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ホーム浦和戦、展望 [雑感]

リーグ残り5戦。ここから先は負けられない戦いになる。

ACLの関係で浦和は中2日。日程的にはかなり鹿島に有利になり、浦和はターンオーバーしてくるかもしれない一戦。このアドバンテージは是非とも活かしたい。

火曜に行われた浦和対広島は観ていないが、試合後の広島の城福監督によれば、「浦和はサッカーをしていない」とのことで、前半は5バックのベタベタに守っていた模様。

後半にギアを上げてワンチャンスをモノにしたらしく、守りと攻めを割り切ってやっているようで、残留に向けて勝ち点1も辞さない覚悟もあるように見受けられる。

鹿島はこういう守られた相手を崩すのが本当に下手で、浦和に守られるとまたブロックの外で延々とパス回しに終始する恐れがある。こうなると偶発的に点を挙げられない限り、スコアレスドローに終わる可能性が非常に高い。

相手に付き合ってしまうと中2日だろうがサブメンバーだろうが関係なくなるし、まずは意識から変えて、失点を恐れずにブチ破る気持ちでやっていかないと勝ち切れない。ミドルシュート、パワープレーなんでもありでどんどん攻めるべき。

怪我人も復帰してきているようだが、いきなり全員揃うことはないだろう。長期休養明けとしては、とりあえず復帰一人目としては三竿からだろうか。伊藤とブエノは戻れる様子。

スタメンはクォンスンテ、小泉、ブエノ、チョンスンヒョン、町田、永木、三竿、白崎、名古、伊藤、土居だろうか。このメンバーなら充分勝ち点3取れそうに思う。

ただ、サブが遠藤、上田、相馬(怪我復帰なら)くらいしかいないので、状況を変えることは難しいかもしれない。

攻撃は白崎のコンデションがどこまで戻っているかにかかっている気がするが、伊藤には積極的にシュートを打って貰いたいし、サイドバックも押し込んでクロスを上げて欲しい。

勝ち点3を取らないといけない試合なので、ここ数試合のやる気のない戦い方はしないように。走れないやつは外すくらいの厳しい姿勢で監督は望んで貰いたい。

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日程の妙 [雑感]

今まで超過密日程だった鹿島だが、ACLとルヴァンカップを敗退したことで日程が緩くなった。

ただ、全部を勝ち上がっていたとしたら天皇杯準々決勝のところがACLになっていて、土曜がルヴァンカップ決勝、29日→1日→5日と前倒しでとリーグ戦が変更され、ACLとカブっていた天皇杯準々決勝がどこかにスライドしてくるという日程になっていた。

来年以降、本気で4冠を目指すなら、この日程をどう乗り切って行くかの指針を決めておかないといけない。今年のように「いけるメンバーからいく」というスタイルは取りこぼさないうえでは重要かもしれないが、いざという時に怪我人多数で試合にならないのでは話にならない。

結果、今のところACLベスト8、ルヴァンカップベスト4と「惜しい」で終わっている。まだリーグも天皇杯も射程圏ではあるが、善戦するも及ばずという成績にはなりたくない。

2年前は審判団の妨害があったとはいえ、あとひとつ勝てばいいという試合を引き分けでいくつか落として優勝ならず。昨年も最終節で2位と取れるチャンスがありながら、ACL圏内の3位を目指して引き分けた。

こういう勝負弱さというか、悪く言えば大岩の臆病さがチームに浸透しているのではないだろうか。特に最近はシュートの数でも相手に負けているし、腰も引けている。

「守る」というよりも「点を取られたくない」という意識が強くて、プレスもかかっていないし逃げのパスが目立つ。まあ、監督の指示がそうなのだからある意味、選手は忠実に再現しているだけなのだが・・。

今年はリーグが残り5試合。天皇杯が最大2試合。全力でやってもいい試合数で、日程も空く。

今週の浦和戦は金曜に前倒しになり、相手の浦和はACLのために超過密日程に入る。浦和には広島、川崎、FC東京に勝って鹿島にだけ負けてくれないかなと思うが、あまりこういうことを言うと逆になりそうなのでちょっと言うだけにしておく。

