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三木谷会長の審判問題発言 [雑感]

第2節の神戸対柏の前半27分頃、柏の白井と神戸の汰木が接触。ジャンプしてハイボールを競りに行った白井の膝が、ジャンプしなかった汰木の左脇腹にヒットし、汰木が悶絶した。

汰木はそのまま交代となり、経過は今のところ不明だが痛がり方からすると重症のようにも見えた。このプレーに対し、負傷交代するほどの怪我にカードも出ないのはどういうことだと神戸の三木谷会長がSNSで審判に対して苦情を述べている。

そのなかで「なんで新しいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えてほしいと思う」といったことも発信している。

なんだかね・・。ジャッジに対して一般人がSNSでアレコレ言うのと、会長の立場で表立って言うのは重みが違うし、安易にそんなふうに言っていいのかね。クラブがオフィシャルでリーグに対して意見書を提出しましたとかならわかるのだが。

今は、上の立場の者が強く意見を言って、相手を逆らえない状態で言うことを聞かせたりしたら即刻パワハラで訴えられる時代。会長と協会の関係がどの程度なのかは知らないが、ビッグクラブということで協会からしても無視出来ない存在だろう。

SNSでの発言は「選手を守って良く言った」という意見もあるだろうが、よそのクラブからしてみれば「それ言っていいならこっちも色々あるんだけど?」となる。

正直、昨年、斉藤が怪我してからのサッカー協会の神戸に対するジャッジは相当配慮されていた。当事者たちにはそれが「普通」と感じるのかもしれないが、神戸以外の目線で見れば神戸有利のジャッジは多かったし、エリア内でハンドらしき事象があれば大迫が大騒ぎして、すぐにチェックが入っていた。

そもそも最終節の大迫のオフサイドゴールも明らかな誤審だし(副審の単純なミスだろうが)、得点王が同時受賞だからスルーされてしまっているが、あの1点で得点王が大迫単独になっていたらもっと問題になっていた。

斉藤が大怪我したことは気の毒だし、誰であってもなって欲しくないのは確かだが、ジャッジに関して言うなら、PKを取って貰えなかったことやカードが出なかった分も含めて、その還元は神戸は充分に受けたと感じている。

今回、こうやって三木谷が文句をつけたことで、またサッカー協会が忖度して神戸有利の判定を繰り返すようになるとすれば、本当にやめて貰いたい。そうなったらそれこそパワハラ。

実際、どれほどのプレーだったのかDAZNで見直してみたのだが、ハイボールを競りに行った白井の膝がそのまま汰木の脇腹に偶発的に入っただけで、故意でもないし悪質でもない。サッカーでは起こり得るプレーのなかでの不幸な接触という範囲に留まると思う。

怪我は結果的なことだし、あのプレーで迷わずカードが出るようなら、他の試合でもかなりカードが乱発されている。勿論、応援している側からすれば一律でカード出してくれれば納得が行くのだが、そういうふうにはなっていない。

三木谷会長にしてみれば昨年に斉藤が長期離脱するほどの怪我を負わされて、今回も汰木の怪我にカードが出なかったことに関して怒る気持ちは理解出来るが、会長という発信力のある立場の人がSNSで審判に苦情をつけていいのかどうか。

悪質としか言えないようなプレーならばともかく、今回のは本当にたまたまの事故で、まさに当たり所が悪かった。それをサッカー先進国でもないアメリカから審判を呼んでうんぬん、とかそういうふうにつなげるのはどうかと思う。

ちなみに、審判団に随分前から不審を抱いているいち鹿島ファン目線で見るならば、色眼鏡で見ない海外の審判はむしろ歓迎しているくらいで、どんどん海外の審判を呼んでくれていいとさえ思っている。優遇されている側には感じないことなんだろうなあ。

昨年、浦和の試合で捌いてくれた主審は良かったが、あれは三木谷会長のいう「先進国ではない」審判ではなかったのかな。

あと、今回の件を見直そうとDAZNの見逃し配信を観てみたら、再生するたびに30秒のCMが強制的に流される。高い料金を取っておいてCMまで流してくるとかやりたい放題か。そして、フリーズする。やり直そうともう1回最初から動画を選択するとまた30秒のCM。ふざけんなよ・・。

