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南アフリカW杯GL・オランダ戦 [南アW杯]

【2010南アフリカW杯グループE】(ダーバン現地13:30KickOffオランダ/62,010人/晴)
【スコア】日本 0-1 オランダ (前0-0 後0-1)  (S10-9)
【主審】バルダッシ(主審:アルゼンチン)、カサス、マイダナ
【得点】
(オ)後半08分 ファンペルシー→スナイデル 1右
【警告】
(日)なし
(オ)ファン・デル・ヴィール1(前36分)
【出場】(日本)
GK 川島
DF 長友 中沢 闘莉王 駒野
MF 遠藤 c長谷部→77岡崎 阿部 松井→64中村俊 大久保→77玉田
FW 本田圭
【MyMVP】-

結果的には惜しい試合だった。勝ち点1を取れる可能性はあったんだけどもね。

前半はガッチリ守り、余裕を持ってやっていたオランダの攻撃もあり0-0で終了。スタミナもそれほど消費した様子もなく、プラン通りの内容。

松井と大久保の二人にキレがあり、守るだけではなく攻撃も演出。もう少し人数をかけられたら・・という思いもあったが、守備に重点を置いているので、これはこれでやむなし。

しかし、後半になって明らかに前に出て来たオランダに、ちょっとずつズレの出始めた日本ディフェンス。闘莉王のクリアのこぼれ球をスナイデルにダイレクトで打たれ、川島が弾き切れずにそのままゴール。強烈なシュートだったのだが真正面だっただけに、川島に何とかして欲しかったというところも。中沢もガックリ膝を折っていた。

もっとも、その後のオランダのカウンターで2本は決定機を阻止したのだから、川島としては充分に力は発揮している。

途中からオランダが追加点を取るよりも、1-0で勝ち点3を取る方向に切り替えたため、日本にもチャンスが生まれるようになったが、シュートの精度と威力に差があり過ぎそれが結局勝敗に直結。


失敗だったのは、やはり交代策かと。松井に代わって入った中村俊がまったく機能せず、ちんたらしたプレーでボールを取られるわ、ボールウォッチャーになってボールに触れないわ。一度、いい角度でフリーになった場面があったが、シュートを打つでもなくパスを出すわけでもなく。あそこでスナイデルばりのシュートを打てなくては使う意味がない。

玉田も最悪だった。ボールも追わず、攻撃のピースになるわけでもなく、むしろパワープレーで前線に上げた闘莉王の方がよく走っていた。岡崎も一度の決定機を決められず。スーパーサブとして、あれは決めたい。

遠藤のデキは上向いている模様。キックの精度も上がっていて、セットプレーに得点の気配があった。こうなるとますます中村俊は要らないと思われる。

アンカーには予想されていた今野ではなく、前試合同様、阿部を起用。鋭い読みで相手の攻撃の芽をしっかり摘んでいました。このシステムでは欠かせないピースかと。

松井、大久保は調子よさそう。大久保のライン際でのターンからの突破は凄かった。ただ、相変わらず決定力皆無だが。二人とも90分もたないやり方をしているので、途中交代は仕方ないだろう。松井が90分もてば、と思わなくもない。


0-1で負けはしたものの、大敗も予想されただけに踏ん張ったと言える。試合後の解説では、挑戦する試合だったとか結果論で語っている人もいましたが、トータルで考えるとこれで充分。攻めるところは攻めたし。全てはデンマーク戦をどうまとめるかにかかっていると思います。

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韓国完敗で日本は [南アW杯]

韓国対アルゼンチン戦をぼんやりと観ていましたが、1-4の完敗でした。韓国はパクチソン(訂正:パク・ジュヨンのようでした。ご指摘ありがとうございます)のオウンゴールから始まり、守るんだか攻めるんだか気持ちがバラバラのまま最後までいっていたように感じた。1-2になったことで「攻めたら点を取れる」ってのと、得失点差を考えるとこれでもいいってのがあったんだろう。

