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代表のドタバタ感が凄い [雑感]

「一部の選手」の苦情が取り立てられる形で代表の監督が交代したが、どちらにせよ前監督のハリルホジッチでは先もなかったので交代は仕方ないと思うが、それにしてもここまでバタバタだとどっちが良かったのかわからない。

まあ、人気のある選手が選ばれていることからしても、観客動員や、マスコミの注目を集めるという点では良かったのかも?

多分、「一部の選手」の筆頭であろう本田だが、連携もいまいち、個人の動きとしてもいまいち。香川もいつもあれくらいは動くが肝心のシュートが決まらないのは変わらずで、この選出は正しいのだろうか。

勝敗自体はFKで壁を抜かれるという信じられない失点と、川島の凡ミスでPKの失点。どちらも防げたと思うが、キーパー川島の賞味期限は切れているような・・。とはいえ中村と東口が怪我明けで万全でないのだとしたら、選出方法にも問題があるような。

攻撃は何が狙いなのかさっぱり。大岩以上に迷走しているというか、召集して時間もないから仕方のないことかもしれないが、パスも全然つながらないし、どういう形で崩すかの共有が出来ておらず、得点出来そうな気配がゼロ。

W杯までもう時間がないのに、ここからせめて希望が持てるくらいの攻撃は組み立てられるようになるのだろうか。

選出メンバーとしては井手口と浅野、鹿島の三竿健(弟)が落選。三竿健(弟)は最後の方に召集されたし試合でも使って貰えなかったのでやむをえない。西野監督のコメントではコンディションを理由にされているが、これは配慮された結果かもしれない。

それにしても大島は個人的に何がいいのか全然わからないのだが・・。所属の川崎ではチームに合っていて攻守に効いているが、代表ではいいところが見当たらず、ようやく怪我で退かなかったなという印象しかない。

井手口と比べれば今までの貢献度とか運動量とか様々に劣ると思うのだが、これもコンディションが理由に挙げられている。大島が体調不良で離脱するようなことになったら、どういう目利きなんだとツッコむ用意がある。

鹿島贔屓で言うわけではないが、ガーナ戦を観る限り、W杯で期待出来そうだったのは大迫と柴崎、宇佐美、長友くらい。バックラインの3人はバタバタとしていて、3バックではとても戦える状態ではないように見えた。

何を期待して代表戦を観ればいいのかまったくわからなくなってしまったが、W杯ではtotoも販売されるので「鉄板枠」として活用するしかないのだろうか。

勿論、どっちに賭けるかは言うまでもない。

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大岩のコメント見るとやる気まんまんでビビる [雑感]

仙台戦後の大岩のコメントを改めて読んでみたが・・。

後半、練習でもやったことのないと言っていたシステムを採用し、相手が2点リードで守備的になっているなか、枠内に飛んだシュートが1本だけの1点で「手応えを感じた」って。相当楽天的な性格をしていらっしゃるご様子。

チームはオフ明けとなったが、未だにオフィシャルで監督更迭の朗報が乗らず、大岩のやる気まんまんなコメントを読んでも、どうやら中断明けもこのままの体制で行くようだ。

正直、もう大岩の批判についても書くことがなくなってきた。

昨年の成績が23勝3分8敗。そして今年が14節消化した段階で5勝3分6敗。残り20節を18勝2敗という驚異的な数字を叩き出さない限り昨年を上回ることは出来ず、この成績でまだ監督を続けていられるとか信じられない。まさに鋼のメンタル。

確か石井監督は5敗した時点で辞任だったと思うが、それも既に上回っているし、大岩に交代してから昨年は3敗だったがこれも既に上回り6敗。

唯一、ACLに残っていること「だけ」が評価されている形だが、まだベスト8の段階で何も成し得たわけではない。敗退していたらクビだったのかどうか知らないが、成績を見るだけでも明らかに昨年よりチーム力が落ちているのがハッキリとわかる。

何度も言うが、大岩を始めとしてコーチ陣も含め、全て総入れ替えで後半戦に臨んで貰いたい。SEY YESで頼む。

そう言えばレアンドロも移籍か?という噂が少し流れていたのだが、個人的には移籍するならするでも構わないと思っている。獲得のために支払った違約金が返ってくるなら全然オッケー。

やる気を失っているペドロ・ジュニオールとともに総入れ替えが希望。ペドロは所属していた神戸にイエニスタが加入し、ポドルスキといい随分と差があるな・・。まあ、金額もお値段相応だが。

