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代わり映えしない采配なら怪我人多くても一緒だね [雑感]

中村が練習で怪我、鈴木も再発で離脱と相変わらずの様子だが、結局のところ大岩の采配だと固定メンバーのうえ、交代も固定なので戦力が厚くても一緒ということを改めて気づかされた。

しかも、固定メンバーでやってるわりに連携が深まっている感じもせず、特にレオシルバのスルーパスが全然合わないのはどういう理由があるのか、試合後にすり合わせをしているのだろうか。

どう贔屓目に見ても選手がその場のノリや感性で個々にやっているふうにしか見えず、たまたま合ったら形になる、それ以外はミス。2本3本繋がっても決まった形がないから、誰もその先には出て来ない。結局シュート打たずに後ろに戻す。

オートマチックに「こういう時はこういうボール」というようなパターンも見受けられず、大岩の指示はいつも通りに「サイドから」。だからそれはもう研究され尽くしている・・。

人に強くプレスをかけてくるチームに対し、ボールを早く回してプレスをかわしたり、浮き球で裏を狙ったりと相手の体力をジワジワ削るようなトータルマネジメントが出来ていない。

小笠原がいた時はそうやって布石を打ち、終盤に仕留めることもあったから負けていても我慢して観れたのだが今はそれがない。

試合記事でも描いたが、ゲームキャプテンがコロコロ変わるようではチームとしての方向性も定まらないし、芯を作って欲しい。

レオシルバはいい選手ではあるがゲームメイクが出来ないし、好きにやらせたら当たり外れの大きい行き当たりばったりのチームにしかならない。結果がそれを示している。レオシルバを黒子として落とし込めるような形にしないとチームの底上げはない。

そのためにはチーム全体にガツンと言えるキャプテンの存在が不可欠であり、遠藤では今は無理。クォンスンテなら言えると思うが外国籍選手にそれを任すのは違うと思っているし、そもそもキーパーからでは遠い。

永木が適任だとずっと思っているが、大岩のレオシルバ第一選択が足を引っ張っている。もしかしてジーコに気を遣ってブラジル選手優遇とかではないよね?

まあ、仮にそうだったとしても大岩の監督力なんてその程度のものだし、期待しても無駄ということははっきり身に染みたが。

今の鹿島が勝つには序盤のチャンスで運良く先制し、相手が出て来て自分たちのペースになり、なおかつ数回のピンチを相手がミスしてくれるというような感じでないと難しい。

まだ開幕戦が終わったばかりだが、気持ちは既に来年へと飛びかけている。まさか今年もリーグ優勝逃して大岩続投とかはないだろうし、そうだったら心が折れる。

町田、関川、平戸、山口、名古、小田、伊東、沖がレギュラーの座を掴んで、遠藤、レオシルバらをベンチに追いやるような成長を遂げて欲しいと願っているが、出場機会も与えられなさそうだし、それも期待薄と思うと、やっぱり気が滅入るなあ。

テンションも上がらないので次回の更新は川崎戦後です。

あと、Jリーグタイムのテーマソングの「ハートビー~」のやつ今年も変わらなかった。あれウネウネしてて聞いてると気持ち悪くなるんだが、ああいう曲がウケるんだろうか。感性が世間とズレてきているならちょっと勉強する必要があるかもな・・。

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2019第1節大分(ホーム)戦 [リーグ]

リーグ連勝したら今年の期待値を上方修正すると言ってしまった自分が恥ずかしい。

やっぱり何も変わっていないし、なんとなく勝ってなんとなく負ける。その繰り返し。良くて相手次第。今日に限っては大分の完勝。

鹿島の対策をしっかりと練ってきたであろう大分に対し、無策のまま個人が勝手にやって攻守にバラバラ、交代も戦術も効果なしでは話にならない。

いつまで経っても完成度が上がらない大岩政権をいつまで我慢すればいいのか、せめて何敗すればとか、首位と勝ち点差いくつ離れたらとか、解任のラインを教えておいて欲しい。大岩にこだわる理由がさっぱりわからない。

