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2024第34節福岡(ホーム)戦 [リーグ]

新体制で残り6試合全勝、3位以内に入ることが現実的な目標ながら、初戦、面白かったのは開始15分だけだった。

鈴木を左サイドハーフに置き、中央に師岡、右に藤井を配置。三竿をベンチスタートさせる布陣で、鈴木を起点にしたり藤井の突破に託したりとゴールに迫る雰囲気はあった。

しかし、福岡が冷静に対処し、鹿島側にイージーミスが増え始めてからは五分五分。決定機は作れずじまいで、セットプレーから知念のヘッドが相手キーパー正面を突いたのが唯一の得点機会だっただろうか。

尻すぼみの内容で、終わってみればシュートわずか5本の塩試合。何を目指していたのかわからない内容で、連携もバラバラ、ミスも多くて自滅気味。いつになったらワクワクする試合を見せてくれるのだろうか。

師岡は成長しているとはいえトップを張れるほどの能力はなく、プレーに精度を欠いていたしシュートが決まらないのもいつも通り。名古はどういう役割を与えられていたのかわからないままで、ほとんどボールに絡んでいるシーンを見なかった。

藤井もところどころいいプレーがあるのだが継続性がない。クロスがもうちょっとどうにか出来る範囲だったら。今のところは突撃小僧の範囲を出ない。

柴崎は守備が不安なうえ、攻撃でもミスが多くて不安定。とはいえ交代して下がってからはまったく攻撃出来なくなったので、我慢して使うしかないと思われる。樋口も悪くなかったのだが、周りとの連携でうまくいっていなかった。

徳田も受けるまでの動きはいいが、そこからの展開が雑でロストすること多々。現状ではトップに張って貰ってシュートに専念するしかない感じがする。だったらレンタル中の荒木と同じ使い方ということになるが・・。

鈴木は前半サイドに張っていい展開を見せていたが、中央に戻ってからはいつも通りな感じ。ちょうど体力も切れてきたからだろうが、ファウルを貰うプレーくらいしか出来なくなってくる。まあ、福岡のプレーも荒いので充分ファウルを貰えるのではあるが。

ちなみにドウグラス・グローリは毎回カードが出ているなと思ってちょっとだけ調べてみたら、今年と去年の4試合連続でカード出てる。鹿島戦を出場停止にしてくれ。

試合を通して安定していたのは知念くらい。三竿も守備はともかく攻撃では全然通用していなくて、慣れない右サイドバック起用で仕方ない面はあるが、これだったらCBのどっちかを休ます目的で起用した方がいいような気も。

船橋は良かった。球離れが良く、相手につかまらない立ち回りが出来ていたし、ミスも少なかった。ターレスも同様で、このへんを軸にしてもいいようにも思うが、スタメンで使うとまた違う結果になるのだろうなあとはうっすら思う。

結局、劇的に変わるきっかけのようなものもなく、多分、今年はもうこんな感じなのかなという諦めムード。せめて最終戦で町田との直接対決で勝てば3位というシュチュエーションを作れればと思うが、今のままだと「〇点差をつけて勝たないとダメ」みたいな縛りがつくことになる。

広島と神戸が負けて町田が引き分けという展開で、勢いのつく勝ち方が出来ればアンチャンあるかも!という期待を妄想するくらいは出来たのだが、それさえもさせてくれないとは。

また次の試合まで期間が空くので、しっかりと調整して今度こそ勝って欲しいと願っている。

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(以下、個人的まとめ)
【2024第34節 10/19(土)】(カシマスタジアム 14:03KickOff/鹿島/18,939人/曇)
【スコア】鹿島 0-0 福岡 (前0-0 後0-0) (S 5-7)
【主審】(主審)飯田淳平、西尾英朗、岩崎創一、(VAR)高崎航也、大川直也
【得点】
なし
【警告】
(鹿)柴崎1(後13分)
(福)ウェリントン4(前18分)、ドウグラス・グローリ3(前39分)、前2(後26分)、松岡4(後34分)
【出場】
GK 早川
DF 須貝→61三竿 植田c 関川 安西
MF 知念 c柴崎→61徳田 藤井→46樋口 名古→76舩橋
FW 鈴木 師岡→76ターレス・ブレーネル
【サブ】山田 樋口 ターレス・ブレーネル 仲間 舩橋 三竿 徳田
【監督】中後雅喜(監督交代初戦)
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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中後コーチが監督に就任、中田がFDに就任、本山と羽田がトップチームコーチに就任 [契約関係]

