岩政監督が退任 [契約関係]
岩政監督が契約満了に伴い退任。こちらオフィシャル。
ようやくというか当然の結果というか。フロントも重い腰を上げて契約を延長せず退任となった。昨シーズンは途中から監督を引き継いだが、リーグ成績は２勝２敗６分。最終順位は勝負どころで負けての４位。
唯一のチャンスは、本人も「任された意味はわかっている」と期待のかかっていた天皇杯だったが、準決勝で甲府に負けてベスト４止まり。この時点で監督としての手腕に疑問を抱いた人は多かっただろうが、フロントは続投を決断。
もしかすると引き受ける際にそこまでコミの話だったのかもしれないが、案の定というか今シーズンも序盤から中位をウロウロ。ルヴァンはギリギリ予選を突破したが決勝トーナメント即負け。天皇杯も３回戦で昨年と同じく甲府に負けて敗退。
勝負どころで弱い、同じ相手に勝てない、攻守にまとまりがない、勝ちパターンはたまたま得点出来たのを逃げ切るのというもの。逆転勝ちはほぼなく、これといった攻撃の形もないまま、結局ずっと改善されなかった。
リーグ戦は終盤に一瞬だけ首位を狙える位置につけたが、マリノス戦で負けた後は一気に失速して最後は５位で終了。このあたりの弱さも改善されなかった。
選手起用においても特定の選手をこだわって使った割には連携が深まることもなく、行き当たりばったりの攻撃しか出来なかった。
ならばせめて自身の出身であるＣＢを盤石にしてくれれば良かったが、植田はむしろパスミスが増えて悪くなったし、関川も一向に成長せず１本立ち出来ない。両者共に昌子をずっとベンチにおいやるほどの活躍とはいかなかった。
ソッコーで出て行った奈良が福岡でタイトルを獲って、優秀選手に選ばれているくらいだしなあ・・。永戸も選ばれていたが。
ちなみに鹿島からは佐野と鈴木が選出。
来年につながるよう希望が見えたならともかく、攻守において目指すべきものが見えず、得点能力も上がらず守備も安定せず。選手起用についてもスタメンで出ている以外の者には不満の残る内容になった。
退任に際してのオフィシャルコメントでは、逆にせいせいしたとでもいうふうな雰囲気が滲み出るような感じで、「鹿島を離れることになった」「約１２年間、本当にありがとうございました」と鹿島との決別を決意したかのような文言。
プライドの高い岩政なので、内心では「二度と戻ってくるか！」とでも思っているのかもしれない。フロントは充分に庇ってくれていたと思うけどね。岩政いわくの「真のサポーターじゃない」人たちに対しての怒りだろうか。
いずれにせよ、急遽の就任だった部分はあるものの力不足だったのは確かなこと。これ以上、岩政の育成に選手やサポーター、ファンを付き合わせられない。妥当な結末。お互いにお疲れ様でした。
しかし、問題はここから。次の監督の人選が遅れていて、補強も進んでいないとか。これが本当ならフロントは来年も続投させる方向であったと思われる。ルヴァン、天皇杯を続けて落とし、マリノス戦で負けて優勝争いから脱落した時点で動くべきだったと思う。
明らかな出遅れでまたしてもまともな監督を連れて来れなければシーズン途中でクビとなり、そうなるとチームはバラバラ、次の監督も嫌がって誰も来ないだろうし、なにより選手も集まらない。相当、大事な人選になる。
ザーゴ、相馬、ヴァイラーとどんどん下降線を辿り、もうこれ以上の底はないだろうというところでの岩政で更に底が抜けた。今の戦力だったら充分に中位キープ出来るし、あと１～２枚強力な駒が揃えばタイトルを狙えると思うが、高望みし過ぎなのだろうか。
移籍に関しては沖、荒木が濃厚レベルで出ていて、昌子も出て行く方に近い感じ。外国籍選手はウィジョンを除いて全入れ替えだろうし（エレケは契約が残っているとか恐ろしい噂もあるが）、随分と様変わりしそう。
広瀬にも噂があるし、佐野は海外から声がかかれば即ツモだろう。樋口、松村にしても高く評価してくれるとことがあれば出て行くかもしれない。知念、藤井、名古も不満があるクチだろう。レンタル組の染野、林、中村はそのまま移籍かと。
昌子が出て行くなら林は戻って欲しいのだが。山田は戻さないとキーパーが足りない。
次の監督人事がまず第一だが、鹿島のために戦ってくれる選手プラス、当たりの外国人を探さないと来年も厳しい。どういう形になるのか、今シーズン終盤よりもドキドキの毎日である。
