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2022第102回天皇杯準決勝甲府戦 [天皇杯]

色々なことが終わった。天皇杯さえ優勝してくれれば他のことは納得するつもりだったが、こうも無残に負けてしまうとは。

前節の敗戦後のインタビューで勝ちがないことを訊かれた岩政が、「天皇杯で勝っているから問題ない」というような発言をしていて嫌な感じはしていた。強がりにせよ、勝つことで方向性が間違ってないことも示せるし、何より雰囲気も良くなる。

それを無視してあんな発言をしたうえで、まったく代わりばえのしない内容で相変わらずの無得点完封負け。内容でも完敗。次の言い訳はどんなかな。

おそらく、「決定機はあったのでそこを決めていれば変わっていた」とか、「絵」がなんちゃらかんちゃらといってうやむやにするのだろうが、監督としての資質がないことがわかった。コーチのままが良かったのかな。それかスカウトとか。

スタメンで名古と土居を起用したのも悪手。名古は正直どこがいいのかわからないし、このデキの名古の控えに回された和泉の気持ちやいかに。移籍してしまうのでは。

土居に関してはもう「鹿島枠」とでもいうのか、使わないといけない決まりみたいなものが存在するのかもしれないが、後半から入った仲間とは運動量や闘志、強度において全てが段違い。

得点差とかの条件も勿論あるが、最初から後半のメンバーでスタートしていた方が楽しみがあったのでは。

そして、意味不明だった岩政采配の最大の疑問点が、松村を投入した後のこと。右サイドを仲間や鈴木でかなり攻め込んでいたのだが、左で松村が浮いていることに我慢がならなかったのか、仲間と松村のポジションチェンジを指示。

ここからバッタリと攻撃の手が止まった。何がしたかったんだ?

守備ではリラ一人に翻弄される関川。終盤は攻めることさえ出来ずにタイムアップ。

岩政の来季続投は未来の「絵」が見えないので今季限りで終了して貰いたい。随分と期待していたが、ここまで期待外れとはびっくり。今季はもう3位以内(数字上はある)も降格もないので消化試合になるので好きにして貰っていいが、関川は見切って中村のCBとかの方がいいと思う。

敗戦は監督の責任としても、選手の中ではやはり関川が一番手。後方からのロングパス1本で裏を取られて、カバーリングも出来ずにゴールを許した。

バックパスを相手にさらわれそうになったり、間接視野が狭いのでは。周りがまったく見えていないし、失点になる前からバタバタしていた。身体が丈夫、という以外のこれといった長所がなく、成長の跡も見えない。足の速い選手を希望。

キムミンテは強烈なミドルを1本打って驚かせてくれたが、ピトゥカのシュートよりは入りそうだった。

攻撃の中心だったピトゥカと鈴木は組み立てでは頑張っていたが、二人ともシュート精度が皆無。合わせて10本近くは打っていたと思うが、枠には1本も飛ばなかった。

このところ不振のカイキもお決まりでスタメンだったが、エヴェラウドの方が枠にも飛ばせていたし前線でも存在感があった。もうちょっとやりようはあったのではと思う。

広瀬も頼りなさ過ぎる。守備は脆いし、得点につながりそうなクロスは1~2本あったかどうか。常本が帰って来るまではなんとか天皇杯をつないで欲しかったが、空しい願いだった。

攻撃も守備もグダグダで、残り試合はもうこんな感じなのだろう。8月以来勝った試合を観ていないが、今年はもう勝つところは観られないかな。

土台から立て直す、を言葉通り、半分くらいの選手を入れ替えてでも作り直さないとどうにもならないと感じた試合だった。ほんとにガッカリ。

(なんか編集途中のものがアップされていたようなので訂正更新です)

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さっかりん




(以下、個人的まとめ)
【2022第102回天皇杯 準決勝10/5(水)】(カシマスタジアム 17:30KickOff甲府/人/雨)
【スコア】鹿島 0-1 甲府 (前0-1 後0-0) (S 18-6)
【主審】(主審)福島孝一郎、山内宏志、熊谷幸剛、(VAR)中村太、堀越雅弘
【得点】
(甲)前37分 浦上↑宮崎 右
【警告】
(鹿)なし
(甲)荒木1(後4分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 広瀬→86キムミンテ 関川 三竿 安西
MF 名古→46仲間 樋口 ディエゴピトゥカ アルトゥールカイキ→76松村
FW 鈴木c c土居→46エヴェラウド
【サブ】早川 キムミンテ 和泉 松村 仲間 中村 エヴェラウド
【監督】岩政大樹
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