中後雅喜コーチが監督に就任。こちらオフィシャル

ポポヴィッチ監督の退任を受け、後任に中後コーチが昇格して就任。とりあえず6試合に全力を傾けるとあるが、このまま来年もということになったら岩政の二の舞になってしまうので、今から来季の監督を確保しつつ、中後にはうまく橋渡しをして貰いたい。

この非常事態を収めてくれるだけでも助かるので、まずは空中分解しないように選手も一丸となって乗り切って欲しい。

ネットニュースではポポヴィッチ監督が簡単なトラップを指導したところ、聞いているのか聞いてないのかわからないような態度でスルーした選手がいる、というようなことが書かれていて、本当かどうかは知らないが、そんなことになっていたとしたら大問題。

監督の起用法にも問題があるが、もしそういう選手がいたのだとしたら、それも問題。むしろ自分の立場を悪くするだけでなんのメリットもない行為だし、プロとしてやるなら聞くフリくらいはしないと。

まあ、でも今の世の中ではそれもなんらかのハラスメントになってしまうのか。

中後がどういった指導法を取るか、スタメンや戦い方をどうしてくるのかはまったく未知数。4バックのままいくのか、3バックでいくのか。鈴木のワントップは継続するのか。ミロサヴリェヴィッチを起用するのかなど。

フットボールダイレクターには中田浩二プログループマネージャーが就任。こちらオフィシャル。本山雅志アカデミースカウト、羽田憲司がトップコーチに就任。こちらオフィシャル

まさにガチガチに身内で固めたのがいい方に出るのか悪い方に出るのか。向かう方向は同じに揃えられそうだが、甘さは払拭出来ないような気はしている。

とはいえ、ここ数年は外国人監督に強く指導して貰って結果が出ず、選手たちから不満が出てバラバラになって解雇というパターンが続いているだけに、まとまる方向にだけは向かいそうではある。

ただ、それはブレーキをかける存在がなくなったことも意味していて、転がり落ちる時はノンストップなリスクも抱えていると思われる。登りつめるだけのエネルギーがあればいいのだが。

来年の編成にも注意を向けないといけないとなれば、起用法も柔軟に出場機会のない選手もうまく使わないといけない。

残り6試合全勝して3位を確保するのがまずは第一目標になるが、広島と神戸が3敗くらいして自滅した時にワンチャンスを捉えられるだけの気概も持っていて貰いたい。むしろそのくらいでないと全勝では終えられないだろうと思うが。

今のスタメンと共に、樋口と須貝、藤井の引き留めと津久井の起用、徳田の育成。このへんが勝敗以外では重要になってくる。手をつけるとしたらCBの変更と、鈴木のワントップ→2トップ変更や途中交代などあたりからだろうか。

残り6試合。来季に向けていい形で締めくくって貰いたい。個人的には京都戦はもう行かないつもりだったのだが、残留濃厚と思われた京都があっさり足を止めて若干怪しくなってきたのもあり、新生鹿島のサッカーが面白そうだったら参戦も検討している。

面白くなかったらDAZNの契約がラスト2試合前くらいで切れるので、そこで終了かもしれない。シーズンパスを売るつもりなら、魅力のあるサッカーを展開して貰えるようお願いする。

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ランコ・ポポヴィッチ監督が解任、吉岡宗重FDも退任 [契約関係]

ランコ・ポポヴィッチ監督が解任。こちらオフィシャル

順位こそ4位で踏み止まっているものの、さすがにこの内容では解任やむなしだが、湘南戦での逆転負け後も音沙汰なしだったのでてっきり今季はそのままいくのかと思っていた。このタイミングでの解任は優勝がなくなったと覚悟したからだろうか。

