２０１６（１）第１５節浦和（アウェー）戦 [リーグ]
もうわりと時間が過ぎてしまったが、退院してきて録画をライブ感覚で観た。
２－０での勝利は本当に嬉しい。勿論選手は知らないことだろうが、頑張って入院してきた甲斐があった。ＮＨＫで放送があったので病院でも観ることは出来たのだが、今回は具合も悪く、病室であの試合を観ていたら同部屋の人たちには（絶叫するので）大迷惑だっただろう。
この試合のＭＶＰは石井監督とする。選手交代に疑問が残る部分はあったり、やったのは選手たちというのは当然あるが、いつもは非難ばかりしているので今回ほど綺麗に作戦がハマった時くらいは素直に賞賛する。
何も対策がなされていなかった点が大きく改善されており、大きなところではボランチが最終ラインに入って浦和の前線にフリーの選手を作らせないようにすること。
これは同様の戦術を取る広島対策で成功していたのに、今までやらなかったのが不思議なくらいだったが、加えて柏木にもマークをつけ、大枠ではマンマークのように相手についていく作戦だったかと。
前線からのプレスは深追いもせず、かといって放置するわけでもなく、ほど良い感じに追い込みながら、パスミスを誘って奪いカウンターというしっかりした矛も見せた。
もうちょっと決定機を決めていればもっと楽になったかもしれないが、その場合浦和も更に圧力をかけて来ただろうし、終盤あれだけ押し込まれたのを思うと、バランス良く先制、中押し及びトドメを刺せたのではなかろうか。
前半、あれだけチャンスを作りながらゴールマウスに阻まれまくり、嫌な感じは常にあったが、先制出来たことで落ち着けた。後半はエンドが逆になり、根拠はないがなんとなく枠が守ってくれそうな気はしていた。実際、曽ヶ端がやらかしてしまったところを１本救ってくれたし。
先制の金崎のゴールは絶叫してしまうほど凄く綺麗な流れだった。パスカットからカイオドリブル、右に流れた柴崎、グラウンダーのクロスに金崎。
ただ、録画で観るとオフサイドに見えるが、まあ、川崎戦のぶんが返って来たというところか。対浦和で言えば興梠の完全オフサイドゴールもあるし、こういうこともある。
全体のジャッジに関しては主審がオーストラリア人ということで、余計な主観なく裁いてくれそうだったのでむしろ好都合だと思っていた。
浦和側からすればイライラの募る判定が多かったかもしれないが、鹿島側からしてもそう思うことも多く、普通、前半の森脇はあれだけ抗議すればイエロー２連撃の対象だし、誰かは忘れたが小笠原を突き飛ばしたりとかも出ていておかしくない。
ＰＫにしても開始早々の土居が倒されたシーンはＰＡ内だったし、後半にも足を掛けられて倒されたシーンもスルー。ようやく３度目で取って貰えた。ちなみに後半の倒された土居はプレーを続行しており、これはいつぞやのＰＫスルーで悔しい思いをした時のことを糧としており、成長が伺える。
鈴木は自身で取ったそのＰＫを、槙野、森脇の「口撃」も跳ね返して冷静にゴール。ＰＫを決められない鹿島メンバーの呪縛を解き放った。
これで試合はほぼ決着し、最後まで集中力を切らさず戦って無失点での勝利。素晴らしいとしか言いようがない。
小笠原はこういう大舞台となれば獅子奮迅の活躍を見せ、世代交代とは言いつつも、まだまだ牙城を崩すことは出来ないなあとヒシヒシ感じている。
細かいことは他にも色々あれど、時間も経っているのでこのへんで。川崎は頼みにしていたマリノスが勝ち点を削ってくれなかったようで、残り２試合ちょっと厳しくなった気がする。
個人的には週末のアウェー神戸戦は物凄く行きたいが、行ったら多分、再入院とか面倒なことになりそうなので自重するしかない。今回はあまり順調ではなかったもので。
自分が主人公属性だったら駆けつけて勝利を目にしてガッツポーズ！倒れる、選手が駆け寄るとなるかもしれないが、アラフォーのおっさんが倒れても普通に救急車だしね。
なにはともあれ残り２つ勝つしかない。なんにせよ鬼門を通過出来て良かった良かった。
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（以下、個人的まとめ）
【２０１６（１）第１５節6/11(土)】(埼玉スタジアム２００２19:00KickOff浦和/51,674人/晴)
【スコア】浦和 ０－２ 鹿島 (前０－０ 後０－２) (S 16-13)
【主審】ベンジャミン ウィリアムズ（主審）、五十嵐泰之、山口博司
【得点】
(鹿)後07分 柴崎→金崎 ８左
(鹿)後43分 ＰＫ 鈴木 ３右
【警告】
(鹿)小笠原２(前27分)、山本１(後27分)、杉本１(後45+1分)
(浦)森脇３(前25分)、駒井２(後40分)
【出場】
ＧＫ 曽ヶ端
ＤＦ 西 植田 昌子 山本
ＭＦ 柴崎 c小笠原 遠藤→66杉本 カイオ→87永木
ＦＷ 金崎 土居→74鈴木
【サブ】櫛引 ファンソッコ 伊東 杉本 鈴木 永木 ジネイ
