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2023第25節新潟(ホーム)戦 [リーグ]

前半完勝、後半は持たせた面もありつつポストや早川のセーブに助けられての逃げ切り。交代で入った選手のクオリティに問題はあるが、完封勝利は最低限のノルマを果たした。さすがの岩政も後半についてはポジティヴなことは言わなかった。

序盤から押し込むいつもの鹿島スタイルで、この時間帯で決められたのが大きかった。左から安西の完璧なクロスを、うまくDFをはがしてフリーになった垣田がヘッドで叩き込んで先制。これは外さなかった。

先制しても手は緩めず、今度は右サイドから。復帰した広瀬のクロスをニアで垣田が触ってわずかにコースを変え、ファーで待っていた鈴木がこれまた相手をうまくはがして頭で飛び込み追加点。

更に畳みかける鹿島は右サイドから広瀬のクロスを、鈴木が後方から滞空時間の長い豪快なヘッドで決めたかと思いきや、わずかの差でキーパーがキャッチしていたという判断で鈴木のイエローつきファウル。

ライブで観ている感じだとかなり遅れて入ったように見えたものの、リプレーで観ればほぼ同時。しかも完全にキャッチしていたとは言い難い感じに見えたが・・。鈴木のリアクションを見れば、相手の手に当たった感覚はあったのだろうか。

ゴールに入っているのでオンフィールドレビューして欲しかったが、イエロー案件だと介入出来ないから無理だったのか。いずれにせよ鈴木は累積4枚目で次節出場停止。FWが帰って来たタイミングなので、3枚目からよく耐えた方かもしれない。

試合の流れとしてはここが分岐点になったというか、これ以降は鹿島のチャンスはほとんどなし。前半は鹿島優勢で終えることは出来たものの、仲間と垣田が下がってからの強度が一気に落ちて新潟のペースになった。

藤井と知念がボールを触る機会が少なく、防戦一方。広瀬を下げて佐野を右サイドバックに回したが、あまりこういう便利使いはやめて欲しい。溝口もスタメンで起用するくらいに信用しているのだから、こういう時に出さないといつ出すのかという話。

佐野はサイドバックも出来る器用さはあるが、こちらに回すと中央が薄くなって主導権が握れない。樋口まで下げてしまってからはピトゥカ一人でカバーしている感じだった。締めに舩橋を使ったが、シンプルに昌子を入れてDFラインを整え、佐野をボランチに戻した方が良かったのでは。

松村とカイキも攻撃機会がなく守備に追われていいところなし。早川が1本ビッグセーブで流れを相手に渡さなかったが、1点決められていたら鳥栖戦の再来となるところだった。

試合後インタビューはMyMVPの垣田ではなく植田。何故に?と思うが男祭りの流れからだろうか。鈴木のゴールパフォーマンスは蝶野(追記:内藤でした)にあやかったらしい。

前節は交代選手が結果を出したが、またもや交代するごとに強度が落ちる結果になった。せめて名古や須貝が復帰すればまともになるのだろうか。土居は土居で微妙だしなあ・・。

岩政はお得意の分析をすると言っていたので、どうやって解決するか見せて貰おう。順位的にはだいぶいい位置まで持ってきたが、やはり名古屋戦での敗戦が致命的だったので、ACLの権利くらいが目標になるだろうか。

タイトルを狙うとすればルヴァンカップだと思うので、こちらの「分析」もしっかりやっておいて貰いたい。鈴木は累積消化しつつ、名古屋戦にフルチャージ出来ると思えば、微妙なイエローも前向きに取れるかな。

にしても前節は鹿島寄りのジャッジだったが、一瞬でアンチ鹿島のジャッジに戻るとは。後ろからかなり倒されていたがほとんどスルーされていたし、イエローが出てもおかしくないプレーでもお咎めなし。関川がヒジ打ちで倒されたのとか下手したらレッドなんだが。

ずっと鹿島寄りにしてくれとは勿論言わないが、ストレスの溜まらない公平なジャッジをして貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第25節 8/26(土)】(カシマスタジアム 18:03KickOff新潟/18,895人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 新潟 (前2-0 後0-0) (S 9-7)
【主審】(主審)御厨貴文、武田光晴、松井健太郎、(VAR)池内明彦、田中玲匡
【得点】
(鹿)前09分 安西↑垣田 4H
(鹿)前30分 垣田↑鈴木 11H
【警告】
(鹿)鈴木4(前33分)
(新)藤原3(前35分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→66松村 植田c 関川 安西
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→78舩橋 仲間→62藤井
FW c鈴木→78アルトゥール・カイキ 垣田→62知念
【サブ】パク・ウィジョン 昌子 藤井 アルトゥール・カイキ 松村 舩橋 知念
【監督】岩政大樹
【MyMVP】垣田(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第24節鳥栖(ホーム)戦 [リーグ]

もうちょっと楽に勝ちたかったし、前半に垣田のヘディングが決まっていればすんなり勝てた試合だっただろうに、鳥栖とやるといつも最後こんな感じになる。よく勝てた。

MyMVPは関川。後半アディショナルタイムのCKで松村と知念がニアで競り負け、多分枠に飛んだボールを関川がギリギリのところでクリア。このプレーで足がつって交代になったが、チームを救う仕事になった。

同等なのが早川。99分に右サイドからライナー性のクロスを舩橋が余計なボレーで自陣ゴールに叩き込みかけたボールを、早川が至近距離でファインセーブ。集中力を切らさずによくぞ止めてくれた。

そもそもあの時間帯でわざわざ樋口を下げてまで舩橋を入れる必要はあったのかという話だが、早川はチームと舩橋を救った。

試合後の監督インタビューで上機嫌の岩政が、「交代選手が入って勝った試合はあまりない」と自ら語っていたが、それはあなたの指導のせいなのでは?と思わなくもない。

怪我人が多すぎるうえに復帰も遅いのでやむを得ない部分はあるだろうが、名古や広瀬、カイキ、いきなり須貝ももういません。どうなっているのか。

松村はスピードは活かせていたが、まだ課題の守備が改善されていないし、是非とも使ってくれというほどではない。現状、知念と藤井以降は交代するごとに強度が下がっていく。

仲間は地味だが色んなところに顔を出してボールをつないでくれるし、競り合いも強い。このくらいの強度がないと松村、荒木は厳しい。

全体的に言えばやはり先制点が勝敗を分けた。後半勝負だったのか、鳥栖の試合の入りが緩くて鹿島がやや優勢ながら、仕留め切れない嫌な雰囲気のなか、相手のスローインを奪ってピトゥカが樋口に横パス。

距離があったが、樋口が丁寧に左足で合わせて右隅に流し込んでゴール。見事な一撃だった。なにげにピトゥカは今季初アシスト?

