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2021ルヴァンカッププレーオフ第2レグ清水(ホーム)戦(スコアのみの感想) [ルヴァン杯]

視聴出来ないのでスコアのみの感想。

スタメンを見た時に相馬の中ではレオシルバとピトゥカのボランチが最適解ということにガッカリし、アラーノと土居の同時スタメンにも不安を覚えた。荒木がサブにも入っておらず、もしも怪我だとしたら休養を考えずに使いまくっていた監督の責任。

ゲームが始まり、速報を追っていくとエヴェラウドを中心に鹿島が攻めている様子。ところが鹿島が先に失点。

掲示板を見ていると起点になったロストが土居で、犬飼が裏を簡単に取られ、ニアをブチ抜かれてスンテが無反応という感じ。どこまで正確な情報かわからないが、これが事実ならボランチが効いてなかったのかということや、犬飼のところの脆さが気になる。

アラーノも相変わらずロストしているようだし、永戸にもキレがなさそうな感じ。アウェーゴールを考えるとまずは1点、少なくとも2点取らないと厳しい状況になり、攻めるしかない。

そんななか清水の選手が衝突して2人が交代。結果的にこれが効いたのかもしれない。

鹿島はエヴェラウドにボールを集めつつ攻撃しているようで、それが実ってアラーノにつながり、ループシュートで同点。アラーノのループ。見てみたかった。

その後は一進一退から飲水タイム明けに、スローインからの流れでピトゥカのクロスをエヴェラウドが決めて貴重な勝ち越し。ブラジル人の力で逆転した。

逆転後にアラーノと白崎を下げて松村と遠藤を投入。勝ち試合で締めるサッカーを出来ていなかった松村と、前節酷かった遠藤を投入の意図はわからないが・・。普通に三竿、小泉で強度を上げるのではダメだったのだろうか。

そこからしばらくしてようやく86分にレオシルバと土居を下げて三竿と杉岡、90分で常本に代えて小泉。交代が遅い気がするが、観ていないので状況は不明。適切な判断だったのだろうか。

その後は無理に攻めることなく試合を締め、トータル3-1。一時追いつかれたものの突き放してプライムステージへの進出を決めた。これでやっと開幕戦の逆転負けの貸しを返せたと言える。

選手の選び方とか戦い方に疑問を覚える部分もあるが、勝ったのだから文句を言っても仕方ない。長い連戦が終わり、川崎戦の負け以外は良く頑張ったと胸を張れる内容。

来週に天皇杯があり、その後でリーグ再開。休養を取ることが出来るので、フィジカルを整えつつ、戦術をもう一度確認し、再発進して欲しいと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカッププレーオフ第2レグ 6/6(日)】(カシマスタジアム15:03KickOff清水/7,274人/曇一時晴)
【スコア】鹿島 2-1 清水 (前1-1 後1-0) (S 9-6)
【主審】(主審)今村義朗、八木あかね、森川浩次
【得点】
(清)前21分 ディサロ→サンタナ 1右
(鹿)前45分 エヴェラウド→アラーノ 1右
(鹿)後26分 ピトゥカ→エヴェラウド 3左
【警告】
(鹿)なし
(清)エウシーニョ1(前45分)、奥井1(後45+3分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 常本→90小泉 林 犬飼 永戸
MF cレオシルバ→86三竿c ディエゴピトゥカ 白崎→73松村 ファンアラーノ→73遠藤
FW エヴェラウド 土居→86土居
【サブ】早川 杉岡 三竿 遠藤 松村 小泉 染野
【監督】相馬直樹
【MyMVP】エヴェラウド(1)
【スカパー】-

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2021ルヴァンカッププレーオフ第1レグ清水(アウェー)戦 [ルヴァン杯]

試合には勝ったが、この内容で良く1-0で勝てたなという印象。

早い時間帯のセットプレーで先制し、アウェーゴールのことも考えれば攻めを緩める手はない。その気持ちはあっただろうし、監督もそのつもりでいただろう。しかし、ボールを持ってもテンポが上がらず、前と後ろが分断されているような感じで、攻撃は単発。

守備はまとまっていたのかどうか。前半は危ない場面もあまりなかったが、後半になって相手が選手を交代して圧力をかけてくると、ずっと受けっ放しになっていつ失点してもおかしくない空気になっていた。

サイドは常に人数が足りず、中にいくつも決定的なクロスを入れられ、関川と林がなんとか弾き返して無失点に抑えたが、終盤はロングボールは捨てボールも多くて自分たちの時間を作れず。

最終的に5バックにして強度を作って逃げ切ったが、あと10分くらい早く犬飼を入れて守りに入っても良かった気がする。そのあたり相馬も選手の疲労度や、アウェーゴールを取りたいという気持ちとのせめぎ合いがあったのかと思われる。

交代で入った松村はキープするのか攻めるのかはっきりせず、中途半端なプレーでロストを繰り返していて、あれは周りがはっきりと指示してあげた方が良かっただろう。

スタメン組では遠藤が残念。速い展開での攻めでも微妙に溜めを作って崩し切れないし、なんといっても3回ほどあった決定機をことごとく外した。それも惜しいとかもない大外れ。福引で言ったらティッシュティッシュティッシュ。

土居が交代したタイミングで下げて欲しかったが、引っ張って起用した意図はなんだったのだろう。下がった永木はまだ動けたように見えたが。

林は永木のCKをファーサイドから走り込んで、打点の高いヘッドを決めて唯一の得点を生んだ。守りも集中出来ていたしMyMVP。CB争いに加わって欲しい。

エヴェラウドは少しずつ戻って来ているようだが、丁寧に行きたいのかタッチ数が多くて、ワンタッチで振り抜いていけばいい場面でも無難な方を選択していた。90分やれたのは収穫。

カイキはどうだろう。完調ではないにせよ、動きがもっさりしているし、効いているのかいないのかわからない。時々切り込めているのであれが随時出るようになれば使えるのかもしれないが、守備をまったくしない点が気がかり。

今の日本のサッカーで守備をしない選手は使い物にならず、終盤清水の猛攻になっても前残りで攻めにしか注意がいってないような感じだった。様子見。

アラーノは動けていた。カブることもなくて自由にやれていて、受けて進む打つ、までは綺麗な流れを作れていたが、肝心のシュート力がゼロ。遠藤よりは枠に飛んだぶん救いはあるが、決めてくれないと後ろが辛い。