メンバーを落としてくれるかはわからないが、主力が来たとしても疲れはあるだろうから、相手の運動量に付き合わずに押し込んで欲しい。そろそろそういう試合が観たい。

その次の川崎戦は鹿島が中7日、川崎が浦和にお付き合いして5日に試合なので中3日。そこを超えれば代表ウィークで2週空いたうえで怪我人が戻って来る。代表に呼ばれる選手もいないだろうし、ゆっくり休めるはず。

本当ならば松本戦でしっかり勝って少し優位に立っている予定だったのだが、最低限の勝ち点1のおかげでプランが狂っている。

修正するためには浦和に勝って川崎戦に臨み、どうにかして川崎を退けないといけない。それが成せれば、リーグ優勝の道筋が見えてくるだろう。一戦一戦が重要になってきた。

三竿が復帰して浦和戦には間に合いそうだという話。頼もしくもあり、再発で今季絶望だけはやめてくれという想いもあり、そこらへんは見極めて起用して欲しいのだが、いかんせん鹿島のフィジカル管理は信用がない。開始2分で太ももアウトで交代になるのにスタメン起用するくらいだしな。

ともかく誰が出るにせよ、戦えない選手は要らない。もう一度挑戦者の気持ちになって、相手に挑んで欲しいと思う。

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ルヴァンカップ決勝について少しだけ [雑感]

鹿島がオフに入っているのでルヴァンカップ決勝を後半から観ていた。

アディショナルタイムで得点が動く劇的なゲームだったが延長戦になり、VARで谷口がイエロー提示のところから判定が変わってレッドで一発退場。このFKを札幌の福森が沈めて3-2と勝ち越し、本当なら札幌はこれで勝たないといけないゲームだった。

しかし、DFラインの回しからミスがあって、川崎に勢いがついてCKから川崎が同点。PK戦に突入。

先行の川崎、4人目キッカーの車屋が外して札幌のリーチ。5人目のキッカー石川が決めれば札幌が勝ちの場面、左に蹴ってキーパー新井が読んでセーブしてイーブンに戻し、結局川崎が逆転して優勝になった。

どっちが勝ってもおかしくないゲームだったが、ただひとこと言いたい。

最後、石川が止められたPKは新井がゴールラインの上から両足が出ていたように見える。

ルール改正でキックの瞬間は片足はライン上に残しておかないと、セーブしてもやり直しという基準になったはずだが、副審は確信を持ってラインに足が残っていたと判断したのだろうか。

こういう場面こそVARの出番だと思うが、PK戦までは範囲外なのかな。

まあ、蹴り直しで決められたかどうかはわからないくらい、石川はキョドってたけども。

福森のFKは素晴らしかった。足がつっていたので交代はやむなしだが、あそこが福森だったら札幌の優勝だったんじゃないだろうか。鹿島もあれくらいのキッカーが欲しい。

ところで谷口は今までハンド見逃しとか色々あったが、あれでレッド一発退場はちょっと気の毒な気もしたが、ルヴァンカップは終わったので直近のリーグ戦が出場停止の対象になるのだろうか。

だとすれば次に当たる広島は、リーグの累積で家長と車屋、更に谷口と結構おいしい試合になる。鹿島はその次に川崎と当たるので羨ましいなあと思ってしまうのは、あまりにも情けない試合が続いているからでもある。

むしろ休養充分の三人が復帰する川崎戦を勝たないといけないが、互角に戦った札幌を参考に、鹿島なりの対策法をしっかりとやっておいて貰いたい。

なんだかんだで熱戦という言葉で片づけられてしまいそうだが、新井のPKストップの場面だけはちゃんと見直して欲しいと思う。

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2019年第99回天皇杯準々決勝HondaFc戦 [天皇杯]