1点だけだと苦しいと思っていたが、後半になって案の定、なんとなくふわっとした時間帯に左サイドから中央を横断され、楢原にスーパーゴールを決められて同点。これが初ゴールだそうで、鹿島はつくづく記念ゴールをプレゼントしている気がする。

試合がどう転ぶかわからなくなった後半40分、後方からのロングボールを藤井が受け、ドリブルで仕掛けたところで富樫に倒されてPK獲得。狙っていた形がやっと実った。キッカーは知念。

ヒーローインタビューでは「優麿が譲ってくれた」と言っていたが、鈴木はもうPKは蹴らないんじゃないだろうか。知念は自信があると言っていたし、実際プレッシャーも感じていないように決めてくれて頼もしい。次回からは知念を指名しておいた方がいい。

審判も全体的に鹿島寄りだったかと。PKは足を払っているので妥当だろうが、細かいところで寄ってくれていた。昌子は交代時に別の場所から入ってカードを貰っていたみたいだが、アディショナルの追加も妥当だし不満もない。

溝口はプレー時間も伸ばせたし、離脱者が多いなかで頑張った。佐野がボランチとサイドバックをこなしてくれて助かるが、あまり便利使いしていると嫌気が差して出て行ってしまうよ・・。

鈴木は微妙。動かなさ過ぎるし、少しでもパスがズレるとすぐに諦めるし、動き出しも一瞬遅くてほとんどを相手に取られている。キープも甘い。時々目の覚めるようなつなぎを見せてくれるのだが、継続性がない。

体力を温存しつつ4枚目のカードを貰わないように抑えてやっているのか、普通にバテているのか。垣田や仲間が走り回ってフォローしてくれている間はなんとかなっているが、ハードワークしてくれる味方がいなくなるとアラが目立ってくる。

とはいえ、鈴木を下げると威圧感もなくなって前線からのニラミが効かなくなるし、どうしたものか。カイキが帰って来て知念が万全になるまで騙し騙しやっていくしかないのだろうか。

なんにせよ連敗は避けられて良かった。どこに目標を置いているのかはわからないが、まずは勝ち続けて岩政いわく「成功体験」をつけさせないといけない。岩政の言うことは響かないことが多いが、その部分だけは大きく同意する。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第24節 8/19(土)】(カシマスタジアム 18:03KickOff鹿島/19,693人/晴)
【スコア】鹿島 2-1 鳥栖 (前1-0 後1-1) (S 13-9)
【主審】(主審)谷本涼、浅田武士、岩崎創一、(VAR)西村雄一、熊谷幸剛
【得点】
(鹿)前26分 ピトゥカ→樋口 3左
(鳥)後21分 長沼→楢原 1右
(鹿)後35分 PK知念 5右
【警告】
(鹿)関川2(前9分)、昌子3(後45+4分)
(鳥)山崎2(前23分)、岩崎3(前31分)、富樫2(後27分)、ファンソッコ2(後33分)、楢原2(後37分)
【出場】
GK 早川
DF 安西 植田 関川→90+4昌子 溝口→81松村
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→90+4舩橋 仲間→57藤井
FW c鈴木 垣田→57知念
【サブ】沖 昌子 荒木 藤井 松村 舩橋 知念
【監督】岩政大樹
【MyMVP】関川(3)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第23節名古屋(アウェー)戦 [リーグ]

結局、口だけ番長。本当に大事な一戦に限ってコレ。

「上位4チームと対戦を残していて、その一発目。勝たなきゃいけない」と岩政が試合前コメントで言っていたが、ひとつめであっさり終了。

「うちはパターンでチームを作っていない。手探りでやっている」とかこの期に及んでも意味不明なことを繰り返しているし、永遠の17歳・・ではなくて永遠の未完成が岩政のモットーなんだろうか。

名古が怪我なのかわからないが、藤井、松村、荒木と局面を変えられない選手をセットでベンチ入りさせ、須貝ではなく溝口をスタメンに選択。溝口に関しては先に体力を使い切らせて保険に須貝という考え方だったのかはわからないが、荒木、松村では展開を変えられないだろう。

ゲームは名古屋がガッチリ守ってカウンター狙い、鹿島はじっくりと攻め手を探しながらあわよくばセットプレーで得点というような感じだった。

しかし、頼みの綱であるセットプレーは完全に高さ負けしていて、工夫もなく完封。唯一惜しかったのは仲間が稲垣を倒したとかで笛を鳴らされた場面のみ。その樋口を下げて荒木を投入した時点で、攻撃のほとんどがなくなった。

札幌戦で見せたような素早いパスワークや、ワンタッチで相手をはがすようなプレーもなく、まさに「持たされている」だけのポゼッション率。決定機はミドルが枠を捉えたくらいで、こぼれ球に反応して詰める選手もなし。

そうこうするうちに名古屋の左右の揺さぶりに対応出来ず、ユンカーからの中央を横断するグラウンダーのクロスを、後ろから上がって来た野上に合わせられて失点。

揺さぶられっこ症候群に弱い鹿島の弱点が改善されていないことは、この際、まあ大目に見るとして。

それでも、「負けられない一戦」というのはわかっていたはずで、ここからギアを上げて前がかりでリスクを負ってでも攻めなきゃ始まらないのでは。前半は無理に攻めて失点したくない、というのは時間帯を加味して辛うじて理解は出来る。

なのにハーフタイム明け、溝口を須貝に代えただけで何の指示が出ていたのか、ゲーム前の監督コメントを鑑みるに選手任せだったのかと思われるが、ひたすらDFとGKの横パスとバックパスの嵐。点差わかってます?

