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第96回天皇杯ラウンド16神戸戦 [天皇杯]

時間も遅いのでなるべく手短に。

守備の脆さが嫌だったファブリシオがスタメンで起用され、不安しかないスタートだったが、始まってみれば意外にも大活躍で2得点。

あわや?ハットトリックというバー直撃もあり、なんとなく先制して逃げ切りという展望の、なんとなく担当でMVP。まさかここに来て勝利に貢献するとは想像もしてなかった。素直にごめんなさい。

流れでなんとなくと書いたが、先制点のCKからの得点も久々にいいボールだったし、狙っていた形でもあるだろうからここも素直に評価。

チーム状況からして先制されると勝てる気がしなかったので、この得点が効いた。2-0となった時は普通に勝ったと思ったが、相手の猛攻と4-2-3-1へのシステムフォーメーションに対応出来ず、最後は一杯一杯での逃げ切り。

個人的には相手の攻撃タイムになった時に、速い攻撃に付き合って無理矢理前線につなごうとして取られて波状攻撃される、という戦い方がマズかったと思う。あそこはベンチから指示を出すとか、もっと落ち着いて時間を作ってのらりくらりやった方が良かった気がする。

あとは神戸寄りのジャッジに苦しめられたと付け加えておく。あれだけラフプレーを繰り返されてカードが出ないなら、そりゃドンドン来るだろう。前半、神戸側にいくつかカードが出てもおかしくないシーンがあったし、後半も遠藤がカウンターを倒して止められたのもイエロー相当だった。もやっとする。

ともかく最後はドタバタだったが、なんとか勝てて、ほっとしている。次の相手は広島となった。

細かいことはまた時間が出来てから別記事にしようと思うが、もう少し書くと、金崎がなかなかスランプから抜け出せない。

前半に遠藤からの後ろからのパスと、土居からの横パス。どちらも好調時なら迷わずダイレクトで打って枠内に沈めていた。ゴールから遠ざかっているせいか、ひと手間余計にかけるぶん、キーパーにセーブされてしまうし、後半も1対1を止められた。初心に返って、もっと本能のままにやってみればどうだろう。もともとそういうタイプだし。

曽ヶ端はびっくセーブが1本。ビッグじゃなくてびっくりのびっくセーブで、渡邉のシュートに反応して枠から弾き出した。しかし、そのCKで失点してしまい、なんだか報われない感じだ。

他、昌子と小笠原を中心として守備陣が頑張っていた。西も最後はボランチと多彩なプレーヤーになった。

三竿は充分、遠藤は調子が上がって来て何より。土居はスタメンを外れたのがわかる、まだ本調子には遠いデキだった。鈴木は大丈夫なのか?

とりまそんなところ。代表戦の感想も書きたかったが、スペースがない。短く巻きで。

大迫がしっかり成長している。カシマスタジアムは最高の場所、とリップサービスもコミだろうが、いつでも鹿島に帰って来てくれてもいいから。次も活躍して欲しい。ああ、永木のぶんが・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2016第96回天皇杯ラウンド16 11/12(土)】(ノエビアスタジアム神戸14:00KickOff神戸/7,282人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 神戸 (前1-0 後1-1) (S 13-6)
【主審】山本雄大(主審)、山際将史、岩田浩義
【得点】
(鹿)前32分 CK遠藤↑ファブリシオ 1H
(鹿)後10分 ファブリシオ 2右
(神)後19分 増山→渡邉 右
【警告】
(鹿)金崎1(前分)、三竿1(後24分)
(神)伊野波1(前分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 ファンソッコ 昌子 山本
MF 三竿→90伊東 c小笠原 遠藤 ファブリシオ→81杉本
FW 金崎 鈴木→16土居
【サブ】櫛引 ブエノ 伊東 久保田 杉本 土居 赤崎
【監督】石井正忠
【MyMVP】ファブリシオ

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第96回天皇杯3回戦岡山戦 [天皇杯]

前半戦、どこのJ3チームが赤いユニ着てやってんのかと思った。流れのなかからシュートに持ち込むことさえ出来ず、なんでもないロングボールをブエノのショボい対応であっさり失点。キリンガー(やられる方)の本領発揮。