勝っただけという試合。内容では完全に負けだったし、相手の決定力のなさに助けられた。伊東の手に当たったのも故意じゃないと判断されて(と思う)スルーされたし、鹿島のいいところは得点した場面だけしかなかった。

序盤いい形で球離れも良く、遠藤が起点になって右サイドから攻めたが、伊東のゼロ精度のクロスでチャンスを潰してからは、ここ最近のパス回すだけの攻撃に加えて適当に放り込むクロスや縦パス。ミスがあまりにも多くてうんざり。

有馬は90分何も出来ずじまいで、出場機会を優先したのかもしれないが、山口やレアンドロはこれよりも序列が下なのかと本人たちのモチベーションはどうなのだろう。

名古、白崎のミス、判断の遅さ、球際の弱さ。怪我をしたくないのはわかるが、この強度ではリーグ戦では通用しない。中盤は永木がほぼ一人で守っていた。

チョンスンヒョンのミスもかなり多かった。自作自演でクリアしたのもいくつかあったが、相手に決定力があれば無失点では終わっていない。

遠藤は球離れの早いプレーは良かったが、持ってしまうと展開出来ず。コーナー角を取りに行ったらシンプルにそこでいいのでは?

あれだけ攻撃の形が作れず、結局下げるだけだったらパワープレーでも良かったと思う。得点は遠藤のクロスから土居のヘディングだったし、もっと放り込んでもいい。あの形で得点出来たのだから、繰り返しその形を作って行って欲しかった。

終わってみれば1-0の辛勝だったが、シュートは多分5~6本。途中から入った小泉がミドルを2本ほど打ったが、チーム全体で最後まで崩そうとするこだわりが強く、それが足を引っ張っていると感じる。

内容はなかったに等しい試合だが、トーナメントなので勝ちが全て。その意味ではミッションクリア。他の試合では神戸、清水、長崎が勝ち上がり、鹿島の次の相手は長崎。ここもカテゴリー下なので対戦は恵まれている。

天皇杯の日程は12月中旬まで空くので、その頃には主力も戻って来ているはず。こんな無様はさらさないはずだと思いたい。

まあ、勝って文句ばかり言っていても始まらないのでこのくらいにしておくが、リーグ戦が再開するまでにはちゃんとした戦い方を思い出しておいて欲しい。

とにかく観ていてホントにつまらないんだよな・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第99回天皇杯 準々決勝 10/23(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/6,660人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 HondaFc (前0-0 後1-0) (S 7-14)
【主審】松尾一(主審)、西尾英朗、中野卓、(追加副審)柿沼亨、鶴岡将樹
【得点】
(鹿)後20分 遠藤↑土居 1H
【警告】
(鹿)町田1(前38分)
(H)原田(後32分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 伊東 チョンスンヒョン 町田 小池→70小泉
MF c永木 名古→90小田 白崎 遠藤→77山口
FW 土居 有馬
【サブ】曽ヶ端 内田 小田 関川 小泉 レアンドロ 山口
【監督】大岩剛
【MyMVP】土居(1)
【NHKーBS】-

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天皇杯準々決勝、HondaFc戦展望 [雑感]

このところ調子の上がらない鹿島だが、さすがに3カテゴリー下の相手に負けてしまうと気持ちが立て直せないというか、むしろ崩壊する(主にブログ主の)。

次のリーグ戦まで日があるので新たな怪我人覚悟で全力を出すか、サブメンバーに奮起して貰うか。

怪我人の状況がわからないが、相馬、伊藤、中村(また怪我との噂)が使えないと仮定して、上田は登録外になるとメンバーはだいぶ限られて来る。

キーパーはクォンスンテに万が一の怪我が起こらないように、曽ヶ端でいきたい欲もあるだろうが、ワンチャンスで失点して0-1負けとになったらシャレにならないので出し惜しみをするわけにはいかない。

DFラインでは小池の個人的評価が暴落しているので、ここらでもう一度小田を見てみたい。小田にしても一度はもうダメだと感じたが、今の小池を見ているとそこまで差がないようにも思えるので、比較してみたい。