カウンターを受けたくないという気持ちはわかるが、そうしてダラダラと時間を消費するのは相手の思うツボで、しかもロクに攻めもせず中途半端にロストして相手のターンになるという。

後ろに下げるたびにテレビの前で怒号を上げていたが、自分が監督だったら、下げてばかりいる選手に対して大声で怒鳴り上げている。なんならバックパスした選手を総取っ代えしたいくらい。リスクを取らずに点が入るわけがない。

試合はそのまま時間だけを消費し、最後はやぶれかぶれで関川を下げて藤井を投入したが、もっと早い段階で勝負にいかなくては勝ち点は取れない。

先制された後から、後半を含めたおよそ1時間近く、まったく何も楽しくなかった。消化試合だったのか?

たとえ1点取られて0-2になったとしても、そこから3点取り返しやるというくらいの強い気持ちを持たないと、この試合だけではなく、この先ずっと、タイトルを争うようなチームにはなれない。

鈴木もこういう時こそ闘魂を注入して欲しかったが、真っ先に夏バテしていたようで、動きも少ないしキレもなかった。

負けるにしても次はいけるという手応えがあるならまだしも、こういう無気力な試合を見せられると残念。これだと、先制されたら次も負けるんだろうなあという感想にしかならないし、勝った時もたまたま先制点が入って運が良かったからなとなる。

とにかく前にも言ったが横パス、バックパス禁止で。もっとテンポ良く。暑いから省エネとか、楽して勝とうと思わず、全員が勝ちに向かって走って力を尽くして欲しい。本当にガッカリな試合だった。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第23節 8/13(日)】(豊田スタジアム 18:03KickOff鹿島/雨のち曇/38,642人)
【スコア】名古屋 1-0 鹿島 (前1-0 後0-0) (S 8-10)
【主審】(主審)今村義朗、三原純、村井良輔、(VAR)中村太、森川浩次
【得点】
(名)前37分 ユンカー→野上 1左
【警告】
(鹿)安西2(前28分)、藤井1(後45+1分)、ピトゥカ2(後45+4分)
(名)稲垣2(後40分)、藤井2(後44分)
【出場】
GK 早川
DF 安西 植田 関川→82藤井 溝口→46須貝
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→67松村 仲間→67荒木
FW c鈴木 垣田→55知念
【サブ】沖 須貝 昌子 荒木 藤井 松村 知念
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第22節札幌(ホーム)戦 [リーグ]

開始12秒(13秒らしい)での電光石火のゴールで先制。続けざまにCKから植田が叩き込んで2点目。後半にもCKから鈴木が決めて3点取り、スコア的にも内容的にも完勝。不安のあった休み明けを無事切り抜けることが出来た。

これまでずっと苦しめられていた金子が移籍したことと、正GK菅野が欠場していたことがダイレクトに反映された印象。一発目のシュートを樋口が決めたことで鹿島に流れが向いたが、あそこをビッグセーブされていたら展開は随分と違っただろう。

CKからの2本も真正面をブチ抜いたが、キーパーによっては止められておかしくなかった。とはいえ、キックの精度と合わせた方の破壊力が上回ったと言える。MyMVpは文句なしの樋口。

ゲーム的には前半でもうちょっと得点を重ねて試合を決定づけられたかとも思うが、垣田がフリーのシュートを外してから少し歯車が狂った雰囲気。垣田は走れてはいたが、あまり効いていなかったし、フィーリングも合っていなかった。

エリア内で後ろから抱え込まれて倒されたのはPKにも見えたが、小屋は余裕のスルー。少なくともVARのチェックはあっても良かったように思うが。その他にもヒジ打ちや、自陣からの持ち上がりをタックルで潰されたのをイエローなしとか色々不満は多い。

仲間は前線からのプレスと気の利いたポジション取り。シュートが決まれば尚のこと良かったが充分。早めに下げたのはフィジカル的なものもあるだろうが、カード対策もあったかと。

両サイドバックは移籍してきた須貝が右で溝口が左。須貝はピンポイントな補強となった。走れるし戦えるし、充分に広瀬や安西とレギュラーを争える。一方、溝口は微妙。4番目の選手としては貴重な存在になるが、現状では佐野がサイドバックに選ばれるだろう。

個人的には前にスペースがある時はもうちょっと仕掛けて欲しいし、クロスを上げるなら上げるで精度が欲しい。このあたりは試合に出て成長するしかないと思うので、佐野を回すなら我慢して溝口を使いたいが、ここから先は負けるわけにはいかないのでチームに余裕はない。

控えにはFWがおらず、どうするつもりかと思っていたら松村をトップで使う意向の模様。練習では良かったという噂があって少し期待していたのだが、今のところは不発。

知念、カイキ、師岡に取って代われる利点はなかったが、FW陣の怪我が長引いているので仕方ない。覚醒してくれたら助かるが。裏を取る動きだったり、ゴールを奪うためのポジション取りなどフォワードらしい動きがないので、今のままだとスピードでなんとかするしか方法がない。

藤井は加入した当時はもっとキレ味があった気がするが・・。悪くなかったが、スタメンで使って欲しいと思えるほどではなかった。荒木はほとんどボールにも絡めず。唯一カウンターで決定機があったがシュートも打てずじまいで、存在感がない。

昌子は関川のカード対策だと思うが、いきなり顔面ブロックで気迫を見せてくれた。鈴木が下がって代わりにキャプテンマークを巻いたが、これから先も力になって貰わないといけないので、少しでも出場時間を増やして欲しい。

佐野はボール奪取、先読み、前への推進力と素晴らしい出来。ピトゥカも来年の移籍がほぼ決まりで手を抜いたらどうしようと心配したが、ちゃんとプロのプレーを見せてくれてひと安心。相変わらずシュートは枠に飛ばないが。

