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2019第33節神戸(ホーム)戦 [リーグ]

試合開始前からDАZNのエラーで試合が観られず。「時間を置いてからもう一度」ってライブ放送なんだよ。

もともと上がっていなかったテンションがダダ下がりになり、スタメン発表を見たら相変わらず伊藤と内田がスタメンだし、はっきり言って嫌な予感しかなかった。

試合の入りから連携が取れずにバラバラで、早い時間帯にゴールエリアの中で町田と犬飼がお見合いして、その隙を逃さず藤本に決められて早々とビハインド。

開幕戦で大分在籍時にやられ、神戸に移籍して不遇の時期を過ごして初のスタメンの鹿島戦で得点されるとかどれだけ鹿島キラーなのか。

失点してもエンジンはかからず右サイドはやられっぱなしで、これはおそらくセルジーニョを攻撃に置いていたためかとも思うが、内田が一人で二人の選手を見ることが多く、チョンスンヒョンのカバーもスカスカではやられるのは自明。

鋭い攻撃から鹿島の右サイドを簡単に割られ、藤本からのグラウンダークロスを郷家がワンタッチで叩き込む鮮やかな連携で2失点目。優勝の目を残すためにはこの時点で3点が必要になった。

そこから相手がペースダウンしたのか鹿島が持ち直し、FKのこぼれ球を振り向きざまに土居がシュートを打って相手選手の股を抜け、ようやくゴール隅に決まって反撃。というか本当に久々の得点だった。

後半、鹿島が押し気味にスタートしたが攻守に連携が取れておらず、前線からプレスに行っても後ろが連動しないので空回り、攻撃になってもスペースを作る動きもなく、ボールキープも出来ず形にならない。たまに来るシュートチャンスではキーパー正面か大きく枠外。

珍しく早めに交代して上田とレアンドロを投入したが、そもそもこのところ絶不調の伊藤がスタメンの意味がわからないし、やっぱり内田は90分もつこともないのでカードが1枚無駄になる。

レアンドロはボールも回って来ないし、守備でもダラダラやっていて、モチベーションがあったのかどうかも不明。オーバーヘッドシュートでスタンドを沸かせてはくれたが、レアンドロを使った効果はなかった。

レオシルバも期待していたほどのデキはなく、調子が悪い時によく見る光景だがムキになってボールをキープしようとして取られること多数。パスも全然合っていないし、勢いもなかったし、守備でも効いていなかった。永木も不調だったし、三竿がいないと中盤が締まらない。

CBも振り回されていたし、後ろもバラバラ、前も伊藤が役に立ってないうえに交代したレアンドロもさっぱりではどうにもならない。

土居はなんとかしようという気持ちは見えたが周りを引っ張るほどの力はなく、黒子に徹する時の方が好パフォーマンスを発揮出来る土居には辛い状況だった。

町田には期待はしているがミスが一向に減らないし、1失点目のように気を抜く瞬間がある。もうちょっと神経を張り巡らせてプレーしないとこれ以上は伸びない。

1-2で迎えた後半、チーム全体で本当に勝ちたいという気持ちがあったのかどうかまったく伝わらないプレーの繰り返しで、結局、前がかりになったところを仕留められて絶望的な3失点目。

なんというかハーフタイム中にマリノスが勝っている情報が伝わり、自分たちが勝っても優勝はないと選手が思い込んでいるかのような気力のなさだった。試合に負けて本気で悔しがっていた選手はいたのか?

優勝の可能性が消滅し、大岩お得意の引き分けで終わらせられれば最低でも今節で3位が確定していたのだが、最終節に負ければ4位転落ということも有り得る状況になった。もしそうなったら大岩のリーグ成績は2位→3位→4位になる。

まあ、3位でも納得はしないので今季限りで監督は辞めて貰いたいが、3位と天皇杯のタイトル確保だけは最後の任務として遂行して貰いたいと思っている。

この酷い雰囲気をどうやったら立て直せるのか見当もつかないが、天皇杯で次に当たる長崎の手倉森監督が視察に来ていたとかで、「弱いチームだなあ」と思わせることが出来ていたとしてら、ちょっとだけプラスだったのかなというのが数少ない利点だった。

三竿が戻ってどうなるか、だな。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第33節 11/30(土)】(カシマスタジアム14:03KickOff鹿島/34,312人/晴)
【スコア】鹿島 1-3 神戸 (前1-2 後1-0) (S 13-12)
【主審】村上伸次(主審)、山際将史、赤阪修
【得点】
(神)前14分 安井→藤本 9右
(神)前29分 藤本→郷家 1右
(鹿)前40分 土居 5左
(神)後43分 ポドルスキ→小川 5右
【警告】
(鹿)犬飼2(後41分)
(神)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF c内田→63レアンドロ チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF 永木c レオシルバ 名古→74白崎 セルジーニョ
FW 伊藤→63上田 土居
【サブ】曽ヶ端 伊東 レアンドロ 遠藤 白崎 相馬 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】試合開始からエラーで視聴出来ずサーバーダウン? 1時間後から視聴開始

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ホーム神戸戦、展望 [雑感]