神戸戦も何故かハイライトがデフォになっていて、「フルタイムで視聴」というボタンを探り当てるまで随分と時間がかかって、そのたびにCMを見せられたのも腹立ったわあ。

マリノス戦のキーパーの足裏キッククリアが福岡選手の腹にヒットしたシーンも、何分だったか確認しようとしたが、何回チャレンジしても後半にバーを移すとフリーズしてやり直しになる。エルフランスの広告を20回くらい見せられた。

あれこそ大怪我になってもおかしくなかったプレーだが、結局これもファウルすらなかった。マリノスに忖度かよーと思っていたが、どうやらそれが基準みたいだよ三木谷会長。

追記:浦和対ヴェルディでも疑惑のPK。こういう当たり屋的なPK獲得は浦和のオハコだよね。いい加減これも改めて欲しいわあ。

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2024第2節セレッソ大阪(ホーム)戦 [リーグ]

前半圧倒的に押し込まれ、後半やっと巡って来たチャンスを仲間が決められず、その後にカウンターで失点という完全に敗北の流れを思えばよく盛り返して同点にしたと言える。

しかし、ゴール後の勢いからして逆転出来そうな雰囲気もあったし、ホーム開幕戦、しかも昨年上位チームが軒並み勝ち点を落とすなかで勝ちたかったのも本音。

終盤、左サイドからのクロスに3人くらい入って行ってチャブリッチの頭をかすり、ファーの濃野が触れずというシーンがラストチャンスだったかな。チャブリッチは90分プレーしたが、最後はヘトヘトになっていて、もし前半の体力あるうちだったら頭で合わせられていたかも。

相手の外国籍選手が迫力満点の攻めを見せたのちに2人怪我でアウトしたことを思えば、まだ全力で行って怪我するよりかはほどほどに仕上げて行って欲しいという気持ちもある。勝ち越して交代させられたら一番だったが。

ゲーム内容としては、セレッソのサイド攻撃対策で最初から藤井を投入したが残念ながらまったく機能せず。一方的に押し込まれる展開になり、早川のビッグセーブがなければ前半で試合が決まっていたかもしれない。

鹿島の前半のチャンスは先にも書いた仲間のボレーが枠外だったやつだけ。正直、早川を含めて関川、植田のフィードの精度の低さと、視野の狭さ、チャンレンジする精神(もしかしたら蹴るなと言われていたかもだが)の欠如が心配になるレベル。

前線の選手が何回か裏抜けしようとしていたがまったく出しもしなかったし、追い込まれてから苦し紛れに蹴ってセカンドを拾われてという繰り返しだった。

サイドからワンタッチで中にルーズに放り込んでいい場面もあったが、ボールを失いたくないのか蹴らずに下げることも多々。仕掛けもしないので攻めが停滞していた。

失点シーンは右サイドであっさり抜かれた守備も拙かったが、レオセアラと並走して戻って来た関川は何故ボールばっかり見ててレオセアラをフリーにしていたのだろうか。ボール方向には植田もいたし、中で相手選手をケアすべきだと思うのだが。集中力が足りない。

その後にイエローを貰って交代になり、代役は本職ではない佐野が回された。CBとしては屈辱に感じるだろうが、佐野の安定したボール運びや奪取能力、カバーリングを見ると致し方なし。唯一勝っているのが高さだけとなるとこの先が怖い。今日も1本引っかけてひっくり返されていたし。

植田も同じくらいだが、セットプレーから見事な弾丸ヘッドを決めて同点にしたのでチャラ。しかし、もうちょっと後ろは安定して守りつつ、前線へとボールを供給して欲しい。安西が持っても仕掛けずに戻してばっかりだったが、後ろのカバーが関川一人だけとなると怖いのは確か。

樋口は序盤にイエロー貰ったのと、押し込まれまくっていたせいでいいところなしだった。カードを貰っていたこともあってか途中交代。このへんはポポヴィッチもナイス判断で、強度が高くない須貝や土居を投入しなかったことも正解だったと思う。

キッカーに名古がいることもあってか樋口も下げやすかったのかもしれない。相手陣内で得たFKを名古が蹴り、お手本のような綺麗な形で抜け出た植田が豪快にヘッドで叩き込んでの得点は爽快だった。セットプレーが強力な武器になっていて頼もしい。

垣田は高さ勝負のために入れていたのか、そのあたりの序列に関してはポポヴィッチの胸のうちがわからない。松村がベンチ外なのが解せないのだが、キッカーの代役という点を踏まえると名古もありで、そうなると垣田か土居を超えないとダメということになる。

