２０２２第１節ガンバ大阪（アウェー）戦 [リーグ]
快勝というには色々問題点も多いものの、勝ち点３以上のことを高望みしては贅沢と言われるのでまず勝利したことが嬉しい。超暫定ながら順位表の一番上に鹿島の名前があるのはいつぶりだろう。
ピトゥカのＤＦの裏を突くパスに鋭く反応した上田が右足一閃、ＰＳＭ水戸戦の暗雲を振り払う一発で先制。
いい距離感でボールも回って攻撃もスムーズで、やはりエヴェラウドがいないとストレスフリーと思いながら観ていると、水戸戦でもふわふわだったセットプレーの守備でＣＫからこぼれ球を小野瀬に枠右上隅に決められてすぐさま同点。
スンテも見えなかったのか反応出来なかったのか割とあっさり見送ったように見えたが、その前に中でしっかり弾き返せなかったのも原因。
嫌な雰囲気になりかけたが前からのプレスを強めると、相手ＤＦのミスを誘って土居→鈴木に渡り、左足で流し込んで再勝ち越し。鈴木も水戸戦でのＰＫ失敗の呪縛から早々に放たれ、チームも落ち着きを取り戻した。
この後、土居が立て続けに決定機を外し、ピトゥカが枠上にミドルを飛ばして再び嫌な空気。本来ならここで１～２点決めて相手を突き放すのが理想なのだが。
そうするうちに鈴木がパトリックを後ろからファウルで倒し、振り払ったパトリックの肘が鈴木に当たってこのプレーが一発レッド。
正直、鈴木の大袈裟なリアクションもあったと思うが、パトリックは元々荒いプレーが多いし（シュミレーションまがいのコロコロもある）、その前にも関川を小突いて強めに主審から注意を受けていたので妥当な判断かと。ＶＡＲでも確認しているのだし。
ＶＡＲで確認もせずレッド相当のプレーを流したうえで、後日に誤審でしたと認め、当該選手がそのまま次の試合に出れるような例のチームとは話が違う。
ともあれこれで１１対１０の戦いになり、ここから先のゲームはやや参考外。鹿島が圧倒的に攻める展開になり、シュート数も２８本。しかし、追加点は後半の緩急をつけた攻撃で、ピトゥカ→荒木→上田の右足シュートが矢のように刺さったのを除けば得点を入れられず。
相手キーパーの石川が当たりまくっていたのもあるが、チャンスで枠内に飛ばせないシュートも多かったし、相変わらず決定機を決め切れていない。そして、セットプレーでの得点気配がないうえに、守る側ではかなり危なっかしい。
関川は前半終了間際のプレーで脳しんとうと判断されたのか、ハーフタイムで三竿と交代。ゲーム中には触れられていなかったが、交代枠を６人使っていたのでそうなのだろう。大丈夫だろうか。
キムミンテは水戸戦でも危ないシーンがたくさんあって怖いと思っていたが、今日もエリア内でのＰＫを取られてもおかしくないプレーが２つとイージーミスがいくつかでピンチを招く場面が多々あり、このくらいのプレー強度だとすればシーズンが不安。
関川も不安定だったし、ピトゥカも守備はそこまで強くない。樋口は運動量もあっていい選手だが、ボールを狩っていくタイプではないのでガッチリ守れるわけでもない。常本もまだコンディションが整っていないのかミスが多かったし、相手が１１人だったらもっと際どかった。
三竿も今シーズンはＣＢに力を入れていると解説が言っていたので、当面は林よりも優先して使われるのだろうが、本職ではないのでやはり隙が多い。
ただ、樋口をボランチに置いているこの布陣は攻撃面では楽しみがあって、観ていて楽しいサッカーにはなる（本当はあと３～５点は取れたが）。相手によって使い分けるのか、このサッカーを追及して取られても取り返すスタイルで行くのか。
土居は和泉と同タイプと思っているが、そつなくバランサーとして動けてはいた。あとは決定機を決める力だけなのだが、和泉も同じくらいの決定力しかないのでそういう意味でも同タイプなんだな・・。
選手交代については、交代するたびにバラバラになっていく感じは今日もあった。試合がオープンになっていたので余計にそう感じるのだろうが、これではスタメンで押し切るしか道がなく、交代枠５枚の利点を活かせないので何とかして欲しい。
