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2011アジア杯予選ヨルダン戦 [日本代表]

【2011アジア杯予選①】(カタールスポーツクラブ競技場22:15(現地16:15)KickOff日本/6,255人/晴)
【スコア】ヨルダン 1-1 日本 (前1-0 後0-1) (S 7-17)
【主審】マリク(主審:シンガポール)、ゴー、マイディン
【得点】
(ヨ)前45分 Am・ディーブ→アブデルファター 左
(日)後45+2分 長谷部↑吉田 H
【警告】
(日)なし
(ヨ)アケル1(前43分)、アブデルファター1(後9分)
【出場】(日本)(ザッケローニ監督)
GK 川島
DF 内田 今野 吉田 長友
MF 遠藤 松井→58岡崎 本田圭→90藤本 c長谷部 香川
FW 前田→46李忠成
【MyMVP】-

フルメンバーで臨んだアジア杯、予選第1戦目。日本は全員が合流したのが遅かったせいもあってか、あまり噛み合っている感じではない立ち上がり。対してヨルダンはDFラインを高く上げ、中盤をコンパクトにしてプレスをかけてくる。

個人的に気になったのは、ヨルダンのディフェンスがボールを見て動いているのではなく、「先ヨミ」で動き出していると感じたところ。アテが外れて日本選手がフリーになることも多かったが、時々、追い込まれて窮屈になることがあった。研究されているという印象を強く持った。

押しているようにも見えたが日本のリズムは悪く、効果的なボールも少ないまま、流れのなかからなかなか崩せない。

チャンスはCKから。こぼれ球を長谷部がダイレクトボレーでシュートを打ったが、GKがファインセーブ。そのボールを吉田がうまく叩き込んだがこれはオフサイド。微妙な位置・・。どちらもいいシュートだったのが、GKがいい反応だった。

更に右サイドからのボールを前田がスルーして、抜け出した香川がGKと1対1になったが決められず。これが一番痛かった。

前半終了間際、カウンターから左サイドを突破され、ディーブのグラウンダークロスをアブデデルファターが真ん中に持ち込んで左足でシュート。吉田が出した足に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれて痛恨の失点。前半終了。

後半、ザッケローニは積極的に動く。前田に代えて李、松井に代えて岡崎を投入して攻撃を厚くする。長谷部の惜しいシュートがあったものの、ヨルダンの集中力は途切れず、そろそろ運動量が落ちてもいい頃合いだったが、日本の攻めが単調なのとヨルダンが勝っていることもあって攻め切れず。

焦りもあり、よもやの敗戦も濃厚となった後半アディショナルタイム。香川のショートコーナーから長谷部がセンタリングを上げ、吉田が失点を挽回する豪快なヘッドを決めて同点ゴール。

これで一気に勢いに乗った日本は更に決定機を1~2本作るが、ここはヨルダンがしのいで1-1で試合終了。日本にしてみれば負けスタートだったら相当苦しかっただけに、勝ち点1でも取れてよかった。

ヨルダンの攻撃は得点シーンの1本だけ。1-0で勝ってたら、してやったりの試合だったでしょう。日本の攻撃も動きが少なく、引いて守る相手にアイデアも少なかった。カギだと思っていた香川はシュートを決められなかったし、効果的なパス、ドリブルもなく、まだまだのデキでしたね。

吉田は名古屋時代の印象がほとんどないのだけど高さでは勝ってたし、得失点にも絡んだし、闘莉王ばりの活躍でした。どうやら岩政、伊野波の出番はなさそうな感じです。

シリアとサウジアラビアの結果にもよりますが、気持ちを切り替えなきゃ、まさかの予選敗退もありますよ。

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