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2019第26節FC東京(ホーム)戦 [リーグ]

ナイスゲーム。絶対に負けられない戦いを全員で辛抱し、走って体を張って勝利をもぎ取った。勝ち点3以上の価値のある勝利だった。

開始早々のCKをレオシルバが蹴り、ブエノが相手に囲まれながらもフィジカルの強さを見せて、首だけでコースに持って行き先制ゴール。この1点は鹿島に勇気を与えた。

カウンター主体のFC東京に主導権を握られなかっただけではなく、鹿島のペースで戦える得点になった。前半は全員が集中して守り、パーフェクトな内容。

後半、疲れの見える白崎に代えて名古。前に出て来るFC東京と、ハーフタイムを挟んだことで勝利を意識したのか重心が下がった鹿島。

慎重と臆病のギリギリのラインだったが、鹿島はボールを奪ってもシュートで終われず、後ろに回すことも増え、中盤でボールを奪ってもイージーなパスミスを繰り返してセカンドボールも拾えなくなってきた。

押し込まれる時間帯が続き、ゴールを脅かされる場面がいくつかあったが、最後のところをクォンスンテが破らせず耐え切った。

ブエノの気合いの入った守備はファウルと紙一重でヒヤヒヤもしたが、頼もしさがあり、犬飼も無闇の飛び込まず粘り強く守って周りと連携出来ていた。

どこかで追加点を決めてくれないと苦しいと思っていたが、レオシルバから交代で入った名古。横のセルジーニョに流すと、大外を上がって来た小池を囮に使って振りの早い左足の正確なシュートでゴール左に決めた。

この2点目が効いた。ずっと相手に押されていたし、時間帯も後半深いところ。相手の気持ちを折る一撃になった。

三竿とレオシルバは序盤から飛ばして中盤を走り回っていた。レオシルバはかわして前に運ぶプレーが多くてチャンスは作れていたが、後半、全体の運動量が落ちた辺りからは合わないミスパスが増えてリズムを失った。

あのへんのセルフコントロールというか、気を抜く部分がなければいいのだが、それでも最後まで動いて周りを助けた。

三竿のイエローカードは不服のある一枚だったが、闘志を消すことなく声を枯らして走り回り、珍しく足がつって途中交代。チョンスンヒョンをCBに入れてブエノを右サイド、小泉をボランチに持って来る采配だったが、永木は使わないつもりだったのだろうか。

伊藤はここ最近の中では動けていた方だが、前線での圧力が足りない。代わって入った上田には推進力があり、五分五分のボールをDFを引き連れながらシュートまで持って行けたし、個人的には序列は覆っているのだが。

サイドバックは両サイドともやや弱い。小池のところでピンチになることも多かったし、クロスもDFに当ててばかり。キックフェイントではがして上げる工夫があればと思う。

小泉は守備面では安定して来たが、クロスをほとんど上げなかったし、連携で崩す場面もなし。得点の欲しい試合だと物足りなさは残る。

とはいえ失点は避けたいこうしたゲームでは貴重な選手で、交代でアクセントをつけて攻めにいければそれでもいい。結果、大事なこの一戦を2-0で勝って首位に勝ち点差1に迫れたのは大きい。

ジャッジはカードとか細かいところで不満はあるが、PKを要求するFC東京のプレーにちゃんと裁いてくれて良かったと思う。エリア内で倒れてすぐにPKを欲しがるのはやめて貰いたい。

長い間、FC東京に勝てずにいたがそれも破れ、リーグ戦も優勝争いに堂々と名乗りを上げられた。次に負けてはまったく意味がなくなるが、今の調子を継続させて勝ち進んで欲しい。

すぐにACL、天皇杯と試合がやって来るが、全員の力で戦っていけたらなと思っている。

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さっかりん




(以下、個人的まとめ)
【2019第26節 9/14(土)】(カシマスタジアム19:03KickOff鹿島/27,285人/晴)
【スコア】鹿島 2-0 FC東京 (前1-0 後1-0) (S 7-12)
【主審】東城穰(主審)、岡野宇広、赤阪修
【得点】
(鹿)前02分 CKレオシルバ↑ブエノ 1H
(鹿)後33分 名古→セルジーニョ 10左
【警告】
(鹿)三竿3(前28分)
(東)室屋3(後12分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小泉 ブエノ 犬飼 小池
MF レオシルバc c三竿→81チョンスンヒョン セルジーニョ 白崎→46名古
FW 伊藤→70上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 チョンスンヒョン 遠藤 名古 永木 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】ブエノ(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)
【NHKーBS】選手のアップ多過ぎ

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