SSブログ

2023第29節福岡(アウェー)戦 [リーグ]

枠を脅かしたシュートは1本もなかったのではないだろうか。シュートブロックされるか枠の外か。最大のチャンスにして唯一の見せ場だったのは後半ピトゥカのFKを鈴木が折り返し、昌子がヘッドで大きく枠を外したところ。あれは決めてくれ。

序盤はまたしてもいいリズムで攻め込みながらも15分過ぎくらいでペースダウンし、そこからは何も出来なくなってしまうのは何故なのだろう。後半は後ろでボールを回すだけでチャンスも作れず、もう縦ポンでいいんじゃないかとも思っていた。

珍しく策を練ろうとしたのかスタメンをいじり、仲間、垣田を控えに回す作戦。効いたのは先にも書いたように開始数分だけだった。知念も良くなかったし、藤井の仕掛けも単発。

それ以上に一番悪かったのは鈴木。収まらないしロストするし、カウンターになりかけた場面でタメを作ろうとして潰されて逆カウンターの起点にもなった。取られても取り返しに行こうともせず、周りに守備を負担させておいてこのデキではデメリットの方が大きかった。

いくつか決定機を作ってシュートを打ちはしたものの枠を捉えるものもなく、エースの責任は果たせたとは言い難い。

仲間と垣田の後半投入はいいアイデアだと思っていたが、垣田の良さを活かすロングボールも少なかったし、仲間が走っても周りがついて来れないというジレンマで強度を出せず。名古も前節はキレ味があったが、今日はそうでもなし。

悪い意味で「誰が出ても鹿島」で、何も変えられなかった。柴崎はベンチ外で、早くも怪我との噂が・・。

ジャッジは珍しく鹿島寄りに感じたが、それでも活かすことが出来なったし、攻め込む勇気もなかったように見えた。

どうやって打開したらいいのかわからない。個でなんとか出来てしまう選手が一人入ればあるいは?と思わなくもないが、現状、鈴木に王様プレーをさせているので、キングの意思に合わない選手だとギクシャクするだけで解決しないと思う。

鈴木の王様プレーは別に悪いとは言い切れないが、だとするならば納得するようなプレーは見せて欲しい(セレッソ戦のような)。ロストマシーンとなった今日のプレーでは、周りを従わせることは出来ない。

毎度決勝戦と言い募っていた岩政だが、すでに何度も勝ちを落としていてとっくに敗退している。神戸とは直接対決を残してはいてもはるか遠くで、残り5試合で勝ち点差11は現実的に無理な数字。賞金を上積みするためにも目標は3位くらいに下方修正するしかないかな。

3位になったら来年はACL2というよくわからない大会参加資格を得られるようだが、そうなったらなったで、完全に若手育成の場として使えばいいだけの話なので(アウェーも最低人数だけ連れて行くとか)、目指す意味はあるのではないだろうか。

とにかく何かしら達成可能な目標を立て、実現させることで成功体験を積む以外にチームの地力を上げることは出来ないと思う。

この後に及んで優勝とか口にして自暴自棄になるより、はっきりと「最低でも3位を目指す。そのうえで優勝がついてくれば儲けもの」とでも宣言して仕切り直して欲しい。

なんとなく目の前の試合をこなしているだけのように見えて、必死さの見えない(勿論、必死にやったのだろうが)本当につまらない試合だった。もっとわくわくするような試合を望む。

ところで、試合中に雨が降っていたように見えたが公式記録は「曇」としか記録されていない。あれは幻だったのだろうか。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第29節 9/30(土)】(ベスト電器スタジアム 15:03KickOff福岡/9,467人/曇)
【スコア】福岡 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 7-8)
【主審】(主審)松尾一、武田光晴、坂本晋悟、(VAR)笠原寛貴、高崎航地
【得点】
なし
【警告】
(鹿)なし
(福)ドウグラス・グローリ2(前5分)、紺野1(前35分)、宮2(後40分)、小田2(後44分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→55須貝 植田 関川→74昌子 安西
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→74名古 藤井→60仲間
FW c鈴木 知念→46垣田
【サブ】沖 須貝 昌子 名古 仲間 土居 垣田
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

2023第28節横浜FM(ホーム)戦 [リーグ]

