２０２３第４節福岡（ホーム）戦（現地観戦） [リーグ]
投稿遅くなりましたが、人生初で一生に一度かもしれないカシマスタジアム参戦して来ました。結果はご存じの通り無念のスコアレスドローだったものの、結論から言えば果てしなくアツいゲームだった。
勿論、タイトルを狙うならホームで勝ち点１は不満も残るだろうし、ゲーム後にブーイングが起きていたのもわかる部分もあるが、「楽しめたかどうか」においてはスタジアムでしか味わえない興奮というものを存分に堪能出来た。
終了間際にあった連続チャンスのどこかで得点が入って勝っていたら、多分、５０過ぎのおっさんが一人で号泣していた姿が見られたかもしれない。
スタメン発表は事前にチェックせず現地でのメンバー発表で聞いたので、昌子の名前が呼ばれた時にはそれだけでもう目元が・・鼻もグズグズ・・。花粉症かな。
声出し応援ありで、ゴール裏から轟く雷鳴のような応援に心揺さぶられながら、さあ９０分全力でゲームに集中して応援すべし！と意気込んだのだが、左隣に陣取ったカレー飯女ズの驚愕の行動により前半は８割くらい意識を持っていかれてゲームに入り切れなかった。なんだよもう。
詳しくは備忘録まとめで書こうと思うが、キックオフ直後に二人で離席してカレーを買いに行って、１０分後位に戻って来て前半のんびりとカレー食べながらの観戦とか自分の中の常識にはひとかけらもない。席も狭いしこぼされでもしたら一生の思い出が台無しになってしまう。
結果的には普通に食べ終わっていたので取り越し苦労なのだが、値段の安い席とか招待客とかならわかるが、カテ１を取ればさすがにゲームを全力で楽しむ人たちばかりだと信じていた。（その人たちなりの楽しみ方なのだろうけど）。
ゲーム以外のことで勝手に気苦労させられていたわけだが、良くも悪くも実のところ試合自体も前半は良くなかった。佐野に出た１枚目のイエローはゲーム後に岩政も苦言を呈していたが、「え、あれで？」とブーイングする暇もなかったくらい。
２枚目は佐野が迂闊だったにせよ、躊躇いもなくイエロー２枚めからのレッドがドーン、ではなく繰り返しになるから強めの警告を出しておく、レベルでとどめてもいい範囲だったように見えた。福岡の監督はかなり警戒していたのか、イエロー貰った選手を優先的に下げていっていた。
しかし、ゲームはわからないもので、数的不利になった途端にスイッチが入って鹿島の攻撃が鋭くなった。それを支えたのは鹿島復帰初戦の昌子。１度自陣でボールを奪われかけてピンチになった以外は存在感が抜群で、ＤＦ陣を支えていた。引き分けだがＭｙＭＶＰ。
名前を出すのものではないとわかりつつも、昌子が間に合わずに関川がスタメンだったらやられていただろう。昌子が恐れずにラインを上げて後ろを支えたおかげで、鈴木も下がらずに前でプレー出来ていた。
鈴木のプレー自体は疲れのせいなのかミスが目立ち、いつも画面超しに見ている頼もしさまではなかった。後から知ったが森保が視察に来ていたみたいで、調子狂ったのかな。ここをつないでいれれば、というシーンが何回かあった。
知念は良かった。コーナーフラッグに向かったボールを諦めずに追ってキーパーからＣＫをもぎ取り、ゴールが無人と見るやすぐさまリスタートしてゴールを狙いに行った。惜しくも手前のサイドネットにかかったが、枠に飛べばスーパーゴールだった。
一番びっくりしたのはピトゥカの迫力あるプレスと運動量。いつもスタッツで走行距離が多くて走っているのはわかっていたが、現地で観ると想像以上に足も速くて、どこまでも追い詰めていく。サボらずにずっと動いているし、やっぱり凄い選手なのだなと再認識。
惜しむらくはその運動量ほどチャンスを演出出来ていなくて、記憶に残る決定的シーンはあまりなし。シュートは相変わらずの枠外。これはピトゥカに限ったことではなかったが、せめて枠内に飛んでいれば、というシュートが多かった。
エリア内でシュートを打てるタイミングがあっても、味方を探してパスを選択する場面が多く、現地で何度も「打て！」と叫んで自分だけ空回っている人のようだった。
他チームのハイライトを観ても、ゴールになるシーンは無理やりにでも打ちに行ってニアハイだったり、ＤＦに当たってコースが変わったり、絶対届かないコースにズドンと行ったりと「打ってこそ」というものが多い。
