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2015ニューイヤーカップ第1戦大分戦 [試合]

8人まで選手交代可能の、本来なら練習試合の位置づけながら、「ニューイヤーカップ」としてタイトルをつけたことで実戦度合いが増した。

お互い思惑はあろうが、球際を激しく行く場面もあり、いいトレーニングになったんではなかろうか。

鹿島にとっては序盤もたついたものの、まずは勝てたことは喜ばしい。

ただ、大分のシュート3本(注:試合後発表のスタッツだが、もっとあったはず)で2点取られ、他ポスト2本とやられるところは簡単にやられていた。相変わらず佐藤がGKだと、枠に飛んだシュートは全部入る気がする・・。

鹿島のスタメンは佐藤、伊東、青木、ファン・ソッコ、鈴木隆、小笠原、梅鉢、遠藤、土居、中村、赤崎。

後半頭から鈴木隆→山本、伊東→西、青木→山村、中村→豊川、赤崎→高崎。後半途中から土居→本山、梅鉢→町田(ユース)、遠藤→田中(ユース)と交代。ベンチ入りで出場なしは曽ヶ端のみ。

【得点】
前04分 岡本→為田 左
前35分 鈴木隆→遠藤 左
後04分 遠藤→土居 右
後26分 風間→エヴァンドロ 右
後38分 山村 右
後45分 西↑本山 左
後45+2分 田中→本山 左
【警告】
前30分 青木

大分が守備重視だったのか、鹿島が攻め込むケースが多かったものの、こちらもフィジカル中心のキャンプトレのおかげで体が重く連携もいまひとつ。

後半は大分の足がより止まったことと、鹿島が主力級の選手を出してきたことで、終盤一気に得点差がついたが、途中まではすっきりいかないシーン多し。

鈴木隆、伊東はそこそこやれていたが、やはり西、山本に比べると数段劣る。特に伊東は守備面で不安な部分が見えた。

青木、ファンソッコのCBもコンビネーションの問題もあろうが不安定で、昌子の軸は揺るぎそうにない。

山村は食い付いてかわされる悪癖が怖く、今年も大事なところでポカをしそうな気配も。ボランチになってからは前に行けたし得点も取れたので、手薄になりそうなこちらのポジションで活躍の場を広げられれば。

中村は鈴木隆とのワンツーは見事だったがそれ以外は消えていたし、赤崎はまだまだトップとしては動きの質、キープ力ともに頼りない。

高崎は高さもあって一瞬の足もそれなりにありそうで、赤崎よりは良さそうな。最後のシュートは決めたかった。

土居は体が重そうで判断もいまひとつ。遠藤も同じく体は重そうながら、持ち味を見せたし、ゴールも決めた。

小笠原の存在感は今年も健在だが、ボランチを組んだ梅鉢はベンチ入り争いを続けていくには少し厳しい内容。悪くはなかったがパスの精度が悪く、前に仕掛ける部分も足りない。

ユース組は初めて見たが、町田は上背もあって将来楽しみな感じ。田中はアシストも決めて上々のデビュー(と言ってもいいのか)。これをいい経験として成長して貰いたい。

本山は試合後のインタビューで自ら言っていたが、ミスも多く、リズムも悪かった。むしろ攻撃を停滞させていた感もあったが、西からのクロス(これは精度が高かった)を簡単にボレーで決め、田中のスルーパスにも反応して終わってみれば2得点。結果は出した。

この時期で、相手も格下、メンバーも多数入れ替わっているので純粋なチーム戦力としての評価は出来ないが、勝つことは重要。2シーズン制になってますます1勝の重みは増し、どんな時でも勝ちにこだわる姿勢を植え付けなければならない。

福岡にも勝って、ニューイヤーカップのタイトルを確実に獲ろう。

残念ながら放送を観られる状況に出来なかったので、結果は他ブロガーさんのレポートを楽しみにすることにする。よろしく頼みます。

(ライブアントラーズやってるっぽい?)