日本も似たような状況である。オランダ相手に0-1負けならかなり上出来で、0-2でもまだ先につながる。実際そんな点差になった時、どういう方向に向かうのかはっきりシュミレーションしとかなきゃ、見るも無残な試合になってしまうかもしれない。

個人的には10人守備、攻撃1人でいいんじゃないかと思うんだけど。つなぎのパスは捨ててロングパス1本で打開出来るような。佐藤寿とか、あるいは興梠がいればそんなのも可能だったろうに・・って、まあ、決められるかどうかは別として。

岡田監督はどうも今野をアンカーで使うみたい。確かにボランチでこそ今野は活きると思うのだが、今まで阿部が埋めていた穴はどうするつもりなんだろう。怪我も結構酷かったみたいだけど大丈夫なのかな。

報知新聞ではスナイデルにマンマークをつける、と言われているが、一人抑えてどうにかなる相手じゃないような。今野を使うとして、どこまで踏ん張れるか重要なところだが、マークを外されたら即失点って感じになる気がする。

かつて鹿島がガンバ相手に吉澤をマグノアウベスにマンマークをつけたことがあった。かなり効果的であったのだが、たった1度、確か切り返しについていけず足を滑らせてマークを外してしまい、唯一の得点を決められて0-1で負けたことがあった。オランダは相手にはもっとガチガチに守備にいった方がいいんじゃなかろうか。

もっとも、本田圭の1トップだって自分は機能すると思っていなかったし、実際それで勝ったのだから文句を言ってはいけない。

カメルーン戦の勝利で、日本のメディアが大いに盛り上がっちゃいましたが、果たして、岡田監督の力はどこまでのもんなんでしょう。

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南アフリカW杯GL・カメルーン戦(補足) [南アW杯]

昨日触れた本田圭、松井、川島、遠藤以外やその他のことについての感想。

中沢、闘莉王のCB二人はしっかり守れていたように思う。カメルーンの状態がいまひとつだったのは確かだが、局面では個の力を見せられ、あわやというシーンもあった。それでも読みの鋭さを発揮して、中沢が相手の攻撃の芽を摘んだ。闘莉王も後半のパワープレーを長所である高さで弾き返した。

長友はほぼ守備に回っていたが、小さな体ながら当たり負けしないしつこい守備でサイドをガッチリ固めていた。駒野もさすがにサイドバックだけあって、守備的な布陣ながら上がるべきところは上がり、このあたりは本職ではない今野とはちょっと違う。

阿部と長谷部、遠藤の関係もよかった。攻撃が手薄になるのは織り込み済みなので、先に点を取ってしまうとこの形は有効だろう。ただ、先制された時に課題はある。無理に攻めに行ったらボロボロになる気がするから。

大久保はガツガツいっていたね。いつカードが出るかとヒヤヒヤものだったが、そのおかげで守備が厚くなったのは確か。後半早々に運動量が落ちてしまうのは仕方なく、交代枠でフォローするしかないだろう。得点はあまり期待出来そうな感じではないが。


カメルーン側で言うとエトーはやっぱり凄い。DF3人をものともせずにドリブルで抜き去るなど、能力の高さを見せつけた。チームとの連携や、本人の調子がよくなさそうだったのが救いだった。

応援の声も聞こえていた。あのブブゼラの中でも聞こえたくらいだから、余程声を出していたのだろう。南アフリカまで行って応援してくれるサポーターってのは本当に頭が下がる。その声はちゃんと選手に届いたようで、戦う姿勢を最後まで見せてくれた。


いつもは鹿島を応援していて、鹿島はJリーグでいうと王者の立場なため、いつも受けて立つ側。相手もガチガチに引いてきて、どうやって崩すかという感じで観ているので、今の日本の立場は新鮮。悪い意味で言っているのではなく、負けて当然と思われている相手に何とかして勝つ、ってのこういう感じだったんだなと改めて思った。リーグが再開したら、この気持ちを持って鹿島も挑戦者の立場でやっていかねばとも思う。

