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他力本願ならず上位陣は危なげなく勝利 [雑感]

30節、金曜にひと足早く勝利を収めて高みの見物になった鹿島。

2~6位が少しでも削れてくれればと思ってハシゴ観戦していたが、セレッソが松本と引き分けた以外はさくっと勝利。

大分とFC東京に至ってはわずか7分で大分が2点取られて何も出来ず。それ以上の失点を重ねて得失点差を詰められなかっただけマシとはいえ、FC東京の体力を削ることも出来ず、アウェー何連戦とか関係ないくらいの完敗。

縦パス1本にキーパーが飛び出して触れずに、永井に独走されてラララ無人くんとか楽させ過ぎだろう。開幕戦で勝ち点を削られた鹿島が浮かばれない。

マリノスも早々と2点先制し、その後、鳥栖も粘ったが詰め切れずに2-1でマリノスの勝利。鳥栖ももっと押し込んで攻めてくれても良かったのに。金崎がいないのが響いた感じだった。鹿島は鳥栖にも削られてるからなあ。

広島対川崎は引き分けに終わってくれるのが鹿島にとっては一番有難い結果で、家長、車屋、谷口ら主力の欠けた川崎相手にむしろ広島が勝っちゃっていいくらいに思って観ていたが、パトリックの抜けた広島は攻撃の核がなくてどうにもならなかった。

一瞬のミスを突いてレアンドロ・ペレイラが抜け出して得点し、1-1になったのでなんとかこのままで、と思ったのもたった2分。すぐさま点を取り返されて川崎の2-1勝利。広島はこんな勝負弱いのを、鹿島との試合でもしてくれればいいのになあと思いながら観ていた。

川崎はしぶとく優勝の可能性を残して来て、火曜に行われる浦和戦で負けたとしてもまだ一応数字の上で残るし、勝てば最後のあがきで勢いづいてくるかもしれない。

どちらにせよ鹿島が勝って引導を渡すのが諸々含めて気持ちいい展開だが、対策は練っているだろうか。前線から複数でプレスをかけてくるので、ツータッチ以内でパスをつないでいけばはがしていけると思うのだが、持ってから考えている今の鹿島のやり方では通用しない。

浦和が川崎の勝ち点と体力を削りに削ってくれて、日程のアドバンテージを活かしてでも鹿島が勝つという結果が望ましい。そのうえで川崎にはマリノスを倒して貰うというのが理想。

実質、優勝争いは上位3チームに絞られているが、鹿島が川崎、広島に取りこぼすと混戦になる可能性もあるので、自らの手で下を刈り払っていきたい。

FC東京は磐田や湘南に引き分け以下になるとは思えないので、浦和が必死に抵抗してくれるかマリノスと潰し合ってくれるかのどっちかしか勝ち点は減らさないだろう。

30節が終わる前は残り5試合を4勝1敗か3勝2分が優勝ラインと書いていたが、全勝でいかないと厳しくなってきた模様。

「残り全部を決勝戦だと思ってやる」という言葉が伝わるくらいの、内容と結果をこれから残り4試合、見せつけて貰いたい。

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さっかりん



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