なんだかやることがずっとズレているような気がしないでもないが・・。天皇杯を落とした段階でも良かったように思うが、とはいえどのみち今季限りで解任するのなら、来季に向けて対外的にもアピールするために監督交代はあり。

前から書いているように、今のガチガチメンバー固定を続けていると、来年の編成にも響く。誰もサブが確定しているのに移籍してこようとは思わないし、解任には賛成。ただ、次の監督を暫定にするのか来季を見据えたものにするのか。

来季も任せるつもりだとするなら身内人事になるだろうが、それで変わるのかは微妙なところ。中途半端に受け継いで来年も、ということになればまた途中で解任ということにもなりかねない。ちゃんと経験豊富な監督にお願いしたいが。

小笠原とかにやって貰いたい気持ちはあるが、ボロボロになった時に選手と監督で分けて考える自信もないし、嫌いになりたくないのでまさに最後の一手。柳沢にはそこまで思い入れがないので、監督として結果を出してくれるのなら別にありだが、鈴木に言うことを聞かせられるかなあ。

まずは今季だけということで引き受けて貰い、来年は来年で新しい体制でやれたらそれがいいのだが、そうなると残り数試合のモチベーションがゼロになる。難しい。3位と明確な目標を掲げてそこに向かっていくのが現実的ではあるが。

ミロサヴリェヴィッチはポポヴィッチが次に就任したところに引き取って貰うしかない。エレケと同じで不要な置き土産。ミロサヴリェヴィッチを使うくらいなら若手を使った方がいいもので。

それにしてもどうしてこうなったかな・・。前半戦は2位につけて、リーグ優勝と天皇杯優勝も視野に入っていたはずなのに、急失速がハンパない。芯があるのはいいことだが、柔軟に対応出来ずに悪い状態を脱することが出来なかったのが主原因かと。

ブレずにやるのは大切だが、経歴を見てもずっと同じことで解任になっているので、まあ、そこは承知で監督を依頼したのだからしょうがないのかな。

怪我人が多数出て、ようやくフロントも決断したということだろうか。それともまた選手たちの反乱でもあったか?

天皇杯さえ勝ち上がっていれば少なくとも今季はまっとう出来ただろうに、サブメンバーの神戸に負け、湘南戦で逆転負けプラス濃野の怪我でトドメだったか。

個人的には前半戦まではポポヴィッチ称賛、後半戦でくるりと手のひら返しの解任賛成派という節操のない層に入る。しょうがないよね、未来のないサッカーだったのだから・・。

次に就任する監督は、何をおいても鈴木を悪い時に下げられる、外せる、ちゃんと動くように指導出来る力を持った人になって貰いたい。まずはそこのところ。フロントも鈴木擁護とかはやめて、審判に無暗に食ってかかるような態度から改めるように改善して欲しい。

近々時期監督発表はあるだろうが、代表ウィークで小休止が入るタイミングも見据えてのことかもしれない。来年に向け、主要選手に残留して貰えるような魅力のあるチームに生まれ変わって欲しい。

一緒に、吉岡宗重フットボールダイレクターも退任。オフィシャル

当人の人となりを知らないのでなんとも言えないのだが、ここ数年の低迷の責任は少なくともあるだろうから、当然の人事とも言える。しかし、後任を引き継いでくれる人がいるのだろうか。今の鹿島はそこそこ燃え盛っている栗だし。拾う者はいるかな?

いずれにせよ、明るい未来に向けて仕切り直して出発して貰いたい。中断明けの試合に期待する。

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2024第33節新潟(アウェー)戦 [リーグ]

怪我の功名というべきか。離脱した濃野のところに須貝を起用すると思っていたが、3バックを採用。これが新潟にハマった。

相手が戸惑っていたのか、単に調子が悪いのかミスが多く、中盤を厚くした鹿島が新潟にボールを持たれつつも最後のところは侵入させず、いい形で奪ってショートカウンター。

いつもはそこで外しまくるのだが、師岡のシュートのこぼれを鈴木が詰めて相手に当たって記録はオウンゴール。まあ、鈴木は触ってないから妥当だが、詰めた迫力があってのもの。