その前にエリア内で後ろから倒したのもPK相当だったし、ブエノの守備は全般的に危なっかしかった。本人は足元に自信を持っているのか知らないが、まったく余裕がないし、実際やられた。身体能力もあって伸びしろは充分あるが、それまで我慢出来るだろうか。

先制されると勝てる気がしないと書いていたが、実際そんな内容で、代表監督が視察に来るような試合ではなかった。金崎の追放処置は解除されたそうだが、だとしても選ばれそうな感じはしない。

本人の不調もあるが、周りの不調も響いている。決めるべきボールを決めていれば、アシストくらいはついた。

後半、赤崎に代えて鈴木を投入。そこからようやく試合が始まった。展開も色々あるだろうが、これで誰が使えないのかははっきりしたはず。

同点に追いついたのは、鹿島に来てやっと持ち味を見せた永木のミドルシュート。お膳立てをしたのが鈴木で、中央で粘ってボールをキープして永木に渡した。あの場面、赤崎なら簡単に潰されるかトラップミスして、相手ボールになっていたところ。

ポストプレーも出来ず、ボールも引き出せずでは赤崎を使っている間に攻撃が組み立てられないのは当たり前。

ハーフタイムの指示もなんとかのひとつ覚えみたいにサイドチェンジと言っていて、もっとパススピードを速くとか、ボールに喰いついてくるから一人飛ばすとか、ピッチが悪いから浮き球を使うとか、具体的な指示はあったのか。言わないだけか?

伊東も90分やると前への推進力がなくなり、アラの方が目立つ。後ろに下げるシーンが多くて、ああいうサイドバックは個人的には嫌い。ワンタッチでナナメ前に走る選手に流せばチャンスになるだろうシーンが何度もあり、失敗を恐れる姿にやや失望気味。

試合は同点にしたことで鹿島に勢いが生まれ、押しまくるうちに鈴木のダイレクトプレーから柴崎のセンタリングが、相手のダイビングファインヘッドを誘って逆転。永木のミドルを除いて、鹿島の誰よりも綺麗なシュートだった。

結果的にこれが決勝点となり2-1で逆転勝ちとなったが、当然、勝った気はしない。J1レベルだと逆転どころか、前半のうちに大差で負けていた気がするくらいの低レベルな内容。それとも相手が強いと真価を発揮するのだろうか。

土居も判断が悪く、ミスも多く、疲れなのか頭が混乱しているのか、プレーが冴えない。交代で入った杉本もミスの方が目立ち、序列としては怪我で離脱中の中村を超えることはない。どんなプレーヤーを目指しているのかが見えてこない。

とにかく、勝っただけマシと言えるが、浮上の手応えはまったくつかめず、日程の詰まる日曜、残留争いで必死になっている新潟に勝てるのか。まずは気持ちを前に出すことからやり直して欲しい。

ところで岩政は温存されていたのだろうか。残念。

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(以下、個人的まとめ)
【2016第96回天皇杯3回戦 9/22(木祝)】(カシマスタジアム15:04KickOff鹿島/人/雨)
【スコア】鹿島 2-1 富山 (前0-1 後2-0) (S 7-4)
【主審】岡部拓人(主審)、宮島一代、竹田明弘
【得点】
(岡)前22分 ↑藤本 左
(鹿)後15分 鈴木→永木 1右
(鹿)後43分 オウンゴール(関戸)
【警告】
(鹿)小笠原1(後2分)
(岡)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 ブエノ 植田 山本
MF 永木 c小笠原→63杉本 柴崎 土居
FW 金崎→90+3ファブリシオ 赤崎→46鈴木
【サブ】櫛引 ファンソッコ 平戸 ファブリシオ 大橋 杉本 鈴木
【監督】石井正忠
【MyMVP】永木

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2016第96回天皇杯2回戦カターレ富山戦 [天皇杯]

代表招集や怪我人もあり、これしか組みようのないとも思える布陣。

結果的になんとか3-0で初戦を突破出来たが、同カテゴリー相手には通用しそうにない感じがした。勝って文句をつけるのもアレなのだが、2カテゴリー差で、しかもレギュラーを数名温存している相手には、はっきりわかるくらいには圧倒して欲しかった気もする。

