自力ぶい復活ならず

川崎が勝ち点を落としてくれないと逆転優勝出来ないので、夜に行われた川崎対磐田の試合を観ていた。

序盤から川崎の攻勢が凄まじく、磐田の名波監督は勝ち点１を狙っての試合運びをしていたのか、ほぼ守備一辺倒。

磐田にもカウンターから数少ないチャンスがあったのだが、アダイウトンにキレがなく、他の選手も思い切りが足りずにパスを選択したりとゴールを脅かすことが出来ず。せめてヒヤリとさせる場面を作れていたら、もう少し川崎に守備の意識が芽生えたかもしれないが、逆にいけると思わてしまったかもしれない。

確か名波監督は解説時代、守るばかりでなく矛（攻撃）も見せておかないと、と言っていたはずだが、日曜の磐田にはそれが見えなかった。

まあ、さすがにあれだけ攻められたら無理かもしれないが、鹿島の立場としてみれば、あと５分頑張れと・・。それまでにも決定機が数多くあったので、難しいなとは感じていたが。

川崎はボールを持ったらとにかく速く、選手がどんどん追い越して行く。どうやって止めるべきか悩ましいところだが、カウンターを決め切って相手の体力を削るのが有効な手立てかなあ。

浦和は鳥栖相手にスコアレスドローで、翌日の報知新聞には槙野が、「相手は勝つサッカーをしていなかった。Ｊでそれはどうか（原文違うかも）」的なことを言っていたらしいが、これは完全に負け惜しみ。

鳥栖としては勝ち点１を取りに行くのも戦術だし（ホームでそれはどうかとは思うが）、決め切れなかった方が悪い。実際、川崎は決めて見せたのだから。

とはいえ、鹿島も人のことは言えず、引きこもりを崩すのは超苦手。甲府を崩せて良かった。

しかし、甲府は守備から入るわりにこのところ大量失点と、コンセプトが間違ってはいないだろうか。

残り３節となり、鹿島は次の浦和戦を最悪引き分けなら、川崎のひとつ負け頼み。勝てば、川崎の引き分け頼みで、浦和には直接引導を渡せそう。

ただ、浦和にはここ数年勝った覚えがないからなあ・・。引き分けが精一杯と弱気な気持ちではある。

となれば有利なのは川崎で、次のマリノスが勝ち点を削ってくれないと、そのまま逃げ切られそうな気がする。シュンスケのＦＫで勝ってくれないかな。他力本願寺に祈祷。

あと、個人的なことながら、アウェー神戸戦の観戦は行けなくなった。来週に定期的な点滴入院治療が急遽入り、直後には出歩けないため。浦和戦もライブでは観れない。ＮＨＫとかで放送したら観れるかもだが、そうなると病室で大騒ぎしてしまいそうなので。

なんにせよ、中断期間はじっくりと浦和対策に充てて欲しいものだね。

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