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2018年98回天皇杯3回戦町田戦(スコアのみ)の感想 [天皇杯]

遅ればせながら天皇杯3回戦をダイジェストで観た。

J2が中断期間もなくリーグ真っ最中ということもあって、大幅にメンバーを落としてきた町田相手に完勝。

ダイジェストなので得点シーンしか観ていないが、左右に揺さぶって仕留めるという狙いが成功したようだ。カテゴリーも下で、メンバーも落としている相手なので単純に評価出来ないが、やりたいことは出来た様子。

CBは犬飼と西。本職の町田は怪我の噂もあったが、植田の海外移籍がほぼ決まった状況で、何がなんでも出場しなければいけないところなのに不甲斐ない。

そして、大量リードで油断したのかわからないが、またも失点。リーグ再開において気になる。昌子も移籍も考えるならば早急にCB問題を解決した方がいいと思われるが、大量リード後もそういう采配をしていなかったので、大岩はいったい何を考えているのだろうか。

攻撃陣では遠藤と鈴木の調子が良さそうだった。遠藤はやはり欠かせない存在で、攻撃の起点となっている。勿論、そこは相手も対策してくるだろうから、今後は相方となうる安部なりが覚醒しないと厳しいかと思うが。

鈴木は気合いが漲っている。以前は金崎と同時出場させた方が相性も良いのではと思っていたが、もしかしたら金崎とは同時に出場させず、自分にボールが集まってくる形にした方がゴールに集中出来ていいのかもしれない。

ペドロ・ジュニオールが抜けたので、山口に時間を与えておいて欲しかったが、ゲームの流れ的に無理だったのだろうか。

ブラジル人助っ人は、いてもいなくてもあんまり変わらないかなという印象。ベンチにも入っておらず純正日本人のみのメンバーだったが特に違和感もない。

次の相手は広島対名古屋の勝者ということだが、普通に予想するなら広島だろう。どこまでやれるかわからないが、タイトルを目指して勝ち続けて欲しいものだ。

植田とペドロ・ジュニオールの移籍に関しては別記事で。

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(以下、個人的まとめ)
【2018第98回天皇杯3回戦 7/11(水)】(町田市立陸上競技場18:33KickOff町田/5,589人/晴)
【スコア】町田 1-5 鹿島 (前0-2 後1-3) (S 8-10)
【主審】高山啓義(主審)、岡野宇広、佐藤貴之
【得点】
(鹿)前10分 CK遠藤↑西 1H
(鹿)前20分 安西↑鈴木 3H
(鹿)後16分 オウンゴール
(鹿)後19分 遠藤↑鈴木 4H
(町)後30分 →戸高 右
(鹿)後36分 金崎→遠藤 1左
【警告】
(鹿)なし
(町)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 内田 西 犬飼 安西
MF 永木 三竿健(弟) 遠藤→82田中 安部→67中村
FW 鈴木→75金崎 土居
【サブ】川俣 町田 山本 田中 中村 金崎 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】遠藤(1)

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2018年98回天皇杯2回戦HondaFC戦(スコアのみ)の感想 [天皇杯]

スカパーで放送していたようだがオフィシャルでは放送の欄は空白のままになっていた。何かスカパーと確執でもあるのだろうか。

放送していたのはわかっていたが、わざわざ3000円近くのお金を払うほどの価値がある試合を観れるかと言われれば今の鹿島ではノーであり、結果だけでいいかなと。3回戦もそのつもり。

ダイジェストが放送されるまで結果をスルーしておくという手もあるが、2回戦では試合数も多くどこまで時間を割いてくれるか不明だし、そもそも決定機自体がなかったりして?!

・・と思っていたが得点はたくさん取った模様。

前からずっと言っているが、スカパーは試合ごとにバラ売りするつもりは毛頭ないのだろうか。天皇杯2回戦なら価格設定としては500~800円くらいかな。収支的にはプラスになる気がするのだが。

というわけで今回の記事は結果と掲示板などの諸情報を集めての感想。

相変わらず立ち上がりに失点する癖が直らないようだが、PKでの失点で、なおかつ判定も怪しかったとか。これは後から確認出来たらいいが、ダイジェストではやるだろうか。

その後、安部が同点弾を決め、鈴木が前半のうちに2点を取って3-1になり、後半も鹿島の一方的な展開になってオウンゴールと土居の2ゴールで大差勝ちを決めた。

やる前はJFLの強豪が相手ということで警戒はしていたが、さすがに取りこぼさなかった。

ただ、観ていないせいもあるが、安心も嬉しさもどちらもない、プレシーズンマッチを勝った(HondaFCに含むところはない)くらいの気持ち。大岩じゃなかったらもうちょっと思い入れがあっただろうか。