鈴木は先制点のアシストとトドメの3点目。役割は果たした。途中からバテていたので、早めに下げることが出来て良かった。

相手の疲労やメンバー落ち、12秒(13秒)の先制点など流れが向いた部分もあるが、無失点プラス複数得点で勝利出来たのは喜ばしい。次の名古屋にも勝ことが出来れば、面白いことになるかもしれない。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第22節 8/6(日)】(カシマスタジアム 18:03KickOff鹿島/17,503人/晴)
【スコア】鹿島 3-0 札幌 (前2-0 後1-0) (S 16-12)
【主審】(主審)小屋幸栄、西橋勲、堀越雅弘、(VAR)中村太、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前01分 鈴木→樋口 2右
(鹿)前15分 CK樋口↑植田 2H
(鹿)後22分 CK樋口↑鈴木 10H
【警告】
(鹿)仲間2(前30分)、関川1(後6分)
(札)スパチョーク1(後45+1分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝 植田 関川→79昌子c 溝口→79舩橋
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口 仲間→54藤井
FW c鈴木→79荒木 垣田→63松村
【サブ】クォンスンテ 昌子 荒木 藤井 松村 名古 舩橋
【監督】岩政大樹
【MyMVP】樋口(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第21節FC東京(アウェー)戦 [リーグ]

久々の勝ち。前回は疑惑のPKで引き分けにされ、思えば連勝が止まったあそこから下降線をたどった因縁の相手。昨年ダブルを喰らわせられた借りもほぼ返せたことだし嬉しいことは嬉しいが、岩政政権が延命することだけが複雑な気分でもある。

結局、スタメンを元に戻して、それが一番良かったという話になる。垣田が頑張ってくれるおかげで鈴木の負担も少なく、お互いに得点が生まれるという相乗効果。知念とカイキが戻れば問題解決なのだろうか。

先制を許したのはロングボールで引っくり返そうとしたところを引っくり返され、左サイドの安西が残ってしまったためにオフサイドが取れなかったのが始まりだが、オリヴェイラに詰められずに反転シュートを打たれた関川も弱いし、早川も止められなかったか?

早川は至近距離からのシュートの反応が鈍いというか、ガンバ戦でも真正面のシュートをこぼしてゴールを許した。後半にひとつ逆を突かれたリフレクションボールをクリアして救ってくれたが、物足りない部分は多い。

0-1とリードされて心が折れるかと思いきやそうでもなく、互角に押し返せたのは仲間の激しいプレーだと思う。MyMVPにしたいところだったが、最後までピッチに残れなかった点でピトゥカに譲る。

同点に追いついたのは樋口の左CKから鈴木のヘッド。やりかたを工夫したのかトレイントレイン作戦が的中した形だったが、その後は対応されていたので次は通用しないかも。キッカーが荒木に代わってからはボールスピードが足りず、チャンスにもならなかった。

前半に追いつけたことで勢いを取り戻せたとひと息ついていたら、終了間際に左サイドから崩した攻撃の流れで、右から樋口のライナー性のシュート?が抜けて来たところをファーで待っていた垣田が頭で合わせて逆転。まさか前半で逆転するとは。

後半も鹿島優勢で進み、ピトゥカのミドルが枠の上に飛んだところでいつものやつかと気を抜いていたら、その後の攻撃で仲間のシュートをスウォビィクが弾いたボールを収めて、丁寧にグラウンンダーで左隅を抜く華麗なシュートで追加点。この精度を何故いつも出せないのか・・。

3-1になっても引いて守らずに攻める姿勢を見せたことで均衡を保てていたが、正直、交代していくにつれ強度が下がって行くのは問題。

松村、荒木はとても接戦で使えるプレー精度ではなく、ボールも収まらないし守備も緩い。プレースキックも樋口から荒木になって格段に落ちたし、そのあたりをわかっていて起用しているのか、気づいていないで起用しているのか。

松村は一度左サイドを抜けてPA近くまで運んで、最後はクロスを選択して相手に当たってクリアされたが、あそこを得点につなげられるかどうかが肝。自分でシュートに行って枠を捉えるでも良し、引っかからないようにクロスを上げるも良し。そこまで求めたい。

交代選手で唯一良かったのは師岡。前線からの迫力あるプレスと、単騎でゴールまで迫れそうな突進力。垣田と互換性があり、鈴木との相性も良さそうだった。

しかし、90分にオープンな展開を突かれてドフリーになりかけたところを安西が止めに行き、ドグソで一発退場。ジャッジは仕方ないし、安西も精一杯のプレー。あのボールを出されてしまった前目の選手の責任でもある。

鈴木との連携も良かったし、何度も左サイドを駆け上がっていたので戻り切る体力もなかったかもしれない。相変わらず掲示板では叩かれているが、安西クラスの選手はそんなにいないと思う。

岩政は一人足りなくなる前から土居と舩橋を投入しようとしていたが、構わずその二人を投入。割を喰った師岡が下がることになったが、土居のジョギングのような流し気味のプレーを見ると、師岡を残したままで良かったのではと思う。起用しないといけない制約でも?

舩橋もどうだったのだろう。ベンチに入れたから使いましたという感じだったが、昌子を入れて中を厚くする選択の方がよりセーフティに思えたが。結果的に守り切れたので選択は正解だったということになるが、腑に落ちない交代だった。

尚、左サイドには佐野を回してボランチに舩橋だったが、常本が移籍してサイドバックが手薄になった途端に次節安西が出場停止でいきなりサイドバック問題が浮上。ちょうどいいタイミングかどうかプチ中断になるので、代役にしっかり指導しておいて貰いたい。普通に溝口かな。

ゲームはこのまま逃げ切り、この勝利で順位は少し上がって暫定6位。首位とは勝ち点差10だが消化数がひとつ少ないので実質13。3位とは6差でここまでは届く範囲。絶妙に微妙な位置をキープ・・。

タイトル関係なしに、勝ったり負けたりで盛り上がれるなら特別問題ない感じではあるんだよなあ。自分はそんなのは嫌なので、やるからには頂点を目指して欲しい派。だからこそ鹿島を好きになったわけだし。