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練習試合・水戸戦を又聞きで想像してみる [試合]

結局オフィシャルに内容が載らなかった水戸戦(見つからなかっただけかも)は、掲示板やブロガーさんたちによれば、練習試合らしくメンバーを大幅に入れ替えながらだったようだ。当然というか、連携などでは期待出来なかった模様。

最後は防戦一方になっていたとか、シュートが枠にいかないとか、得点がPKによる一点だけだったりとか、全体としてのパフォーマンスは遅々として進まず、昨年からの課題も解決していないようで。

更に言うなら、レギュラークラスではない若手の頑張りがイマイチという情報が。

土居は懸念していたように自力で局面を打開出来ず、中村もサイドの水がいまだに合わず。

中村に関してはセレーゾの意地とも言えるくらいサイドでの起用にこだわっているが、これが吉と出るのか凶と出るのか。

トップが足りない状況で、サイドなら人材が余っていて、むしろ前野や西をコンバートしてもいいくらいなのだが、このこだわりが中村を大化けさせるのか。

相変わらず掲示板に書かれる中村への評価は低い。個人的には応援しているが、西と同じく結果が出ていないのだから仕方ない。


チームは仕上がっていない印象が否めないが、対外試合は3勝1分(グルージャ戦含まず)とか。土曜の東京Vまでいって負けなしなら、気持ちの面では仕上がったとも言えなくもない。格下との練習試合とはいえ、負けるよりはいいと思うから。

リーグ序盤から圧倒して勝てるような雰囲気ではないので、こんな感じで勝ち点だけ稼げていけたらラッキーなのだが。

とはいえ、ここまで大きな怪我人もなくこれていることはヨシとすべきか。

リーグ開幕まであと少し。ワクワク感が少しでも上昇するような情報が欲しい。

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2014プレシーズンマッチ・福岡戦その3(ダメ出し編) [試合]

3日に渡って引っ張ったプレシーズンマッチ福岡戦。正確に言えば「ルイス編」が明日に残っているのでもうちょっとあるが、ここからはダメだったところ。

まずDFが戦えるレベルにない。植田・佐藤に実戦機会を与えるためにはやむを得ないとはいえ、もう少し実力をつけてからでないと逆にトラウマになる。(見ているこっちが?)。

植田はフィジカルだけは強いが、前後の揺さぶりに弱かったり、突発的なトラブルに対処する能力というか先読みの力がない。これは主に経験だと思うが、後手に回ることが増え、プレーに余裕がない。当然、ボールを回す余力がない。

現実的にはJ3に呼んで貰って経験を積むか、レンタルで修業するか。このままだとチーム全体が悪い流れを引きずる可能性すらある。

佐藤も第2キーパーなのだからもう少しやれるレベルでないと困る。特に不安なのはテレビで観ていて、「これはキーパーが出て処理だな」と思っているボールに、まったく出て来ないことが多々ある点。かといって冷静にコースを読んで処理とかいうタイプでもなく長所が見えない。

梅鉢はデビューした頃の思い切りの良さが消えているのが気になる。それだけうまく馴染んだという言い方も出来るかもしれないが、梅鉢の長所はしつこく潰し行けるところと運動量だと思っている。パスの正確さやカバーリング能力で言ったら柴崎が抜き出ているので、違う土俵で戦って欲しいのだが。

土居は周りに活かされている時は自分の力を発揮出来るが、チームが押し込まれると何も出来なくなるという点が改善されていなかった。逆転されたあたりからほとんどボールに触ってなかったような。

豊川も然り。ボールに対する反応も遅く、持ってからのアイデアにも欠けた。ダヴィがマークされるようになった時、自分一人で何か出来るようでないとキツい。赤崎もほとんど攻撃に絡めず。

中村は昨年後半、吹っ切れて立て直したかに見えたのだが・・。またリセットされて悪い時に戻ってしまっていた。もしかして毎年一からやり直すのか?