染野はシュートは綺麗なのだが逆に綺麗過ぎるのか得点が決まらない。エヴェラウドは相変わらずなので、当分はこのくらいの出場時間でいいかと。仲間の良さはまだ時間が短いので見つけられていない。
ジャッジについては一発レッドは事前の注意勧告も含めて妥当だと思うが、それ以外のプレーに対して双方一枚もカードが出なかった点については疑問。腕を引っ張って倒したら、昨年はすぐにカードが出た記憶があるが・・。
なんにせよ勝ってスタートは切れたし、週半ばのルヴァンカップ大分戦が中止になって遠征もなくなった。次週の川崎戦は全力で望める。この試合を勝てるかどうかは非常に重要で、ただの３４分の１ではない。
修正点はたくさんあったと思うので、しっかりと直して守備から綻びが出ないよう、いい一週間を過ごして欲しい。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２２第１節 2/19(土)】(パナソニックスタジアム吹田 14:03KickOffガンバ大阪/11,800人/雨)
【スコア】ガンバ大阪 １－３ 鹿島 (前１－２ 後０－１) (S 8-28)
【主審】（主審）荒木友輔、三原純、熊谷幸剛、（ＶＡＲ）小屋幸栄、川崎秋仁
【得点】
(鹿)前20分 ディエゴピトゥカ→上田 １右
(ガ)前26分 小野瀬 １右
(鹿)前30分 土居→鈴木 １左
(鹿)後21分 荒木→上田 ２右
【警告】
(鹿)なし
(ガ)なし
【退場】
(ガ)パトリック(前38分)
【出場】
ＧＫ クォンスンテ
ＤＦ 常本→90+2広瀬 関川→46三竿 キムミンテ 安西
ＭＦ ディエゴピトゥカc 樋口 荒木→90+2和泉 c土居→82仲間
ＦＷ 上田→82エヴェラウド 鈴木→82染野
【サブ】沖 広瀬 和泉 仲間 三竿 染野 エヴェラウド
【監督】岩政大樹（監督代行）
【MyMVP】上田（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
ピトゥカのＤＦの裏を突くパスに鋭く反応した上田が右足一閃、ＰＳＭ水戸戦の暗雲を振り払う一発で先制。
いい距離感でボールも回って攻撃もスムーズで、やはりエヴェラウドがいないとストレスフリーと思いながら観ていると、水戸戦でもふわふわだったセットプレーの守備でＣＫからこぼれ球を小野瀬に枠右上隅に決められてすぐさま同点。
スンテも見えなかったのか反応出来なかったのか割とあっさり見送ったように見えたが、その前に中でしっかり弾き返せなかったのも原因。
嫌な雰囲気になりかけたが前からのプレスを強めると、相手ＤＦのミスを誘って土居→鈴木に渡り、左足で流し込んで再勝ち越し。鈴木も水戸戦でのＰＫ失敗の呪縛から早々に放たれ、チームも落ち着きを取り戻した。
この後、土居が立て続けに決定機を外し、ピトゥカが枠上にミドルを飛ばして再び嫌な空気。本来ならここで１～２点決めて相手を突き放すのが理想なのだが。
そうするうちに鈴木がパトリックを後ろからファウルで倒し、振り払ったパトリックの肘が鈴木に当たってこのプレーが一発レッド。
正直、鈴木の大袈裟なリアクションもあったと思うが、パトリックは元々荒いプレーが多いし（シュミレーションまがいのコロコロもある）、その前にも関川を小突いて強めに主審から注意を受けていたので妥当な判断かと。ＶＡＲでも確認しているのだし。
ＶＡＲで確認もせずレッド相当のプレーを流したうえで、後日に誤審でしたと認め、当該選手がそのまま次の試合に出れるような例のチームとは話が違う。
ともあれこれで１１対１０の戦いになり、ここから先のゲームはやや参考外。鹿島が圧倒的に攻める展開になり、シュート数も２８本。しかし、追加点は後半の緩急をつけた攻撃で、ピトゥカ→荒木→上田の右足シュートが矢のように刺さったのを除けば得点を入れられず。
