２０２３第９節新潟（アウェー）戦 [リーグ]
やっと勝って嬉しい。
しかし、岩政の監督としての手腕はもう見切りをつけたので、いっそのこと負けて解任になった方が今後のため、と思っていたので複雑な気持ちでもある。
勝ったことでいい方向に進むのなら監督はそのままでもいいのかもしれないが、勝ったり負けたり負けたりだと手遅れになる可能性が高いしね・・。
スタメンをいじり、試合の入りからチーム全体に「背水の陣」的なオーラはあった。勝ちたいという気持ちは伝わって来たし、まあ、いつも入りだけはいいのであとは先制点と思っていたところ、広瀬のクロスが相手キーパーのミスもあって鈴木がフリーになり、うまくヘッドで叩き込んでゴール。
この１点でだいぶ楽になっただろうが、ゲームの主導権を握れたのは鈴木の浮き球パスを、身体を倒しながら左足でダイレクトボレーを決めた垣田の２点目。一度鈴木に出した後、次に備えていたことがゴールにつながった。
献身的にプレーして、味方を活かす動きを何度も繰り返しつつ前線でプレスをかけ、ルーズボールを収めてパスを出したりシュートを打ったり、久々にＦＷらしい動きを鹿島の試合で見た。ＭｙＭＶＰ。
鈴木も１Ｇ１ＡとＭＶＰ級の働きで面目躍如なのだが、またしても余計なイエローを貰っている。キャプテンとしてそれはどうだろうというのが割引。ジャンプした際に相手の足に乗り上げて捻挫みたいになって交代。
カードも貰っていたし、動きとしては垣田の方が数倍良かったのでこの交代はむしろプラスだった。多分岩政だと最後まで引っ張っただろうし。怪我の程度が軽くあってくれれば結果オーライ。
垣田に目途がついた感じなので、これからは１トップや鈴木にこだわらず、２トップにして鈴木、垣田、知念で組み合わせっていけばいいと思う。
ピトゥカは指示だと思われるが不用意に前に出て来ることがなく、走り回ってスペースを空けることなくアンカーの位置でプレー。地味な仕事だったが、地味に効いていた。新潟のパスミスもかなりあったが、セカンドボールを拾えていたのはこのポジショニングのおかげかと。
これが出来るなら何故今までずっと好き放題にプレーさせていたのかという話でもあるが・・。
広瀬は鈴木のゴールをアシストしたように攻撃面では長所を発揮するものの、守備ではすぐに手が出てファウルも多いし、よくイエローを貰わなかったもの。仲間の積極性も頼もしかったが、１枚貰ってからは早めに交代した方が退場になるリスクを回避出来るのに、とは思っていた。
名古はどうだったのだろう。個人的には守備が脆いし、言うほどドリブルは効いてなくてロストも多いし松村やカイキでも大差ないような気もするが、戦術理解度は高い感じがしたので、岩政の意図は伝わりやすかったのだろうか。
２－０で試合は進み、鹿島は知念のヒールシュートが防がれた以外は特に沸き上がるシーンも少なく、重心を後ろにおいて守りを重視していた感じでゲームをコントロールしていた。観ている方としてはつまらない展開になってしまったが、勝つためには仕方ない。
ただ、あの受け方をしていたら１点取られた場合は一気にやられてしまいそうで怖さはあった。早川は何度か際どいシュートを防いていて、やっと活躍してくれたかというところ。
最後は執念の５バックを敢行して守り切ったが、あそこで下げるのは垣田だったか？という疑問は残る。
苦しまぎれに蹴り出したルーズボールを垣田は諦めずに走って収めてくれたり、裏を突いてボールを引き出してくれていたので、トップに脅威がなくなってからはずっと押し込まれていた。知念は１トップは苦手なのかもしれない。
ともあれ、２－０で逃げ切って連敗をストップ出来たのだから、采配が良かったということなのだろう。
選手たちはみな口をそろえて一喜一憂せずに、と言っていてまさしくその通りなのだが、勝ったことで岩政のクビは随分と長くなってまだまだ体制は変わらないだろう。負けると不満が噴出するので（特に当ブログ主）、この調子で勝ちをつなげていって欲しい。
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（以下、個人的まとめ）
【２０２３第９節 4/23(日)】(新潟ビッグスワン14:03KickOff鹿島/22,920人/晴)
【スコア】新潟 ０－２ 鹿島 (前０－２ 後０－０) (S 11-9)
【主審】（主審）山本雄大、田中利幸、梅田智起、（ＶＡＲ）御厨貴文、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前03分 広瀬↑鈴木 ４Ｈ
(鹿)前26分 鈴木↑垣田 １左
【警告】
(鹿)鈴木３(前28分)、仲間１(前43分)
(新)舞行龍ジェームズ１(後32分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 広瀬 植田c 関川 安西
ＭＦ 樋口 ディエゴ・ピトゥカ 仲間
ＦＷ c鈴木→52知念 垣田→89昌子 名古→62藤井
【サブ】沖 昌子 荒木 藤井 舩橋 知念 師岡
【監督】岩政大樹