試合開始から圧力をかけてくる富山に主導権を握られ、まともにボールポゼッションもままならない時間帯が続いたが、徐々に押し返してイーブンな展開。気持ちのうえで大きな先制点は鹿島。

左サイドでファブリシオがボールを持ち、何故か富山のプレスが緩んだところを切り込み、中央に速いグラウンダーのパス。ぽっかりと浮いた赤崎がダイレクトで合わせてゴール。エアポケットというか、赤崎もフリーだったし、オフサイドも取れない中途半端な位置取りで、何か気が抜けていたのだろうか。

ともかくこれで優位に立った鹿島がゲームの主導権を奪い返し、続けざまに赤崎が粘ったところを、柴崎が胸トラップからの浮き球を左足ボレーで逆サイドに鋭いドライブシュートで2点目。佐藤寿のようだった。ライブで観ていて、トラップが決まった瞬間に入ると思った。

後半、開始から再びギアを上げて来た富山をうまくいなし、ゲームが落ち着いたところで左右の揺さぶりから、右サイドに張った柴崎が丁寧にクロス。中でDFの死角に消えてから動き直した鈴木が、右足足元ダイレクトで逆サイドに決めてトドメの3点目。勝負あり。

MVPは試合の流れをつかんだ赤崎に譲るが、ゲーム全体で言えば柴崎のプレーが光っていた。やはり2列目に入ると攻撃にアイデアが生まれ、自身の得点能力も発揮され、得点の気配がする。永木がもっと小笠原との連携を深められれば、このフォーメーションは使える手応えがあった。

鈴木もストライカーらしさを見せて得点を挙げたが、ゴリゴリ行く部分が強過ぎて、何度か赤崎への決定的シーンを見送ってシュートを選択して失敗。

赤崎のシュートもうまくいったのは得点の1本だけだったが、何回かに一回はパスを通しておかないと、今度は自分に返って来ないし、マークもはがせない。そのへんの匙加減が大事。もしかしたらファーストチャンスでパスを選択して悔やんでいたのかもしれないが、得点は一人じゃ取れないから。

西は前半で足を痛めたようで、一度は自らベンチに交代を申し出たと実況が告げていたが、3-0になるまでプレー続行。プレー自体も重苦しく、いくらCBが不安とはいえ、ここ最近の西のフォローが効いていたわけではなく、後半から代えても良かったのではないだろうか。

ファブリシオは自分の感覚では、杉本、中村の方が連携が取れるぶんだけ上と見ている。カイオと比べてしまうのは申し訳ないが、スピードもキレもなく、初期のカイオと比べても見劣りがするくらい。それでもアシストもついたし、結果だけは残せるタイプだったら嬉しい誤算なのだが。

ブエノは相変わらず身体能力に頼ったプレースタイルで、ところどころ危なっかしいが、成長分を考えるとファンソッコよりは優先したい。三竿は色々なポジションを与えられ、苦しい時期かもしれないが、まずはゲームに出ることからなので、色んなことを吸収していって欲しい。

永木は縦に鋭いプレーをいくつか見せ、いいところもあったが、まだ小笠原との息が合っておらず、柴崎と小笠原のパス交換を見ると年季の差を感じる。普段練習ではどういう環境なのかわからないが、もっとコンビネーションを向上させるために、ピッチ外でも画策してみては。焼肉行くとか。(勿論、キャプテンのオゴリで)。

ゲーム内容が良かったかどうかは人によって見方が異なるように思うが、まずはひとつ勝てて良かった。

特別協賛のスルガ銀行さんが「天皇杯を象徴するゴール」を表彰する「SURUGA I DREAM AWARD」を設けたそうで、ますますジャイアントキリングの気風も高まっている天皇杯。鹿島もいつキリングされるかわかったものではないので、スカパー様も、是非とも次の試合も放送して下さると助かる。