もっとも、今はワールドカップが楽しめる。予想もしていなかった(スイマセン)勝ち点3のおかげで、グループリーグが消化試合でなくなった。もう少し楽しませてくれたら、と今まで岡田監督批判をしていた手前、ささやかな応援を送ります。

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南アフリカW杯GL・カメルーン戦 [南アW杯]

【2010南アフリカW杯グループE】(フリーステート現地16:00KickOffカメルーン/30,620人/晴)
【スコア】日本 1-0 カメルーン (前1-0 後0-0)  (S5-11)
【主審】ベンクエレンサ(主審:ポルトガル)、ミランダ、カルディナル
【得点】
(日)前半39分 松井↑本田圭 1左
【警告】
(日)阿部1(後45+1分)
(カ)エンクル1(後27分)
【出場】(日本)
GK 川島
DF 長友 中沢 闘莉王 駒野
MF 遠藤 c長谷部→88稲本 阿部 松井→69岡崎 大久保→82矢野
FW 本田圭
【MyMVP】本田圭

いや~、本気で驚いた! まさか勝ってしまうとは。自分の予想も勿論3戦全敗で、引き分けひとつでも取れれば上出来だと思っていただけに、勝ち点3奪取は本当に素晴らしい。素直に自分の見る目のなさを認めます。

この試合、ワントップで起用した本田圭が的中。練習でしかやったことのないポジションで本番を戦うなど、とんでもない賭けだと思っていたけど見事にハマってました。ゴールシーンでの動き直し、トラップした後、自分の軸足に当たって蹴りやすいところに来るヒキの強さ、あの狭いところを正確に決めるシュート精度。

得点するまではボールを欲しがって後ろに下がって来ていて、「やっぱり2列目の選手だな」という感じだったものの、得点してからは前線で体を張り、ファウルを貰って起点を作るなど、ワントップの役割を充分に果たしていた。心配していたガス欠もなく、最後まで運動量が落ちず、文句なしにMVPです。

ジャッジも何だか日本寄りだったような。簡単な競り合いでも相手のファウルを取ってくれて助かったシーンが何度か。体がちっちゃいからそう見えたのかな。

前半を1-0で折り返したものの、思い出すのは4年前の悪夢。このところの代表の試合を観ていても後半に入ってバッタリ足が止まる場面が多かっただけに、半信半疑どころか9割くらい信用し切れないままヒヤヒヤして観ていました。

それでも川島の気迫のこもったセービングや、強烈なミドルシュートがバーに救われるなどして、どうにか無失点で終了。誰一人として足が止まることなく最後まで集中して守っていました。交代采配はいまいちピンときませんでしたが、勝ったのだから正解だったのだろう。

松井もキレがあった。アシストのシーンは鮮やかな切り返しでマークを振り切り、本田圭にピタリと合わせたもの。ドリブルでも相手を翻弄していたし、守備でもしっかりしていた。体力の配分を考えずに全力で飛ばしていたのだろう。鹿島でいうとちょうど本山みたいな感じだった。

遠藤は相変わらずよくなかったね。得点シーンの松井へと出した高速パス以外はまったくだったんじゃなかろうか。2本あったFKも、ともに圏外だったし、せめてアンテナ2本くらいは立てて欲しい。


ともかくこれでグループリーグは最後まで緊張感を持って観ることが可能になりました。それどころか、次のオランダ戦で大敗しなければグループリーグ突破の可能性だって・・って、いやいや、ここで過剰な期待をかけてしまったらよくない。今まで通り、「日本は弱いんだから」のスタンスで観ることにしよう。

長くなるので続きはまた明日。にしても本田圭を見ていると、何故だかターミネーターを思い出してしまうのだが・・。

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いよいよ今夜、日本初戦 [南アW杯]

とうとう、あと数時間後に日本の試合が開始。あまりに弱くて何の魅力もないとはいえ、やっぱり応援してしまうので、少しでも期待に応えるような試合を観せて貰いたい。自分は宝くじは買う派なので、わずかな可能性がある限りは夢を見てしまう種類の人間だ。