今ゲームのワーストワンはチョンスンヒョン。いきなり目測を誤って決定的ピンチを作り出し、そこはクォンスンテが防いだものの同じようなミスを何度も繰り返し、2失点目も同じようにやられた。

犬飼のカバーリングも最悪。右往左往という表現が正しく、藤本は好き放題。レオシルバのすぐに喰いついていくプレースタイルもどうだったのか。中盤がスカスカだったし、組み立ての面でも相変わらず自分本位で周りに合わず、シュートは枠を捉えることもない。

最後の交代で永木の方が下げられていたが、大岩の中ではずっとレオシルバが上位。キャプテンマークも遠藤→永木→レオシルバとこんな簡単に変わっていくようだとピッチで喝を入れる選手がいなくても当たり前。

遠藤も存在感なし。パターンが読まれているのか何かしてくれそうな雰囲気もなく、逆サイドの安部も酷かった。

この状態で、かつ負けている状況でも3枚目のカードを切るのが89分とか、さすが地蔵の大岩。同点の場面でどうやって戦っていくか、その時点でカードを切って方向性を示すのが采配では?

セルジーニョもボールが収まらなかったし、前線は個々で戦っている感じで連携も何もない。どういう攻撃で崩したかったのか、セットプレーでしか得点気配がなく、つまりは去年と同じ。

運良く先制して相手が出て来てくれるような展開勝ちしか狙えず、先に点を取られてしまえば逆転出来る力はなさそうなところも変わらない。

終始、気持ちが乗らないまま観ていたが、こんな試合が続くようでは観客減は止まらないんじゃないだろうか。情けない。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第1節 2/23(土)】(カシマスタジアム15:03KickOff大分/19,463人/晴)
【スコア】鹿島 1-2 大分 (前0-1 後1-1) (S 18-10)
【主審】松尾一(主審)、越智新次、五十嵐泰之
【得点】
(分)前16分 小塚→藤本 1左
(鹿)後03分 犬飼→伊藤 1右
(分)後24分 オナイウ阿道→藤本 2右
【警告】
(鹿)なし
(分)前田1(後19分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 安西 チョンスンヒョン 犬飼 山本
MF レオシルバc 永木c→89レアンドロ c遠藤→76山口 安部→70土居
FW セルジーニョ 伊藤
【サブ】曽ヶ端 内田 町田 土居 レアンドロ 平戸 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】5クルクル、最大2秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2019シーズン幕開けリーグ開幕、大分戦展望 [雑感]

ACLプレーオフで既に公式戦を済ませたばかりだが、本当の開幕はリーグ戦。今年の(My)最大目標はリーグ優勝なので、いきなりつまづいて欲しくない。

期待値低めに捉えている今季だが、大分、川崎に連勝するようなら早くも上方修正してもいいかも?

スタメンは基本的にこの前のメンバーでいくと思われるが、クォンスンテが足を痛めた様子だったので無理せず曽ヶ端からでもいい。

開幕戦でさえなければ沖を抜擢でもいいくらいなのだが、さすがにプレッシャーも半端ないだろうし、それは無理目かも。

ただ、曽ヶ端のミドルの見切りの早さは何とかして欲しいもので、ニューカッスル戦でも曽ヶ端だったら前半に打たれたミドルに無反応もあったかもしれないので怖いは怖い。

沖を使って無失点勝利とかだと勢いもつくのだが、逆にそれで負けたら相当な痛手だしそこまでの博打は打てないし、大岩はそういう性格でもないだろう。

遠藤はあのデキだと使うのは躊躇われる。試合でコンディションを上げていくつもりなら仕方ないが、今度は怪我の心配もあってそれなら他の選手でもいいかと思う。白崎はベンチ入りもしていなかったのでまだ無理なのかもしれないが、平戸も見てみたい。

まだ疲労を考える時期ではないがあまりの怪我人の多さに、出来れば1試合ごとに別メンバーで戦って欲しいくらいで、今年こそは試合の重要度に応じてベンチ外にして休ませる策を取って貰いたいが・・。