大岩は継続してやっていくという、何を継続するのかわからない表明だが、多分、主力を潰れるまで使い倒して、運良く先制したら勝ち、先制されたら負けという今のサッカーを継続するということだろう。必然、今年の鹿島は終わったなという印象になる。

残留争いに1試合未消化で勝ち点差3という状況に、フロントはどこまで耐えられるかチキンレースでもやるつもりなのだろうか。個人的にはもうとっくにブレーキ踏みまくりなのだが。

試合もないので、しばらくは解任の朗報だけを待ちつつ、W杯を追いかけたいと思う。ちなみに更新間隔はだいぶ空いていくと思いますすいません。

あと、日テレのW杯のスペシャルキャスターに、懲りずにさんまを起用したとか。

クラブワールドカップでの空気を読まない発言でスタジオを凍りつかせていたが、またあの惨劇を繰り返すのだろうか。それともさすがに「日本代表」だと気を遣って海外サッカー贔屓な発言は慎むのだろうか。

サッカーを観るのに無理なお笑いは必要ないと思う。松木さんみたいに純粋に応援してくれる人の方が、一緒にワイワイと楽しめていいのだと思うが人それぞれなのかなあ。

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2018第15節仙台(ホーム)戦 [リーグ]

後腐れなく解任出来ると思えば文句なしの試合だった。リーグ的には絶望が広がる敗戦だが、中断期間で監督が変わると思えば耐えられる。というか解任してくれい。そう思わなければやってられない無様な試合ぶり。今に始まったことではないが。

何の役にも立たないことがまたしても証明されてしまった中村は、大岩お気に入りの選手なので思い出作りだろうか。

やりたいと思っていただろう3バックや遠藤のボランチもやれたことだし、もう悔いはないでしょう?

安部が使える状態での中村スタメンは意味不明だし、予想通り空気のまま前半で交代。土居も前節で力尽きて完全に消えていた。

下がり目でプレーした金崎は疲労のせいだと言い訳をしておくが、元々うまくないトラップが更に酷くて足元に収まらないし、味方へのパスもバラバラで奪われるし、1対1でも簡単に奪われるし、正直、試合で使えるレベルではなかった。

だからといってペドロ・ジュニオールがやれるとは思わないいし、山口を使うようならプライドがどうとかで色々問題があるのだろう。

伊東も全然成長しない。1失点目は集中してなかった全体のせいだが、極論すれば伊東の寄せが甘過ぎる。あれだけ簡単にクロスを上げられてはダメ。攻守に効いている場面もほぼなく、良かったのは鈴木が蹴り損ねたクロス1本だけ。

ボールを持っても何の怖さもないし、安西をメインに攻めるべきだと思ったのだが、安西は疲労もあってわざと右サイド主体にしていたのだろうか。伊東は内田や西から何を学び取っているのか。

小笠原も上海上港戦で途中出場した時にあまりデキは良くないように見えたが、そのまま引きずっているような感じだった。動きも重かったし連携もバラバラ。

チーム全体としては運動量で負け、気持ちで負け、球際で負け、精度でも負け。負けに不思議の負けなしを体現する結果だった。

後半から入った犬飼はまたしても失点。クォンスンテがビッグセーブした直後のCKで、何が何でも守り切らなければいけないところだったが、得点した板倉のマークは犬飼だったように思う。あのプレーを予測していなかったのかどうか・・これも寄せが甘かった気がする。

セットプレーにも工夫がなく、特殊な守り方をしてくる仙台相手だったが、何か打てる手がなかったのだろうか。

流れの中からの攻撃では失点直後の攻め上がりから永木のフィニッシュ、伊東のクロスから鈴木の蹴り損ない、遠藤から鈴木、安部、鈴木に戻って決めた得点シーン、あとは植田のパスカットからの持ち上がり。この4つくらいしか盛り上がりどころがなかった。

自慢の守備も崩壊し、課題の攻撃は一向に改善されず、先制されれば負けるのも当たり前。根本的なところから変えていかないと運が良ければ勝ち、そうでなければ負けるというのが続くだろう。

