２０２０第１４節名古屋（アウェー）戦 [リーグ]
課題だった先制点を取り、セットプレーからの失点もなく、「安い失点」はあったものの３－１と攻撃陣が機能しての貴重な勝利。アウェー３連戦３連勝はお見事。
誰でも当たるスタメン・サブ予想が外れてファンアラーノ→和泉で、ベンチでは奈良、染野が外れて白崎、名古がイン。２０人体制でやっているわけではないことがわかってひと安心したが、交代は遅めでそこのところは不満が残る。
今日のチームバランスは良く、変えづらいのはわかるが、すぐに次の試合も来るのだし疲労を考慮しても交代は早めにして欲しかった。
ゲームは試合後にザーゴが言及していたようにボランチが良かった。レオシルバは変に球をこねることもなく、危ないところでのロストもなく、イージーなパスミスもほぼなかった。
荒木の得点をアシストした場面も綺麗なワンツーだったし、オフサイドになったものの荒木とのコンビネーションでゴールネットを揺らしたシーンも流れるようなプレーだった。
攻撃陣は全員良かったがレオシルバがＭｙＭＶＰ。ムラがあるのでアテにしづらいが、そこらへんは監督が見極めて欲しい。三竿も堅い守備で勝利に貢献。交代はカードを貰っていたのを考えてのことだろうか。
エヴェラウドは前線で体を張ってボールキープ。やや荒々しい面もあって心配もあるが、体の使い方がうまくなって懐に収めることが出来るようになった。味方を使うのもうまく、１点目のアシストも周りが見えていた。
まあ、あの大袈裟なモーションに入った時にパスをするとは思ったが。コーナーキックからのこぼれはポストに弾かれたが、あれが決まっていればパーフェクトだった。
待ち望んでいた先制点は和泉。先に書いたエヴェラウドのクロスを中で合わせて、さすがにこれは枠を外さなかった。古巣相手に決勝点。後半のこぼれ球を押し込めていればＭｙＭＶＰだった。
次点は荒木。前線で攻撃のスイッチになっていたし、２点目は自らボールを取り戻してから、レオシルバとのコンビでキーパーの右肩上の一番取りにくいコースを打ち抜いてのゴール。新人離れしたセンス。
攻撃陣の組み合わせは誰と誰、というわけではなく荒木が入るだけで全員が活きているように見える。前に向かう意識がそうさせるのでは、と思っている。
土居も良さが出せていたし、何度も裏を狙えていた。相手を突き放した３点目は最初のところでシュートを打って欲しかったが、返って来たボールを冷静に沈めた。ランゲラックは右足でクリア出来ただろうが、無理やり手でクリアしようとして引っくり返っていた。
三竿、小泉、犬飼の守備も強度が高くて安心感があった。犬飼はフィードも良く、ミスらしいミスなし。
ただ、関川は安易なミスが多い。縦のフィードが持ち味でもあるが、前半だけで３本くらい、後半でも２本くらいのミス。後半の１本は失点につながる致命的なミスになり、得点でリードしているから目立たなかったが、敗戦を引き起こしてもおかしくないミス。
対人戦では相手を抑え込めていただけに、こういうミスを減らして貰いたい。何回も繰り返しているので反省出来ているのかどうかわかりづらい。
この失点の起点になったのは永戸のバックパスから。マイボールからのバックパスでミスが生じての失点は、「安い失点」と言わざるを得ない。
永戸は１対１になっても相手を抜けないし、クロスの精度も悪い。プレースキッカーも任されていたが、急所に入ったのは１本くらいかな。最後足もつっていたようだし、杉岡と併用でお願いしたい。関川と永戸のところがちょっと不安点。
沖は失点の場面は仕方なしも、終了間際は危ないシーンを生んだ。通常のシュートに対する反応は光るものがあるが、リフレクションしたボールに弱い印象がある。アクションが早いぶん、かえって隙が生まれてしまうのだろうか。
追いかける展開ではなく、点差を広げての試合は久しぶりだったが、やはり勝負は先行逃げ切りがいい。２点差は危険、というがそれは逆転された時のイメージが強いだけで、トータルで見れば絶対有利。
これからもこういう試合で勝利を積み上げていって欲しい。
あと、上田はあの短い時間で惜しいシュートを１本打てたのは好材料。ザーゴはなかなかスタメンをいじらないので出番は少ないが、この調子を維持して、出場した時に得点を取ってまずは併用されるくらいの地位を確保して欲しいと思う。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２０第１４節 9/5(土)】(豊田スタジアム19:03KickOff鹿島/4,951人/曇一時雷雨[途中約1時間中断])
【スコア】名古屋 １－３ 鹿島 (前０－２ 後１－１) (S 6-11)
【主審】福島孝一郎（主審）、武田光晴、村井良輔
【得点】
(鹿)前16分 エヴェラウド→和泉 ２左
(鹿)前37分 レオシルバ→荒木 ２右
(名)後04分 （相馬）↑稲垣 １右
(鹿)後18分 土居 ４左
【警告】
(鹿)三竿３(前36分)
(名)稲垣３(前40分)、阿部１(後38分)
【出場】
ＧＫ 沖
ＤＦ 小泉 犬飼 関川 永戸
ＭＦ c三竿→86永木 レオシルバ 荒木→80ファンアラーノ 和泉→90+2白崎
ＦＷ エヴェラウド→90+2上田 土居→86遠藤
【サブ】クォンスンテ 名古 遠藤 白崎 永木 ファンアラーノ 上田
【監督】ザーゴ