個人的にはFWにコンバートして欲しいと何回か書いているくらい、今年は化けて欲しいと願っている選手。2列目は遠藤以外固まっていないのでチャンスなのだから。

前野はダイナミックな上がりと、持ってからの切り返しなどいい面も見せたが、肝心のクロスやシュートの精度がさっぱり。純粋なサイドバックでない昌子にまでポジションを奪われて焦りがあるのかもしれないが、まずは丁寧なプレーを。

柴崎のプレースキックはその1でも書いたが、流れのなかから供給するボールの方が質がいい。これだけで判断は出来ないが、もしかしたらキッカーは向いていないのかも。

欠場の新加入・山本はどこを痛めているのかわからないが、いきなり躓いたのは悪印象。最初に出遅れた選手はたいてい後も引きずる。西は練習参加遅れなので仕方ない。

ルイスについては明日まとめて書く。

3点も取られたのだから、やっぱり悪い面の方が多かったね。福岡相手じゃなかったら、もっと点を取られて大敗していたところだったろう。

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2014プレシーズンマッチ・福岡戦その2(よかったところ) [試合]

長いオフ明けの試合だったので、いつもより多めの感想となるので3~4回に分けてみる。今回はよかったところをピックアップ。

相手が格下であることを差し引いても、ダヴィの3得点はストライカーらしかった。

1点目は遠藤がヘディングで流したボールを受け取った瞬間、DFが足を滑らせてフリーに。利き足でない右でノートラップシュート。コースも見事。

2点目は伊東のクロスをGKの前に足を投げ出して奪い取り、ゴールに流し込んだ。このプレーに関しては審判によっては、あるいはGKの演技次第ではファウルになる可能性はあったが、あそこに攻めていけるのはダヴィが調子のいい証拠。

3点目は遠藤の素早いリスタートに反応し、クロスも完璧だったが、ダイレクトで合わせてコースも枠にきっちり。

あとは昨日も触れた幻の4点目。先に頭で触って押し込んでいるのでファウルは少し厳しい気がするが、PKの判定も微妙だったので仕方ない。

PKを蹴るのをちゃんと監督に確認して、遠藤に蹴らせたのもハットトリックで機嫌がよかったのだろう。

このPKを遠藤が外すようだと今季もPKの呪縛に囚われるかも、と思いもしたが、枠の左にしっかり決めた。プレースキックもほとんど蹴っていて精度も良好。

攻撃の組み立てで土居や豊川の援護がないなかで、ダヴィとの息も合っていて、伊東のランニングもうまく使えていた。

J1ともなると確実に潰しにくるだろうし簡単にはいかないだろうが、コンディションさえ年間通して維持出来るようなら2列目の軸として計算出来る。

伊東も攻めに関してはサイドバックらしいスピードで奥まで入り込めていて、クロスもまずまず。

昌子の両サイドバックは、予備のオプションとしては使えるレベルにあるように見えた。意外に攻め上がれているし、クロスの狙いどころも悪くない。ドリブルで踏み込めないのは仕方ないとして、守りの面では1対1や高さに強いのは強み。ただ、あくまで予備として、基本はCBで育って欲しい。

小笠原は仕上がりもよく、ぱっとしない中盤で一人気を吐いた。後半になってさすがに息切れした感があったが、長短にパスも散らせていたし、キャプテンはまだまだ譲らないという姿勢を見せた。怪我なくやって貰えれば。