【監督】石井正忠
【MyMVP】石井監督
２－０での勝利は本当に嬉しい。勿論選手は知らないことだろうが、頑張って入院してきた甲斐があった。ＮＨＫで放送があったので病院でも観ることは出来たのだが、今回は具合も悪く、病室であの試合を観ていたら同部屋の人たちには（絶叫するので）大迷惑だっただろう。
この試合のＭＶＰは石井監督とする。選手交代に疑問が残る部分はあったり、やったのは選手たちというのは当然あるが、いつもは非難ばかりしているので今回ほど綺麗に作戦がハマった時くらいは素直に賞賛する。
何も対策がなされていなかった点が大きく改善されており、大きなところではボランチが最終ラインに入って浦和の前線にフリーの選手を作らせないようにすること。
これは同様の戦術を取る広島対策で成功していたのに、今までやらなかったのが不思議なくらいだったが、加えて柏木にもマークをつけ、大枠ではマンマークのように相手についていく作戦だったかと。
前線からのプレスは深追いもせず、かといって放置するわけでもなく、ほど良い感じに追い込みながら、パスミスを誘って奪いカウンターというしっかりした矛も見せた。
もうちょっと決定機を決めていればもっと楽になったかもしれないが、その場合浦和も更に圧力をかけて来ただろうし、終盤あれだけ押し込まれたのを思うと、バランス良く先制、中押し及びトドメを刺せたのではなかろうか。
前半、あれだけチャンスを作りながらゴールマウスに阻まれまくり、嫌な感じは常にあったが、先制出来たことで落ち着けた。後半はエンドが逆になり、根拠はないがなんとなく枠が守ってくれそうな気はしていた。実際、曽ヶ端がやらかしてしまったところを１本救ってくれたし。
先制の金崎のゴールは絶叫してしまうほど凄く綺麗な流れだった。パスカットからカイオドリブル、右に流れた柴崎、グラウンダーのクロスに金崎。
ただ、録画で観るとオフサイドに見えるが、まあ、川崎戦のぶんが返って来たというところか。対浦和で言えば興梠の完全オフサイドゴールもあるし、こういうこともある。
全体のジャッジに関しては主審がオーストラリア人ということで、余計な主観なく裁いてくれそうだったのでむしろ好都合だと思っていた。
浦和側からすればイライラの募る判定が多かったかもしれないが、鹿島側からしてもそう思うことも多く、普通、前半の森脇はあれだけ抗議すればイエロー２連撃の対象だし、誰かは忘れたが小笠原を突き飛ばしたりとかも出ていておかしくない。
ＰＫにしても開始早々の土居が倒されたシーンはＰＡ内だったし、後半にも足を掛けられて倒されたシーンもスルー。ようやく３度目で取って貰えた。ちなみに後半の倒された土居はプレーを続行しており、これはいつぞやのＰＫスルーで悔しい思いをした時のことを糧としており、成長が伺える。
鈴木は自身で取ったそのＰＫを、槙野、森脇の「口撃」も跳ね返して冷静にゴール。ＰＫを決められない鹿島メンバーの呪縛を解き放った。
これで試合はほぼ決着し、最後まで集中力を切らさず戦って無失点での勝利。素晴らしいとしか言いようがない。
小笠原はこういう大舞台となれば獅子奮迅の活躍を見せ、世代交代とは言いつつも、まだまだ牙城を崩すことは出来ないなあとヒシヒシ感じている。
細かいことは他にも色々あれど、時間も経っているのでこのへんで。川崎は頼みにしていたマリノスが勝ち点を削ってくれなかったようで、残り２試合ちょっと厳しくなった気がする。
個人的には週末のアウェー神戸戦は物凄く行きたいが、行ったら多分、再入院とか面倒なことになりそうなので自重するしかない。今回はあまり順調ではなかったもので。
自分が主人公属性だったら駆けつけて勝利を目にしてガッツポーズ！倒れる、選手が駆け寄るとなるかもしれないが、アラフォーのおっさんが倒れても普通に救急車だしね。
なにはともあれ残り２つ勝つしかない。なんにせよ鬼門を通過出来て良かった良かった。
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（以下、個人的まとめ）
【２０１６（１）第１５節6/11(土)】(埼玉スタジアム２００２19:00KickOff浦和/51,674人/晴)
【スコア】浦和 ０－２ 鹿島 (前０－０ 後０－２) (S 16-13)
【主審】ベンジャミン ウィリアムズ（主審）、五十嵐泰之、山口博司
【得点】
(鹿)後07分 柴崎→金崎 ８左
(鹿)後43分 ＰＫ 鈴木 ３右
【警告】
(鹿)小笠原２(前27分)、山本１(後27分)、杉本１(後45+1分)
(浦)森脇３(前25分)、駒井２(後40分)
【出場】
ＧＫ 曽ヶ端
ＤＦ 西 植田 昌子 山本
ＭＦ 柴崎 c小笠原 遠藤→66杉本 カイオ→87永木
ＦＷ 金崎 土居→74鈴木
【サブ】櫛引 ファンソッコ 伊東 杉本 鈴木 永木 ジネイ
【監督】石井正忠
【MyMVP】石井監督
