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7節を終えた鹿島の状況と早めのアウェー大分展望 [雑感]

今週は通院検査とかあって忙しいので、週半ばの更新は1回でまとめる。

まずは7節までの状況だが、1勝5敗1分の勝ち点たったの4。得点7、失点16で得失点差もマイナス6で清水と並んで17位の最下位。普通ならとっくに監督はクビになっている成績である。

今シーズンは「改革」をするために選手も集めて新しい監督になったことと、コロナ渦の影響で降格なしのレギュレーションになっている特殊な状況がザーゴを延命させているだけなのだが、ここまでがあまりにも酷かったので、FC東京戦で勝ち点1を取ってほっとしている人も多いことかと。

随分とハードルが下がったものだが・・。

セットプレーを改善して、遠藤が無双し続ければそれでもひと桁順位くらいまでは押し上げることは可能かもしれないが、優勝を狙えるビジョンは浮かばず、レアルマドリードに勝利一歩手前までいったあのチームと比べると遥かに劣る。

目標とするのは国内三冠、ACL制覇、そのままクラブワールドカップで優勝。あの頃のチームにはそのくらいの夢があった。今は1勝するのがやっとの状態。

そして、何よりも一番気になっていて、受け入れられない部分がメンバーの固定。よそのクラブのことを言うのはナンセンスという人もいるだろうが、若手をどんどんと使っているクラブは数年後にその選手が軸になっていき、新陳代謝が活発になっていい方向に転がって行く。

今のザーゴ鹿島のメンバーは後ろのユニットが固定、外国籍選手優遇、トップには上がり目のない伊藤と何故か監督がリスペクトしているような発言のある怪我明けの土居がメイン。セカンドキーパーも曽ヶ端で固定。

もしもこのまま続けて勝てるようになると仮定してみる。優勝には届かないにしても5位くらいにつけてさあこれからという話になったとして、来年のメンバーに期待は持てるのか?

各選手の今までの貢献度を度外視して客観的に見れば、クォンスンテと曽ヶ端はやれてもあと1年。レオシルバは今でも厳しいくらいで、この状態でも使われるなら晩年の小笠原でもまだもっとやれただろうという話。2年契約なので来年はレンタルで出してもいいくらいだが・・。

エヴェラウドとアラーノは残るかどうかは微妙だし、残ってもこれから先、数年間、鹿島にいるということもないだろう。

もっとも今やユース育ちの選手でさえ2年ほどで海外に行ってしまうのだから、在籍期間の長短を言っても仕方ないのかもしれないが、やはり日本人選手をチームの核として、外国籍選手選手はそれを上積みするポイントにして欲しい。

単品で豪華なところが外国籍選手のメリットであるのに、一から育てて馴染ませてとか悠長なことを言っている余裕はあるのか?

他でも伊藤、内田に伸びしろはなく、土居もいい選手だがここから化けるとも思えない。和泉も微妙。町田は器用され続けているのがむしろ謎な成長率の低さ(というか成長してる?)。遠藤は頑張っているが怪我が怖い。

こう考えるとクラブの財産になりそうなのは贔屓目で見ても犬飼、永戸、広瀬、三竿くらいなもので、厳しい見方をすれば犬飼はサポート要員としては有能だが代表クラスにはなれないと思うし、永戸や広瀬にしても代表は難しい。

三竿は潰しの部分では頼りになるが、攻撃につながるパスの精度が悪いので相方次第という感じ。代表クラスのボランチと比較してどうかとなると、攻撃にも鋭さがないと厳しいだろう。

正直、沖あるいは山田、荒木や松村、染野、上田(は怪我したが)、杉岡らを使って負けるぶんには我慢が効く。5試合くらいなら預けても全然平気。なのにほとんど使われなくなっていて、楽しみすらない。

使わない理由が監督なりにあるのかもしれないが、今のメンバーが使われている必然性も感じられないのがもやっとする部分でもある。内容か結果かせめてどっちかだけでも出して欲しい。

というわけであまり話の広がらないアウェー大分戦の展望も早めに書いておく。

予想スタメンはクォンスンテ、広瀬、犬飼、町田、永戸、三竿、レオシルバ、エヴェラウド、ファン・アラーノ、遠藤、土居かな。以上。

個人的に今観たい選手たちは多分ルヴァンカップに出す予定なのかもしれないが、予選残り2試合のために、お高いお値段設定のスカパーを契約してまで観るという気は起きないのだが・・。でもこの選手たちが観たいというジレンマ。

逆にしてくれないかなホントに!

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さっかりん



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