掲示板の書き込みでは大差の割に内容が不安ともあるので、このあたりは何とも言えないが、同カテゴリーとやってみないと判断出来ない。

中断期間でチーム状態が上向いているのかどうかわからないが、とりあえず勝ったのでヨシ、としておこう。

まあ、試合を観ていないとこのくらいしか感想が書けませんね。

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(以下、個人的まとめ)
【2018第98回天皇杯2回戦 6/6(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff/3,172人/雨)
【スコア】鹿島 6-1 HondaFC (前3-1 後3-0) (S 12-10)
【主審】山本雄大(主審)、大川直也、佐藤裕一
【得点】
(H)前15分 PK栗本 1右
(鹿)前20分 鈴木→安部 1左
(鹿)前42分 西↑鈴木 1H
(鹿)前44分 西↑鈴木 2H
(鹿)後05分 土居 1H
(鹿)後23分 オウンゴール
(鹿)後45+3分 鈴木(?)→土居 2左
【警告】
(鹿)三竿健(弟)1(後40分)
(H)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西→70伊東 町田 犬飼 安西
MF c小笠原 三竿健(弟) 遠藤→84永木 安部→71山口
FW 鈴木 土居
【サブ】クォンスンテ 内田 伊東 永木 中村 金崎 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】鈴木

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第97回天皇杯準々決勝、神戸戦 [天皇杯]

怒りと呆れが入り混じっている。

誰かをやり玉に挙げるのはよくないことだろうが、それでもあえて言う。

敗戦は中村と、それを使った大岩監督の責任。あとはバックライン側の副審がオフサイドをちゃんと判定出来なかったせい。延長前半、永木から西のダイレクトボレーのゴールは完全にオンサイド。微妙とかいうレベルじゃなかった。

そして、何故、勝ちに行くゲームでそれまで完璧だった中盤に、あのまったく走らない、献身性の欠片もない中村を入れたのか。意図は?贔屓が過ぎる。

1-0リードの後半アディショナルタイム。あとはキープするだけという時間帯で、決まりもしないシザーズをやってあっさり取られて相手側の攻撃ターン。その最後の攻撃でハーフナーに決められて同点、延長になってしまった。

覚えたての見せたがり小学生かよ・・。

延長になった瞬間、多分、PK戦になったら中村が外して負けるんだろうなと思っていた。正解。もう見たくない。というか安部が使える状態だったら普通にキープしてたか抜き去って勝ちゲームで終わってた。

鈴木や永木が脚を痛めてまで走っている姿を見て、何も思わないのだろうか。もっと一生懸命、ボールに食らいついていくとか、無駄走りでもいいから二人ぶん走るくらいでいくとか。何もない。限界を超えた。

スタメンを見た時、ようやく鹿島らしいメンバーキター!と心が浮き立った。

大岩にしてみれば単純に「カップ戦要員」なのかもしれないが、自分のなかではこれこそ鹿島。中盤に安心出来る面子が揃い、0-0の展開でも安心して観ていられた。

堅く守り、それぞれが献身性を発揮し、攻守の切り替えも速く連動する動きとカバーリング。遠藤のキープからのスルーパス、小笠原のチェック、機を見ての鋭いロングパス。

ペドロ・ジュニオールだけが足元おぼつかず、何度かチャンスをふいにしたものの、全体的に勝てる雰囲気が漂っていた。せめてどれか決めて欲しかったが、1点取るまではこういう感じでバタバタしたままなのだろうなと思う。

昌子は相方がブエノになって逆に集中力が増したのか、縦パスにアタックして取りに行くし、セットプレーから小笠原のパスをキーパーの足元をブチ抜いてゴールも挙げた。

どこからどう見ても完璧な鹿島のゲームだったが、中村を入れたのが失策。急に心配になり始めた。

悪い予感は的中し、PK戦までもつれ込んだおかげで無駄に30分走らされ、鈴木が右足(推定)、永木が左足(推定)を痛めて、おそらく当分出場出来ないだろう。そのうえ負けてしまい、得るものどころか失うものばかりとなった。

リーグ戦にも大きく影響しそうな敗戦で、札幌戦のメンバー選びも難し・・くはないのか。大岩の贔屓の選手がいることだし。(皮肉)。

今年の試合は残り4つとなった。とにかくもうなんでもいいので、それだけは全部勝ってくれ。

それからスカパーのカメラワーク。相変わらず酷いな。ボールホルダーを無闇にアップにするのは意味がないからやめて欲しい。まあ、もう今年はスカパーで観る機会もなくなったけどな。

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(以下、個人的まとめ)
【第97回天皇杯準々決勝 10/25(水)】(神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場19:00KickOff鹿島/5,186人/晴)
【スコア】神戸 1-1 鹿島 (前0-0 後1-1 延前0-0 後0-0)(PK5-4) (S 16-15)
【主審】木村博之(主審)、戸田東吾、和角敏之、(追加副審:福島孝一郎、大坪博和)
【得点】
(鹿)後17分 小笠原↑昌子 1右
(神)後45+4分 ポドルスキ→ハーフナー・マイク 1左
【警告】
(鹿)山本1(前39分)
(神)ポドルスキ1(前43分)、ニウトン1(延前12分)、ハーフナー・マイク1(延後3分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 伊東 ブエノ 昌子 山本
MF c小笠原 永木 土居→79西 遠藤→83中村
FW 鈴木 ペドロ・ジュニオール→89三竿健(弟)
【サブ】曽ヶ端 西 中村 三竿健(弟) 梅鉢 レオシルバ 金森
【監督】大岩剛
【MyMVP】-


