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2024第16節札幌(アウェー)戦 [リーグ]

名古の活躍により過密日程を乗り越え、札幌に3-0の勝利。試合後にペトロヴィッチ監督が、スコアほど差がある内容ではなかったというようなことを言っていたが、まさにそんな感じ。要所を締めて相手のミスを逃さず仕留めた鹿島の勝利だった。

文句なしのMyMVPの名古だが、ミッドウィークのルヴァンカップでミロサヴリェヴィッチの尻ぬぐいをさせられて体力を消耗させられたものの、この日もしっかり走って得点も決めて、欠かせない選手の一人になっている。

レンタルを繰り返していた頃は怪我も多くて持っている力を発揮出来ていなかったが、ここに来て体質が改善でもされたのか、意識改革があったのか、怪我なく、無駄なく、チームのために走れている。キックの感覚も良くて、今まさに絶好調といったところ。

仲間が前線に復帰したのも大きい。師岡も加わって前は盤石で、目立つのがどうしても鈴木のバテバテ感なのだが・・。あれはあれで効いているのだろうか。結果的には2点に絡んだわけだし。

チャヴリッチを置いたら置いたでうまく回らなくなるかもしれないし、行けるところまではこの形を通すのがいいのかもしれない。

先制点はもどかしい時間が続いていたなかでの崩し。中央の鈴木にボールが入り、師岡につながってクロス。走り込んだ名古がトラップを収め、一度はキーパーに防がれながらもすかさず左足を振り抜いてのゴール。まさに打たなきゃ入らない。

札幌はこのシーンだけではなく、最終ラインがバラバラになってオフサイドが取れないことが何回かあり、そのへんをもうちょっとしつこく突いていけば、もっと大きく勝てたような気もしているが、どちらかと言えば守備重視の省エネサッカーを目指していたのか、圧倒的な感じはなかった。

前半は相手にポゼッションで上回られつつも決定機はスパチョークのミドルループ1本くらいしか作らせず、後半になってキーパーが飛び出たところを見逃さず、名古がミドルを決めて2点差。

札幌がここからなりふり構わずに逆襲に出てくるかと思いきや、怪我で離脱している選手が何人かいるらしく、まとまりのない雰囲気だった。いつも苦戦している札幌ではなかったという手応え。

鹿島は待望のキャプテン柴崎を投入。鋭いパスを繰り出したり、守備を統率したりとさすがのプレーは見せられた。あとは即座に怪我で消えていかないことを願うだけ。後半投入もしくは、知念や佐野のカバーとして働いてくれれば充分なので、怪我だけは気をつけて貰いたい。

今後の得失点差も考えて更なる追加点が欲しいと欲張っていたところ、左CKを樋口がニアに蹴り、するすると入って来たチャヴリッチが絶妙な角度で右足を合わせてニア上に叩き込んで3点目。出場時間は少ないながらも、得点を量産している。

個人的にはこのままサブからスタートで後半に仕事をしてくれれば助かると思っているのだが、本人はスタメン希望なのだろうか。相手が疲れた頃に入って行く今の形がベストのようにも思うが。

試合は最後に松村と須貝を入れられるだけの余裕が生まれたが、垣田は今日も出場機会なし。実況に「垣田投入」と松村と間違えられていたが、存在感がなかったのは認識されていない垣田なのか、出場しているのに間違えられた松村なのか。

松村は1本カウンターから持ち上がるチャンスに恵まれたが、あそこは自力でDFを抜き去ってゴールを決めるくらいにならないと、ポポヴィッチからは信頼されないだろう。世代代表の地位はだいぶ遠くなったが、師岡のように巻き返して貰いたい。

これで過密日程を負けなしで乗り切り、ヴェルディ戦の引き分けがいい教訓になったとうっすら思うことが出来始めた。まだつなぎで後ろや横向きのボールをミスしてピンチになる悪癖は抜けていないものの、しぶとく勝ちを収めるだけの力がついてきた。

明日、町田と神戸がコケてくれれば前半首位ターンも見えてくる。柴崎の復帰でポポヴィッチの手札が1枚だけ増えたが、前から言っているようにDFでもう1枚は欲しい。来週の試合が終われば少しだけ時間が空くので、誰か目をギラつかせてその椅子を取りに行って貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第16節 5/25(土)】(札幌ドーム14:03KickOff札幌/12,651人/屋内)
【スコア】札幌 0-3 鹿島 (前0-1 後0-2) (S 8-15)
【主審】(主審)中村太、浅田武士、坊薗真琴、(VAR)大坪博和、船橋昭次
【得点】
(鹿)前40分 名古 3左
(鹿)後10分 名古 4右
(鹿)後42分 CK樋口↑チャヴリッチ 6右
【警告】
(鹿)なし
(札)キムゴンヒ1(前20分)、馬場2(前32分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→90+1須貝 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 仲間→70柴崎c 名古→78樋口
FW 鈴木→90+1松村 師岡→56チャヴリッチ
【サブ】山田 須貝 柴崎 樋口 松村 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】名古(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024ルヴァンカップ1STラウンド3回戦町田(アウェー)戦 [ルヴァン杯]