ぶっちゃけて言うと、内容はどうでもいいから勝ち点を取って欲しい。初戦で完敗すると残り2戦、緊張感を持って試合を観ることが出来なくなる。


報知新聞のスタメン予想を見ていると、内田の名前はありません。コンディションがまったく回復しないのか、岡田監督との間に、メディアにも報道されないような確執が生まれたのか。せっかくシャルケと合意したとオフィシャルにも載ったのに残念過ぎる。

1トップはどうやら本田圭でいくみたい。どうやったらそういう思考になるのかが謎なのだけど、森本を使うという選択肢はないもんかな。

「セットプレーで得点するのは恥じゃない」とか、よくわからないことを言っている人もいるようだけど、そんなの当たり前のこと。オウンゴールだって得点は得点だし。

流れからの得点は無理ということにようやく気付いたのはいいとして、セットプレーで得点する気マンマンの日本だが、冷静に考えればわかるように、セットプレーってのはファウルを貰わないと生まれない。野球のようにじっと我慢して守備してれば攻撃の順番が回ってくるわけではないのだから、しっかりと攻撃するように。今までみたいにチンタラと後ろとか横にパス出してばっかりじゃ、セットプレーすら取れないよ。

まずボールを持ったら仕掛ける。ゴールが見えたら打つ。ワクにさえ飛べば、GKがこぼしてくれることだってある。どこぞのCBのように、自陣ゴールに叩き込んでくれるかもしれない。

とにかく勝ちたいという気持ちを見せておくれ。

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イジョンス先制弾、韓国完封勝ち [南アW杯]

韓国がギリシャに2-0で快勝。鹿島所属のイジョンスが攻守に活躍したようだ。

試合を見損ねたのだが、試合速報によると「前半7分、FKからイジョンスがボレーで合わせて先制」とある。その後、カウンターから加点し、相手のロングボール主体の攻めを無失点で切り抜けた模様。鹿島ではそこまでの安定感を見せて貰った覚えがないのだが、やはり意志の疎通に問題があるのか?

セットプレーからの得点能力は相変わらず高い。鹿島でも同点、もしくは負けている時の終盤などパワープレー要員として前線に上げてもいいと思っているのだが、何故かオリヴェイラ監督はそういうやり方をしない。スタイルにこだわる姿勢は好きだけど、勝ち点を取るためにはやむを得ない場合もあるし、これからはもっとそういうパターンも練習して欲しいと思う。

岩政と違って、主力として活躍するイジョンス。燃え尽きちゃうのがちょっと心配と言えど、より大きく成長して帰って来てくれると鹿島サポとして嬉しい限り。試合を見損ねておいて言うのもナンだけど、韓国の試合が楽しみだ。前にも書いたけど、アジア枠のためにも是非、予選突破、そして上位を目指して貰いたい。

イジョンス、頑張れ。

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W杯開幕なのに [南アW杯]

ワールドカップ南アフリカ大会が今日開幕。ここまで希望のないワールドカップもなく、ある意味、岡田監督は天才的な能力を持っているのかも。

モザンピークにドタキャンされるなど、もはや練習相手にすらコケにされれいる状況だが、急遽呼び寄せたジンバブエ代表にまったく点が取れなかったとか。しかも相手は寝てないとかで、本番でコンディションばっちりのオランダやデンマーク、カメルーン(はちょっとドタバタしているけど)どのくらいやられまくるのだろう。

内田は今のところ出場しない感じ。今野が選ばれている理由として、「守備力。主に1対1やヘディング」と言われているが、特別今野がヘディングの強い選手だとは今まで一度も思ったことがなかっただけにびっくり。戦術といい、考え方といい、どうにも岡田監督の目線はよくわからないとこだらけだ。

岩政もほとんど観光だね。まあ、間近でW杯を観ることが出来るのも経験と思うしかなかろう。


一応、素人予想を。優勝スペイン、準優勝アルゼンチン、3位アメリカ、4位ブラジル。ほとんど本命路線だが、アメリカに注目します。アジアでは韓国が決勝トーナメントいけるかな。アジア枠の問題もあるので、頑張って欲しいところだ。

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