遠藤やアラーノの決定機潰しを守備陣が耐え切ったという試合。相馬としては常本を出したかったかもしれないが、そこはよく我慢したと思う。荒木ら主力をベンチから外して休ませられたので、ホームの第2レグで勝負をかけられる。

前節のラストプレーでの失点の悔しさを晴らし、清水に対しては開幕戦の逆転負けの借りをひとまず返せた・・が、ルヴァンカッププレーオフは2試合でひとつということを考慮すれば、まだ試合の途中。油断せずいって欲しい。

ちなみにこの試合はFODを契約して視聴。動きもスムーズだったし問題なし。やはりスカパーは料金が高いし・・。天皇杯も放送してくれるのならスカパーにしたのだが。

月額も安いしそのまま継続しようかなと思うが、ポイントが月に1300ポイントもついて月額よりも多くなるというメリットは、どこに落とし穴があるのだろう。得しかない気がするが。

ただ、FODは1試合しかやらないみたいで第2レグは視聴出来ない。次はスコアのみの応援になるが、引き分け以上で突破。プライムステージに必ず進出し、タイトルを獲得して貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカッププレーオフ第1レグ 6/2(水)】(IAIスタジアム日本平19:03KickOff鹿島/3,626人/晴)
【スコア】清水 0-1 鹿島 (前0-1 後0-0) (S 8-13)
【主審】(主審)中村太、武田光晴、赤阪修
【得点】
(鹿)前08分 CK永木↑林 1H
【警告】
(鹿)なし
(清)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬 林 関川 杉岡
MF c三竿 永木→76ディエゴピトゥカ 遠藤→89犬飼 ファンアラーノ→86松村
FW エヴェラウド アルトゥールカイキ→76土居
【サブ】早川 常本 犬飼 ディエゴピトゥカ 松村 土居 染野
【監督】相馬直樹
【MyMVP】林(1)
【スカパー】-
【FOD】問題なし

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2021ルヴァンカップ予選6節札幌(アウェー)戦(スコアのみでの感想) [ルヴァン杯]

スカパーは解約してしまっているので、前回に続いてスコアと速報、掲示板などの情報での感想。

お互いに予選通過は確定していて、後は順位がどうなるかの一戦だったが、1位2位のアドバンテージもないのでどちらもリーグ戦を重視してメンバーを入れ替え。

鹿島の目標としてはまずは怪我人を出さないこと、主力に疲労を溜めないこと、引き分け以上で終わること、出来れば勝つことの順番だったろうか。

スタメンはサブメンバー主体で、出遅れていたカイキが初出場。本当ならそろそろエヴェラウドも実戦で使いたいところだったが、まだベンチにも入れない様子。練習には参加しているとは聞いているが・・。染野は情報がまったくないがどうやら離脱中?

試合結果はスコアレスドローで、1位通過の目標を達成し、主力も休ませつつ、試合に出られていない選手を使うことが出来た。アラーノが怪我で退いたようで、誤算はそのあたりだろうか。

週末の鳥栖戦に向けて広瀬と上田の実戦感覚を戻せたようで、とりあえず怪我はなかったみたいで何より。

ただ、小泉は「水曜組」の方に入っているので出場はわかるにしても、永戸と荒木は温存しなければいけなかったのではないだろうか。

負けてしまうよりは、という判断だったのかもしれないが、この疲労が鳥栖戦に響かないことを祈る。20分ちょっとの出場とはいえ、移動での負担もあるし鹿島に残して欲しかったのだが・・。船橋もベンチから押し出されてしまったようで残念。

カイキは掲示板などの感想をメインに拾ってみると、まだ仕上がり途中という擁護派と、アラーノと同じくらいに使えないという悲観派。自分で見ていないのでなんとも言えないが、ピトゥカのようにひと目で「モノが違う」と感じた人は少なかったという感じだった。

コーナーキックとかも蹴っていたようで、確か加入した時にはキッカーとしても優秀という話だったような気がするが、味方にも合っていなかったようで、ここ最近のようなセットプレーでの得点気配はなかったようだ。

まあ、中に入っている選手のこともあるのでこれも見てみないとだが、いずれにせよ即戦力というわけではなく、徐々に慣らしながらというところだろうか。

林と関川のCBコンビも無失点で抑えられたようで、危ないところはスンテがカバーしてくれた様子。想像だけでMyMVPをスンテにしておく。

内容的にはつまらなかったらしく、だいたいスコアレスドローになったら面白くないので仕方ないとも思うが、状況的にも引き分けでオッケーというのはやっている方は難しかったかもしれない。あとは荒いプレーが多かったみたいで、双方から不満が出ているように見える。

アラーノはヘディングでの競り合いで鼻を打って鼻血が止まらず即交代になったようで、おそらく鼻骨骨折しているんじゃないかという雰囲気。

直近の連戦を凌いだら日程も少し余裕が空くし、和泉の復帰やカイキがフィットしてくれば駒は足りてくるので、ゆっくり休んで完全に治ってから復帰してくれたらいいと思う。

首位通過して次はどこと当たるかの情報がまるで得られず、公式のページをチェックしていたりしたのだが答えはわからないまま。自分だけかと思っていたが、多くの人がわからないみたいなので、アナウンスの仕方が悪いんじゃないかなと不満を述べておく。

来月にどこかのチームとホームアンドアウェーで対戦して、勝った方がプライムステージ(という名前の決勝トーナメント。なんでもかんでも横文字にしたがる文化は好きじゃない)出場。タイトル獲得に向けて手を抜けない戦いになる。

あとは契約をどうしようかな・・。財布の中身と相談しつつ、検討してみる。

なにはともあれ相馬監督無敗継続、1位通過おめでとう。勢いを殺さず、鳥栖に乗り込める。リーグ戦での連勝も期待している。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカップ第6節 5/19(水)】(札幌ドーム19:03KickOff札幌/2,829人/屋内)
【スコア】札幌 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 8-11)
【主審】(主審)今村義朗、大塚晴弘、熊谷幸剛
【得点】
なし
【警告】
(鹿)ディエゴ・ピトゥカ1(後45+1分)
(札)ドウグラスオリ・ヴェイラ1(後28分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬→52常本 林 関川 杉岡
MF c永木 ディエゴ・ピトゥカ 遠藤→70永戸 ファン・アラーノ→20小泉 アルトゥール・カイキ→70荒木
FW 上田→52松村
【サブ】早川 永戸 常本 荒木 須藤 松村 小泉
【監督】相馬直樹
【MyMVP】クォンスンテ(1)
【スカパー】-