岩政や豊川の在籍する岡山との対戦だし、盛り上がるように思うのだが。ご検討を。(ちなみにレンタル中の豊川は出られるのだろうか)。

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(以下、個人的まとめ)
【2016第96回天皇杯2回戦 9/3(土)】(カシマスタジアム18:34KickOff富山/4,241人/曇時々雨)
【スコア】鹿島 3-0 富山 (前2-0 後1-0) (S 13-5)
【主審】吉田寿光(主審)、中井恒、堀越雅弘
【得点】
(鹿)前36分 ファブリシオ→赤崎 1右
(鹿)前39分 柴崎 1左
(鹿)後14分 柴崎↑鈴木 1右
【警告】
(鹿)西1(前45分)
(富)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西→63伊東 ファンソッコ→74三竿 ブエノ 山本
MF 永木 c小笠原 柴崎 ファブリシオ→75
FW 鈴木 赤崎
【サブ】櫛引 三竿 伊東 久保田 杉本 平戸 土居
【監督】石井正忠
【MyMVP】赤崎

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2015第95回天皇杯3回戦水戸戦 [天皇杯]

大幅なメンバーダウンの決断は見事だった。

が、しかし、交代枠を1枚余らせた意図は何だったのか。PK戦に備えて曽ヶ端を使うためではなかったのか。仮に、「試合の流れをそのままPK戦に活かす」ために佐藤を使うつもりであったなら、120分で決着をつけられるチャンスもあったわけだし、攻撃のカードを切るべきだった。

もっとも、PKを5本打って2本しか決まらないのも大問題。いつになってもこの問題は解決しない。それに何故、赤崎も残っていたのに山村や梅鉢を先に蹴らせたのかも疑問。

佐藤は1本止めたが、それが精一杯。ゲーム中も何本かファインセーブもあったし、まあ、佐藤は責められない。

それにしてもサブ組のレベルの低さは想定外。ダヴィはもはやJ2でも通用せず、鈴木隆はやはり試合で使えるレベルではなかった。

伊東はミスも多く、積極性もなく、ただそこに居ただけ。期待していた鈴木優も、短時間出場時に見せていた輝きはまったくなかった。豊川も何ひとついいところがなく、プレースキックも酷い。杉本は我が強過ぎて、それ自体は悪いことではないが、連携が取れないのでは話にならない。

本山のボランチも機能せず、梅鉢も最後のPKを止められたのを含め、全然駄目。

相手GK笠原はサブキーパーのはずなのに、ことごとく正面を突き、得点出来る気が全然しなかった。

流れを変えるために使った遠藤、赤崎は単発で鋭いところを見せたものの、後が続かず不発。むしろ無駄に消耗しただけだった。

結局、日程を乗り切れなかったことが大きな敗因となったわけだが、もう少しやれると思っていただけに落胆も深い。審判も鹿島寄りだったし、言い訳も出来ない。

来季以降、2軍チームをJ3に参戦させる案が出ているらしいが、今日の試合を観る限り、確かにサブ組はJ3レベルが相当。

去年に続いてこんな早い段階で天皇杯敗退が決定し、三冠の野望も消えた。残り試合、ナビスコ決勝を含め、レギュラー組をフル出場させて頑張って貰うしかなくなった。

週末の柏戦は何がなんでも勝利を。負けたら三冠どころか、一冠も獲れないくらいの気持ちで戦って欲しい。

【PK戦内容】
先行水戸 馬場(上外)× 三島(左)○ 鈴木(右上)○ 新里(左)○ 船谷(左止)×
後攻鹿島 本山(左上枠)× 遠藤(左)○ ダヴィ(左)○ 山村(右上外)× 梅鉢(左中止)×

本山の失敗が全てだったな・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2015第95回天皇杯3回戦 10/14(水)】(カシマスタジアム19:01KickOff水戸/人/晴)
【スコア】鹿島 0-0(PK2-3) 水戸 (前0-0 後0-0 延前0-0 後0-0) (S 0-0)
【主審】松尾一(主審)、西尾英朗、蒲澤淳一
【得点】
なし
【警告】
(鹿)鈴木隆1(前20分)
(水)キム1(前26分)、小谷野1(前36分)、池ヶ谷1(後7分)、船谷1(後45+4分)、田向1(延後5分)
【出場】
GK 佐藤
DF 伊東 植田 山村 鈴木隆
MF 梅鉢 c本山 豊川→79赤崎 杉本→65遠藤
FW ダヴィ 鈴木優
【サブ】曽ヶ端 山本 中村 遠藤 大橋 小笠原 赤崎
【監督】石井正忠
【MyMVP】-