青木がいまひとつに見えたのは植田のカバーで大変だったからと思われるが、山村が入ってからはDFラインに芯が入ったように見えた。

もっともこのへんは福岡の疲れ具合や試合展開、鹿島のメンバーも変わっていたので最初から見ないとわからないが。少なくとも本番では青木、山村でスタートするだろう。

よかったのはだいたいこのくらい。セットプレーで2得点だが、遠藤の素早いリスタートとPKなので、やっぱり「セットプレーに強い」という印象はない。

これ以上の引き出しがセレーゾにないのかもしれないが、特にCKからのストロングポイントがないと相手にもプレッシャーを与えられない。

とはいえ、ダヴィ、遠藤、小笠原がいい形でシーズンイン出来そうなのは好材料。逆に言うとあとは不安ばかりなのだが・・。続きは明日の「ダメ出し編」にて。

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2014プレシーズンマッチ・福岡戦 [試合]

久々の試合だったが、相変わらず守備がボロボロ・・。

ダヴィシステム発動でなんとか勝利で終われたものの、ゲーム内容は酷かった。この時期だったらこんなものなのかもしれないが、それにしてももう少しまとまっていないと。

コンディション不良の噂もあったダヴィは動けていたし、実際3得点とPKも獲得。PKについては若干怪しかったが、その後のゴールがファウルとこちらも怪しい判定で取り消されたのでチャラか。

ただ、J2相手に通用するのは一昨年の得点王でも証明済み。この得点力がJ1でも発揮出来るかどうかが肝心なところ。ダイレクトボレーや右足のシュートが決まっていたのは好感触だったが。

2列目の主力は遠藤で決まりか。うまくタメも作れていたし、ボールも捌けていた。最後のPKもしっかり決められたし、FKの精度もよかった。欲を言えば、流れのなかからのシュートは1本くらいは決めて欲しかった。

土居は最初ちょっと絡めていたが、逆転されたあたりからまったくボールに触れなくなった。豊川もまだまだ難しい。

梅鉢はカウンターからの絶好のシュートシーンで外して集中力を欠いたのか、昌子のバックパスを見逃して失点に直結。(パスの精度も悪かったが)。

しかし、これは梅鉢だけの責任でもない気がする。パスを出した昌子もそうだし、CBも無反応。佐藤についても同様。

ところで佐藤は今日も3失点。ずっと疑問なのだが、佐藤の良さはどこなのなのだろう。

飛び出しはむしろ遅く、かといって近距離に強いわけでもない。危ないと思って打たれたシュートはほぼ決まるし、バックパスの処理も落ち着きがない。キックも下手。コーチングもよくは見えないし、第2キーパーはもう少し考えた方がいいのでは。

チームにしても負けている状況でバックパス・横パスばかりで、このあたり昨年と変わっていない。山村が入って後ろからも攻撃になったが、植田にはそのあたり荷が重い。

伊東はアシストもあったしまずまず。昌子も両サイドバックをこなせたし、惜しいシュート・・というか決めなければならないシュートもあったし、そこまで上がれたことは高評価。1対1にも強かった。ただ、基本的にはCBの選手。

前野はどのプレーも精度を欠いた。中村も存在感がなかった。期待のルイスは初見では物足りたいどころか不安が先に立つ。このあたりは別記事にて。

小笠原はすっかり仕上がっていて、イエローも貰うくらい元気一杯だったが、今からこれだけ飛ばすと先が怖いのでほどほどに。そして、交代時にキャプテンマークは誰かに渡しましょう。

柴崎は体調が整っていないのかいまひとつ。プレースキックを任せてみては、と言ったものの、いくつか蹴ったどれもが残念なものだった。

ちなみに試合前の紹介で、昨年鹿島はハセットプレーから28得点でJ1の1位だったとあった。まったくそんな意識がなかったのでびっくり(というか自チームのデータを把握していない?)。そんなに取ったっけなあ。

長くなったので続きは明日にするとして、とりあえず勝ててよかった。1-0で勝っていくスタイルとは真逆の去年とまったく変わらない姿に慄きつつ、新メンバーでやってたことだしと言い訳しながら、来週の水戸戦に期待する。