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2021ルヴァンカップ予選5節福岡(ホーム)戦(スコアのみでの感想) [ルヴァン杯]

先月のうちにスカパーを解約してしまって、もう一回入り直すのもなんだかなあなので速報だけでの感想。ザーゴ体制ならともかく相馬に代わったし、ピトゥカや「水曜組」も観てみたいので迷ったがやはりお値段高めなのが・・。

掲示板とかも見ているとラジオ放送があるみたいだったが、ネットでリンクをクリックしても音が鳴らなかった。設定とか色々あるのかもしれないが、よくわからなかったので断念。

というわけで試合。水曜組にピトゥカが入ったという感じで、染野が連戦。さすがに荒木は外してきた。

速報では開始から鹿島が押している様子で、遠藤、小泉、ピトゥカを中心にうまく攻めている模様。しかし、カウンター一発で決められたようで、どうにも関川がよくないらしいが、個人的にはもうこれは直らないのではと思っているので使うとこうなると覚悟するしかないかも。

そのままズルズルいかず、すかさず得点を奪い返して同点。小泉や広瀬が絡みながら、遠藤がヒールパスで落としたところを白崎が決めたとのこと。

映像を観ていないので想像で補完するが、白崎は今の鹿島に足りない決め手を持っている。(関川からのはミスしたと言っていたが)。

遠藤からのヒールパスも練習通りということで、このあたりチームの雰囲気も良くなってきたのかなと。

この後、勝たないといけない福岡ということを考えればもっとスコアが動くと思っていたが、終わってみれば1-1のまま終了。

福岡の猛攻を受けつつ、3バックに変更して守りに比重を置きながらカウンターを狙ってチャンスも作ったようだ。ただ、そこを決められないのはどうしたものかと思うが・・。

あと、同じような形でピンチを作っていたとも相馬が試合後に言っていて、林や関川が悪いのか、全体のバランスが悪いのか。犬飼も町田もそこまで抜けていていいとも思えないので、ここから修正してくれることを期待するしかない。

ピトゥカは長い時間を出場することが出来て、本人的には50~60パーセントくらいとのこと。掲示板とかでは称賛の声が多いが、まあこれは期待値が高まっているからいくらか割引が必要だろうか。

他ではアラーノが復帰。正直、2列目は他にも選手がいるのとFWが足りないのもあって、エヴェラウドの復帰の方を強く望んでいるのだが、とりあえず実戦に出られるようになったので、連戦でのやりくりの幅は広がったかと。

あとは相馬がどう使いこなすか、あるいは悪かった時に思い切って外せるか。カイキはベンチ入りくらいするかと思っていたがそこまでではなく、まだ先になるのかもしれない。

来週のルヴァンカップは1位抜けか2位抜けかの違いはあるものの、消化試合になるのでそこでエヴェラウドと共に長めの時間で観てみたい。

勝ちにいって勝てなかったことを相馬は反省点としつつ、グループリーグ突破という目標を達成したのはオッケーと言っていた。

自分の計算では福岡に負けても3点差似内なら、直接対決の勝敗の得失点差で順位が上になるので2位抜け以上確定と思っていたが、誰もそれに触れていないので自信がない。ルールの読解力が足りていないのかな・・。

何はともあれ勝負の5月。名古屋戦が飛び込んで来たせいで超過密日程になるが、ここを割り切って「水曜組」に任せられて、なおかつ26日(水)のセレッソ戦も同じように出来るなら普通に週1のペースでDF陣を回せるのだが、それが出来るかどうか。

メンバーを落とした福岡相手に決定機をいくつも作られて、1失点で済んだのは相手に助けられたという評価が多いなか、名古屋やセレッソにその強度では足りないと思われ、連戦をどう乗り切るのか。

勝ち点を落とさず、メンバーの疲労も考慮しつつ、チーム全体の精度をどう高めていくか。相馬監督のお手並み拝見である。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカップ第5節 5/5(水祝)】(カシマスタジアム15:03KickOff福岡/8,343人/雨)
【スコア】鹿島 1-1 福岡 (前1-1 後0-0) (S 14-11)
【主審】(主審)中村太、八木あかね、淺田武士
【得点】
(福)前24分 城後→ジョン・マリ 1左
(鹿)前31分 遠藤→白崎 2左
【警告】
(鹿)なし
(福)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬→75常本 林 関川 杉岡
MF c永木 ディエゴ・ピトゥカ→90船橋 遠藤→90町田 小泉 白崎→75ファン・アラーノ
FW 染野→56松村
【サブ】早川 町田 常本 須藤 松村 船橋 ファン・アラーノ
【監督】相馬直樹
【MyMVP】白崎(1)
【スカパー】-

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2021ルヴァンカップ予選4節鳥栖(アウェー)戦 [ルヴァン杯]

リーグ戦を見据えてターンオーバーしつつ、新戦力を発掘する位置づけのルヴァンカップ。勝てば予選突破で残り2戦を完全消化試合に出来るところだったが、取りこぼしたのかよく粘って王手をかけたのか・・。

他会場で札幌が勝っていたらこれでも決まっていたが、最後に追いつかれて楽はさせてくれない模様。

とはいえルヴァンカップのルールは勝ち点が並べば、得失点差ではなく直接対決の結果になるので、次の福岡戦で3点差以内負けもしくは4失点以内負けまでなら2位以上抜け確定。無茶苦茶やらなければほぼ大丈夫かと。

まあ、今日勝ってすっきり決めておくべきだったが、2-1の後半でかなりオープンな展開になってきて、中央で関川がガツガツ喰いつき始めて真ん中がぽっかり空いて危険だと思っていたが、ピッチで修正出来る選手がいなかったか。

関川は1対1は強いという評価をよくされるが、足元を抜かれたりするシーンをたびたび見かけて、1失点目も直接対決で股抜きされ、2失点目も寄せに行ったがパスを出されて失点と球際はそこまで強くない。このメンバー相手なら完封して欲しいところだが。

スンテも2-2になってからのミドルを防いだりもあったが、2失点どっちもノーチャンスというわけでもなかったような。キックも安定しない。

MyMVPは杉岡。永木のCKに、鋭くニアに飛び込んで枠内にヘッドを叩き込んでの1点目。クロスを跳ね返されたボールをもう一度ファーに入れ直して広瀬に合わせた2点目のアシスト。攻撃面の良さが出せた。