最悪の負け方。戦う前からサブを出せば前半でさえもたないと思っていたが、結局そうなった。序盤早々に名古を使い、後半から鈴木、チャヴリッチも出して、守備陣は出場停止の濃野以外をフル出場させた。

この試合はレギュラー組を使うなら、覚悟を決めて最初から使うしかないと考えていたし、先制してあとは守備を固めて逃げ切りしかなかった。

もしくはサブを先に出すなら最低でも前半は引き分け、粘って60分までは守りに徹するとかしてそこからの勝負にしないとダメ。

前半に早川の無理なつなぎから奪われてあっさり失点し、2失点目もバタバタしたところから須貝のクリアミスを素早く回されてドカン。

正直、今の絶好調の町田相手に前半2失点し、しかもレギュラー組が後ろに控えている状況で逆転勝ちを出来るとは思えなかった。勝つことが鹿島のアイデンティティだし、勝ちを狙っていかないといけないのはわかっているが、2失点の時点で切り替えて主力は温存すべきだろう。

変則的な大会方式で、ジャイキリを望む協会からしたらウハウハ(他会場含め)なのだろうが、一発勝負ならせめてスタジアムの有利不利には配慮して欲しかった。まあ、ホームだったとしてもサブメンでは同じ結果だった気もするが。

それにしても鹿島はスタメンとサブに大きな溝が出来てしまった。垣田は何故いつも使われないのかと思っていたが納得のデキだったし、だったらむしろベンチに入れなくても守備の出来る選手を増やした方がいいのでは。

松村も何も出来ず。後ろからの攻撃も何を狙っているのかさっぱり。垣田をターゲットにするならハイボールだろうし、松村を裏に走らせるならそういうボールを蹴らないと。とにかく地上でつないで、という意識しかないままにミスから速攻を喰らったという感じだった。

シュートの意識も低い。前半シュート0って・・。やっている選手たちはそういうのはわかるだろうし、まずは一発ミドルでも打って流れを変えようという意識とかもないのかな。特にFWの垣田とか、アピールしたい松村とか。打ったらポポヴィッチに怒られるのか?

パレジもPA内でチャヴリッチにパスを選択し(惜しかったので悪くはないが)、樋口もエリアに入ったのにパスしてシュートにもならず。まず打って、こぼれを詰める。こうならないと得点は生まれない。ダイレクトでのシュートももっと増やさないと。

後半主力を入れてもシュートは3本のみで枠内はゼロ。相手はキーパー要らなかったね。

ミロサヴリェヴィッチには失望。一番最初に観た時に「使い物になるの?」から「ちょっとずつ動けて来てこれからは期待出来そう?」が前節だったが、今日スタメンで特に接触したわけでもなく14分でどこか痛めて交代。

いつも試合の締めに5分くらいしか出場していなかったが、10分もたない体質だったとは・・。ポポヴィッチのリクエストとはいえ、こんなんではもう要らないかな。急遽出された名古が可哀そう。

須貝ももっとやれる選手だと思ったのだが。素人目にかわることは、試合の流れを読む力だったり、盤面を俯瞰する能力が決定的に欠けているのではという点。

飛び込まなくてもいい場面で飛び込んでかわされたり、2失点目のシーンでもクリアが絶好の相手へのパスになるとか。間に合いそうにないと判断したら、コースを切ったりドリブルさせない距離の詰め方だったり、もっと賢く守れるだろうに。攻撃でもさっぱり。

樋口も低迷している。序盤はゴール前まで絡めて行けて、調子が戻って来たかなと感じた部分もああったが、効果的な散らし方だったり、危機察知能力だったり、シュートの積極性だったりがない。プレースキックも名古の方がキレがあるし、どうしたものだろうか。

今までの試合で仲間にどれだけ前線を引っ張って貰えて、中盤でどれだけ知念に強度の高いプレーをして貰っていたのかがわかる試合だった。

早くもタイトルをひとつ失冠。中2日の札幌戦に影響が出ないといいが。札幌戦まで引きずってルヴァンカップを落とした上でリーグの勝ち点も落とすというのが最悪のシナリオなので、そこは回避して貰いたい。