「勝利への気持ちを見せろー!」と常々このブログでは書いているが、最近は展望を書きながらもむなしい気持ちの方が大きくなっている。

「信じる」なんて言葉は口にしてしまえば結局は相手への押しつけであり、本当に信じているんならわざわざ口に出す必要はないし、ぶっちゃけて言えば個人的に大岩のリーグ終盤のサッカーは「信用していない」。

2年前の取りこぼしと、昨年の2位を狙えたなかでの3位を拾いに行った戦略。今年も残り5試合で首位に立ち、後は自力で駆け抜けるだけという展開からの川崎に負け、広島に負け。その間の得点はゼロ。

この状況で「なんとかなる」と思うのは前向きではあるが、信用というか妄信に近い。まあ、監督を信じていようが信じていまいが、応援するチームが勝って優勝するところが見られれば、どっちでもいいことなのだが。

残り2節となり、鹿島は負けても引き分けても終了。最終節に上位2チームが直接対決なので、こういうことになる。やっぱり「追いかける方が有利」であるあるわけがない。

逆側から見ればマリノスとFC東京のどっちかは明日勝てば、鹿島の優勝はなくなる。どっちかが引き分けると、最終節で両者が引き分けない限り鹿島の優勝はない。というかそうなったら鹿島が連勝すると自動的に得失点差で上回るので逆転となる。多分。

つまりマリノスは川崎に、FC東京は浦和にそれぞれ勝ち点を削ってくれるようお祈りしないといけないことになっていて、ライバル視しているチームの勝ちを願うことになるとは・・。浦和に対してはサポが盛り上がるほど特別視はないが、川崎には積もるものもあるしなあ。

こういう時に限ってさくっと負けたら余計に怒りが募るのだが、まあ、他力だからそれは仕方ない。仕方ないがなんとかして欲しい。

川崎は鹿島が自爆してACLの権利をチラつかせているので全力でやってくれるかもしれないが(これこそ大岩の肉を斬らせて骨を断つ遠謀?)、浦和は順位こそ低いが2試合で引き分けひとつ取れればおそらく残留確定だろうし、守りまくるんじゃないだろうか。

そのへんは終わってから結果を確かめるしかないが、まずは鹿島が勝手に終了しないように勝つしかない。

前節終わってから「気持ちが足りなかった」とか今更ながらのことを言っていたようだが、今度こそそれを全面に出してくれることを期待する。

希望スタメンはクォンスンテ、永木、チョンスンヒョン、犬飼、町田、レオシルバ、名古、遠藤、相馬、土居、セルジーニョかな。もしくは小泉を右サイドバックに入れて、永木をボランチ、名古を2列目か。

内田はベンチからの指示出しと、ゲームが膠着してどうしようもなくなってからサブでの投入。伊藤も現状では90分走らせるよりは、ここぞのタイミングで得点に集中して貰う方がいい。この使い方だと上田との比較になるが、状態のいい方を。

ベンチ外にしている小池やレアンドロ、山口、中村らのこのタイミングでの復帰はないだろうし、先に挙げたスタメンと白崎、上田らを組み合わせて戦うしかないだろう。

三竿とブエノの揃っての出場停止が痛いが、復帰する犬飼にDFラインを締めて貰いたい。攻撃はレオシルバ任せになるだろうが、それ以外に手がないのだから、割り切ってレオシルバの「王様システム」でもいいかなと思っている。

なんにせよ、勝つところが見たい。サポの願いはシンプルだよ。

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大岩指導の下で伸びた選手は? [雑感]

タイミング的に大岩下げの記事が二つ続いてしまう。アンチ大岩なのでマイナス補正も入っているだろうと思うので、大岩の支持者だと言う人やネガティブ嫌いという方はスルー推奨です。

大岩が監督になってから2年半以上が経つが、クラブは色んな大会で上位にはいるし、悲願のACLを獲ったといえど強くなったという実感が全然ない。

今年リーグを逆転優勝して天皇杯も優勝すれば気持ちも変わるのかもしれないが、試合を観ていると力強さを感じることはなく、ここ最近は結果も酷いし、内容もうすら寒くてむしろ一戦ごとに力尽きて行っているかのよう。

チームに一体感があって、1試合ごとに強くなっていく実感があって、次の試合が楽しみで緊張もあって、というのは3年前のチャンピオンシップからクラブワールドカップの勝ち上がり、優勝戦でのレアル戦の時だったなあ。

去年のACLの決勝戦は別の意味で緊張感もあって、結果も出たからそれは本当に嬉しかったが、またちょっと違う感覚だったかな。

と、前フリが別の話になってしまったが、大岩が監督になってから伸びた選手は誰だろうかという話。

海外移籍してしまった選手は多分誰が監督でも成長していただろうと仮定して別格とカウントすると、大岩の指導の下で伸びた選手は三竿くらいではないかと思っている。

もう少し幅を広げて犬飼、ブエノと小泉まで含めてもいいのかなと甘めの採点をしてみても、犬飼は試合間隔が空くごとにレベルリセットされるという不思議な属性を持っているので、やっぱり一番の成長株は三竿になる。見事にディフェンスの選手ばかり。