中断中は監督問題と、選手のイン・アウトがどうなるのか注目したいところである。

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【2023第21節 7/16(日)】(味の素スタジアム 19:03KickOff鹿島/37,014人/晴)
【スコア】FC東京 1-3 鹿島 (前1-2 後0-1) (S 5-11)
【主審】(主審)池内明彦、大川直也、森川浩次、(VAR)榎本一慶、吉田哲朗
【得点】
(東)前09分 松木→ディエゴ・オリヴェイラ 11右
(鹿)前23分 CK樋口↑鈴木 9H
(鹿)前45分 樋口→垣田 3H
(鹿)後09分 ディエゴ・ピトゥカ 2左
【警告】
(鹿)垣田1(後20分)
(東)松木1(後44分)
【退場】
(鹿)安西(後45分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬 植田c 関川 安西
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→70松村 仲間→70荒木
FW c鈴木→94土居 垣田→75師岡→94舩橋
【サブ】沖 昌子 荒木 松村 舩橋 土居 師岡
【監督】岩政大樹
【MyMVP】ディエゴ・ピトゥカ(2)
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2023第20節広島(アウェー)戦 [リーグ]

主力が半分いない広島相手にあっぷあっぷの1-1引き分けが精一杯。その1点でさえもFKからの一発だけで、どうやって点を取るのか相変わらず確立されていない。

リーグ戦の優勝は絶望的な状況で、少しでも内容に上積みのある試合か、観ていて楽しい試合ならいいのだが塩塩塩。非公開練習にしてまで何をやっていたのか。

幸先よくというか、ラッキーパンチが決まって先制し、その後、相手GKのミスから鈴木がビッグチャンスを決め切れず、若干勢いが止められて以降。

省エネを目指しているのか、カウンターで仕留めようという作戦なのか、そこから一方的に攻められまくり。カウンターを目指しているのなら、奪ったら3~4人が一気に上がって行くくらいの気持ちを持ってテンポ良く攻めないと。

セカンドボールをようやく奪ってもひと息もふた息もついて、横パスバックパスの嵐。後ろに下げた奴はマイナス1ポイントで、10点溜まったら次節出場停止にして欲しいくらい。なんの面白味もないわ。

前半のうちに追いついかれるかと思っていたが、なんとなく1-0で乗り切り、ハーフタイムで修正してくるかと思いきや特に変わらず。

噛み合っていなかった土居と名古を下げ、やっと垣田で縦ポンするのかと思ったら、攻めるでもなく守でもなく中途半端な戦いぶり。相手陣奥深くで簡単にロストすると、鮮やかな三角形で小気味いいパスをつながれてあっさりトップのエゼキエウまで。

ドフリーで抜け出されたが、関川はどういうポジションで守ってたんだ? あの状況になる前は多分2対1の数的有利だったはずだが、パスが出た瞬間に5馬身くらい引き離されていた。このプレーだけでなく他にも何回かあった。

これを綺麗に決められて同点。早川は前半にいいセーブがあったが、これは止められず。右側は植田が戻っていたので山を張るなら抜かれた左側だと思ったのだが・・。止めたら文句なしにMVPだったが。

関川は途中で昌子と交代になったが妥当な判断。先制点のヘディングは見事のひと言に尽きるが、肝心の守備で踏ん張れないのでは意味がない。前だけは強いが後ろがスカスカ過ぎる。

終了間際になって広島のペースが落ちてからは攻め込む回数が増えたが、決定機は藤井のミドルと、鈴木がヘディングを決められなかった2回だけ。割り切って垣田に当てて攻撃するだけで良かったのに、結局何がしたいのかわからなかった。

鈴木は倒されてファウルを貰ってはいたがそれ以外のプレーにキレがなく、ロストも多いし、シュートも決められず。あれやこれや小賢しいプレーをするのではなく、上田みたいにゴールだけを貪欲に狙ってくれた方が得点の可能性が高まるのでは。

荒木も最近出場機会を与えて貰っているが、納得するだけのプレーは見せられていない。プレースキックの精度もよわよわで、特にラストプレーの誰にも触らずラインの外にはがっかり。

良かった選手が誰一人いないというグダグダぶりで、岩政が巻き返しを息巻いていた後半戦は2分1敗。ここまでみてもまさか来年も続投とは言わないよね?

来週は天皇杯甲府戦。珍しくNHKが放送してくれるが、それだけキリングされる可能性が高いと見られたか。ただ、そこを勝っても神戸(多分勝ち上がり)と対戦になり、今の状態で勝つビジョンはまったく浮かばず。

今年はルヴァンカップが最大の狙い目かと個人的には思っているが、今日の試合を観る限り、どこに勝つにも運がなければ無理なんじゃ? リードしている時にこそ大胆に、相手の心を折るくらいの勢いで攻めて欲しいと思う。気持ちで負けてるよ。

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【2023第20節 7/8(土)】(エディオンスタジアム広島 18:33KickOff/8,361人/雨)
【スコア】広島 1-1 鹿島 (前0-1 後1-0) (S 16-13)
【主審】(主審)笠原寛貴、西尾英朗、岩田浩義、(VAR)谷本涼、森川浩次
【得点】
(鹿)前05分 FK樋口↑関川 2H
(広)後10分 ナッシムベンカリファ→エゼキエウ 1右
【警告】
(鹿)ピトゥカ1(後分)
(広)ナッシムベンカリファ4(前8分)、森島2(後22分)、エゼキエウ2(後33分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬 植田 関川→72昌子 安西
MF ディエゴ・ピトゥカ 樋口→72荒木
FW 鈴木c 名古→51佐野 仲間→68藤井 c土居→51垣田
【サブ】沖 昌子 常本 荒木 藤井 佐野 垣田
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第19節京都(ホーム)戦 [リーグ]

リーグ戦を折り返して、状態までシーズン開幕にリセットされたかのような手詰まり感。

ダイジェストで観れば決定機が3~4回あって惜しかったと言えるかもしれないが、継続的に形を作ったというよりかは偶然その形になったというだけに見えた。それでもどれかひとつを決めていれば勝ち点3を取れて良かったねという試合だったが。

ワントップの鈴木は正直、良かったところがひとつもない。ポストプレーで簡単に取られることがしばしばあり、ミスキックで引っかかるか、誰にも合わないロストボール。自らもシュートを打たないし、戻り切れないのでオフサイドにかかる。