少数精鋭と言えば聞こえはいいが、もう信用出来るメンバーが限られてしまったので、リーグに集中出来る環境が整ったと思うしかない。まずは札幌戦。絶対に落とせない戦いになったので、気持ちを切り替えてやって欲しい。仲間、知念、濃野に期待。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第ルヴァン1st第3回戦 5/22(水)】(町田GIONスタジアム19:03KickOff町田/4,537人/晴)
【スコア】町田 2-0 鹿島 (前2-0 後0-0) (S 13-3)
【主審】(主審)岡部拓人、浜本祐介、赤阪修
【得点】
(町)前20分 エリキ→ミッチェルデューク 1左
(町)前36分 エリキ→ミッチェルデューク 2右
【警告】
(鹿)チャヴリッチ1(後10分)
(町)なし
【出場】
GK 早川
DF 須貝 c植田 関川 安西
MF 佐野 ミロサヴリェヴィッチ→14名古 樋口→73師岡 ギリェルメ・パレジ→64柴崎c
FW 松村→46チャヴリッチ 垣田→46鈴木
【サブ】山田 津久井 柴崎 藤井 名古 土居 師岡 鈴木 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【Lemino】-

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2024第15節神戸(ホーム)戦 [リーグ]

監督の現時点でのベストメンバーを選択し、この過密日程のなかで勝ち点を落とそうものなら批判が集まることは容易く想像できるが、粘り強く戦って1-0で神戸を下した。サイコー!

前半はお互いが様子見だったのか探り合いながらの戦いに見えた。それでも押され気味だったのか鹿島で、まずは前半を無失点で終えられたことが勝因のひとつ。

ファウルを流すというよりかは、見えてないのでは?と思うことがしばしばある清水主審の笛は、ラフプレー上等のチームとは相性がすこぶるいいので町田、福岡、湘南なんかで当たると最悪なのだが、神戸は逆に戸惑っているようにも見受けた。

鹿島もセルフジャッジが多くて、前半ならいざ知らず、後半に入ればそういうもんだと受け止めて足は止めてはいけないのだが、何度かヒヤリとする場面もあり。致命傷にならなくて済んだ。まあ、武藤がカウンターを潰したプレーはイエロー2枚目で退場が妥当だったけども。

堅いゲームになって、先に失点すれば鹿島に追いつく力はないだろうと見ていた。なので悪くてもスコアレスドロー、勝つなら1点と集中しながらの観戦だったが、後半にスローインから鈴木が抜け出した名古へスルーパス。

綺麗に通って名古がお手本通りにファーへシュートを打ち、こぼれたところに上がって来ていた濃野がミスらずに仕留めて貴重な先制点。あの時間帯でも上がって行けたこと、相手に当てずにしっかり決め切れたことが素晴らしい。MyMVP。

控えが頼りないせいで休ませることも出来ないが、水曜日のルヴァンカップの出場停止の分まで活躍した。

仲間と名古、師岡のランと裏への抜け出しも効いていた。ポポヴィッチの言う日程とか諸々余計なことは考えずに目の前の一戦を戦うこと、という言葉を実践している。コロナ前に戻ったかのように3枚しか交代しないポポ采配で、仲間も最後まで走り切った。

今でもヴェルディ戦で3点追いつかれて引き分けたダメージは個人的には持っているが、それが教訓となり、試合終了まで集中力を切らさないことと、優遇人事がなくなって強度を極端に落とすことがなくなったことを思えば怪我の功名と言ってもいいのだろうか。

ここ数年ずっと勝てずにイライラとさせられていた川崎、広島、神戸に勝つことが出来て、ちょっとずつ生まれ変わって来ているのかなという手応えも感じる。ただ、サブとの差がどんどんと広がっているようで、主力が欠けた時には一気に崩れてしまいそうな不安も・・。

とりあえず夏場の補強まではなんとか乗り切り、あわよくば首位を奪取、奪い切れなくてもこの位置をキープして反撃の届く範囲で踏ん張りたい。

さすがにスタメン組には安西でさえ疲労が見えてオーバーラップも少なめ。鈴木は初手からバテバテで簡単な落としでもミスするし、少しボールが逸れるだけで追うのも諦める。自分の要求と違うと相手に責任を押し付けるのはやめた方がいい。

チャンスになりそうなところで「自分が決めてやる」というプレーよりも、味方に預ける、というある意味、逃げのような選択を取ることが多いのも気になる。上田だったら迷わずシュートだろうなというシーンがいくつもあった。

それでも決勝点につながる名古へのスルーパスは完璧なタイミングだったし、チームを勝たせることも出来た。むやみに外せないのもわかる。仲間と名古、師岡が文句言わずに走っていることに、鈴木も大いに感謝した方がいい。

師岡はミスもあるが、トラップが上手でロングボールも足元に収まるし、見ていて気持ちがいい。よく鹿島に残ってくれたし、スタメンを勝ち取るまでレベルアップしてくれた。名古ももう鹿島では輝けないと諦めかけていたのだが。