ただ、後半オープンになったところで攻め急ぎ過ぎてゲームが落ち着かなくなり、いいボールもあったがイージーミスのようなパスもあり、見る人によってはイメージは悪いかもしれない。これはこれで杉岡の持ち味だとは思うが。

広瀬は味のあるプレーで、得点につながりそうなパスアンドゴー、クロスも良かったし、オウンゴールになってしまったがいい飛び込みでのヘディングだった。

小泉のトップ下起用には驚いたが、ボールを自ら刈り取り守備にも回るニュータイプのトップ下スタイル。ありなような気はするが、トップレベル相手には通用しない気もする。土居が珍しく仕掛けていたのが印象的だった。

一方、ハーフタイムで土居の代わりに入った荒木はあまりいいところがなかった。疲れのせいかキレもなかったし、強引に行ってミスすることも多かった。松村はスピードだけではなく、アシストがつきそうなパスもあって次につながりそうな気配。

船橋は期待値込みで高評価。ぬるっとしたボール捌きで将来性を感じさせる雰囲気があるが、余裕を持ち過ぎてロストしたりとこの辺りは経験でなんとかなるだろうか。終盤息切れしていたので、まずは体力アップから。

染野は上田の怪我による離脱で是非とも奮起して貰いたかったが、競り合いで落下した時に腰の辺りを痛めた様子で、腰はもともと怪我を抱えていただけに心配。途中で痛そうにしながら交代したので、もしかしたら染野も無理かもしれない。いよいよFWがいない・・。

そして、誰もが待ち望んだピトゥカのデビュー。すっきりしたフォルムでキレ者っぽく、渡辺謙のラストサムライのような空気感。

プレーの方はまだまだ本調子ではないと思いたいが、アイデアのある攻撃はやってくれそうな感じはあった。本職のボランチでどこまで攻撃を組み立てられるかだが、今のところは周りとの連携も(当然だが)いまいちでいきなりゲームをなんとかしてくれるわけにはいかなそう。

このへんは使い方次第で、相方がフォローに回るとか決めごとを徹底すればうまくいきそうだが、レオシルバと組ませると中央は崩壊しそう。組み合わせはよく考えて欲しい。

ルヴァンカップはひとまず目処が立ち、連戦となるリーグ戦に全力投球していかないといけないところだが、FW不在をどう乗り切るか。

カイキにトップを張らせて個人技に頼るか、新たに誰かをコンバートするかだが、個人的な感想を言えば遠藤や土居をトップに据えるのは勘弁して貰いたいかな。白崎の方がまだいいかも。

相馬の手腕が試される連戦が始まろうとしている。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカップ第4節 4/28(水)】(駅前不動産スタジアム19:03KickOff鹿島/3,402人/雨)
【スコア】鳥栖 2-2 鹿島 (前1-2 後1-0) (S 7-12)
【主審】(主審)今村義朗、渡辺慶太、岡野宇広
【得点】
(鳥)前14分 ドゥンガ→オフェエドゥ 1右
(鹿)前29分 CK永木↑杉岡 1H
(鹿)前45+1分 オウンゴール
(鳥)後28分 福井→湯澤 1右
【警告】
(鹿)なし
(鳥)田代2(後3分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬 林 関川 杉岡
MF 小泉 c永木→85常本 荒木 松村→81須藤 船橋→81三竿c 土居→46荒木
FW 染野→64ディエゴ・ピトゥカ
【サブ】早川 町田 常本 荒木 三竿 ディエゴ・ピトゥカ 須藤
【監督】相馬直樹
【MyMVP】杉岡(1)
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2021ルヴァンカップ予選3節札幌(ホーム)戦 [ルヴァン杯]

観ていて気持ちのいい試合だった。

臆せずに前から人数をかけてプレスに行き、素早くボールをつないでゴールに迫る。高いラインで裏のスペースもあってリスクも背負っていたが、ザーゴ体制時のようなスカスカ感もなく、攻撃もつながってテンポも良かった。

やはりあのボランチを強引にDFラインに入れる謎システムが元凶と思われるが、ザーゴが無駄使いした1年半を返して欲しい。

こねくり回してはミスするアラーノや、一人だけテンポが違うレオシルバが不在だったのも大きかったかもしれない。復帰したら相馬はどうやってアラーノを使いこなすのだろうか。時々絶妙なスルーパスを出すところと、運動量というメリットだけを引き出せればいいのだが。

MyMVPは松村。攻めていても点が取れない展開の中、相手のバックパスを諦めずに追いかけてキーパーの油断を突いて先制ゴール。あのプレーは観ている者を奮い立たせるものがある。札幌の高いラインを敷くシステムにもマッチした。

競り合った時の技術面ではまだまだ向上の余地はあるが、まずは自身の長所であるスピードを活かしての切り込みで味方に勇気を与え、少しずつ成長していって欲しい。今までは使っても貰えなかったのだから。

同期の荒木も続いた。前に人数をかけた怒涛の攻めで、相手のクリアミスを拾ってすかさずゴールに叩き込むセンス。イエローは勿体なかったが、繋ぎのプレーも良かったし楽しみがあった。

惜しむらくは試合後インタビューでイジられていた同期の染野。松村が獲得したPKを右枠に当てて失敗し、同期トリオでのハットトリック達成ならず。相手キーパーは自身のミスから失点もしていたし、当たっていたわけではなかったので枠にさえ蹴ってくれればと思っていたが・・。

ポストプレーではいい面もあったが、前半のフリーでのシュートを枠に飛ばせなかったり、PA内でボールを持ってからのシュートも遅くて(荒木の方が速い)防がれたりと、少しばかり心構えの部分で不安があるが、ゲーム勘だと思いたい。

2本目のPKは白崎が蹴った。さすがに1試合で2本外してしまったらメンタル面でもマズかったし、いい判断だった。真ん中に浮かせて蹴る技術も白崎ならでは。

ただ、関川が貰ったPKは味方ながらシュミレーションぽかった。VARだったら判定が覆ったような気もする。キムミンテの一発退場も厳しい判定に思えたし、鹿島に有利なジャッジだったかと。

遠藤もスタメンで使った方が安定するのか、随所で遠藤らしい上手さが光ったし、永木と小泉の気迫溢れるボランチコンビも良かった。小泉はゴール前まで上がっていけていたし、久々のボランチで気分も乗っていたのだろうか。