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2015第95回天皇杯2回戦FC琉球戦 [天皇杯]

無様な消耗戦という印象。

勝つことだけが大事だったので内容は関係ないと言えばその通りだが、なんとなくプレーしているという感じで雑な試合だった。

一番の原因はゲームを締めてくれることを期待していたキャプテン本山。ワンタッチプレーはいいことだが、この相手なら無理な選択をしなくても丁寧につないでいけばもっと崩せたと思う。囲まれて取られることも多く、安定しなかった。

そして、やっぱりこの人、佐藤。2-0とリードし、後は少しずつ加点していき、選手交代で両サイドバックを休ませていくべき展開。

それをPA内で相手を倒してPKを与えてしまい、あっさり決められ2-1と競った形にしてしまった。あの場面、出るならボールを確実に弾きたいし、そこまで無理しなくてもいい場面だった。FKを見送って、あわや後ろの選手にヘッドを決められそうにもなるし。

「経験が大事」とは言うが、もうそれなりに試合に出ていてこの判断しか出来ないなら、他のキーパーを試して貰えないか。使って駄目なら納得する。

一発勝負で後ろのメンバーをいじりたくないと言って無理使いしたが、こんな簡単に失点するなら意味がなかったね。J2相手になると無理なのではないか。

休ませて欲しかった西、山本を90分使ってしまい、土居、赤崎も無駄に疲労した気がする。土居は連携がまったく取れずにフラストレーションが溜まっただろう。

伊東がどうやら足首の怪我のようで西は仕方なかったにせよ、ダヴィがベンチにもいなかったのは怪我なのか構想外なのか。

山村はコンビがルーキーの久保田だったとはいえ、相変わらず軽くスピード感もない。もともとこういうプレースタイルだが、チームを引っ張って欲しいポジションだけに物足りない。攻撃のスイッチも入らなかった。

攻撃陣は入れ替わっているので、組み立てが出来ないのはある程度仕方ないが、それにしても崩せず、後半においてはグダグダ。2-1で勝ち切るプランだったのかもしれないが、キーパーが頼りなくて前に出れなくなったのかもしれない。

先制点は久々出場の豊川。スーパーFKを決め、自らのバースデーを祝った。U22でも蹴っていたことがあったし、このくらいは蹴れるのだろう。CKの精度も高かった。

2点目もサイドから裏を抉るランニングで西の縦パスを折り返し、赤崎シュートのこぼれをファーで待っていた山本が冷静に決めるという流れに絡んだ。

2-1の時間帯が長く続いた後、後半途中で相手選手が2枚目のイエローで退場。これで少し楽になった感じがした。

交代で入った杉本が左足でミドルを決め、3-1としたところでようやく勝ちを確信。

いきなりビッグチャンスを作られたり、途中も流していた部分もあるだろうが、押し込まれる時間も長く、ストレスの溜まる試合だった。

久保田は決定機で胸トラップからシュートを選択したあたりを見ると、ああいうスマートなプレーを好む選手な気がした。ボランチとしては合格とは言いづらく、相手が琉球なので耐えられたが、J2レベルでも厳しい感じがした。まだまだ経験が必要で、今の状態なら梅鉢の方が上かと思われ。