知念は危うく前節に続いて失点になりそうな自陣でのロストもあったが(失礼。仲間でした)、佐野、関川、植田が最後まで気持ちを切らずにフォローに入っていてゴールを割らせなかった。ラストプレーのCKからの山川ヘッドはほぼ運だったが、気持ちで負けなかったかと。

早川も疲れているのか少し反応が遅いようにも感じる。ヴェルディ戦で3失点したダメージがあるようにも思うが、久々のクリーンシートでまた自信を取り戻してくれればいい。

これで神戸とは勝ち点差で並んで3位キープ。町田がヴェルディをフルボッコにしたので得失点でむしろ差は開いたが、必ず落ちてくると信じて自分たちの目の前の試合を勝ち続けるしかない。

柴崎が完全復活してくれれば2列目にカードが1枚復活するし、樋口をボランチで再生出来ればもうちょっと後ろにも余裕が出来るのだが。鈴木が抜けた時は師岡やチャヴリッチで凌げるとしても、やはりDFラインにもう1枚必要。

現有戦力では舩橋か溝口くらい。溝口は当初、ポポヴィッチにはCBでも試されていたと思うが怪我以来見限られたのだろうか。

いずれにせよ水曜のルヴァンカップ町田戦ははっきりと態度を決めないといけない。大会方式の改悪のせいで若手を試すことすら出来なくなり、何の因果か今一番勢いに乗っている町田との対戦になった。

まさかこのままのメンバーでルヴァンカップ町田戦と札幌戦までやり切ることはないと思うが、ポポヴィッチならやるかな・・。捨てるつもりなら完全に入れ替えることも出来るが、瞬殺されそうだし、タイトルをみすみす捨てるのもクラブのアイデンティティを失う。

やるならここもリーグ戦だと割り切ってガチでいくしかない。せめてサブが60分位迄引き分けでゲームを組み立ててくれるのなら後半勝負も出来るだろうが、難しそうだし、これも試練と思って札幌戦までやり切るしかないかな。まずは充分に休養して下さい!

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(以下、個人的まとめ)
【2024第15節 5/19(日)】(カシマスタジアム15:03KickOff神戸/20,390人/曇)
【スコア】鹿島 1-0 神戸 (前0-0 後1-0) (S 7-9)
【主審】(主審)清水勇人、五十嵐泰之、塚田智宏、(VAR)上村篤史、佐藤誠和
【得点】
(鹿)後36分 濃野 4右
【警告】
(鹿)なし
(神)山川2(前44分)、武藤1(後8分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念→90+1ミロサヴリェヴィッチ 佐野 仲間 名古→85樋口
FW 鈴木 師岡→75チャヴリッチ
【サブ】山田 須貝 樋口 松村 ミロサヴリェヴィッチ 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】濃野(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第14節広島(アウェー)戦 [リーグ]

前節と似たような展開になり、まさにやり直しの一戦。勝ち切れるかどうかが試される形になったが、交代選手を絞って同じ轍を踏まなかったポポヴィッチの鬼の采配で、追いつかれかけたところから突き放しての3-1勝利。痺れた。

開始早々のCKで名古の精度の高いボールを植田の高い打点のヘッドで先制し、師岡の仕掛けで得たPKを鈴木がキーパーに触られながらも叩き込んで2点。日程の不利を考えれば、これでなんとか戦える形になった。

いつもは2点取ればダラダラとプレーするだけだが、広島が攻めにかかってくれたことが逆に守備への集中力を高めたのか、危ない場面はありつつも前半を凌いで後半へ。

イエローを貰っていることとミスも出始めた師岡をハーフタイムで代えると思っていたがスタメン組を引っ張り、皆が高い集中を保ちながら耐える時間。ところが、知念の自陣での横パスがミスになってマルコス・ジュニオールに渡り一発で決められてしまう。

かなり嫌な雰囲気になったがチャヴリッチを投入、攻める意思を伝え、受け一辺倒にならずにいけたことが耐えられた要因ではないかと。

苦しい時間帯がずっと続いていたが、佐野が中盤で奪取してから自ら持ち上がり、絶妙なパスを中央に送ってこれをチャヴリッチが仕留めて勝敗を決定づける3点目のゴール。思わず雄たけびを上げてしまったくらい価値ある得点だった。

仲間が自らアウトを申告して樋口に交代、終了間際には鈴木が足をつって交代になったが、両ボランチと両サイドバックが最後まで頑張った。さすがにこの流れで須貝を使うことはなかったし、安定の第2ゴールキーパー扱いの垣田の出番もなし。