ACLを勝ち上がったことで判断を保留したい気持ちがあるかもしれないが、これで大岩采配が見納めになることを願いたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2018第15節 5/20(日)】(カシマスタジアム14:03KickOff鹿島/23,942人/晴)
【スコア】鹿島 1-2 仙台 (前0-1 後1-1) (S 7-10)
【主審】岡部拓人(主審)、小椋剛、竹田明弘
【得点】
(仙)前02分 関口↑石原 4H
(仙)後20分 大岩↑板倉 2H
(鹿)後40分 安部→鈴木 4右
【警告】
(鹿)小笠原3(前43分)、遠藤2(後33分)
(仙)板倉4(前19分)、石原3(後4分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 伊東 植田 昌子c 安西
MF c小笠原→46犬飼 永木 遠藤c 中村→46鈴木
FW 金崎 土居→81安部
【サブ】曽ヶ端 犬飼 安部 レオシルバ 山口 ペドロ・ジュニオール 鈴木
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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試合今日だと思っていた! [雑感]

中断前最後の試合、ホーム仙台戦。今日だと思っていた・・。

14時になったからDAZNつけたら放送してないし何事?とオフィシャルをチェックしたらちゃんと日曜って書いてある。

いくらなんでも殺人的スケジュール過ぎるだろうと思っていたが、一応考慮はされてるんだな。

というわけで代表の話題。

ガーナ戦に臨む代表メンバーが発表され、鹿島からは昌子、植田、三竿健(弟)が選出。内田は怪我から完全に回復していないし残念ながら順当かと。金崎も仕方ない。

それにしても予備登録の35人をわざわざ非公表にした理由は何だったんだろうか。海外組は召集リストとかから推定されておよそ正解のものが報道で流れているし、単に国内組をモヤモヤさせただけかと思える。

ここから更に絞り込まれるということで、まずは選出前の試合に使って貰えるかどうかからだが、しばらくJリーグは中断になるので(天皇杯はある)、クラブのことは気にせず精一杯やってきて貰いたい。

燃え尽き症候群にならず、経験だけを持ち帰ってくれると有難いんだけどね。

と、このままだと尺が足りないのでもうちょっと追加。

明日の試合が中断前ラストということで、個人的には大岩采配ラストと位置付けているが、ACLも首の皮を残し、このところリーグは連勝。

仙台戦も勝つと3連勝フィニッシュとなり、そこだけ切り取れば中断明けまだまだいける!というふうにも捉えられかねないが、1年前に就任した時からの評価からするともうこれ以上の上積みは見込めないのが実情。フロントがちゃんと判断してくれといいのだが。

スタメンは疲労が溜まっていようがなかろうが、この後は試合がないのだから、ACLを戦ったメンバーになるだろうと推測。

仙台は良かったり悪かったり把握しづらいが、順位は同じくらいなので、チーム力はあまり差がないということ。勝敗を分けるのは最後の精度と、勝つという気持ち。

・・なんだか言っていることがいつも同じ気がする。

試合もメンバーも同じようなものだから、これも仕方ないのかもしれない。新しい切り口が見つからないからしょうがないよね、と開き直っておく。

あともうひとつ、前回の記事で書いた浦和のチャントらしきもの。

文字にすると難しいのだが、

オオオ止 オ オ止 オ↓オ↑オオーオーオー
オオオ止 オ オ止 オ↑オ↑オオオーオー

というような感じのやつ。浦和戦でしか聞かないので浦和のチャントと思っていたのだが、認識が間違っているのか、空耳(だったら自分の耳がヤバい)か、いまいち自信がない。

自信がないと言えば明日のオークス。本当にド本命馬連1点勝負でいいのでしょうか。

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2018ACLラウンド16第2レグ上海上港(アウェー)戦 [ACL]

試合には負けたが勝負には勝った。2戦合計4-3で延長にもつれこむこともなく、アウェーゴールに泣くこともなく、鬼門のラウンド16を突破。おめでとう!

というか完全誤審のPKで勝ち越されただけで、試合も負けてないんだけどな!抗議した上で、昌子のイエローカードだけは取り消して頂こう。

三竿健(弟)が怪我で離脱ということで代役はレオシルバ。個人的には不安しかなかったが、いくつも危ない場面があり、やっぱり大舞台でレオシルバは怖過ぎる。後半アディショナルタイムで自陣PA内で切り返すって・・。

とはいえ得点にも絡んだし動けてもいた。交代で入った小笠原が効いてなかったのを見ると、レオシルバが正解だったのかもしれない。

MyMVPは貴重なアウェーゴールを取った土居と、何度もスーパーセーブで決定機を防いだクォンスンテ。

土居はようやくポテンシャルを発揮してくれた。あのポジションが合うのか知らないが、左足ヒールでゴール隅に流し込むテクニカルなゴール。

土居のゴールはこういうワンタッチで決めるものが多く、1対1になって抜こうとしてもロストするだけだから、これからは拙速でもいいからテクニックを活かせるプレーを心掛けて欲しい。