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(以下、個人的まとめ)
【2014PSM 福岡戦2/9(日)】(レベルファイブスタジアム14:00KickOff福岡/人/曇り一時雨)
【スコア】福岡 3-4 鹿島 (前3-2 後0-2) (S 13-13)
【主審】佐藤隆治(主審)、松井健太郎、堀越雅弘
【得点】
(福)前11分 CK森村↑プノセバッチ H
(鹿)前13分 遠藤↑ダヴィ 右
(鹿)前21分 伊東→ダヴィ 左
(福)前36分 プノセバッチ↑平井 左
(福)前39分 プノセバッチ 右
(鹿)後38分 FK遠藤↑ダヴィ 左
(鹿)後42分 PK遠藤 左
【警告】
(鹿)小笠原(後16分)
(福)なし
【出場】
GK 佐藤
DF 伊東→59前野 青木 植田→69山村 昌子 
MF 梅鉢→46柴崎 c小笠原→69ルイス・アルベルト 遠藤 土居→61赤崎 豊川→46中村
FW ダヴィ
【サブ】曽ヶ端 前野 山村 ルイス・アルベルト 柴崎 中村 赤崎 
【MyMVP】ダヴィ

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2013第21節新潟(ホーム)戦その2 [試合]

【2013第21節新潟(H)戦・選手評】

曽ヶ端:3本は決定機を止めた。勝ちを呼び込むビッグセーブだった。キックミスが時折ピンチにつながるのが怖い。

西:積極的に上がれていたし、対面のキム・ジンスにもやられなかった。後半は体力的にギリギリ。

青木:大きなミスはなかったが、数的優位に助けられた部分も。もっと押し上げたい。

山村:しつこく喰らいつく守備は出来ていたが、持ち上がりやフィードの良さは出せなかった。

前野:攻撃的に出れていたし、シュートを打てる積極性もある。アシストの場面も思い切ってよく上がれた。準MVP。是非ともレギュラー奪取を。

柴崎:バランスは取れているが、攻撃に出る回数が少ない。数的優位なのだからもっと積極的に攻めたい。守備では満点も、攻撃にも絡んで欲しい。

小笠原:動けてはいたが、体力的に限界。シュートは威力もなく、タイミングはいいが入る気がしない。プレースキックも然り。それでもゲームコントロールは出来ていた。

土居:序盤は精力的に動いてボールも受けていたが、前半でガス欠。カウンターの場面でもアイデアを見せられず、よかったとは言えない。

ジュニーニョ:攻撃が単調で、鋭さがない。それでも相手を退場に追い込めたので、プレッシャーはかけられていたか。

野沢:唯一あった決定機を決められず。プレースキックも精度を欠く。スタメンは厳しい。

大迫:ストライカーとしては合格も、ワントップとしては不十分。タッチが悪く、ボールが収まらない。持ち過ぎなところも気になる。大迫の良さは、受けてからシュートまでの振りの速さや反転力。良さが出ていない。

遠藤:ボールの収まりもよく、さばきも悪くなかった。ドリブルも効いていた。相手をかわしてからのシュートがポスト直撃。あれは決めたい。

本山:アイデアは豊富。トラップも決まっていたし、狙いもよかったが、ミスも多くボールロスト率も高い。チャレンジ出来るところは高評価も、周りとの連携面では微妙。

中村:自身で仕掛けられる場面が何度かあった。自力で局面を打開するところを見たい。

セレーゾ:交代のタイミングはもう少し早くてもよかったのでは。ベテラン重視の采配はやはり疑問。スタメンのチョイスは一考(二考、三考)の余地ありかと。

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2013第20節仙台(アウェー)戦その2 [試合]