(PK戦:先行鹿島、選手、コース、キーパーの反応、成否の順)
1:小笠原 中(左)○ ハーフナー 右(左)○
2:西 右(右)○ ニウトン 右(右)○
3:中村 左(左)× 渡部 上(左)○
4:三竿健(弟) 左(中)○ 藤田 左(左)○
5:昌子 中(左)○ 岩波 上(左)○

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第97回天皇杯ラウンド16、浦和戦 [天皇杯]

スコアの上では4-2と快勝のようにも見えるが、先日の新潟戦と同じく、あまりすっきり勝ったという気持ちはない。

勿論、2点を追いつかれたところから再び突き放しての勝利ということや、ゲームをマネジメントしながら勝てたという面を評価すればプラスなのだが、正直、PKの判定に救われた感がある。

ジャッジは全体的に鹿島寄りの笛で、レアンドロが倒されて得たPKは確かに足に手はかかっているが、ボールを保持していたとも言い切れず流されてもおかしくないし、逆の立場だったら文句は絶対に言う。

例の騒動後の試合ということもあって、浦和側も気を遣っていたのか抗議もなく(本当は言いたかっただろうが)、荒れた試合にならずに済んで良かった。熱い試合は観たいが、荒れた試合は勝っても負けても心が重くなるもので。

そんななかでレアンドロは安定のイエロー製造機で、いつ2枚目を貰うかとヒヤヒヤしていたし、闘志の方向性を見失いつつある鈴木もやっぱりカードを貰った。何事もなく試合が終われたこと、そして勝てたことが救い。

勝敗もわずかな差だったと思う。決定機は浦和の方が多く作っていたし、いつもは枠に嫌われる中村のシュートがゴールになったし、矢島のミドルやオナイウのヘッドはギリギリのところでゴールにならなかった。決定力と言えばそうなのだが、数センチの差が勝敗を分けた。

先制してから守りの意識になったのか安心したのかずっと浦和ペースだったし、得点機会以外は攻めさせているというよりは、普通に攻められていた。

日程的にアドバンテージがあり、かつ相手側は主力が怪我や休養で数名欠けているというのを考えれば、もっと圧倒して勝つくらいでないといけないと思うが、一発勝負のトーナメントということを思えばこれでいいのかもしれず、そのあたりがもやっとすっきりしない原因かもしれない。

試合を振り返るとスタメンは少し意外だった。

キーパーがクォンスンテでなく曽ヶ端で、ボランチも三竿健(弟)を下げ、トップには動きの悪かった土居を続けて起用。

しかしながら疲れていると見ていてた土居が素晴らしい動きを見せ、鋭いターンを織り交ぜてチャンスを作り、前からも積極的に追った。最後もゴール前まで走り、安部のクロスをヘッドで決めた。ここまで動ける状態とは思っておらず、大岩はよく見ている。

中村は今年一番良かったのではなかろうか。いつもは酷評ばかりしているが、今日は迷わずMyMVP。先制の場面では自分で打ちたい気持ちもあっただろうが、金崎を選択し、丁寧なパスを送り込んだ。勝ち越し点も見事。

まあ、ポテンシャルからしてこのくらいはやれる選手だし、大岩もそれを見越しての我慢の起用だったのだろうが、いつもは全然能力を発揮出来ていなかった。何が原因なのかはいまひとつわからないが、無条件でスタメンを与えていたのが良くなかったのではなかろうか。

レオシルバは解説(スカパー川勝氏)が絶賛していたが、どうにも不安定に見えた。時折、相手を翻弄するようなプレーでビッグチャンスを演出するし、実際、3点目もレオのアイデアがあればこそだと思うが、後ろをガラ空きにし過ぎてかなり浦和にいいようにされていた。

小笠原のプレーぶりもキレがなく、気力は充実していたが体がついていっていないような感じだった。DFラインも疲れのせいなのか、サイドバックを含めて足が重く、守りでは後手に回ることが多く(守りなので基本的に後手なのだが、それでも)、1対1で負けるシーンも多かった。

失点はいずれすると思っていたので、そういう意味でもPKで得た2点目はやはり重かったと言える。それにしても金崎はずっと右に蹴って予測もされているが、読まれても止められないという自信があるのか、落ち着いて決めてくれる。

試合内容をどう評価するかは人それぞれになるし、倒した!という手応えは全然ないが勝ちは勝ち。天皇杯タイトルの可能性は残した。

ベスト8はJ1勢が勝ち残り、鹿島は次に神戸と対戦。会場はどこだろう。その次はセレッソか大宮だが、どちらもやりにくい相手で、メンバーを落として勝てるようなことはないだろう。レギュラーメンバーがどれだけ多く出場出来るかがカギになるかもしれない。