サイドバックは安西が抜けたら詰みなので、内田をちょっとずつ使って負担を減らしておきたい。

大分が昇格の勢いのままにイケイケでくるのか、シビアにベタ引きでくるのか予想がつかないが、どっちにきてもいいように構えておいて欲しい。引いてくると決めつけて攻められて対応出来ずとかお粗末なことはないように願う。

ニューカッスル戦を勝ったことで気持ち的には楽になっているが、油断は禁物。今年は挑戦者だという心構えで戦い抜いて貰いたい。

まずはスタートの1勝。しっかり勝ち点3を積んでいこう。

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ACLプレーオフ、ニューカッスル・ジェッツ戦 [ACL]

正直、始まる前の勝手な予想だと勝率は35パーセントくらいのつもりだった。理由は色々あるが、休み明けに弱いというところ、怪我人が多いところ、聞こえてくる噂では連携がいまいち取れていないこと、相手がシーズン中など。

しかし、終わってみれば4-1と点差以上に強い勝ち方だった。みくびっていて失礼しました。

伊藤が初ゴールを挙げたのも良かった。移籍してきて怪我で出れない選手がチームの大黒柱になったイメージがないと書いたし、初戦から出られないようだと期待も出来ないかもと思っていたが、スタメン出場のうえ先制点まで取って文句なし。

ああいうこぼれ球を決められる選手がいなかったので、素早く反応して押し込めたのは期待が膨らむ。欲を言えばあと2~3回くらいチャンスがあったので、もう1点決めたかった。DFを胸トラップでかわしてシュート打ったシーンは絶品だった。終盤はスタミナ切れに見えたが元々なのだろうか。

セルジーニョも仕上がっていた。先制点につながったヒールキックシュートもうまかったし、前線でのタメも作れていたし、PKもしっかり決めた。トドメの4点目もよく詰めて枠に収めた。運動量もあって献身的で、得点力のあるフェリペという感じ。MyMVP。

次点で安西。いくつか危ないミスもあったが、持ち味である攻撃力を活かせていた。敵陣奥深くに切り込めるのも助かる。最後まで運動量も落ちず、右サイドを支えていた。あとは怪我なく、疲労を溜めることなく、どれだけコンディションをキープ出来るかになる。

ボランチはキャプテンマークを巻いた永木のカバーリングが冴えていた。レオシルバもフリーで動けていて、伸び伸びやれていた。ただ、急ぎ過ぎて縦パスがつながらない場面が多々あって、あそこはもう少し丁寧にお願いしたい。

PKを獲得した場面は切り返さずに左足でシュートを打てるようになって欲しいと思うが(レオシルバに限らず土居とかも)、若干甘いジャッジだったようにも見える。他の接触プレーは相手寄りに取っていたのに、あの時だけ鹿島寄りになった。

これをセルジーニョが決めた時点で勝負ありだったが、その後のニューカッスルのプレーが荒くなり、だいぶ選手が削られた。クォンスンテへの足蹴りはイエローが出たが、VARがあったらレッドになってもおかしくないくらい故意なプレーだった。クォンスンテ、安部、永木、伊藤らに怪我がなければいいのだが。

山本はベテランらしいペース配分を考えたプレー。再勝ち越しになった2点目のヘディングゴールは、入り方がうまかった。相手GKのモスが当たりまくっていて、あそこで取れないと嫌な雰囲気になっていただけに貴重なゴールだった。

安部はキレのある動きでアクセントをつけていた。ダイレクトボレーも枠に飛び、惜しいヘッドもあった。悪くなかったが、切り込んで行くスタイルだけに今後は怪我が心配。もう少し周りのフォローが欲しい。

土居はバランサーとしては優秀だったと思う。トップでも2列目でもやれるし、鹿島のやり方も熟知している。しかし、競り合った時に簡単に倒されたり、あと一歩が届かなかったり、いつも切り返そうとして抑えられたりと物足りない感は否めない。あれでオッケーというならそれでもいいが、何かもうひとつふたつ上積みが欲しい。