クォンスンテも素晴らしいセービングだった。至近距離からのフッキのシュートを弾いたのは、リプレーで観ても鳥肌が立つ。他にも味方の相変わらずの横パスからの大ピンチもセーブし、ブラインドからのシュートも落ち着いて対応。クォンスンテでなければ何点取られていたかわからない。

超誤審のPKでさえも止めそうな雰囲気だった。完全に読み勝っていたし、むしろフッキのシュートが枠から内に入ったぶん吸い込まれてしまったくらい。

昌子はハンドではないのにPKを取られる不運もあったが、1失点目のセットプレーの守りでもミスと言えば厳しいがクリアミス。他にも危ない場面が何度かあった。フィジカルも万全ではないのだろう。それでも実質1失点はクォンスンテも含めてDF陣の勝利。

安西と鈴木も良く走っていた。安西は果敢なオーバーラップからアシストを決めたし、無駄走りになっても何回も上がっては下がって繰り返していた。鈴木も最後までボールを追いかけ、前線からの圧力を弱めることはなかった。

金崎がスタミナ切れで動けていないぶんを鈴木と安西の走力が補っていた。本来なら代わりの選手が活躍してくれるくらいでないと困るのだが・・。

永木は活躍していたのか画面越しではわかりづらかった。スカパーの中継は久々だったがカメラワークが良くなくて観づらい。画質はDAZNを遥かに上回るのだが。

後半、ベンチと選手が大揉めになったシーンは一体何があったのだろうか。

交代で入った犬飼は気持ちが勝ち過ぎて被るシーンがあったりと、特にエリア内ではPKを与えないかとハラハラしているのだが、いつか安定して守ってくれる日は来るのか。安部はもう少し敵陣深くまで持っていってコーナーでキープして欲しかった。

後ろが連動して上がれるなら戻すのでも良かったのだが、皆、疲れていた。安部の技術なら一人でも時間を稼げたのにと思う。もっとも、持ち過ぎるとイエロー覚悟のファウルで潰される心配もあったのでそれも考えてのうえのことか。

西、遠藤、永木ら勝ち方を知っている選手がピッチにいることで、うまくゲームコントロールを出来たことも勝因のひとつかと。

何はともあれACLタイトルの希望は残せた。あと3つはかなり遠いようには思うが、総合力でなんとか頑張って貰いたい。

週末の仙台戦は、さすがに今日出た選手は休ませないと動けないだろうな・・。

あと、浦和のチャントらしきものが聞こえてきてたが、聞き間違いだったのか、鹿島サポがあえて上海上港にプレッシャーをかける形でやったのか。どっちなのだろう。

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(以下、個人的まとめ)
【2018ACLラウンド16第2レグ 5/16(水)】(上海体育場21:00[現地20:00]KickOff上海上港/人/)
【スコア】上海上港 2-1 鹿島 (前1-1 後1-0) (S 15-9)
【主審】モハメド・アブドゥラハッサン(主審:UAE)、ハサン・アルマフリ、モハメド・アルハマディ
【得点】
(上)前07分 フッキ 左
(鹿)前42分 安西→土居 2左
(上)後36分 PKフッキ 左
【警告】
(鹿)安西1(前34分)、レオシルバ1(後9分)、昌子1(後35分)
(上)ウーレイ1(前8分)、フッキ1(前45+1分)、アフメドフ1(後2分)、ヘーグアン1(後9分)、シークー2(後40分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 西 植田 昌子c 安西
MF レオシルバ 永木 c遠藤→68安部 鈴木
FW 土居→78小笠原 金崎→89犬飼
【サブ】曽ヶ端 伊東 犬飼 中村 安部 小笠原 ペドロ・ジュニオール
【監督】大岩剛
【MyMVP】土居(1)、クォンスンテ(2)

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守備しない系男子 [雑感]

報知新聞で岩政が書いているコラムで、今の広島の守備は全員が連動し、ボールが動くたびに細かくポジションチェンジしている。オフザボールの動きが素晴らしく芸術的、と書かれていた。