全体的にプレーの質が悪く、こういう相手だからこそ、もっと丁寧に1本1本をつないでいって欲しかった。

メンバー落ちになるとこんな試合になるだろうが、こういう試合をサッカー協会は望んでいるのかね。もういい加減シード制を復活させて貰いたい。

勝ったことだけが救い。キリングされちゃったチームもあるみたいだし、とりあえずは良かった。こんな試合のことは忘れて、ガンバ戦に備えよう。

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(以下、個人的まとめ)
【2015第95回天皇杯2回戦 9/9(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff琉球/人/曇)
【スコア】鹿島 3-1 FC琉球 (前2-1 後1-0) (S 18-4)
【主審】岡宏道(主審)、蒲澤淳一、川崎秋仁
【得点】
(鹿)前18分 FK豊川 1右 
(鹿)前31分 山本 1左
(琉)前38分 PK田中 1右
(鹿)後36分 久保田→杉本 1左
【警告】
(鹿)佐藤1(前37分)
(琉)中山1(前42分)、田中(後17分、後30分)、才藤1(後45分)
【退場】
(琉)田中(後30分)
【出場】
GK 佐藤
DF 西c 植田 青木 山本
MF 山村 久保田 c本山→88鈴木優 豊川→66杉本
FW 赤崎 土居
【サブ】曽ヶ端 ファンソッコ 梅鉢 大橋 杉本 金崎 鈴木優
【監督】石井正忠
【MyMVP】豊川

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2015第95回天皇杯サッカーの1~3回戦組み合わせも発表 [天皇杯]

2015第95回天皇杯の1~3回戦の組み合わせも発表されている。

鹿島の初戦は2回戦9月9日(水)、富山代表と沖縄代表の勝者と対戦。なんだかいつもホンダあたりとやっていた印象があるので、どこかの県代表というのも新鮮な感じがする。

次は順当なら水戸か北九州で、このへんはどこが相手でも勝っていかなきゃならない。って、去年負けたんだっけか。記憶が飛んでいる・・。

自分は知らなかったのだが、ACLに出場したチームは4回戦シードの権利があったのだが、準々決勝に進出出来なかったチーム(鹿島、浦和)はシード権を喪失するとのこと。その場合、天皇杯実施委員会にて当該シードを選出するらしい。

条件としてはナビスコカップ準々決勝進出および、ファーストステージ上位のチームが該当するとのこと。

というわけで浦和が再びシード権を取り返し、残る枠をFC東京が獲得。結果、ACL出場チームでは鹿島のみがシード権を剥奪されてしまうという屈辱的なケースに。

試合数が増えるので喜ばしいこと!と素直に思えたのは数年前の話。今はどんな格下が相手であっても負ける可能性が少なくなく、タイトルが欲しい今、出来る限り対戦数は減らしておきたかった。

日程は2回戦が9月5日、6日、9日。
3回戦が10月11日、12日、14日。
4回戦が11月11日、14日、15日。
準々決勝12月26日。準決勝12月29日。

決勝は2016年の1月1日で元日決勝が復活。場所は味の素スタジアム。スタジアム的には悪い感触を持っていないので、なんとかここまでいって勝って欲しいなあ。

天皇杯優勝はまだ来年のACL出場権あるんだっけかな?多分そうだと思うが、このへんは変わっていきそうなのでよくわからない。

リーグのレギュレーションも変わったし、天皇杯の日程もころころ変わるし、年々チェック能力が衰えていくのでついていくだけで大変。

セカンドステージ、からのリーグ優勝、ナビスコ、天皇杯といくつかタイトルが残っているので、出来れば全部、無理なら獲れそうなところに照準を絞って全力で獲りにいって欲しいところだね。

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94回天皇杯2回戦ソニー仙台戦(ライブアントラーズ) [天皇杯]

ライブアントラーズが無事に視聴出来たので、久しぶりの鹿島の実戦は雰囲気だけ味わえた。

スタメンはCBに青木が復帰したところを除けば、左サイドハーフにカイオ、FWダヴィというやはりそっちかという布陣。

聞いているだけなのでどういう形なのか詳細不明ながら、鹿島はあまりパスも繋がっていない感じで、若干ソニー仙台に押し込まれる時間帯の方が多い。

ようやくのファーストチャンスは相手側バックパスのファウルから。小笠原のシュートがバー直撃で得点ならず。

それでも鹿島のペースにならず、柴崎のファウルからFKを細見に決められてまさかの失点。更に右サイドを崩されて田中に2点目を決められる。

おやおや、ジャイアントキリングがこんなところで・・と冷や汗を掻いたところでやっと目が覚めたのか、遠藤のパスをダヴィが決めてまず1点。続けざま、クロス気味のカイオのボールがそのままゴールに吸い込まれて同点。