続いて左サイドから安西がインナーラップで駆け上がって師岡とワンツー。折り返しに安西が届かなかったが、いい具合にフェイントになってファーで待っていた樋口が収めてから今季初ゴール。

2-0になり、次の1点は前節湘南戦を思い起こさせるので絶対に取られてはいけないと思っていたが、前半終了間際に得たFKを名古が横に流し、柴崎がスルーしてからの樋口が右足で巻いてズドン。久々にトリックプレーが決まった。

後半開始早々にも樋口のグラウンダークロスを鈴木が合わせ、相手に当たるラッキーもあって追加点。樋口が文句なしのMyMVP。もう2点くらい取れていた気はするが、無失点、複数点数勝ちなので充分。やっと勝った。

危ない場面は抜け出されて1対1になったところだけだったが、早川がコースを読み切ってファインセーブ。相手に主導権を渡さずやり切れた。

最後はようやく鈴木を途中交代させ、4点あって残り10分を切っていたらやっと安心出来るのか。名古と師岡ももう5分くらい早めに代えても良かったと思うし、須藤や舩橋にも出場機会を与えてあげて欲しかった。

特別長所のないミロサヴリェヴィッチがコネ枠で当たり前のように起用されるのを見ると、ガチガチメンバー固定なのにそこだけは監督都合かい、と冷めた気持ちにもなる。ホントにどこがいいんだろう。あわやレッドになりかけのタックルもあったし、接戦で使えるとは思えないが。

三竿や植田が後ろからのボールを蹴ってロストしていた分が減り、中でつなげる回数が増えた分うまく攻撃出来ていた気もするが、圧力をかけられるとキーパーまで下げてロングキック、失うというパターンは変わらずで、そこはなんとかしないとそう何回もうまくいかないと思う。

それにしても、濃野の怪我に続いて仲間やチャヴリッチ、藤井までメンバー外ということはこっちも怪我かな。溝口はずっとだし、田川も加入してから2試合?くらい出ただけだし。来年はポポヴィッチとまず円満にお別れしないと、選手を揃えるだけでも大変になるだろう。

勝つと嬉しいが、来年のことを考えると負けてポポヴィッチに辞めて貰った方がいいのかと悩んだり、難しいところだね。いや、ま、まずは勝ったことを喜ぼう。

ここから先は試合も飛び飛びになるのでスタメン固定でも体力切れになることはないだろう。残り6試合。勝って終わりたいものだ。

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いつの間にか発売されてました。レンタルも置いてありましたが情報が拾えてませんでしたね。



(以下、個人的まとめ)
【2024第33節 10/5(土)】(デンカビッグスワンスタジアム 14:03KickOff鹿島/27,552人/晴)
【スコア】新潟」 0-4 鹿島 (前0-3 後0-1) (S 4-10)
【主審】(主審)木村博之、熊谷幸剛、村井良輔、(VAR)池内明彦、佐藤誠和
【得点】
(鹿)前12分 オウンゴール
(鹿)前15分 師岡→樋口 1右
(鹿)前45+2分 FK名古→樋口 2右
(鹿)後08分 樋口→鈴木 13右
【警告】
(鹿)知念2(後17分)
(新)長倉1(後23分)、小野2(後44分)
【出場】
GK 早川
DF 三竿 植田 関川 安西
MF c柴崎 知念 樋口 名古
FW 鈴木 師岡
【サブ】山田 須貝 ターレス・ブレーネル 須藤 舩橋 ミロサヴリェヴィッチ 徳田
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】樋口(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

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レモンガススタジアムの印象 [雑感]

遅まきながらレモンガススタジアムの印象をアップ。もう1回行くことがあった時のための記事でもあるので備忘録がわりに。

チケットを取った時の印象としては、とにかく雨が凌げない、ピッチとの距離も遠くてちゃんと観えなさそう、という悪印象の方が強かった。他のスタジアムに比べて微妙に値段設定も強気で、バックなのに高い。

座席はバックS席の鹿島側に近い方、真ん中の通路の手前(下段席の一番上)を確保。いざ行ってみるとピッチとの距離が意外に近く、角度もそこそこついていて思っていたより観やすかった。

