戦い、1月下旬頃から天皇杯メンバーは合流して2月から融合、プレシーズンマッチで調整してシーズン開幕を迎えるというくらいでもいいと思う。

U23代表に呼ばれている杉岡、上田、町田の扱いはどうなるのだろうか。杉岡と上田は天皇杯の準決勝、決勝に出場していないのでオフは取れている。代表終わりでそのまま合流してシーズンインでいいかと思う。

町田はACLプレーオフまでやって貰って、その後に2週間のオフ、ゆっくりコンディションを戻して3月下旬くらいに万全の態勢で出場出来るようになればいいと思っているが、チームはメンバーが大きく入れ替わり、オリンピックもあるのでそうのんびりもしていられないかもしれない。

チームの発表としてはスローガン、背番号発表、新キャプテン発表、水戸とのプレシーズンマッチをどうするかあたりか。日程的に水戸との試合はやっている日がないと思うが、練習試合もしなければいけないのでどこかに放り込むかもしれない。

あと、個人的には凄く気になっていた天皇杯のガム噛みの件の処分。結局、何のコメントもなく完全スルーの様子で、同じ行為をしてしっかり対応した川崎とは違って甘々の対応。

不思議なのはブロガーさんも多数がほぼスルーで、気付かなっただけか、まったく問題ないと思ったのか、わかっていながら都合が悪いから触れなかったのか、いまいち理由がわからない。

掲示板でも某ゴール裏サポがSNSに投稿した件ではかなりしつこくネタにされていたが、この件に関しては早々と立ち消えになった。もしかしたら知らないところでかん口令でも敷かれているのだろうか。

ともかく、新チームも始動してここまで完全スルーなら、もうあの件はなかったことか、触れるまでも至らないと判断されたということだろう。今後、同様の行為が他クラブで起こった場合、鹿島はまったく口を出す権利はないということ。

関川に関しては勝手ながら応援しないことに決めた。どこかであの件を反省しているとか、そういうことがわかれば手のひらも返すが、それまでは放っておく。

勿論、出場するのは「出るな」とまでは言わないし、勝利のためにやってくれなければ困るが、余程目に見える活躍でないと評価することはない。アンチ大岩を貫いて来て、やっぱりグダグダで終わってしまったが、関川はどうなるだろうか。

まあ、あれが通ると考えているなら、プロの世界はそんなに甘くないと思うが。

チームの話に戻すと、新外国人がいつ合流するのか、レオシルバやセルジーニョの契約はどうなっているのか気になるところ。

外国籍選手がシーズン序盤から全開で飛ばしまくっている姿はあまり見ないので、最初は日本人移籍組に頑張って貰うしかない。

奈良は「嫌われ役になる」と頼もしいことを言っていて、緩んでいるチーム内に喝を入れてくれることを期待している。

奈良、広瀬、永戸、ファン・アラーノ、エヴェラウドの新加入組プラス、U23組の町田、上田、杉岡がちゃんと動ける状態だったら、一応、それなりに戦えるメンバーになるかと。

3~5人くらいは昨年から引き続いて序盤から頑張って貰わないといけなくなるだろうが、それは天皇杯に出場しなかった小泉や遠藤(怪我?)、伊東、内田になんとかして貰いたい。

とはいえ、やっぱり攻撃の枚数が少なくとも一枚は足りない感じなんだなあ・・。日本人FWで使い勝手が良さそうなのは、ハーフナー・マイクとか川又とかアリかと思うが、もし加入しても年齢的に伊藤みたいになってしまうだろうか。

ここまで大補強したのだから、まだこの上の「これでもか」を待っている。

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今季の新人は山田、荒木、松村、染野で、コーチに相馬直樹と熊谷浩二が就任 [契約関係]

新人は4人。鹿島ユースからはGKの山田のみで、ユース育ちが曽ヶ端、沖、町田、土居とだいぶ少なくなって来た。

即戦力級で期待がかかっているのが染野と松村だが、染野は疲労骨折による腰椎分離症とかいう腰の大怪我を抱えていて昨年11月から全治3ヶ月とかだったから、少なくとも夏くらいまでは活躍出来るとは思えない。