大事な試合はいつも負ける。こればっかり。試合後には分析するとか、映像を見て確認とか常々言っているが、プロ野球にスコアラーという仕事があるように、岩政も監督ではなく裏方に回った方がいいのでは。

エレケはフロントの誰かのゴリ押しか? 明らかに戦力になっていないのは素人目にもわかるが、契約を切るにも試合に出して査定しないとダメなのだろうか。

試合自体はどうしてそうなったのかという「分析」をしてみると、立ち上がりから鹿島がホームの勢いと追う立場からの強みで圧力をかけて攻め立てて押し込み、何度もチャンスを作ってCKを得て、樋口のファーへのキックから鈴木が柔らかく頭で合わせて先制。

完璧なゲーム運びだった。早々と1-0になったが、このままやり続ければ打ち合いになったとしても勝ち切れる手応えはあった。

分岐点になったのは仲間と広瀬のイエローのように思う。前線で機動力高めの仲間を早い段階からカードで封じられ、広瀬にもカードが出たことで退場者への不安も募り、しかもマリノス側にはアフターだろうがプレースキックを邪魔しようがお咎めなし。

この微妙な差配がマリノスに守備の圧力を高めさせ、とにかく前線では激しく潰され、鹿島は守るにしてもカードをちらつかされ、ジャッジへの不満も溜まったところでCKのトリックプレーからアンデルソン・ロペスに決められて同点。

このあたりから開始直後の勢いは見る影もなくなって防戦一方、ボールを奪っても攻めにもいけず、完全にマリノスのプラン通りのゲームになった。

とりあえず1-1で前半を終えたが、後半開始直後にこぼれ球をアンデルソン・ロペスに押し込まれて逆転を許す。ここ数試合沈黙していたストライカーを簡単に目覚めさせてしまった。

1-2となってからはマリノスの形。前からどんどん攻めてくるし、守備は少々のファウルでも流すしカードも出ないとなればやりたい放題。鹿島はファウルを受けた流れで、いい形で収まってもプレーを止められて、しかもカードなし。

柴崎もフルでやれるフィジカルは整っていなくていいところが見られず、樋口も病み上がりの影響かプレースキック以外では脅威はなし。安西も相手の攻撃を恐れていたのか上がれず。土居は平常運転。

カイキは決定機が1度あったが枠にも飛ばせず。守備がザルだろうがあれを決めてこそ使う意味のある選手なのだが、唯一の長所である決定力がないとなれば厳しい。知念はどうした。

エレケは相変わらずハイボールに競らないし、身体が大きい割にゆるゆるで存在感もないし、適当シュートでチャンスをフイにするし、見かけ倒しという言葉がぴったり。鈴木は途中からエレケに出すのを諦めた感じに見えた。

ただ、厳しいことを言うなら1-2のスコアはストライカーの差だったとも言える。3本のシュートで2点決めたアンデルソン・ロペスと5本打って1点の鈴木。運動量も少ないし、うまくやっているとはいえ、もう1点は決められるチャンスはあった。

とはいえ得点源が鈴木だけで、それもセットプレー。シュートまでの形も見えず、最後の方は負けているのにバックパスと横パスばかりで、苦し紛れに早川が誰にも合わないキックでロストという最悪の展開になった。

まあ、収められないエレケと、土居・カイキで一人分くらいしかないうえに鈴木がガス欠となれば、9~10人くらいで攻めている感じだしね・・。

ようやくの復帰になった名古は良かった。須貝もやれていた。スタメンの選手では戦えていたのは佐野だけだっただろうか。

色々と限界なように思うが、これからずっと決勝戦と言っていて何度も負けているので、もうあとは目の前の試合に勝つことだけを目指すか、来年に向けて戦力を調整するかになるかな。

負けるにしても1点取った勢いのままやり切って負けたのなら仕方ないと思えるが、そうではないだけに非常に残念な結果だったな。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第28節 9/24(日)】(カシマスタジアム 15:04KickOff横浜FM/27,463人/晴)
【スコア】鹿島 1-2 横浜FM (前1-1 後0-1) (S 15-10)
【主審】(主審)中村太、大塚晴弘、松井健太郎、(VAR)今村義朗、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前15分 CK樋口↑鈴木 13H
(マ)前34分 ヤンマテウス↑アンデルソン・ロペス 18左
(マ)後05分 アンデルソン・ロペス 19右
【警告】
(鹿)仲間1(前6分)、広瀬2(後14分)、鈴木1(前41分)
(マ)永戸2(前45分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→70須貝 植田 関川 安西
MF 柴崎→70名古 佐野 樋口→81エレケ 仲間→57アルトゥール・カイキ
FW c鈴木 垣田→57土居
【サブ】沖 須貝 昌子 アルトゥール・カイキ 名古 土居 エレケ
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