試合が始まる前に最前列まで行ってみたらピッチレベルじゃなく、近いぶん迫力もあったし、逆に一番上も行ったが、そっちもそんなに距離が遠くないので充分に観られる距離だった。S席なら中央に近いので反対側のゴールもなんとか見える。

ただ、S席には背もたれがなくて体勢が辛いし、前後の間隔も狭くて前の人の背中が脚に当たる。隣は幸いにして無人だったので大丈夫だったが、みっちり詰まったらかなり窮屈な感じになりそう。とはいえSS席は更に価格が高いんだよね。

鹿島戦は入場者が11000人くらいだったのでバック側は割と空いていた。みんな端っこから座席を取っていくから、むしろ中央部分の方が空いているという状況。雰囲気は昔の京都サンガのホーム、西京極スタジアムに似ていた。

雨が降らずに済んだため普通に観戦出来たが、雨だったら拷問かな・・。秋春開催に移行して冬の試合で雨とかなら凍えてしまいそう。夏は夏で後ろが公園の森なので、虫が結構多いと思われる。

最近は特定エリア以外でのアウェーグッズ着用禁止というスタジアムが増えて来て、レモンガススタジアムもバックSは禁止エリア。Aなら着用可で、周りの人と一緒に応援したかったのでそっちも考えたが、角度が悪くて試合が観れなさそうなのでヤメ。

実際には確認出来なかったが、現地で観た感じではA席では反対側は観にくいかな。ゴール裏はもっと距離があって遠そうだった。

今回はJR平塚駅からスタートだったので、キックオフ2時間前から発着の直行バスを利用。ターミナルの11番から出ているのだが、ターミナルの案内板(駅から出てすぐのところ)には、11番は「現在運行していません」の表示のままだった。そこはちゃんとしてくれ・・。

運賃は210円で、ほとんどがIC決済。スマホを持っていないので紙の券を取って乗車したが、210円はちゃんと用意しておかないと迷惑になるだろう。時間は少し混んでて10分くらい。歩いて行けない距離でもないが、帰りは細い歩道に大行列が並んでいたので、精神的にキツそうだった。

バス降り場からスタジアムまでは割と歩く。案内板やスタッフの誘導がないので行き先が良くわからず、とりあえず人の波について行くのだが、屋台がズラリと並んでいて夏祭りみたい。反面、スタジアム内には出店がなく、内と外で分けているのだろうか。

個人的にはサッカー観戦でビールの売り子は邪魔なだけと思っているので(野球はあり)、スタジアム内が静かなのは良き。スタッフもあんまりいなかったが、マナーの悪い人がいなかったので静かに観戦出来た。関西との違いかな。トイレは少ししかないので、もっと人が増えるとかなり並びそう。

あとはDJがうるさい。神戸もうるさかったので、最近こういうのが好まれるのだろうか。選手紹介でコール&レスポンスというのをやっていて、DJが苗字を呼び、サポーターが名前を呼ぶ、という流れ。サブメンバーまでやっていた。

ただ、選手交代で入る時はDJが普通にフルネームを言っていてレスポンスなし。思わず小声で「そこはやらへんのかい!」と突っ込んでしまったわ。

鹿島の応援は、ガンバ戦の時は屋根の反響もあって「声出てるな~」と思っていたのだが、反響のない野外での大合唱は、今まで行ったなかで一番声が出て迫力もあった。個人のチャントはDAZNでは全部聞けないので、フルで聞けて良かった。

師岡のは途中で↓↓↓と音程が下がっている時間帯が多くてノリが悪いというか・・専門家ではないので詳しくはわからないが、もうちょっとイケイケになる感じに↓↓↑と語尾が上がる感じにした方がいいのでは。個人的にはチャヴリッチのチャントが好みだったかな。

試合自体は鹿島が2点先制し、周りの湘南サポもしゅ~んとしていたのだが、鈴木のアレがね。あそこから一気に雰囲気が変わって、後半開始からもうイケイケだった。肩身の狭い想いで屈辱を噛みしめながら観ていたよ。

