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ルヴァンカップ第2レグ川崎戦、展望 [雑感]

全部のタイトルを獲りに行くスタイルを貫くなら、ビハインドのこの第2レグも勝ちに行くメンバー選びをしないといけない。

しかし、本音と建て前を話すと三竿、レオシルバに続いてセルジーニョまで離脱したとなった今、更に怪我人を出したり、金曜に行われる松本戦に影響してしまえば取り返しがつかない。

ルヴァンカップも本気で獲りに行くつもりがあったら、第1レグでターンオーバーはやるにしても、キーパーを曽ヶ端にする選択はなかった。これは結果論ではなく、今の曽ヶ端の力を考えればわかることで、3失点はある意味、監督の采配が招いた惨劇である。

このマイナスを挽回するために余計なエネルギーを使って消耗するのか、こうなったら主力を温存してリーグに勝負を賭けるのか。

正直、怪我人の多さと、今出ている主力も相当疲労が溜まっていることを思えば、第1レグで3点目を取られた時点で「捨てて」しまっても仕方ないと個人的には割り切ってもいる。

一番中途半端なのは主力を出したはいいが、やる気を感じられないプレーで無意味に敗退すること。フルメンバーで行くなら勝ち抜け以外ない。

どっちを選んでもいいが、やるならやる、やらないならやらないの決断をしっかり下して欲しい。

勝ちに行くという前提で話を進めると、第1レグ1-3の結果を受け、第2レグは2-0で勝てばアウェーゴール差で勝ち上がりになる。

普通に考えれば失点を避けつつ、先に点を取って90分以内に追加点を取って2-0にするという展開を期待するだろうが、もうこの際アウェーゴールを計算するのはやめたらどうだろう。

川崎相手に失点を避けつつプレーすると、押し込まれて窮屈になって攻撃すら出来ない状況になるのは今までの戦い方を見ればわかること。今度は中村憲や小林が出場してくるだろうし、第1レグよりも強度が上がる。

シンプルに「勝ち点3が必要な試合で、1-3で負けている状況」と想定すればいい。これだと2点取っても3-3で勝ち点1になるのでダメ。

ようするに後半戦で3点差以上相手を上回ればいいこと。アウェーゴールは2戦合計で並んだ時だけのおまけなので、4-1.5-2で勝てば文句はなしに勝ち抜け。

まあ、川崎相手に無失点で2点以上取るのがいいのか、失点覚悟で3点以上取るのかどっちが達成しやすいかと言われれば前者であるとは思うが、そういう「当たり前」を選んでいてはこのマイナスを覆せないのでは?

守備のリスクには目をつむり、ブエノとクォンスンテの能力に託して、重心を前にして攻めるだけ。なんなら3トップでもいいと思っているくらい。結果的に2-5とか3-7とか大味になって負けても仕方ない。シュートノルマは20本以上。

なにより攻めることを選んだ方が失点をした時にも前を向ける。というかもう横パスとバックパスばかりの試合を観たくない。これが一番の本音。キーパーまでボールを下げるの禁止。

一応外れるスタメンを予想を2つ。勝ちに行く場合はクォンスンテ、伊東、ブエノ、犬飼、山本、永木、名古、白崎、土居、上田、伊藤(白崎トップ下の3トップ想定)。

リーグ戦に備えてのターンオーバーなら曽ヶ端、小田、チョンスンヒョン、関川、小池、小泉、名古、レアンドロ、中村、上田、山口。

勝ち抜くという覚悟を決めるのなら、徹底的に叩き合って欲しい。

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