林は脚がつるまで良く走ったと言いたい気持ちもあるが、町田を温存するために最後まで頑張って欲しかった気持ちもある。広瀬も脚がつるまで走って勝利に貢献したが、いくつかカードが出そうなプレーもあったので怖くもあった。

関川は相変わらずアタックに行って空振りして裏がガラ空きになる癖が直らず、序盤であわや先制点を許すところだった。植田や昌子のようなスピードがないので後追いになったら完全に振り切られてしまうので、ここはどうにか修正して貰いたい。

後半、札幌の攻め方が変わったのか真ん中を破られる場面がいつくかあって、あそこは少し危なく感じたが、全体的に攻め急いでいた部分もあったのか、中盤の走力が落ちたのか。原因を探って次回以降の課題として欲しい。

クォンスンテもまだまだやれるところを見せたビッグセーブを何度か。しかし、キックミスが2~3本あってピンチを招いたり、キック力では沖に抜かれている。それでも頼れるキーパーではあり、うまく併用して起用していきたい。

前回のリーグ戦で2-0から追いつかれた札幌を今回は突き放し、大胆なターンオーバーで過密日程も乗り越えつつチームの底上げも出来た。連続無失点勝利と上向きの要素もある。

次の神戸はトップレベルの強度のなるので、ここが相馬体勢のまずは判断基準になるだろうか。期待して試合日を待ちたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカップ第3節 4/20(火)】(カシマスタジアム19:03KickOff札幌/4,477人/晴)
【スコア】鹿島 3-0 札幌 (前2-0 後1-0) (S 9-6)
【主審】(主審)高山啓義、大川直也、濵田武士
【得点】
(鹿)前32分 松村 1左
(鹿)前39分 荒木 2左
(鹿)後36分 PK白崎 1右
【警告】
(鹿)荒木1(前38分)、広瀬1(後39分)
(札)なし
【退場】
(札)キムミンテ(後19分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬→86三竿 林→81町田 関川 杉岡
MF 小泉 c永木 荒木→57白崎 松村→86須藤 遠藤
FW 染野
【サブ】早川 町田 三竿 須藤 船橋 白崎 上田
【監督】相馬直樹
【MyMVP】松村(1)
【スカパー】-

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2021ルヴァンカップ予選2節福岡(アウェー)戦 [ルヴァン杯]

リーグ戦で15年ぶりに敗れた借りをしっかりと返せたのは良かったが、すんなり無失点で終われない問題はどうにかならないものだろうか。

ザーゴにしては珍しくスタメンで若手を起用し、積極的に交代も行ってリーグ戦で出場機会のない選手たちをピッチに送り込んだ。交代は点差もあってのことだろうが、いつもこのくらい柔軟な起用を見せてくれればいいのに。

リーグ戦との違いや、早い時間に先制したという試合展開もあってのことだから単純に比較は出来ないが、今季絶不調の三竿が不在だったことと試合結果は無関係ではないと思う。

初出場の舩橋は目立つプレーこそなかったがレオシルバのアシストに徹してフォローし、レオシルバを自由にやらせていた。中盤からの無駄なパスミスの出どころが1つ減ったことが、うまくいった要因のひとつ。

味方との連携が合っていないアラーノがいなかったのも良かったかと。白崎は周りが欲しいタイミングでパスを出しているし、いいところに顔を出せている。ポジショニングがカブったりもしない。荒木も伸び伸びとやれていた。

リーグ戦ではまた三竿、アラーノを戻してくるだろうが、一度ルヴァンカップのメンバーでやってみて結果を比べて欲しいところ。三竿やアラーノ(主に運動量)を使うメリットは今のところ守備面での強度でそこはこちらが上だが、ミスが多くてその長所を潰して余りある。

上田の復調も大きい。永戸の右からのCKに飛び込み、相手選手に当たって入ったように見えたが公式記録では上田のゴール。オウンゴールかと思われるプレーを誘発した勢いのあるヘッドということで。永戸のいいボールが入ったのも久しぶりに見た。

上田はエヴェラウドとの連携で切り返しから豪快な一発も決め、MyMVP。ほぼ同率でレオシルバだが、先制点でチームを落ち着かせたという点を加味。

エヴェラウドもまだ本調子には遠いが、上田へのアシストと、後半レオシルバのスルーパスに反応してキーパーを縦にかわしてから角度のないシュートを決めたことで乗っていけるか。あんな角度のない方向に抜いた時には外したと思ったが。

舩橋のCKからダイレクトボレーを決めた荒木の活躍も光る。数年前の西のダイレクトボレーを彷彿とさせる見事なシュート。舩橋がCKを蹴った時はとんでもないミスキックに見えたが、画面外にいた荒木にドンピシャ。練習していた形とのことだが、舩橋はキッカーとしても合格点。

4点差になって次々と選手交代をしていったが、2列目に置いた広瀬と守備がまだ弱い松村のプレスが利かなかったことと、前で収めてくれるはずの遠藤のパスミスや中途半端なキープや枠外シュートなどで相手に勢いを与えてしまった。

遠藤はもうちょっとやれるはずなのだが最近途中交代で出て来ても、うまく試合に入り込んでいけていない気がする。

福岡の左CKからニアで合わされてファーに流れたボールを折り返され、グティエレスの高さで決められて失点。結局キーパーが誰であれ失点してしまうが、エヴェラウドが下がった後、ニアに置くストーン役を考えた方がいいのでは。

このまま終わると後味も悪かったが、アディショナルタイムに入って得たセットプレーを時間稼ぎに使わず攻めに出て、遠藤の鋭いボールを広瀬が頭で合わせて追加点。試合に入り切れていなかった二人で決めるのだからわからないもの。

試合は5-1で終了し、ルヴァンカップ予選は一歩リード。勝ち点差が並んだ時の順位決めは直接対決の結果になるので、鳥栖、福岡に点差を開いて勝てたことは大きなリード。次の札幌戦も勝てば2位以内は見えてくる。というかここもまたリーグ戦で当たってすぐの日程だが。

その他で言えば常本はスピードもあってやる気も見えたので、実戦で使えるレベルにあったと思う。関川は一発退場の嫌なイメージを同じ地で払拭出来ただろうが、簡単にかわされるシーンが何度もあり、上位チーム相手に通用しそうにない感じもした。