無理にやって悪化させても良くないので、一年目はサブで出られれば良いというくらいに思った方がいいかもしれない。

松村はセンスのあるMFという話なので期待はしているが、入団前の評価はだいたいがそんな感じなので長い目で見たい。

荒木もボランチからトップ下、サイドハーフと色々なポジションが出来て、戦術理解度も高いいい選手らしいのでうまく育って欲しい。

山田はGKなので当分先になるだろう。

ただ、このところ鹿島は有望な選手を取ってもトップでの出場機会がないまま2~3年目でレンタルで出し、結局、そのまま移籍になってしまうことが多い。ここ数年でレンタルで出して帰って来て戦力になったのは誰だ? 平戸でも無理だったし。

願わくば染野や松村、荒木(山田はもっと先)にはこのまま戦力になって貰いたい。機会があればザーゴには積極的に起用して欲しいと思っている。

日本人コーチとしては相馬直樹と熊谷浩二の二人が就任。さすがに鹿島OBの名前をなくしてしまうわけにもいかなかったか、名を連ねて来た。二人がどのくらいの能力を持っているのかわからないのだが、ザーゴら外国人スタッフと選手の間をうまく取り持って欲しい。

将来的には小笠原や本山、岩政のスタッフ入りを熱望しているのだが・・。相馬はザーゴの保険でないことを祈る。ダメならダメでちゃんと他の監督を当たって下さいよ?

ベテラン組の曽ヶ端、内田、遠藤、山本は契約延長の模様で、どの選手もサブかベンチ外からサポートという感じになるだろう。というかそうならないと補強の意味がない。

しかし、全部が全部、新加入でチームを組んでしまうと「20冠」の意味合いもなくなるし、今までの鹿島を知る選手が必要なのは確か。完全に入れ替わってしまう前に、鹿島のいいところの伝統を受け継いで欲しいと思う。

「身内に甘い」という悪しき習慣は引き継がなくて良い。

移籍金などでお金を使ってしまったぶん、稼働率の低いベテランはそれに見合った年俸に下げるとかでバランスは取って欲しいと思うが、経営が成り立っているなら特にこだわるところでもない。

ただ、曽ヶ端に関してはそろそろ第3キーパーでお願いしたい。クォンスンテも35歳、曽ヶ端は40歳でこのままだと未来がない。今の曽ヶ端の反応力やセービング能力は飛び抜けて優れているわけでもなく、ならば多少のミスには目を瞑って第2キーパーには沖を積極起用して貰いたい。

これでだいたい移籍情報がひと段落つき、既にチームは始動しているというオフの短さにはびっくりだが、新体制の下、戦う集団になっていくことを望んでいる。

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ファン・アラーノとエベラルドの外国人選手が完全移籍で加入 [契約関係]

やっと外国籍選手組・・。まとめて書いたのでどこかで話が行き違っている気もするが、その場合はご容赦を。

ファン・アラーノがSCインテルナシオナル(ブラジル)より加入。「ファン アラーノ選手が完全移籍で加入」

噂では移籍金は2億ほどとか。攻撃的なMFだが身長172センチ、69キロとやや小柄な感じ。23歳とまだ若い。

得点に直結するスルーパスを出せるという話なので、それが本当なら今の「パス練習攻撃」からは解放されるだろう。ズバッと前線にパスを出して欲しい。

むしろ前を走らせるくらいの感覚で容赦なくやってくれても構わない。少なくともレアンドロよりは使える選手でないと、レアンドロ熱望サポからは総叩きに合うだろう。

ボールの収まる選手であってくれればいいなと願っている。

エヴェラウドがケレタロFC(メキシコ)より完全移籍で加入。「エヴェラウド選手が完全移籍で加入」

こちらも噂では移籍金が1億8000万円ほどだとか。28歳。181センチ80キロの大型FWで、フィジカルも強くて得点力のあるタイプらしい。

パワーがあって高さもあるセンターフォワードは、ここ数年の鹿島に絶対欲しいピースだと思っているので、真ん中でガツガツと相手CBとやり合って欲しい。

セルジーニョとのダブル外国人FWを見てみたい。昔は、鹿島は必ずFWの一人は日本人を入れる、というポリシーがあったが、そうも言っていられない時代。

土居は器用だが得点力もないし、競り合いにも弱い。伊藤はサボり過ぎ。上田は動き出しはいい、と言われているが終盤は低迷していたし、肝心の決定力に欠けている。

欲を言うならもう一枚、日本人でスピードのあるタイプか、献身的に前から追ってくれるタイプのFWが欲しいところ。

結構な資金を注ぎ込んだこの外国人2人が即戦力で活躍してくれればいいが、ポシャると途端に攻撃陣が立ち行かなくなる恐れもある。ちゃんと機能するだろうか。

そして、2人が活躍したら今度は外国籍選手がクォンスンテ、ブエノ、セルジーニョ、レオシルバ、ファン・アラーノ、エヴェラウドの6人になり枠の問題で誰かが省かれる。

全員が好調なこともないだろうから入れ替えを想定すれば6人でも余裕があるとも言えるが、ACLの登録は難しくなりそうだ。怪我で抜けがちな選手をあらかじめ外しておくのが無難だと思うが。