【MyMVP】垣田（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
しかし、岩政の監督としての手腕はもう見切りをつけたので、いっそのこと負けて解任になった方が今後のため、と思っていたので複雑な気持ちでもある。
勝ったことでいい方向に進むのなら監督はそのままでもいいのかもしれないが、勝ったり負けたり負けたりだと手遅れになる可能性が高いしね・・。
スタメンをいじり、試合の入りからチーム全体に「背水の陣」的なオーラはあった。勝ちたいという気持ちは伝わって来たし、まあ、いつも入りだけはいいのであとは先制点と思っていたところ、広瀬のクロスが相手キーパーのミスもあって鈴木がフリーになり、うまくヘッドで叩き込んでゴール。
この１点でだいぶ楽になっただろうが、ゲームの主導権を握れたのは鈴木の浮き球パスを、身体を倒しながら左足でダイレクトボレーを決めた垣田の２点目。一度鈴木に出した後、次に備えていたことがゴールにつながった。
献身的にプレーして、味方を活かす動きを何度も繰り返しつつ前線でプレスをかけ、ルーズボールを収めてパスを出したりシュートを打ったり、久々にＦＷらしい動きを鹿島の試合で見た。ＭｙＭＶＰ。
鈴木も１Ｇ１ＡとＭＶＰ級の働きで面目躍如なのだが、またしても余計なイエローを貰っている。キャプテンとしてそれはどうだろうというのが割引。ジャンプした際に相手の足に乗り上げて捻挫みたいになって交代。
カードも貰っていたし、動きとしては垣田の方が数倍良かったのでこの交代はむしろプラスだった。多分岩政だと最後まで引っ張っただろうし。怪我の程度が軽くあってくれれば結果オーライ。
垣田に目途がついた感じなので、これからは１トップや鈴木にこだわらず、２トップにして鈴木、垣田、知念で組み合わせっていけばいいと思う。
ピトゥカは指示だと思われるが不用意に前に出て来ることがなく、走り回ってスペースを空けることなくアンカーの位置でプレー。地味な仕事だったが、地味に効いていた。新潟のパスミスもかなりあったが、セカンドボールを拾えていたのはこのポジショニングのおかげかと。
これが出来るなら何故今までずっと好き放題にプレーさせていたのかという話でもあるが・・。
広瀬は鈴木のゴールをアシストしたように攻撃面では長所を発揮するものの、守備ではすぐに手が出てファウルも多いし、よくイエローを貰わなかったもの。仲間の積極性も頼もしかったが、１枚貰ってからは早めに交代した方が退場になるリスクを回避出来るのに、とは思っていた。
名古はどうだったのだろう。個人的には守備が脆いし、言うほどドリブルは効いてなくてロストも多いし松村やカイキでも大差ないような気もするが、戦術理解度は高い感じがしたので、岩政の意図は伝わりやすかったのだろうか。
２－０で試合は進み、鹿島は知念のヒールシュートが防がれた以外は特に沸き上がるシーンも少なく、重心を後ろにおいて守りを重視していた感じでゲームをコントロールしていた。観ている方としてはつまらない展開になってしまったが、勝つためには仕方ない。
ただ、あの受け方をしていたら１点取られた場合は一気にやられてしまいそうで怖さはあった。早川は何度か際どいシュートを防いていて、やっと活躍してくれたかというところ。
最後は執念の５バックを敢行して守り切ったが、あそこで下げるのは垣田だったか？という疑問は残る。
苦しまぎれに蹴り出したルーズボールを垣田は諦めずに走って収めてくれたり、裏を突いてボールを引き出してくれていたので、トップに脅威がなくなってからはずっと押し込まれていた。知念は１トップは苦手なのかもしれない。
ともあれ、２－０で逃げ切って連敗をストップ出来たのだから、采配が良かったということなのだろう。
選手たちはみな口をそろえて一喜一憂せずに、と言っていてまさしくその通りなのだが、勝ったことで岩政のクビは随分と長くなってまだまだ体制は変わらないだろう。負けると不満が噴出するので（特に当ブログ主）、この調子で勝ちをつなげていって欲しい。
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（以下、個人的まとめ）
【２０２３第９節 4/23(日)】(新潟ビッグスワン14:03KickOff鹿島/22,920人/晴)
【スコア】新潟 ０－２ 鹿島 (前０－２ 後０－０) (S 11-9)
【主審】（主審）山本雄大、田中利幸、梅田智起、（ＶＡＲ）御厨貴文、五十嵐泰之
【得点】
(鹿)前03分 広瀬↑鈴木 ４Ｈ
(鹿)前26分 鈴木↑垣田 １左
【警告】
(鹿)鈴木３(前28分)、仲間１(前43分)
(新)舞行龍ジェームズ１(後32分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 広瀬 植田c 関川 安西
ＭＦ 樋口 ディエゴ・ピトゥカ 仲間
ＦＷ c鈴木→52知念 垣田→89昌子 名古→62藤井
【サブ】沖 昌子 荒木 藤井 舩橋 知念 師岡
【監督】岩政大樹
【MyMVP】垣田（１）
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