せめて入れ替えでいってくれないかなと思うのだが、守備強度が足りないのだろうか。ちなみにパレジは今日も実力不明なまま。複雑なプレーをせずにシンプルにやってくれるのでストレスもないが、怖さもない。今のところ土居と同じように見える。

ゴール前でごちゃついた時に、知念が無理やりシュートを打ってブロックされたシーンがあった。勿論打つのはいいのだが、後ろでパレジがフリーで余っていたのであそこで預けてみて、どういうシュートを打つのかは見てみたかった。もしかしたら超絶技巧で左上に決めたかもだし。

爆速スタートで抜け出して首位独走が理想だったが、他もつまずいたおかげで首位キープ。名古屋が弱かっただけと言われてはいるが、セレッソはかなり強かった。それでもまた怪我人が出ただけと言われそうだが、先制されたのを追いつけたことをプラスに捉えたい。

CB不足問題は佐野で凌ぐ模様。便利屋扱いはしないで欲しいと思うが、水準以上にこなせてしまうので使いたくなるのもわかる。それに、夏に移籍してしまうだろうことを考えると、今更佐野への好感度を稼いでも残ってくれないだろうしなあという諦めもある。

あと余談だが、川崎劇場は相変わらずのようで、アディショナル9分提示からリプレー検証があったとはいえ17分は異常な長さ。鹿島は7分きっかりで終わって定刻。マリノスのキーパーも飛び蹴りクリアで足裏を相手の腹に蹴り込んでも、故意じゃないとかでノーファウルだったしなあ。

今のところ不満が爆発する判定には鹿島自体は遭遇していないが、今年も審判によってゲームが左右されることが多そうで、影響されないくらい早めに勝ち点を稼いでおきたい。ただそうなるとまた標的にされて、いつぞやのことのようになるやもだが・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第2節 3/2(土)】(カシマスタジアム15:03KickOffセレッソ大阪/24,664人/曇)
【スコア】鹿島 1-1 セレッソ大阪 (前0-0 後1-1) (S 5-10)
【主審】(主審)清水勇人、浜本祐介、岡部将茂、(VAR)上原直人、渡辺康太
【得点】
(セ)後13分 為田↑レオセアラ 1左
(鹿)後40分 FK名古↑植田 1H
【警告】
(鹿)樋口1(前14分)、鈴木1(後17分)、関川1(後19分)
(セ)香川1(後42分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川→67ギリュリメ・パレジ 安西
MF 知念 佐野 仲間→82垣田 藤井→46鈴木
FW 樋口→67名古 チャヴリッチ
【サブ】梶川 須貝 名古 ギリェルメ・パレジ 土居 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】佐野(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024第1節名古屋(アウェー)戦 [リーグ]

開幕爆速スタート成功。監督が変わるとここまで変わるのかという、昨年までの閉塞感を打ち破る快勝だった。後半になるにつれ悪くなっていく悪癖も水戸戦後のコメント通りにちゃんと修正されていて、後半はまさに完封。

立ち上がりは名古屋が押し込みつつも、お互いに緊張感のある展開。打開したのは鹿島の右CKから。一旦はクリアされたボールを植田が競り勝ち、ただ一人信じて動き出していた仲間が周りを置き去りにして抜け出し、右足ダイレクトで先制弾。ファーストシュートだったと思う。

そこからは鹿島が優位を握り、相手CKから直接叩き込まれたと思われたシーンを、しっかりパトリックのキーパーチャージを取ってくれたのが良かった。酷い審判だとあれを流したままゴールが認められ、気持ちの切り替えが出来ないままズルズルいっていたからね。川崎とか神戸とか。

前半は細かいミスもありつつも1-0で乗り切ると、ポポヴィッチはハーフタイムですかさず動いて土居を下げ、押し込まれていた右サイドハーフに藤井を投入して攻撃で山中を押し下げる作戦。

これが的中してラインを高く上げられたうえに、後半立ち上がりで右サイドから崩したボールを仲間が拾って左から安西。ピンポイントのクロスをチャヴリッチがDF二人に競り勝ってのヘディングゴール。

若干相手のクリアがちょうどいい具合に当たった感はあるが、ポジションの取り直しが見事だった。まだ本調子ではないなかで1G1Aと結果も出せたし、身体の強さも見せて相手を弾き飛ばしてもいた。いいスタートを切れた。このまま鈴木とうまく共存可能ならFW問題も解決出来そう。