レオシルバとセルジーニョの残留はどうなっているのだろう。子供が生まれたセルジーニョがブラジルのクラブに移籍とかいう噂もあったが、個人的にはセルジーニョを高く評価しているので抜けて欲しくはない。

レオシルバについては微妙。年齢的な面もあるし、ムラのある部分だったり、割とアバウトなパスやボールを持ち過ぎるところとか、「チームで戦う」という面でマイナスになっているのではと感じる部分も多い。

監督が指導して言うことを聞かせられるならばいいのだが、大岩政権ではかなり大きな裁量を任されていたというか、自由気ままにやっている雰囲気もあったもので。

前にも書いたがベンチに置いておけるくらいのチームになれば問題ないが、本人のモチベーションを考えるとそれも難しいし、そこのへんまで考えると移籍もやむなしとも思っている。

それにしてもこの二人だけで移籍金が3億8000万円となり、杉岡が2億くらいとすれば5億8000万円。他がどれくらい移籍金がかかったのかわからないが、相当な資金を注ぎ込んだことになる。経営の方は大丈夫だろうか・・。

メルカリも赤字だが、小泉社長、そこのへんはしっかりして下さいよ?

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永戸、広瀬、杉岡、奈良、和泉が完全移籍で加入 [契約関係]

移籍情報が一気にあり過ぎてちょっとずつ消化中。完全移籍で加入の日本選手組。

永戸がベガルタ仙台から完全移籍で加入。「永戸選手の加入について」

(1月で)25歳。173センチ73キロと平均的なサイズ。左サイドのスペシャリストとの評判で、昨シーズン2得点10アシストと攻撃的な選手。10アシストはJ1アシスト王とか。

左サイドバックと左サイドハーフを出来るという話なので、町田はお役御免で本職のCBに専念という形になるだろうか。

広瀬が横浜F・マリノスより完全移籍で加入。「広瀬選手の加入について」

23歳。176センチ68キロとこちらも平均的なサイズ。

右サイドバックが本職で、昨シーズンは怪我であまり出場機会がなかった様子。リーグ王者となったマリノスからの移籍なので、本人も期するものもあるだろう・・と思っている。

永木がずっと無理やり右サイドバックで起用されていたので、これでようやく永木も本職に戻れるはず。

内田は怪我が多いのでアテに出来ないとして、伊東もそろそろ本格的に復帰出来るだろうし、小泉を含めて右サイドバックをこなして欲しい。

杉岡が湘南ベルマーレより完全移籍で加入。「杉岡選手の加入について」

21歳。182センチ75キロと大型の左サイドバック。オリンピック候補であり、ポジション的にクラブでも代表でも町田と直接に争う感じになる。

杉岡は違約金が2億とか報道されていて、鹿島は一旦引いたということらしいが、杉岡自身が鹿島に来たいと熱望して移籍が実現したとか。

国内選手の移籍に2億はさすがに払い過ぎだと思うので、もしそのままの金額だとしたらよほど活躍してくれないと採算が取れない。海外志向も強そうなのですぐに移籍してしまいそうだが、そのへんはちゃんと契約は出来ただろうか。

新加入の永戸との争いになるだろうが、左サイドバックを立て直して欲しい。

奈良が川崎フロンターレより完全移籍で加入。「奈良選手の加入について」

26歳。180センチ74キロ。いまいち頼りない犬飼を軸にしないといけなかったCBに、奈良が加わったことで厚みは増した。

奈良個人の印象としては前にも書いたが荒いプレーが多いという感じ。ただ、逆に最近は鹿島のディフェンスはおとなし過ぎる雰囲気もあったので、むしろ気合いが注入されて良いかもしれないと考えてみる。

