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ACL初戦、勝たないといけない場面だがレギュラー陣を休ませる場面でもある [雑感]

まずは川崎戦の振り返り。ゴール取消のシーンはキーパーチャージではなくオフサイドだったらしいが、ボールに関与していたかと言われれば・・まだ完全に納得いったわけでもない。

サポーターの方は概ね受け入れていらっしゃるようで大人だなあと思いつつ、川崎が相手というだけで引っかかる部分が大きい。

試合記事でも書いたがあれが関与なら、キーパーの前に人を立たせる戦術(最近見ないが)は全部アウトになるが、今後全部ちゃんと取ってくれるならそれでもいい。

ところで前節、鹿島が完敗した大分は同じ昇格組の松本にシュート1本しか打てずに完敗していた。鹿島は松本より下か・・。というか運動量も松本が勝っていたし、やっぱりナメていたんじゃないのか?

と愚痴はこのへんにしてACL初戦の展望。

多分、書いても普通にレギュラー陣を使い倒すと思うのだが、連戦のメンバーをベンチにしてサブで勝てるようにならないと先がしんどいと、これは昨年一昨年からずっと言っているが「変わる」んだろうか。

ACL連覇を目指す気満々なのはわかるし、予選の最初、ホームでしかも一番格下と思われているマレーシア相手に勝ち点3はマストだが、かといってサブ組でこれを乗り切れないようでは怪我人は増え続けるばかり。

トランプゲームの大富豪で初手から最強カードの2(諸説ルールあり)を出して相手をねじ伏せていくのではなく、13くらいで先制して勝負どころに備えるのが先を見据えた戦略というものではないだろうか。

具体的に挙げるとクォンスンテ、安西、永木、レオシルバ、土居、セルジーニョ、伊藤と連戦が利かない内田を休養させたい。

セルジーニョと土居はベンチ入りはしないといけないだろうが、離脱したらチーム終了のお知らせとなるのはクォンスンテ、安西、伊藤。個人的にはレオシルバの評価が高くないのでここに永木が加わる。

ただ、これを元にスタメンを組んでみると、曽ヶ端、平戸、犬飼、関川、町田、レオシルバ、名古、安部、遠藤、金森、山口となる。ブエノとレアンドロは登録がわからないが多分出場出来ない。

これならいっそキーパーも沖にして若さに期待、1~2点あげてもいいから3点取れという指令にした方がチームに思い切りが出る気もする。名古はアンカーにしてレオシルバに王様プレーをさせてあげれば、いい方に転ぶかもしれない。

ベンチが沖(曽ヶ端)、三竿、上田、永木、安西、土居、セルジーニョ。伊藤は怪我が心配なので完全に休ませたいし、出来るなら後ろの4人も使いたくない。まあ、上田がACL登録されているかもわからないのだが、この時点で既にベンチに入れる選手すらも揃えられないくらいになっている・・。

勝ち点3も重要だが、選手を潰さないことも重要なので、そこらへんのバランスを見ながら戦って欲しいと思っている。

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2019第2節川崎(アウェー)戦 [リーグ]

怪我人の多さと噛み合わない攻守、謎采配を含めて、かなり一方的にやられる覚悟はしていた。

いきなり中村のFKで先制された時にはガッカリというか、やっぱりというか、ある意味納得した自分がいたが、伊藤の素晴らしいゴールで息を吹き返した。

内田のロングフィードにタイミング良く抜け出し、完璧な左足トラップからの体勢を崩しながらキーパーを脇を抜いて枠に収めるシュート。ザ・ストライカーと言えるゴールだった。

その後は集中力を高めて守り、いくつか決定機を作られたが組織立って守れていた。中を釣り出されないように締め、サイドはある程度自由に持たせながらもサイドハーフが下がって守備、ボランチも相手の動きを良く見て潰せていた。

疲れの見えた50~60分辺りにCBに隙が出来たのと、レオシルバが喰いつき始めた時に危ない感じはあったが、守備面では対策は立てられていたと思う。意志の疎通が見られたのは何十戦ぶりだろうか。