週末にはすぐにリーグ戦があり、今日のような体のキレならガンバに圧倒される。金崎を少しでも温存出来たことをポジティブに捉え、DF陣にはもうひと頑張りして貰おう。特に昌子。潰れずに乗り切って欲しい。

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(以下、個人的まとめ)
【第97回天皇杯4回戦 9/20(水)】(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場19:00KickOff/人/晴)
【スコア】浦和 2-4 鹿島 (前0-1 後2-3) (S 10-6)
【主審】高山啓義(主審)、岡野宇広、田尻智計、(追加副審:小屋幸栄、中野卓)
【得点】
(鹿)前07分 中村→金崎 1右
(鹿)後06分 PK金崎 2右
(浦)後14分 森脇→ズラタン 1右
(浦)後24分 遠藤↑武藤 1右
(鹿)後29分 土居→中村 2右
(鹿)後45分 安部↑土居 1H
【警告】
(鹿)レアンドロ1(前33分)、鈴木1(後34分)
(浦)森脇1(前4分)、興梠1(後45+3分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 ブエノ 昌子c 山本
MF c小笠原→81永木 レオシルバ レアンドロ 中村→87安部
FW 金崎→58鈴木 土居
【サブ】クォンスンテ ブエノ 三竿健(弟) 安部 永木 金森 鈴木
【監督】大岩剛
【MyMVP】中村(1)

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天皇杯3回戦山形には快勝した様子、あと退院しました [天皇杯]

退院しました。とりあえず無事ですが、しばらくはおとなしくしていた方がいいですね。

先日に行われた天皇杯3回戦山形戦は先に新聞を読んで結果を知っていたので、ダイジェストではゴールシーンを確認するくらいだったのだが、このくらい圧勝すると気持ちいい。

まあ、実際に試合を観ているともっと点を取れたとか、よく失点しなかったとかいった感想があるのだろうが、相手を寄せ付けずに完勝したということで、連戦を勝利で飾れて嬉しい。

ダブルスルーからの西の得点が結構ピックアップされていて、ダイジェストでも期待して観ていたのだが、確かに二人スルーして西がドフリーというお膳立ては見事!と思ったが、あれは西のシュートセンスがあってこそのような。

PAの外だったし、後ろから走り込んでいて余裕もあまりなかったみたいだし、枠を外していたとしてもおかしくなく、よく決めたなというところだったかと。

前半は危ないシーンもありながら耐えて、後半ラッシュ。大岩体制になってから割とよく見るパターンで突き放した。ハーフタイムでの指示が的確なのだろうか。

鈴木に得点が生まれたことが、個人的には良かった。出場機会を奪われて、ここで得点出来ないようだと気持ちも落ちてしまいそうだったもので。

試合の感想については全部を観ていないのでこんなところ。MyMVPが誰なのか判定出来ないので不明にしておくが、数字上ではレアンドロが活躍していた様子。完全に本調子になったのだろうか。

鹿島の今後の日程は週末にセビージャとの強化試合(?)があって、次の週にはリーグ再開で甲府戦。週一で試合があり、全然、ブレイクしていない気がするが、中2日縛りとかウルトラハードモードでプレーさせられていたぶん、それでも休んでいる気になるのが不思議。

大岩に代わってからここまで負けなし。手応えもつかみ始めているだろうし、セビージャ戦も勝って、リーグ再開からまた進撃を開始しよう。

セビージャ戦はDAZNで配信されるようなので助かる。スカパーもそろそろ何かしらの手を打たないと危ないように思う。

次回の更新は多分、セビージャ戦後になると思われます。

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(以下、個人的まとめ)
【第97回天皇杯3回戦 7/12(水)】(NDソフトスタジアム19:30KickOff/5,211人/曇)
【スコア】鹿島 5-0 山形 (前1-0 後4-0) (S 13-10)
【主審】柿沼亨(主審)、野村修、岡野宇広
【得点】(注:アシストはオフィシャルの記事を見てのもの)
(鹿)前04分 レアンドロ→西 1右
(鹿)後04分 小笠原↑鈴木 2H
(鹿)後09分 レアンドロ 1右
(鹿)後40分 オウンゴール
(鹿)後45+3分 伊東→中村 1右
【警告】
(鹿)レアンドロ1(前43分)
(山)石川(後17分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 ブエノ 昌子 西→62小田
MF c小笠原 永木 レアンドロ→80三竿健(弟) 中村
FW 鈴木→73金森 土居
【サブ】川俣 三竿雄(兄) 小田 三竿健(弟) 遠藤 金森 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】不明(レアンドロ?)