松村は守備に不安があるので勝っている展開で使わなかったのは正解だと思うし、やっと土居を外してくれたのも良かった。

パレジが入っていないのは、怪我でなければ監督と何か衝突でもしたのかと不安ではあるが、先のことを考えず目の前の一戦を取りに行く姿勢は前節の失敗から学べたかと。

ミロサヴリェヴィッチは前に見た時よりも動きが各段に良くなっていて驚いたが、ほとんどボールに触っていなかったのでスペースを消す役割に徹していたのだろうか。樋口はもっとやれるはずなのだが迷路にハマっている感じがする・・。

三竿、永木、小泉といった歴代の守備強度の高い選手たちが一人でもいればもっと楽に戦えるのだが、CBの控えさえいない状況で、しかもサブに全幅の信頼が置けずやりくりは難しい。

関川はいつものポカミスもなく高さでも競り勝てていて集中力が高くて良かったが、累積リーチになって本当にCBをどうするのだろう。樋口をボランチで使う気はなさそうだし、佐野を下げるにしても真ん中がいなくなる。ミロサヴリェヴィッチでは不安だし。

柴崎が仮に復帰したとしてもどちらかと言えば攻撃寄りの選手だし、誰かいい人材をコンバート出来ないものだろうか。

この連戦の中で一番元気なのか安西。凄く助かっている。濃野もフルでやれたが、神戸戦はどうするかね。ちなみにMyMVPは全員と言いたいが、トドメのアシストをした佐野。勿論、決めてくれたチャヴリッチも同等だが、出場時間の差。

鈴木は役割自体は全うしてくれているのだが、雑なフリックだったり、完全にバテていて前から追えなかったりと疲れが目に見えている。ファウルを取ってくれる審判で助かったが、流していく審判だったらもっと攻め込まれていたと思う。

今後への心配は多々ありつつも、今日の勝利はヴェルディ戦の悪夢を振り払う勝利になった。ここ長らく勝てていなかった広島に勝てたことも大きい。欲を言えば上位2チームとは差を詰めたかったし、せめて町田が引き分けてくれれば良かったがそううまくはいかない。

次節は前半戦の正念場、首位との直接対決神戸戦。得失点差があるので一気にひっくり返すことは難しいが、負けると大きく離されてしまう戦い。ここも先のことを考えず、目の前の試合を全力で取りに行って貰いたい。

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【2024第14節 5/15(水)】(エディオンピースウイング広島19:03KickOff広島/25,302人/晴)
【スコア】広島 1-3 鹿島 (前0-2 後1-1) (S 13-10)
【主審】(主審)山本雄大、西橋勲、塩津祐介、(VAR)岡部拓人、赤阪修
【得点】
(鹿)前05分 CK名古↑植田 3H
(鹿)前15分 PK鈴木 7右
(広)後20分 マルコス・ジュニオール 1右
(鹿)後39分 佐野→チャヴリッチ 5左
【警告】
(鹿)師岡1(前32分)、関川3(後34分)、知念2(後35分)
(広)荒木3(後2分)、川村2(後32分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 仲間→78樋口 名古
FW 鈴木→88ミロサヴリェヴィッチ 師岡→71チャヴリッチ
【サブ】山田 須貝 樋口 松村 ミロサヴリェヴィッチ 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】佐野(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第13節東京ヴェルディ(ホーム)戦 [リーグ]

辛口でもなんでもないが、はっきり言って何の役にも立たないどころか3点のリードを30分守ことさえ出来ないサブ組がナメている。もっと本気でやれ。怒りしか湧かないし、それを選んだポポヴィッチにも不満。

交代のタイミング自体は連戦も踏まえ、まさか3点を守り切れないとは思わないだろうから文句はないが、人選として土居は契約上の問題なのか? 前節インアウトで失格の烙印を押したはずが、すぐさま復帰はなんでだ。

ゲームを締めるだけならパレジの方が充分に能力があるし、須貝の守備力が皆無なのはもうわかっているのだから、藤井と並べてはダメだろう。本格艇に須貝の代わりを誰かコンバートでフォローする必要があるし、土居はもう見切れ。

土居と樋口を入れて、樋口がトップ下になっていたが、シンプルに樋口をボランチで垣田を前で走らせる方が良かったのでは。後出しではなくて、ずっともう土居が活躍したところを見ていないし、ボランチに適正があるとは思えない。

とにかくもうサブ組まで固定するのはやめて欲しいし、前も書いたが使わないなら垣田の枠が意味ない。もっと守備を固められる選手を入れて貰いたい。今の関川よりも使えないと判断されている津久井とか、どれほど酷いのか想像するのが怖い。

正直、こうなる予感はあった。ラッキーなPKで先制し、すぐに名古の追加点で2-0とリード。鹿島にかなり優位な条件となり、あとは押しまくって前半で決着をつけるくらいの勢いでいけばいいのに、またもやリードした途端に手抜きプレー。