【MyMVP】レオシルバ（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）、最初つながらなかった
誰でも当たるスタメン・サブ予想が外れてファンアラーノ→和泉で、ベンチでは奈良、染野が外れて白崎、名古がイン。２０人体制でやっているわけではないことがわかってひと安心したが、交代は遅めでそこのところは不満が残る。
今日のチームバランスは良く、変えづらいのはわかるが、すぐに次の試合も来るのだし疲労を考慮しても交代は早めにして欲しかった。
ゲームは試合後にザーゴが言及していたようにボランチが良かった。レオシルバは変に球をこねることもなく、危ないところでのロストもなく、イージーなパスミスもほぼなかった。
荒木の得点をアシストした場面も綺麗なワンツーだったし、オフサイドになったものの荒木とのコンビネーションでゴールネットを揺らしたシーンも流れるようなプレーだった。
攻撃陣は全員良かったがレオシルバがＭｙＭＶＰ。ムラがあるのでアテにしづらいが、そこらへんは監督が見極めて欲しい。三竿も堅い守備で勝利に貢献。交代はカードを貰っていたのを考えてのことだろうか。
エヴェラウドは前線で体を張ってボールキープ。やや荒々しい面もあって心配もあるが、体の使い方がうまくなって懐に収めることが出来るようになった。味方を使うのもうまく、１点目のアシストも周りが見えていた。
まあ、あの大袈裟なモーションに入った時にパスをするとは思ったが。コーナーキックからのこぼれはポストに弾かれたが、あれが決まっていればパーフェクトだった。
待ち望んでいた先制点は和泉。先に書いたエヴェラウドのクロスを中で合わせて、さすがにこれは枠を外さなかった。古巣相手に決勝点。後半のこぼれ球を押し込めていればＭｙＭＶＰだった。
次点は荒木。前線で攻撃のスイッチになっていたし、２点目は自らボールを取り戻してから、レオシルバとのコンビでキーパーの右肩上の一番取りにくいコースを打ち抜いてのゴール。新人離れしたセンス。
攻撃陣の組み合わせは誰と誰、というわけではなく荒木が入るだけで全員が活きているように見える。前に向かう意識がそうさせるのでは、と思っている。
土居も良さが出せていたし、何度も裏を狙えていた。相手を突き放した３点目は最初のところでシュートを打って欲しかったが、返って来たボールを冷静に沈めた。ランゲラックは右足でクリア出来ただろうが、無理やり手でクリアしようとして引っくり返っていた。
三竿、小泉、犬飼の守備も強度が高くて安心感があった。犬飼はフィードも良く、ミスらしいミスなし。
ただ、関川は安易なミスが多い。縦のフィードが持ち味でもあるが、前半だけで３本くらい、後半でも２本くらいのミス。後半の１本は失点につながる致命的なミスになり、得点でリードしているから目立たなかったが、敗戦を引き起こしてもおかしくないミス。
対人戦では相手を抑え込めていただけに、こういうミスを減らして貰いたい。何回も繰り返しているので反省出来ているのかどうかわかりづらい。
この失点の起点になったのは永戸のバックパスから。マイボールからのバックパスでミスが生じての失点は、「安い失点」と言わざるを得ない。
永戸は１対１になっても相手を抜けないし、クロスの精度も悪い。プレースキッカーも任されていたが、急所に入ったのは１本くらいかな。最後足もつっていたようだし、杉岡と併用でお願いしたい。関川と永戸のところがちょっと不安点。
沖は失点の場面は仕方なしも、終了間際は危ないシーンを生んだ。通常のシュートに対する反応は光るものがあるが、リフレクションしたボールに弱い印象がある。アクションが早いぶん、かえって隙が生まれてしまうのだろうか。
追いかける展開ではなく、点差を広げての試合は久しぶりだったが、やはり勝負は先行逃げ切りがいい。２点差は危険、というがそれは逆転された時のイメージが強いだけで、トータルで見れば絶対有利。
これからもこういう試合で勝利を積み上げていって欲しい。
あと、上田はあの短い時間で惜しいシュートを１本打てたのは好材料。ザーゴはなかなかスタメンをいじらないので出番は少ないが、この調子を維持して、出場した時に得点を取ってまずは併用されるくらいの地位を確保して欲しいと思う。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２０第１４節 9/5(土)】(豊田スタジアム19:03KickOff鹿島/4,951人/曇一時雷雨[途中約1時間中断])
【スコア】名古屋 １－３ 鹿島 (前０－２ 後１－１) (S 6-11)
【主審】福島孝一郎（主審）、武田光晴、村井良輔
【得点】
(鹿)前16分 エヴェラウド→和泉 ２左
(鹿)前37分 レオシルバ→荒木 ２右
(名)後04分 （相馬）↑稲垣 １右
(鹿)後18分 土居 ４左
【警告】
(鹿)三竿３(前36分)
(名)稲垣３(前40分)、阿部１(後38分)
【出場】
ＧＫ 沖
ＤＦ 小泉 犬飼 関川 永戸
ＭＦ c三竿→86永木 レオシルバ 荒木→80ファンアラーノ 和泉→90+2白崎
ＦＷ エヴェラウド→90+2上田 土居→86遠藤
【サブ】クォンスンテ 名古 遠藤 白崎 永木 ファンアラーノ 上田
【監督】ザーゴ
【MyMVP】レオシルバ（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）、最初つながらなかった