まさにその通りかと。

鹿島と対戦した時は三竿健(弟)の凡ミスと金崎のPK失敗の0-1惜敗だったので、そこまで強さを感じなかったが、あの時はまだ3節。完成されていなかったのだろう。

あそこでせめて引き分けていればもうちょっと広島の勢いは削がれていたかもしれないし、もうちょっと鹿島も上にいけたかもしれない。

ただ、言えるのは広島がこうやって戦うたびに成熟していくのに反し、大岩の作るチームは就任した時からむしろ弱くなっている気さえする。どこを目指してやっているのか伝わらないし、選手交代も相変わらず理解しがたいものばかり。

ACLは勝って欲しいが、勝ってこのままの体勢でいくのは困る。

と、いつもの前置きはこのへんにしてタイトルにつけた守備しない系男子の話。言わずと知れたペドロ・ジュニオールのこと。

上海上港の試合で途中出場したものの、前線からプレスをまったくかけず、足を引っ張りまくった正真正銘の守備しない系。

鹿島でこれに該当するのはもう一人中村がいるが、こちらは体力があるうちは一応は追いかけてはいる。効果のほどは推して知るべし、な残念なレベルではあるが気持ちはある。

ペドロには最初からその気がない。そういう指示があるのかもしれないが、それならそれで問題だし、岩政の言う全員が連動という部分においては致命的で、ペドロが入った瞬間に、画面越しでも鹿島のチーム力が落ちたように感じた。

勿論それは錯覚にしか過ぎないのだろうが、戦国武将なら「勝機到来!」とか言うべき場面である。

守備をしないならそのぶんカウンターは確実に仕留めて欲しいがそれもなく、誠に遺憾ながら、戦力外通告でもよろしいんじゃなかろうか。少なくとも鹿島のサッカーには合っていないし、本人もどうもやる気を失っているようにさえ見える。

ちなみに金森も鹿島のサッカーには合っていないが、思うに、鹿島は一人一人に様々なタスクが要求され過ぎなんじゃないだろうか。

これだけをやっていればいいというシンプルなものはなく、攻守において色々と起用なことをこなさないといけないし、なのに監督から具体的な指示が出ているふうでもなく、サイドを使って、という誰でも言えそうなことしか聞こえてこないし実際にやっていることもそれしかない。

結局は各自のセンスに任せているだけなのだが、だからペドロのような守備しない系男子ははっきり合わないのだと思う。

大岩の時ではないがダヴィも使いこなせなかったし、どちらかと言えばジネイのように足元が器用で、周りに合わせられるタイプの方がいいのではなかったかと今でも思っている。

レオシルバに関しても同じようなことを感じており、二人と何年契約を結んでいるのか知らないが、夏のウインドーで入れ替えられるのなら移籍先を探して移籍させ、別の選手を獲得した方が後半戦、違った戦い方が出来るのではないだろうか。

というか今のところGKのクォンスンテを除いて、外国籍選手がいる方がチームにまとまりがなくなってマイナスにしかなっていないと感じるが。レアンドロは怪我を繰り返してアテにならないし。

とりあえず中断前の残り2戦は連勝を目指すとして(ACLは勝ち上がりなら勝敗問わず)、いい加減、助っ人になっていない助っ人たちの扱い方を考えて欲しいところである。

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2018ACLラウンド16第1レグ上海上港(ホーム)戦 [ACL]

2点差で勝った。これは大きい。

まずは引き分けでもいいからアウェーゴールを与えずに0-0でもいい、と思っていたが予想を上回る結果だった。見くびっていて申し訳ない。

失点は勿体ない感じもしたが、ポストに救われたり、クォンスンテを中心とした集中力の高いディフェンスで必死に守った末のことであり、フッキがいないとはいえ超攻撃力を誇る上海上港相手に1失点で済んだのだから上出来とも言える。

第2レグ、相手のホームで今度こそもっと攻撃的に来るだろうし、来週こそ本番だと思うが、今日あったようなミスを失くしてやれば鬼門を突破出来るかもしれない。

試合を振り返ると上海上港は後半勝負に賭けていた印象で、前半は鹿島がボールを持ち、プレスもさほど強くなく自由にプレーさせて貰えていた。

しかし、決定機の数で言えばほぼ互角、鹿島はクォンスンテのファインセーブに救われた1本と、上海上港は遠藤のシュート性のクロスがポストに救われたもの。

得点はCKから。解説の城氏が言っていた通り上海上港はセットプレーの守りが甘く、また、鹿島のヒキも強かった。こぼれ球を足元に引き寄せた。

永木の左CKを中央で競り合い、ボールは一旦ゴール右隅に入ったようにも見えたが、こぼれたところを鈴木が油断せず豪快に蹴り込んで文句なしの先制点。最後まで気持ちを切らさずにプレー出来た。