クォンスンテやレオシルバ、セルジーニョは指導とか関係ないだろうからこれも省くとなれば、攻撃陣はまるで育っていない。(スンテはキーパーだが)。

中村に始まって、山口、田中、金森、平戸、etc・・。山口は出場するたびに迷走して自信をなくしていっているようで、どういう教えを受けているのか気になっている。

今年で言えば白崎は鹿島デビュー当時は色んなアイデアがあり、意表を突いたスルーパスや前線への顔出し、強烈なミドル。守備も強度があったし、2列目で燦然と輝いていた。

しかし、怪我で一度離脱してからは精彩を欠き、ルヴァンカップ川崎戦第1レグでのダイビングヘッドゴール以降、存在感がない。

土居との連携も日増しに悪くなっているし、チャレンジするようなプレーが出来ていない。まさかとは思うが「ボールを失うようなことはするな」みたいな妙な指示が大岩から出ているのかと訝しんでいる。

名古もぱっとしないし、いくら人材不足とはいえ左サイドバックは適正ポジションではないだろう。

伊藤も序盤はゴールを量産し、これぞストライカー、鹿島に合っている選手、ゴールまでの手順が頭の中にあって賢いプレーヤーという印象だったが、これも一度怪我で離脱以降ぱっとせず、直近の8試合(うちルヴァンカップ2)でシュート数わずか4本で無得点。

前線からプレスに行くわけでもなく、ロングボールに競るでもなく、裏に抜け出しても速さがないのでクリアされ、キープも出来ずに頼みの綱の決定力どころかシュートさえも打てず、これもどういう指示が出ているのかわからない。

上田にしても同じ感覚で、鹿島デビュー3戦目のマリノス戦での初ゴールでチームを勝利に導き、5戦目の清水戦で初スタメンで2ゴールを挙げたのがピーク。そこからはPKでの1得点のみで、何をやらされているのかはっきりしないポジションをウロウロしていて存在感がない。

相馬も鹿島デビューが鮮烈だったものの、それ以降ドリブルも効いていないし、そもそも出場時間が短かったり投入のタイミングが不適格。

攻撃陣で大岩の指揮の下うまくやれているのは、万能タイプの土居やセルジーニョといったいわゆる「何でも出来る」選手であり、何かに特化しているような選手を使いこなせていないような感じがする。

そして、そういった個性を持った選手を「大岩の型」にハメて、パラメーター表を均等にまる~くするのが大岩の指導のようにも思え、こうしてみるとチーム事情があったとはいえ永木もその方向を辿っている。

何でも屋ばかりを揃えた結果、やりくりは出来て一定のレベルの相手には通用するが、強度を持った相手を崩すことは儘ならず、結果、「失点を許さないという気持ち」が上回っているチームからは点が取れない。これを就任当時からずっと繰り返しているように見える。

大岩は守備コーチとしては才能があるのかもしれないが、攻撃に関してはまるでダメで、ここを何とか出来る監督を持って来ないとどんどん才能が潰れて行くのではないかと危惧している。

そんなんだからユースをプレミアリーグから降格させてしまう危機を迎えている例の人も優遇されているのかと思うが、黒崎だけではなんともしがたく、今年はもうどうにもならないが、来年こそ違う人で選手を育成して欲しいなと願っている次第である。

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盛り上がらなかった広島戦の大岩のコメントが理解出来ない [雑感]

思い返してみても広島戦は盛り上がったシーンがひとつもない。多分、心拍数を計る装置をセットしていても90分終始すーんとしていたことだろう。

とにかくテンポが遅くてイライラするし、勝ちにいかないといけない試合で70分過ぎてまだ後ろでのんびり回しているとか、どれだけ危機感が足りないのかという話。

オフィシャルに載っていた大岩への試合後インタビューで「2年前と同じような展開だが、それについてはどのように感じている?」との問いへの答えは以下の通り。

>自分たちが相手陣内でプレーするということは、2年前と同じようにできていると思う。それ以上に相手の方が失点は許さないという気持ちが上回っているように感じた。得点を取るための最善策を考えながらやっているが、それを上回る守備の堅さがあったと分析している。アイデアとスピード、スペースを作る、スペースを使うという動きを全体で連動させなくてはいけない。次のゲームに向けて、選手に落とし込むという自分の仕事をしっかりとやっていきたい。

この答えに納得して、「大岩はちゃんとチームのために頑張っているんだな。いい監督だ」と考える人がどのくらいいるのだろう。

「2年前と同じ展開」については、「優勝が目前にあるのに勝ちに行くという姿勢が見られず、なおかつ攻撃に形もなく、得点も全然入らず勝ち点3を奪えない状況」のことを差しての質問だと思うし、サポーターもそれこそを知りたいのだがその答えが、

「自分たちが相手陣内でプレーするということは、2年前と同じようにできている」では「ハァ?」となる。相手陣内でプレーする、ということが大岩の考えでは最優先で、得点は二の次、試合結果もさらにその次、くらいにしか受け取れない。

相手の方が失点を許さないという気持ちが上回っていた、ということに関しても「そりゃどこのチームも失点は許さないと思ってるだろ」となる。それを上回るように試合前から盛り上げていくのが監督の仕事だし、試合中に修正していくのも監督の仕事。