【2013第20節仙台(A)戦・選手評】

曽ヶ端:ファインセーブが何本かあった。後半一方的に攻められる展開で孤軍奮闘。勝ち点につながらなかったのが残念。

中田:やや高めの位置にいることがあったが攻撃も中途半端なうえ、守備では何度も裏を取られた。失点につながるクロスを上げられ、2失点目も対応が悪い。

青木:押し込まれたところを耐え切れなかった。

山村:持ち味である後方からの攻撃の組み立てが出来ず。余裕がなかった。

西:ヘベルチに自由にやられてなかなか上がれなかった。守備は辛抱強くやれていた。

柴崎:バランスを見ていたのか攻撃参加が少ない。運動量もなかった。

小笠原:これといったミスもなく悪くなかったが、キレがなかった。

野沢:ほとんど何も出来ず。守備も効かない。

中村:先制点は動き出し、正確に合わせるボレーどちらも見事。仕掛ける場面も何度かあり、持ち味は出せた。運動量が落ちて交代となったのは残念。

遠藤:アシストも正確だったし、それ以外にもいくつかロングレンジのパスを通していた。ミスもあったが攻撃では効いていた。走れていた方。

大迫:展開は厳しかったとはいえ、精彩を欠いた。シュートは何本か打ったものの、どれも気持ちの入っていないシュートだった。もっとやれるはず。

土居:何も出来ず。

ジュニーニョ:単独ドリブルでのボールロストは相変わらず。守備もルーズで、流れを変えることが出来ず。

岩政:失点につながるクロスを緩いディフェンスで上げられた。エリア内だったとはいえ、あれを上げられては厳しい。攻撃では高さを見せたがゴールにつながらず。

セレーゾ:スタメン、交代のチョイスも疑問。後半一方的にやられたのは対策が甘いのもあった。虎の子の1点を守り切れなかった。夏場にベテランを並べるのは無理があるのでは。

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2013スルガ銀行チャンピオンシップ・サンパウロFC戦その2 [試合]

【2013スルガ銀行チャンピオンシップ・サンパウロFC戦・選手評】

曽ヶ端:2失点したものの出るところは出れていたし、パンチングもしっかり出来ていた。

西:前半はオーバラップ多め、後半守備重視。決勝点の起点となるグラウンダークロスは見事。

青木:集中してやれていた。山村とのコンビネーションも向上。

山村:プレッシャーをかけられてもボールを持てる。2失点したものの悪くない。

前野:積極性は好感触。上がってもジュニーニョからのパスが来ないのが辛いところ。2失点に絡み、守備面ではマイナス。

柴崎:バランスもよく、前線に顔も出せている。上がった時の攻撃の精度が高く、期待感がある。

小笠原:体は重そうだったが気力はあった。味方へのゲキが効いている。

遠藤:タメも作れていたし、パスの精度もよかった。2点目のジュニーニョへのサイドチェンジはよく見えていた。後半は体力が尽きた。

土居:ポジショニングがうまく、攻守にバランスよく絡めていた。ゴール前でフリーになるシーンもあり。

ジュニーニョ:ややテンポが遅い場面もあったが、いつもよりは捌けていた。アシストのクロスはよかった。

大迫:ハットトリック達成。ワントップとして充分な結果を出した。相手を背負っての反転力は通用する。PKを決めていれば試合も楽だったが、それは本人も承知。

野沢:ほぼ消えていたし、守備も緩い。最後のところだけは丁寧な落としだった。

中村:ドリブル、キープ力といった長所を出せた。仕掛ける場面もあり、自身のデキとしてはよかった。

中田:丁寧に守りつつ、オーバラップも見せた。

岩政:出て来てすぐのイエロー。気持ちは入っていたが。

梅鉢:特になし。

セレーゾ:若手を積極的に起用しながら、ゲームも取れた。6枚の交代枠(使ったのは5枚)も有効に使えた。

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2013スルガ銀行チャンピオンシップ・サンパウロFC戦 [試合]

PK戦突入も覚悟した後半アディショナルタイム、柴崎の思い切ったシュートが相手DFに当たり(そして大迫にも当たったのか?記録は大迫)劇的な勝ち越しゴールで3-2勝利。