得点シーンのハイライトなので当然印象的なのだが、それを割り引いても今の鹿島に足りないのは枠に飛ばす技術と、隙あらばシュートを狙う知念の貪欲さじゃないかと感じた。垣田も打てそうなタイミングがあったのだが。
終了間際のＣＫからのこぼれを打ったシュートが相手に当たってクリアされたのもかなり惜しかったが、誰が蹴ったのかはわからず。
後から確認したら土居だったようで、存在感がないなと思っていたがちゃんと活躍はしていた。３００試合出場だったみたいで、決まっていれば色々盛り上がっただろうに。持ってない。松村もあと１歩早ければ届いた場面もあった。予測か判断力で補える部分と思うが。
試合はそのまま０－０で終了。あそこまで押せば勝ちたい試合だったが、退場者が出てからの強度は数的不利をまったく感じさせなかったので、精一杯やったとも言える。「崩れない守備」「諦めない心」は見せて貰った。
あとは「絶対にゴールを奪ってやる」という攻撃陣の奮起に期待。頼んだ。この勝ち点１を最後に喜びへと変えて欲しい。
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（以下、個人的まとめ）
【２０２３第４節 3/12(日)】(カシマスタジアム15:03KickOff鹿島/20,097人/晴)
【スコア】鹿島 ０－０ 福岡 (前０－０ 後０－０) (S 10-4)
【主審】（主審）山本雄大、赤阪修、岩崎創一、（ＶＡＲ）榎本一慶、五十嵐泰之
【得点】
なし
【警告】
(鹿)佐野(前14分、後8分)
(福)金森１(前41分)、ドウグラスグローリ１(後10分)、永石１(後20分)、ルキアン２(後35分)
【退場】
(鹿)佐野(後8分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 常本 植田 昌子c 安西→86広瀬
ＭＦ 佐野 樋口→86土居 ディエゴピトゥカ
ＦＷ c鈴木→86垣田 知念→76アルトゥールカイキ 藤井→68松村
【サブ】沖 広瀬 関川 アルトゥールカイキ 松村 土居 垣田
【監督】岩政大樹
【MyMVP】昌子（１）
【現地観戦】カテゴリー１南
勿論、タイトルを狙うならホームで勝ち点１は不満も残るだろうし、ゲーム後にブーイングが起きていたのもわかる部分もあるが、「楽しめたかどうか」においてはスタジアムでしか味わえない興奮というものを存分に堪能出来た。
終了間際にあった連続チャンスのどこかで得点が入って勝っていたら、多分、５０過ぎのおっさんが一人で号泣していた姿が見られたかもしれない。
スタメン発表は事前にチェックせず現地でのメンバー発表で聞いたので、昌子の名前が呼ばれた時にはそれだけでもう目元が・・鼻もグズグズ・・。花粉症かな。
声出し応援ありで、ゴール裏から轟く雷鳴のような応援に心揺さぶられながら、さあ９０分全力でゲームに集中して応援すべし！と意気込んだのだが、左隣に陣取ったカレー飯女ズの驚愕の行動により前半は８割くらい意識を持っていかれてゲームに入り切れなかった。なんだよもう。
詳しくは備忘録まとめで書こうと思うが、キックオフ直後に二人で離席してカレーを買いに行って、１０分後位に戻って来て前半のんびりとカレー食べながらの観戦とか自分の中の常識にはひとかけらもない。席も狭いしこぼされでもしたら一生の思い出が台無しになってしまう。
結果的には普通に食べ終わっていたので取り越し苦労なのだが、値段の安い席とか招待客とかならわかるが、カテ１を取ればさすがにゲームを全力で楽しむ人たちばかりだと信じていた。（その人たちなりの楽しみ方なのだろうけど）。
ゲーム以外のことで勝手に気苦労させられていたわけだが、良くも悪くも実のところ試合自体も前半は良くなかった。佐野に出た１枚目のイエローはゲーム後に岩政も苦言を呈していたが、「え、あれで？」とブーイングする暇もなかったくらい。
２枚目は佐野が迂闊だったにせよ、躊躇いもなくイエロー２枚めからのレッドがドーン、ではなく繰り返しになるから強めの警告を出しておく、レベルでとどめてもいい範囲だったように見えた。福岡の監督はかなり警戒していたのか、イエロー貰った選手を優先的に下げていっていた。