「得点を取るための最善策を考えながらやっている」というのも、いったいどのプレーのことを差しているのか。

戦えていない伊藤や白崎、言葉にプレーが見合っていない内田など、足を引っ張る選手をいかにして動かすか、あるいは外すかの選択も監督の仕事。

なのに「それを上回る守備の堅さがあったと分析している」では、そりゃ負けても反省はしないし、次に活かされることはないだろう。この言葉の通りなら、「守備が堅くて気持ちが強いチーム」からは点が取れないと認めているということだから。

「アイデアとスピード、スペースを作る、スペースを使うという動きを全体で連動させなくてはいけない」という部分についても、川崎戦の敗北から2週間の日程が空き、いくらでも連携の練習は出来たはずなのに、どう見ても連携はバラバラ、攻守にチグハグ、狙いも統一されていない感が満載だった。

「次のゲームに向けて、選手に落とし込むという自分の仕事をしっかりとやっていきたい」とこれも毎回言っているが、質問の「2年前から同じですよ?」という意図に対する答えがまるっきり響いてこず、ここが大岩の限界点だと感じている。

むしろ何故3位にいるのか不思議なくらいなのだが、勝っている試合は選手のアイデアや個の力で上回って勝った試合がほとんどで、選手が勝手に頑張ったら勝つ、では誰が監督をやっても同じ。

よほどポジティブに捉えるなら、「色々掻き回して選手の足を引っ張らず、自主性に任せることの出来るおおらかな監督」と言えるかもしれないが、困った時に選手頼みというのでは、相手の失策頼みの他力本願な結果しかついてこない。

はっきり言って首位に立っていた2年前と違って、状況はそれよりも悪い。しかし、チーム状態はあの頃から進歩していない。これをどう打破してくれるのか、何か策があるのかと思ったインタビューがこれでは期待も出来ない。

J2最終戦、京都は柏に13-1と歴史的大敗を喫したが、鹿島が柏と同じ立場だったとしてそこまで攻め立てていただろうか?

多分、2~3点取ったところでペースダウンして「リスク管理」最優先で無理をせず、ダラダラと時間を使って終わったのではないだろうか。

守ることは大事だし、勿論リスク管理も大事だが、攻めないと点は入らない。運動量もなく前線で動けないならもっと追いかけ回せる選手が必要だし、一人が動いたら連動して後ろも動いてボールを奪う。これがまず出来ていない。

攻撃でも単発でしか動いていないし、3人目の動きもない。これでよく「全体で連動させなくてはいけない」とか言えたものだなと思う。

・・まあ、案の定、広島戦を振り返ってみれば愚痴しか出て来なかったが、優勝の可能性は残っている。2連勝で終わることは絶対であり、そのうえで得失点差の争いになることも踏まえて、攻撃の手を緩めない気迫を全面に出して貰いたい。

この状況で闘えない選手は要らない。監督を含めてね。「気持ち」を今度こそ見せて欲しいものだ。

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2019第32節広島(アウェー)戦 [リーグ]

やらかしたな・・というかやってくれたな大岩。2年前からまるで成長していない、「いつまでも変わらないキミ」を地で行くスタイルで、この大事な終盤にスコアレスドロー。

内田のスタメンはそろそろどうなんだ?と思うし、そこからの意味不明は交代策。残り数分でようやくブエノを上げるパワープレーとか無策もいいところ。

内田の今季リーグ戦スタメンは8試合目で(1試合は5分のみ出場)、2勝5分1敗。ルヴァンカップ川崎戦を入れると更に1敗。

フル出場も2回だけで、駒が足りない時ならともかく、試合途中で永木をサイドバックに回すくらいなら最初から三竿ボランチ、永木サイドバックでいい。コメントは常にポジティブでそこは感心するが、結果を出してくれという想いが強い。

内田で1枚余計なカードを使うため、戦えていない伊藤を最後まで残すハメになって得点も挙げられない。

伊藤は競り合いにも勝てていないしボールもキープ出来ない。シュートチャンスすらも作れず、運動量も足りていないし、前線からの守備もさぼりがち。リーグ序盤の頃のスナイパー的な「点を獲ってくれそう」という空気も消えた。

裏抜けを狙うのなら上田に代えても良かったし、前線でキープしてくれる選手がいないので伊藤→名古にしてセルジーニョをトップに上げた方が良かったのでは。上田が役不足なのはわかるが、今日の伊藤よりは役に立ったと思う。

試合前に球際が特に弱いとして挙げた三人の白崎、伊藤、土居はやっぱり存在感なし。白崎は見せ場なく交代になったし、伊藤は何故90分残したのかというくらいの消えっぷり。

最後の町田→相馬はまったくもって意味不明。名古を左サイドバックにして相馬と縦に並べるとか・・。3バックにして名古も前に出すとかならまだわかるが、相馬の仕掛けが単発になっただけで何の脅威でもなかった。

全体としては攻撃が相変わらずテンポ悪いし、横パスやバックパスが多くて前にボールを運べない。打っても枠外かキーパー正面で、惜しいと思える場面すらなかった。イージーミスで相手に流れを渡してしまったり、乗っていけそうな場面でシュートを打てないなど。