交代で出た山口はアシストで結果を残せた。トップでの起用でないことに不満もあるだろうが、まずは足場を固めるところから。今はエースの鈴木も最初はサイドハーフのサブからだった。腐らずにやっていけばレギュラーの座を狙える。スピード感のあるプレーは楽しみがあった。

采配はスタメンも当たり、交代も当たり、3バックで試合を締めに行くところも良かった。3バックが機能していたかはまた別問題だが、動かざること大岩のごとしではないところに光明。

遠藤だけは評価が低い。ボールの収まりも悪かったし、デキとしてはまだまだ。ベテランなのでこれから少しずつ上げていくのだろうが、あのくらいだったら平戸にもチャンスがあっていい。

守備は時々危ない場面があったが、失点は事故のようなリフレクションが連続で続いたあそこだけ。結果的には合格なのだろうが、決定力のあるチーム相手だともっとやられていたようにも思う。マークの確認など修正すべき点は多々あった。

何はともあれ、ACL本戦出場。昨年2位を捨ててまで取ったプレーオフの権利を活かせた。いきなりスタートで躓かないで済んでほっとしている。

ちょっとだけ鹿島スイッチの入るいい勝ち方だったと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ACLプレーオフ 2/19(火)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/5,477人/雨)
【スコア】鹿島 4-1 ニューカッスル・ジェッツ (前2-1 後2-0) (S 20-6)
【主審】モハンメド・アブドゥラ・モハメド(主審:UAE)、モハメド・アルハンマディ、ハサン・アルアフリ
【得点】
(鹿)前18分 伊藤 1右
(ニ)前24分 バルガス 1右 
(鹿)前32分 安西↑山本 1H
(鹿)後22分 PKセルジーニョ 1左
(鹿)後45+1分 山口→セルジーニョ 2右
【警告】
(鹿)なし
(ニ)オドノバン1(後43分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 安西 チョンスンヒョン 町田 山本
MF レオシルバ c永木 土居→87犬飼 安部→80山口
FW セルジーニョ 伊藤→72遠藤
【サブ】曽ヶ端 内田 犬飼 中村 遠藤 名古 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】セルジーニョ(1)

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ACLプレーオフ、ニューカッスル・ジェッツ戦、展望 [雑感]

シーズン最初の公式戦、それもACL本戦出場権をかけた大事なプレーオフというのに、あまりにも怪我人が多過ぎてまともにスタメンすら予想出来ない。

一発勝負の試合とはいえ、回復途中の選手やコンディションが整っていない選手を無理に出してその後しばらく離脱となってもキツいので、問題ない選手のなかから選ぶしかない。

昨年末に負傷した鈴木、三竿、クォンスンテらは無理させたくないし、伊東、内田も厳しいだろう。小田、関川も負傷したらしく、その前に全体練習から離れていた金森、白崎、伊藤、犬飼、安部らはいけるかも?山口は情報なし。

戦略・戦術とか関係なしに組めるスタメンと言えば、曽ヶ端、安西、チョンスンヒョン、町田、山本、レオシルバ、永木、遠藤、安部、土居、セルジーニョとなるだろうか。

水戸戦で遠藤のデキは酷かったそうだが、かといって代わりが中村になると組み立てが出来ない気がする。安部の状態もわからないし、いっそのこと大岩政権初期の中村、レアンドロで組むのもありなのか?

ボランチは名古を育てていくのはいいとしても、永木の状態が悪くないならばこの一戦は永木にまとめて貰いたい。

犬飼、白崎、伊藤はコンディション次第だが、こうしてみるとサイドバックがもう既に枚数が足りてなくてビビる。安西が抜けたら詰みなんじゃないだろうか。

相手のことが全然わからないのでどういう戦い方をするのか不明。そのへんはスカウトがちゃんとやってくれていると信じたいが、あまりに慎重になり過ぎて何も出来なかったというのはやめて欲しい。

上に書いたスタメンでいくとしたら遠藤次第という気がするが、不調のようなら早めに手を打てるように、事前に準備しておきたい。地蔵采配は勘弁して欲しいというのが切なる希望。