ここからは鹿島が完全にゲームを支配し、集中力を切らすこともなく攻守に隙を見せず。自陣のスローインからチャヴリッチがポストで樋口のワンツーで抜け出して右サイドから駆け上がり、最後は相手DFをはがしてから柔らかいクロス。

ドフリーの仲間が丁寧に頭で決めてトドメの3点目。100試合出場の記念試合かつ、奥さんの誕生日に2ゴールというドラマチックなゴールを演出した仲間が文句なしのMYMVP。よく鹿島に残ってくれたよ。

交代で入った藤井も良かった。仕掛ける意識と、シュートやクロスで終わるプレーが戻って来たのがいいところ。臆病さが消えて守備にも走れていたし、ポポヴィッチの指導がハマるかな。松村といい競争をしてくれれば。

佐野は目立ったプレーはなかったが黒子に徹して中盤を掌握。知念のボランチも問題なくやれていて、ミドルで一発狙える武器があるのがいい。最後は足がつっただけだといいが、今後の成長に期待が持てる内容。

樋口は2列目よりボランチの方がいいと個人的には思っているが、知念がハマるなら今のままがいいかもしれない。名古が入った時はポジション入れ替えていたし、ポポヴィッチも色々と考えている模様。

CBはサブに津久井の名前がなく、実戦に足りないと判断したのか普通に体調・怪我なのか。緊急時には誰にフォローさせるつもりだったのだろう。関川は前半いくつかのパスミスがあってフラフラしていたが、チーム全体が立ち直った後はなんとかなった。

ただ、植田と共にロングフィードの精度が微妙で、特に前半はまったく前と合っていなかったのでしっかりして欲しい。ほとんど二人しかいないものだから。

濃野は守備が堅くて安心して観ていられるが、まだ90分フルはキツそうに見える。須貝がそのぶん頑張って欲しいのだが、倍井が良過ぎたのか須貝のせいなのか、ずっと振り回されっぱなしだった。ちょっと怖い。安西を右に回す選択肢も今後は出てくるだろうか。

土居はいつも以上に守備をやってくれていたが、ハーフタイムでの交代はポポヴィッチが正解だと思う。悪くはなかったんだけど。早川は守備機会はあまりなかったが、綺麗なパンチングを1本披露していて、無失点にも抑えたしいい開幕になったと思う。

右頬骨骨折で離脱していた鈴木はフェイスガードを着けてバッドマンスタイルで登場。パンツをまくりあげるスタイルと相まって、見た目はちょっとというかだいぶアレだったけど・・。

足元の視界が悪くなると解説が言っていた通りだったのか、相手DFから奪ってドフリーでのシュートを大きく枠の上。この短い時間帯でも審判に苦情を言いつけるのは相変わらずで、もうちょっと自制心を、と味方ながらに思う。印象も悪い。

あと、今年も「ゴール優磨」は継続なんだな。登場と同時に満を持してコールしていたが、いまだにこのコールには慣れず、「ゴール鹿島」に戻して欲しいと切に願っている。鈴木用のチャントは別に作ろうよ。

と、なんやかんや言いつつも、結果も内容も大満足の開幕勝利。ポポヴィッチで大丈夫なのかという不安もあったが、今日に限って言えば満点以上。セットプレーが豊富なのにもワクワクした。さすがに素人とプロの監督はここまで違うのかと感心しきり。

あとは相手に対策されたうえで、どこまで継続出来るかと、怪我人が出た時か。思えばCBにはチャルシッチが加入していた予定で、これが機能してさえいれば充分に戦える体制だったのではないだろうか。まずは目に見えているこの問題をどうクリアするかかな。

それからパレジは今日もおとなしいまま。窮地に陥っている時には覚醒して助けてくれる頼もしいキャラなのだろうか。ちょっと楽しみにしているところもある。

開幕ダッシュで大きく他を引き離してくれ!