明らかに疲れていて動きが悪く、知念、垣田、カイキのうち誰か一人でもいれば交代させられただろうが、エレケでは体力ゲージ10パーセントの鈴木くらいしか期待値ないだろうし選択はやむなしなのだが。

久々スタメンの松村も持ち味活かせず。サイドに張りつけという指示だったと思われ、交代で入った藤井もその形にしていたが、解説に言われるまでもなく、外に張っている分、中に人が足りなくて、ただでさえ鈴木をワントップにしているので攻め手がない。

(途中、松村のチャントらしきものが聞こえたが聞き間違い?)。

仲間が動き回って荒木とのワンツーで決定機を作ったシーンは良かったが、あの一回切りだったことを思えば狙っていた形ではなさそう。後半、体力が切れたことと京都が布陣を変えて来たことでこれも封じられた。

全体で言えば3人目の動きがまるでない。ボールの持ち手に2つ選択肢があったとして(シュート、パス)、その他の選手へのパスという第三の選択肢を選んだ時に受け手が反応出来ていない。観ているだけなら、「何ぼさっと立ってんの?!」と言ってしまうシーンがいくつもあった。

荒木も自分の得意の形でショートパスがつながった時だけ良さを見せたが、今日に関しては後半に入った土居が同じようなやり方で、しかもうまく回っていただけに推せない。推せない子。鈴木とのコンビネーションも凄く相性悪かった。

土居は土居で難しいボールは触ると自分のミスになっちゃうと思っているのか、ちょっとアクセントつけてスルー!とやって残念そこには誰もいない! というシーンが少なくとも2回。いつもよりはいいプレーもあったが、だからそれで?で留まる。

樋口は広範囲に動けていたがセットプレーでひとつもチャンスを作れず。ピトゥカは激しく競りにいったり、最後まで運動量が落ちずに一番良く見えたかな。

常本も対人の強度が高く、運動量もあって問題ないと感じていたが、攻撃面で広瀬と交代になったのだろうか。まだ動けていたし、特別代える理由はなかったような。安西はバテていたので順当。

関川は相手に詰められた時に苦し紛れに大きく蹴り出そうとして相手に直撃し、そのまま綺麗にひっくり返されるというミスを何回やれば気が済むのか。自分でクリアしたとはいえ、安心して観ていられない。

マイボールで攻め手がなく回しているだけの時間になった時、戻って来たボールを蹴ってロストするのはたいがい関川か、大きく蹴るだけの早川。ボールホルダーに強プレスかけてくる京都だからこそ、地上でパスを回し続ければもっと引きはがせると思うのだが。

試合はこのままスコアレスドローで終わり、負けなかったことが救いと言えるだけのゲーム。後半戦いきなり1敗1分スタート。怪我人が帰ってくれば解決するのかもしれないが、本当にそれでチームの底力が上がってくるのだろうか・・。

今更、岩政が覚醒して名監督になるとは思っていないので、今季はもう我慢するしかないが、だったら首の皮一枚つながったルヴァンカップか、天皇杯でタイトルを狙って欲しいなと思っている。リーグはこの内容だとさすがに逆転首位は厳しいかな。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第19節 7/1(土)】(カシマスタジアム 18:03KickOff鹿島/16,353人/曇一時雨)
【スコア】鹿島 0-0 京都 (前0-0 後0-0) (S 13-9)
【主審】(主審)荒木友輔、野村修、岩崎創、(VAR)大坪博和、大川直也
【得点】
なし
【警告】
(鹿)なし
(京)豊川2(前33分)
【出場】
GK 早川
DF 常本→74広瀬 植田 関川 安西→74昌子
MF ディエゴ・ピトゥカ 樋口
FW c鈴木 松村→64藤井 仲間→58名古 荒木→58土居
【サブ】沖 広瀬 昌子 藤井 名古 土居 エレケ
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第18節ガンバ大阪(アウェー)戦 [リーグ]

前半がまったく無駄だった。垣田がどれだけ前で頑張ってくれていたかわかる染野の空気感と、スタメン土居の残念具合。

ハーフタイムで交代になった広瀬も酷かったし、仲間も走っているだけで噛み合っていないし、とにかく全員が悪かった。後半に入ってからもツルツル足を滑らせているし、イージーなパス交換でさえミスしまくっていて得点出来るイメージが全然浮かばなかった。

失点はいずれも振り回されて完全に崩されたものだったが、2失点目は早川が止めないと。前にこぼして押し込まれるならまだしも、ほぼ正面のボールを後ろにこぼしてゴールとか・・。結局、これが決勝点というか相当な痛手になった。

攻撃自体もどうやってシュートまでいくのかの共有が出来ていなかったように見えたし、前半は何も出来ずに後ろで固まっているだけだった。

0.5人分くらいしか働いていない染野や広瀬、仲間や土居を下げてやっとゴールに迫れるようになったが、かといって藤井や荒木が良かったわけでもない。名古のスプリントと常本の強度が目を引いたくらいかな。

エレケは相変わらず。見た目だけのシザースや、垂直ジャンプ30センチくらいの空中戦。デカい身体のわりに弱いフィジカル。染野もたいがいなのでどっちもどっちだが、知念か垣田、少なくともカイキが帰って来ないと同じことの繰り返しになりそう。

せっかく仕切り直して反撃のリーグ後半戦になるどころか、不敗が仕切り直されて、内容まで開幕の頃にリセットされたような敗戦。1-0で辛くも逃げ切った湘南戦や、交代メンバーで追加点を奪えなかったルヴァンカップ新潟戦の反省を落とし込めていない。

長距離移動で蒸し暑いという鹿島にとっては「悪条件」なんだろうが、それを言い訳にしていたらリーグの半分は勝てないことになってしまうしね。

あと、勝敗には直接かかわらなかっただろうが、鈴木のゴールがオフサイドになったシーン。多分、オフサイドだが、あれだけ長く交信しているなら、オンフィールドレビューすればまさに百聞は一見に如かずと思うのだが、何かルール上で無理なのか。不勉強ならすいません。