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ようやくというか当然の結果というか。フロントも重い腰を上げて契約を延長せず退任となった。昨シーズンは途中から監督を引き継いだが、リーグ成績は２勝２敗６分。最終順位は勝負どころで負けての４位。
唯一のチャンスは、本人も「任された意味はわかっている」と期待のかかっていた天皇杯だったが、準決勝で甲府に負けてベスト４止まり。この時点で監督としての手腕に疑問を抱いた人は多かっただろうが、フロントは続投を決断。
もしかすると引き受ける際にそこまでコミの話だったのかもしれないが、案の定というか今シーズンも序盤から中位をウロウロ。ルヴァンはギリギリ予選を突破したが決勝トーナメント即負け。天皇杯も３回戦で昨年と同じく甲府に負けて敗退。
勝負どころで弱い、同じ相手に勝てない、攻守にまとまりがない、勝ちパターンはたまたま得点出来たのを逃げ切るのというもの。逆転勝ちはほぼなく、これといった攻撃の形もないまま、結局ずっと改善されなかった。
リーグ戦は終盤に一瞬だけ首位を狙える位置につけたが、マリノス戦で負けた後は一気に失速して最後は５位で終了。このあたりの弱さも改善されなかった。
選手起用においても特定の選手をこだわって使った割には連携が深まることもなく、行き当たりばったりの攻撃しか出来なかった。
ならばせめて自身の出身であるＣＢを盤石にしてくれれば良かったが、植田はむしろパスミスが増えて悪くなったし、関川も一向に成長せず１本立ち出来ない。両者共に昌子をずっとベンチにおいやるほどの活躍とはいかなかった。
ソッコーで出て行った奈良が福岡でタイトルを獲って、優秀選手に選ばれているくらいだしなあ・・。永戸も選ばれていたが。
ちなみに鹿島からは佐野と鈴木が選出。
来年につながるよう希望が見えたならともかく、攻守において目指すべきものが見えず、得点能力も上がらず守備も安定せず。選手起用についてもスタメンで出ている以外の者には不満の残る内容になった。
退任に際してのオフィシャルコメントでは、逆にせいせいしたとでもいうふうな雰囲気が滲み出るような感じで、「鹿島を離れることになった」「約１２年間、本当にありがとうございました」と鹿島との決別を決意したかのような文言。
プライドの高い岩政なので、内心では「二度と戻ってくるか！」とでも思っているのかもしれない。フロントは充分に庇ってくれていたと思うけどね。岩政いわくの「真のサポーターじゃない」人たちに対しての怒りだろうか。
いずれにせよ、急遽の就任だった部分はあるものの力不足だったのは確かなこと。これ以上、岩政の育成に選手やサポーター、ファンを付き合わせられない。妥当な結末。お互いにお疲れ様でした。
しかし、問題はここから。次の監督の人選が遅れていて、補強も進んでいないとか。これが本当ならフロントは来年も続投させる方向であったと思われる。ルヴァン、天皇杯を続けて落とし、マリノス戦で負けて優勝争いから脱落した時点で動くべきだったと思う。
明らかな出遅れでまたしてもまともな監督を連れて来れなければシーズン途中でクビとなり、そうなるとチームはバラバラ、次の監督も嫌がって誰も来ないだろうし、なにより選手も集まらない。相当、大事な人選になる。
ザーゴ、相馬、ヴァイラーとどんどん下降線を辿り、もうこれ以上の底はないだろうというところでの岩政で更に底が抜けた。今の戦力だったら充分に中位キープ出来るし、あと１～２枚強力な駒が揃えばタイトルを狙えると思うが、高望みし過ぎなのだろうか。
移籍に関しては沖、荒木が濃厚レベルで出ていて、昌子も出て行く方に近い感じ。外国籍選手はウィジョンを除いて全入れ替えだろうし（エレケは契約が残っているとか恐ろしい噂もあるが）、随分と様変わりしそう。
広瀬にも噂があるし、佐野は海外から声がかかれば即ツモだろう。樋口、松村にしても高く評価してくれるとことがあれば出て行くかもしれない。知念、藤井、名古も不満があるクチだろう。レンタル組の染野、林、中村はそのまま移籍かと。
昌子が出て行くなら林は戻って欲しいのだが。山田は戻さないとキーパーが足りない。
次の監督人事がまず第一だが、鹿島のために戦ってくれる選手プラス、当たりの外国人を探さないと来年も厳しい。どういう形になるのか、今シーズン終盤よりもドキドキの毎日である。
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