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(以下、個人的まとめ)
【2024第1節 2/23(金祝)】(豊田スタジアム18:03KickOff鹿島/36,933人/曇)
【スコア】名古屋 0-3 鹿島 (前0-1 後0-2) (S 5-14)
【主審】(主審)荒木友輔、三原純、坊薗真琴、(VAR)上村篤史、山下良美
【得点】
(鹿)前19分 植田↑仲間 1右
(鹿)後02分 安西↑チャヴリッチ 1H
(鹿)後17分 チャヴリッチ↑仲間 2H
【警告】
(鹿)なし
(名)なし
【出場】
GK 早川
DF 濃野→69須貝 c植田 関川 安西
MF 知念→88名古 佐野 仲間→85ギリェルメパレジ 樋口
FW 土居→46藤井 チャヴリッチ→69鈴木
【サブ】山田 須貝 藤井 名古 ギリェルメ・パレジ 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】仲間(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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2024プレシーズンマッチ水戸戦 [試合]

スカパーのサービスで16日間無料というのを貰ったので、ダメ元で使ってみたところスカチャン5の水戸戦も視聴出来た。有難い。

2年連敗しているので勝たなくてはいけない一戦で、そういう意味では勝てて良かった。内容を見てみれば、連携が取れていない水戸の大ミスを突いて取った1点を、後半ヘロヘロになりながら守り切っての勝利となるが、自分は勝ちが全てに優先すると思っているのでよし・・かなあ。

スタメンとサブの差がこれほどくっきりあるとは。救いは試合後のコメントでポポヴィッチが、交代でうまくいかなかったので原因を考える、としっかり言及してくれていたこと。

チャブリッチは起用そうな感じで、色々と前でのタスクをこなしてくれそうなところが収穫。下がってくる鈴木を前に置いてチャブリッチに周りを任せれば、鈴木は得点に専念出来そうで相性は良さそう。まあ、鈴木がボールに触りたくて降りてきそうな気もするが。

コンディションが整っていない分の上積みと、研究されるであろうマイナス、水戸とJ1上位との違いの分をコミにすればどのくらいお釣りがくるかはわからないが、鈴木一人に負担をかけずに済むくらいの好印象は受けた。

濃野も収穫。抑えてやっていたのかわからないが、攻守にこれといって目立ったプレーはなかったものの、破綻もしていなかった。後半に出て来た須貝が酷過ぎたので比較の分もあるとは思うが、怪我がなければ右サイドはなんとかなりそう。

切り返しで何回か裏を取られそうなシーンがあったのは、スピードタイプの外国人に対して不安もあるが、経験を積めばクリア出来るかもしれない。むしろ須貝がここまで悪かったか?という方が心配。どうした?

津久井も水戸相手には充分やれていた。J1クラスとやってどうなるかは未知数だが、CBこそ経験なのでメンタルを強く持ってレギュラーを取るつもりでやって欲しい。植田は前半良かったが、終盤になるにつれ日和っているのが画面超しに伝わるようで・・。しっかりしてくれ。

樋口は個人的にずっと2列目は合っていないと感じているが、今日の試合を観てやっぱりそう思った。ボランチから前に出てゴールまで絡むのは得意としているが、2列目だと知らない間に消えてしまっていて可もなく不可もなくになる。ボランチに専念させた方がいいと思うが。

知念のボランチはオプションとしてはありかと。本人が楽しそうにやっていたし(解説と同意見)、リズムを作りながら前に行けるのが合っている。ただ、守備に関してはいいとは言えないので、現時点ではあくまでオプション止まりの感触。

師岡の右サイドはハマるとは思えなかった。ボールを受けて前に進んでいく推進力が持ち味で、それを活かすためにサイドに回したのかもしれないが、攻守に冴えず右サイドがボロボロになっていた。本人も戸惑っている感じだったし、須貝と組んでからは崩壊していた。

パレジはクレバーな選手なのかな。時間帯もあってかボールを持っても落ち着くように指示したり、コーナーでボールを確保するのかを監督に指示を仰いだり。スピードはあんまりなさそうだったが、今日は本気を出すシチュエーションじゃなかったのかもしれない。

経験値が高そうなのは今の鹿島には助かるが、個で突破してなんとかしてくれる選手も求めているので、どっちがいいかと言われると一人でなんとか出来る選手の方が欲しい。特に終盤の閉塞感を思うと余計にそう感じる。

仲間は昨年よりも動きが制限されていたのかプレーエリア狭め。藤井は序盤いい仕掛けがあったが、段々消極的になって消えてしまうのは何故だろう。もっと自信持って仕掛ければいいのに。土居は物足りない部分はあるが、バランサーとしては優秀。前線をうまくまとめていた。

