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ついに負けてしまった [雑感]

残り8試合になった時に書いた記事で、マリノスとの対決までの5試合をワンセットと考え、そこまで勝ち切れば優勝はほぼ手中だったが、負けるとすれば広島だと思っていた。

鳥栖には勝ったり負けたりで簡単にはいかないのはわかっていたが、優勝へ向けて戦っている鹿島と、中位に甘んじている鳥栖では気持ちのうえで鹿島が勝つと想定していた。

しかし、終わってみれば圧倒的に鳥栖の気迫に負け、締まらないまま0-1で完敗となった。

前節ガンバには劇的勝利だったが自作自演があってのもので、試合後に「負ける気がしなかった」みたいな声が選手から多く聞かれてきたことに少し心配もしていた。

ただ、そこらへんは小笠原がシメてくれるだろうと記事にもそう書いたし、そうなるはずだったのだが、やはりピッチにいるのとベンチにいるのでは影響力も違ったか。

失点シーンを見直してみたが、三竿健(弟)はPA内まで戻っていて、昌子のよくわからない指示でやや後ろめにステイ。その昌子はボールしか見ておらず、曽ヶ端にしても同じく福田を誰も見ていない状況になっていた。

ボールを上げた田川にはまるでプレッシャーがかかっておらず、本来ならあそこはボランチかサイドハーフがカバーにいかなければいけないと思うが、レアンドロは足が止まっていたし、レオシルバは攻めたい気持ちが強いのか中途半端なところまでしか戻って来なかった。

永木だったら最後までついていっただろうし、小笠原ならバランスを考えてそもそもそこまで上がっていなかっただろう。レオシルバのこういう手抜きに見える部分が攻守に渡って気になる。ガンバ戦では見事なパフォーマンスだったが、安定して力を発揮出来ないのなら永木や小笠原の方がいい。

無得点は相手が鹿島対策をしっかりおこなってきたからでもあるが、金崎が完全に封じられたからでもある。前節は三浦に完封、今節も吉田に完封。サイドに流れてもマンマーク気味に潰しに来た吉田を振り切れなかった。

土居は・・どこにいたのだろうか。サイドも手堅く守られ、中もボールが収まらず、セットプレーの精度も悪いとなれば確かに点は入らない。というかシュートが絶対的に少なく、ファーストシュートは多分20~25分過ぎたあたりだったろうか。

悪い流れの時にはシュートで終わることでリズムも生まれるし、後ろも守ろうという気になると思う。せっかく守ってもシュートに至らずまた守備、というので守備陣の負担も大きい。

ここまでは昌子が踏ん張ってなんとか勝てていたのだが、昌子も疲蓄積労で頭も体も重い。責めるわけにはいかないが、曽ヶ端の絶好調期も終わった今、全体で守っていかないと同じような失点は続くだろう。

先制してペースを握り、追加点からトドメ、という安心出来るような勝ち方をしばらくの間、見ていない。中断期間に入ったので、もう一度、残り6つとも勝つつもりで出直そう。

昌子と植田が代表に抜かれているのがちょっと痛い・・。

次の広島は残留がかかっているので、鳥栖よりも更に強い気持ちで来るだろう。まずは気持ちの面からリセットして立て直したいものだ。

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