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第97回天皇杯2回戦、FCマルヤス岡崎戦(結果のみの感想) [天皇杯]

試合を観れなかったのでオフィシャルや掲示板、ブロガーさんの記事を読んでの感想。

主力を温存しつつ余裕を持って勝つという理想の結果となった。序盤危ない場面もあったようだが、前半のうちに3得点。3試合連続。課題の後半も2得点を追加してトドメを刺せた。

サブメンバーでスタメンを組むのは既定路線とはいえ、ベンチにも土居以外の主力を入れておかないのはなかなか思い切った作戦だったかと。というか逆に土居は相当信頼されている。

早々と勝利を確定させ、遠藤も早めに下げられたのも良かった。

MVPは安部の模様。2得点1アシスト、金森の得点にも絡んだようで、期待の逸材がようやく輝きを見せた。

鈴木も先制点を挙げたとはいえ、うかうかしていられなくなってきた。このところどうにも精彩を欠いているようなので、もう一度気持ちを新たに奮起して貰えれば。

守備陣の方は結果的には無得点だったとはいえ、いきなりピンチを招いたり、ブエノは相変わらずイエローを貰っていたり。三竿雄(兄)もまだまだ俺の名を言ってみろと言えるデキではなかったようで。

代わって途中出場の小田がアシストを決め、下手すれば小田に抜かれるかもしれない。もっとも、競争が激化するのはいいことで、後は大岩がどうやって選手のモチベーションを保ちつつ、試合に勝ちながら使っていけるかになる。

梅鉢、田中もそれぞれ結果を出せたようだし何より。

格下に負けたら叩かれるやりにくい大会だが、まずは初戦圧勝で発進。次は山形になったようで、手強いイメージがあるがすんなりと勝ち上がって来て貰いたい。

あと、攻撃陣ではレアンドロを使うのかと思っていたが、温存させたということは大岩の中では確実に戦力としてカウントされていると見ていいのだろうか。大化けさせられる手応えがあるのかもしれない。

個人的に狙っていたガンバを退団したパトリックは広島に決まったようだが、レアンドロを使うなら獲得は無理だったろう。まあ、もともとなかっただろうが。

とりあえず前目の方は落ち着いて来たようだし、後ろの控えを上積みしていくことが重要になるだろう。

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(以下、個人的まとめ)
【第97回天皇杯2回戦 6/21(水)】(カシマスタジアム19:30KickOff/2,273人/雨のち曇)
【スコア】鹿島 5-0 FCマルヤス岡崎 (前3-0 後2-0) (S 19-6)
【主審】岡部拓人(主審)、唐紙学志、大友一平
【得点】(注:アシストはオフィシャルの記事を見てのもの)
(鹿)前07分 安部→鈴木 1右
(鹿)前16分 遠藤↑金森 1H
(鹿)前45分 伊東→安部 1右
(鹿)後40分 小田↑安部 2H
(鹿)後43分 永木↑田中 1右
【警告】
(鹿)ブエノ1(前30分)
(岡)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田 ブエノ 三竿雄(兄)→82田中
MF 久保田 永木c c遠藤→60梅鉢 安部
FW 鈴木 金森→76小田
【サブ】川俣 小田 三竿健(弟) 梅鉢 田中 中村 土居
【監督】大岩剛
【MyMVP】安部

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第96回天皇杯決勝、川崎戦その2 [天皇杯]

金崎が体調不良でベンチ入り出来なかったものの、スタメンを伊東→西、中村→遠藤に変更。ここまで来たらコンディションの整っている選手の方がいないという状態で、まさに総力戦。

昌子は歯茎まで欠けていて食事も満足に取れず。山本は前試合で左足の怪我(実況は膝と言っていた)。柴崎、遠藤、西は体調不良明け、土居はほぼフル連戦。小笠原もベテランなのに走り続けている。比較的、出場時間の少ない赤崎も金崎の代わりで連戦。

植田、永木のフィジカルファイターがなんとか走れていた感じだが、特に永木がいなければ中盤の運動量が圧倒的に足りていなかっただろう。

序盤からプレスもかからず、川崎ペースでボールを回されていたが、最後のところを凌げていたのはまさに経験値。世界と戦った経験が、川崎相手にボールを持たれても慌てることなくやれた要因かと。

川崎側からすれば1-1で小林が抜け出したシーン。切り返して左足で打ったシュートがポストに当たったところが最大のチャンスだったか。それ以降は、そこまで危ない場面はなかった。

鹿島も2-1とリードして以降、ダメ押し出来るチャンスが3~5度くらいあったが、キレの良かったカウンターは影を潜め、数的優位を潰したり、バー、ポスト直撃で阻まれたりと決め手を欠いた。

変に時間を持つと考えて手数が多くなるのが原因かと思うが、マリノス戦で決まったカウンターのように、ワンタッチでダイレクトにつないだ方が決まり易いのかもしれない。ただ、それをやってボールロストした場合はカウンターで大ピンチになるが。

まあ、むしろ3-1で2点差になったら油断して、一気に失点するパターンも有り得ただけに、結果的には2-1だったことで緊張感を保てたのかもしれない。

時間を使う、いわゆる「鹿島る」のが以前に比べて上手にやれていないのは、技術的なものなのか、精神的なものなのか。マルキーニョスのキープ力が尋常じゃなかったという説が有力だが、もうちょっと時間を稼いで欲しいと思うことは何度かあった。