松村はもっとスピードを活かすプレーを、自他共に心がけてやり切った方がいいかもしれない。ザーゴが許すかどうかはしらないが。染野は力強いシュートを打てていたのでストライカーとしてはまずますだったが、枠には飛ばして欲しかった。動きは悪くなかった。

新戦力も出場して結果も出したことだし、ザーゴにはこれから不調のメンバーを固定することなく、戦力を充分に活かして戦って欲しい。解任までの残機は多めに見て残り3つくらいかな。そのくらいの覚悟でやって貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2021ルヴァンカップ第2節 3/27(土)】(ベスト電器スタジアム18:03KickOff福岡/3,964人/曇のち雨)
【スコア】福岡 1-5 鹿島 (前0-3 後1-2) (S 8-16)
【主審】(主審)谷本涼、西橋勲、松井健太郎
【得点】
(鹿)前09分 CK永戸↑上田 1H
(鹿)前28分 CK舩橋↑荒木 1右
(鹿)前35分 エヴェラウド→上田 2右
(鹿)後16分 レオシルバ→エヴェラウド 2左
(福)後31分 吉岡↑カルロス・グティエレス 1H
(鹿)後45+1分 遠藤↑広瀬 1H
【警告】
(鹿)なし
(福)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF 常本 c犬飼→70林 関川 永戸
MF 舩橋 レオシルバ 荒木→63広瀬 白崎→63松村
FW エヴェラウド→63遠藤c 上田→71染野
【サブ】山田 広瀬 林 遠藤 松村 小泉 染野
【監督】ザーゴ
【MyMVP】上田(1)
【スカパー】-

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2021ルヴァンカップ予選1節鳥栖(ホーム)戦 [ルヴァン杯]

スコアだけ見れば完勝。内容は良くもあったし悪くもあったというところ。

相手がバリバリのJ1上位のレギュラー陣ならこの内容でも充分だが、全員入れ替えのサブメンバーということを加味すればもうちょっと圧倒して欲しかった。

鹿島相手に選手の入れ替えはやってられないと白旗を上げさせるまでは至らず、やり方次第ではなんとかなると思わせてしまったのではないだろうか。

鹿島も少しメンバーを入れ替えて臨んだ仕切り直しの一戦は、序盤から勢いをつけて、どちらかと言えば後先考えない感じで畳みかけるような連続攻撃。雑と表現するのと紙一重だったが、個人的にはあのくらいいってくれる方がいい。

ただ、ザーゴの「命大事にボール大事に」の信念に触れたのか、ベンチからはクロスを無暗に上げるなとの指示があった模様(スカパー中継情報)。

しかし、その直後に右サイドの崩しから荒木の上げたクロスを、エヴェラウドがDFの後ろから打点の高いヘッドで沈めて先制点。ザーゴの指示はない方がいいのでは。

このまま勢いがつくような得点に見えたが、立て直した鳥栖に手を焼いて一進一退。ここでもザーゴは杉岡に上がり過ぎるなと指示を飛ばしていたようで、なるほど、だから永戸はあんなに後ろにべったりなのかと納得。

それだから攻撃に厚みが出ないんだよと思うし、杉岡のオーバーラップは観てて気持ちいいので多少のミスくらい目をつむろう派なのだが、多分これでまたザーゴの永戸ポイントがアップしたのだろう。

前半終了間際に左サイドを崩して、遠藤と和泉のコンビネーションから決定機を作るが、白崎、エヴェラウドが立て続けに決められず、リードしているが嫌な空気での前半終了。

後半始まってすぐ、和泉がエリア内で相手の足を引っ掛けてPK献上。ルヴァンカップ予選はVARなしなのでリプレイ検証はなかったが、足はかかっていた。和泉は時々こういう勇み足がある。攻撃ではキレのある動きを見せていただけに痛いミスだった。

これを救ったのが沖。長い間ゴールを挙げていない豊田がキッカーになった時にチャンスはあると思ったが、コースを読み切り、甘めのシュートをしっかり枠外に弾き出して流れを相手に渡さなかった。MyMVP。

解説の清水氏のちょっと鬱陶しい話が続き、(どうやら彼の中ではエヴェラウドは空中戦はいまいちで豊田より数段劣る印象らしい)黙らせてくれと思っていたら、遠藤からパスを受けて左サイドを上がっていた和泉がエリア内まで持ち込んだところでシュート。

ブラインドになってキーパーの反応が遅れ、ポストの内側に当たってゴール。ポストに当てるところはさすが和泉だが、今年は内側に入って来たところがひと味違うのか。PK献上をチャラにして、プラスポイントを積み上げるゴールだった。

余裕の生まれた鹿島はザーゴの珍妙な交代采配もなく、代わった染野が自らのプレスバックで相手のミスを誘い、白崎から絶妙なスルーパスを受けて丁寧なシュート。右隅に決めるストライカーらしい綺麗なゴールで3点目。

白崎はゴールに近いところでの攻撃センスが抜群に良かった。守備面では三竿、永木に引けを取るが、体調が万全なら攻撃力という点で白崎に軍配が上がる。

3-0になったところで勝負あり。相手の足も止まり、関川に代えて土居を投入。スカパー情報によれば4-3-3に変更。後ろが左から広瀬、杉岡、犬飼、永木。中盤が多分、遠藤、レオシルバ、松村。前が土居、染野、白崎のように見えたが流動的というかバラバラしていたのでわからない。

キャンプでは3バックも試していたという噂もあったし、そっちを試すかと思ったが違った。松村のスピード勝負が観れて面白かったが(ちなみにあれがマテウスやパトリックならエリア内に入った途端、壮絶に転んでPKを貰っていただろう)それ以外に良さはなかったような。

関川はフィードが通ってチャンスになる場面もあれば、簡単に剥がされてピンチになったり、突然のパスミスでバタバタしたりと不安定。化けるのかどうか見極めは難しい。

CBに入った杉岡は時間も少なく勝負もついた後なので正しい評価は出来ないが、関川・町田が伸び悩むようなら全然ありかと。レオシルバは動けているようで何より。

昨年のようにシーズン連敗スタートとはならずに済んだが、途中危ない時間帯もあった。このへんの修正は話し合って解決して貰うしかないが、今度はリーグ戦で勝ってスタートを切りたい。対戦相手のガンバはコロナ陽性者が出て今日の試合が中止になっていたが・・。