2023第27節セレッソ大阪(ホーム)戦 [リーグ]

よく耐えた。全員が集中力高く最後までやられることなく逃げ切った。これはかなり大きな勝ち。

ルヴァンカップを落として後がなくなったリーグ戦。立ち上がりから攻勢をかける鹿島は、相手DF陣に垣田がプレスをかけ、鈴木が連動してボールを刈り取ると、GKとの1対1を股下を抜いてのゴールで先制。

幸先よく先制し、動揺するセレッソに畳みかけるように攻めていたが、混戦での接触でオンフィールドレビューになり、これがなんとピトゥカの一発レッド。

故意ではなく不慮の事故での接触でピトゥカの足の裏が相手選手の脛に入ったプレーだったが、あれをレッドとするのか・・。レッドの判定ならそれはそれとして、今後も同じケースは必ず同じ判定にして貰いたい。

空中戦での競り合いで上げた肘が顔面に入れば問答無用のイエローだったはずだが、カピシャーバのプレーはスルーし、揉めた時に自分の頭を差しながら指をクルクルさせる挑発行為もお咎めなし。

佐野へのアフターチャージでようやくイエローが出たが、ピトゥカのプレーとどっちが悪質かと言われたら一目瞭然。セレッソの激しいプレーにもこの後にはイエローも出なかったし、これらの判定にはかなり不満がある。

25分にピトゥカが退場になって相当苦しい展開になり、日曜に120分戦った疲労も加えて、楽なところはひとつもなかったが、誰もサボることなく走り続けた。

危ない場面を2~4つほど作られはしたものの、相手が枠を外して助かった場面もあったし、早川もよくセーブした。大半はオフサイドではあったが、ゴールに入れられてしまうと、よくわからない謎システムVARが発動してオンサイドにされてしまう可能性もある(信用していない)。

セルフジャッジせずに最後までボールを追うことが出来ていて、そこが最後まで集中力を持てた要因のひとつかと。

垣田も慣れない守備に奔走していたし、松村も守りつつシュートまでもっていけた。出来れば決めて欲しかったが、あそこで牙を見せることが出来たことで守りにもつながった。

鈴木も後ろに降りて守備をフォローしつつも要所で前に押し上げてボールをキープ、攻撃も組み立ててチームを勝たせる働き。早川と共にMyMVP。

カピシャーバと相当激しくやり合っていたみたいで、試合後も興奮が収まらない様子みたいだったが、勝てばヨシなのであまりエキサイトしないように。インタビュアーも噛み噛みで下手だったが、他に与える印象もあるのでそこは考慮しよう。

樋口のコンディションが少し戻っていたことで引っ張れたし、安西もよく走り、広瀬も限界までいけた。佐野も堅く守ってくれた。関川、植田のCBコンビもここ3戦では安易にシュートを打たれて失点していたが、そこもケア。早川を含めて堅かった。

注文をつけるなら、時折、縦につけようとしてミスになって盤面をひっくり返されるシーンがいくつかあったこと。あれは致命傷になるので無理しないで済む場面ではセーフティに。

ベンチに柴崎と昌子がいるのも頼もしかった。ピトゥカが抜けても柴崎がなんとかしてくれると思っていたし、昌子が締めてくれると思っていた(ルヴァン名古屋戦第1レグでは失敗だったが)。

カイキは2つあった決定機のどっちかは決めて欲しかった。もうちょっと楽に勝利を収めることが出来たし、得失点差も重要になってきたので得点は取れる時に取っておきたい。余計なカードは貰わずに済むならナシで済ませたい。

上位陣が負け引き分けで理想的な結果になり、順位も押し上げて3位浮上。首位が射程圏に入った。今季は既に分水嶺となるような試合を3つほど落としているのだが、ここに来てもう一度チャレンジ出来る態勢が整った。