高さには強いイメージなので、前からプレスに行けるようになればロングボールを弾き返してくれそうで守備は安定するかと思う。

和泉が名古屋グランパスより加入。「和泉選手の加入について」

26歳。173センチ72キロ。MFで、決定的なパスが出せる名古屋の主力選手。

相馬のレンタルバックがオフィシャルで発表されており、代わりに和泉を引き抜くとか味方ながらエゲつないと思うが、名古屋サポには恨まれるだろう。

ここまでやったらもう鹿島は、たとえ主力が引き抜かれようとも、よそのクラブの移籍に関しては絶対とやかく言えない。せめて主力として鹿島の立て直しに力を発揮して貰いたい。

以前にもオファーを出したが断られたとかいう経緯があったという話も聞いているが、縁が出来たからには頑張って欲しい。

この補強でDF陣がまるまる入れ替えになった。サイドバックは両方足りていなかったので的確な補強だが、CBを任されていた犬飼としては奮起して貰いたい補強でもある。ひと皮剥けるのか、あくまで中堅クラブの実力のままなのか。

日本選手組の補強が全部当たれば後ろは安泰、というくらいの「これでもか」感のある補強となった。あとは監督がどう組み立てるか。

特にディフェンスの連携は難しいと聞いているので、しっかりと力を出せるよう組み立てて欲しい。

このままの選手でスタメンで組むなら、天皇杯まで戦ったメンバーはもう1週間くらいオフでもいいと思うのだが、そうもいってられないのかなあ。

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レンタルで出て行くのが有馬、小田、山口、レアンドロ、相馬のレンタル終了 [契約関係]

レンタルで出て行く組のまとめ。

有馬が栃木SCにレンタル移籍。「有馬選手が栃木SCに期限付き移籍」

天皇杯に2試合出ただけなので印象が薄いが、サイズもあってスピードもあるので、うまく成長すれば楽しみな選手ではあるが、今すぐに出場出来るほどではないので修行に出るのは良い選択。

まあ、伊藤がファーストチョイスの今ならば頑張れば鹿島でも出場の可能性はあるだろうが、常に試合に出て試合勘を磨くのも良いだろう。

小田がFC町田ゼルビアにレンタル移籍。「小田選手がFC町田ゼルビアに期限付き移籍」

両サイドバックが本職でない選手を使う状況になった昨シーズン。あれでベンチにも入れないのなら、レンタルでも仕方ない。

ヘディングの強さには定評があるものの、守備時の戻りの遅さとかところどころの雑なプレーとか気になる部分は多い。そういった基本的なところを、試合に出続けることで磨いて鹿島に必要とされる選手になって欲しい。

山口が水戸ホーリーホックにレンタル移籍。「山口選手が水戸ホーリーホックに期限付き移籍」

山口は加入時にはキレもあってシュート力もあり、積極的に打って行く姿勢にも好感が持てたし、かなり期待していた。

それが2列目にコンバートされたり、試合に出れなくなったりしているうちに低迷し、プレーに迷いが出るようにもなった。これは大岩の指導にも大きく責任があると思っているのだが、選手として一番成長出来る時期に良き指導者に会えなかったのは不運とも言える。

まあ、超一流選手はその程度は簡単に乗り越えられるものだが、山口はちょっと巡り合わせが悪かったかと。

コメントでも自身の不甲斐なさを痛感しているようなので、水戸でレギュラーを張ってなんなら得点王にでもなって鹿島に凱旋して貰いたい。もっとも、そうなったら帰って来てくれるかはわからないが。

レアンドロがFC東京にレンタル移籍。「レアンドロ選手がFC東京に期限付き移籍」

レアンドロは何度も書いているように活躍したのがレンタルで在籍していた半年くらいだけ。高い移籍金を払った後に大怪我をして、その後のパフォーマンスはさっぱり。ベンチ外になることも多く、たまに出場したもギラギラ感もなくだらっとプレーしていた。