山本理の植田へのジャンピング足裏キックはイエローが出たが、足裏で相手を蹴っていて相当危ないシーンだと感じたがVARも入らなかった。後半アディショナルタイムに樋口が倒されたシーンも普通にイエローだと思うが・・(岩政が軽く第4審判にクレーム入れていたが)。

まあ、あれがレッドだったとして追いつけたかどうかは、今日の内容からして微妙な気がするが。夏に入る前にこのグダグダ感が早くもやってきて、ちゃんと乗り切れるだろうかと不安になる。

上位に食らいついたのは一瞬だけで、下手するとこのままズルズルいってしまいかねない。知念や垣田がいないならいないで、それでも勝てるサッカーをやれるメンバーを選んで貰いたい。最低でも、負けても仕方なかった、良く頑張ったと言えるメンバーにはして欲しいと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第18節 6/24(土)】(パナソニックスタジアム吹田 19:03KickOffガンバ大阪/22,483人/曇)
【スコア】ガンバ大阪 2-1 鹿島 (前2-0 後0-1) (S 8-7)
【主審】(主審)中村太、三原純、日比野真、(VAR)福島孝一郎、浜本祐介
【得点】
(ガ)前15分 石毛→黒川 2右
(ガ)前34分 黒川↑ダワン 4H
(鹿)後43分 CK樋口↑植田 1H
【警告】
(鹿)植田1(後14分)、荒木1(後20分)
(ガ)山本理1(後27分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→46常本 植田 関川 安西→70エレケ
MF 佐野 樋口
FW 鈴木c c土居→52名古 仲間→46藤井 染野→46荒木
【サブ】沖 昌子 常本 荒木 藤井 名古 エレケ
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第17節湘南(ホーム)戦 [リーグ]

びっくりするほど鹿島降りのジャッジのおかげで勝てたと言っても過言ではない。どっちとも取れるファウルがほぼ鹿島有利に働いていて、ここまで優遇されると不安になってしまうのは今までのツケが随分あるからか。

出来れば不利をこうむった相手の時に返して欲しいが、湘南には気の毒な話だったと思う。マリノスや川崎から取り立てて欲しい。

前半は序盤少しだけ鹿島が攻め込んだが、その後は一方的に湘南のペース。持たせているとはとても言えない湘南の圧倒的な攻勢に反撃の手段もなく、縦ポンの要の垣田が佐野との交錯で右(?)足首を捻って退いてからは収めどころがなかった。

ギリギリのところでゴールを割らせずに耐えていると、前半終了間際に関川がボールカットから持ち上がったプレーでファウルを獲得。これも少し甘めな判定。樋口がボールをセット。

今日1本目のシュートとなる直接FKをゴール左上隅、バーの内側に弾かれながらも押し込んだ。「バーにも感謝したい」とは試合後の樋口の声だが、当たっていたソン・ボムグンから得点するにはあそこしかなった。

鹿島のFKで直接ゴールになったのはいつぶりかまったく覚えてないくらいだが、この1点が結果的に決勝点。勿論、樋口がMyMVP。

機能していなかった名古と動きが悪かった(というか封じられていた)安西をハーフタイムで下げて、常本と藤井を投入。後半になって少しゲームを動かすことが出来るようになり、前半のような一方的な試合にならずに済んだが追加点も奪えず。

最大のチャンスはピトゥカのシュートが相手DFに当たり、そのリフレクトが別の相手DFの手に当たってPKを獲得。リーグ半分を過ぎて初めての与PK。被PK5本をイケニエに、自分たちのPK1本を召喚するくらいのコスパの悪さ。

キッカーは鈴木。正直、ゲーム中の動きも悪かったし、ボールの収め方やパスも良くなかったので大丈夫か?と不安ではあったが、嫌な予感は的中。右に蹴った甘いコースの甘い威力のシュートをソンボムグンがドシャット。

もうこれは1-0で勝つしかなくなったなと思った矢先、相手選手が、鈴木が蹴る前にPA内に侵入したとのことでまさかの蹴り直し。リプレイを観たが、これは鹿島目線で見ても「これ蹴り直し?」と戸惑うもの。

上半身もラインを越えていたらダメとのことらしいが、それだとほとんどがダメというか、今までもダメなやつあったんじゃ? 0-0で後半アディショナルとかなら申し訳ないと思いながらもごっつあんと思うが、1-0で勝つつもりになっていたので複雑な気持ちになった。

(追記:セーブ後のボールをクリアした中野の足がラインにかかっていたらしい)。

そして、右に蹴って失敗した鈴木は日和ったのか、今度は左に蹴ってまたもやドシャット。一番ダメなやつ。右で止められたなら、今度は読まれようが届かないところに蹴ってやると右をブチ抜くか、冷静に真ん中に浮かせて決めるかでないと。

それを思えば川崎戦の蹴り直しで家長が2本目を浮かせて真ん中に決めてきたのはさすがというしかない。(あれは荒木のハンドじゃないけどな)。

この後、悪い時の鹿島なら追いつかれていたが、昌子を入れて3バックにしたのも効いたのか、なんとか守り切って1-0での勝利。内容的には完敗。勝ち点3だけ貰った試合だが、勝った試合で勝ち点1にされたのもあったのでちょっと戻ってきたなという感じ。

湘南の出足の鋭さとスタミナ、連動性に負けたと思うが、もっと色々な要因があるのだろう。鹿島側はとにかくボールが収まらなかったし、パスミスも多く、取りに行ってワンタッチでかわされたりと無駄走りも強要された。

関川も一日一ポカが戻って来て、PA内で転んであわや手で触ってしょうもないPKを与えるところだった。わずかに右手が空振って難を逃れたが、当たっていたら故意とか関係なくPKだったと思う。そろそろ昌子と交代して喝を入れるべきところか?