相手キーパーの石川が当たりまくっていたのもあるが、チャンスで枠内に飛ばせないシュートも多かったし、相変わらず決定機を決め切れていない。そして、セットプレーでの得点気配がないうえに、守る側ではかなり危なっかしい。
関川は前半終了間際のプレーで脳しんとうと判断されたのか、ハーフタイムで三竿と交代。ゲーム中には触れられていなかったが、交代枠を６人使っていたのでそうなのだろう。大丈夫だろうか。
キムミンテは水戸戦でも危ないシーンがたくさんあって怖いと思っていたが、今日もエリア内でのＰＫを取られてもおかしくないプレーが２つとイージーミスがいくつかでピンチを招く場面が多々あり、このくらいのプレー強度だとすればシーズンが不安。
関川も不安定だったし、ピトゥカも守備はそこまで強くない。樋口は運動量もあっていい選手だが、ボールを狩っていくタイプではないのでガッチリ守れるわけでもない。常本もまだコンディションが整っていないのかミスが多かったし、相手が１１人だったらもっと際どかった。
三竿も今シーズンはＣＢに力を入れていると解説が言っていたので、当面は林よりも優先して使われるのだろうが、本職ではないのでやはり隙が多い。
ただ、樋口をボランチに置いているこの布陣は攻撃面では楽しみがあって、観ていて楽しいサッカーにはなる（本当はあと３～５点は取れたが）。相手によって使い分けるのか、このサッカーを追及して取られても取り返すスタイルで行くのか。
土居は和泉と同タイプと思っているが、そつなくバランサーとして動けてはいた。あとは決定機を決める力だけなのだが、和泉も同じくらいの決定力しかないのでそういう意味でも同タイプなんだな・・。
選手交代については、交代するたびにバラバラになっていく感じは今日もあった。試合がオープンになっていたので余計にそう感じるのだろうが、これではスタメンで押し切るしか道がなく、交代枠５枚の利点を活かせないので何とかして欲しい。
染野はシュートは綺麗なのだが逆に綺麗過ぎるのか得点が決まらない。エヴェラウドは相変わらずなので、当分はこのくらいの出場時間でいいかと。仲間の良さはまだ時間が短いので見つけられていない。
ジャッジについては一発レッドは事前の注意勧告も含めて妥当だと思うが、それ以外のプレーに対して双方一枚もカードが出なかった点については疑問。腕を引っ張って倒したら、昨年はすぐにカードが出た記憶があるが・・。
なんにせよ勝ってスタートは切れたし、週半ばのルヴァンカップ大分戦が中止になって遠征もなくなった。次週の川崎戦は全力で望める。この試合を勝てるかどうかは非常に重要で、ただの３４分の１ではない。
修正点はたくさんあったと思うので、しっかりと直して守備から綻びが出ないよう、いい一週間を過ごして欲しい。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２２第１節 2/19(土)】(パナソニックスタジアム吹田 14:03KickOffガンバ大阪/11,800人/雨)
【スコア】ガンバ大阪 １－３ 鹿島 (前１－２ 後０－１) (S 8-28)
【主審】（主審）荒木友輔、三原純、熊谷幸剛、（ＶＡＲ）小屋幸栄、川崎秋仁
【得点】
(鹿)前20分 ディエゴピトゥカ→上田 １右
(ガ)前26分 小野瀬 １右
(鹿)前30分 土居→鈴木 １左
(鹿)後21分 荒木→上田 ２右
【警告】
(鹿)なし
(ガ)なし
【退場】
(ガ)パトリック(前38分)
【出場】
ＧＫ クォンスンテ
ＤＦ 常本→90+2広瀬 関川→46三竿 キムミンテ 安西
ＭＦ ディエゴピトゥカc 樋口 荒木→90+2和泉 c土居→82仲間
ＦＷ 上田→82エヴェラウド 鈴木→82染野
【サブ】沖 広瀬 和泉 仲間 三竿 染野 エヴェラウド
【監督】岩政大樹（監督代行）
【MyMVP】上田（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
2022-02-19 17:04
