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第97回天皇杯準々決勝、神戸戦 [天皇杯]

怒りと呆れが入り混じっている。

誰かをやり玉に挙げるのはよくないことだろうが、それでもあえて言う。

敗戦は中村と、それを使った大岩監督の責任。あとはバックライン側の副審がオフサイドをちゃんと判定出来なかったせい。延長前半、永木から西のダイレクトボレーのゴールは完全にオンサイド。微妙とかいうレベルじゃなかった。

そして、何故、勝ちに行くゲームでそれまで完璧だった中盤に、あのまったく走らない、献身性の欠片もない中村を入れたのか。意図は?贔屓が過ぎる。

1-0リードの後半アディショナルタイム。あとはキープするだけという時間帯で、決まりもしないシザーズをやってあっさり取られて相手側の攻撃ターン。その最後の攻撃でハーフナーに決められて同点、延長になってしまった。

覚えたての見せたがり小学生かよ・・。

延長になった瞬間、多分、PK戦になったら中村が外して負けるんだろうなと思っていた。正解。もう見たくない。というか安部が使える状態だったら普通にキープしてたか抜き去って勝ちゲームで終わってた。

鈴木や永木が脚を痛めてまで走っている姿を見て、何も思わないのだろうか。もっと一生懸命、ボールに食らいついていくとか、無駄走りでもいいから二人ぶん走るくらいでいくとか。何もない。限界を超えた。

スタメンを見た時、ようやく鹿島らしいメンバーキター!と心が浮き立った。

大岩にしてみれば単純に「カップ戦要員」なのかもしれないが、自分のなかではこれこそ鹿島。中盤に安心出来る面子が揃い、0-0の展開でも安心して観ていられた。

堅く守り、それぞれが献身性を発揮し、攻守の切り替えも速く連動する動きとカバーリング。遠藤のキープからのスルーパス、小笠原のチェック、機を見ての鋭いロングパス。

ペドロ・ジュニオールだけが足元おぼつかず、何度かチャンスをふいにしたものの、全体的に勝てる雰囲気が漂っていた。せめてどれか決めて欲しかったが、1点取るまではこういう感じでバタバタしたままなのだろうなと思う。

昌子は相方がブエノになって逆に集中力が増したのか、縦パスにアタックして取りに行くし、セットプレーから小笠原のパスをキーパーの足元をブチ抜いてゴールも挙げた。

どこからどう見ても完璧な鹿島のゲームだったが、中村を入れたのが失策。急に心配になり始めた。

悪い予感は的中し、PK戦までもつれ込んだおかげで無駄に30分走らされ、鈴木が右足(推定)、永木が左足(推定)を痛めて、おそらく当分出場出来ないだろう。そのうえ負けてしまい、得るものどころか失うものばかりとなった。

リーグ戦にも大きく影響しそうな敗戦で、札幌戦のメンバー選びも難し・・くはないのか。大岩の贔屓の選手がいることだし。(皮肉)。

今年の試合は残り4つとなった。とにかくもうなんでもいいので、それだけは全部勝ってくれ。

それからスカパーのカメラワーク。相変わらず酷いな。ボールホルダーを無闇にアップにするのは意味がないからやめて欲しい。まあ、もう今年はスカパーで観る機会もなくなったけどな。

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(以下、個人的まとめ)
【第97回天皇杯準々決勝 10/25(水)】(神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場19:00KickOff鹿島/5,186人/晴)
【スコア】神戸 1-1 鹿島 (前0-0 後1-1 延前0-0 後0-0)(PK5-4) (S 16-15)
【主審】木村博之(主審)、戸田東吾、和角敏之、(追加副審:福島孝一郎、大坪博和)
【得点】
(鹿)後17分 小笠原↑昌子 1右
(神)後45+4分 ポドルスキ→ハーフナー・マイク 1左
【警告】
(鹿)山本1(前39分)
(神)ポドルスキ1(前43分)、ニウトン1(延前12分)、ハーフナー・マイク1(延後3分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 伊東 ブエノ 昌子 山本
MF c小笠原 永木 土居→79西 遠藤→83中村
FW 鈴木 ペドロ・ジュニオール→89三竿健(弟)
【サブ】曽ヶ端 西 中村 三竿健(弟) 梅鉢 レオシルバ 金森
【監督】大岩剛
【MyMVP】-


(PK戦:先行鹿島、選手、コース、キーパーの反応、成否の順)
1:小笠原 中(左)○ ハーフナー 右(左)○
2:西 右(右)○ ニウトン 右(右)○
3:中村 左(左)× 渡部 上(左)○
4:三竿健(弟) 左(中)○ 藤田 左(左)○
5:昌子 中(左)○ 岩波 上(左)○

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