あとは直接対決を制することが出来るかだが、「全部決勝戦」というなら相応しい舞台ではある。広島神戸がオープンな展開になっていたので、あと2点くらい得失点を削ってくれないかと期待して観ていたが、とりあえず勝ってくれたのでヨシ。

問題はピトゥカの出場停止が2試合なのか3試合なのか。今季は累積4枚も含めて出場停止が3回目。少なくとも次節のマリノス戦は出場出来ず、福岡戦もダメかと。次の神戸戦までだとちょっとキツいかもしれない。

柴崎が救世主になれるかどうか、次のマリノス戦がラストチャンスになるかな。もう今度こそ負けたらノーチャンスだと思う。明日明後日くらいまで身体を休めて、しっかりと対策を練って勝ちを目指して欲しい。

ナイスファイト!

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第27節 9/16(土)】(カシマスタジアム 18:03KickOffセレッソ大阪/18,380人/晴)
【スコア】鹿島 1-0 セレッソ大阪 (前1-0 後0-0) (S 6-13)
【主審】(主審)岡部拓人、三原純、塩津祐介、(VAR)川俣秀、日比野真
【得点】
(鹿)前13分 鈴木 12左
【警告】
(鹿)岩政監督(前27分)、垣田2(後14分)、アルトゥール・カイキ1(後30分)、須貝1(後45+6分)
(セ)カピシャーバ3(前45+4分)
【退場】
(鹿)ディエゴ・ピトゥカ(前25分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→77須貝 植田 関川 安西→86昌子
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 樋口→86土居 松村→72柴崎
FW c鈴木 垣田→72アルトゥール・カイキ
【サブ】沖 須貝 昌子 アルトゥール・カイキ 柴崎 土居 エレケ
【監督】岩政大樹
【MyMVP】早川(1)、鈴木(4)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

2023ルヴァンカップ準々決勝第2レグ名古屋(ホーム)戦 [ルヴァン杯]

しょうもない。

開始早々に気の抜けたセットプレーの守りで、中島に誰もマークがついておらずあっさり決められ失点。

後半から7年ぶり復帰の柴崎を投入し、その柴崎から仲間へのパスでゴールが生まれて同点。普通ならこの流れで勝つだろ?

明らかに名古屋は90分以内で決着をつけずとも良いという空気だったが、鹿島までそれに付き合う必要もない。ホームなんだし、控えが出れば出るほど弱くなるのはわかっているのだから、90分で仕留めに行って欲しかった。

延長後半に入り、PKも見えてきた時間帯。118分にピトゥカが足をつって交代。119分に失点てなんじゃそら。第1レグもピトゥカが下がったすぐ後のアディショナルタイムでやられていて、反省も何もない。

2失点目は代わった土居と広瀬の右サイドから余裕でターレスに中に入れられ、受けた吉田がひとつ持ち出してから思い切り振り抜いてリフレクトはあったものの、右隅に叩き込まれてのもの。ここ3戦の反省が1ミリも活かせてない。

サイドでもうちょっと上げさせないようにプレスして欲しいし、佐野も寄せて欲しい。早川は予測出来ていなかったか? 前回、前々回と同じパターンでやられていて、もしかしたら抜けて来るかもとか考えなかった?

攻めでは交代で出てきた知念の収まりが悪いのと、藤井の仕掛けが単調で迫力を出せず。土居は・・。鈴木がしっかり足元に出せと半ギレしていたが、気持ちはわかる。鈴木から受けたシュートは枠には飛んだが、あれをゴールにしてくれたら今年の分は全部チャラだったのに。

松村は仲間と流動的なポジションを取っていていまいち役割が不明だったが、100分走れていたし、特に大きなミスもなかった。クロスも上げられたし、シュートも打った。スピードを活かすシーンがまったくなかったが、交代選手がアレなのだから120分いっても良かったかもしれない。

垣田の欠場の理由がわからないが、またしても体調不良者かな。樋口が復帰しても次から次。まともに戦えるのはスタメンで出たメンバーだけというなか、柴崎がしっかりプレー出来たのは大きいが、負けては意味がない。

一番良かったのは仲間で、交代に鈴木2、仲間2、ピトゥカ2がいたら勝ったかな。

これにてルヴァンカップも終了。予選をギリギリ通過して、決勝トーナメントではマリノスや浦和とは違う山に入ってチャンスもあったのに負け。天皇杯も甲府に負け。来年も岩政でいくつもりなのだろうか。