途中出場の荒木も、1年目はピトゥカからの落としのダイレクトはしっかり枠内に決めてゴールを量産していたのだが、試合勘によるものなのか別の理由なのか。決定力ではカイキの方が上。

染野も垣田の代役で入ったが特に目立つプレーはなく、最後に交代で下げられ、不名誉な途中出場→途中交代。垣田がしばらく離脱になったら活躍してくれないと困るのだが、これだと監督も迷うだろう。

仲間とカイキを温存した理由はわからないが、サブメンバーの底上げを考えると天皇杯で勝った流れを持ち込みたい狙いもあったのだろうか。ちょっと頼りない結果になってしまったが。

とはいえ引き分け続きの流れを勝ちで止めた。リーグ戦の半分が終了し、首位と勝ち点8差はギリギリのところか。5連敗を考えればよく戻せたとも言える。後半戦、直接対決で勝てればまだチャンスはある。

仕切り直し、次からは新たな気持ちで、後期優勝を狙うつもりでやって貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第17節 6/11(日)】(カシマスタジアム 18:03KickOff湘南/13,169人/霧)
【スコア】鹿島 1-0 湘南 (前1-0 後0-0) (S 7-9)
【主審】(主審)上田益也、中野卓、眞鍋久木、(VAR)柿沼亮、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前43分 FK樋口 1右
【警告】
(鹿)ディエゴ・ピトゥカ4(前23分)
(湘)小野瀬2(前12分)、大野1(前37分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→66昌子 植田 関川 安西→46常本
MF 佐野 ディエゴ・ピトゥカ
FW c鈴木 垣田→23染野→70荒木 名古→46藤井 樋口
【サブ】沖 昌子 常本 荒木 藤井 土居 染野
【監督】岩政大樹
【MyMVP】樋口(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2023第16節浦和(アウェー)戦 [リーグ]

試合前に審判協会からの横やりを入れられ、またもや刺客を送り込んでくるかと思いきや鹿島に何の含みもなさそうな外国人審判を採用してきた。結果から言って素晴らしいジャッジだった。もう全員、外国人審判にすればいいのに。

前半、浦和の強烈なライナー性のクロスが、まったく故意ではないピトゥカが畳んだ腕に当たったように見えたが、当然浦和側はハンド(PK)をアピール。これを毅然とした態度できっぱりとノーと言ってくれて試合が落ち着いた。

今までの節穴審判だとVARを見てPKにしていたかもしれない。ないのが普通なのだけどな。

鈴木の不満そうな態度もしっかりと対話で収めてくれて、試合がスムーズに進み、なんのストレスもなくゲームに集中出来た。それだけに最後の最後にピトゥカが暴れて嫌な空気にしてしまったのは残念。

相手の肘が完全に入っていたが、今日の審判だったら何も言わずともカードを出してくれたと思うし、セットプレーでワンチャンあった。

余計なカードを貰って、何故か早川まで参戦して(注:ボールを蹴りにいっただけみたい)カードを貰い、セットプレーも横に振った瞬間に笛を吹かれて終わってしまった。勿体ない。

ゲーム自体はお互いに数少ないチャンスをモノに出来なかったというところ。鹿島は前半に流れからの佐野とCKからのこぼれで鈴木、ピトゥカのミドルくらい。後半のピトゥカのミドルは相変わらず枠の上だったが、あそこは中に人もいたので低めに打ってくれればこぼれ球もあった。

浦和は前半にポストに当てたのと、後半にホセカンテのヘッドを早川がセーブしたのくらいか。1点を分ける好ゲームだったと思う。

鹿島はキーパーに下げたボールを簡単に蹴ってロストするのが嫌なので地上でつないで欲しいと希望していたのだが、同時に、ミスからピンチを招くかもと書いた。まさにその通りになって、全体的にはうまく剥がせていたが、関川とピトゥカで危ない場面があった。

スタメンを樋口、佐野、名古、ピトゥカと中を固めたことで回すことが可能になったのだと思うが、この布陣にすると交代カードでどんどん守備強度が下がっていく。佐野を下げて藤井を切るのはかなり難しい判断になった。

そのぶん常本でフォローしているのかもしれないが、ピトゥカが足をつっていたようにちょっと無理がある気がする。垣田もロングボールがなくなって、まったく見せ場がなくなってしまっていた。抑え込まれていたのもあるが。

鈴木はずっと身体が重そう。周りのフォローで破綻せずに済んではいるが、カウンターになった時、ロストするか、動けずに合わないか、戻り切れずオフサイドになるかでチャンスが潰れる場面が多々あった。それでもゴールを決めてくれればお釣りがくるのだが。

セットプレーではお互い隙を見せずにチャンスを作れず。素人目には西川がハイボールに飛びついてくるので、逆サイドに振ってからの折り返しにチャンスがあるように見えたが。

地上戦でつないで攻める姿勢は今までにない姿で、佐野のシュートまでいった場面のような形が増えれば楽しみはある。あそこは鈴木にパスをつないで欲しかったが、打つならせめて枠に飛ばして欲しかった。

タフな試合を無失点で引き分けに出来たことには価値があるが、3戦勝ちがなく勝ち点的には1勝2敗と同じ。一旦は詰めかけた首位との差がまた広がってしまった。

次でリーグの折り返し。6差くらいに収まっていれば上出来とは思うが、まずは次に久々の勝ち点3を取ることが先決。悪くない、と言っている岩政のコメントにやっと少しずつ共感出来るようになってきたので、このままチーム状態を上げつつ結果も出して貰いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2023第16節 6/4(日)】(埼玉スタジアム2002 17:04KickOff浦和/45,575人/晴)
【スコア】浦和 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 7-9)
【主審】(主審)アンドリュー・マドレイ、渡辺康太、八木あかね郎、(VAR)谷本涼、武部陽介
【得点】
なし
【警告】
(鹿)仲間2(後39分)、早川1(後45+6分)、ピトゥカ3(後45+7分)
(浦)アマリウスホイブラーデン2(後12分)、酒井3(後45+6分)、早川1(後45+7分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→73常本 植田 関川 安西
MF 佐野→87藤井 ディエゴ・ピトゥカ
FW c鈴木 垣田→59土居 名古→59仲間 樋口→73アルトゥール・カイキ
【サブ】沖 昌子 常本 藤井 アルトゥール・カイキ 仲間 土居
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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