あれだけの勢いで入ったものの、前半終わってみればシュート4本同士で互角。途中、ポポヴィッチが前にボールを運べと指示を出していたが、省エネを目指しているのか、出来もしないゲームコントロールをしようとしていたのか。

小笠原のような司令塔がいるならゲームコントロールもわかるのだが、誰が指揮しているわけでもなく、なんとなく「攻めてカウンターでやられるのが嫌」くらいの後ろ向きな気持ちでダラダラとボールを回し、そのうちに相手がやれるという手応えを得て反撃され、余計にエネルギーを使っている。

それでも後半開始早々のCKからの植田のドンピシャのヘッドで3-0とした時には、最悪でも3-2くらいで勝てるだろうという想いは、確かに観ている側にもあった。それを油断というのかはわからないが・・。

打たせてはいけないミドルを打たれて1点返され、そこで気持ちを入れ直さないといけないところで土居投入。知念のボランチとは強度が雲泥の差で、須貝、藤井の右サイドがボロボロな上にフォローにも入らないからやられたい放題。

右から崩されたボールが中央を素通りして逆サイドから木村に決められ、アディショナルタイムにはFKから関川がハイボールを弾き返せずに混戦になり、木村のシュートがダフって早川がタイミングを外されたところに諦めなかった見木に詰められて同点。

関川は高さで競り負けることも多かったし、弾いてもほとんど相手のいるところに行くので波状攻撃を受ける。スピードでも全然負けているし、まったく頼りにならない。頼みの綱の早川も当たりの日ではなかったようで1本も止められず。

終わってからスタッツを見たがシュート数でも負けていて、後半は2本だけしかシュートを打っていない。いかに攻める気持ちがなかったかということになる。サブ組酷し。

土日分散開催は日程の有利不利が生まれるので反対だが、これで次のアウェー広島戦は不利な条件で戦ううえに、更に気持ちの面でも負けに等しい引き分けの流れで臨まなくてはならなくなった。

付け加えて言うならサブ組への信用度がゼロになった。むしろマイナス。次にサブ組を同じメンバーで臨んだら、さすがにポポヴィッチの采配を疑う。

勝ち点差1で3位につける予定だったが、3位は3位でも3差。というか、今年は例年以上に混み合っているのだから、1点でも多く取って得失点差でも上に行こうという気持ちを常に持っていて欲しい。そうすれば勝っているのに受け身になるという状況にはならないはずだ。

この失った勝ち点を広島、神戸で取り戻せるか。上位に踏み止まれるかはこの2戦で決まるだろう。気合いを入れ直してくれ。

はぁ~、負けた気分だよ。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第13節 5/12(日)】(カシマスタジアム13:10KickOff東京V/18,803人/曇)
【スコア】鹿島 3-3 東京ヴェルディ (前2-0 後1-3) (S 6-12)
【主審】(主審)荒木友輔、聳城巧、武田光晴、(VAR)御厨隆文、淺田武士
【得点】
(鹿)前05分 PK鈴木 6右
(鹿)前08分 師岡→名古 2左
(鹿)後05分 CK名古↑植田 2H
(東)後20分 森田→齋藤 1左
(東)後36分 山見→木村 6右
(東)後45+3分 木村→見木 2右
【警告】
(鹿)関川2(前29分)、名古2(後21分)
(東)千田1(前27分)、綱島2(前45分)、城福2(後9分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→63須貝 c植田 関川 安西
MF 知念→74土居 佐野 仲間→46チャヴリッチ 名古→66樋口
FW 鈴木 師岡→63藤井
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 土居 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【NHK総合】-

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2024第12節柏(アウェー)戦 [リーグ]

負けでもおかしくなかった試合を粘り強く最後まで戦って、勝ち点3を取れたのは大きい。もしも負けていたらダメージはかなりデカかったと思うしね。

幸先は良く、中盤で仲間の頑張りから佐野が絶妙な縦パスを出し、受けた名古がドリブルとフェイントを入れて左足で流し込んで先制。

立て続けにチャンスを作り、これは湘南戦と同様に早々と勝負を決めて連戦に備えるいい展開、と喜んでいたのもつかの間。

師岡、仲間、鈴木と決定機を決められず、押しているのに突き離せないまま前半終了。嫌な予感はしていたが、風向きも変わり、相手も長身の木下を入れてロングボール主体になってからは押し込まれる一方。

更には西村主審の多少のラフプレーを流す傾向のジャッジに柏が勢いづいた。今は意図的ではなくても肘が顔に入ればカードを出す審判が多いのに、何回やられたことか。

完全アフターで三丸が鈴木を削ったシーン(前半)とかレッドでもおかしくないくらいの危険度だったが、あれをイエローで済ませたことで基準が緩くなっていたのか、後半も関川へのヒジ打ちがお咎めなしとか三〇谷だったらソッコーSNS攻撃しているところだ。