未だに掲示板ではレアンドロ待望論が多いが、もう最初の時のような爆発力は期待出来ないと思っている。

昨日の記事にも書いたように移籍なら完全にして移籍金を貰いたかったが、これだと来年契約が切れたら無償で手放すことになり、相変わらず商売が下手だなあという印象。

契約で鹿島と対戦する時には出場出来ないが、FC東京でキレが復活するのかどうか。やる気のない態度だったりとか、あまり好きではないので正直どっちになっても構わない。

あとは金沢にレンタル中の垣田がどうなるかだが、噂ではそのまま延長とか。逆にレンタルしている相馬は名古屋にバックする模様。

もうひとつ付け足すなら、ガム噛み行為で鹿島の品位を落とした関川も何か月か出場停止と、他のクラブで修行し直して欲しいと思っている。

昔、素行の悪かった柿谷が徳島にレンタル移籍となり、そこでもう一度真面目にサッカーに臨む姿勢を取り戻して一流の選手になった。それと同じように、鹿島も厳しい姿勢を見せて貰いたい。このまま御咎めなしだと、関川が出て来ても素直に応援出来ないからなあ。

(追記)
相馬の名古屋グランパスへのレンタルバックが決定。「相馬選手の期限付き移籍満了」

鮮烈デビュー後、すぐに怪我してしまってほとんど活躍出来なかったが、「欲しい選手」と思わせるインパクトはあった。

和泉の獲得が決まったのでレンタルバックになるのは想定済だった。縁があればまた鹿島に来ることもあるだろう。鹿島との対戦以外で大暴れして貰いたい。

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完全移籍で出て行くのが川俣、金森、中村、チョンスンヒョンと小池のレンタル満了 [契約関係]

完全移籍で出て行く組とレンタルで出て行く組で分けてアップ。まずは完全移籍組。

川俣が東京都社会人サッカー連盟1部リーグの南葛SCに移籍。「川俣選手が南葛SCに移籍」

鹿島に在籍していても出場機会がないので仕方ない。GKの息は長いので、川俣にはここからサッカー人生を満喫して欲しい。

金森がサガン鳥栖に完全移籍。「金森選手がサガン鳥栖に完全移籍」

レンタル先の鳥栖にそのまま移籍になって良かった。鹿島では金森のプレースタイルに合わなかったし、在籍していてもどちらにとってもメリットがない。まだ若いので鳥栖で頑張って欲しい。

中村がモンテディオ山形に完全移籍。「中村選手がモンテディオ山形に完全移籍」

中村の在籍期間は結局7年になった。正直、加入時の期待に応えることはなかったと思う。レアンドロ・中村で2列目を組んだ大岩就任時の数試合がピークだったかと。

もっと早く、旬を言うならセレッソにオファーを貰った2年前に移籍していたら良かった気がするが、本人の判断(あるいはフロントの慰留)で思い留まった。ちょっと遅い移籍かと。

山形に移籍となったが、個人的には京都に戻って昇格に手を貸して欲しかったなと思う。残念。

チョンスンヒョンが蔚山現代FCに完全移籍。「チョンスンヒョン選手が蔚山現代FCに完全移籍」

兵役もあるという話で、外国籍選手枠もあったのでこの移籍は仕方ない。2年前のシーズン、途中から入ってくれてACL優勝に大きく貢献してくれた。

昨年は何故かパフォーマンスが低下して期待ほどは活躍出来なくなったが、環境が変わればまだ力を発揮出来るだろう。対戦する時にやられないようにしたい。

小池のシント=トロイデンVVからのレンタル期限満了。「小池選手の期限付き移籍期間満了」

小池が活躍したのは安西が抜けた直後の数試合。守備の不安と、左足しか使えない弱点が露呈してからは構想外になった。

もしかしたら買取価格の高さから早々に構想外になったのかもしれないが、これ以上の伸びしろを感じなかったしレンタルバックは妥当かと。

掲示板では小池を推す声もあったが、出ていない選手の期待が高くなるのはあるあるなので、多分、それなりに終わったと思われる。シントに戻って、実力をつけてから改めてオファーしたくなるような選手になって貰えれば。

あと、個人的にはシント=トロイデンやポルティモンセには不信感しかないので、あまり取引して欲しくないと思っている。

どの選手もレギュラーを張れなくなっているので、いい移籍かと。それぞれが移籍先で活躍してくれればいい。

明日はレンタル組のまとめをアップする予定だが、レアンドロはFC東京にレンタル。高い移籍金を払ったので少しでも回収したかったのだが、向こうが渋ったのかこっちがまだレンタルバックで戻して活躍の機会があると判断したのか・・。戻る機会はないだろうし、完全移籍が良かったな。

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新監督にザーゴが就任、他の情報が一気に・・ [契約関係]