後半勝負に出てきたサンパウロに押し込まれて2点のリードを追いつかれるも、逆転を許さなかったことが勝ちにつながった。

前半は日程的に不利なサンパウロの運動量も少なく、鹿島が攻める。中村の代わりにジュニーニョが入った布陣も悪くなく、柴崎が前に行った時が決定機になった。

柴崎の粘ったボールを大迫がGKと競りながらも押し込んで先制点。ジュニーニョの高速クロスに後ろから走り込んでジャンピングボレーで2点目。ここまで大迫のワントップが機能していた。

後半、サンパウロが攻めに転じてからは鹿島のチャンスはほとんどなく、一方的に受ける展開。

2失点には前野が絡んだ。1失点目は高さで競り負けたボールを拾われてから、ガンソに決められ、2失点目は喰い付いてかわされ、フリーで持たれてからガンソ、アロイージオにつながれて決められた。

前に出て行くのが前野の持ち味だけに全面的に責められないものの、取りに行くならしっかり取り切って欲しかった。いい勉強になっただろう。にしてもその後はあっさり決められた感もあるが。

もっともその前の大迫のPKは、決めておかなければいけない場面だった。せっかく一度やり直しになったというのに2回続けて外すとは。PK戦にならなくてよかった。勝って一番ほっとしたのは大迫だったかもしれない。

大迫はハットトリックとなったが、MVPは柴崎。攻撃に絡んだ時のセンスはチーム随一といってよく、むしろダヴィがいる時よりも破壊力がある気もするくらい。柴崎の体調が整えばこれから得点力も上がってくるだろう。

小笠原も体が重そうだったが踏ん張れていたし、ジュニーニョも持ち過ぎなところが少なく悪くなかった。もっとテンポよく攻めて欲しい場面も多々あったが、アシストも決めたし問題ない。

西は前半で体力が尽きたのか、相手の重圧に押されたのか後半は抑え込まれていた。それでも最後のところで決定的なクロスを出せるところがMVP級の働き。

青木・山村のコンビも慣れてきたのかコンビネーションはよくなってきている。土居、遠藤もそれぞれの役割は果たせていた。

野沢は動けていないのか勘が当たっていないのかほとんどボールに触れなかったが、最後のところだけは丁寧に落とせた。ただ、このデキだとスタメンで使うのは厳しい。岩政も出て来て即イエローはちょっと・・。

中村は自分のよさが出せていた。いい仕掛けがあったし、このくらいアピールしていければ使われる機会は多くなるだろう。

出場した選手がいい味を出し、南米王者を相手にしての競り勝ち。フィジカル的には厳しい一戦となったが、勝ったことでそれもプラスに昇華されるだろう。せっかくの勢いを、是非ともリーグに還元したいところだ。

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(以下、個人的まとめ)
【2013スルガ銀行チャンピオンシップ8/7(水)】(カシマスタジアム19:02KickOffサンパウロ/26,202人/晴)
【スコア】鹿島 3-2 FCサンパウロ (前2-0 後1-2) (S 13-14)
【主審】アブドゥル・マリク・アブドゥル・バシル(主審)、ジェフリー・ゴー・ゲク・ベン、リー・ツー・リアン・エドウィン
【得点】
(鹿)前25分 柴崎→大迫 1左
(鹿)前39分 ジュニーニョ→大迫 2右
(サ)後13分 シウビーニョ→ガンソ 1左
(サ)後30分 ガンソ→アロイージオ 1右
(鹿)後45+3分 柴崎→大迫 3右
【警告】
(鹿)小笠原(後11分)、岩政(後32分)
(サ)シウビーニョ(後16分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 青木→85岩政 山村 前野→78中田
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→68中村 ジュニーニョ→85梅鉢 土居→57野沢
FW 大迫
【サブ】佐藤 岩政 中田 中村 梅鉢 野沢 豊川
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】柴崎

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2012スルガ銀行チャンピオンシップ [試合]