中止になるのも水を差されそうなので、無事に開催されることを願っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2020ルヴァンカップ第1節 3/3(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff鹿島/3,784人/曇)
【スコア】鹿島 3-0 鳥栖 (前1-0 後2-0) (S 12-7)
【主審】(主審)清水勇人、川崎秋仁、赤阪修
【得点】
(鹿)前10分 荒木↑エヴェラウド 1H
(鹿)後19分 遠藤→出水 1右
(鹿)後26分 白崎→染野 1右
【警告】
(鹿)出水1(後1分)
(鳥)豊田1(後12分)
【出場】
GK 沖
DF 広瀬 犬飼 関川→80土居 杉岡
MF c三竿→61永木 白崎 荒木→68松村 和泉→68レオシルバ
FW エヴェラウド→61染野 遠藤c
【サブ】山田 町田 松村 レオシルバ 永木 土居 染野
【監督】ザーゴ
【MyMVP】沖(1)
【スカパー】-

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2020ルヴァンカップ予選3節清水(アウェー)戦(スコアのみでの感想) [ルヴァン杯]

(スカパー契約を見送ったのでスコアのみでの感想)。

ネットのスコア情報、速報と掲示板の情報、あとは妄想で補完して感想を書くので、実際とは異なる場合がありますのでご了承下さい。

お互い消化試合のルヴァンカップ予選・清水戦は完全にターンオーバーというか、リハビリ実戦になった模様。相手もメンバーを落としているので、実力差としては同等だったのだろうか。

試合は早い時間帯で荒木が仕掛け、染野につないでクロス、伊藤がヘッドで折り返して白崎が頭から飛び込んで得点したとのこと。起点が荒木だったというのがいい。もっとどんどんと試合に出して成長させて欲しいのだがザーゴだからなあ。

速報観ているだけでも今まで何故使わなかったの?という疑問符で一杯。

その後は掲示板のコメントから読み取れば省エネモードになったようで、攻めるのもタラタラしていて、守るのもスカスカだったらしい。皆さんの危惧がそのまま実現して終了間際に失点。相変わらず取られる時間帯が悪い。

個人的な感触なのだが、名古はボランチに向いていないと思う。一番の理由は守備が軽過ぎるから。2列目でドリブルを活かす方がいいと思っているが、それもキレが戻っていないのでしばらくはベンチが目標というところだろうか。永木のデキもイマイチだったようだが。

あと掲示板などでは内田のボランチが期待されている節もあるのだが、これについても名古以上に反対。怪我のせいで強く当たれないし、運動量もない。パスセンスと試合を観る目だけは向いているだろうが、その他の大事な部分が全然足りていないと思う。

本職の右サイドバックでもちゃんとやれていたのかどうか。微妙という声が多かったが。

試合に話を戻すと、後半開始早々にまた失点。確かに失点はいつしても良くないが、それにしても時間帯が・・。開始と終了のもっとも気持ちを入れないといけない時間で失点しているのは、戦術うんぬん関係なく選手個人の資質だろう。もっとしっかりやりなさい。

関川も90分もたずに交代になった。どのようなデキかわからないし、もしかしたらリーグ戦を見据えて早めに代えたのかもしれないが、レギュラーを奪うつもりなら無失点でフル出場しないといけない。まだ犬飼・町田のコンビが続くのだろうか。

久しぶりの出場になったアラーノも微妙だった模様。速報でも「ミートしない」とか書かれていたので変わっていない感じがするが、チャンスには絡んでいるのでどっちも取りがたい。

交代はハーフタイムで名古→小泉の他、伊藤→アラーノ、白崎→松村、関川→山本、内田→伊東。これで勢いが出たのだろうか。だとしたらザーゴのスタメンの選択はどうなのかという疑問も湧くが、交代策がハマったとも言える。観ていないのでは詳細は不明。

ここから速報は鹿島の方が優勢になっていたので攻め込んでいたと思われる。例によってリードされて相手が引いてから攻めるというのが気になるが、諦めずに勝利を目指した姿勢は良。

荒木が再び得点に絡み、技ありのパスを染野に出してこれが決まったようだ。速報で観ていると荒木が相当いいようだが・・相手関係もあるだろうか。MyMVPにしておく。

同点後も鹿島が攻め、左サイドから山本のクロスを松村がヘッドで決めて逆転。山本のクロス、という文字だけで「帰って来た」と思えて嬉しい。あれだけ出場機会のある永戸は全然得点に絡まないし、もうちょっと競争させて欲しい。

山本が左サイドということはCBは途中から奈良・杉岡になったと推測。もしそうならリーグでもそのCBの組み合わせを観てみたいが、杉岡は左サイドバックもやって欲しいと思っているのでもどかしい。

というかどっちにしろベンチとかベンチ外に置いておく選手ではないのだが、ザーゴは何が気に入らなくて今まで使っていなかったのだろう。

試合はこのまま3-2で勝利し、得るものが何もない消化試合ではなく、希望の持てる内容で終えられたようだ。失点部分は反省しないといけないが、若い力が芽吹いているようで良かった。

この結果を受け、まともな考えが出来る監督ならメンバー固定で戦い抜こうとは思わないはずだ。ちゃんとした競争の中でチーム全体を強くしていって欲しい。

他の試合は川崎が退場者が出ていて同点の状況で、名古屋が攻めずに引き分けを選んだとか。2位抜けの弊害というかなんだかなあとは思う。鹿島がACLプレーオフで負けるから、松本山雅の途中から不参加とか色々ややこしくなっている。

広島は鳥栖のコロナ陽性の絡みで中止になったが、また広島が相手の時。というかもう2位抜けもないし試合をやるのだろうか。ちょっと気になっている。

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(以下、個人的まとめ)
【2020ルヴァンカップ第3節 8/12(水)】(IAIスタジアム日本平19:03KickOff鹿島/2,767人/晴)
【スコア】清水 2-3 鹿島 (前1-1 後1-2) (S 13-13)
【主審】佐藤隆治(主審)、唐紙学志、大塚晴弘
【得点】
(鹿)前18分 伊藤↑白崎 1H
(清)前42分 川本→宮本 1右
(清)後09分 河井→ジュニオール・ドゥトラ 1
(鹿)後36分 荒木→染野 1
(鹿)後41分 山本↑松村 1H
【警告】
(鹿)白崎1(前13分)
(清)奥井2(前27分)、西村1(後2分)
【出場】
GK 山田
DF c内田→69伊東 関川→64山本 奈良 杉岡
MF 永木c 名古→46小泉 白崎→56松村 荒木
FW 染野 伊藤→56ファン・アラーノ
【サブ】クォンスンテ 山本 伊東 佐々木 松村 小泉 ファン・アラーノ
【監督】ザーゴ
【MyMVP】荒木(1)
【スカパー】-