山本が稼働出来れば問題はないのだが、ベンチ入りさえ出来ていないのだから無理なのだろう。小田が無理なら町田でもいい。

となればDFラインは伊東、ブエノ、関川、町田。あるいは伊東、関川、町田、小田。どっちにせよクォンスンテに頼らないと怖い布陣になる。ブエノは休養を優先させるか、経験を積ませるかで変わる。

ボランチは永木が確定として相方は名古か小泉になるが、名古は怪我から復帰してあまりパフォーマンスが良くないので、もしかしたらコンデションが万全ではないのかもしれない。だとすれば無理はさせられず、ベンチスタートが妥当。

とはいえ小泉のボランチは今のところいいところがまったくない。前に展開出来ないし、視野も狭いし、セカンドボールも拾えず、プレスも弱い。右サイドバックの方が形になっている。むしろ永木をワンボランチにしてダイヤモンド型にしておいた方が機能するかもしれない。

中盤の両サイドにレアンドロ、遠藤、トップ下に土居。トップは山口と有馬。山口と遠藤のポジションは入れ替えてもいい。白崎はかなり疲労が溜まっている様子なので使わずに試合を終えたいが、展開によっては使わないといけないだろう。サブスタートで。

レアンドロはJFL相手に抑え込まれるようでは話にならないので、最終的なチャンスだと思ってやって欲しい。

というわけで恒例の外れるスタメン予想。クォンスンテ、伊東、ブエノ、関川、町田、永木、遠藤、レアンドロ、土居、山口、有馬の中盤ダイヤモンド型。

引き分け以下の展開なら名古、白崎の投入。あるいは小田を左サイドバックに入れてDFラインをスライドして、ブエノを前線に出すパワープレー。鹿島は何故かパワープレーをしないのだが、形にこだわるプライドみたいなものを持っているのだろうか。

その割にはどうやって崩したいのかが全然伝わって来ない横パス・バックパスの嵐だが、まず勝つことが先なので、ミドルシュートは積極的に打ち、パワープレーも考えながらやって貰いたい。

失点しないことは勿論大事だが、「ボール大事に」ばかりではいつまで経っても点は入らない。クロスを上げて中で潰れ、それを拾って二次攻撃、三次攻撃。泥臭くゴールをこじ開けたい。

松本戦後にサポーターと揉めたらしい土居の意地に期待している。後は山口。来年は将来有望な新人が入って来るので、ここでやらなきゃ来年の立場がない。頑張れ。

放送はNHKーBSであるようだが、今月はルヴァンカップの契約でスカパーでも良かった。もっと早い段階の2回戦や3回戦で放送して欲しかったなあ。

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29節の結果と残り5試合 [雑感]

鹿島がパス回し練習で勝ち点2を落とした29節。上位陣で付き合ってくれたのは6位の川崎だけで、他はきっちり取りこぼさず上がってきた。

というか湘南が酷過ぎる。今の状態の時に当たりたかったが、それでも今の鹿島だと負けていただろうか。湘南はこの後、FC東京、広島とも当たるが、負けはほぼ確定のように思えるし、得点も大量にプレゼントして更に得失点差を詰められそうな気がする。

FC東京もマリノスも得失点差を意識していて、複数得点差で勝って来ているのでこっちのアドバンテージもなくなりつつある。

残り5節の組み合わせ。

鹿島は浦和(H)(11月1日に変更の可能性あり)、川崎(H)、広島(A)、神戸(H)、名古屋(A)。

FC東京は大分(A)、磐田(A)、湘南(H)、浦和(H)、マリノス(A)。

マリノスは鳥栖(A)、札幌(H)、松本(A)、川崎(A)、FC東京(H)。

広島は川崎(A)、浦和(H)、鹿島(H)、湘南(A)、仙台(H)。

川崎は広島(H)、鹿島(A)、浦和(A)、マリノス(H)、札幌(A)。

鹿島は広島、川崎と直接対決があり、勝てばおそらく相手にトドメを刺せるだろうが、負ければ逆転されるまである。川崎戦には難しいかもしれないが、広島戦くらいには怪我人も戻ってくるだろうし、実質、一番キツいのはやっぱり川崎戦かなあ。