後半、立ち上がりにも鹿島は遠藤の右CKからのこぼれを、西がうまく右アウトサイドでゴールに流し込んで追加点。いつも西はセットプレーの時に後ろで守っている気がするが、配置変更があったのだろうか。西のテクニカルな面が活きた。

2-0となり後は無失点で終われば完璧だったが、1点ずつ取り合っての3-1。

3点目は安西のクロスからファーの鈴木がヘッドで合わせ、見た目オウンゴールにも見えるが公式には鈴木のゴールらしい。(オウンゴールになった)。アナウンサーも思わず値千金と言おうとして、値3(てん・・)と言い間違えるほど貴重なゴールだった。

結果、1失点してしまい、むしろ2-0の方が良かったのだが、2点差をつけたのは来週につながるはず。

ただ、大岩の交代策は微妙。ペドロ・ジュニオールはもはやお荷物レベルで、シンプルにポストプレーをやろうとしているのはわかるが、折り返しのボールの精度が悪過ぎて相手に奪われるわ、運動量もないから前からプレスはかからないわで、フィールドプレイヤー全員が日本人選手の時の方が安定している。

前はカウンター要員でリードしている時はペドロ、という思いもあったが今はそんなことはまったくなく、出場後すぐに失点したのも偶然とは言えないかもしれない。この起用法は考えどころと思われる。

安西はフィジカル面では本調子に戻って来た様子で、元気に90分走れていた。クリアボールを昌子に当てて大ピンチを招いたりもしたが、積極的に上下運動を繰り返していて、山本の不在を忘れさせてくれる。

三竿健(弟)と永木のコンビも呼吸が合っていて、前に出る役と守る役と分担も出来ていた。これを観ていると何故ファーストチョイスが永木ではなくレオシルバなのかという疑問をいつも抱くが、レオシルバは肉離れらしいので中断までは永木になるだろう。

小笠原はクローザーとして終盤に投入され、コーチングで存在感を放ってはいたが、自身はミスがいくつかあってプレー自体は合格とは言えなかった。犬飼も相変わらず不用意なファウルが多くて怖い。

前線は鈴木と特に金崎に疲れが目立つが、土居がフォロー出来ていて、いい時の土居に近かった。トップ下のポジションがやりやすいのだろうか。次は決定機に関わって欲しい。

昌子、植田、三竿健(弟)らずっと出場している選手の疲労がかなりのものだが、次は1週間空く。しっかりとコンディションを整えて、優勝を目指して戦って貰いたい。

あと、余談ながら以前に「ACLが4年に一度になるとか」ということを書いたが(訂正済)、クラブワールドカップの話だった。早とちりで申し訳ない。いずれにせよ、クラブワールドカップも寸前で取りこぼしたタイトルだし、まとめて2つ、まだ取っていないタイトルを獲得したいものだ。

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(以下、個人的まとめ)
【2018ACLラウンド16第1レグ 5/9(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/人/雨時々曇)
【スコア】鹿島 3-1 上海上港 (前1-0 後2-1) (S 4-16)
【主審】イルギス・タンタシェフ(主審:ウズベキスタン)、アンドレイ・ツァペンコ、セルゲイ・グリシュチェンコ(キルギス)
【得点】
(鹿)前43分 鈴木 2右
(鹿)後04分 西 1右
(鹿)後35分 オウンゴール
(上)後36分 ユーハイ→エウケソン 右
【警告】
(鹿)鈴木1(後20分)、西1(後43分)
(上)シークー1(後2分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 西 植田 昌子 安西
MF 三竿健(弟) 永木 c遠藤→90+1犬飼 鈴木
FW 土居→77ペドロ・ジュニオール 金崎→87小笠原c
【サブ】曽ヶ端 伊東 犬飼 小笠原 ペドロ・ジュニオール 山口 安部
【監督】大岩剛
【MyMVP】鈴木(3)

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2018第13節浦和(ホーム)戦 [リーグ]

