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2012ナビスコ準々決勝第2レグ、セレッソ大阪(アウェー)戦(現地観戦) [ナビスコ]

終わってみれば3-0の完全勝利。戦力の落ちている相手に確実に勝利して準決勝進出を決めた。

ドゥトラの先制点が入った瞬間、準決勝進出の確率が50パーセントくらい、興梠のPKで99パーセントになったと思った。柴崎の3点目で相手の心も折ることが出来て、あとはカードと怪我だけ気をつければいい形に。

その後の小笠原のイエローは後ろに人もいたので無理にいかなくてもいい場面だったが、それでもいくのが小笠原。交代で下げたのは疲労だけでなく、万が一にも2枚目を貰いかねない感じがしたからだったのでは。

ゲームは立ち上がりお互いが慎重に入っていた。鹿島は第1レグのリードもあるし当然の策だが、セレッソはアウェーゴールを避けて1-0で勝つ作戦を立てていたからだろう。

しかし、結果論ではなく、最初から飛ばして打ち勝つつもりでいった方が鹿島にとっては怖かった。鳥栖戦で先制されて力を出し切れなかったように、そこにこそ活路があったように思う。

序盤、ゆったりした展開で鹿島は前線に人が足りず、スルーパスも全部カットされて得点の気配がまったくなかった。

セレッソの方が押し気味で先に得点されると危ない時間帯、ドゥトラがドリブルで持ち込んで久々に枠内に蹴り込んで先制点。決まってよかった。

後半、前で出て来るセレッソに鹿島のカウンターの機会も増え、PA内まで進入した大迫をキム・ジンヒョンが倒したとしてPK。観戦していて目の前でのプレーだったが、PKかどうかはかなり怪しい判定だった。

大迫はPKこそ貰ったものの、本来なら詰められる前にシュートまでいかなければならない場面だったし、それ以上に前線でほとんど動けていない。疲れもあるだろうが、後ろも頑張っているのだからもっとボールを引き出さないと。キッカーが興梠だった理由は不明。

これでほぼ勝負が決まり、カウンター(スローインだった)から左サイドへ流れた興梠、中央に折り返して柴崎、のゴールで3点目でトドメ。

ただ、こういう前がかりになった相手にこそジュニーニョは有効な手だし、2点目が決まったあたりで動きの止まっていた大迫に代えて入れた方が、もっと楽な展開になったのでは。

DF陣は無失点に抑えたとはいえ、ポストや曽ヶ端のファインセーブに救われたシーンもあり、不安も残す。西は動けなくなってくると不用意なファウルが目立つし、岩政のクリアも甘い。試合中、バイタルがぽっかり空いている時間が多く、危険を感じた。

ともあれ、連戦の中で3-0の勝利にはあまり文句をつけてはいけない。準決勝進出を決め、次の相手は柏。ここ最近勝てていないが、溜まっている借りを一気に返して決勝進出といこう。

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(以下、個人的まとめ)
【2012ナビスコ準々決勝②8/8(水)】(長居スタジアム19:04KickOffセレッソ/9,555人/晴)
【スコア】セレッソ大阪 0-3 鹿島 (前0-1 後0-2) (S 13-9)
【主審】村上伸次(主審)、唐紙学志、渡辺智哉
【得点】
(鹿)前28分 ドゥトラ 1左
(鹿)後18分 PK興梠 3右
(鹿)後25分 興梠→柴崎 1右
【警告】
(鹿)小笠原1(後31分)
(C)吉野2(後26分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 岩政 青木 新井場
MF ドゥトラ c小笠原→78ジュニーニョ 柴崎 レナト→69遠藤
FW 興梠→72増田 大迫
【サブ】佐藤 昌子 本山 増田 遠藤 ジュニーニョ 岡本
【MyMVP】ドゥトラ