２０１２キリンチャレンジカップ・Ｕ２３ニュージーランド戦

このチームの課題は、トゥーロン国際大会で３試合７失点を喫した守備。そのためにＯＡでＤＦを強化したのだけど、それだけじゃなくて意識の問題ってことがはっきりした。

圧倒的に攻めながら、相変わらずの凡ミスからピンチを招き、山口がファウルで止めた場面もあったけど本大会だと一発レッドってことも有り得た。

そして残りあとわずかで致命的なミスを犯して失点。変わってない。

強引にいい方向に考えれば気を引き締められた、とも言えるけども、やっぱりって思いの方が強いかもしれない。

ＯＡで召集した吉田は怪我が完治していないとのことで、山村がＣＢスタメンで出場。せめて無失点で凌いでいれば格好もついたのに、フル出場して、得るものもないとはこのことかも。

セットプレーでもドフリーの場面で残念ながら空振り。少なくとも枠には飛ばして欲しかった。

日本は清武、大津を中心に攻め立てたけどもゴールを割れず。二人の個人技はこの世代のレベルではトップクラスながら、ラストのところを決め切れない。

大津も中に入った時は切れ味はあるものの、サイドからのクロスは精度は低かった。

日本の得点は徳永のミドルのこぼれを、交代で入った杉本が押し込んだもの。崩した形でのゴールを奪えなかったのは気がかり。しかし、サプライズ選出された杉本はよく決めた。

右サイドの酒井宏のクロスはいいものがほとんどなかった。息が合わなかっただけか、合わせていた柏の面々が凄かったのか。代表でもいまひとつ合ってなかっただけに微妙なところだ。

ちなみに週末鹿島と対戦するセレッソのボランチコンビは、山口、扇原ともに途中交代。

ニュージーランドの印象は引いて守っていたので特に印象はないけど、キャプテンマークを巻いた選手はかなり荒いプレーをしていて、戸田みたいな感じだった。怪我人が出なくてなにより。

にしてもＷ杯での岡田監督くらいの奇策がないと、本大会ではあっさり終わってしまうかもしれないねえ。

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（以下、個人的まとめ）
【２０１２キリンチャレンジカップ7/11(水)】(国立競技場19:55KickOff日本/31,307人/晴)
【スコア】日本　１－１　ニュージーランド　(前０－０　後１－１)　(S 19-2)
【主審】アントニオ・アリアス(主審：パラグアイ)、ロドネイ・アキノ、カルロス・カセレス
【得点】
(日)後26分　杉本　右
(ニ)後45+4分　バーバルーセス→ルーカス　右
【警告】
(日)山口(前38分)、大津(後24分)
(ニ)ネルセン(後11分)、フェネリディス(後20分)
【メンバー】(関塚監督)
(スタメン)権田、酒井宏、鈴木、c山村、徳永、扇原→76米本、山口→63村松、東→55杉本、清武→81斉藤、永井→70山崎、大津
(サブ)安藤、村松、斉藤、杉本、林、大岩、米本、山崎
【MyMVP】-