残念だったのは垣田。あきらかなオフサイドに何回も引っかかるのはFWとしては致命的だし、こぼれ球に対する反応や予測といった点でもプラス材料はなし。今は師岡を含めると4番手くらいの評価だろうし、徳田より下なのかもしれない。ちょっと頑張れ。

名古も使われていない理由がわかった。もっとやれる選手なはずだが、早くも旬を過ぎてしまったのだろうか。個人的にはサイドアタッカーだと思っているのだが、今日の起用法を見るとボランチになるのかな。

あとは全体的にシュートの意識が低いように感じた。打ってもいい場面でパスを選択している。パス回しも前半は良かったが、後半は勝ちを意識したのか単純に出場している選手たちの問題か、後ろに下げることが多くなって得点の気配どころかシュートすらなくなっていた。

守るにせよ、シュートを打って攻撃の意思は見せ続けておかないと一方的に守ることになるので耐え切れない。そのへんを改善して欲しいと思う。ここ数年ずっと思っていることなんだけどね。

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(以下、個人的まとめ)
【2024プレシーズンマッチ水戸戦 2/10(土)】(カシマスタジアム14:03KickOff水戸/11,106人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 水戸 (前1-0 後0-0) (S 8-3)
【主審】(主審)上村篤史、岩崎創一、長谷川雅
【得点】
(鹿)前21分 藤井↑樋口 1右
【警告】
(鹿)知念1(前42分)、名古1(後40分)
(水)沖田1(後8分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→71須貝 c植田 津久井 安西
MF 知念→77名古 樋口 藤井→46師岡 仲間→71ギリェルメ・パレジ
FW アレクサンダル・チャブリッチ→46佐野 土居→71垣田
【サブ】山田 須貝 佐野 松村 名古 舩橋 ギリェルメ・パレジ 師岡 垣田
【監督】ランコ・ポポヴィッチ
【MyMVP】樋口(1)
【スカパー】-

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鈴木が右頬骨骨折の手術で治療まで約5週間 [雑感]

トレーニングマッチ徳島戦で負傷交代した鈴木が右頬骨骨折で手術。こちらオフィシャル

脳震盪と噂にあったが結構な怪我だった・・。鼻も折れているとか、複数個所を骨折とかの情報も入っているが、診断名としては右頬骨骨折とだけある。まあ、他にも色々と施術したのだとは思うが・・。

勿論開幕はアウトだし、復帰してからもフィジカルを戻すまでに時間がかかるだろうし、試合に出れるのは4月末くらいになるだろうか。いきなり主軸が抜けてしまった。というか柴崎も時間かかりそうだし。

しかし、ここまで怪我人が多いとエラくバチバチにトレーニングマッチやってんだなと思わなくもないが、ヌルヌルと岩政式で怪我しないように負けても強がっている方が良かったのという意見も耳を傾けたく・・いやいや練習で出来ないことは試合でも出来ない。

怪我してしまったものは治すしかないわけで、鈴木は治療に専念して貰おう。問題は復帰した時に骨折を怖がって接触プレーを避けるようにならないかというメンタル面だと思うが、鈴木の性格はどうだろう。

表面上は相手を煽ったり味方に怒鳴ったりとオラオラ系ではあるが、故障しないように、90分もつように手を抜いたりするクレバーな面もあった。競り合えなくなってしまうと、FWとしては致命的というかエレケ的というか、まったく脅威がなくなってしまう。

ちゃんと治療して、今まで以上にもガツガツといけるように精神面も戻して欲しい。柴崎や鈴木の離脱を見て土居はやっぱりセーフモード発動するのかな・・。

チャブリッチの加入が間に合ったおかげで一応FWの数は足りているが、組み立ててたやり方をまた作り直しになるので、開幕に間に合うかどうかが心配。

徳田は絶好調のようだが、J1レベルと当たってどうなるかは未知数だし、なにより学業もあってチームに専念出来るわけでもない。

知念はボランチに回してしまったので、チャブリッチ、垣田、師岡の中から選択ということになるのだろうか。チャブリッチと垣田だったらほとんど縦ポンになりそうな感じなので、前に行ける師岡に期待したいところだが。

松村も抜けてしまっているので、パレジやチャブリッチの外国人ガチャが当たりでないとキツそうだなあ。

水戸戦で3年ぶり?に勝てるかどうかが、開幕スタートを決められるかどうかの指針になりそうだ。

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