浦和戦では浦和がACL決勝にコマを進めて、リーグ戦は興梠を除いたサブメンバーでやってくれないかなと他力を期待しているが、浦和自身も降格圏に落ちかけているのでそこまでメンバーを落としてくれるかどうか。

ただ、16位の入れ替え戦ならば浦和くらいのチーム力があれば、普通にやれば勝てると思う。まあ、当事者でないからそう言えるが、鹿島がその立場になったら意地でも15位以上になってくれと願うが。

残りの対戦を見ると相手関係で言えばFC東京が有利かと。磐田は降格がほぼ確定で死に体だし、湘南も見ての通り。浦和はACL次第だが余力も残っていなさそうだし、次の大分戦で勝ち点を落としてくれるかどうか。

最終節のマリノス戦は激戦になるだろうが、その時、鹿島がどのポジションにいるかがわからないので、現時点ではどっちを応援するとかはない。出来るだけそれまでに削れてくれと祈っている。

それにしても大分の藤本は神戸に移籍したが、すっかり出番がなくなってしまっている。ちょっと移籍を先走り過ぎたんじゃないだろうか。

残り5試合。最低ラインは4勝1敗か3勝2分くらいだろう。明後日の天皇杯を消化すれば少し時間が空くので、体も気持ちも立て直して欲しいと思っている。

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2019第29節松本(アウェー)戦 [リーグ]

ストレスだけが溜まる最悪な試合。とても首位のチームの戦い方ではないし、優勝を狙うチームの姿ではない。

怪我人が多いことは差し引いても、横パスとバックパスばかりで点が取れるわけがない。

象徴的だったのが、まったくいいところなく松本ペースで試合が進むなか、PKを貰って同点に追いついた後。鹿島も攻め気を見せて打ち合いになりかけた瞬間、大岩が激しいジェスチャーで落ち着いてやれと指示を出したこと。

この後、鹿島選手は「忠実に」監督の命令を遂行し、ボールを失うような攻めをせず、放り込んでロストするよりもポゼッションを稼ぐことを目的とし、リスクを絶対的に排除して後ろでパス回しをして90分を使い切り、勝ち点3を取るよりも勝ち点1をあさましく拾いにいった。

おそらくPK後の鹿島のシュートはレアンドロの枠外に飛んだヘディングだけ?

2年前、あと1つ勝てば優勝という終盤戦、負けるのを怖がって腰が引けて攻められずに引き分けばかりに終わった時からなんの進歩もない。大岩が監督をやる限りこの戦い方は変わらないだろう。

パス回し練習、乙。

チーム全体で言えば単純なパスミスが多く、ボールを持ってから考える時間が長くて攻められず、2番目3番目の動き出しがないからたまにいい形でつながってもシュートで終われず。

逆サイドのフリーの選手も全然見えていないし、PKは上田が掴み倒されたので正当なPKだが、これ以外に惜しいシーンすらなかった。

雨で滑るピッチコンディションを考えてもミドルを打つとか、つなげないならパワープレーをするとか。上田も何回か裏抜けしようと試みていたが、後ろからロングパスがほぼ出て来ないので起点にもなれず。

たまにボールが来ると強引に突破を図ろうとしてロストしてリズムを失うなど、上田の良さも出せずじまい。

ポゼッションが65パーセント超えたらボーナスポイント1とかいうルールだったらこの戦い方でもいいが、負けている時や同点の時に回しているだけでは勝ち点3は取れない。

失点はCKの流れからだが遠藤の押し上げが遅くてオフサイドを取れず。これ以外に危ないシーンはミドルシュートがいくつかだったが、クォンスンテがうまく弾いてくれたおかげで事なきを得た。曽ヶ端だったらどっちかはポロリっていたと思われる。