早く2点目を決めて流れをつかみたいところで、鈴木が安西からのいいパスを何本か外して波に乗れず。仲間と名古を下げて土居とチャヴリッチを投入したが、逆にこれがチームバランスを崩壊させた。

チャヴリッチは一発の魅力もあるしある程度は守備免除も目をつむれるが、土居は酷かった。プレスは緩いしミス多発。鈴木が動かないうえに、全然走らない土居がいては相手が自由にやれ過ぎる。

中盤のもつれから素早く前につながれ、島村に決められて同点。無傷で済むとは思ってなかったので、追加点を取れないといずれこうなる。

そして、植田のハンドでPK献上。蹴るのはマテウス・サヴィオ。決められたら負けていただろうが、早川がコースを読み切ってプレッシャーをかけたことで枠を外れて命拾い。早川はここ以外にもチームを救うセーブが2~3本あり、もう早川抜きでは守備は支えられないと思われる。

ここから一進一退の展開になったが、後半アディショナルタイムに鈴木が前線にピンポイントで出したボールを、チャヴリッチが若干トラップミスしながらもキーパーより先に触ってゴールに流し込んで勝ち越し弾。

すかさずポポヴィッチはブレーキになっていた土居を下げて須貝を入れ、濃野を2列目に上げて逃げ切る作戦に出たのは妙手だった。普通は途中出場→交代というダメ出しされた選手はもう次からは序列が猛烈に下がるものなのだが、土居の扱いはどうなるのだろう。

垣田を使わないのなら、クローザーとしてパレジを入れておいてもいいと思うのだが。

試合はこのまま終了し、2-1での勝利。理想は前半のうちに複数点を取って早いうちに勝負を決めるべき試合だったが、PKを決められて逆転負けもあり得た試合だったし、チャヴリッチのゴールがなければ引き分けだった。

MyMVPは早川と迷ったがチャヴリッチ。よく決めてくれた。途中出場で出る方が切り札があって頼もしいが、本人は最初から出たいだろうし、そのあたりポポヴィッチがどういう采配を振るうか。

パレジやミロサヴリェヴィッチをベンチからも外しているのはコンディションの問題なのか、単に能力不足と判断したのかはわからないが、きちんと選手を選んでいると思いたい。土居の選考基準だけはずっと謎なのだが・・。

そういえばガンバ戦を観戦に行った時、土居が途中交代で出て来ると周りのガンバサポから「うわー土居が入って来た!」と嫌そうな声が上がったので、自分が思う以上に評価は高いのだろうか。

知念と佐野のボランチは攻守で良かったと思う。師岡もようやくサイドハーフらしい動きになって来て、ミスがあったりクロスの精度がいまいちだったりはするが、身体の強さでボールキープから前に運んだり出来るのでこのまま成長を続けてくれれば。ヘディングシュートは決めたかった。

選手固定のせいで連戦が心配ではあるが、しぶとく勝ちを拾えて3位に浮上し、首位とは勝ち点差3に食らいついた。連敗すれば一気に転がり落ちる混線ではあるが、だからこそ今の順位にもこだわって欲しい。

ヴェルディ戦を経て広島、神戸、町田(ルヴァン)と強敵が続く。ここを乗り切れるかどうかで、今後に大きく影響してくるだろう。是非とも頑張って貰いたい。

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「Thisコミュニケーション」<12巻>[完結]
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ジャンルはサバイバルサスペンスになっているが、ダークファンタジーと思うけども。主人公の割り切り感が凄くて好き嫌いは分かれるかと。



(以下、個人的まとめ)
【2024第12節 5/6(月祝)】(三協フロンテア柏スタジアム16:03KickOff鹿島/13,384人/曇)
【スコア】柏 1-2 鹿島 (前0-1 後1-1) (S 11-12)
【主審】(主審)西村雄一、大塚晴弘、西尾英朗、(VAR)上村篤史、森川浩次
【得点】
(鹿)前04分 佐野→名古 1左
(柏)後20分 戸嶋→島村 2左
(鹿)後45+2分 鈴木↑チャヴリッチ 4右
【警告】
(鹿)植田1(後25分)
(柏)三丸1(前41分)、川口1(後7分)、戸嶋1(後15分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 仲間→63チャヴリッチ 名古→63土居→90+3須貝
FW 鈴木 師岡→78樋口
【サブ】梶川 須貝 樋口 藤井 土居 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】チャヴリッチ(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第11節湘南(ホーム)戦 [リーグ]

前半は押し込まれることが多くて湘南のペースだったが、終わってみれば3-1で勝利。先に失点してしまうとズルズルいきそうだったが、後半樋口に代わって入ったチャヴリッチにキレが戻っていてなんとかなった。前節は大阪の暑さにやられただけか?