交代策は石井の方はフィジカル面であれしかなかったという感じ。山本の代わりでファンソッコがいけるかと考えていたが、こういう大舞台になればさすがに本職ではない部分がモロに出る。攻撃面では割と参加出来ていた方だが、守備面では不安がつきまとっていた。山本をスタメンでいったのは正解だっただろう。

赤崎から鈴木も、鈴木のジョーカー的な空気や、体調面を思えば時間帯も含めて的確だった。最後の1枚を悩んだ末に小笠原からファブリシオに決めたのも良かった。

個人的にはファブリシオを入れるのは博打でしかないが、確かに得点しなければいけない状況ならば、金崎がいない以上、ファブリシオの選択は間違っていない。

一方、風間監督は延長までカードを1枚しか使わず、出した選手を信頼していたのか手が遅かった感があった。川崎サポはあれで納得しているのかわからないが、足が止まっていた鹿島が耐えられたのもそのおかげがあっただろう。先にリードされていたら、反撃する力はなかったように思う。

大久保が怪我で出れるかどうか、という話だったので、途中で代えてくるかと思ったが最後まで残した。一発の怖さは常にあったが、後半から延長にかけて存在感が薄くなり、そこに救われた面もあった。

延長に入って、なりふり構わず攻撃に来られたら耐えきれるかなと心配していたのだが、調子がいまひとつなのか、最後の方は川崎の勢いも止まっていた。もしくは、鹿島が見事に止めたというべきか。

川崎はこの試合をもって、監督を含めて大きくメンバーが変わる。今の川崎はひとつの完成形と思うがゆえに、そこに勝ててタイトルを獲れたのは、とても嬉しい。

鹿島もメンバーの入れ替えはあるが、鹿島魂をこれから先もずっと受け継いでいってくれればいいのになと強く思う。

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第96回天皇杯決勝、川崎戦、優勝 [天皇杯]

勝ちましておめでとうございます。噛んじゃいました。あけましておめでとうございます。

川崎のリベンジマッチを受けて立ち、難攻不落の壁として立ち塞がる鹿島。延長までもつれ込んだ時にはCWCのことがちらついたが、先にリードしてそのまま逃げ切り延長120分での2-1勝利。

クラブ19冠目、天皇杯5冠目。柴崎の言葉通り、シーズンラスト、そして今年の始まりとして最高の結果を出せた。

ここで勝つのと負けるのでは雲泥の差があり、逃していれば次のタイトルは随分と先。勝てたことは誇りだし、サポとしても本当に嬉しい。おめでとう。ありがとう。

ゲームは序盤からお互い闘志をぶつけ合い、激しくぶつかった。どちらにも退場者や怪我人が出なかったのは何よりと言える。

攻める川崎に受ける鹿島。この1ヶ月、よく見る光景のなか、いくつか決定機を作られるがゴールを割らせず。最後までボールに食らいつく集中力が今日も光っていた。

耐えた前半、終了間際に遠藤の右CKから、山本が後ろに下がりながらの難しいヘッドを左に入れて先制。

山本は前の試合で足を痛めて出場も危ぶまれていたが、先制点まで上げてくれた。前半でファンソッコと交代したのは、折り込み済だったのだろう。

遠藤のCKも完璧。あれだけ速くて鋭いボールは1年を通してそう何度もなかったが、その後もバーやポストに直撃する惜しいチャンスを演出し、突然プレースキックの精度が上がって驚いている。

後半、三好を左サイド(川崎側)に入れて攻撃を活性化してくる川崎。ファンソッコが入った鹿島の左サイドががふわふわして全体が落ち着かず、中盤でボールを持たれて縦パスが入り、昌子が喰いついたところをスルーされて、ぽっかりと空いた後ろに小林。

ファンソッコの対応が遅れたとまでは言わないが、前に入られて強くは寄せらず、しっかり決められて同点。山本だったら前に入れていただろうか。12月に入ってからの鹿島は完全に破られたところを体を張って守っており、勿論、昌子が裏を取られたことが最大の原因だが、ファンソッコのプレーも弱かった印象。

1-1になって俄然盛り上がる川崎に、鹿島は連戦の疲れからかプレスもかからず流れは向こうだが、鹿島も粘りを見せ、勝ち越しを許さぬまま延長戦へ。

石井の采配は山本→ファンソッコから、赤崎→鈴木と予定通りの交代後、ピッチレポーターによればカードを貰っている小笠原か、体調の整っていない西かで迷っていたとか。

結局、90分で決着を着けるべく小笠原を下げてファブリシオを投入。自分のなかにはそこはかとない絶望感が漂ったが、このギャンブルに石井は勝ち、延長に入ってから右遠藤CKの西ヘッドバー直撃こぼれ→永木ヘッド→鈴木ヘッド→再び西シュート→DFブロックで転がって来たボールを、ゴール右上に蹴り込んで勝ち越し弾。

