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アトレティコ・ナシオナル戦展望 [雑感]

この時期、天皇杯まで空いた期間を何して過ごすのだと思っていたものだが、嬉しい誤算で逆に過密日程となっている。

ラウンド2を勝ち抜けたことで次が準決勝、勝てば決勝、負ければ3位決定戦とどちらにせよ2試合戦うことになった。次に勝てば2位以上、負けてから勝てば3位。

どちらかひとつ勝てば過去日本クラブの成績と並ぶことが出来るが、言うまでもなく次を勝ちたい。決勝も勝ったら最高だ。

マメロディ戦、フィジカルコンディション的に厳しい状況で、メンバー固定傾向の石井であってもさすがに手を打った。前半よく耐えたという他ないが、曽ヶ端の神がかりがいつまでも続くわけではない。気を許せば今度は失点するだろうし、先に点を取られてしまえばかなり苦しくなる。

布陣や戦い方を変えてもいいと思うし、前半は守備的に入るのもありかと思ったりするのだが、思い返せばチャンピオンシップ決勝第一レグ浦和戦。守りから入って結局スイッチが入らないまま負けてしまった。それを思うと今になってやり方は変えない方がいいのかもしれない。

相手は南米代表アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)。簡単ではない。

ただ、鹿島はスルガ銀行チャンピオンシップで南米勢との対戦も何度かある。今年のインデペンディエンテ・サンタフェには惜しくも負けてしまったが、内容はほぼ互角、データの乏しい南アフリカ勢マメロディよりも与しやすいのではとも思う。

海外サッカーには疎いのでアトレティコ・ナシオナルとサンタフェとの力加減がわからないが、我慢強く戦えばチャンスはあると信じたい。

シャペコエンセの追悼試合のような雰囲気になりそうなのが少し嫌な感じがするが、勝負は別。痛ましい事故で心を痛めているのは同じだが、鹿島にも夢がある。全力で行く。

スタメンはコンディション優先なら曽ヶ端、伊東、植田、ファンソッコ、山本、小笠原、永木、中村、鈴木、赤崎、ファブリシオとなるのだが、後ろを代えるのは勇気が要る。守りの軸である昌子は外せないだろう。

となれば曽ヶ端、伊東、昌子、ファンソッコ、山本、小笠原、永木、柴崎(中村)、鈴木、赤崎、ファブリシオあたりになるかと。

前線で追わない二人がトップだと、かえって後ろの負担が増すかもしれないが・・。連戦の土居と遠藤、西がどこまで回復しているか次第になるが、鈴木の怪我の具合が良いのなら2列目のスタメンを任せれば、存分に追い回してくれるだろう。

もっとも、鈴木に関しては怪我明けでもあり早めの交代準備が必要になるし、金崎とのコンビネーションを考えるとサブスタートの方がいいかもしれない。石井がどういう判断を下すか。

中村は守備専になっているのに守備も不安という、迷走状態なので大失敗しないかとそちらの方が心配。

誰が出るにせよ、巡って来た絶好の機会。気力で勝利をもぎ取って貰いたい。

ちなみに賞金は優勝500万ドル(約5.8億円)、準優勝370万ドル(約4.2億円)、3位250万ドル(約2.8億円)、4位200万ドル(約2.3億円)、5位150万ドル、6位100万ドル、7位50万ドルとか。(1ドル115円計算)。

Jリーグの年間優勝が1億円なので、4位以上確定で現時点でも相当な上積みとなっている。嬉しい。

得点王は数百万という話で、決勝まで行けば金崎は大チャンス。もう1点取っておけば、Cロナウドがハットトリックしない限り充分狙える。ゾーンに入っている金崎にも期待大。

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