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昌子のガンバ大阪への完全移籍に思うことと内田の負傷 [雑感]

鹿島に移籍ではないので記事にするのもヘンな話だが、昌子のことなので触れておく。

フランスのトゥールーズFCから完全移籍でガンバ大阪に加入した昌子。報知の報道では移籍金が200万ユーロ(約2億4000万円)、年俸1億円の複数年契約とか。

色々と噂を追っていると、フランスに渡って2年目、右足首の怪我に苦しみ出場試合が1試合になった昌子が、日本に帰って立て直したいと希望しての移籍とのこと。

昌子自身はプロデビューした鹿島に恩義を感じてくれていて、昌子側から鹿島にオファーをしていたらしいが、編成の都合で見送りになり、次にガンバに逆オファーして実ったとか(一部では神戸にも逆オファーしてたとか?)。

正直、鹿島から海外移籍した生え抜きの選手は、鹿島に戻って来て欲しいという思いはある。そして、実際に貢献してくれたという印象を持っているのだが、よくよく考えて見れば海外リータンで貢献してくれたのは中田と小笠原くらいかもしれないということに気付いた。

覚えている限りの生え抜き海外移籍選手は、鈴木隆、柳沢、中田、小笠原、内田、大迫、柴崎、植田、昌子、鈴木、安部・・までかな(誰か抜けている気がするが。注:豊川はあまり鹿島の選手というイメージがないので省いている)。

小笠原と中田のインパクトが強過ぎて、「海外に行った選手が鹿島に経験を還元してくれる」というイメージが強かったが、内田は加入時こそ大喜びしたものの、またしても怪我で離脱と発表があったように戦力になり切れていない。

コーチや指導の面での目に見えない部分はあるかもしれないが、選手としては2年でリーグ戦出場が22試合でほとんどフル出場なし。ACL優勝時は西が主力だったのでタイトル獲得に尽力出来ていないとも言える。

尚、怪我の詳細はこちら→オフィシャル

右下腿三頭筋損傷で全治約4週間。正直、「また怪我か」のひとこと。それほど強度の高くない相手に後半途中までしかもたずに負傷で離脱となれば、復帰したとてどこで使えるというのか。

内田のことは好きだし鹿島に戻って来てくれて嬉しかったが、それとこれとは別として、選手として活躍出来る目処が立たない以上、いつまでも契約していられる状況ではないのでは。それこそ編成の都合もある。

若手で将来的に良くなる可能性が高いならまだしも、ここまで怪我を繰り返すとなればもう全盛期のパフォーマンスを取り戻すことは無理なのではと思うし、もし取り戻せるとしてもどれくらいの時間がかかるのか。

プロ野球なら「育成契約」という制度があり、数年は別契約でクラブが権利を保有しながら、じっくり治して貰う手もあるが、登録人数に上限があるならサッカーでは枠が圧迫されて厳しい。

こうしたことを思えば、クラブが昌子の獲得を見送ったのも納得出来る部分はある。本人が怪我を癒すためにリハビリもあって日本に戻ると言っている以上、100パーセントの状態でバリバリ出場出来るわけではない。

内田と共にそういう怪我人をずっと抱えているのもキツい。安くない移籍金と年俸を考えれば、残念だが仕方ないというところ。せめてもの慰めは昌子がガンバのジュニア・ユース出身でつながりがあったことかな。

どこまで復帰して活躍するのかわからないが、完全復活した頃に契約が切れてゼロ円で戻って来てくれるとかが一番助かるかもしれない。

まあ、決意を持って移籍して2年もたずに断念というのは、怪我を差し引いても短い挑戦だったかなあ。足首といえば移籍前に痛めていた古傷だったよね。

他のクラブの選手になったので追いかけることはないが、鹿島戦では盛大なブーイングで温かく迎えてあげたらいいなと思う。

内田は・・。引退勧告はクラブ側からはしないだろうし、ダメならダメで潔く身を引いて貰いたい。そうしてくれた方が夏のウインドーで補強も出来るのだが、コメントでも常にポジティブな発言をしているので、簡単に辞めるとか言わなさそう。

今いる選手が大活躍して、追い出すくらいでないといけないかな。

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さっかりん



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