観戦に行って負けたのは7戦ぶりで、1年に1回ペースかつコロナの時期は見送っていたので、10年ぶりくらいに負けた試合になった。帰り道の足取りは重かった。とりあえず鹿島サポのブーイングだけ聞いて、湘南のヒーローインタビューの間にスタジアムを出たので周りは鹿島ユニを着た人が多め。

聞き耳を立てていたわけではないが、会話の内容はまったく鹿島のことに触れていないか、「CB2人とかマジありえん」「今の鹿島はどことやっても2~3点取られる」「勝てる気がいない」、と主にディフェンス面での嘆き節が多かった。毎回こんだけ失点すりゃあね。

帰りは屋台が撤収していて雰囲気も一変、どこがバス停かわからない。案内の人もいないし、とりあえず人の波についていく作戦でいったところ、ひとつ奥の方の出口に出てしまい、そこからまた戻ってバス乗り場まで辿り着いたら、既に行列が出来ていた。

最後尾に並んでくれとのことで、それは当然なので列を遡って歩いて行くと・・相当な距離を逆行したことになる。離席してから20分歩いた計算。駅まで行けるだろ。そこから乗り込むまで15~20分くらいかかり、駅前に着いたのは22時前。

駅前のガストで食事をしたが、ハンバーグは焼き過ぎだったぞ! マル〇ンハンバーグかと思ったわ。

というわけで、勝っていたらもっといい思い出になったが、悪くはなかった。価格が高いのと、雨が厳しいということで次回行く候補には上がらないと思われるが、楽しめたので良かった。

しかし、次に行くのは来年かな。ポポヴィッチサッカーはもう底が見えちゃったもんね。

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2024第32節湘南(アウェー)戦(現地観戦) [リーグ]

現地観戦し、旅行から帰ってやっとひと息ついた。今更試合のことを書いてもしようがないが、一応まとめておく。

勝てる試合だったが、鈴木の怠慢で1失点、監督の職務放棄・思考停止による怠慢での2失点で痛恨の逆転負け。

ガチガチのレギュラー固定について誰の目にもハッキリと無理だと映っているはずだが、天皇杯神戸戦での敗戦インタビューで、築いてきたものをイチから作り直すわけにはいかないとか、意地になっているようなコメントをしていた。

あれを読んだ時点でポポヴィッチはもう無理だなと思った。上積みが見込める内容ならまだしも、完全に頭打ちで相手にも対策され、選手も疲労困憊、怪我人も出て、サブのモチベーション低下といいところがひとつもなし。

手詰まり感が半端なくて行き当たりばったりで再現性のない攻撃、はっきりとしない守備、選手交代のタイミングも遅いし、どうやって勝つかのビジョンがない。

前半2位につけた手腕と、昨年勝てなかったチームに勝てたこととか良かったところも勿論ある。そういう時は負けたとしても試合後のコメントはちゃんと意味が伝わったし、ここを修正していくんだなと前向きにもなれた。

しかし、今は読んでてもピンとこない。修正修正で結局修正されず、岩政末期と同様の症状でいつの間にか成績もほぼ横並びという・・。あと3試合ほど負け引き分けが続けばまったく同じ成績になるとか。空気感もまったく一緒。

濃野しか得点気配がないとずっと言っているが、その濃野による2得点で、周りを湘南サポに囲まれながらも内心は今日こそは勝てるかも、という想いがあった。

ところが前半終了間際の鈴木のイージーなボールロストからの、高速ショートカウンターで仕留められて失点。DFラインも棒立ちだった。佐野や知念なら、鈴木がロストするかもと構えていたような気がするが、三竿はそこまで気が回らないのかな。

後半になり、選手を代えて喝を入れてくるかと思いきや、まだ疲れ切っている選手をそのまま起用。鈴木はアシストもあったしそれでチャラとして、勝つために奮起してくれるとの期待もあったのかもしれないが、見どころのないプレーに終始。

鈴木を交代させるのはダメという決まりでもあるかのごとく、絶対に交代させない起用方法がチームの停滞を招いている。中心選手であろうとも、結果が出せていないのならきっぱりとケジメをつけて代えないと空気が悪い。