お互い手堅いゲームをしたという印象。

永木の貰ったPKは鹿島目線で見てもかなり甘めのジャッジで、正直、2節続けて貰えるとは予想していなかった。出るとしたら興梠の方にだと思っていた。

PKは金崎が2節続けて同じ左隅に蹴り、西川には読まれていたが、置きにいったシュートではなく決めにいったぶん決め切れた。

鹿島はこの1点を守り切って1-0で勝利したが、ジャッジは全体的に鹿島寄りだったかと感じる。いつも辛いのでそう思うだけかもしれないが。

1点取った鹿島は無理せず、最後のところを固めて守ろうという共通認識があったのかと。ハーフラインより向こうでは深追いせず、中盤に人数をかけて出どころと受け手に厳しくいき、3~4本危ない場面はあったが曽ヶ端がファインセーブで凌いだ。

前節、久々に出場した曽ヶ端は、枠に飛べば全部入るのでは・・というくらいの不安感があったが(注:個人の感想です)今日はキックの精度を除いては安定していた。MyMVP。

久しぶりにチーム全員で戦って得た勝利という気がするが、途中出場のペドロ・ジュニオールはやっぱり見せどころなしだし、レオシルバは攻撃に入った時の余計なひと手間が要らない。素材の味を殺す料理人のようだ・・。

下がりめのFWでプレーした土居は、ボール奪取からのチャンスメイクなどいいところもあったが、判断が遅くて潰される場面も多く、もっとシンプルにやって欲しい。

金崎もこのところ随分と球離れは良くなってはいるが、それでもタイミングを逃していることも多い。シンプルにやれているのは遠藤くらいなもので、先制して守りに入ったぶんもあって、鹿島の決定機はあまりなかった。

永木は2列目からプレスをかける役割だったが、淡々と与えられたタスクをこなし、本意ではないだろうが使命は果たした。

超満員のスタジアムで荒れたゲームにだけはならないで欲しいと願っていたが、終盤、西と槙野がちょっと揉めたくらいで、激しいぶつかり合いはあったものの、無事にゲームが終わった。西村主審のジャッジも良かったのだと思う。鹿島側からはエキサイトしがちな鈴木が途中からだったことが功を奏したのかもしれない。

スタメンは後先考えない現在のレギュラーメンバーで乗り切り、おそらくレオシルバが足を痛めた素振りを見せなかったら3枚目のカードも切らなかったのではと思うが、勝つためにはやむを得ない判断ということだろう。

今季初の連勝を決めたことで暫定順位もひと桁に復帰し、とりあえずひと息はつけるようになったのは喜ばしい。もっとも、大岩の顔を見ているとこのまま続投しそうな感じで不安だが・・。

曽ヶ端で連勝したことでACLはメンバー選びからして難易度も上がった。

今日の試合のように守備的に行くというのもひとつのプランだし、まずはアウェーゴールを与えずに引き分けを狙うという戦い方もありだろう。

リーグ戦連勝の勢いを活かして、ACLもいい戦いを見せて欲しいと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2018第13節 5/5(土祝)】(カシマスタジアム17:03KickOff鹿島/33,647人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 浦和 (前1-0 後0-0) (S 9-12)
【主審】西村雄一(主審)、作本貴典、権田智久
【得点】
(鹿)前25分 PK金崎 7右
【警告】
(鹿)なし
(浦)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 昌子c 安西
MF レオシルバ→88小笠原 三竿健(弟) c遠藤→72ペドロ・ジュニオール 永木
FW 金崎 土居→62鈴木
【サブ】クォンスンテ 伊東 犬飼 小笠原 山口 ペドロ・ジュニオール 鈴木
【監督】大岩剛
【MyMVP】曽ヶ端(1)

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2018第12節長崎(ホーム)戦 [リーグ]

勝ったのでいつもの台詞は言わないが、戦力を落としてきた長崎に対して全力のメンバーでいった鹿島がPKの差分で勝ち越しで辛勝。

最終的なポゼッション率はイーブンかやや負けくらいかわからないが、走行距離で圧倒的に負け、後半はばったり足が止まった鹿島はなんとか逃げ切ったが、交代策も効果的ではなく、リードをギリギリ活かせただけという感じだった。(活かせただけ良くなったとも言える)。

大岩は目先のことしか見えないというか、聞こえてこないところで連敗でクビと言われているのか、本気でACLをどういうメンツで戦うつもりでいるのだろう。ただでさえ向こうが格上、出来るだけコンディションを整えて望まないと勝ち目もないだろうに・・。