正直、カップ戦でベスト4、ベスト8くらい、リーグで3~6位くらいでいいのなら、岩政じゃなくとも誰が監督やっても選手たちの力だけでそのくらいの結果は出る。

PKで勝つイメージはなかったが、アディショナルタイムでの失点で負けるのは痛い。120分戦っての負けというのも精神的・体力的にキツい。

どういう狙いで名古屋に勝とうとしていたのかわからないが、リーグ戦で鹿島に勝ってからは不調だった名古屋を第1レグの終了間際の失点で生き返らせてしまい、挙句にタイトルまで逃した。やはり監督の責任というものはあると思うけども。

とりあえず柴崎がプロとして身体を仕上げて来て、試合に出れる状態だったのは朗報。ピトゥカが退団しても、大きく崩壊することだけはなさそうかな。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第ルヴァンカップ準々決勝 第2レグ 9/10(火)】(カシマスタジアム 18:03KickOff鹿島/14,310人/晴)
【スコア】鹿島 1-2 名古屋 (前0-0 後0ー0 延前0-0 後0-1) (S 17-8)
【主審】(主審)西村雄一、日比野真、岩崎創一、(VAR)木村博之、三原純
【得点】
(名)前03分 CK和泉↑中島 1H
(鹿)後06分 柴崎→仲間 2左
(名)延後45+1分 ターレス→吉田 1右
【警告】
(鹿)ディエゴ・ピトゥカ1(前15分)、仲間1(後17分)
(名)中島1(前12分)、永井1(前41分)、内田1(後33分)
【出場】
GK 早川
DF 安西 植田 関川 溝口[U21]→46柴崎
MF ディエゴ・ピトゥカ→118広瀬 佐野 樋口→65知念
FW c鈴木 仲間→72藤井 松村→100土居
【サブ】沖 広瀬 昌子 藤井 柴崎 土居 知念
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【FOD】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

2023ルヴァンカップ準々決勝第1レグ名古屋(アウェー)戦 [ルヴァン杯]

まだ半分終わっただけと強がることも出来るだろうし、多分、岩政もそう言うだろうと推測するが、最低限勝って終わらないといけない展開。むしろ2-0、3-0で終わることも可能だった。

お互い流し気味に終えた前半。後半開始早々に松村の先制点で鹿島がリードしたところからゲームは動き、積極的に仕掛けてきた名古屋。これに対して受けに回った鹿島。いつも思うがこうやってラクしようしても、最後は苦しくなるのだから2点目を取りにいった方がいいのでは。

それでも隙を突いて鈴木、カイキと決定機を作るが枠に飛ばず。結局ここで得点出来なかったことが響いた。もしかしてだが、シュート7本のうち枠に飛んだのは、得点になった松村の1本だけだったのだろうか。

後半アディショナルタイム前にカウンターになり、こちらの人数が上回っていたせいなのかカイキが無謀なシュートを打って時間を稼げず、嫌な予感がした。キープして時間を稼ぐという指示が出ていないのか、目的が共有出来ていないのか。

岩政は鈴木を下げて昌子を投入し、5バックにして中を固めにいったのだが実らず。悪くない作戦だと思ったが、結果的にはむしろ鈴木が前線にいなくなったことでキープして嫌らしく時間を作ってくれる選手がいなくなったマイナスの方が大きかった。

あと1~2分というところで左サイドの奥深くでキープに入った土居や須貝だが、数秒も稼げずすぐに名古屋ボールになった。土居も全然走らないのなら、せめてキープくらいはして欲しい。

カイキもまったく守備をしない。決定機を決めていればそれでも充分な仕事を果たしたと言えたが、失点につながったロングフィードへの寄せも甘い。松村は走れてはいたし、ゴールも奪えてアシスト未遂もあったがヒーローにはなれず。

失点シーンは左サイド奥で取られたボールを放り込まれ、昌子が出て行ってクリアに失敗して自陣にパスみたいな形で逆にユンカーへ。植田が目測を誤って?あっさり裏に出され、右サイドの久保に渡った。ドリブルで運ばれて対応した広瀬がつききれず、最後はDFの股下を抜かれて失点・・。

