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ロシアW杯最終予選(7)タイ戦(ホーム) [日本代表]

試合内容は酷かったが、スコアは4-0と結果だけ見れば完勝。どこがポイントとも言えないが、得点の時間帯が良かったのではないかと思う。

MVPは久保。サイドに流れてのクロスのタイミングが良く精度も高い。シュートもうまい。連携面で噛み合ってないように感じることも多いのだが、決定的なところで得点に絡むのはいい選手の証なのだろう。

香川はようやく得点。フェイントを入れて持ち直した時には、またブロックされると思ったがあの狭いところを綺麗に抜けた。

大迫に代わってスタメンの岡崎はUAE戦の雪辱を果たし、代表通算50得点目。あそこに飛び込んでヘッドを決められるのは凄い。

2-0になった後、もっとギアを上げて貰いたかったが、DF陣のもたつき具合が酷かった。前線の選手がどれだけ走っても後ろダラダラと回し、詰められては苦し紛れにパスを出してミスからカウンターを喰らうとか。自分が前線の選手だったら走らない。

森重の消極的なミスが多く、良かったのは先制点につながったフィードだけのような気も。今日のデキだったら昌子の方がいいパフォーマンスを見せられたと思うのだが。

チャンスの数と同じくらい相手にも決定機を与え、PKまで取られる始末。1失点でもしていれば印象としても得失点差としても大打撃だったが、これを川島がビッグセーブ。

PK以外にも3本くらいは防ぎ、当たっている時の鉄壁ぶりは凄まじい。個人的には攻撃面の組み立てで西川を起用してもいいかと思っていたのだが、ベテランの経験を発揮した。

悪い流れを切ったのはまたしても久保。スローインから一瞬の隙を突いて、左足でゴール右上隅に糸を引くようなゴール。勝敗に関しては3点目で決した。

その後、代わって入った清武のCKに吉田がドンピシャで合わせて4点目。あと何点かは追加するチャンスはあったものの、攻め切れずに試合終了。

ピンチの数も山ほどあったので、最終的には4点という差をつけて終えられたのは良い部類なのではないかと。

その他に感じたことは、ボランチで起用された酒井高徳だが、あまり信用されていないのかつなぎのパスを受けに行っても誰も出さなかったシーンが、特に後半多く見受けられた。

本田の動きも重くて裏を取られることも多々あったり、珍しく長友のミスも多かったりと。

内容的には冒頭で書いたように悪かったと言えるのだが、暫定首位(サウジアラビアが未消化)。残り3戦、中東のアウェーをふたつと、ホームでのオーストラリア戦と苦しい試合が続くが、ノルマとしては中東で1勝、オーストラリア戦を引き分け以上かな。

なんとか先は見えてきた。ドキドキもいいが、なるべくなら早いうちに勝ち抜けを決めて欲しいと願っている。

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