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2024第2節セレッソ大阪(ホーム)戦 [リーグ]

前半圧倒的に押し込まれ、後半やっと巡って来たチャンスを仲間が決められず、その後にカウンターで失点という完全に敗北の流れを思えばよく盛り返して同点にしたと言える。

しかし、ゴール後の勢いからして逆転出来そうな雰囲気もあったし、ホーム開幕戦、しかも昨年上位チームが軒並み勝ち点を落とすなかで勝ちたかったのも本音。

終盤、左サイドからのクロスに3人くらい入って行ってチャブリッチの頭をかすり、ファーの濃野が触れずというシーンがラストチャンスだったかな。チャブリッチは90分プレーしたが、最後はヘトヘトになっていて、もし前半の体力あるうちだったら頭で合わせられていたかも。

相手の外国籍選手が迫力満点の攻めを見せたのちに2人怪我でアウトしたことを思えば、まだ全力で行って怪我するよりかはほどほどに仕上げて行って欲しいという気持ちもある。勝ち越して交代させられたら一番だったが。

ゲーム内容としては、セレッソのサイド攻撃対策で最初から藤井を投入したが残念ながらまったく機能せず。一方的に押し込まれる展開になり、早川のビッグセーブがなければ前半で試合が決まっていたかもしれない。

鹿島の前半のチャンスは先にも書いた仲間のボレーが枠外だったやつだけ。正直、早川を含めて関川、植田のフィードの精度の低さと、視野の狭さ、チャンレンジする精神(もしかしたら蹴るなと言われていたかもだが)の欠如が心配になるレベル。

前線の選手が何回か裏抜けしようとしていたがまったく出しもしなかったし、追い込まれてから苦し紛れに蹴ってセカンドを拾われてという繰り返しだった。

サイドからワンタッチで中にルーズに放り込んでいい場面もあったが、ボールを失いたくないのか蹴らずに下げることも多々。仕掛けもしないので攻めが停滞していた。

失点シーンは右サイドであっさり抜かれた守備も拙かったが、レオセアラと並走して戻って来た関川は何故ボールばっかり見ててレオセアラをフリーにしていたのだろうか。ボール方向には植田もいたし、中で相手選手をケアすべきだと思うのだが。集中力が足りない。

その後にイエローを貰って交代になり、代役は本職ではない佐野が回された。CBとしては屈辱に感じるだろうが、佐野の安定したボール運びや奪取能力、カバーリングを見ると致し方なし。唯一勝っているのが高さだけとなるとこの先が怖い。今日も1本引っかけてひっくり返されていたし。

植田も同じくらいだが、セットプレーから見事な弾丸ヘッドを決めて同点にしたのでチャラ。しかし、もうちょっと後ろは安定して守りつつ、前線へとボールを供給して欲しい。安西が持っても仕掛けずに戻してばっかりだったが、後ろのカバーが関川一人だけとなると怖いのは確か。

樋口は序盤にイエロー貰ったのと、押し込まれまくっていたせいでいいところなしだった。カードを貰っていたこともあってか途中交代。このへんはポポヴィッチもナイス判断で、強度が高くない須貝や土居を投入しなかったことも正解だったと思う。

キッカーに名古がいることもあってか樋口も下げやすかったのかもしれない。相手陣内で得たFKを名古が蹴り、お手本のような綺麗な形で抜け出た植田が豪快にヘッドで叩き込んでの得点は爽快だった。セットプレーが強力な武器になっていて頼もしい。

垣田は高さ勝負のために入れていたのか、そのあたりの序列に関してはポポヴィッチの胸のうちがわからない。松村がベンチ外なのが解せないのだが、キッカーの代役という点を踏まえると名古もありで、そうなると垣田か土居を超えないとダメということになる。

せめて入れ替えでいってくれないかなと思うのだが、守備強度が足りないのだろうか。ちなみにパレジは今日も実力不明なまま。複雑なプレーをせずにシンプルにやってくれるのでストレスもないが、怖さもない。今のところ土居と同じように見える。

ゴール前でごちゃついた時に、知念が無理やりシュートを打ってブロックされたシーンがあった。勿論打つのはいいのだが、後ろでパレジがフリーで余っていたのであそこで預けてみて、どういうシュートを打つのかは見てみたかった。もしかしたら超絶技巧で左上に決めたかもだし。

爆速スタートで抜け出して首位独走が理想だったが、他もつまずいたおかげで首位キープ。名古屋が弱かっただけと言われてはいるが、セレッソはかなり強かった。それでもまた怪我人が出ただけと言われそうだが、先制されたのを追いつけたことをプラスに捉えたい。

CB不足問題は佐野で凌ぐ模様。便利屋扱いはしないで欲しいと思うが、水準以上にこなせてしまうので使いたくなるのもわかる。それに、夏に移籍してしまうだろうことを考えると、今更佐野への好感度を稼いでも残ってくれないだろうしなあという諦めもある。

あと余談だが、川崎劇場は相変わらずのようで、アディショナル9分提示からリプレー検証があったとはいえ17分は異常な長さ。鹿島は7分きっかりで終わって定刻。マリノスのキーパーも飛び蹴りクリアで足裏を相手の腹に蹴り込んでも、故意じゃないとかでノーファウルだったしなあ。

今のところ不満が爆発する判定には鹿島自体は遭遇していないが、今年も審判によってゲームが左右されることが多そうで、影響されないくらい早めに勝ち点を稼いでおきたい。ただそうなるとまた標的にされて、いつぞやのことのようになるやもだが・・。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第2節 3/2(土)】(カシマスタジアム15:03KickOffセレッソ大阪/24,664人/曇)
【スコア】鹿島 1-1 セレッソ大阪 (前0-0 後1-1) (S 5-10)
【主審】(主審)清水勇人、浜本祐介、岡部将茂、(VAR)上原直人、渡辺康太
【得点】
(セ)後13分 為田↑レオセアラ 1左
(鹿)後40分 FK名古↑植田 1H
【警告】
(鹿)樋口1(前14分)、鈴木1(後17分)、関川1(後19分)
(セ)香川1(後42分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川→67ギリュリメ・パレジ 安西
MF 知念 佐野 仲間→82垣田 藤井→46鈴木
FW 樋口→67名古 チャヴリッチ
【サブ】梶川 須貝 名古 ギリェルメ・パレジ 土居 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】佐野(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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