ちなみに個人的にはこの試合の勝率は○○パーセントくらいと予想しているが、始まる前にネガティブ要素を出すと怒る人がいるので、後出しみたくなるがパーセントは試合後に発表することにする。

まあ、天気予報もそこまで正確に当たるわけではないし、○○パーセントとか言ってもあんまり根拠のない数字なんだけどもね。最近じゃ120パーセント!とか200パーセント!とかもはや確率上回っていることなんてザラだし。

まだ鹿島スイッチが入っていない状態だが、明日の試合で劇的に目を覚まさせてくれるのか、そのへんに注目したいと思う。

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2019ゼロックス浦和対川崎戦 [雑感]

かつては鹿島も当たり前のように出場していたゼロックス。開幕前に公式戦を1つやることとか、レッドカードを喰らって開幕戦に出られない選手がいたりしてむしろ罰ゲーム的な感じがしたものだが、出られないとなるとやっぱり寂しい気がする。

優勝賞金5000万円、準優勝3000万円は思えば魅力的だしね。(訂正:総額が5000万円で、優勝3000万円、準優勝2000万円でした)。

試合前の自分予想では互角かやや浦和寄りかなと思っていたが、始まってみれば終始川崎ペース。

新戦力の融合という点で川崎が上回っていたし、新外国人2人がしっかりと戦力になっていた。

レアンドロダミアンが前評判通りのいい選手で、高さもあって足元の技術もある。オフサイドでノーゴールとなった1点も含めて、こぼれ球を枠内に飛ばして得点を挙げる決定力もあった。この先どこかしら弱点が出てくるかはわからないが、早いうちに封じる手を探したい。

小林が的にならなくて済むぶん嫌なところから出てくるし、家長は相変わらずキレている。控えに斎藤がいるのも大きい。流動的に全員が動いてくる戦い方は完成度も高いし、どうにかやり方を考えないといけない。

怪我人続出で早くも大ピンチな鹿島とは違って全員の仕上がり具合も良さそうだし、リーグ2節で当たる時まともに戦えるのかどうか・・。

なるべくつかまらないようにパスを早く回して相手を消耗させられればと思うが、カウンターも鋭いし精度の差が結果に響くかもしれない。

今はもう川崎の方が力が上というのを素直に認めて、気持ちと運動量で負けないように戦っていくしかないんじゃないだろうか。大岩になってから川崎との差が随分ついてしまったな。

一方、浦和はまだ仕上がっていなかった。ちなみにアジアカップに帯同していた槙野は普通に出場していた。

新戦力の杉本が噛み合っていなかったし、興梠も動けていない。山中も後半からの出場だったし、橋岡は何も出来ていなかった。得点になりそうな気配があったのは柏木のプレースキックくらいだった。

当然、オリヴェイラのことだから着実にチーム力をアップしてくるだろうが、鹿島としては今のうちに浦和と当たって、疲れてきた頃の川崎と当たりたかったかな・・。弱気に思えるかもしれないが、そのくらい鹿島には上積みが感じられないんだな。

判定の基準としてはオフサイドとハンドに関して重きを置いていくとのことだったが、良くわからなかった。槙野がオブストラクションでファウルプラスイエローになったが、あれを攻撃側にとってくれるなら、当たり屋的に突っ込んで行くタイプに有利に思える。

鹿島がどういう分析をしたかは不明だが、攻略の手段を見つけてくれることを願う。策もなく正面から当たって粉砕という結果だけは避けて欲しいものだ。

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2019リーグ上位5位以内予想 [雑感]