現場にいて感じたのだが、今までひたすら「ゴールゆ~ま~」と「土居しょう~ま~」しか繰り返していなかったゴール裏の応援が、土居は移籍したとして、多分、聞き逃したとかでない限り、一度もゴールゆうまをやらなかったと思う。

それがサポの総意だと感じた。そして、それが答えだ。野外スタジアムだったが、会場全体に響き渡るようなアウェーとも思えぬ大声援で個別の選手チャントを歌い(鈴木を除く)、チームのチャントを色々と変えてずっと声を出していた。

あの大声援に応えてくれないといけないのに、湘南サポのためにあつらえたような試合展開で、聞けばホームでの勝利は2ヶ月ぶりだとか。こっちはホーム・アウェー問わず2ヶ月くらい勝ってないなあ。

2-1でまだリードしていた後半開始から、相手がギアを上げてきていて、前線の師岡、名古、仲間、鈴木が危ないロストを繰り返していたし、攻撃の形も作れておらず、倒れてファウルを貰うのがせいぜいといった感じだったので早く手を打つべきだった。

しかし、ポポヴィッチはじっと戦況を見つめたまま、ベンチの選手もアップすらしていない?のか動く気配がなかった。案の定、同点に追いつかれ、そこで動くのかと思いきやまだ動かず。立て続けに失点して逆転されてからようやく動き出した。遅過ぎる。こういうところも岩政と一緒。

そこからはチームがバラバラになっていき、単発で無理くり攻撃を繰り返して一見盛り返したように見えるものの、ほとんど枠を捉えない宇宙開発シュート。まぐれで入ったらラッキーという感じの攻撃になった。

唯一得点の可能性のあった濃野に代えてミロサヴリェヴィッチを投入した時は、席を立って帰ろうかと思ったほど。さっきオフィシャルで濃野が半月板損傷で離脱ということ知って更にショックを受けたが、だとしても投入するなら須貝だろう。

土居をダウンサイジングしたようなプレーヤーであるミロサヴリェヴィッチに何を期待しているのか・・。

万が一のラッキーシュートが入って同点になるか、もしくは負けた時のゴール裏の大ブーイングが聞きたくて最後まで観戦したが、やっぱり後者だった。だいぶ長めにアディショナルも取って貰ったが同点に追いつくことすら出来ずに敗戦は情けない。最後は鈴木動けてなかったろ。

今日あたりポポヴィッチ解任のニュースでもあるのかと思ったが、濃野の離脱でもう今季終了。このまま先の見えないポポヴィッチを続投すると、結果はともかく出場機会のない選手が移籍してしまうだろうし、来期も続投とかなっても巻き返すビジョンが浮かばない。

フロントはいったいどうする気でいるんだろうかね・・。スタジアムの感想はまた時間が出来て書けるようなら記録としてアップします。

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いつの間にか発売されてました。レンタルも置いてありましたが情報が拾えてませんでしたね。



(以下、個人的まとめ)
【2024第32節 9/29(土)】(レモンガススタジアム平塚 19:04KickOff湘南/11,404人/曇)
【スコア】湘南 3-2 鹿島 (前1-2 後2-0) (S 11-13)
【主審】(主審)清水勇人、中野卓、長谷川雅、(VAR)中村太、中井敏博
【得点】
(鹿)前22分 関川→濃野 8右
(鹿)前27分 鈴木→濃野 9右
(湘)前45+3分 畑→鈴木章 7右
(湘)後20分 平岡→畑 3右
(湘)後22分 根本→福田 8左
【警告】
(鹿)なし
(湘)鈴木淳2(前26分)、キムミンテ1(後3分)、松村1(後14分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野→86ミロサヴリェヴィッチ 植田 関川 安西
MF c柴崎→76樋口 三竿 仲間→70チャヴリッチ 名古→70藤井
FW 鈴木c 師岡→76ターレス・ブレーネル
【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ターレス・ブレーネル ミロサヴリェヴィッチ チャヴリッチ
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】-
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)
【現地観戦】バックS指定(4800+220)

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