守備はスンテを中心に、ブエノが綱渡り的なフィジカルディフェンスで踏み止まったが、組織で守れているという印象はなかった。

相手FKでのゾーンの守備も改善されていなくて、前半、相手のファウルになってゴールが取り消されたが、完全に崩されていたし他のも危なかった。

城福は試合後に激怒していて、言葉には出さないぶん大人だったが判定にも不満たらたらで、ストレスは相当溜まっていた模様。鹿島側からすればそこまで不満を述べるほどではない、というかペレイラが転び過ぎのように感じたが立場が変われば感じ方も違うのだろう。

いつも不機嫌に怒っているイメージがあるが、一方の大岩はひとごとのよう。「鹿島のペースだった」とか「決定機を決めていれば」とか、同じ試合を観ていたとは思えないようなコメントで、この引き分けで優勝から大きく遠ざかったことについての悔しさみたいなものは伝わって来ない。

他会場では湘南がFC東京にあわや勝利というところまで粘ったが、ラストで森重にミドルシュートを叩き込まれて引き分け。こういう勢いが鹿島にはない。マリノスは開始早々に好調な仲川がミドルをズドンと決めて逃げ切り、余裕の勝利。

一応、優勝の可能性は残り、2連勝が最低条件(他が相当うまくいけば1勝1分も可)のうえ、マリノスが連敗もしくは1敗1分か2分。FC東京が1勝1敗かあるいは1勝1分、2分のいずれか。(得失点差で争う場合あり)。

要するに次節の川崎と浦和が、勝つか少なくとも引き分けてくれないと優勝出来なくなるということ。鹿島の4位以内が確定して、川崎の3連覇も消えたが、下手すれば川崎にマクられてACL圏外に転落ということも有り得る。

まあ、監督が代わるならそれもアリかなとも思うし、天皇杯で権利を獲るチャンスは残ってるしなと後ろ向きな気持ちもあるが、身内に甘々なフロントが大岩を切るとも思えないしなあ。

「今日は気持ち良く勝ったな!」という試合がいつだったか覚えていないくらいグダグダな試合が続いているが、まだ可能性があるうちは応援する。そして、優勝を逃せば、今度こそ大岩はクビにしてくれと盛大なシュプレヒコールを皆で送りたいと思う。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第32節 11/23(土)】(エディオンスタジアム広島14:03KickOff鹿島/17,033人/晴)
【スコア】広島 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 8-10)
【主審】木村博之(主審)、相樂亨、田尻智計
【得点】
なし
【警告】
(鹿)ブエノ4(前45分+2)、三竿4(後27分)、レオシルバ3(後45+5分)
(広)レアンドロ・ペレイラ3(前22分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF c内田→68三竿 ブエノ チョンスンヒョン 町田→84相馬
MF 永木 レオシルバ 白崎→62名古 セルジーニョ
FW 伊藤 土居
【サブ】曽ヶ端 犬飼 三竿 遠藤 名古 相馬 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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アウェー広島戦、展望 [雑感]

今度こそ負ければ終了になるリーグ残り3試合。たっぷりと休養期間もあったことだし、コンデションは回復していると思いたい。

サブ組の突き上げがなく、レギュラー組との差が激しいのが代表と同じくで、連携も何もないズタボロの試合内容もカブるものがあって呑気には観てられなかったんだよな・・。

ここからはまさに体を張って、故障したら今季終了という覚悟で球際を厳しく行って欲しい。この数試合は特に白崎と伊藤、土居のところにそれを感じているので、後のことは後で考えるとして目の前の一戦を出し切って貰いたい。

広島の試合は川崎とやったのを観ていたが、全体的に覇気がなかった。もっともこれは川崎が相手だからということもあったのかもしれないが、パトリックの代わりに入っているレアンドロ・ペレイラに迫力がなく、あれくらいなら普通に抑えられる手応えがあった。

勿論、隙を見せればやられるだろうが、集中していればその上を超えてくるほどではない。ブエノなら1対1で勝てるはず。

それよりも注意すべきなのは苦手なタイプの柏。三竿が復帰してここを潰しまくってくれればそう簡単には失点しないと思っている。町田も家長を相手にやれたのだから自信を持って相対して欲しい。

深い位置でのファウルとポカミス、セットプレーのマークなど基本的なことを怠らなければクリーンシートはクリア出来ると思う。

問題は攻撃。ボールを回すだけから、枠を捉えないシュートを打つ、までレベルアップはしたが、依然として得点気配がない。セットプレーを含めて色々改善されていると期待たいが、ひとつ言えることはDFがいようがブチ抜くくらいの気持ちを持って打たないと点は入らない。

綺麗に崩してというこだわりは捨てて、泥臭く、相手より先に触って押し込む。ガムシャラにいこう。

スタメンはクォンスンテ、永木、ブエノ、犬飼、町田、三竿、レオシルバ、白崎、セルジーニョ、伊藤、土居のフルメンバー。犬飼はルヴァンカップ第2レグのように開始ワンプレーで負傷交代する懸念があるが、そこはコンデションをちゃんと見極めて。

交代は上田、相馬、遠藤、伊東、名古あたりになるが、上田と相馬は共に1試合くらいしか活躍していないので、出場したならば勝利を確定するくらいの活躍を。相馬は広島、神戸戦で今季終了になるので機会も限られている。