強豪ウニベルシダ・デ・チリ相手に90分2-2、PK戦を7-6と激闘の末に下した。

やる前にはゼロックス感覚でメンバー落として、なんて思っていたがとんでもない。そんな覚悟で戦える相手ではなく、フルメンバーで挑んだジョルジーニョの選択は正しかった。

小笠原のFKから岩政が大迫力のヘッドを決め、レナトがミドルを決めて2-0になった時は、意外と楽に勝てるかとノンキに構えたが、そこからがとてつもなく長い試合だった。

超長距離を移動して来たとは到底思えない運動量で前から攻めて来るウニベルシダ・デ・チリ(以下ウニ)。後ろは巧妙にオフサイドで守って攻めさせない。

ハンパない圧力に屈して前半終了間際、鹿島側右サイドからのグラウンダークロスを岩政がオウンゴール。(久々に見た)。

後半になってからはほとんどウニボール。鹿島はボールを奪ってもプレスが激しく前に出せず。パスも読まれてカットされ、ずっと攻められていた。

2失点目はジュニーニョに収めようとしたボールを奪われ、興梠がエリア内で相手に足をかけてPK献上。体がついていかなかったとはいえ、迂闊な対応だった。

2-2になってからはよく耐えたというべき。交代で入った遠藤は何にも出来ず、ジュニーニョも相手を振り切れず。本山はいいパスを出していたが、全体的に押し上げる体力が残っていなかった。

新井場、西は限界だったろう。それでもチャンスに全力で駆け上がる新井場の姿勢には胸を打たれた。それだけに遠藤の不甲斐なさが・・。

勿論、MVPは曽ヶ端。失点はオウンゴールとPKで、どちらもGKとしてはやむを得ない。再三のピンチをスーパーセーブで防ぎ、PK戦にまで持ち込めた。PK戦でも7人目を止め、勝利を呼び込む活躍。オーラが出てたね。

PKも鹿島は全員しっかりと決めた。入念に練習したと言っていたが、あれだけ疲れ切っていたなかで外さなかったのは勝利への執念と言える。

柴崎はちょっと余裕がなかった。ドゥトラも突破力だけになってきていて、守備、シュート精度の低さというマイナス面の方が目立し始めている。

レナトはボールも収まるし、決定的なパスも出せ、シュートの精度も高くて、今のところ楽しみの方が大きい。

とにかくも、全員の頑張りが勝利(タイトル)という形で報われたことはメンタル面でも大いにプラス。体力的にはかなり厳しくなってきているが、勢いで鳥栖、セレッソ、磐田の3戦を乗り切りたい。

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(以下、個人的まとめ)
【2012スルガ銀行チャンピオンシップ8/1(水)】(カシマスタジアム19:00KickOffウニベルシダ・デ・チリ/20,021人/晴)
【スコア】鹿島 2-2 (PK7-6) ウニベルシダ・デ・チリ (前2-1 後0-1) (S 8-17)
【主審】クリストファー・ピース(主審:オーストラリア)、ポール・セトランゴロ、ネイザン・マクドナルド
【得点】
(鹿)前18分 FK小笠原↑岩政 H
(鹿)前27分 レナト 左
(ウ)前40分 オウンゴール
(ウ)後28分 PK チャルレス 右
【警告】
(鹿)ドゥトラ(前29分)
(ウ)なし
【PK戦】(先攻ウニ 後攻鹿島)
チャルレス右○ ジュニーニョ右上○
マティアス左上○ 興梠 右○
グスタボォ右○ 小笠原 中○
ロベルト左○ 遠藤 左○
ギジュルモ左○ 本山 左○
ジョニー右○ 新井場 左○
フランシスコ× 西 右○
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 岩政 中田 新井場 
MF 柴崎→62青木 c小笠原 ドゥトラ→56遠藤 レナト→74本山
FW 興梠 大迫→69ジュニーニョ
【サブ】佐藤 本山 青木 遠藤 土居 ジュニーニョ 岡本
【MyMVP】曽ヶ端

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