客観的な視点で見ると、浦和、川崎、鹿島、神戸、ガンバ。

勝ち点でどれだけの差が出るかはわからないが、鹿島から言えば鹿島以外のこの4チームに勝ち越せるなら優勝の目もあるが、負け越すなら難しいと思っている。

ちなみに札幌は都倉の移籍が響くと思われ、FC東京はいまいち突き抜ける感じがしない。(鹿島的には相性が悪いが)。

上位に挙げたチームの評価点は「効果的な補強をしたクラブは」で前に書いたように、移籍がうまくいったと思われるところ。

鹿島は穴埋めに終始していたが埋め切れなかったとの印象な上、既に怪我人が続出して、更には何の上積みもないらしい練習試合などの様子。

いつも書いているがツキがあって流れが向いたらなんとか勝ち、ツキがなかったり不利なジャッジがあったらそれを覆せる力はなくそのまま負ける、そんな感じのチーム力。

ここ数年、優勝に手が届かないのは上位チームに勝ち越せないことが原因で、負けるパターンも一緒なのに何も分析出来ていないどころか、相手には研究されまくっているという。

鹿島のファンだから上位5位以内、もしくは3位以内、あるいは優勝も・・?という期待は抱くが、普通に予想して5位から下になっていたとしても驚きはない。

そのくらいのところにいることを意識して、上を喰ってやるという勢いでやらないと、いつまでもビッグクラブのつもりでいたら簡単に沈んでしまうと思う。

もっとも、神戸やガンバにも隙はあるだろう。あとは他のクラブが川崎の3連覇を阻むような空気、あの2年前、何がなんでも審判ぐるみで鹿島には絶対優勝させないぞという鹿島と戦うチームはベタ引きで守り倒していたようにか、そのくらいの包囲網を敷いて貰いたい。

浦和は早いうちにオリヴィエラの弱点を探せるようにしないと、実はここが一番厄介だと思っている。

気づけば週末には鹿島の出ないゼロックス。来週にはACLのプレーオフがあってすぐにリーグ開幕。個人的にはいまいち盛り上がっていないが、始まれば気持ちも入っていくだろうか。

明るい話題は法政大学の上田綺世(2年生)が2021年から加入すると発表があったくらい。実際に観たことはないが伝わって来る評価はいいものばかり。そのうち特別指定選手になるだろうから、前評判通りの活躍をしてくれれば少しは得点力不足が解決するかもしてない。

まずは鹿島にとっての今季初戦。いきなりコケないようにお願いしたいものだ。

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2019プレシーズンマッチ水戸戦を試合結果だけでまとめてみる [雑感]

スカパーで放送していたが例によって高いので見送ったが、今年の状態だったらPPVで500円の1試合放送だったとしても契約しなかったかもしれない。

新戦力で、ある程度時間を貰えたのは名古くらいで、あとは沖と関川が少し。他は体調不良と怪我で壊滅。

昨年リーグ2位を捨ててまでかじりついたACLの出場権、本戦インのための一発プレーオフが来週に迫っているというのに仕上がっているどころか、怪我人続出で今から駒の心配をしないといけないなんて、どうやったらそんなミラクルになるのか。

オフィシャルの情報を頼りに、掲示板なども踏まえて試合をまとめてみる。

スタメンは曽ヶ端、安西、チョンスンヒョン、町田、山本、名古、レオシルバ、中村、遠藤、土居、セルジーニョ。新戦力は名古だけで、遠藤はやっぱりキャプテンらしい。

アジアカップに召集されてまともな休みもなかったはずのチョンスンヒョンが、既に試合に出ないといけない状況に先が思いやられる。

逆にオフがなかったということでまだ動ける状態なのかもしれないが、だとすれば3月上旬くらいまで引っ張って、その間に犬飼、町田、関川、ブエノを実戦で使えるように経験を積ませ、そこから思い切って3週間くらいのオフを与えるとかそういうやりくりをしないと潰れてしまう。

もっとも、その頃順調だったらACLを戦っているはずので難しいプランかもしれないが、万一にも負けてルヴァン予選コースだったらこの案を採用して若手育成に切り替えるべきかと。

先にも書いたように水戸戦は観ていないので選手個々の評価は出来ないが、1-0の展開で沖を少し使ったのはプラス材料。関川も出場出来たし、内容はわからないが経験を積めたことが今は大事。

中村は貴重なゴールを挙げられた様子。ちょっと前に書いた「中盤選手評価」の中では序列下位だったのだが、上位陣が揃って欠場のために巡ってきたチャンス。見事にゴールを決めてみせた。