内田は今日のゲームを観るともうJ1でやるのは厳しいレベル。小池も前に立たれるとすぐに下げるし、左足しか使えない。守る側としたらこんな楽な相手はいない。

小泉のボランチもダメ。プレスも効いていないし展開も出来ない、あげくに詰められてロストするとか中盤があれではチームは機能しない。

遠藤ももっとシンプルにやって欲しいが、ワンテンポかツーテンポくらい持ってしまって、そのぶん相手に詰められてパスの出しどころがなくなることが多々あり。ミドルも打てなかったし、ドリブルも出来ず。

白崎はフィジカルが整っていないのか運動量も少ないし、仕掛けずに安全を取るプレーが多くて、白崎らしいプレーが出来ていない。

ブエノは最終ラインからパスを出していたが相手に蹴らされていた印象で、チョンスンヒョンもロングフィードがつながならかったので後ろ二人は攻めの部分では貢献なし。

まとめれば、良かった選手がクォンスンテ以外に誰もいない。どういう形で点を取りたいのか全然見えなかった。

怪我人が出る前に首位に立っていて良かったと心底思える。こんな状態でとても後ろから抜き去ることなんて不可能で、後はこのリードを相手の取りこぼしで守っていく以外に道はないのではないだろうか。

そんな悲観的になる、ルヴァンカップに続いての無様な試合ぶりだった。次週の天皇杯で勝って流れを取り戻さないと、ズルズルいってしまいそうだ。

あと、オフィシャルは模様変えして、読み込みも遅くなったし使いにくい。慣れかね。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第29節 10/18(金)】(サンプロ アルウィン19:03KickOff/19,479人/雨)
【スコア】松本 1-1 鹿島 (前1-0 後0-1) (S 12-9)
【主審】山本雄大(主審)、村上孝治、塩津祐介
【得点】
(鹿)前09分 高橋→永井 3右
(鹿)後13分 PK上田 4右
【警告】
(鹿)遠藤1(前16分)、ブエノ2(後7分)
(松)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF c内田→46永木c チョンスンヒョン ブエノ 小池
MF 小泉 名古→89山口 白崎 遠藤→79レアンドロ
FW 上田 土居
【サブ】曽ヶ端 伊東 町田 レアンドロ 山口 永木 有馬
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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アウェー松本戦、展望 [雑感]

怪我人が出まくっているせいで、試合に出場出来る選手が限られて来た。

それでもこの松本戦を乗り越えれば、天皇杯は3カテゴリー下の相手なので少しメンバーを落とせる(というかメンバーを落として勝って欲しい)。その後はちょっと間が空くので立て直せるだろう。

松本戦を勝つと負けるでは気持ちの面でも全体的な雰囲気でも、勿論、リーグ戦の勝ち点的にも大違い。勝つしかない。

松本は残留に向けて一丸となって戦っているので、気の抜けたプレーをしているようではあっさり負けてもおかしくない。まずはシュートを打たないと点は入らないので、そこを意識してやって貰いたい。

現状、怪我人を省くとベストメンバーと思えるのがクォンスンテ、小泉、ブエノ、チョンスンヒョン、町田、永木、名古、白崎、遠藤、土居、伊藤になる。

小池は手を抜いているのか実力なのか完全に勢いも止まっているしアテには出来ない。伊東も長期離脱から復帰してくれて嬉しいが、復帰前のパフォーマンスにはほど遠く、格上相手には通用していない。

上田も壁に当たっているようだし、相馬に至っては怪我の状況も不明。中村は相変わらずだったし、レアンドロはムラがあって信用出来ない。

上に書いたメンバーに山本を入れればなんとか回せる気もしないでもないが、白崎は次の試合を使うと本当にヤバイと思っている。永木も微妙。名古も怪我から復帰したばかりで、90分フルで行けるかと言われれば難しい気もする。

