SSブログ

南アフリカW杯GL・カメルーン戦(補足) [南アW杯]

昨日触れた本田圭、松井、川島、遠藤以外やその他のことについての感想。

中沢、闘莉王のCB二人はしっかり守れていたように思う。カメルーンの状態がいまひとつだったのは確かだが、局面では個の力を見せられ、あわやというシーンもあった。それでも読みの鋭さを発揮して、中沢が相手の攻撃の芽を摘んだ。闘莉王も後半のパワープレーを長所である高さで弾き返した。

長友はほぼ守備に回っていたが、小さな体ながら当たり負けしないしつこい守備でサイドをガッチリ固めていた。駒野もさすがにサイドバックだけあって、守備的な布陣ながら上がるべきところは上がり、このあたりは本職ではない今野とはちょっと違う。

阿部と長谷部、遠藤の関係もよかった。攻撃が手薄になるのは織り込み済みなので、先に点を取ってしまうとこの形は有効だろう。ただ、先制された時に課題はある。無理に攻めに行ったらボロボロになる気がするから。

大久保はガツガツいっていたね。いつカードが出るかとヒヤヒヤものだったが、そのおかげで守備が厚くなったのは確か。後半早々に運動量が落ちてしまうのは仕方なく、交代枠でフォローするしかないだろう。得点はあまり期待出来そうな感じではないが。


カメルーン側で言うとエトーはやっぱり凄い。DF3人をものともせずにドリブルで抜き去るなど、能力の高さを見せつけた。チームとの連携や、本人の調子がよくなさそうだったのが救いだった。

応援の声も聞こえていた。あのブブゼラの中でも聞こえたくらいだから、余程声を出していたのだろう。南アフリカまで行って応援してくれるサポーターってのは本当に頭が下がる。その声はちゃんと選手に届いたようで、戦う姿勢を最後まで見せてくれた。


いつもは鹿島を応援していて、鹿島はJリーグでいうと王者の立場なため、いつも受けて立つ側。相手もガチガチに引いてきて、どうやって崩すかという感じで観ているので、今の日本の立場は新鮮。悪い意味で言っているのではなく、負けて当然と思われている相手に何とかして勝つ、ってのこういう感じだったんだなと改めて思った。リーグが再開したら、この気持ちを持って鹿島も挑戦者の立場でやっていかねばとも思う。

もっとも、今はワールドカップが楽しめる。予想もしていなかった(スイマセン)勝ち点3のおかげで、グループリーグが消化試合でなくなった。もう少し楽しませてくれたら、と今まで岡田監督批判をしていた手前、ささやかな応援を送ります。

↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村
コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。