決して長崎を下に見ているわけでもなく、流れを変えたいのはわかるが、鈴木と金崎、三竿健(弟)は明らかに使い過ぎだし、内田、植田も連戦。

浦和戦、その先のACLも含めたマネジメントが出来ているわけでは決してなく、この1勝は高い代償を支払うことになるのか、それとも流れを変える貴重な1勝となるのか。

まあ、勝って文句もアレなのでこのくらいにしておくが、今の鹿島は長崎と同じくらいのチーム力という結論に落ち着くような気がする。

先制点は時間帯も流れも完璧だった。ボールを奪ってからの速いパス回しで金崎、鈴木、遠藤、内田、鈴木と相手を寄せ付けないテンポと高い精度。遠藤の楔から内田のスピードに乗ったオーバーラップ、DFに当てない高速クロス。中で鈴木がピタリとヘディングで合わせた。

先の記事で、クロスを上げても中に人が足りず、少なくとも二人は入って来ないと得点にならないと書いたが、この場面では三人並んで入っており、やはりこのくらい人数をかけないと入らない。

金崎は何故か球離れも良く、自分のところに来たボールをスルーで流すなどいつもは見られない光景にびっくりしたが、味方の選手もびっくりしてスルーされた絶好のボールを活かせずじまいだった。そこはちゃんと確認しておこう。

流れの中にレオシルバがいなかったことも功を奏した。レオシルバが入ると余計なひと手間を加えるか、ミスパスでシュートまでたどり着けないことがほとんど。

小笠原のパス回しは狙いどころも良かったし、大きなサイドチェンジも効果的だったが、後半は力尽きていた。

連戦のメンバーも軒並み足が止まるなか、残念ながらこの形を作れたのは前半に数回。後半は安西、三竿健(弟)、遠藤のミドルシュートがポストに弾かれたもの以外は相手ゴールを脅かすことが出来なかった。

せめて連戦じゃない、しかもベテランでもない中村は90分やってくれと思うのだが、途中から消えてしまうのは相変わらずで、わかってはいるがここにカードを1枚使わないといけないのは厳しい。

失点はこのところやられているサイドから。中で対応したのが昌子で、簡単に鈴木武蔵に決められてしまったが、全体的な崩され方からして修正されていない点。ボールが縦に入った瞬間に失点の予感はした。

曽ヶ端も棒立ちで、いいコースに行ったので飛びついてもセーブ出来なかったとは思うが、曽ヶ端のこういうところには信頼感がない。

コーチングなど画面では見えない部分で支えになっていたかもしれないが、クォンスンテと比べるとセービング力では劣っているとは感じる。飛び出しも遅いし、枠に行ったシュートがもう少しあれば失点していたような気もする。もっとも、GKは総合力なのでどっちがいいとは言えないのだが。

交代で入った山口はあの時間帯、得点につながる可能性をどれだけ感じていたのかわからないが、キープすることがまったく頭になかった様子なのが気になる。

早い時間に追いつかれて嫌な展開になったが、遠藤が倒されて得たPK(昨年末に比べると随分気前良く取ってくれた)を金崎が左に決めて勝ち越し、そこからの長い時間を耐え忍んでの勝利。追いつかれていたら浮上どころか計り知れないダメージを被っていたので勝てて良かった。

中2日になる浦和戦とその後のACLに不安は募るが、まずは勝てて悪い流れを止められたことを静かに喜ぶことにする。

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(以下、個人的まとめ)
【2018第12節 5/2(水)】(カシマスタジアム19:03KickOff鹿島/11,848人/曇のち雨)
【スコア】鹿島 2-1 長崎 (前2-1 後0-0) (S 10-6)
【主審】佐藤隆治(主審)、相楽亨(後半交代:竹田和雄)、山内宏志
【得点】
(鹿)前04分 内田↑鈴木 3H
(長)前18分 米田↑鈴木 4H
(鹿)前30分 PK金崎 6右
【警告】
(鹿)遠藤1(前6分)、小笠原2(後12分)
(長)高杉1(前14分)、チェ・キュベック1(後19分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 内田 植田 昌子 安西
MF c小笠原 三竿健(弟) 遠藤→85西 中村→73永木
FW 金崎 鈴木→89山口
【サブ】クォンスンテ 西 犬飼 レオシルバ 永木 山口 ペドロ・ジュニオール
【監督】大岩剛
【MyMVP】鈴木(2)
【DAZN】7クルクル、最大20秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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