ただ、マッチレビューの「こぼれ球をワントラップで切り返すとDFをかわして左足でシュート」という部分はちょっと気になる。

鹿島の選手は特にそうなのだが、足元に来たボールをダイレクトで打つことがほとんどない。だいたい切り返してシュートを打とうとする。アジアカップの日本代表もそうだったが、それだと予測している相手や格上の相手には通用せず、打てずにロストすることがほとんど。土居とか特にそうだが。

どのくらい鮮やかに決まったのかはわからないが、ゴールにケチをつけても仕方ないので、まずは中村にとってはいいスタートを切れたとしておこう。

遠藤は試合後のコメントを見ると良くなかったみたい。掲示板でもあまりいいようには書かれていないし、「困ったら遠藤」という時代は過ぎ、フラットな目線で起用選手を選んでいく必要がある。

とはいえその筆頭だった白崎は怪我だから今のところどうしようもないが。伊藤も怪我だし、個人的なイメージとしては加入してすぐに怪我する選手が、チームの大黒柱になった印象がないので、期待値は結構下がった。

レアンドロは得意のドリブルは披露したがシュートまでには至らなかったようで、復活しているのかどうか微妙なところ。内田と平戸は調整みたいなものだろう。

後半、押し込まれたこととか、追加点を取れなかったこととか、スコア上だけでも昨年と変わってない感じがするが、マッチレビューでも課題があると書かれていて、いったいいつになったらそれが改善するのか。

そもそもどういう手段で解決していくのか、いい加減道筋を示して貰えないものか。これをやってこうなりました、みたいなことが全然伝わってこないから、「次こそは」とは思えないんだな。うまくいったとしてもたまたまに見えてしまう。

と、泣き言を言ってもシーズンはもうそこまで来ている。今日、出場出来なかった主力選手はいきなり大事な一発勝負の公式戦になるが、気合いだけでも負けないように心して準備しておいて貰いたい。

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どれだけ変わっても [雑感]

昨年、読んだ本のなかで印象に残っているやり取りがある。

彼、彼女、第三者の登場人物がいて、死んでしまった彼女の魂を元に復元した、そっくりなコピーを愛せるかどうかというもの。

すぐに物事を忘れてしまう年齢になったので完全に覚えていないが、だいたいこんな感じ。

「どれだけ変わろうとも彼女のことを愛している」
「どれだけ変わっても?」
「ああ」
「彼女が記憶を失くし、君への愛情を失くし、性格が昔と一変したとしても?」
「それでも彼女であることに変わりない」
「姿が変わり、声も変わり、名前さえ変わったとしても?」
「魂が彼女ならば、それは彼女だ」
「魂が彼女であるということを証明するものは何ひとつなくても?」
「僕がそれを覚えている」
「それはもう君のなかにある『彼女』であり、本当の彼女ではないのじゃないかい?」

これに対して彼はそれでも彼女を愛するという行動を取ったのだが、結末はざっくり言うと、彼女が消えてしまって、彼の気持ちの証明のようなものは果たされないままうやむやになって、なんだかすっきりしない終わり方だったのだが、このやり取りは考えさせられるものがあった。

誰か・・というか何かでもいいが、好きになったりする時はほんのささいなことだったりして、それが積み重なるうちに「全部好き」みたいな状態になったりするものだが、とはいえ、全部好きなんてことはそうそうあるわけでもなく、どこかにラインは存在している。

対象が好きになった頃と変わってしまっても好きでいられるのは、いい方に変わったか、あるいは累積したポイントのようなものをちょっとずつ消費しながらまだプラス域にいるか、そういうことなんじゃないだろうか。

身も蓋もない言い方をしてしまうと、相手が記憶を失くしてしまい、それでもまだ好きというのはわかる。しかし、それに加えて姿かたちまでも変わったとしたら、どうやってそれを相手だと判明出来るのだろう。