よく入ったなという印象の方が強かったが、我慢強く使い続けた石井の功績。あれがCWCだったら・・という気持ちも少しはあるが、この1点もタイトルをもたらす重要な1点で、今日の試合はMVP。

ただ、クラブに残って欲しいかと言われればやはり否であり、それは途中出場なのに運動量も少ない点や守備のプレス、その後にいくつかあった決定機を決められないところなどが挙げられる。何度もうちょっと追いかけてくれ、キープしてくれと思ったことか。

試合後のインタビューで見捨てずにいてくれたファンの皆様と言っていたが、すいません、自分は見捨ててました。しかし、このゴールは価値のあるものだったことは間違いなく、天皇杯3得点でチーム内得点王、このタイトルには大きく貢献したと言えよう。そこは深く感謝している。

最後、優勝杯を掲げる役割を石井で締めた後、何回りもしてファブリシオも上げていたが、ファンソッコや櫛引も上げていて、二人も退団の方向なのかな。植田もやっていたが。

他、色々と長くなりそうなので分けることにする。とにかく勝って気持ちいい。今はそれで充分。

ちなみに明日は移籍関係の記事です。

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(以下、個人的まとめ)
【2016(2017)第96回天皇杯準決勝 2007/1/1(日)】(吹田スタジアム14:04KickOff川崎/34,166人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 川崎 (前1-0 後0-1 延前1-0 後0-0) (S 14-11)
【主審】松尾一(主審)、八木あかね、越智新次、(追加副審)、山本雄大、廣瀬格
【得点】
(鹿)前42分 CK遠藤↑山本 1H
(川)後09分 三好→小林 右
(鹿)延前04分 ファブリシオ 3右
【警告】
(鹿)小笠原2(前33分)、ファンソッコ1(後21分)
(川)車屋1(前45+1分)、三好1(延後8分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 山本→46ファンソッコ
MF 永木c c小笠原→88ファブリシオ 遠藤 柴崎
FW 赤崎→67鈴木 土居
【サブ】櫛引 ファンソッコ 伊東 ファブリシオ 中村 三竿 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】ファブリシオ

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第96回天皇杯準決勝、横浜FM戦 [天皇杯]

前半から圧倒的に攻められるなかしっかりと守り、カウンターで得点機を伺うここ最近の鹿島スタイルがハマって2-0での完勝。

昌子を中心として攻められても慌てず、危ない場面はあっても何とか耐えられた。MyMVPは昌子。1対1では冷静に対処し、ほとんど勝っていたのでは。

柴崎がファーストチャンスを外したものの、永木のボール奪取から始まった2回目のチャンスで、赤崎から右の柴崎、ワンタッチでファーに上げるという素早い攻撃を、土居が後ろに下がりながらヘッドでニアに決めた。

赤崎が中で相手DF陣の意識を釣ったのも効いたが、試合後のインタビューでは赤崎の動きを見てシュートに切り替えたとか。土居のセンスの良さが出たプレーだった。

その後、柴崎がバー直撃で決定機を外すが、前半は1-0で折り返し。

最大の危機は中村俊が入ってから与えたFK。中でこぼれたボールを金井にヘッドで押し込まれたかに見えたが、辛うじてオフサイドの判定。ユニ一枚くらいの差だったかと。

これに救われた鹿島は相手のパスミスから永木がボールを奪って右サイドの柴崎、ワンタッチでグラウンダーで折り返すと、途中出場の鈴木が中で右足ダイレクトで合わせて追加点。肩のあたりにテーピングが見えたのでまだ万全ではないのだろうが、少ない時間でも仕事をこなす鈴木が頼もしい。

金崎を欠いた攻撃陣だったが、永木のボール奪取から速い展開、柴崎のクロスの精度が活きた2点だった。

その後、ポスト直撃に助けられた場面もあったが、最後まで集中力を切らさずにクリーンシートで終えて決勝進出。まずは勝つという目標を達成、90分でも終えられ、カードも貰わなかった。

ただ、終盤、山本がオーバーラップした際に足を痛めてスピードダウン。しばらく痛そうにプレーしていたが、どうやら筋肉系。最後は並足くらいでは動けていたが、中2日では厳しそうな気配。

結果論になってしまうが、3枚目の交代カードは疲労のある山本か、カードが心配な昌子を下げてファンソッコというのを待っていた。石井の選択はファブリシオで相当信頼度が高いようだが、ラララ無人くん(古い)のゴールに入れられないようでは・・。

体調不良の金崎がベンチ外、西をベンチで温存。遠藤は20分程度のプレー時間と、フルスロットルでいかずに済ませられたことはプラス材料で、あとは決勝に向けてどこまで回復出来るかがカギとなってくる。