駒が足りないな・・。

U22代表に呼ばれて出場し、ブラジルを破った町田は、守勢に回って一発退場になってしまったようで、変わらないなあとは思うが経験は積めただろう。ただ、松本戦はスケジュール的に出場は難しいかもしれない。

となれば一番戦えるスタメンはクォンスンテ、内田、チョンスンヒョン、ブエノ、山本、永木、小泉、名古、遠藤、土居、伊藤になる。

内田は状態を見ながらだが、伊東との交代を視野に入れながら。山本は無理なら小田に託すしかない。今の小池なら小田(左サイドなら)とどっっちもどっちな気がする。

名古が無理ならレアンドロか山口の選択。中村は消え過ぎていて厳しいので天皇杯に回す。白崎は出来る限り使いたくないが、引き分け以下の状況なら使うしかない。

上田と相馬はもうちょっとやって欲しいが、最近のパフォーマンスで言うなら、点を取りに行く場合、関川をCBに入れてブエノをトップに入れるパワープレーも考えた方がいいのではないだろうか。意外に足技もうまいブエノならなんとかしてくれるかもしれない。

ボランチがいよいよ駒不足になったら、ブエノを入れて運動量でカバーした方がいいような気もするが、そこまで起用ではないだろうか。

あまり選択肢がない戦いになるが、まずは気持ちで負けないこと、勝つという気持ちを強く持つこと、サボらないこと、腰が引け過ぎないこと、シュートを打つこと、負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと。

涙見せてもいいよ、勝ってくれるのならば~。

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犬飼も離脱 [雑感]

予測出来たし回避出来たと思える怪我で犬飼も離脱。こちらオフィシャル。右大腿二頭筋損傷で全治4週間。

次は白崎か永木かな・・。

今季の残り試合はリーグ戦が6試合で、天皇杯が3試合。天皇杯は次のHondaFcに勝てば12月まで空くし、そこは怪我人が戻るとことを計算すれば、全力で行くのはリーグ6試合。

特に次の松本戦は、やっとFC東京を抜いて首位に立って浮かれた後、ルヴァンカップを落として怪我人も多数出て悪い雰囲気になってしまったなかでの一戦になる。ここで一日天下ならぬ一節天下になってしまうとダメージは大きい。

松本は残留に向けてしぶとい戦いをしているし、向こうのセルジーニョが絶好調。日程も空いていて走って来るだろうから簡単にはいかない。

怪我人を出すことなく、サブメンバーたちがこの一戦を死にもの狂いで頑張った勝ってくれたら大変助かるのだが、このところサブで出て来るメンバーのやる気のなさが酷い。

ルヴァンカップ第2レグの前半、土居自身も「勝ちたいという欲が見えなかった」と言っていて、それはもう深刻なんじゃないかと思うが、現在怪我で離脱している選手だけがやる気があるのでは困る。今こそレギュラーを奪い取るくらいの覇気はないものかね?

というか相馬はどこ行った? 怪我にしては随分長引いている。

明るい話題が全然ないので気持ちも沈んでいる。

身の周りもバタバタしているので今日はこのくらいにして、また松本戦の当たらない展望でも考えておく。次は白崎は完全休養、永木は45分くらいに限定して休ませないと本当にヤバイと思っている。

それにしてもこの前のスカパー放送の実況はうるさかった。面倒なので名前も調べていないが、ワールドカップ決勝戦かのようなテンションだったな・・。あの塩試合でよくあれだけ盛り上がれたもんだわ。

アップ多過ぎで俯瞰で試合を観れないし、リプレイのタイミングも悪くて、リプレイのうちに次の攻防が始まっていたりとか、素人が運営しているのかと思う。DAZNの回線も安定して来たし、そろそろ全部放映権売り渡してもいいんじゃなかろうか。

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2019ルヴァンカップ準決勝第2レグ川崎(ホーム)戦 [ルヴァン杯]

開始ワンプレーで犬飼が筋肉系の怪我で負傷交代とか、開いた口が塞がらない。違和感があったら試合前に判断してスタメンを選ばないといけないし、そもそもこれだけの連闘で負傷しないわけがない。マネージメントはちゃんとしていたのか。

試合自体もまったく改善点のない横パス、バックパス。点を取る気が見えないパス回しに終始し、何がなんでも点を取るという意識がなかった。持ってからの判断も遅いしタッチ数も多い。第1レグの後に何か対策を立てたのか。

とにかく遅いし、シュートも打たなし、前半シュートゼロ。勝つ気ある?