上田はまず連携。それからシュートを枠に飛ばすこと。大岩もあれこれやらせるのは来季にして、裏への抜け出しからゴールを狙うというシンプルな役割を与えた方がいいと思う。

先に点を取って守備固めになるとすれば、小泉や内田になるだろうか。疲れたところから交代していく感じになるが、伊藤を下げて3ボランチでもいいから、守ると決めたら守る。逆に攻めなければいけないならブエノ、町田を前に残してでも取りに行く。

決断が遅いのが大岩の数多くある欠点のうちのひとつなので、たまにはいいとこ見てみたい、ハイ。リーグ優勝なら続投になってもケチはつけないが、取りこぼしたら潔く身を引いて欲しい。

さあ、見せてもらおうか。優勝に賭ける情熱ってやつをな。

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J2昇格プレーオフ争い@京都サンガ [雑感]

鹿島以外の話題でJ2のこと・・の前に代表戦。

A代表のベネズエラとの親善試合は酷かった。お金を取って観せるレベルの試合ではなく、連携もバラバラ、戦う気持ちもゼロ、個人個人が勝手にボールを蹴っているだけ。攻守にお粗末。

失点はキーパーだけのせいではないが、何故まだ川島を使うのか不明。枠に飛んだシュートが全部得点になるし、そうならないようにコーチングでDFを動かさないといけないし、それを見込まれて起用されているはずなのに立っているだけ。反応も遅いし、いい加減見切って欲しい。

結局、ずっと同じメンバーを使っていたツケが来たというか、ちょっとメンバーが変わるとガタガタになる。

後半、ベネズエラが気を遣ってくれたのか、攻めて来なかったので日本にもチャンスが生まれて得点もあったし一応盛り上がりが出来たが、内容としては上積みがない完敗だろう。

U22の翌日のコメントでも、堂安がA代表のメンバーならもっと体を張ってボールを預けてくれたのに、とかまるで周りのせいのようなコメントをしているのにはドン引きした。

今まで先輩がたに守られて好き放題やって来たのだから、その経験を世代代表に還元するのが堂安の役目なのでは? こんな発言をするような選手は選ぶべきではないと思う。

板倉についても同様で、代表の雰囲気はもっとピリピリしていたとか言っていたが、これも堂安と同じく、だったら自分が前に出て引っ張って行くべきなのでは。「A代表はこんなもんじゃないぞ!」と檄を飛ばすのがA代表経験のあるものの仕事。町田、ポジション奪えるぞ。

さて本題。残り1節となったJ2リーグ戦。1節を残して柏がJ2優勝を飾り、1年でのJ1復帰を果たした。

強豪クラブがJ2に落ちてしまった場合、1年で戻れないと長い間苦しむことがあるが、主力が抜けてもさすがに地力が違った模様。逆に言えば、1年で何がなんでも復帰を決めてしまわないと厳しいという見本でもある。

まあ、鹿島はJ2落ちなんてことにならないように祈るばかりだが・・。

自動昇格圏内の2位争いでは、勝ち点76の横浜FCと、勝ち点74の3位大宮との一騎打ち。最終節の相手が愛媛と金沢というどちらも中間順位にいるチーム相手なので、自滅しなかった方が昇格という感じだろうか。

昇格プレーオフの6位までは、4位~8位が僅差。4位山形勝ち点70得失点差22、5位徳島(70、20)、6位甲府(68、22)、7位京都(68、15)、8位水戸(67,18)まで。一応9位岡山は勝ち点差では65なので水戸、京都、甲府が負ければ並ぶが得失点差で大差なので絶望的。

地元京都サンガを陰ながら応援している身としては、せめて昇格プレーオフには残って欲しいと思っている。リーグ中盤では一時柏を抜いて首位に立ったこともあったのに、どうしてここまで落ちてしまったのだろう。

土曜の試合で辛うじて勝って望みはつないだが、選手がガチガチになっていてミスも多いし思い切りも足りず、キーパーの奮闘でなんとか勝ったという試合だった。

次節勝って結果待ちか、甲府と水戸が負ければ引き分けでも6位に滑り込めるが、相手が柏というのがなんとも・・。柏が優勝・昇格を決めたことが吉と出るのか、力が抜けて伸び伸びやられてしまうのか。優勝・昇格を決めてホーム戦だから、柏にとっては楽な試合になるだろうか。

甲府が琉球、水戸が岡山相手。水戸は岡山が奮闘する可能性はあっても、甲府が琉球に取りこぼすとも思えず、京都の昇格プレーオフ入りは険しい道な気がする。

アユモドキの呪いでゴタゴタしていた新スタジアム(亀岡)も1月11日に完成お披露目とかで、ようやく完成したこの年に昇格を決めておかないとモチベーションを保てない。

柏が引き分けくらいで手を打ってくれて、甲府と水戸がコケてくれればとも思うが、割と厳しい感じかな。そっと応援しておく。鹿島は鹿島で大事な試合が続くしね。

ユースの記事も書きたいが、攻撃をまったく改善出来ない某コーチの悪口しか出て来ないだろうから、今言えることは「結果を出せないならクビにしろ!」ということだけかな。縁故採用ばかりだとクラブは傾くよ。

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代表戦キルギス(アウェー)とU22コロンビア親善試合 [雑感]