どのあたりに相手を相手だと判別出来るラインがあるのかは人によって違うし、もしかしたら本当に「どれだけ変わっても」好きなままでいられる人もいるかもしれない。

ただ、上に書いた第三者はこう言う。


「どれだけ変わってもいいというのなら、彼女でなくても構わないんじゃないかい?」


刺さる言葉だった。

何か譲れないものがあるからこそ好きになれるのだし、それが失われてしまったら気持ちが変わっても不思議じゃないし、変わらないとしたら第三者の言うように本当にその人である必要はないのではと思う。

鹿島は最近、急激な変貌を遂げている。かつては新入団した選手を根気よく面倒を見て育て、一体感のあるクラブだった。

それが今や2~3年で見切りをつけて放出し、よそから即戦力を獲得してきては主力を手放す。時代の流れなので仕方ないとはいえど、ファミリー意識というよりは「身内に甘い」と感じられるような人事もちょいちょい見られ、芯がなくなりつつあるように感じられる。

ジーコはTDとしてクラブにいるとはいえ、不動のキャプテン小笠原も引退した。

鹿島の魂はまだ、強く残っているだろうか。

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正直、今季の期待値は低い [雑感]

ネガティブ記事なので、「戦う前からマイナスの話をするな」という方はスルー推奨。

もともと自分の性格には楽観的な部分と悲観的な部分が同等くらいに混在していて、何の根拠もないのに成功すると考えたり(主にギャンブル)、とてつもなく不安に包まれたり(主に病気)、どっちに比重があるかはわかっていない。

まあ、人間誰しも二面性、あるいは多面性を持っているもので、どっちと言い切れるものでもないが、そういう自分からしても今年の鹿島にかける期待値は、ここ数年のなかで一番と言っていいくらいに低い。

だいたいが大岩続投という部分についてなのだが、悲願のACL優勝というタイトルを獲っても信頼がひとつも増さない。

何が理由か考えてみたのだが、一番引っかかっているのは多分、将来性。次に解決策のなさというところだろう。

2年近くやってきて、いまだにどういうサッカーを目指しているのか見えず、一部の選手を優遇し、スタメンの選定から采配、相手との兼ね合いなどを見てもぱっとするものがなく、運が良ければ勝ち、悪ければ負けるという相手任せのスタイル。

これで国内ベスト4が2つ、リーグ3位、ACL優勝なら凄いとも言えるが、逆に言えばその足りない部分は監督が補うべき部分だと思っている。

なのでそれを出来なかった大岩は当然解任(任期満了)と思っていたが、フロントの身内に甘いズブズブ人事のおかげで続投。噂ではあの決定的不祥事のあった柳沢を早くも育成のコーチとして呼び戻すことを考えているとか。

戻すにしてもどこかで実績を積んでからとか、失った信用を回復させてからだと思うが、まあそれはとりあえずはいいとして。

つまりは大岩の続投が原因の大半でテンションが上がらず、補強も積極的に行ったわりには戦力を上積み出来たかと言えば微妙。

キーパーとCB、サイドバックを含めた守備面が相当な不安しかなく、攻撃は鈴木と安部が怪我なく働いて伊藤、白崎がフォロー出来ればなんとかなるかもしれないが、聞こえてくる噂は主力の復帰遅れや体調不良で練習不参加など、まともにスタートを切れるのか?というまずそのラインからのもの。

4冠を狙うとか勇ましいことを言うのはいいが、具体性に欠けるし、最悪はACLのプレーオフでいきなり負けることも有り得る。

勿論、試合が始まれば誰が監督だろうが応援はするし、4冠は当然獲って貰いたいが、個人的にはリーグ優勝を目指して欲しい。

リーグ優勝とか言う時点でもしかしたら期待値は言うほど低くないのかもしれないが、失ったものを取り戻すことから始めないとダメなんじゃないだろうかと思う。

リーグ優勝出来たら大岩のことも認められるがどうだろうか。解任になる条件みたいなのを提示して貰えれば、どんな采配や結果になろうともそこまでは我慢していられるのだが・・。

タイトルをひとつ獲るか、若手をレギュラークラスに成長させられるか。このへんが今年の観どころかと、自分のなかでは設定している。

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