一気に移籍情報が出たが順番にまず監督から。

噂通りにブラジル人のアントニオ・ザーゴ・カルロスが新監督に就任となった。こちら→オフィシャル。登録名もザーゴなのでそう呼ぶことにする。昔、柏でプレーしていたこともあるらしいが全然覚えていない(その頃はアントニオだとか)。

コーチ陣にはカルロス・エドゥアルド・パシェコ・ダ・シルバ、ギリェルメ・アウグスト・デ・メロ・ロドリゲス、ウェリントン・ベルト・デ・オリヴェイラの三人が就任。ザーゴを含めて全員知らないのでどんな人なのかもわからないが、身内人事から離れたので厳しく指導して貰いたい。

ジーコがTDとして契約延長になったとのことで、ザーゴはジーコが憧れの人物ということで鹿島を選んでくれたのかもしれない。

ただ、ジーコスピリットの威光というかブーストが完全に切れたようで、関川の表彰式の態度とかも含めて、もう一度初心に帰って心を糺して貰いたい。

前歴のCAブラガンチーノ(ブラジル)では1部昇格を果たして引き留めも強かったようだが、なんとか契約がまとまった。そのへんの裏側の事情は良くわからず、一部噂では前クラブとの契約で裁判になるかもとか、違約金が多大だとかいう話もあったが・・。

監督を含めて選手も多数入れ替えるので財政的に厳しくなる気もするが、赤字にはならないようにやりくりして欲しい。高く買って安く手放してしまう商売下手な鹿島のことなので、そのへんも心配している。

ちなみに、怪我人ばかりが増えて気になるので、クラブハウスやカシマスタジアムの芝を張り替えてはどうかと思ったりもする。DAZNの理念強化配分金があるので、こっちに注ぎ込んで整備したり出来ると思うのだが。

新監督の任期が何年なのかわからないが、選手の大幅入れ替えを含めて、すぐに結果は求められないだろう。

1月28日にすぐさまACLのプレーオフがあるが、最悪、そこで負けてしまうこともあるかもしれない。あまりバタバタせずに、少なくとも1年は様子を見ないといけないとは思ってはいるが、結果が出ないと我慢出来るかなあ・・。

四冠とか言って今年も無冠に終わるとか恥ずかしいので、個人的にはリーグ戦を最重要視しつつ、他のタイトルも上を目指すような感じでいって欲しい。

全部のタイトルを獲るというのは理想だが、四冠を口にした頃から「驕り」が見えたようにも感じたし、目標もブレていた。ACLを獲得した時は「悲願のACLを」という気持ちがまとまっていたし、まずは目標を絞りたい。

天皇杯を獲った神戸が早速、四冠とか言っているが、まあ頑張って。

各ポジションで競争意識を植え付け、レギュラー固定で怠慢プレーを招くようなことをせず、2チームぶんの戦力を作るようなシステムを構築して貰いたい。前の記事にも書いたが、レオシルバを控えに回せるくらいのチームにしたい。

DF陣がほぼ入れ替えになり、噂通りなら攻撃陣にも新外国人が2人になる。これだとオフの短さはあまりデメリットにならず、新戦力だけでプレーオフを戦えるのではと思ったりする。

まあ、連携の部分でマイナス面はあるだろうが、天皇杯まで戦ったメンバーはオフを多めに取って怪我を防止してくれたらなと思う。

ちなみに相馬のレンタルは1月31までなので、レンタルバックだとしてもACLのプレーオフに無理やり出場させられるのだが、その後の登録枠を1つ無駄にするのと、名古屋サポからの反発があるだろうから実現はしない。

そうそもいなくなる人に頼らないと立ち行かないチームに未来はないだろうし、このままレンタルバックで普通に返すことになるだろう。代わりに和泉を獲るとか他サポからの反感を招きそうだが。

コーチングスタッフも退任となりこちら→オフィシャル。黒崎と里内がアントラーズアカデミーコーチに、羽田が松本山雅、小杉がセレッソに行くとのこと。ユースのスタッフも一新して欲しいと思っている。

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優勝戦のCBとFW、左SBが実質、ポジション3番手くらいの選手だった [雑感]

新監督が決まってオフィシャルで発表されたが、全然詳しくないのでこの記事はまた明日。

天皇杯を振り返っても空しい気持ちが強くなるだけだが、書き足りなかったことを足しておく。

裏MOMとも言える犬飼は、自身でもコメントしていたように2失点目は完全にミス。あれを「不運」で片づけられる人がいるのが正直、「懐が深いなあ」と素直に感心してしまうのだが、前方にクリアしたボールがリフレクションしたならともかく、弾き返せないのは問題。

