SSブログ

2016リーグ優勝から一夜明けて [雑感]

書くことが一気に増えて、全部書くと読み切れない量になるのでいくつかに分ける。

チャンピオンシップ(以下CS)で逆転優勝を決めて、鹿島側からすれば嬉しいことこの上ないが、浦和側からすればどうなのだろうと気になり、いつもはしたことがないが、いくつか浦和のブロガーさんの記事や掲示板を覗いてみた。

CSに対する批判はほとんどなく、また、鹿島を貶めるようなことを書いている人もほぼなく、冷静に結果を受け止めておられた。

翌日の新聞記事で監督・選手も制度に対する恨み言はなく、自分たちが結果を残せなかったことを真摯に語っており、その姿勢は潔く、この敗戦は浦和の今後の成長につながるのではと若干、怖さを感じる。

人は勝利よりも敗北から学ぶことの方が多く、敗北を否定している者は伸びてこないが、認めるとそこから一歩先へと進める。鹿島も勝ちは勝ちとして誇っていいし、浸ってもいいし、すべきだと思うが、驕ることなく前進を続けて欲しい。ファーストステージ優勝後の停滞はまさしくその失敗の典型で、それを繰り返してはいけない。

ただ、我々の方が勝ち点は多く今年は一番強かった、という言葉は端々で聞かれ、それは事実なので認めざるを得ない。勝負強さという点では譲らなかったという自負は、勿論、鹿島にもあるが。

石井采配についてはファーストステージ優勝の頃からも違和感を感じていて、セカンドステージでチームが崩壊した頃から批判を書くことの方が多くなった。

しかし、プロは結果が全てと昨日も書いたし、そういえば以前に、タイトルを獲ったら素直にごめんなさい、と言っていたのにそれを書き忘れていたことに気づいたので遅ればせながら、素直にごめんなさい。

結果を出したことで、クラブは石井に対してどう評価をするのだろう。普通ならリーグ優勝の監督をクラブ側から退任要求することはあまりなく、契約満了であっても続投が基本路線となろう。石井から言い出さない限りは交代とは言いづらいことになった。

来季、大型補強を敢行するようだが、今でさえ戦力を有効に使えていない感がある。ハリー絶賛の永木でさえ、使われ始めたのは最近だし、CSで力を示した三竿に至ってはほとんど出場機会もなく、最後はベンチ入りも出来なかった。

代表に呼ばれている植田にしてもそうで、石井続投となれば三竿や植田あたりは移籍してしまうかもしれない。昌子は大丈夫だとは思うが、オファーが来ていることもあり、大黒柱が抜けてしまうという危機感は強くある。

クラブワールドカップ出場権も得て、天皇杯も残っている。現実的に考えてクラブワールドカップで優勝はちょっと無理があるとは思うが、天皇杯は可能性がある。そうなると今季2冠。勝って欲しいのは当たり前だが、続投に関してはなあ・・というのが正直なところだ。

監督が代わって更にチームが崩壊、ということも充分にあり得るが、ここはひとつ先に進むためにも前向きに考えてみて貰えないだろうか。

クラブワールドカップで好成績を残し、天皇杯でもタイトルを獲って華々しくチームを去る、というのが望ましいかなあ。

試合についての追記、クラブワールドカップ、報知新聞に載っていた選手談話、移籍関係などの話はまた明日以降に。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村


共通テーマ:スポーツ