時間帯を考えてもユンカーのところだけは絶対にやらせてはいけなかったし、そもそも左サイド奥に封じ込めてファウルで潰してでも前に出させてはいけない場面。エリアのすぐ外からシュートを打たれて決められるのも、湘南戦の2失点と同じパターン。

鈴木を下げ、ピトゥカを下げた後に失点して追いつかれるのは、たまたまではないだろう。昌子も守備を期待しての投入なのに結果を出せず。

樋口がいないのもやはり大きい。佐野は仕掛けて局面を打開しようという意欲は見られたが今日はキレがなかったのか、ロストして反撃を喰らうシーンの方が多く不安定。連戦でピトゥカも最後までもたなかったし、色々と厳しい内容。

舩橋はU21枠で使ったはいいが、ほとんどボールに絡めていなかったし、土居と同じような空気感。次は溝口を使って枠を消費するしかないように思うが、溝口も体調不良とか言われてたような。

とりあえず勝負は次に持ち越し。勝って終わった時よりも多くのエネルギーを必要とする試合になってしまったが、勝てば諸々の失策も取り戻せる。今度はしっかりとした試合運びで先制から締めまでの流れで勝ち上がって貰いたい。

樋口が間に合わない感じなら、早速、柴崎に頼らざるを得ない感じになってしまっているな。

名古屋が後半勝負に出てくるのか頭から飛ばしてくるのか読めないが、これだけ後半にスカスカになってくるのなら、あえて仲間を後から出して強度を上げるという選択もある気がする。

ただ、土居のスタメンでの成績はルヴァン予選2戦2勝だが、リーグ戦は1勝4敗2分。勝っているイメージがない。舩橋をU21関係で使わざるを得ないのなら、どうしても守備が弱くなる。どうしたもんだろうかね。

あと、もう1点だけ特に気になったシーン。後半18分頃、左サイドからユンカーが上げたクロスに対応した広瀬が頭の上を越されて、右手を上げてボールに触りにいこうとしているところ。

あれは手に当たったら完全にハンドでPKだし、レッドが出てもおかしくなかったが何を考えていたのだろうか。クロスの質も悪かったし、失点シーンで振り切られた場面もそうだし、体力的に連戦は厳しいのかもしれない。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第ルヴァンカップ準々決勝 第1レグ 9/6(水)】(豊田スタジアム 19:33KickOff鹿島/8,089人/曇)
【スコア】名古屋 1-1 鹿島 (前0-0 後1ー1) (S 6-7)
【主審】(主審)山本雄大、聳城巧、穴井千雅、(VAR)飯田淳平、柿沼亨
【得点】
(鹿)後04分 鈴木→松村 2左
(名)後45+4分 キャスパー・ユンカー→久保 1右
【警告】
(鹿)なし
(名)藤井1(前27分)、中谷1(前42分)、キャスパー・ユンカー1(後5分)、稲垣1(後8分)
【出場】
GK 早川
DF 広瀬 植田 関川 安西
MF ディエゴ・ピトゥカ→90+2須貝 佐野 舩橋[U21]→46松村 仲間→59土居
FW c鈴木→85昌子c 垣田→59アルトゥール・カイキ
【サブ】沖 須貝 昌子 藤井 アルトゥール・カイキ 松村 土居
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【FOD】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

2023第26節湘南(アウェー)戦 [リーグ]

ここから先はずっと決勝と言っていたが早速取りこぼし。上の順位で負け・引き分けも多くて(神戸は明日)せっかく詰められるチャンスだったのに、どうしていつもこうなのか。

試合前、鈴木は累積で出場停止なのはわかっていたが、自ら「今は絶好調」と言っていた安西が不在。コンディション不良という名のコロナだと思われるが、樋口までいない。離脱者が多過ぎる。

安西と樋口という走れて強度も高い選手が一気に2人も抜けたことによって、終始間延びしたプレーになってしまった。仲間、ピトゥカ、佐野だけでは支えきれない。

スタートだけは勢い良く入り、仲間のパスから佐野が中央をドリブルで切り裂いてフィニッシュまでいき、ゴール右に突き刺す見事な初ゴールで先制点。

を、奪ったまでは良かった。ここから体力温存なのか、ナメたのかわからないが手を抜いた印象を受けるプレーが目立った。

清水主審の「足がかからない限り押して倒そうが掴もうがノーファール。アフターもオッケー」という荒い判定基準にも翻弄され、ファウルも辞さない湘南のゴリ押しにすっかり呑まれた鹿島。岩政はいつものように抗議の声を上げていたが、今日ばかりは賛同する。