右サイドでチャヴリッチが相手を圧倒し、鹿島優勢から奪ったCKの流れ。仲間からチャヴリッチにボールが渡り、頭で中に戻したところを鈴木がヘッドで押し込んだ。

ライブで観た感じだとチャヴリッチがオフサイドに見えたが、確認してセーフ。鈴木のゴールパフォーマンスもあってスタンドも盛り上がっていたから、取り消しになったら大騒動だっただろう。

先制してからは鹿島のペース。フラフラしていた知念や佐野が安定するようになり、名古と仲間のランニングも効いてきた。決して樋口が悪かったとは思わないのだが、試合展開もあっただろうか。

ちょうどいい位置で得たFKを名古が蹴り、ドンピシャで飛び出した鈴木が右足で合わせて2点目。これもオフサイドに見えたがギリセーフ。

樋口の調子が微妙なだけに名古のプレースキックの精度が高いのは助かる。名古が下がった後は土居が蹴ったが、これは珍しくいいボールで知念?だっけかのシュートが決まっていればという感じだった。しかしやっぱり土居のキックはスピードがないのでチャンスになりそうにない。

更に相手の攻撃を早川がキャッチし、素早く前線の鈴木にフィード。右足で絶妙なトラップを決めてドリブルで前に運び、猛烈なスピードでゴール前に上がったチャヴリッチにピタリと合わせるクロス。頭で合わせて3点目。

ガンバ戦ではチャヴリッチが鈴木と会わない時に不満を表していて関係性を不安視してしまったが、お互いにアシスト・ゴールし合ってとてもハッピーな形になった。

まだ時間はあったし、鹿島の選手としても攻め気を持っていた。あと1点追加して出場時間の多い選手を早めに休ませたいと余裕をカマしながら観ていたが、難しかったのが鈴木。

一番に休ませたいがハットトリックもかかっていたし、自身も好調だった。相手関係からしてもやり易かったのだろう。それでもポポヴィッチは76分で下げる決断。こういう采配が出来るところは凄くいい。ОB監督だとどうしても甘えが出てしまう。

実際、交代後に鈴木は監督に笑いながらあと1点、と直訴していたが、ポポヴィッチが選手を掌握していなければ雰囲気も悪くなるところだった。カードも1枚貰っていたし、もしかしてカードなしだったらもう少し時間を貰えたかもしれない。

あとは交代組が追加点を挙げて突き放してくれれば最高だったが、気を抜いた時間帯に失点。変な奪われ方をしてバイタルも空いていたので、画面を観ながら土居に「戻れ」と念を送っていたが動きなし。結局、至近距離からの1本は早川が止めたものの、こぼれ球を押し込まれた。

早川も報われない。あの距離でシュートを1本は防いでくれるのだから、DF陣はフォローして欲しい。前もこんなシーンあった。早川が止めてくれることを信じていないのだろうか。ちなみに土居は次のピンチにはちゃんと戻っていたので、最初からやって欲しかった。

それにしても関川、植田、須貝と並んだDFラインは不安しかない。守備が難点と酷評されていた安西が、中に絞ってクリアしたり、相手の攻撃の芽を摘んだりと、実は一番安定しているように見えるのは自分だけか?

濃野は監督から攻撃を活かすように言われているせいか、守備が若干おろそかなのが気になる。まあそのぶんゴール前に絡んでくれたりするのでどっちがいいかという話だが。そのフォローのせいで佐野が消えて見えるのだろうか。

いずれにせよ、最後の1点も鹿島が取って4-0で勝ちたかったが、連戦のホームをしっかりと勝ち切れたことは良かった。少しだけだが選手も休ませられたので次に活かしたい。

相変わらず今年のリーグは混戦だが、離されずについていきたい。ネット環境はやっと戻りつつあります。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第11節 5/4(金祝)】(カシマスタジアム15:03KickOff湘南/26,924人/晴)
【スコア】鹿島 3-1 湘南 (前0-0 後3-1) (S 9-11)
【主審】(主審)上田益也、浜本祐介、藤澤達也、(VAR)荒木友輔、大川直也
【得点】
(鹿)後05分 チャヴリッチ↑鈴木 4H
(鹿)後17分 FK名古↑鈴木 5右
(鹿)後21分 鈴木↑チャヴリッチ 3H
(湘)後40分 福田 3右
【警告】
(鹿)鈴木3(前25分)、仲間1(前28分)、須貝1(後45+4分)
(湘)高橋1(前13分)、奥野2(後32分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→81須貝 c植田 関川 安西
MF 知念 佐野 樋口→46チャヴリッチ 仲間→70土居 名古→70師岡
FW 鈴木→76藤井
【サブ】梶川 須貝 藤井 土居 師岡 垣田 チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】鈴木(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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