馬渡がまだ馴染んでいないぶんにも助けられた。昨年はあそこにエウシーニョだったから抑え切れなかったが、わずかに攻撃の手が緩むところがあってそこを抑え込めていた。

しかし、守備に体力を使わされたぶん、攻撃の精度は上がらず。内田のロングフィードはさすが経験値と思えたが、カウンターがシュートで終われないのは問題。レオシルバのところがどうしてもワンテンポ遅れるか、パスがズレて終わる気がする。永木のプレーは冴えていた。

疑惑のジャッジは永木のFKを町田がドンピシャのヘッドで合わせて叩き込んだシーン。オフサイドの位置でキーパーの前に立っていた土居が、プレーに関与してキーパーにファウルしたという判定でゴールを取り消されたが、納得はいっていない。

確かに土居とキーパーは接触したが、だったらあのくらいの接触は全てキーパーチャージを取るのか? だとすればセットプレーでキーパーの前に攻撃側が選手を置いた場合、キーパーが動き出してその選手に当たったら全部ファウルになる。(というかオフサイド?)

じゃあこれから、他も全部取れよ?

結果1-1の引き分けになり実質勝ちと思っているが、試合後の中村と鬼木のインタビューでは「勝ち切らないといけなかった」と、勝てると思っていたコメントだった。

疑惑のジャッジを当然のように受け入れているところに、川崎の審判の優遇を感じる。前節の奈良のハイキックも2枚目のイエローで退場であってもおかしくなかった。いつかまとめて帳尻が合うことを願っている。

采配については珍しく妥当かと。手持ちのカードと、出場選手の頑張り具合を見れば仕方ない。

安部はこのくらいのものか? 家長に子供扱いされていたし、シュートも枠に飛ばない。ドリブルでDFもはがせないし、期待を込めて10番を背負ってこれでは寂しい。もっとキレを出して貰いたい。

伊藤は連続ゴールでチームを救ってくれてMyMVP。もう1点取ってチームを勝たせてくれたら最高なのだが、守備の負担も半端ないのであまり強くは言えない。怪我が心配なので、鈴木のように使い潰さないように休ませながら起用して貰いたい。

クォンスンテも落ち着いてセービングしてくれてMVP同等の活躍。終盤のシュートラッシュを弾き返してくれて勝ち点1をもぎ取れた。

犬飼はフィードを含めて良くないが使い込んでいくうちに慣れてくるタイプなのか、町田と共に経験を積んで欲しい。個人的には関川も積極的に使っていくべきと思っているが。

怪我で離脱のチョンスンヒョンは休みもなかったし、いい機会なので2週間くらいのオフを与えて帰国を許可してもいいのではないだろうか。

欲を言えばカウンターで仕留めて(というか取消がなく)勝ち点3が欲しかったが、川崎相手にアウェーで勝ち点1は上出来。守備に方向性が見えたことも良かった。

ただ、これが続くかどうかは今までからして疑問ではあるが、まずは連敗にならずに済んだことを良しとしておく。

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(以下、個人的まとめ)
【2019第2節 3/1(土)】(等々力陸上競技場19:03KickOff川崎/23,927人/晴)
【スコア】川崎 1-1 鹿島 (前1-1 後0-0) (S 18-5)
【主審】佐藤隆治(主審)、中野卓、武田光晴
【得点】
(川)前09分 FK中村 1右
(鹿)前21分 内田↑伊藤 2右
【警告】
(鹿)安西1(前38分)、安部1(後23分)
(川)大島1(後21分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 内田 犬飼 町田 安西
MF レオシルバ c永木 土居 安部→71山口
FW セルジーニョ→84金森 伊藤→90+4三竿
【サブ】曽ヶ端 ブエノ 三竿 名古 遠藤 山口 金森
【監督】大岩剛
【MyMVP】伊藤(1)
【DAZN】2クルクル、最大10秒、フリーズ1回(サインアウト1回)

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