犬飼は試合に臨む姿勢とかコメント、態度とかは真面目で好感が持てるのだが、実力的には中堅クラブのレギュラー相当。一時期、ちょっと良くなったかな?と思っても、休みや怪我明けになるとまたリセットされる呪いにかかっていて一向に成長しない。

控えのCBとしてなら優秀だが、軸として任せられるほどではない。ACLの優勝を間近で見て、何か学ぶものがあって然るべきなのだが経験が活きていない。DF総入れ替えの移籍情報が出るのも仕方ない。

相方のブエノにしても急成長してはいるが、表彰式でメダルを外してしまう若さも持ち合わせていて、それがゲーム中にも時々表れる。CBは心は熱く、プレーは冷静でないと。フィードやクロスの精度も悪い。

FWも伊藤をファーストチョイスにしなければいけない時点で、スコアレスは予想出来た。伊藤も控えFWとしてならばまだやれるかもしれないが、軸にするとなれば厳しい。

レギュラーが安泰になった頃からのサボり癖が目に余り、よそのFWはボールを回されても2人くらいは追いかけるが、伊藤は1人目を追ってパスを出されたらそこで足を止める。

背が高いと言ってもヘディングで競り勝てるわけでもなく、足元に出してもキープ出来るわけでもなく、他に人がいないにしてもキツい。

こうなる前にベンチ外にして危機感を煽るなり、山口を我慢して使うなり他の手段を作っていたら、伊藤のモチベーションを保てていたかもしれない。まるで大御所俳優のような扱いの割に結果が伴っていない。

ジョギングしていても決定的な仕事の出来るイエニスタのようなプレーが出来るならともかく、こんな体たらくではピッチにいるだけでもテンションが下がる。

町田の左サイドバックは期待値込みでアリだと庇っていたが、山本が使える目処が立っていたなら普通に山本の方が良いと展望記事にも書いた。点差や状況もあったが、明らかに本職の動きだったし、山本を行けるところまで行ってダメなら交代が正解だったかと思う。

これだけ皆が悪いのでレオシルバはかなり良く見えたのだが、細かいところを言うとミスもあった。前半、0-1の時間帯で鹿島が押し返そうという時の要所でイージーなパスミスでリズムを失い、相手にペースを握られたままだったり。

いい形で崩して後は最期のパスだけ、という場面でふかしてガッカリとか。(これはブエノや永木にもあったが)。

セットプレーも相手の弱点だったのにいいボールがほとんど入らず、前半でこぼれ球をセルジーニョが枠上に外したやつくらいしかいいボールがいっていなかった気がする。

レオシルバのプレースキックはボールに勢いがないので相手に弾かれるし、よほどピンポイントで入らないと得点につながらないのだが、永木ではダメなのだろうか。まあ、永木も最近いいボールを蹴れているかというと微妙なのだが・・。

セルジーニョは前線から追いかけても伊藤が連動しないし、2列目の上がりも遅くてやることが多過ぎて力を発揮出来ていない。それでもシュートチャンスでは決めて欲しかったとは思うが、孤立無援でフォローがないとしんどい。

土居はあの時間帯に入ると活躍出来るので良く見えたが、やっぱりコネコネしてチャンスを潰すシーンが気になるし、いい選手だが軸にするには足りない、という域を出ない。

まとめると合格点を出せる選手がセルジーニョと三竿、レオシルバくらいしかいなかったということだが、それでもトップレベルで戦い続けて行くには足りなく、チームの限界だったということだろう。

これから移籍情報が活発になるだろうが、気持ち的には残す選手の方が少なくてもおかしくないくらいの、そんな内容だった。

監督、コーチ、フィジカルコーチは総入れ替えで、4-4-2のシステムにこだわらない「勝てる」チーム作りを目指して欲しいと願っている。

実際、10人前後の入れ替えになるとの記事もあり(監督コーチらは全入れ替えの模様)、ほぼ別チームのような編成になるかもしれないが、主力がすぐに移籍してしまう昨今のサッカー事情ではやむを得ない。

レオシルバをベンチに置けるくらいの監督の指導力と戦力を整えないと、数多くの試合をこなしていくのはしんどいと思われる。

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