後半ワンボランチで攻撃に行ったが、むしろ最初からあれくらいのリスクを背負って攻めないと、こうなることはわかり切っていた。何点取られても3点差以上つけて勝つという気持ちがあれば、もっと攻められたはず。

繋いで崩せないなら、もっと早くからブエノを上げてパワープレーでも良かった。

上田はサボり過ぎ。前線から全然追いかけないし、コースを切るフリだけして、ボールを奪ってやるという気持ちで追いかけないと、相手DFは余裕でボールを蹴り出していたしあれではミスもしない。相手の小林が自陣まで戻って守備をしているのを見て何を思ったのか。

前半、相手の連携ミスであわやボールを取れそうな場面もあったが、予想していなかったのか反応出来ず。オフサイドになったゴールでも動き直しがなかったし、後半は完璧に抑え込まれて何も出来ず。一からやり直し。

あまりにもつまらない試合で、これだったら無駄にレギュラー陣が消耗したぶん大損。リーグに温存させてサブメンバーに全力で90分走らせた方が観ていられたのでは。またもシュート3本。レギュラー陣使う意味あったか?

小池は安西補正というか、すっぱいぶどうと甘いレモン的な、「安西なんかいなくても小池がいるから大丈夫」という謎の評価を下したおかげで今季はいけると思ったが、このところ個人的には評価が急降下。

バックパスばかりだし、スピードもクロスの精度もなし。代わりがいないので仕方ないが、もうそろそろ町田とチェンジになるだろう。

中村も復帰戦だけだった。伊東もパスミスが酷いし、キレもなし。山本、相馬もベンチにも入れていないし、一気に戦力が乏しくなった。

クォンスンテは2本ビッグセーブ。曽ヶ端だったら棒立ちで失点していだろうし、ミドルを横に弾いたシーンもあったが、あれを前にこぼさず詰めさせないところが違う。第1レグの3失点目がそうで、やはり曽ヶ端を起用したことが失策だった。

あとは第1レグで上田が2本外したこと。犬飼のいきなりの負傷退場など監督の采配も足を引っ張った。準決勝でフルメンバーを使って敗退とか、得るものが何もないまさにくたびれ損。

ACLに続いてルヴァンカップまで敗退。タイトルがどんどんと遠のいていく。

負けなかっただけマシだったとはいえ、向こうは終始余裕の試合運び。リーグ戦に向けて有効な対策を練って欲しいと思う。

負傷者を出して疲れただけの試合。休めなかった白崎と永木が心配だな。

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(以下、個人的まとめ)
【2019ルヴァンカップ準決勝第2レグ 10/13(日)】(カシマスタジマム 19:03KickOff川崎/19,127人/曇)
【スコア】鹿島 0-0 川崎 (前0-0 後0-0) (S 3-18)
【主審】東城穰(主審)、聳城巧、武部陽介、追加副審(VARなし)木村博之、福島孝一郎
【得点】
なし
【警告】
(鹿)小池1(前27分)、チョンスンヒョン2(前45+1分)
(川)なし
【出場】
GK クォンスンテ
DF 伊東 ブエノ 犬飼→4チョンスンヒョン 小池
MF 名古→64レアンドロ c永木 中村→46伊藤 白崎
FW 上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 小泉 チョンスンヒョン レアンドロ 遠藤 伊藤
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
【スカパー】アップ多過ぎ、実況が無闇にアツ過ぎ、名古の発音が馴染まない

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