その後は鹿島が攻めの形を作るが、決められずに2-2で前半終了。

後半は落ち着いた展開になり、少なからずピンチを招くも曽ヶ端のセーブで何とか耐えていた様子。

攻撃は遠藤を中心に組み立てていたが、あまりシュートまでには至っていなかったのか。ライブアントラーズでは土居の名前が呼ばれる回数が少なかった。

後半の早いうちに、イエローを貰っているカイオを下げて中村を投入、少し置いてダヴィに代えて赤崎。シュートの回数は増えるものの、守備を固めるソニー仙台相手にゴールは割れないまま時間が過ぎる。

最後の1枚は遠藤に代えて野沢だったが効果的ではなく、90分で決着は着かずに延長へ突入。

どちらかというとソニー仙台の方にチャンスが多いように感じるなか、鹿島の攻撃時に一番よく耳にした言葉が「枠の上!」、次に「GK正面!」

・・ちゃんと枠の中に蹴る練習から始めよう。そして、決めて貰いたい。

延長後半終了間際、赤崎が負傷で退場して数的不利になり、結局120分やっても勝ち切れずPK戦へと。

当たっている曽ヶ端だったので大丈夫と思ったが、なんと決めたのは最初の小笠原だけ。野沢が止められ、柴崎、中村がクロスバー、山本が枠の上で結果PK1-2で敗北。

PKですら決められないのだから、流れのなかで決められるはずもなく、勝てるわけもなかった。

情けなさ過ぎる。というかセレーゾ、これで早くもタイトルの可能性はリーグだけになってしまったよ。

己の進退を賭けて、これからのリーグ戦に全力を注いで頂きたい。

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(以下、個人的まとめ)
【第94回天皇杯(2014)2回戦07/12(土)】(カシマスタジアム18:00KickOffソニー仙台/3,656人/晴)
【スコア】鹿島 2-2(PK1-2) ソニー仙台FC (前2-2 後0-0 延前0-0 後0-0) (S 32-7)
【主審】木村博之(主審)、唐紙学志、村上孝治
【得点】
(ソ)前23分 FK細見 1
(ソ)前28分 小泉(中村?)→田中 1
(鹿)前33分 遠藤→ダヴィ 1
(鹿)前36分 カイオ 1
【警告】
(鹿)柴崎1(前22分)、カイオ1(前45分)、赤崎1(後45分)
(ソ)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 青木 山本 
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→81野沢 カイオ→56中村 土居
FW ダヴィ→64赤崎
【サブ】佐藤 山村 ルイス・アルベルト 梅鉢 野沢 中村 赤崎
【MyMVP】-

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(過去記事)第93回天皇杯4回戦、広島戦 [天皇杯]