しかし、ゲームはわからないもので、数的不利になった途端にスイッチが入って鹿島の攻撃が鋭くなった。それを支えたのは鹿島復帰初戦の昌子。１度自陣でボールを奪われかけてピンチになった以外は存在感が抜群で、ＤＦ陣を支えていた。引き分けだがＭｙＭＶＰ。
名前を出すのものではないとわかりつつも、昌子が間に合わずに関川がスタメンだったらやられていただろう。昌子が恐れずにラインを上げて後ろを支えたおかげで、鈴木も下がらずに前でプレー出来ていた。
鈴木のプレー自体は疲れのせいなのかミスが目立ち、いつも画面超しに見ている頼もしさまではなかった。後から知ったが森保が視察に来ていたみたいで、調子狂ったのかな。ここをつないでいれれば、というシーンが何回かあった。
知念は良かった。コーナーフラッグに向かったボールを諦めずに追ってキーパーからＣＫをもぎ取り、ゴールが無人と見るやすぐさまリスタートしてゴールを狙いに行った。惜しくも手前のサイドネットにかかったが、枠に飛べばスーパーゴールだった。
一番びっくりしたのはピトゥカの迫力あるプレスと運動量。いつもスタッツで走行距離が多くて走っているのはわかっていたが、現地で観ると想像以上に足も速くて、どこまでも追い詰めていく。サボらずにずっと動いているし、やっぱり凄い選手なのだなと再認識。
惜しむらくはその運動量ほどチャンスを演出出来ていなくて、記憶に残る決定的シーンはあまりなし。シュートは相変わらずの枠外。これはピトゥカに限ったことではなかったが、せめて枠内に飛んでいれば、というシュートが多かった。
エリア内でシュートを打てるタイミングがあっても、味方を探してパスを選択する場面が多く、現地で何度も「打て！」と叫んで自分だけ空回っている人のようだった。
他チームのハイライトを観ても、ゴールになるシーンは無理やりにでも打ちに行ってニアハイだったり、ＤＦに当たってコースが変わったり、絶対届かないコースにズドンと行ったりと「打ってこそ」というものが多い。
得点シーンのハイライトなので当然印象的なのだが、それを割り引いても今の鹿島に足りないのは枠に飛ばす技術と、隙あらばシュートを狙う知念の貪欲さじゃないかと感じた。垣田も打てそうなタイミングがあったのだが。
終了間際のＣＫからのこぼれを打ったシュートが相手に当たってクリアされたのもかなり惜しかったが、誰が蹴ったのかはわからず。
後から確認したら土居だったようで、存在感がないなと思っていたがちゃんと活躍はしていた。３００試合出場だったみたいで、決まっていれば色々盛り上がっただろうに。持ってない。松村もあと１歩早ければ届いた場面もあった。予測か判断力で補える部分と思うが。
試合はそのまま０－０で終了。あそこまで押せば勝ちたい試合だったが、退場者が出てからの強度は数的不利をまったく感じさせなかったので、精一杯やったとも言える。「崩れない守備」「諦めない心」は見せて貰った。
あとは「絶対にゴールを奪ってやる」という攻撃陣の奮起に期待。頼んだ。この勝ち点１を最後に喜びへと変えて欲しい。
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（以下、個人的まとめ）
【２０２３第４節 3/12(日)】(カシマスタジアム15:03KickOff鹿島/20,097人/晴)
【スコア】鹿島 ０－０ 福岡 (前０－０ 後０－０) (S 10-4)
【主審】（主審）山本雄大、赤阪修、岩崎創一、（ＶＡＲ）榎本一慶、五十嵐泰之
【得点】
なし
【警告】
(鹿)佐野(前14分、後8分)
(福)金森１(前41分)、ドウグラスグローリ１(後10分)、永石１(後20分)、ルキアン２(後35分)
【退場】
(鹿)佐野(後8分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 常本 植田 昌子c 安西→86広瀬
ＭＦ 佐野 樋口→86土居 ディエゴピトゥカ
ＦＷ c鈴木→86垣田 知念→76アルトゥールカイキ 藤井→68松村
【サブ】沖 広瀬 関川 アルトゥールカイキ 松村 土居 垣田
【監督】岩政大樹
【MyMVP】昌子（１）
【現地観戦】カテゴリー１南
2023-03-14 21:42