こういう空気をキャプテンである土居が締めて、ジャッジがそうなら適応して鹿島も激しく当たりに行くべきなのに、走らず競らずの通常運行。キャプテンマークの重みはまったくなし。

須貝は孤立していたし、狙われてもいた。動きも悪かった。鹿島の右サイドを破られて同点弾。溝口も戻り切れていなかったが、ゴール前に全然人数がいなかった。

最低でもこのまま1-1で前半を終えるか、やり返して攻め込んだ形で終わるべきだったのだが、ここから横パスバックパスの嵐で、高い位置からプレスをかけられるとキーパーまで下げて蹴らされてのロングキック。

垣田の収まりが悪く、知念もセカンドボールを拾えず、倒されてもノーファウルでずっと押し込まれる展開になった。仲間が手で押されて倒されたように見えたが清水基準ではノーファウル。棒立ちになった隙を突かれて速攻を決められて逆転された。

セルフジャッジを下した鹿島も悪かったが、全員が集中力を欠いていた。

後半、須貝に代えて広瀬を投入して攻めに出るが、相変わらず前にボールが出ない。特に不満だったのは溝口。ほぼバックパス。一人はがして前につけるとか、ワンタッチでさばくとかもなく、安西ならドリブリで運べたのにと思うシーンがいくつもあった。気持ちで負けている。

知念がエリア内で受けて反転、クロスバーの下側を叩いてバウンドしたボールが、リプレーで観ると入っているように見えたがノーゴールの判定。VARの介入する事象ではないとして、そのままノーゴールで進められたが、納得はいかない。

その前にも相手がエリア内で、地面にバウンドしたボールを腕に当ててノーファウルでスルーされていたが、あれをPKに取る審判と取らない審判(今日は取らない)がいて、ジャッジが統一されていないのは公平性が保たれていない。

知念は足を痛めたようで、痛がり方からするとまた当分離脱になる感じ。フィジカルが弱過ぎる。

カイキ、松村、藤井と交代していくがギアが上がらず、誰がチームをまとめるか決まっていないまま時間だけが過ぎ、攻撃は広瀬からのクロスのみになった。

終盤に昌子を投入して植田を前線に上げてパワープレー。広瀬のクロスに植田が頭から突っ込み、相手に顔面を蹴られてPKを獲得し、これをカイキが冷静に決めてようやく同点。そのままパワープレー継続かと思ったが元のシステムに戻した岩政采配。

ちなみに顔面キックにもカードは出なかったが、PKになったことで罰がいっこ下げられてお咎めなしということなのかね?

その後、相手陣内で得たFKをピトゥカが蹴り、昌子がドンピシャで合わせるも枠の右。これが決まっていれば勝っていただろうし、優勝を口にしてもいいくらいの劇的勝利になったはずだが持っていない。

アディショナルタイム7分から3分も過ぎて最後のCKまでやらせて貰ったのは、一日通じての不満ジャッジへの解消へは一役買ったが、こぼれ球を拾った広瀬が下げたところで笛を吹かれた。当たり前。

あそこは絶対に攻撃の意思を示し続けないといけないし、フェイントからシュートなりクロスなり前に運ばないといけなかった。MyMVPは同点につながったクロスを上げた広瀬だが、このプレーは支持出来ない。

そして、一番納得いかないのは土居のプレースキック。緩い山なりのボールしか蹴れないし、いいところにも入らない。まったく得点になる気配がなかったし、ラストプレーのキックはどこを狙ったのか。

運動量も足りていないし、土居が帰って来ての試合が引き分けとか、メンバーが揃わなかったのは勿論あるが、そこを乗り越えて勝ちに導いてこそ、「さすが」を言わせられるのではないだろうか。

鈴木がいなくても勝てる、というところを示して欲しかったが、結果は最下位相手に辛うじての引き分け。反省とストレスが溜まるばかりの試合だった。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]