これも過去記事。いい加減飽きてきたと思われるが、ようやく時代に追いついた。書いとかないと落ち着かないしね。

と言っても元々相性の悪い広島相手に、代表でエース大迫が抜け。ダヴィも本調子ではないとなれば、先制点はどう考えたって重要。

それでもあっさり先制され、かなりのガッカリ感が漂った。

ロングパスかミキッチの仕掛けしかないような広島の攻めだったが、石原(だった?)のシュートを一度は曽ヶ端も弾いたのだが、こぼれたところを高萩に決められての失点。

そこからはもう広島の得意な形。何も出来ないままに前半だけで3点取られて、内容と併せて、贔屓目に見ても3点は無理だろと思ってしまった。

後半に入って広島がペースを更に緩めたおかげで鹿島も攻めているようには見えたが、崩し切れないまま時間だけが過ぎていくどうにもならない閉塞感。

79分、伊東の大胆な攻め上がりに野沢と本山が絡んで綺麗な形で1点を返したものの、試合を通じて見せ場はこれだけ。

「大迫がいればなあ」とこの時は思ったが、その後のリーグ最終戦でその大迫が退場になって負けたのだから、結局うまくやられているということなのだろう。

とにかくミキッチにやられ過ぎ。リーグ最終節では中田も一応対策を練っていたようだが、そのぶん真ん中をロングパスで破られるという同じ形になった。

先制されたらどうにもならないといって引け腰になっても勝てないし、どうやったらいいんだろうね。

こんな早くに天皇杯を負けてしまうのは久々な気がするが、完敗だったので諦めもつくか。

なんだか、試合をやったという記憶すらなくなるような負けっぷりだった。

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フルーツメール



(以下、個人的まとめ)
【第93回天皇杯(2013)4回戦11/16(土)】(カシマスタジアム15:05KickOff鹿島/5,710人/晴)
【スコア】鹿島 1-3 広島 (前0-3 後1-0) (S 16-15)
【主審】岡部拓人(主審)、大川直也、間島宗一
【得点】
(広)前28分 高萩 右 
(広)前41分 森崎和→塩谷 右
(広)前45+1分 ミキッチ→高萩
(鹿)後34分 本山→伊東 左
【警告】
(鹿)山村1(前38分)、青木1(後28分)、中田1(後44分)
(広)塩谷(後26分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 青木 山村 中田 
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→46ジュニーニョ 中村→55中村 土居
FW ダヴィ→69野沢
【サブ】川俣 岩政 西 梅鉢 ジュニーニョ 本山 野沢 
【MyMVP】-

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第93回天皇杯4回戦以降の組み合わせ [天皇杯]

93回天皇杯4回戦以降の組み合わせが決定。

鹿島は広島と対戦。次のヤマが甲府・札幌の勝者、その次のヤマが清水・仙台、大宮・FC東京の勝者。反対側のヤマが順番に柏・大分、マリノス・長野、セレッソ・鳥栖、川崎・山形。

4回戦以降となるとどこも油断出来ない相手だが、長野や札幌あたりとやりたかったなというのが本音。個人的にはマリノス、広島、川崎の順番に当たりたくないと思っていたのだが・・。

まあ、決まってしまったのなら仕方ない。改めて見てみれば、広島を突破すれば分のいい相手が並ぶ。(当社調べ)。反対側のヤマでマリノスや川崎が消えてくれればラッキーというものだ。

11月16日(土)の対戦で広島を倒せれば、一気に決勝までいけそうな気がする。

広島とは最終節でも当たるし、直接ACLを争う相手でもある。しっかりと分析して対応して貰いたい。鹿島的にはやりにくい相手だからね。そろそろ苦手意識を払拭出来るような会心の勝利といきたい。


ボリュームが足りないので、「今月の一冊」コーナー。

このところ本を読むペースが格段に落ちているので今回はマンガ。しかもサッカーモノではないのだが・・そこは置いておく。

ヤングジャンプコミックスの「キングダム」(原泰久)。1巻~32巻(現在)まで。

下僕の身分から天下の大将軍への成り上がりを夢見る少年剣士・新と、後の始皇帝秦王・政の中華統一を描く大河浪漫。三国志などの戦ものが好きな方にはオススメだが、そういう人は既にご存知かも。

アニメもシーズン1とシーズン2が現在放送中だが、原作と若干違う部分があるので、原作から読むのがよいかと思われる。

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第93回天皇杯3回戦を終えて [天皇杯]

天皇杯3回戦を終えて、J1で負けたのは名古屋、磐田、湘南、新潟、浦和。

浦和はおそらく週末の鹿島戦を見据えてのことだろうが、メンバー落ちで臨んで山形に敗北。3冠を残していた唯一のクラブだったが、そこまで甘くなかった。

日程の都合とはいえ、二兎を追った結果。まず一兎を逃した。週末にしっかり鹿島が叩いて、そのことわざを実証しよう。

4回戦以降は20日にドロー抽選。「強いクラブを叩いてこそ」なんて決意はこれっぽっちも持ち合わせていないので、出来るだけ楽なヤマに入りたい。ついでに強いクラブがジャイアントキリングされることを願っておく。

あ、今の鹿島はそこまで強くないのでキリングしなくて結構ですから。お手柔らかに。


今年は2回戦で名古屋、3回戦で磐田、湘南、新潟、浦和が負けている。

同じJ1に負けた新潟(対大分)、湘南(対甲府)はともかくとして、長野に負けた名古屋や、札幌に負けた磐田、山形に負けた浦和にはスキがあったのかもしれない。

京都戦をフルメンバーで戦ったセレーゾの選択は間違いではない。勿論、日程が詰まっていたらどうしていたかはわからないが。

この先は相手が格下になろうとも油断の出来る対戦はない。石橋を叩いて渡る慎重さで、頂点まで昇り詰めて貰いたい。

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