少し前になってしまったが代表戦を少しだけ。

アウェーの戦いになった2次予選のキルギス戦。ボコボコのピッチに手こずって序盤パスもつながらず苦しい試合になったが、南野がPK獲得からしっかり自分で決めて先制。そこからは気持ちの余裕も生まれて日本のペースになった。

とはいえキルギスも思い切りの良いプレーで勇猛果敢に攻めて来ており、FWに決定力のある選手がいればあわや・・というシーンもあった。欲を言えばもっと圧倒して勝たないといけないレベルだと思うが、無失点の複数得点勝利は最低限の結果か。

あとは流れの中からの得点を。PKとFKでの2点はちょっと寂しい。ゴール前で丁寧に行こうと意識し過ぎて積極性を欠いた印象。柴崎が攻守に効いていた。

続いてコロンビアと対戦したU22の親善試合。

A代表にも呼ばれているこの世代のトップクラスの久保、堂安らが合流し、五輪を目指す本気のメンバーだったが、逆に連携を欠いてバラバラだった。

特に久保、堂安に忖度し過ぎているというか、周りが妙に合わせようとして全然合わず、二人も他を牽引するほど圧倒的なパフォーマンスを見せられなかった。堂安にもミスが多くてボールが収まらないし、パスミスも多数。

久保は後半になるにつれボールに触れる機会すら減って行き、コロンビアに先制されてからは全体的な気持ちも落ちて観るべきところがなくなった。

一番酷かったのはボランチの中山。守備でも強く当たりに行けないのでズルズル下がるし、攻撃でもプレッシャーに負けてすぐに蹴って誰にも合わなかったり、持って取られたり。

本番では柴崎がオーバーエイジで入ると思われるが、ボランチのデキがアレだと攻守にボロボロになる。

にしても柴崎はあのパフォーマンスでも所属クラブで出場機会がないとか。一旦、一年でもいいから鹿島に帰って来てACLで活躍したらまたオファーがあるのでは?とも素人目線では思うが、そう簡単にはいかないのだろうか。

移籍金もいくらになっているかわからないし、まあ実現はしないだろうが。

上田は前半だけの出場だったが、本人のデキも悪かったがチーム全体もバラバラだったのでなんとも言えない。ただ、もっと存在感を示さないとメンバー漏れもあるかもしれない。解説も言っていたが、自分からボールを要求してもいいのだが。

鹿島でのプレーも小さくまとまってきているし、弱気な大岩の教えなのかどうにも心配。

U22は結局追加点を取られて0-2になり、スコア以上に完敗だった。五輪でメダルを取るには色々と足りない部分が多く、修正点がたくさん見受けられた試合。本番まであまり間がないので、融合が無理なら堂安や久保をきっぱり諦めるくらいの勇気もあって欲しい。

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大岩監督の進退を問う残り試合 [雑感]

2017年5月、前石井監督解任に伴いコーチから昇格した大岩監督。監督歴が現在2年半になる。

成績を見れば2017年リーグ2位、ルヴァンカップベスト8、天皇杯ベスト8、ACLベスト16(石井監督時)。

2018年リーグ3位、ルヴァンカップベスト4、天皇杯ベスト4、ACL優勝(鹿島初)。

2019年リーグ31節消化時3位、ルヴァンカップベスト4、天皇杯現在ベスト4で優勝の目もあり、ACLベスト8。

鹿島に念願のACL優勝をもたらし、カップ戦でも常に上位に姿を現し、リーグでも3位以内の成績を収め、2019年はリーグ優勝と天皇杯優勝の2冠も残している。

・・まあ、これだけを見れば「大岩監督はよくやっている」という評価になってもおかしくないのだが、自分がアンチ大岩だからなのか、どうにも評価は低いまま。

戦力は整っているだけに、怪我人を出しまくって自滅している感もあり、肝心な試合は落とすし、同じ相手に負けまくり、腰の引けた試合で点を取れず、特定の選手に頼り切りで戦術がほぼ皆無な点。

ここ数試合の閉塞感を思えばむしろここまで勝ち点を伸ばして3位につけているのが不思議に思えるくらいだが、ACLとルヴァンカップも「攻める意識」が足りずに敗退した感じが強いだけに、鹿島が自力で勝ち進んでいるというよりも相手の取りこぼしを待つスタイルに感じる。

中位をキープしながら何年かに一回タイトルを取れたら上々、というクラブならこれで充分だと思うが、常にタイトルを求められている鹿島アントラーズではちょっと足りていないんじゃないだろうか。

今の戦力のまま大岩じゃなくて別の監督ならもっと上に行けるのか、それとも逆にバラバラになってしまうのかはやってみないとわからない部分はあるとはいえ、鹿島サポの意見としては「もっとやれる」だろう。フロントの意見は違うのかもしれないが。

ともかく、2年半といえばそこそこ長い年月であり、選手の入れ替わりが激しいとはいえ攻撃の形が見えないことや、守備のところのボールの奪い方だとかセットプレーの守り方とか一向に「これぞ鹿島」というスタイルが見えてこないのが一番気になっている部分。