連戦なのは昌子、植田、山本、永木の守備陣とほぼフルに近い土居だが、今季もあと一戦。クラブワールドカップは取り損ねた。あの悔しさを晴らすためにもフルメンバーで、勝って最後は終わりたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2016第96回天皇杯準決勝 12/29(木)】(ヤンマースタジアム長居13:05KickOff横浜FM/14,302人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 横浜FM (前1-0 後1-0) (S 7-14)
【主審】飯田淳平(主審)、名木利幸、五十嵐泰之、(追加副審)三原純、上田益也
【得点】
(鹿)前41分 柴崎↑土居 1H
(鹿)後28分 柴崎→鈴木 2右
【警告】
(鹿)なし
(横)金井1(後10分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田 昌子 山本
MF 永木c c小笠原→74遠藤 柴崎 中村
FW 赤崎→66鈴木 土居→86ファブリシオ
【サブ】櫛引 ファンソッコ 西 ファブリシオ 三竿 遠藤 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】昌子

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第96回天皇杯準々決勝、広島戦 [天皇杯]

渋い勝ち方だった。よく言われるが近年ナリをひそめていて、ここ最近復活した「鹿島らしい」1-0の勝利。

全体的に押していたのは広島だったが、要所を抑えていたのは鹿島。CKを12本も取られながら崩されず、鹿島の方が決定機も多く作った。

先制点を取れたこと、PKを曽ヶ端が止めたことが勝負を決めた。

赤崎の先制点はまさか入るとは思ってなかったのでびっくりしたが、あの難しいシュートを決められて、GKとの1対1を決められないとはよくわからない。前線からの圧力も弱く、ボールも収まらないのは相変わらずだが、今日は虎の子を1点を取ってMyMVP。

曽ヶ端もロペスのPKを見事に読み切り、窮地を救うビッグプレーで次点。自分の勘では左コースだったので、予想はやっぱり当たらない。次の相手はマリノスになったようで、どうでもいいことだが逆を読ませれば天下一のブログ主。

曽ヶ端はキックがかなり悪く、前半は相手に直接渡って危ない場面も2度ほどあった。前から思っているが、ホームなのにカシマスタジアムではキックミスが多いような気がする。

石井の采配は冴えていた。今までならどうあってもスタメン固定で、残り3試合は押し通すと思っていたが、勇気を持って西、柴崎、金崎をベンチからも外した。ここで休ませられたのは大きい。CS、CWCを通して余裕を持てたのかもしれない。ジャッジに対しても強く抗議に行ったが、これは退席にならなくて良かった。

交代も後ろではなく、前から交えて気持ちも前向きにさせ、三竿、鈴木といい手を打てた。

ただ、ファブリシオに関しては見切り時かと。簡単にボールロストするし、何よりもは鈴木からの絶好のパスをダイレクトで打てないようでは話にならない。切り返しは鋭さのかけらもなく、余裕で対応されていた。解説は左に持ち替えてとか言っていたが右利きだったような。

中村は最近の中ではやれていた方。中に入って来た時のプレーに良さがあり、本来はここがポジションなのだと改めて思う。

土居は手数が多く、リズムを作れていない。守備面ではやれていたが体が重そうで、キレもなかった。遠藤も同様で、タメは作れていたがシュートの精度が悪く、これは今年一年ずっとそうだった。

他にも山本、昌子の動きが重く、昌子は珍しく後ろから相手を倒してPKを与えてしまった。練習中に中村と激突して歯茎まで飛んだそうで、残り2戦どこまで気力が持つか。山本も試合展開によってはファンソッコに代えられたのだろうが、最後までピッチに立ち、ここもあと2戦踏ん張って貰うしかない。

永木だけは連戦でも元気で、なんだか試合が詰まっている方が活き活きとしているように見える。そろそろFKで一発綺麗なのを決めて欲しい。

ひとつだけ不思議だったのは、最後のセットプレーは何故コーナーで時間を使いに行かなかったのだろう。

先に失点してしまった時、フィジカルコンディション的にどこまで巻き返せるかは不明だが、手堅く守って少ないチャンスを決めるという戦い方には磨きがかかってきた。

決勝まで行けば中4日、中2日と更に苦しい日程になるが、気持ちは乗っている。石井の采配も併せて、タイトルを獲りにいこう。あとふたつ。

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(以下、個人的まとめ)
【2016第96回天皇杯準々決勝 12/24(土)】(カシマスタジアム13:04KickOff鹿島/18,391人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 広島 (前0-0 後1-0) (S 12-12)
【主審】村上伸次(主審)、唐紙学志、西橋勲
【得点】
(鹿)後12分 小笠原↑赤崎 2右
【警告】
(鹿)赤崎1(前22分)、永木1(後4分)、昌子1(後17分)
(広)柏1(前16分)、青山(前45+2分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田 昌子 山本
MF 永木 c小笠原 遠藤→76三竿 中村→66鈴木
FW 赤崎→86ファブリシオ 土居
【サブ】櫛引 ファンソッコ ブエノ ファブリシオ 三竿 杉本 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】赤崎

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