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2020ルヴァンカップ予選2節川崎(ホーム)戦(スコアのみでの感想) [ルヴァン杯]

(スカパー契約を見送ったのでスコアのみでの感想)。

まず、まさかのフルメンバーにびっくりした。ホントに怪我か累積以外にメンバーが変わることはなく、今のメンバーが好きな人にはパラダイスタイムだろうが、そうでない人にとっては苦行以外の何物でもない。

この試合前には遠藤がインタビューで川崎戦のポイントを聞かれ、「審判も自分たちもミスジャッジをしないこと」と言っていた。審判批判ということで歓迎されない発言だろうが、鹿島は何度も審判に泣かされてきたし、特に川崎戦は多いという印象なので言うことに意味はある。

審判も給料貰ってやってるんだから、後から見直して反省とかはして欲しい。今日の試合は鹿島に不利な誤審はなかったようだが、伊藤の2点目がオフサイドかどうかで掲示板では荒れてる。遠藤の発言の後だから余計にこじれるのだろうが、残念ながら勝敗には関わらなかった模様。

もしオフサイドならこういうお茶を濁したような「鹿島も誤審で得することあるでしょ?」という、無意味な恩恵は要らない。すっきり正しいジャッジをして貰いたい。(追記:映像で確認したら、相手DFの足先と伊藤の足先がほぼ同位置くらいなのでオフサイドとは言えないと思う)。

というわけでスコアのみを追っての感想。

序盤、ターンオーバーした川崎に速報上では互角に戦っているようだったが、前半終盤に相手が攻撃を仕掛けてきた時間帯を凌げずに失点。終了間際とかいつものことだが緩い。

シュートを弾いたのを拾われて二次攻撃を喰らったみたいだが、曽ヶ端のセービングはどうだったのだろうか。反応も遅くなっているがパンチングの処理も甘々なので、穿った想像だが曽ヶ端でなければ?と思ってしまう。

攻撃の中心は遠藤だったみたいだが、「枠を捉えない」とかFKでも「壁に当たってしまう」とかこっちも相変わらずの様子。

後半になってレギュラーメンバーを出してきた川崎があっさり追加点。大島は出場して2分で得点。押し込まれてのものらしいが状況は不明。掲示板とか見ていると曽ヶ端のプレーが冴えないとか。

3失点目は速報でもGKに当たってゴール、とかなっているので少なくとも触れる範囲であったようだが。

いずれにせよ曽ヶ端を使うのはチームの上積みや財産にはまったくならないので、若手を使って欲しいとずっと言っている。多分、ザーゴ以外がほとんどそう思っている。曽ヶ端ではもう無理。

固定メンバーの弊害も出て来て、ザーゴがどこを目指しているのか謎だが、戦術の熟成よりも疲労のデメリットの方が積み重なっている。失点も変わらず続けているし、今のメンバーより控えのメンバーが本当に劣るというのなら、鹿島の未来は真っ暗だ。

試合は3点取って勝ち確とした川崎が手を抜いたのか、伊藤がまず1点を返した。どうせなら完封負けでボコられた方が悔しさも倍増して奮起も促せるだろうに、相手もそれをわかっていてエサを与えているのだろうか?

負けている展開というのもあっただろうが、スタメンが下がってから2点を返し、荒木は活躍していたみたい。しかし、それでもザーゴには認められないのだろう。

普段は出し惜しみする交代枠も63分で4枚、70分で5枚目を使い切った。試合に勝ちにいくというよりは、週末も同じメンバーでやるために少しでも温存しようという中途半端の極みのような采配に見えたが実際のところどうだろう。

アディショナルタイムに、荒木からのスルーパスを伊藤が決めて2点目を取って追撃したがここまで。オフサイドかどうかと騒がれているが、伊藤はこういう負け試合でプレッシャーもない状態なら点を取れるのかな。

結局2-3で負け、なんだか予定調和のように遊ばれて終わった感じがする。向こうは若手に試合経験と自信をつけ、主力は疲労も軽減。こっちは代わり映えのしないメンツの固定で、サブを押しのけるだけの活躍は見せられずに交代して試合も負け。

これでルヴァンカップも敗退が確定(グループで2位以上になれないため)。ACLに続いて最速で失冠。最速の探偵、掟上今日子さんもびっくり。

今年の天皇杯はレギュレーションが変わっていてリーグで2位に入らないと駄目なので、限りなく無冠に近づいてきた。フロントはいつになったらザーゴを切るかな。そして、さすがに来週の消化試合はメンバーを変えるのかな。

あと、もう鹿島には関係なくなってしまったが、ルヴァンもコロナ渦の影響で大会方式が途中で変わり、予選は一発勝ち抜きになっている。各グループ1位と、2位の中で最上位が決勝トーナメント進出。

ただ、BグループはJ2の松本山雅が最初は参加していて1試合目は行われたのだが、2試合目以降は不参加。それに従って対戦していない浦和と仙台にはそれぞれ勝ち点3がプラスされるらしい。得失点は加算されず。

2位抜けには結構有利なボーナスだと思うのだが、どうなんだろう。2位抜けで競っていたら文句もあったが、それさえも言えない状況になっていて、まあ、予想通りなのだが、これでもまだザーゴを信じている人は相当我慢強いなと心の底から思っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2020ルヴァンカップ第2節 8/5(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff鹿島/2,591人/晴)
【スコア】鹿島 2-3 川崎 (前0-1 後2-2) (S 17-16)
【主審】木村博之(主審)、西尾英朗、大川直也
【得点】
(川)前43分 三笘 1右
(川)後02分 大島 1右
(川)後10分 三笘→旗手 1右
(鹿)後39分 伊藤 1右
(鹿)後45+3分 荒木→伊藤 2右
【警告】
(鹿)町田1(後34分)、小泉1(後43分)
(川)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 広瀬→70小泉 犬飼 町田 永戸
MF c三竿 レオシルバ→63永木 遠藤→63白崎 和泉→63荒木
FW エヴェラウド→63伊藤 土居
【サブ】沖 関川 荒木 小泉 白崎 永木 伊藤
【監督】ザーゴ
【MyMVP】-
【スカパー】-
【FODプレミアム】-

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