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ロシアW杯最終予選(6)UAE戦(アウェー) [日本代表]

最終予選、折り返しの一戦。

チームリーダーの長谷部が怪我で離脱、暗雲が立ち込めるなか、ハリルホジッチ(以下ハリー)が選んだのは今野。そして、GK川島。

世代交代は勿論しなければいけないが、ここぞという時にベテランの経験に賭ける采配が見事に的中した。

今野は中央で激しくボールを奪っては前線にも顔を出して得点も挙げる活躍。川島は序盤の決定機をビッグセーブで防ぎ、相手を沈黙させた。

若い久保にも初ゴールが生まれ、これは采配の勝利と言ってもいいかもしれない。初戦で大島を抜擢して敗戦を喫した原因を作っただけに、ようやくスタートラインに戻った感じ。ハリーも試合後のインタビューで言っていたように、ホームのタイ戦で勝たなければ何の意味もない。

本当なら初戦の浅野のゴールがちゃんとジャッジして貰えていれば、今頃勝ち点でトップに立っていたのに・・と恨みがましいこを言ってしまうが、UAEにアウェーで借りを返せたことは嬉しい。

ただ、得失点差の勝負でもあるだけに、岡崎は原口からの絶好のパスは決めなければいけなかった。得点感覚はズバ抜けている選手だけに、珍しいミスだった。まさかパスが来るとは思ってなかった?

原口はサイドバックかと見間違うくらいに上下運動して、最後まで走っていた。相当タフ。大迫とのコンビプレーも問題なく、すっかりレギュラー定着したかと。

大迫は終盤、相手選手との接触プレーで足を痛めて自ら交代を申し出たみたいだったが、大丈夫だろうか。ヘッドで決定機を作ったが、確実にヘディングは成長していっている。

久保は個人的には赤崎の進化版みたいな感じに捉えていて、柔軟さに欠ける印象を受けている。

個人で打開していくタイプだが金崎みたいにゴリゴリ行くわけでもなく、いまひとつ特色を見出せないのだが、あの角度からゴールを叩き込むことが出来るのはそれだけで相当なセンス。いずれ、文句のつけようのない選手になるのか。いつも足をつっているイメージがあるのは何故だろう。

香川は良かったのだろうか。自分にはわかりにくい。

倉田は初召集だと思っていたが、以前に一度召集されたことがあったそうで、まったく記憶にない。出場時間は短かったが、勢いのあるプレーを見せていた。

次はホームでのタイ戦。勝つことは最低条件なのだが、なるべく早いうちに勝負を決めて、得失点差のぶんを稼ぐような展開が理想。

鹿島から召集させた昌子と植田には出番はないだろうが、何かしらの経験を積んで帰って来て貰いたい。

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蛇足話。

今クールのドラマの話。

前に書いた時は普通に「A LIFE」が一番かなと思っていたけど、ラストの流れがやっぱりそうなるよね、というものだったので個人的には評価も普通。

というわけで今回のマイフェイバリットナンバーワンドラマは前にも推していた「カルテット」に決定。

最終話にはラストまで謎を残してくれて、ネットで検索すると様々な解釈が成り立つ推論が並べられていて、どれもしっくりくるだけに本当はどういうことだったのか!と真相を脚本家に聞きたいくらいだけど、それも狙い通りということなのだろう。

数々の名言もあり、先を読ませない展開といい、次週予告の作り方まで秀逸で、久しぶりに面白いドラマだった。別荘にリスが訪れると言っていた伏線も知らないうちに回収されていて(FOR SALEのところ)、ネットで指摘されているのを読んで初めて知るという・・。深い。

これはこれで完結しているので続編は要らない。

「下剋上受験」は思っていたのと少し違ったラストで、納得する終わり方だった。原作を知らないけどそのままだったのだろうか。

「東京タラレバ娘」はぐだぐだっとした感じが、まあ、こういうドラマの味なんだけど、いまひとつはまらなかったかな。

他、割愛。WBCもあったりと、サッカーは中断期間に入っているけど、何かと忙しい毎日なのであります。そろそろプロ野球も開幕するし、ますます時間に余裕がなくなっていきそうだ・・。


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