(以下、個人的まとめ)
【2023第26節 9/2(土)】(レモンガス平塚 19:03KickOff湘南/11,089人/曇)
【スコア】湘南 2-2 鹿島 (前2-1 後0ー1) (S 7-11)
【主審】(主審)清水勇人、西尾英朗、塚田智宏、(VAR)中村太、窪田陽輔
【得点】
(鹿)前08分 仲間→佐野 1右
(湘)前35分 小野瀬→大橋 8右
(湘)前43分 畑→鈴木 2右
(鹿)後45+2分 PKアルトゥール・カイキ 2右
【警告】
(鹿)仲間4(前28分)
(湘)田中3(後14分)、大橋2(後18分)、山田1(後45+5分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝→46広瀬 植田 関川 溝口→84昌子
MF ディエゴ・ピトゥカ 佐野 c土居 仲間→56アルトゥール・カイキ
FW 知念→69藤井 垣田→56松村
【サブ】沖 広瀬 昌子 藤井 アルトゥール・カイキ 松村 舩橋
【監督】岩政大樹
【MyMVP】広瀬(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

共通テーマ:スポーツ

柴崎が加入合意 [契約関係]

柴崎が加入合意。こちらオフィシャル

正直、帰って来るとは思ってなかったが、海外でのオファーがなく仕方なく戻ったという感じだろうか。完全に滑り止めなのだが、よそに行かれるよりは良かったかな。

海外にいる時には鹿島愛を出していて、オフには頻繁にクラブにも顔を出していたのに、あっさりお金になびく、ある意味プロの人もいるくらいだし。元ホームでゴールを決めて派手なガッツポーズつきでね。

珍しく神戸や浦和が手を出してこなかったが、恩師が監督している町田と争っていたとか報道があったりもしてどこまで本当だったのだろう。

コメントでは「日本でプレーする時はアントラーズで」と言ってくれているが、リップサービスもコミなのかな。一応、海外>鹿島>他のクラブという位置づけにはあっただろうか。

これで内田を始めとして、鈴木や安西や植田、昌子がガンバ経由だが帰って来てくれて、柴崎も復帰。すぐ海外に行っては行ったきりが多い昨今、昔のアントラーズが戻って来た感じはする。

新陳代謝という意味ではそれで大丈夫か?という声もあるだろうが、経験をクラブに還元してくれて強くなっていくのなら、それはそれであり。古い考えだと言われるかもしれないが、そういう義理人情的なところも鹿島を好きな理由だし。

こうして帰って来てくれるのなら、送り出す時も気持ち良く送り出せる。

合流は9月4日とのこと。どれだけ身体を維持していたのかわからないし、チームに馴染むのも合わせて1ヶ月くらいを見ておいた方がいいだろうか。前に柴崎のことを書いた時には、たとえ加入しても今季はまともな戦力にはならないだろうなと書いたが、果たしてどうなるか。

「タイトルを獲得できるよう自分のベストを尽くす」と言ってくれてもいるので、まずは出来ればルヴァンの準決勝までには間に合わせてくれて(登録可能なのかな? そして名古屋に勝つことが条件だが)、復帰即ひとつめのタイトルを確保して貰いたい。

リーグ戦は射程圏には入ったがやっぱり上位が1クラブだけではないので厳しく、そっちはまずマリノス戦まで連勝してからの話だろう。

チームとしては今は中盤に人数がいるとはいえ、交代するごとに強度が下がるサブメンなので、少なくともそこよりは上であることは信じたい。

来季にはピトゥカが抜けることがほぼ確定で、佐野や樋口がいつまでいてくれるかわからないなかでの加入はやはり大きい。

うん。やっぱりどっちでも良かったってことはないな。帰って来てくれてありがとうだな。あとは来年またすぐに海外からオファーがあって出て行くということだけはないように。鹿島に骨を埋めてくれることを祈る。

来季の背番号は10番に戻して欲しいと思っているのだが、さすがにそれは荒木が不貞腐れてしまうかな・・。

柴崎のことは代表ぐらいでしか見ていなかったので、鹿島にいた頃よりも良くなっているのか悪くなっているのかは全然わからないが、期待はする。シュレディンガーの柴崎。ひと味違うところを見せてくれ。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
さっかりん

[シャングリアフロンティア]

[amazon.co.jp]

共通テーマ:スポーツ