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浮かれていた気分が沈む [雑感]

未消化の浦和戦を勝てば首位FC東京に勝ち点差2に迫り、追撃態勢が整うと意気揚々でいたところから、浦和戦終了間際に追いつかれて引き分け。

更に不公平な日程で組まれた湘南戦で2点ビハインドから追いつき逆転までちらつかせながらも、ラストワンプレーのCKを決められて負け。2戦で勝ち点5を落とし、首位FC東京とは再び勝ち点差7まで開いた。

ショックの方が大きい。しかも湘南戦に限っては、ターンオーバーでメンバーを落として負けたのならまだしも、フルメンバーで全力でいって負けたわけだからメンタル的にもダメージが大きい。

新メンバーでやれていたら今後の財産にもなっただろうし、もうちょっと違う戦い方も出来た。タラレバなので結果はわからないが、スタメン、試合運び、交代選手起用などを含めてもっとやりようがあったのではないかと思う。

このへんの大岩のマネジメントというか、苦しいところを采配で救うということがなく、進歩がない。

気分が沈むと言えば、小池の評価が自分の中で暴落していることも。

安西が移籍してぽっかり空いた穴に小池がハマり、一種の救世主的な感じでもあったし、それを見越して補強していたフロントの手腕とも思っていたが、最近は微妙な雰囲気になってきた。

デビューした頃は思い切りのいい攻めと、鋭いクロス、プレースキックの精度、ロングスローなどいい面が存分に発揮されていたが、その頃から薄々と感じていた体力面での不安、守備の脆さがここにきて露呈し、対応もされているのか攻めでも抜けなくなっている。

90分の出場でも後半ばったりと消えていたり、監督の指示なのかと擁護しつつ見ていたがそうでもないようで、少なくとも連戦は無理ということが判明。

攻撃でも股抜きが警戒されているのか全然決まらず、逆にひっくり返されて裏を取られることも増えた。守備への戻りも遅くて、失点を防げない。

プレスをかけられると後ろに戻すしか選択肢がなく、しかも中途半端に持ってしまうものだから、湘南戦でもクォンスンテへのバックパスを取られてあわや失点のピンチもあった。

とはいえ今のところは山本くらいしか計算出来る選手がおらず、小田も守備で手を抜くことが多くて信頼出来ず、佐々木はまだトップでは無理なのだろう。とりあえず今年はなんとか誤魔化しながら小池と山本で凌ぎ、来年は考えるというところかと。

現状ではシントトロイデンからのレンタルなので、移籍金を払ってまで獲得となれば「また今度ね」というあたりまで評価が下がった。

レアンドロも2億くらい?の移籍金で買い取りになったが、それ以降は移籍金に見合った活躍は残せていない。トラップの下手さが相変わらずで、簡単なプレーでロストされるとリズムが作れない。攻撃での良さもあるのでここはハイリスクハイリターンで考えるしかない。

クォンスンテのキックの精度もかなり悪く、セービングで相当助けられているのであまり文句は言えないが、あれをなんとかしないとバックパスは全部「捨て球」になる。ならいっそのこと下げずに前にボールを運んで欲しいものだが。

伊藤も得点能力はあるのだが、中距離を超えるパスの精度が低いし、ムラがあるというか周りが見えていなくてチャンスをフイにしたり、時間を使いたい場面でキープすることもしない。なんというか一発の決定力はあるが持続力がなく、1回使い切りのマジックウェポンみたいな感じ。

FWの駒は揃ってきたので、使いどころを見極めていくしかない。

勝ち点差3くらいに迫るまではまたおとなしく推移を見守るしかなくなったが、次のマリノス戦は負けた方が優勝戦線から脱落と思った方がいい。しっかり調整して貰いたい。

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さっかりん



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