三竿、レオシルバ、セルジーニョ、クォンスンテを並べて彼らが活躍すれば勝つが、誰かが欠けると負けるというのなら、大岩が監督である必要性はない。

この前の代表戦を観ていたがサイドの崩しで、一人目が縦パス、二人目が足元で受けて相手が食いついて来たところをワンタッチで戻し、三人目が裏に抜け出して、戻されたボールをワンタッチの浮き球で裏抜けした選手を使ってサイドを深く抉る、という攻撃を鹿島では観たことがない。

0-1で負けていて追いついた後の攻めにかかる時間帯でも大岩の指示は「落ち着け」で味方の勢いを殺してしまうし、リスクを恐れてばかりだし、選手交代も常に遅い。

今年残り試合は少ないが、リーグを逆転優勝して天皇杯を獲ればそれでも名将と呼ばれてもおかしくない成績になる。しかし、どちらも落としてしまうと「いいところまでは行くが大事な試合を落とす、勝ち切れない監督」という評価になる。

タイトルを逃せばクビという条件でも突きつけない限り、大岩はまたもリスク回避の勝負しかしないだろうし、結局、相手の結果待ちになる。

まずは指揮官が前線に立って(自らの進退をかけて)、残り試合は戦う気持ちを前面に押し出して戦い抜いて貰いたい。

最終節、マリノス対FC東京のチケットが爆売れだそうで、観客が7万人に届くのではという勢いだそう。おそらく本物のシャーレはこちらの試合会場に持ち込まれるだろうが、こういう試合で約7万人の観客を黙らせて、他会場で鹿島が優勝をかっさらうとか最高じゃないか。やったれ。

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リーグ残り3戦、優勝するための他力の道筋 [雑感]

リーグ残り3節の上位6チームの対戦相手は以下の通り。

FC東京は湘南(H)、浦和(H)、マリノス(A)。
マリノスは松本(A)、川崎(A)、FC東京(H)。
鹿島は広島(A)、神戸(H)、名古屋(A)。
川崎は(32節消化済)、マリノス(H)、札幌(A)。
セレッソは神戸(A)、清水(H)、大分(A)。
広島は鹿島(H)、湘南(A)、仙台(H)。

となっているが、広島の優勝はなくなり、鹿島は次節直接対決で引き分け以上で広島を上回ることが確定。

セレッソは優勝ということで考えると最終節がFC東京対マリノスになるので、最大詰め寄ってもマリノスとの得失点差争いになり(それ以外はFC東京が上回る)、現在マリノス+23、セレッソが+12なのでほぼ無理だろう。

鹿島とセレッソの差は6なので、鹿島がひとつ勝つかセレッソがひとつ負ければ、こちらも得失点差の関係でほぼ鹿島が上回ることが決まる。

しぶとい川崎の優勝の可能性はFC東京が湘南、浦和に連敗してマリノスに引き分けるという特殊な条件に加え、マリノスが松本に負け、川崎にも負け、FC東京で引き分けという条件。更に鹿島が1勝1分1敗で得失点差争い、勝敗がそれ以下になれば得失点差関係なしという条件になる。

相当難しい条件なので川崎がこれで逆転優勝したら奇跡だろうが、そこまで優勝ラインが下がると鹿島にも充分チャンスがある。実質は上位3チームに絞られたと言ってもいい。ちなみに川崎より上の順位で確定するためには、2勝かあるいは1勝2分以上が条件。

そして、肝心の鹿島の優勝のための他力の道筋。

鹿島は3連勝が最低ノルマ。上位陣がここから盛大に取りこぼせば、数字上では1勝1分1敗でも優勝の可能性はあるがそれは望み薄。3連勝が条件として考える。

次節、FC東京が湘南に負けてくれれば再びFC東京に並べるが、勝ち点3供給マシーンの湘南がFC東京を削ってくれるとは思えない。その次の浦和が削ってくれれば助かるが、川崎にも簡単に負けたし、あまり期待出来ない。

浦和は残留がかかっているが、正直、下がもう死に体になっているので降格ラインまで落ちるとは思えない。残り2戦連敗しても生き残ると思う。となればFC東京が勝ち点を落とすのはマリノス戦になるだろうか。

マリノスは松本が頑張れば引き分けはあるかなと期待するが、実質、勝ち点を落とすのは川崎戦くらいだろう。

こうなると予想出来る範囲とすればFC東京が湘南、浦和に連勝して最終節でマリノスに負けで勝ち点が68。

マリノスが松本に勝ち、川崎に負け、FC東京に勝って勝ち点67。

鹿島が3連勝で勝ち点68となり、FC東京との得失点差で逆転優勝、が随分と都合の良い道筋になるだろうか。こうなると湘南は負けるにしても、得失点差を広げるような真似はして欲しくないというところ。

まあ、最終節に持ち越す前に松本が削ってくれてまずはマリノスを上回り、浦和が意地を見せてFC東京に勝ってくれてこの時点で鹿島が首位に立って、最終節を自力優勝が出来る態勢になっていることが一番有難いのだけども。

どういうふうになるかは予想出来ないが、自滅して勝ち点を取りこぼすことだけは避けたい。

「全部決勝のつもりでやる」宣言から既に1敗したが、天皇杯の2つを含めて残り5連勝。そのうえで他力にも頼って、デッドヒートの優勝争いを制して欲しいと願っている。

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